●美しくあるべきもの
「猟兵のみんな! スペースシップワールドの連戦に次ぐ連戦、お疲れ様!」
と、集まった仲間達へ、銀河帝国攻略戦への労いの声を掛ける双葉・翔。
とは言え、事件はスペースワールドだけで起きている訳では無いので……次なる事件がまた発生した、という訳の様で。
「今回、サムライエンパイアのとある町に向かって貰いたいんだ。どうもこの町は、フキノトウを多く育てていて、それが美味いと有名な町の様なんだけど……その町に、突然腹を空かせた『棍棒鬼』達が姿を現わし、その農産物を荒して、売り物にならない様にしようとしているみたいなんだ」
「でもどうやら、この『棍棒鬼』は、誰かの指示を受けて……というよりかは、唆されて町を荒らしている様なんだ。でも、唆している元凶が誰なのかは、まだ分からないんだよね……」
「つまり皆には、この町に急いで向かって貰いたい。そして『棍棒鬼』が町を襲撃してきたところを迎撃し、首謀者の場所を聞き出し、最終的にはその首謀者を倒して来て欲しい、って訳な!」
「町の人達は、自分達が手塩に掛けて育てたフキノトウを奪われるなんて許せないだろう。そんな町の人達の思いを背にして、必ずや首謀者を倒してきて欲しいんだ!」
ぐっ、と拳を握りしめる翔……そして。
「それじゃ、準備が出来た人から教えてね! テレポート、始めるよ!!」
と、もう片方の手にグリモアを握りしめ、向かう猟兵達を次々と送り出して行くのであった。
幾夜緋琉
皆様、御世話になっております。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。
14個目のシナリオ……サムライエンパイアのとある町に現れた『棍棒鬼』らが、取りあえず目前の相手となります。
彼らは今の時点では不明な者が背後で糸を引いている様で……ふきのとう農家の多いこの町を襲撃してくる様です。
その理由こそ分かりませんが……首謀者が倒れない限り、第二第三の襲撃者が現れるでしょうから、依頼の目的としては首謀者を倒すことまでが目的となります。
その為にも、先ずは最初の棍棒鬼をある程度懲らしめた後、首謀者の居場所を聞き出す必要があります。
つまり……半殺し状態にするのがポイントですので、余り力差を見せつけてしまうと、彼らは逃げてしまうかもしれません。
その場合、追いかける事になるので、首謀者が準備をした状態で戦闘になる、という判定になる可能性もありますので、最初の棍棒鬼の対処の仕方で、余裕をかましていると後で苦しくなるかもしれません、ご注意下さい。
それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。
第1章 集団戦
『棍棒鬼』
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POW : 鬼の金棒
単純で重い【金棒】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : 怨念疾駆
自身の肉体を【怨念の塊】に変え、レベルmまで伸びる強い伸縮性と、任意の速度で戻る弾力性を付与する。
WIZ : 死武者の助太刀
【落ち武者】の霊を召喚する。これは【刀】や【弓矢】で攻撃する能力を持つ。
イラスト:桜木バンビ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
三刀屋・樹
随分ニッチじゃね?
ふきのとうピンポイントとか特殊すぎんよー。
…まァ、ボコるけどねェ。
【SPD】
逃げられンのも厄介だし《カウンター》と《オーラ防御》を駆使
手持ち武器の刀で応戦、地形変化は《地形の利用》で対応
手を抜かず、攻め過ぎず、で一丁頑張ってみようかァ
…あー、困りますお客様畑に金棒の持ち込みは困ります
刀での戦闘はそこまで得意じゃないケド逃げられそうになったら
出来るだけ阻止できるよーに【如何様】で分身待機させとこか
ま、色々と揃うまでの《時間稼ぎ》だわな
ボコるのはスキだけど聞き出すのとか苦手だわー…
そン時は他の人のフォローにまわろかねィ
※絡み、アドリブOK
ソフィア・テレンティア
裏には別のオブリビオンが関わっているのでしょうが……。
放っておいても農家の皆様の被害が増えるだけ。
此処は眼前の敵からお掃除いたしましょう。
UC【魔導蒸気機関複製機構】で【魔導蒸気機関搭載重撃鎌・冥土式】を22機複製。その全てをもって鬼のオブリビオン達を魔力刃で【薙ぎ払い】ます。
敵のUCによる伸縮性と弾力性も、魔力刃による斬撃には無意味でございます。骸の海へと送り返して差し上げましょう。
カナ・リーアス
みんなの食べる野菜を食べるなんてー!同じ鬼である私が相手したげるんだよー!
