エンドブレイカーの戦い⑬〜灼熱とトンカチ拳銃
●11の怪物『ウガルルム・ザ・グランギニョール』
「どうだババア! 11の怪物と合体してめっちゃエロくなったぜ!」
『脱いだだけだろ。あたしも強くなってるが、体がトンカチのままなの何とかならんかね』
「確かに、強いババアの持ち腐れだな……ひらめいた!」
『いやいいよ。エリクシルは、あたしの体にするには脆すぎる。それよりは』
「まあ順当に、グリモアベース探索災魔の研究を続けるか!」
『ああ、こちとらそれができれば勝ちだからね。問題は猟兵だが』
「あたしとババアとウガルルム! うーん、全員全力で成功率48%ってところか?」
『悪くないね。奴らが来るまで研究を続け、来たら死力を尽くすとしよう』
●グリモアベース
「『ウガルルム・ザ・グランギニョール』との決戦に挑んで下さい」
額の角で頭巾を押し上げる破戒僧の羅刹、朝倉・くしな(鬼道羅刹僧・f06448)が君達を迎え入れる。
敵は11の魔物「ウガルルム」と、オブリビオン「グラン・ギニョール」が合体した姿で、かつてのアルダワ魔王戦争で行っていた宝石災魔を筆頭に、今もなお『グリモアベースを直接狙う攻撃』を研究している。
早急に倒さなくてはいけない相手だろう。
「しかし相手はまごう事なく強敵です。しっかりと対策を練って挑んで下さい」
素のグラン・ギニョールは36世界に並ぶ者のない程の暗殺能力を有している。
その上で、ウガルルムの放つ「世界破壊の灼熱」に紛れ、敵対者の五感を完全に潰した上で慎重に襲いかかってくるのだ。
「更に厄介なのは相手の武器です」
グラン・ギニョールの持つ「老女の声で喋るハンマー」は、自在に「超重量・超破壊力のハンマー」と「無数に分裂し、無限に弾丸を放つ拳銃」の二つの形態に切り替える事が出来る。
遠近共に隙のない戦いを繰り広げる形態変化に対応できない限りは、ウガルルム・ザ・グランギニョールに勝つことはおろか、傷一つを与えることすら困難だろう。
「明らかに強敵。しかし、皆さんであればきっと勝利を掴む取ることができると信じています」
そしてくしなは背景をエンドブレイカーへと変えるのであった。
ナイン高橋
=============================
このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
1フラグメントで完結し『エンドブレイカーの戦い』の戦況に影響を及ぼす特殊なシナリオです。
=============================
ナイン高橋です。
エンブレは未プレイなので、そういう知識は使われても多分分かりません。
逆に言えば、OPと第六猟兵の世界設定にある以上は私も基本、知らないので
よく知らない人もガンガン来て貰って大丈夫です。
幹部戦ですが、先制攻撃はありません。
しかし、灼熱の光と熱による五感の喪失。そして遠近対応の武器の形態変化の両方に対応できなければ苦戦になりえます。
逆に言えば、以前よりも強くなった猟兵であればその二つへの対処があれば十分に勝機があるでしょう。
それでは素敵なプレイングをお待ちしております。
プレイングボーナス……「世界破壊の灼熱」による五感の喪失に対処する/敵の武器の形態変化に対応する。
第1章 ボス戦
『ウガルルム・ザ・グランギニョール』
|
POW : ウガルルム・リコシェ
【無数の拳銃】から発射した【致死量の「世界破壊の灼熱」を封入した銃弾】を、レベル回まで跳弾できる。跳弾回数に比例して命中率・致死率が向上。
SPD : ウガルルム殺戮劇場
【無数の拳銃の弾丸、または超重ハンマー】が近接範囲の対象に絶対命中する。元々の命中率が低いと威力減。
WIZ : ウガルルム・ハンマーインフェルノ
高速で旋回する【「世界破壊の灼熱」の渦】を召喚する。極めて強大な焼却攻撃だが、常に【ハンマーの回転】を捧げていないと制御不能に陥る。
イラスト:片吟ペン太
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
白石・明日香
プルンプルンさせやがって、嫌味か?嫌味なのか!?おのれぇ!!
五感が失われたら面倒だな・・・こうなれば奴と嘗て戦った経験を生かして第六感で奴の挙動を把握するしかないな・・・・・・
奴との戦いで得た戦闘知識を併用して攻撃のタイミングを読みハンマーの一撃は残像で撹乱し狙いを定めさせず弾丸の嵐は先制攻撃、範囲攻撃、鎧無視攻撃で弾丸諸共奴を吹き飛ばす!
