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【夏休み】潮騒の会

#コイネガウ #夏休み #初年度の八月分シナリオ #プレイング受付は8/1(火)の午前8:31から

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#コイネガウ
#夏休み
#初年度の八月分シナリオ
#プレイング受付は8/1(火)の午前8:31から


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●注意
 当依頼は、PBWアライアンス『コイネガウ』からのシナリオです。
 PBWアライアンス『コイネガウ』の詳細を以下でご確認お願いします。
 公式サイト:(https://koinegau.net)
 公式総合旅団:(https://tw6.jp/club?club_id=4737)



 常夏の島である、希島に暮らす学生たちにも、夏季休業は存在する。
 |何時《いつ》の時代も、長期間の休暇ほどに、学生たちの心を沸き立たせるものは無い。
 終業式の日。国立希島学園の生徒たちは、|振鈴《チャイム》の響きと同時に歓声を上げて、若さ故の活力を|迸《ほとばし》らせた。
 今年も、また、長く楽しい夏季休業が始まる。
 それは、学生たちが思いのままに青春を謳歌する、若者たちが主役の日々の始まりであった。



『|潮騒《しおさい》の会、会員募集のお知らせ』
『今年も、国立希島学園の夏季休業の開始に合わせて、潮騒の会の新規入会者を募集します』
『希望者は国立希島図書館司書、新妻和歌子まで』



「こんにちは。潮騒の会OGの新妻和歌子です。私が、今年の潮騒の会の案内人という事になっていますので。よろしくお願いしますね」

 新妻和歌子は、国立希島学園の裏サイトに掲載された、会員募集の文面を見て集まったという面々を前にして微笑みを浮かべた。

「潮騒の会は、もう二〇年以上もの歴史がある秘密結社――そう言うと大袈裟でしょうか。学園の先生達には内緒の|倶楽部《クラブ》活動です。とは言え、長く活動を続けていく中で噂が広まってしまったので。私の学生時代には、半ば公然の秘密という扱いにはなっていましたけれども。潮騒の会は、主に夏季休業中で生徒や教職員が居なくなった校舎の空き教室を使って活動しています。活動目的は思い出に残るような青春を謳歌する事になっています。その活動実態は、会員同士で羽目を外した遊びを愉しむと言いますか、会員同士で性行為を愉しむというものです。ほら。学生と言うのは、やっぱり、そういう事に興味があるお年頃ですからね」

 潮騒の会のOGと言う事は和歌子も学生時代に、そういう事に興味があった者の一人だろうか。
 和歌子は、入会希望者の問い掛けに対して、その頬を微かな朱色に染めた。

「ええと。まあ。ご想像にお任せしますね。でも。そういう事をしたいという興味や欲求は、否定されるものではないと思うんです。潮騒の会での活動を通じて、仲良くなって、交際するようになった人たちも多いですしね。OGの私としても、入会希望者の皆さんには思い出に残る夏季休業を過ごして欲しいと思っています」

 潮騒の会の会則は緩やかなものだ。
 相手の事情を詮索しない。
 相手の嫌がる事はしない。
 会の内部での事を外部に持ち出さない。
 ただ、これだけを遵守するのであれば、誰でも入会を許される。

「現在の潮騒の会には学園の生徒だけでなく、噂を聞き付けた学外の方も会員になっています。定期的に顔を出している、OBやOGの方もいますし。何でしたら、普段は学園で教鞭を執っている現役の教師の方も居ます」

 会員の誰もが素敵な青春を謳歌できる秘密の倶楽部活動。
 それが潮騒の会であると和歌子は言う。

「潮騒の会の会員に、本当に必要なものは一つだけです。自分の心に素直になること。それでは。入会希望者の皆様。こちらをどうぞ。学園の合鍵です。活動後には必ず返却してくださいね。勿論、悪い事に使ってはいけませんよ」

 和歌子の手から、学園の各種防犯装置を解除する、無地のカード・キーが、入会希望者へと渡された。
 これがあれば、夏季休業中の学園の中に、自由に出入りする事が可能になる。
 そこでは潮騒の会の会員たちと、思いのままの青春を愉しむ事が出来るだろう。

「それでは皆さん。ようこそ。潮騒の会へ。どうか素敵な出逢いがありますように」



 七年前。
 夏季休業を迎えた国立希島学園の空き教室の一つ。
 当時、学生であった新妻和歌子は、同級生の男子達の前で裸体を曝け出していた。
 普段は、制服で隠されている、豊満な乳房や尻肉の迫力に、男子たちが色めき立つ。

「驚いた。図書委員も、こういう事に興味があったんだ。本だけじゃないんだな」
「それに眼鏡を外すと、意外と綺麗な顔してるんだ。これなら愉しめそうだな。俺達に、どうして欲しいんだよ?」

 和歌子は、羞恥心に頬を染めながらも、手にした官能小説の内容を男子達に示して見せた。

「あの……この本の中の、女の子みたいにして貰っても良いですか……?」

 新妻和歌子。
 入学当時は、地味で真面目な面白味の無い少女と、誰からも言われた彼女の評価は、夏季休業中の潮騒の会での活動を通じて一変する。
 夏季休業明けには、廊下で擦れ違う男子生徒達の|悉《ことごと》くが、何かを思い出して前屈みになったという話もあるが、それも無責任な噂話の域を出ない。