【作戦】仲間と連携。私の中では一番威力が低いスピーディヒップを使って戦っていくんだよー!それで一体でも倒さずに半殺しにする感じで行くよー!敵がふらふらとかになったらすかさずとらえるんだよー!
「なんでこんなことしたんだよー!」
【アドリブ・絡みOK】
フローリア・ヤマト
「ふむふむ、逃げられるとちょっと厄介なのね。じゃあこの能力の出番ね」
フローリアの黒雹(アンチウォーカー)は滑らかな黒い影が地面や相手の足を覆って摩擦を無くす能力だ。
「逃げる鬼たちがいたら逃走経路を覆ってすってんころりんよ♪まぁ私はスピードスケート習ってたから寧ろ恩恵あるけど」
と自分の靴に黒雹を纏い、日本刀片手に加速して鬼に向かい始めた。
「んー……フキノトウ? これ、随分ニッチじゃね? フキノトウをピンポイントとか、特殊すぎんよー」
と、肩を竦め、溜息を吐く三刀屋・樹。
確かに、今迄でも余り聞いたことがない事件。
フキノトウをピンポイントで狙う『棍棒鬼』……いや、翔が言うには、背後から糸を引く何者かがいるとの事。
とは言っても……それが町の人々を苦しめているのは間違いない。
「裏には別のオブリビオンが関わっている、と……果たして、このオブリビオンがフキノトウを目的としているのか、それとももっと別の理由か……」
と、ソフィア・テレンティアが、少し難しい表情を浮かべる。
が……それにカナ・リーアスは。
「もう、みんなの食べる野菜を食べるだなんてー! 同じ鬼である私が相手したげるんだよー!!」
ぐぐっ、と握りしめた拳を振り上げたカナ。
それにこくりと頷くソフィアと樹。
「……そうですね。放っておいても、農家の皆様の被害が増えるだけ。此処は眼前の敵からお掃除いたしましょうか」
「そうだね。まァ……ボコるだけだねェ」
ニヤリと、不敵な笑みを浮かべる樹。
そして……猟兵達は、『棍棒鬼』の現れるフキノトウ畑へと急ぐのであった。
「ふむふむ……『棍棒鬼』達を適度に弱らせた上で、首謀者の居場所を吐かせなければならないのね。でもって、逆に逃げられるとちょっと厄介なのね……」
と、フローリア・ヤマトは、周囲を見渡しながら一言。
周囲は緑の葉が連なって生え揃い、美しく揃っている……街の人達が、手塩に掛けて育てた証明とも言えるだろう。
でも……そんなフキノトウ畑を、荒らし回ろうとする赤い影……『棍棒鬼』。
『ウウゥ……!!』
定まらない視線、片手にトゲトゲの生えた棒と、地に塗れたずた袋、そして……余り知能も無さそうな唸り声。
そんな彼らが、フキノトウ畑に向かって、徒党を組み、姿を現す。
「うじゃうじゃ現れたねぇ……適度にボコって、話を聞き出さなきゃないのかァ……単純にボコるだけならスキなんだけどねェ」
溜息を吐く樹。
でも、やらない限り、例え『棍棒鬼』を倒しても、被害は続いてしまう訳で。
「ま、さっさと始めちゃおうかしらね。この能力の出番ね」
と、『棍棒鬼』達の前へ立ちはだかると共に、『黒雹』を発動。
滑らかな黒い影が、『棍棒鬼』の進路に覆い被さり……そこに足を踏み入れた彼らは、次々と其の場に転倒。
「逃げる鬼たちがいたら逃走経路を覆ってすってんころりんよ♪ まぁ私はスピードスケート習ってたから寧ろ恩恵あるけど」
と、笑みを浮かべる。
そして、そのまま黒雹の黒い影は、棍棒鬼達の足元一面へ、どんどんと浸蝕。
「さぁ、始めるわよ!」
とフローリアが日本刀片手に間合いを詰め、真っ正面から強力な一閃を叩きつける。
更にソフィアが。
「複製機構始動、操作領域展開、数を増やすだけの児戯ではございますが……馬鹿には出来ませんよ?」
『魔導蒸気機関複製機構』にて、『魔導蒸気機関搭載重撃鎌・冥土式』を22機複製し、その全てを怒濤の如く『棍棒鬼』に嗾け『魔力刃』で薙ぎ払う。
そんな二人の攻撃に、流石に怯む。
「まったく、なんでこんなことしたんだよー!!」
と、カナがそんな棍棒鬼一体へ『スピーディヒップ』で尻に敷き、更に樹は。
「……あー、困りますお客様畑に金棒の持込みは困りますー、ってネ」
と棒読みと共に、刀でばっさばっさと斬り込んでいく。
そして、先ずは数体を力差で仕留めて、棍棒鬼達の恐怖を植え付けながら。
「ほらほら、どんどんいっくよー!」
と、怒濤の如く猛攻。
そして、残り2体になった所まで追い込んだ所で。
「さて、と……そろそろ追い込むよー!」
と、カナが仲間達へ呼びかける。