間に合わない場合はオーラ防御、激痛耐性で耐えてやっぱり吹き飛ばす!
オレとて体には自信があるんだよ。全裸になれば決して負けは!!!
●
『どうだババア! 11の怪物と合体してめっちゃエロくなったぜ!』
『脱いだだけだろ』
「プルンプルンさせやがって、嫌味か?嫌味なのか!?おのれぇ!!」
白石・明日香(欠片が集う・f00254)はウガルルム・ザ・グランギニョールのエリクシルとなった事であれがあれあれしている部位を見て唸る。
『おお!来やがったか猟兵!』
『そりゃこんだけ騒いでりゃね』
そんなこんなでグランギニョールも明日香に気付くと戦闘態勢を取って来る。
同時に発生する世界破壊の灼熱!
「くっ!?」
凄まじい光と熱が明日香の五感を無力化してくる。
そして36世界中でも最高の暗殺能力を持つグランギニョールがこの光の中で駆けてくるというのだ。
「五感が失われるのは面倒だな……」
耳も、目も、肌の感覚も何も分からない。
グランギニョールが攻撃してくるのは予知で知ってはいるが、この状態ではいつ何処から来るかはわからないだろう。
「こうなれば奴と嘗て戦った経験を生かして第六感で奴の挙動を把握するしかないな!」
明日香は以前戦った戦闘知識を元に攻撃のタイミングを読んで敵の攻撃を残像を出すような動きで攪乱して回避……。
「ウボーッ!?」
『いや身体自体がエリクシルに変わってんだから前と同じ動きするつーか出来る訳ねーだろ』
致死量の「世界破壊の灼熱」を封入した銃弾を回避した方向に跳弾させられた明日香はものの見事に吹っ飛んでいた。
……が。
「そこかぁぁぁ!」
オーラ防御と激痛耐性で耐えた明日香は身を切って攻撃してきた相手にユーベルコードで反撃する。
「オレとて体には自信があるんだよ。全裸になれば決して負けは!!!」
『なってみせろやわれぇぇぇ!』
大地噴出陣(ダイチフンシュツジン)で衝撃波を敵の真下から吹き出し吹っ飛ばすのであった。
大成功
🔵🔵🔵
アリス・セカンドカラー
おまかせプレ、汝が為したいように為すがよい。
妖刀『薄墨爛漫桜』を構えて、深い集中力で|体感時間を引き伸ばす《瞬間思考力、戦闘演算、早業先制攻撃》。己の|才能《パフォーマンス》を最大限に引き出す|神憑り《降霊》の境地へといたるわ。
|武器を振るう腕の間合い、胴を入れる腰の間合い、踏み込む脚の間合い、走り込む歩の間合い。この間合いの内は私の領域、五感を喪失しようと手に取るように把握できるわ。《多重詠唱拠点構築結界術、心眼、気配察知、第六感、情報収集、情報伝達、索敵》。
無数の銃弾には無数の|花弁《刃片》で対応し|細かく切り刻み《ハッキング》ましょう。
ハンマーには剣戟結界術の連続コンボで迎え撃つわ。
●
ウガルルムの放つ「世界破壊の灼熱」が戦場全体を灼き真っ白に染め上げる。
この光の中ではアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の混沌魔術師艶魔少女・f05202)もまた五感を潰されてしまった。
「刀型東方妖怪、妖刀『薄墨爛漫桜』。無数の結界刃で形成された刃は変幻自在、そして薄墨色の刃片が舞う姿は桜吹雪の如し」
そんな灼熱の中で、アリスは妖刀『薄墨爛漫桜』を具現化。
刀を構え、体幹時間を引き延ばすような深い集中力で周囲へと神経を張り巡らす。
武器を振るう腕の間合い、胴を入れる腰の間合い、踏み込む脚の間合い、走り込む歩の間合い。
例え五感を失おうとも、この間合いの内はアリスの領域。
それは己の|才能《パフォーマンス》を最大限に引き出す|神憑り《降霊》の境地へと至る程であった。
『ウガルルム殺戮劇場の開幕だぜーっ!』
そして光の中からウガルルム・ザ・グランギニョールが無数の拳銃の弾丸と共に飛び込んできた!