黒猫白猫
 はじめまして。今回から『コイネガウ』にマスターとして参加させて頂きます。
 黒猫白猫と申します。よろしくお願い致します。

 コイネガウ第1作『潮騒の会』をお届けします。
 いきなり秘密結社と言いますか秘密倶楽部なるものを創作してしまいました。
 倶楽部の主な活動内容は色と欲に塗れた行為であり大層なものではありません。
 倶楽部の入会希望者である皆様には存分に愉しんで頂けたらと思います。
 希望通りのNPCと、或いは仲の良い方同士で。皆様の想像の数だけの出逢いと青春が待っています。

 今作は成人向けの描写を希望される参加者の意向に沿うように執筆させて頂きます。
 そのため苦手な方は参加を控えて頂くか、プレイングに成人向け描写を希望しない旨を記述して頂けると助かります。

 この物語が僅かでも皆様の楽しみになれば幸いです。
 それでは何卒、よろしくお願い致します。
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第1章 日常 『プレイング』

POW   :    肉体や気合で挑戦できる行動

SPD   :    速さや技量で挑戦できる行動

WIZ   :    魔力や賢さで挑戦できる行動

イラスト:YoNa

👑11
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

小野寺・一沙
誰彼構わず見境なし…っていうのも好きですけど、たまには望み通りのエッチのお相手も欲しいんですよね
だけど意外となかなか見つからないものなんですy7おね
でも、この場ならすぐに見つかりそう…・とっても素敵な催しですね…うふふ❤

立場も年齢も関係なく『童貞』の男の人をお願いします❤
無垢な年下の男の子、わたしをいつもエロい目で見てる同級生、ずっと年上の先生…みんなの初モノをわたしのおまんこにぶち込んでぇン❤

年下男子の初物おちんちん…さいっこぉ…❤
やぁん❤ 必死にへこへ動いちゃってカワイイ❤
いいんですよぉ、好きなように動いて…出したいときに思いっきり中に射精しちゃってください❤

同級生の子はわたしのこと、陰でレイプしたいって言ってたこと知ってますよ❤
ほらぁ…夢がかなったんですから、わたしを堕とせるようにもっと頑張って❤
いっち、に❤ いっち、に❤ …あっ、もう出ちゃった…くすくす❤

先生、今まで童貞だったんですね…いえ、笑ったりしませんよ?
長年溜めに溜め込んだ性欲、わたしの中で思いっきり発散させてください❤



 国立希島学園の生徒および教職員における|小野寺《おのでら》|一沙《かずさ》に対する評価は真面目な優等生というものだ。
 |長長《ながなが》しい黒髪と類い稀なる容姿。|楚楚《そそ》とした立ち居振る舞いには内心で憧れている者も数多く存在した。
 その一沙が今年から伝統ある秘密|倶楽部《クラブ》である|潮騒《しおさい》の会に参加したという噂が|真《まこと》しやかに語られた時、秘密倶楽部の活動内容に通じている者の多くは噂の内容が|出鱈目《でたらめ》であると判断して|一笑《いっしょう》に付した。
 しかし大勢の生徒や教職員の中の一握り――普段の学園生活の中では優等生という肩書きと、清楚なる|大和《やまと》|撫子《なでしこ》という仮面によって秘め隠されている一沙の本性を理解している者たちは、その噂の内容が真実である事を看破していた。
 小野寺一沙の性根を偶然にせよ必然にせよ理解する事が出来た者たちは口を揃えてこの様に語る――|曰《いわ》く、性欲旺盛。自由奔放。男を|漁《あさ》り|弄《もてあそ》ぶ|生粋《きっすい》の淫乱であると。
 夏期休業中の国立希島学園の校舎の一角に存在する空き教室のひとつ。|空気調節装置《エア・コンディショナー》の冷房機能により外気温よりも遥かに過ごし易い温度と湿度が保たれている教室の内部には、一箇所に集められた男たちの劣情が熱気と化して渦を巻いていた。
 中等部の生徒だろうと思える年頃の少年も居れば、既に成人しているであろう背格好の若者の姿も存在した。
 その場に集まっている男たちの誰もが期待と興奮に目を血走らせて、呼吸を荒くしていた。
 男たちの囲いの中心で、その視線を一身に集めているのは淫猥な下着だけを身に着けた格好の一沙だった。

(ふふ❤ 素敵な催しだと思ったから参加しましたけれども予想以上ですね❤ 誰彼構わずに見境なしのエッチも|勿論《もちろん》、大好きですけれども。偶には望み通りの相手も欲しいですから❤)

 一沙の望みの相手――潮騒の会での活動において彼女が希望した相手は、年齢や容姿、性格や立場といったもの以外の条件によって|篩《ふるい》に掛けられた者たちだった。
 まだ性交渉の経験がない男たち――○○である者たちを倶楽部活動の相手として希望したのである。

