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祭り屋台と夏色花火

#UDCアース #ノベル #猟兵達の夏休み2023

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#猟兵達の夏休み2023


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ロリータ・コンプレックス
【TJK】杏平様&スコグルたん様と
【アドリブアレンジ歓迎】
UDCアース日本定番の神社境内の夏祭りで屋台回りをした後、同時開催の湖畔の花火大会を鑑賞。

アヤメの模様の浴衣に簪て髪を纏めておしゃれしてくよ。
屋台はいくつ制覇できるかな。猟兵のお仕事は高報酬だしこういう時に使わないとね!

お?射的?やろやろ!
……え?当たっても倒れないんだけど……玉の詰め方が甘いのかな?く、なら速射はどう!?揺れてる内に2発目を……!外れたー!?
お!?スコグルたん様すごい!いくつ取れたー?
ロリータちゃんは……5000円使ってチョコボール一1箱。……割に合わない気がする……

お、綿飴だー!綿飴ってふわふわでかわいいよね!とても不思議!もふもふだー。(顔埋めもふり)……うぁーなんか顔がベトベトする。
ふわふわしてるとついもふりたくなるよね。

他にもかき氷食べて舌の色見せ合いっこはお約束よね!

湖で花火大会あるみたいだよ?
おー!湖面に反射して綺麗!空と湖で二重に楽しめる!たーまやー!
ふふ、杏平様は何考えてるのかなー?彼女と一緒に見たかったなーとかそんな事思ってたり?
スコグルたん様は人間の文化は楽しめたかしら?ふふ。


駒城・杏平
【TJK】アドリブアレンジ歓迎、名前、呼び捨て

スコグル(f32014)とロリータ(f03383)と一緒に
UDCアースにある、日本定番の神社境内の夏祭りに行くよ

祭りなので緑色で朝顔柄の浴衣着てお祭りに行くよ
似合ってるかな?
皆も浴衣似合ってるよ、可愛いね。

射的?やってみるよ
…当たるかな?…あ、外れた…
次こそは…ん-…
あ…あれ?倒れた?よくわかんないけどラッキー

ロリータはどうだった?
僕は何とか一つ取れたよ、猫のぬいぐるみが…
おぉースコグルすごいね…プロだね

…ロリータ何やってるの?
なんで綿飴に顔を埋めてるの?
ハンカチいる?

花火大会やってるの?じゃ、行ってみようか
ほんとだー湖に映ってる!空と湖で二重に楽しめるね。
綺麗だね…。
…ん?何を考えているかって?
彼女のことは考えてるけど…詳しくは…
ふふふ…内緒だよ


スコグル・ノルン
【TJK】
友人(杏平さん(f05938)、ロリータさん(f03383))と、三人でUDCアースのよくある感じの神社の夏祭りへ

●性格
バトルマニアで、契約や法といった約束事が好きな悪魔です
浴衣はお任せします、特に描写なくても構いません

●行動
アドリブアレンジ歓迎

全体的には文化を興味深そうに観察する形
これがこの土地の神への祭典…。感謝を捧げ、共に楽しむ事で関係を良好なものに保つといったところでしょうか。なるほど

ところで神に戦いを捧げる催しもあったりしますか? あれば参加したいのですが。
ないですか…そうですか…(ちょっとしょんぼり)

射的…?ふむふむ、この銃を模した祭具で獲物を落すと
つまり戦闘や狩りを模した儀式ですね、やりましょう

この形状と大きさは空気の抵抗が強いですね…弾道と速度は…(とブツブツ言いながら、二射目から感覚を掴んで当てていく)
最終的にお菓子を二つ、大き目の山羊のぬいぐるみをひとつゲット
お菓子は杏平さんとロリータさんにあげましょう

あとは二人の隣をちょこちょこついていって同じものを飲み食いして花火を鑑賞
表情はほぼ変わってないけれど、賑やかさを静かに楽しんでいます
花火は「戦場でも景気づけに上げますが、こちらはより美しいですね」という感想
祭りや花火に、楽しませたい、楽しみたい、という芯があるのを感じています