「見えたわ!」
高い集中状態だったアリスはその攻撃に即座に反応。
無数の結界刃で形成された刃を|花弁《刃片》として分離させると放たれた銃弾を細かく斬り刻む。
そして拳銃から変形したハンマーには残した刀身で迎え撃つ。
「絶対命中するなら、全て斬り落とせばいいのよ!剣戟結界術!」
『おおおっ!?まじかよっ!?』
暗殺攻撃を防がれたグランギニョールの虚を突き、アリスの連続コンボは大ダメージを与えるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ハロ・シエラ
成功率48%。
やろうとしている事を考えると見逃せませんね。
この状況で私が勝てる確率はそれより低いかも知れませんが……やれるだけやってみましょう。
私の場合、五感を奪われるなら【第六感】に頼るしかありません。
触覚を奪われる前に、せめてサーペントベインを握り締めて戦う準備を整えておきましょう。
今回はなるべく身軽に、ダガーと手袋があれば上着などは先に脱いでおきます。
敵の攻撃はどうせ必中、最短距離で突っ込んでもリスクは変わりません。
【オーラ防御】と手袋のバリアによる【盾受け】で銃弾の威力を軽減しながら【激痛耐性】で耐えながら進み、ハンマーでの攻撃を受ける前に一撃入れてやります。
とにかく全力で走ります!
●
「成功率48%。やろうとしている事を考えると見逃せませんね」
ウガルルム・ザ・グランギニョールの目的はグリモアベース攻撃の研究。
ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)はそんなことはさせる訳にはいかないと戦場へと転移してきた。
「くっ!?これがウガルルムの放つ"世界破壊の灼熱"ですか!」
その灼熱は戦場内にいる猟兵たちの視覚も、聴覚も、嗅覚も、五感を全て奪う取る!
そしてこの光の中を、36世界最高峰の暗殺能力を持つグランギニョールが仕掛けて来るのだ。
「この状況で私が勝てる確率はそれより低いかも知れませんが……やれるだけやってみましょう」
剣士であるハロが五感を奪われてしまえばもはや最後は【第六感】に頼るしかない。
そう結論付けたハロは呪われし短剣サーペントベインを握り締め覚悟を決めるとその場で上着などを脱ぎ捨てる。
(敵の攻撃はどうせ必中、最短距離で突っ込んでもリスクは変わりません。ならば、手袋のバリアと武器。それ以外は身軽にしておきます!)
そしていつ敵が来てもいいように集中していれば、遂にその時が来た。
『ウガルルム殺戮劇場の開幕だぜーっ!』
光の中からウガルルム・ザ・グランギニョールが無数の拳銃の弾丸と共に飛び込んできた!
「ぐっ!?」
声や気配を感じ取ったわけではない。
だが銃弾が当たれば、灼熱に晒された表面上ではない部分であれば痛覚はある。
「方向さえ分かれば!」
そして銃撃を受けた事で敵の方向を察したハロは、とにかく敵が次の行動に行くよりも早く。
場所を動かれたりハンマーの攻撃に移る前に一撃を入れようと走る!
「捉えられないほど、疾く!スネイクバイト!」
『いっ!?』
その間に当然ある銃弾はオーラ防御とバリアで弾いて威力を軽減させて耐えながらハロは腰だめにしたサーペントベインをグランギニョールに突き刺すのであった!
大成功
🔵🔵🔵
穂村・耶子
見えない、聞こえない、感じることもできない、か……
でも、迂闊にそういう力を使うと後悔するって教えてあげるよ
先制攻撃をして来ないなら、こっちが先にUC発動
五感喪失の状態異常を、全部相手に反射する
これで僕は五感を回復、相手の方が『見えない、聞こえない』状態になるから、こっちの位置だって特定できないはず
形態変化する武器は、どっちの形でも近接範囲の敵にしか命中率100%にならないなら、近づかなければいいだけだよ
こっちの居場所が分からないんじゃ通常攻撃で狙いも定められないし、感覚ない状態で下手にめくら撃ちしたら自分に誤射しちゃうかもよ?