「あの。小野寺先輩……本当に、いいんですか……?」
「ええ❤ 構いませんよ❤ 私、こう見えても経験豊富ですからね❤ 今日は皆さんの初めてを、私のおま〇こで卒業させてあげますね❤」

 極度の緊張と期待とが|綯《な》い交ぜとなって言葉を震わせている下級生の少年からの問い掛けに、一沙は男たちの劣情を更に煽り立てる淫猥な娼婦の微笑みと共に返答した。
 一沙は自身の周囲に集まっている男たちの中から手近な距離に存在した少年を選び出すと、既に硬く|屹立《きつりつ》している股間の肉槍へと手を伸ばしていく。

「それじゃあ順番に……まずは貴方からですね❤ 中等部の岡崎君でしたかね?❤ 大丈夫です❤ 怖くありませんよ❤ ほら、見えますか❤ これが本物のおま〇こですよ❤ 皆さんも良く見てくださいね❤ 私のここ、さっきからエッチなお|汁《つゆ》でびちょびちょに濡れちゃってるんですよ❤」

 男たちの視線を一身に集めながら股を開いて、自らの指で淫猥な下着をずらして、布地の下にかろうじて隠されていた卑猥な肉孔を見せつける一沙の痴態を前にして、彼女に選ばれた少年の理性は千切れ飛んだ。
 |逞《たくま》しく反り返る肉の槍の先端を女の膣口に|宛《あ》てがうと、獣欲のままに腰を突き出した。
 一沙の肉孔は熱く潤いながら少年の肉棒を根本まで容易く咥え込むと、貪欲な締め付けをもって、少年に未知なる体験への感動と興奮と快感を同時にもたらした。

「う、あっ……! すごっ……! 熱くて、ヌルヌルして……! 小野寺、先輩……! あ、あっ……!」
「あぁんっ❤ すっ、ごぉいっ❤ 年下の男の子との、初物のおちん〇ん……やっぱり、最高っ……!❤ あっ、あっ❤ 必死に、腰を動かしちゃって……可愛いっ❤ いいんですよっ❤ 好きなように、動いて……あっ!❤ いつでも、好きな時に、射〇、しちゃってくださいねっ❤ あぁぁんっ!❤」
「はぁっ、はぁっ……! う、うぅ……! 先輩……! 駄目、僕、も……でちゃいそう、ですっ……! あ、あぁぁっ……!」

 異性との初めての交接に際して余裕などまるでなく、無我夢中で腰を動かした少年は、一沙が満足するよりも先に白濁した欲望を漏らしてしまう。
 時間にして僅か数分の体験ではあったが、初めての女体への吐精の快感に呆けている少年の体を、順番待ちをしている男の腕が強引に押し退ける。
 
「あら❤ 次は青山君ですか?❤ 知ってますよ……私のことレ〇プしてみたいって……そう言ってたんですよね?❤ いいですよ❤ 私のおま〇こ、貴方の欲望を吐き出すためのオナ〇ールにしてくださいねっ❤」
「くそっ、馬鹿にしやがって……! 教室じゃ、いつも澄ました顔をしてる癖によ……! お、俺のチ〇ポでいかせてやるぜ、この淫乱っ……! う、おぉっ……!」
「ふふ❤ ほら、頑張ってくださいね❤ いっち、に❤ いっち、に❤ ……あら?❤ この私のお腹の奥にびゅくびゅく出てるのは何でしょうね?❤ 私、まだ青山君のチ〇ポでいってませんけれど……漏らしちゃいましたか?❤ うふふ❤ じゃあ、また挑戦してくださいね❤ 今度は、本当にレ〇プしてくれてもいいですよ❤ それじゃあ……次は先生ですか?❤ 大丈夫です。笑ったりしていませんよ❤ それじゃあ、先生……教え子を相手に、長年溜め込んだ性欲、いっぱい発散しちゃってくださいね❤」

 奔放に性の饗宴を愉しむ一沙の欲望は底知れぬ沼のようでもあり、その場に集った男たちの青い欲望の|悉《ことごと》くを飲み干してもなお体力的な余裕があった。
 この日、下級生六人、同級生二人、上級生四人、教師一人の、実に一三人の男たちの初体験の相手として小野寺一沙の名前が心に刻み込まれたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

イリスフィーナ・シェフィールド
POW判定

……怪しげなサイトを見つけたと思い裏委員会の一員として確かめに来たのですけれど。
同意の上でそういう事をする場所でしたか……。
公然の秘密として長く活動してるようですし騒ぎ立てる必要はなさそうですわね。

でどうしましょうか、何もしないで帰るとか変な疑惑持たれそうですし。
考えてるとスポーツマン系男子生徒に声をかけられ。
騒ぎ起こしたくないので良いかとついていきます。

下着姿で拘束御主人様プレイがしたいと事でその程度ならと了承すると何故か驚かれ。
(以前部活取締りで軽くのされた部員で合法的にヤれると考えた模様)