 聴こえる祭囃子に誘われて、真っ赤な鳥居を並んで潜れば。
 境内を彩るのは、沢山の提灯や並ぶ屋台、人々の賑やかな声。
 いつもは邪神とか眷属とかをコロコロする活動をしていたりなんたりしているJK団だけれど。
 今日は夏祭りを楽しむべく、UDCアースの神社へと赴いていた。
 そして、日本定番の夏祭りだから。
「似合ってるかな?」
 駒城・杏平(銀河魔法美少年テイルグリーン・f05938)が纏うのは、浴衣。
 緑地に咲く柄は朝顔の花。いつものリボンは勿論、その両脇にも朝顔が咲いて。
 そんな朝顔輝く和の彩りは、くるりと回ってみせる彼によく似合っている。
 そしてロリータ・コンプレックス(死天使は冥府で詠う・f03383)も、夏のお洒落を目一杯楽しんで。
 ちょっぴり淑やかなアヤメの模様の浴衣に。纏めた髪を飾るのは、ゆうらり揺れる藤の花と玉の簪。
 そして、静かに視線を巡らせつつも。
「これがこの土地の神への祭典……」
 ふたりの横をついて行くスコグル・ノルン(気ままな戦乙女の悪魔・f32014)も、黒地に赤薔薇咲く浴衣姿。
 杏平はそんな三人三様、いつもとは違う装いを楽し気に眺めて。
「皆も浴衣似合ってるよ、可愛いね」
「屋台はいくつ制覇できるかな。猟兵のお仕事は高報酬だしこういう時に使わないとね!」
 祭りを楽しむ準備は万端、いざ屋台巡りへ!
 そして、感情の起伏が小さいタイプではあるけれど。
「感謝を捧げ、共に楽しむ事で関係を良好なものに保つといったところでしょうか。なるほど」 
 この地の文化を興味深そうに観察しながら歩くスコグルは、きょろり。
「ところで神に戦いを捧げる催しもあったりしますか? あれば参加したいのですが」
 探してみるのは、夏祭り奉納バトル……!?
「戦いを捧げる催しは……ないんじゃないかな」
「ないですか……そうですか……」
 そんな戦いの催しはなさそうで、スコグルはちょっぴりしょんぼりしちゃうけれど。
 コロコロイベントのかわりにロリータが見つけたのは。
「お? 射的? やろやろ!」
 景品が並ぶ、射的屋台!
「射的……?」
 スコグルはこてりと首を傾けつつも、じいと射的を観察してみれば。
「ふむふむ、この銃を模した祭具で獲物を落すと」
 ……つまり戦闘や狩りを模した儀式ですね、やりましょう、と。
 こくりとひとつ頷いて、得物を早速手に。
「射的? やってみるよ」
 ……当たるかな? なんて、杏平も狙いを定めてみれば。
 まずは皆揃って、一発目!
 刹那、ロリータの弾が景品にびしっと大当たり!
 ……したはずなのに。
「……え? 当たっても倒れないんだけど……」
 ゆらゆら揺れるだけで倒れません。
 そして杏平の弾は。
「……あ、外れた……」
 狙いから外れてしまいました。
 けれど勿論、再チャレンジ!
「……玉の詰め方が甘いのかな? く、なら速射はどう!?」
 揺れてる内に2発目を……! と。
 不安定なお菓子箱へとニ射目を放つロリータだけれど。
「外れたー!?」
 気が急いたのか、当たりません……!
 そして杏平も再び銃を構えて。
「次こそは……ん―……」
 ――びしっ、こてん。
「あ……あれ? 倒れた? よくわかんないけどラッキー」
 実はその隣を狙っていたのだけれど……倒れたもん勝ちです!
 そんなふたりが、苦戦気味ながらも射的に勤しんでいる中。
 まず放った初射は、あくまで試し撃ち。
「この形状と大きさは空気の抵抗が強いですね……弾道と速度は……」
 スコグルはそう得物の特性や撃った時の手応えを確かめ、改めてすちゃりと構えて。
 ――びし、どしゅっ……ぱた、こてっ。
 二射目から感覚を掴んで、正確に当てていきます!
 そんな景品スナイパーと化したスコグルに。
「お!? スコグルたん様すごい! いくつ取れたー?」