相手の死角にそっと回り込んで、頭や胸元目掛けて全力で刀をブン投げよう
●
「見えない、聞こえない、感じることもできない、か……」
世界破壊の灼熱を受けた穂村・耶子(甘党残念剣士・f35497)は光の中で全ての五感が無力化されていた。
今回の敵、ウガルルム・ザ・グランギニョールは戦場全体を灼熱で焼いて五感を奪い、その上で本体であるグランギニョールが暗殺攻撃を仕掛けて来るという完璧に殺害を行うようなコンボを仕掛けて来たのだ。
厄介な能力は猟兵であったも厳しい戦いを強いているのであった。
「でも、迂闊にそういう力を使うと後悔するって教えてあげるよ」
しかし耶子は冷静に己のユーベルコードを発動する。
「搦め手なんかで勝てると思わないことだね。秘剣、呪影逆写し!」
それは状態異常や行動制限を受けると自動的に【刀身に相手の姿を写し出す秘剣】が発動し、その効果を反射する能力。
耶子の受けた五感の喪失をそっくりそのまま、グランギニョールへと反射する。
『うげっ!?ババァ!?何も見えねぇしなんも聞こえなくなったぞ!?』
『馬鹿だねぇ、あんたがやった攻撃を反射されただけだろ?ってこの声も聞こえてないか』
ユーベルコードで状態異常を全て押し付けた耶子には、ハンマー相手に騒ぐグランギニョールが見えていた。
「僕もさっきまで五感を喪失してたからわかるけど、それじゃこっちの位置は特定できないはず」
ぶんぶんとハンマーを振り回すグランギニョールだが、絶対命中の能力は近接範囲にまでしか反応しない。
「なら、近づかなければいいだけだよ」
拳銃も下手に跳弾が自分に跳ね返るか分からない状態では使用できないだろうと、耶子はそっと身を伏せながら相手の死角に回り込む。
「てりゃ!」
そして相手の胸元目掛けて刀を全力投球!
『ぐべっ!?そこかぁ!』
完全な奇襲でウガルルム・ザ・グランギニョールにダメージを与え、。そして攻撃にすぐさま反応してきたのでさっさと逃げるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
凄まじい相手ですが、何とか?
『FAS』で浮遊、『FMS』のバリアと『FLS』の空間歪曲障壁で全周を覆い、【曝潭】を発動しますねぇ。
『FBS』に『魔力ソナー』を付与、五感以外の『魔力感知』とソナーの機構で相手の居場所や行動を察知可能にしますぅ。
武器の形態の内『拳銃』は、【リコシェ】の強化で威力は有ってもサイズは拳銃弾の範囲、『FLS』に機能強化を施し歪曲させ遮断、掠める程度ならバリアで防ぎましょう。
『槌』の攻撃は『瞬間移動』で退避、射程外に移動しますぅ。
後は、残る攻撃用『祭器』全てに『ホーミング能力』と『威力超強化』を付与、後の大量の『反動』は気にせず全力で叩きますねぇ。
●
「凄まじい相手ですが、何とか?」
全ての五感を奪う「世界破壊の灼熱」が戦場全体を覆い、そしてその光の中を36世界でも最高峰の暗殺能力を持つグランギニョールが隠れて奇襲を仕掛けて来る。
そんな恐ろしき相手だが、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)には作戦があった。
「大いなる豊饒の女神の使徒の名に於いて、恩賜の密やかなる真を此処に。曝潭(ヒレキサレシシンセイ)」
3対のオーラの翼で浮遊し、バリアと『FLS』の空間歪曲障壁で全周を覆ったるこるはユーベルコードを発動。
乳白色の輝きで己の装備品たる祭器を超強化すると事前に組んでおいた索敵機能を起動する。
「五感を潰されてしまうのであればぁ、五感以外の方法。『魔力ソナー』で相手の居場所や行動を察知しますぅ」
そして放つ魔力のオーラ……にすぐさま反応あり!
『おらおらぁ!ウガルルム・リコシェだこらぁ!』
無数の拳銃から放たれる致死量の「世界破壊の灼熱」を封入した銃弾が空に浮かんで目立つるこるに既に集中していたのだ。
しかも跳弾が四方八方から迫って来る!
「あうぅ」
空間を歪曲させ銃弾を反らそうとするも魔力ソナーではどうしても反射からの検知となり反応が遅れ気味になる。
バリアで防いで見ているがその全てを防げるまでは至っていない。
『んでもってハンマーチャァーンス!』
そこにグランギニョールがバリアを砕こうとハンマー形態に武器を変化させて飛び込んで来る。
「いえ、このチャンスを待っていましたぁ」
反応を検知したタイミングでるこるはここで瞬間移動の能力を発動。
一瞬で射程外に退避する。
そして反転。砲身を一斉に自分が元居た場所に向ける。
「今ですぅ!」
素早い動きで移動するグランギニョールはソナーで見つけて狙いを定めるのは困難。
故に、敵が必ず来る座標……つまりるこる自身のいる場所に誘い込んだのだ。
『うおっ!?まじかよしまった……』
「反動は気にせず全力ですぅ!」
るこるの砲撃が一斉にグランギニョールへと撃ち込まれるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
またあのおっぱい様が出ただと!