黒下着に白のガーターベルト付ニーソックス姿で後ろ手に拘束されて足枷も装着すると
口での奉仕を要求され口に含むと激しく動かれ口に吐き出されます。
その後は騎乗位で大きなイチモツで貫かれ満足されるまでまで相手をすることに。
裏委員が拘束プレイ好きなド変態だったとはとお別れに。

……もしかしてわたくしの嗜好って一般的でない。
あちこちの世界でそういう経験ばっかりで普通と思っていたのですけど……ええ。



 イリスフィーナ・シェフィールドが国立希島学園の裏サイトに掲載された|潮騒《しおさい》の会の新規会員募集の文言を発見したのは偶然の出来事だった。
 裏委員会の一員としては|如何《いか》にも怪しげな秘密|倶楽部《クラブ》の実態を把握しておく必要があると考えたイリスフィーナは、その手段として、自身もまた潮騒の会員になるという道を選択した。
 そして夏季休暇中のある日の事、実際に秘密倶楽部が活動している現場へと足を踏み入れてみたのである。
 そこには無人の筈の校舎の|其処《そこ》|彼処《かしこ》で交合に耽っている者たちの姿があった。

「なるほど。秘密倶楽部と言うから気になって調査に来てみたのですけれども。会員同士で性行為をするための集いだったのですわね。皆様、同意の上での行為を愉しんでいる御様子ですし。公然の秘密として長く活動されているとの事ですもの。|殊更《ことさら》に騒ぎ立てる必要もなさそうですわね」

 潮騒の会の活動内容について、裏委員会という立場から何らかの口出しをする必要性は無さそうだと判断したイリスフィーナは|踵《きびす》を返して校舎から立ち去ろうとして――ふと、その場所で足を止めた。

「わたくし、このまま何もせずに帰ったら、もしかしたら変な疑惑を持たれてしまいますでしょうか? 実態調査のために会員の皆様から御話を聞かせて頂きましたし……|疚《やま》しいところがあるわけではありませんけれども、無用な疑念を抱かれてしまうのも困りものですわね」

 自分も秘密倶楽部の会員として、その活動に加わるべきだろうか。
 イリスフィーナ自身としては性行為それ自体への欲求がない訳でもないが、さりとて積極的に見ず知らずの他人との肉体関係を持ちたい訳でも無し――などと考えていると、不意に背後から声をかけられた。

「イリスフィーナ? マジかよ。でも、何でこんなところに?」
「はい。貴男は……ええと。確か山崎様ですわね。陸上部の。先日はどうも。その後の御加減は如何でしょうか?」

 其処に居たのは健康的に日焼けをした同学年の男子生徒だった。
 クラスも異なるし、特別に親しい訳でもないが、|暫《しばら》く前に裏委員会としての活動の現場で顔を合わせた覚えがあった。
 裏委員会による各部活動の取り締まり活動の時に、それに反発する者たちとの間で多少の諍いがあり――結果として、イリスフィーナによる制裁を受けた者の一人だった。

「っ……! まあ……それなりにはな。それよりだ。イリスフィーナ。見た感じ一人だよな。どうだよ。俺と一発ヤってみねぇ?」
「そうですわね。わたくしでよろしいのでしたら、御相手をさせていただきますわ」
「マジかよ! すっげぇ。言ってみるもんだな。じゃあ、こっちだ。丁度、空いてる教室が向こうにあるからよ」

 イリスフィーナは男子生徒と共に近くの空き教室に入ると、制服を脱がされて、下着だけの姿にされた。
 |長長《ながなが》しい銀髪が麗しい少女の肢体を、その白い肌と対比して強調する妖艶な黒い下着と、純白のガーターベルトに支えられたニーソックスが飾り立てている。
 下着姿のイリスフィーナは後ろ手に縛られると、両足にも枷を嵌められた。

「へへっ。言ってみるもんだな。イリスフィーナ。良く似合ってるぜ」
「ありがとうございますわ。それにしても山崎様は良い趣味を御持ちですのね……あ、んっ……!」

 肉体の自由を奪われたイリスフィーナの豊満な乳房を、興奮した男の両腕が乱暴に揉みしだく。
 その度に|瑞瑞《みずみず》しく弾りのある柔肉が淫猥に形を変えて男の掌を愉しませた。
 男は下履きを脱ぎ捨てると、|猛猛《たけだけ》しく屹立した肉竿を、イリスフィーナの口元に突き付けてくる。
 舐めろという男の命令に対して、イリスフィーナは従順な態度を見せた。
 男の逸物を口に含むと、たっぷりの唾液と、それを纏わせた舌、口腔内の粘膜を駆使しての口淫奉仕を行う。

「んっ……じゅる、れるっ……んんっ、んっ……ちゅっ……」
「っ、うぉ……すげぇ。上手いじゃねぇかよ……! イリスフィーナ……これは、すぐに出ちまいそうだ……!」

 イリスフィーナの口戯の業に快感を引き出された男は、そのまま腰を激しく前後に揺らしだした。
 自身の口を男の性欲処理のための道具のように扱われてもなお、イリスフィーナは、自らに備わった技巧を駆使して、男を絶頂へと導いていく。
 時折、微かに苦しそうに表情を曇らせて、眉を|顰《ひそ》ませるが、その反応さえもが奉仕を強要している男の嗜虐心に火をつけた。