「おぉースコグルすごいね……プロだね」
 ロリータと杏平は感心しつつも、一緒に引き続き、びしびしっ。
 そして――その戦果は。
「ロリータはどうだった? 僕は何とか一つ取れたよ、猫のぬいぐるみが……」
「ロリータちゃんは……5000円使ってチョコボール――1箱」
 ……割に合わない気がする……。
 そう遠い目をするロリータの手にちまっと乗っているのは、ある意味超高級なチョコボールが1箱。
 杏平の手には、運良く倒れた猫ぬいぐるみが。
 そして、スコグルはというと。
 最終的にお菓子二つ、大き目の山羊のぬいぐるみをひとつという、上々の戦果。
 だから大きな山羊さんを抱えつつも、お菓子はふたりにお裾分け。
 それから次は、屋台グルメを食べ歩き。
「お、綿飴だー! 綿飴ってふわふわでかわいいよね! とても不思議!」
 ロリータは早速ひとつ、ふわふわレインボー綿飴を買ってみて。
 じいと見つめた後――もふもふだーと、もふりっ。
 綿飴の中に、ぽふりと顔を埋めてみました……!?
 いえ、確かに綿飴はふわふわですけれど。
「……うぁーなんか顔がベトベトする」
「……ロリータ何やってるの? なんで綿飴に顔を埋めてるの?」
 そんな予想斜め上な行動に瞳を瞬かせながらも、ハンカチいる? と。
 べたべたレインボーな顔の彼女へと、そっとハンカチを差し出す杏平。
 そして甘くなった顔を拭きながらもロリータは紡ぐ。
「ふわふわしてるとついもふりたくなるよね」
 わかる気はするけれど、でも綿飴ダイブはやっぱりわかりません。
 それからも、かき氷を買っては、シロップの色に染まった舌を見せ合いっこしたり。
 金魚やヨーヨーやスーパーボール掬いにもチャレンジしてみて。また苦戦するロリータと杏平を後目に、スコグルがハンターと化したり。
 数字合わせのくじをめくってみれば、ピカピカ光るお揃いカチューシャをゲット!
 さらに、林檎飴にチョコバナナにたこ焼き……目一杯、屋台を巡って。
「湖で花火大会あるみたいだよ?」
「花火大会やってるの? じゃ、行ってみようか」
 湖畔で催される花火大会を鑑賞することに。
 そんなロリータと杏平と同じものを飲み食いしつつ、二人の隣をちょこちょこスコグルもついていって。3人並んで座って、天を仰げば。
「おー! 湖面に反射して綺麗! 空と湖で二重に楽しめる!」
「ほんとだー湖に映ってる! 空と湖で二重に楽しめるね」
 ――たーまやー!
 夜空と湖面に鮮やかに打ち上がって咲く、夏の花。
 そして、次々と上がる花火を見つめながら。
「綺麗だね……」
「ふふ、杏平様は何考えてるのかなー? 彼女と一緒に見たかったなーとかそんな事思ってたり?」
 呟きを落とした彼へと、そうロリータが笑み向ければ。
 悪戯っぽく訊ねる彼女へと杏平も笑んで返す。
「……ん? 何を考えているかって? 彼女のことは考えてるけど……詳しくは……」
 ――ふふふ……内緒だよ、って。
 そしてやはり、表情は変わらないように見えるけれど。
 ロリータは再び笑み宿す。
「スコグルたん様は人間の文化は楽しめたかしら? ふふ」
「戦場でも景気づけに上げますが、こちらはより美しいですね」 
 こくりとそう頷いて返す、満足そうな隣の彼女の様子に。
 そしてスコグルは見上げる紫の瞳にも大輪の花を咲かせる。
 祭りや花火に――楽しませたい、楽しみたい、とそんな芯があるのを感じながら。
 でも、そう思うのはきっと。
「わ、綺麗で大きい! たーまやー!」
「おぉーすごいね、たーまやー」
 鮮やかな夏の光を共に眺める、隣のふたりと一緒だから。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2023年08月13日


挿絵イラスト