あの時のリベンジだな!今度こそ彼奴のおっぱい堪能してやるぜー!
って五感喪失だと!?ふざけんなー!?
「ご主人サマ!泣かないで…メルシーも悲しい…わーん!」
(慟哭するアホアホ主従)
機神搭乗
対五感と武器
【戦闘知識・情報収集・電撃】
機体と精神と魔力をリンク
電磁波を広げ敵の位置を察知
各感覚も代用
赤外線
魔力
他センサーも駆使し
【属性攻撃・迷彩】
「君達ばかりかくれんぼはズルいぞ☆」
光水属性を機体に付与
光学迷彩と水の障壁で匂いや音も隠蔽
【弾幕・スナイパー・念動力】
UC発動
超絶速度で飛び回りながら砲撃兵装で念動光弾を乱射し対抗
【二回攻撃・切断】
鎌剣で襲い連続斬撃を叩き込む!
●
「またあのおっぱい様が出ただと!あの時のリベンジだな!」
『ご主人サマ!しかも前よりめっちゃエロくなったって聞いたよ!』
「よし!今度こそ彼奴のおっぱい堪能してやるぜー!」
カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)とメルシーはウガルルム・ザ・グランギニョールの出現の報を聞き転移してきた。
そして灼かれるウガルルムの放つ「世界破壊の灼熱」。
カシムとメルシーの五感は奪われた。
「って五感喪失だと!?ふざけんなー!?』
『ご主人サマ!泣かないで……メルシーも悲しい……わーん!』
慟哭する主従であった。
「こ、こうなったら仕方ない。メルシー!」
『よーし、メルシー頑張っちゃうよー!』
眼でも愛でられず触っても分からず匂いも感じ取れないのであれば仕方ない。
若き青春のおっぱいを諦めたカシムは、メルシーを本来の姿、キャバリア界導神機『メルクリウス』へと戻すとそのコクピットに搭乗する。
「流石にキャバリアの内部なら灼かれることはない!」
『メルシー頑張っちゃうよー!』
機体と精神と魔力をリンクさせるカシム。
メルクリウスも当然、世界破壊の灼熱の影響を受けるが光や音による外部への探査が出来ないだけだ。
電磁波や赤外線は灼熱の光に飲まれるので探査可能な範囲は極僅かでしかなかったが、魔力センサーは生きている。
『おおっ!?すげーメカじゃーん!殴りがいがあるぜー!』
そこにウガルルム・ザ・グランギニョールが多数の銃弾と共にメルクリウスの元に現れた!
その攻撃は絶対命中!
近接範囲にある限り、36世界の中でも最高峰の暗殺能力を持つグランギニョールの急所狙いの攻撃がメルクリウスの装甲の隙間を狙って機器系統を狙ってくる。
『わわっ!?ご主人サマーっ!』
「加速装置起動……メルクリウス……お前の力を見せてみろ……!」
反応を見たカシムはすぐさまユーベルコードを発動。
メルクリウスの速度を3倍に上げて超絶速度で飛翔する!
『うげっ!?飛べるのかよ!?』
「絶対命中は近接範囲でないと無意味!それなら空中から一方的にやるまで!」
そして離脱した瞬間にメルクリウスの表面に光水属性を機体に付与すると光学迷彩と水の障壁を這って世界破壊の灼熱の中に逆に潜り込む。
『君達ばかりかくれんぼはズルいぞ☆』
「おっぱいが手に入らないなら、全力で安全策だぁー!メルクリウス、一斉発射!」
『了解だよご主人サマ!』
そして先程まで自分たちのいた地点を目掛けて超絶速度で飛び回りながら砲撃兵装で念動光弾を乱射!
とにかくグランギニョールがいそうな場所をどかどか撃ちまくる!
『暗殺者相手に面制圧とか最悪すぎるだろぉ~!』
『こりゃあんたが間抜けだっただけさ』
そして度重なる猟兵たちの攻撃が重なり、遂にウガルルム・ザ・グランギニョールを撃破するのであった。
ミッションコンプリート!
大成功
🔵🔵🔵