(んんっ。先走りの御汁が沢山、滲んできていますわね。そろそろ果てる頃でしょうか……。やはり殿方に奉仕をしていますと……わたくしも、なんだか、いやらしい気持ちになってきてしまいますわ……それに、調査のために、皆様の倶楽部活動の内容を、じっくりと眺めさせていただきましたから……気付かない裡に……そういう心算になってしまっていましたのね……)

 これまでの経験から、男の絶頂を予感したイリスフィーナは、その舌遣いを更に淫猥なものにして肉竿へと絡みつかせた。

「っ……! 出すぜ……! おらっ、イリスフィーナ……! そのまま、俺のを飲みやがれっ……! う、ぉぉ……!」

 我慢の限界を迎えた男は腰を突き出すと、イリスフィーナの喉奥に、どろどろとした欲望の塊を放出した。

「んんっ……! ……沢山、出されましたわね。これで満足ですかしら……?」
「へへっ。そんなわけが無いだろ? 見ろよ。あんなに出したのに。全然、萎えてないんだ。次だ。イリスフィーナ。俺のものに自分から跨るんだなっ!」

 イリスフィーナは言いつけの通りに、男の腰の上に自ら股を開いて跨ると屹立した怒張を、自らの濡れそぼる秘部の入口に押し当てた。
 そのまま腰を落として、硬く反り返る逸物を自らの裡に納めて、貪欲に咥えこむ。

「んっ……! あ、あぁっ……! た、逞しいですわ……! はぁっ、はぁっ……! あっ……腰が、動いてしまいますっ……! あ、はぁぁぁーん……!」

 イリスフィーナの嬌声と、男の荒い息遣い、二人の下腹部の肉がぶつかり合う卑猥な音が、空き教室の静寂を搔き乱した。
 立ち込める淫らな熱気の中で、交わる二人の身体は汗と蜜で濡れて、ただ獣のように快楽を貪るだけの行為に没頭してしまう。

「すげぇ締め付けだぜ。このエロマ〇コが。俺のチ〇ポを締め付けて離そうとしねぇ……! ははっ。まさか裏委員が、拘束プレイの好きなド変態女だったとはな! おらっ! これから、てめぇは俺の肉便器だ……! 毎日、俺のチ〇ポで啼かせてやるぜ……!」

 正体をなくしたかのように淫らな騎乗位がもたらす肉の快感に酔い痴れるイリスフィーナの姿を、男は嘲笑を交えて罵った。
 その度に、イリスフィーナの肉壺は卑猥に収縮して、男の精を搾り取る名器と化したのである。
 二人の淫らな倶楽部活動は、日が暮れて、男が子種を撃ち尽くすまでの間、休むことなく続けられた。
 今日は満足させてもらったと上機嫌で帰路につく男の背中を見送りながら、イリスフィーナは、胸中に浮かんだある疑問に首を傾げていた。

(……どうして山崎様は、わたくしのことを何度もド変態などと呼んだのでしょうか……プレイの一環という訳でもなさそうですし、あれは本気でわたくしの嗜好が変態だと思っている風でしたわね……。わたくし、様様な世界での経験から縛られたりとかは普通の行為の|範疇《はんちゅう》だと考えていたのですけれども……この認識には|齟齬《そご》が含まれているのでしょうか……もしかして……わたくしの嗜好って……一般的ではない……?)

 この疑問の答えを得る為にも、今度は、違う相手との倶楽部活動を試してみよう。
 そのように考えながら、イリスフィーナも帰路についた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

多倉・こころ
「潮騒の会かぁ、生配信したらチャンネル登録者数アップ間違いなしだねっ☆」

え、会則違反?
だいじょーぶ。参加者たちのプライバシーや、会の秘密は守った形で放送するよ♪バレないバレない♪
【闇魔法コンボ】で能力をカード化して【こころちゃんねる】の配信開始だよ☆

「今回は、若い男女がえっちな活動をしてるとこに潜入したよ☆
お、さっそく、男子生徒たちが来たみたい。
女の子相手にえっちなことをするところを配信しちゃうね♪」

って、あっ、カードを落としちゃって、男子生徒たちに拾われて!?
だ、だめっ!それをこころに向けないでっ!?

【過去改竄せし銀色の瞳】を使われて、こころは男子生徒たちに弱みを握られているという記憶を植え付けられちゃって。

「うう、こころに何しろっていうの?」

もちろん男子たちの望みはえっちなことで。
こころは逆らえずに恥じらいながら服を脱いでいって。
全裸になったところを強引に犯されちゃって。

「だめぇっ、こんなところ配信しないでっ!」

色々とえっちな要求を配信されちゃった。
登録者数は増えたけど……。ぐすん。



 動画配信者である多倉こころは噂になっている潮騒の会の実態を調査して、動画配信をして、自身のチャンネル登録者数を増加させるために夏季休業中の校舎内に潜入した。

「おー、やってる、やってる。これはチャンネル登録者数アップ間違いなしだねっ☆」

 性行為に耽る者たちにカメラを向けようとする、こころの行いに対して会の規約違反だと指摘する者も少なからず存在するが、当の本人はと言うと「だいじょーぶ。ちゃんとプライバシーには配慮するから。バレない、バレないっ」と、まるで聞く耳を持たない。

「さて。折角の生放送だし派手にいこうかな。《|闇魔法コンボ《ダーク・マジック・コンボ》》で《|過去改竄せし銀色の瞳《オーバーライド・ヒストリー》》」をカードに変えてと……よーし、これで準備オーケー!」

 こころのホープコード、《|過去改竄せし銀色の瞳《オーバーライド・ヒストリー》》は、対象の過去の記憶を改変するという凶悪なる力である。
 これを、あらかじめカードに変化させて即効性を高めることにより、こころの生放送は、より過激な場面を配信することが容易になるだろう。
 今から鰻登りに上昇するチャンネル登録者の数を想像しては思わず笑みが零れ落ちてしまう。

「にししー。あっ! 丁度、いいところに男子生徒たちの集団が! あの子たちをターゲットにしよーっと! よーし、それじゃあ、秘密のこころチャンネル、配信、開始ー!」

 如何にも若さと情熱と精力を持て余しているであろう男子生徒たちの一団に目を付けたこころは、カメラを構えて駆け出していく。
 あとは適当な女性を見繕って、カード化した《|過去改竄せし銀色の瞳《オーバーライド・ヒストリー》》を使用すれば労せずして過激で淫猥な光景が配信できる――そういう目論見だった。
 しかし、悪の魔法少女の企みは|天網《てんもう》|恢恢《かいかい》|疎《そ》にして漏らさずの言葉の通りに瓦解することとなる。

「ん? なんだこれ……カードか?」

 こころが落としたホープコード・カードを男子生徒の中の一人が拾い上げたことで。

「ちょっ、まずっ!? そ、それはこころのだから! 拾っちゃ駄目! ちょっと、こっちに向けないで……きゃあっ!?」

 天罰覿面とも言えるだろう。
 カード化したホープコードは、それを手にした者であれば誰もが使用できるようになる。
 それは偶然にカードを拾い上げただけの男子生徒も例外ではなく。
 発動した《|過去改竄せし銀色の瞳《オーバーライド・ヒストリー》》は、その場に存在する者たちの過去の記憶を使用者の都合の良いように改竄した。
 即ち――性欲を持て余した男子生徒にとっての都合の良い記憶へと。

「うう……こ、こころに何をしろって言うの……?」

 男子生徒たちに決して逆らえないほどの弱みを握られている――という風に過去を改竄された、こころにとっては、自身が用意したカメラの前で裸になるという男子生徒からの要求は断れるものではなかった。
 悪の魔法少女としての黒衣を脱ぎ捨てて、生まれたままの姿となったこころの肢体が、こころチャンネルの生放送の視聴者たちの前に曝け出される。

「だめぇっ! こころの、こんなところ、写さないでっ!」

 こころの悲鳴も、女に飢えている男子生徒たちの耳には届かない。
 悪の魔法少女を好きに弄べるという望外の幸運に、男子生徒たちの股間は猛々しく屹立し、今にも弾けそうになっていた。

「ん! あっ! あっ! こころ、犯されてるっ……見られてるのに、配信、されてるのにっ……! エッチな声、でちゃう……オチン〇ン、気持ち良いよぉ……!」

 男たちの肉棒に秘部を貫かれて、嬌声をあげる、こころの痴態はあますところなく視聴者の元に届けられた。
 悪の魔法少女の淫靡なる輪姦生配信に、生放送のコメント欄は多いに盛り上がり、スーパチャットが乱れ飛ぶ。

「へへっ。魔法少女のこころちゃんはチ〇ポ大好きなんだってさ。お、今の同時視聴者数が9900人か。もうすぐ大台だな。じゃあ、同接10000人記念で、こころちゃんの生ハメ、ナカ出し、記念ア〇メ配信しちゃいまーす!」
「えっ? あっ、きゃうぅっ! そんなっ! なか、なかは、だめぇっ! 赤ちゃんできちゃうっ! あ、見ないで、見ないでっ! こころのチャンネル、見ちゃだめぇっ!」

 こころの叫びも空しく、同時視聴者の数は軽快に伸びていく。
 それと同時に男子生徒の腰使いも吐精に向けて激しさを増していく。
 口では駄目だとは言いながらも、こころの身体は、若さゆえの乱暴で強引なセッ〇スがもたらす快感の前に屈服しようとしていた。
 そして、ついにその時が訪れる。
 
「お。9996、9997……そろそろかな。生放送みてるスケベなオッサンたちも、そろそろチ〇ポの準備できてるだろうしな。こころ、カメラに向かって、なかだしア〇メ、ピースの準備をしろよっ! おっ、いくぜっ! う、おぉぉ……! 10000人、突破ぁ……!」
「あっ! あっ! あぁっ! いっちゃうぅ! こころ、いく、いくぅ、いっちゃうぅぅ! 皆ぁ、見てくれてありがとうっ……! 高評価と、チャンネル登録、よろしくねぇぇっ……! あぁぁっ……!」

 こころから噴き出した潮が、カメラのレンズを、びっしゃりと濡らして、こころチャンネルの生放送は幕を閉じた。
 終わってみれば、こころの当初の目論見通り、こころチャンネルの登録者数は大幅に増加した。
 それどころかスーパーチャットの額も過去最高を記録したりと良いこと尽くめだった。
 とは言え。

「……ぐすん」

 自分の痴態を一万人以上の人間に見られてしまった、こころとしては、何ともやるせない気持ちになったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

四之森・曼珠
※成人向描写歓迎

いちごさん(f00301)を空き教室へお呼び出し致します。
いらっしゃい、彩波さん…いえ、いちごさん♪
実はわたくし、貴方の噂に興味がありまして…何でも、何十人もの女性と良い仲になっておられるとか何とか。
その辺を一つ確かめてみたいのです♪

続いて潮騒の会の説明を。
此処での出来事は、わたくし達だけの秘密。どうか躊躇わず♪
後、今はわたくしの事は曼珠とお呼びくださいな♪

着衣を脱ぎ捨て黒の下着姿を晒し、いちごさんを押し倒して。
乳房へ彼の手を導きつつ、彼の下腹へ手を伸ばし…
…ふふ、可愛いお顔でも此方は大変に逞しくて…素敵ですよ♪

彼のモノを扱けば硬くそそり勃ち、わたくしも胸を揉まれるうち興奮してきて。
その気になってきた彼へ股を開き、中へと誘って。
彼の力強い腰使いにあられもなく喘ぎ、中に注がれる度に果て…

…ふふ、いちごさんの魅力…少し分かった気がします…♪
…これからも、一杯調べさせてくださいね…♪
(等と言いつつキスを交わす)

…あ、写真は構いませんけど絶対流出しないよう管理徹底お願いしますね?


彩波・いちご
【萬珠さんと】
※学園教師という程度で、個人的な知り合いではありません
※いちごは潮騒の会については知りません

夏休み中の学園に呼び出されましたけど、何でしょう
四之森先生とは、授業受けた程度の面識しかないのですが…?

何故か自由に学園に入れたのを不思議に思いつつ、指定の教室へ行くと、四之森先生が妖艶な笑みを浮かべていて…

複数の女性と関係持ってる私に興味がって…
確かに先生の実習の時にもそういう事はありましたけど(汗
で、潮騒の会って、そういう活動…?
だから先生ともって…え?

四之森…いえ、曼珠先生は、そんな話をしながら服を脱ぎつつ迫ってきて、戸惑う私を机の上に押し倒して…

言われるまま先生の胸を掴むとすごいボリュームで、触っているうちに先生の吐息も甘く、私のモノも反応し…
そして流されるまま関係を持つことに…

いつしか私もその気になって先生の身体を味わいだし、先生のナカに何度も放出して…
そして先生の裸や、先生と交わった記念の写真を撮ったりして…

終わった後、今後もこの会での活動を約束してキスを交わすのでした



 夏休み中に希島学園の校舎に呼び出された彩波いちごは、自分を呼び出した者に思いを馳せて不思議そうな顔をしていた。

「四之森先生は、いったい、私に何の用でしょうか……確か先生とは一緒に授業を受けた程度の面識しかないのですが……」

 不思議といえば、自由に出入りすることのできる校舎についても謎だ。
 いちごは、不用心にも程があると思いながらも歩みを進めて、指定された教室に辿り着くと、そこには、妖艶な笑みを浮かべた四之森曼珠が佇んでいた。

「いらっしゃい、彩波さん……いえ、いちごさん」
「……こんにちは。四之森先生。ええと。今日は、どういった用件でしょうか?」

 いちごは、一瞬、曼殊の纏う妖艶な気配に気圧されて言葉を失ってしまう。

「ふふ。いちごさんは潮騒の会についてはご存知ですかしら?」
「潮騒の会ですか……申し訳ありません。聞いた覚えはありませんね」

 曼殊は潮騒の会の活動内容について語り聞かせた。

「実はわたくし、以前からいちごさんについては興味がありましたの。何でも何十人もの女生徒と良い仲になっておられるとか……その辺りを確かめてみたいと思っていたのですわ♪」
「私に興味って……いえ。確かに実習の時に、生徒と、そういうことになってしまったというのは否定はしませんが……四之森先生が私に興味をもってくれて……それで、その、潮騒の会の活動として私を呼び出した……ということは、その……私と……?」

 困惑するいちごの目の前で、曼殊は、妖艶な笑みを浮かべたまま着衣を脱いでいく。
 衣擦れの音が響き、淫猥な黒い下着だけで申し訳程度に隠された、曼殊の豊満な肢体が露わになる。

「し、四之森先生……」
「ふふ。いちごさん。どうか曼殊よお呼びくださいませ。此処での出来事は、わたくし達だけの秘密……どうか躊躇わずに♪」

 曼殊は、困惑しているいちごを空き教室の机の上に押し倒した。
 肉感的な肢体を密着させると、いちごの手をとり、自身の豊かな乳房の膨らみへと導いていく。

「いちごさん……わたくしのおっぱいをご堪能くださいませ……」
「っ……凄く柔らかいですよ、しの……いえ、曼殊さん……」

 最初は雰囲気に流されるように恐る恐る乳房に触れていたいちごの手つきも、徐々に大胆に、そして卑猥なものになっていく。
 曼殊の反応を見ながら、絶妙な力加減で膨らみを揉みしだき、下着の内側に指先を潜り込ませては、敏感な突起を刺激する。

「あぁっ……♪ いちごさん、素敵ですわ……やはり、馴れていらっしゃいますのね……♪ とても、気持ち、いいですわ……♪」

 乳房への愛撫に甘く吐息を震わせる曼殊の掌が、いちごの身体を撫で摩りながら、股間の膨らみに到達する。
 ズボンの生地越しにも主張する逞しい膨らみが、いちごの、雄の興奮と欲望とを言外に伝えていた。

「ふふ。いちごさん……とても可愛らしいお顔をされていますのに……こちらは、立派に殿方なのですわね……♪」
「んっ、曼殊さんも……乳首が勃っています……それに……黒いパンティの生地が、肌にべっとりと張り付いて……とても、いやらしいですね……」

 曼殊の股間を覆う僅少な布地は、彼女自身から染み出た愛液で濡れそぼり、秘部の形をくっきりと浮き上がらせていた。
 曼殊は、いちごのズボンのファスナーを下すと、限界まで屹立した肉棒を取り出して、その硬さと太さを掌で包み込みながら扱き上げる。

「あっ、あっ、あっ♪ いちご、さん……♪ すごく、逞しいですわ……♪ もう、わたくしの掌が、先走りのお汁でヌルヌルしています……♪」
「んっ、曼殊さんも……乳首が、いやらしく勃って……それに、ここも……もうグチョグチョじゃないですか……」

 いちごの指先が、曼殊の下腹部に伸びる。
 そこは、腿にまで伝うほどに溢れた淫らな液を吸収しきれずに、粗相をしたかのように濡れている下着が張り付いた秘部が、いちごの指が到達するのを待ちわびていた。

「あぁっ……♪ そこ、そこですわ……♪ いちご、さん……わたくし、もう、我慢できません……いちごさんが、欲しいですわ……♪」
「私もです……さっきから曼殊さんの中に挿れたくて我慢できません……もう、いいですね……いきます、よ……!」

 いちごは、曼殊の下着を強引に剥ぎ取ると、濡れそぼる肉孔の入り口にあてがった肉槍を、腰と共に突き出した。
 熱く複雑にうねる幾枚もの肉襞を擦り上げながら、曼殊の最奥にまで到達する。

「あ、あぁぁーっ♪ いちご、さん、凄い、凄いですわっ♪ こんなの、腰が、勝手に動いてしまいますわっ♪」
「うっ、曼殊さん……! 凄い締め付けです……私も、腰が……! 凄い、絞り出されてしまいそうです……!」

 ぎしぎしと空き教室の机を軋ませながら、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音を響かせて、ぱんぱんという肉と肉のぶつかる音を上げ続ける。
 肉欲のままに交わる獣めいた行為の果てに、二人は同時に昇りつめた。

「あっ、あっ、あっ♪ いちごさんっ♪ いく、いくっ♪ わたくし、あぁっ、いきますっ、いってしまいますわっ♪ あぁぁーっ♪」
「くぅっ、曼殊さんっ! 私も、でます……このまま、なかに……! う、うぅぅ……!」

 ひときわ強く、深く、腰を突き出したいちごの肉槍から、熱く濃厚な白濁液が放出されて、曼殊の胎に注がれる。
 いちごが吐き出した欲望の熱さに灼かれて、曼殊の肉体も女としての頂点を極めた。
 二人の嬌声が空き教室に響き渡り――そのまま、しばしの静寂が訪れる。
 はあ、はあと、互いの荒い息遣いだけが響く教室の静寂は、しかし、さしたる間も置かずに破られた。

「っ、あぁっ……♪ いちごさん、ま、またっ……♪」
「曼殊さんが、とてもエッチで、魅力的でしたからね……このまま終わるのは勿体ない気がして……折角ですから、もっと、お互いのことを知りましょう……曼殊さんの、ここは、まだ足りないと言っていますよ……」
「あっ! あぁっ♪ ん、それは、いちごさんも、ですわっ♪ あっ、凄いっ♪ あれだけ出したのに、まだ、逞しいままっ♪ いちごさん、もっと、もっとですわっ♪ もっと突いてくださいませっ♪」

 これまで余り接点のなかった二人。
 しかし二人は、この日を境を急速に仲睦まじくなっていく。
 今年の夏も潮騒の会は多くの出逢いを育み、そして幕を閉じたのである。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年10月15日


挿絵イラスト