そしてヒップアタックで以て、地面へと棍棒鬼を押し倒し……更にソフィアが追撃。
ボロボロになった所に、更に樹がフェイント。
地面で藻掻き苦しむ棍棒鬼。
「なァ……? お前達のご主人様は何処に居るんだ? 教えてくれれば、悪い様にはしねェよ?」
至近距離で、喋り懸ける樹。
……対する棍棒鬼は、ぶるぶる、と首を振る。
「喋りたくない……なら、他の奴らと同じ目に遭うだけだぜ?」
と、既に肉塊になった、仲間を指さす樹。
『ウウ……ウ……アッチ……ツレテク……!! タスケテクレ……』
……流石に恐怖に勝てず、カタコトの言葉で命乞い。
それにソフィアは。
「聞き分けが良くて、安心いたしました……では、誘導、お願いいたします」
と微笑み……でも、逃がさない様に。
フローリアの黒雹は二体の棍棒鬼に纏わり付いた儘なのであった。
大成功
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第2章 ボス戦
『美形な山賊頭領』
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POW : 行けっ!
【従わせた部下の山賊達】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : 死ねっ!
【両手の鉄爪】が命中した対象を切断する。
WIZ : 皆殺しだっ!
【我を忘れる程の怒りに満ちた状態】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
イラスト:ちゃろ
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠犬憑・転助」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
そして……棍棒鬼二体に連れられるままに、町から少し離れた所にある森の中へ。
……木々に隠れる様にして、見えたのは洞窟。
その洞窟へと足を踏み入れると共に。
『ウワァァアア……!!』
悲鳴と共に、洞窟の奥へと逃げていく棍棒鬼二体。
……でも、次の瞬間。
『ギィヤァアアア……!』
と、洞窟内に響く悲鳴。
……そして猟兵達は、その声の元へと駆けていく。
すると……。
「……お前達か……全く、面倒を持ち込んでくれる奴らだ……」
美しい顔立ちながら、何処か獣の雰囲気も漂う男。
両手の鋭い鉄爪が、鈍く輝く彼は……猟兵達を静かに睨み付け。
「取りあえず、邪魔したお前達は、殺す……それだけだ」
と、言い放つと共に、素早い動きと共に攻撃を仕掛けてきた。
フィーリ・アスタリスク
【血雫】女将的にはこういったのはお好みなんだろうか?
俺は美しいのは好きだが、横暴にするのはあまり好みではないよ。
山賊が来たら武器落とし、鎧砕き、マヒ攻撃でコードを使用し
足止めをする。
頭領に対しては、できるだけ動かずに見切りや敵を盾にしつつ
攻撃を避けつつ
高速詠唱、鎧砕き、マヒ攻撃でコードを使用し、できるだけ自分から遠く、女将が攻撃をしやすいよう早い鎌風を放ち、敵を誘導する。
可能なら頭領への足止めをする。
攻撃をしのげる物陰があったら隠れつつ攻撃する
マシュヘル・インアセル
【血雫】幾ら顔が良くても内面が悪いと何とやら…とは良く言ったものね
山賊が向かって来たらコード発動、大鎌をぶん投げてなぎ払いつつ切断。
倒した対象から吸血して力を回復しようかしらね
頭領に対してはフィーリ君の援護に乗じて、隙が出来た所へ怪力と鎧砕きを込めて一撃を武器に込めて思いっきり叩きつけるわ。
硬直したら二回攻撃でその横っ腹へ斬撃を浴びせ、残像を用いて攻撃射程から外れるわ
攻撃はあまり当たりたくないから戦闘知識を用いて相手の攻撃を見切ったり、残像で翻弄しながら回避する
万が一防御する時は武器受けを行うわ
部下である、棍棒鬼をその手で仕留めた、鉄爪を構える山賊首領。
更に……その素早い動きから繰り出す先制攻撃。
「……っ!」
咄嗟に前に出て、その攻撃を受け止めるフィーリ・アスタリスク。
『ちっ……少なくとも、こいつらよりは出来る様だな』
と、一端間合いを取り、そう吐き捨てる山賊首領。
そんな山賊首領に向けて、マシュヘル・インアセルは。
「幾ら顔が良くとも、内面が悪いと何とやら……とは良く言ったものね」
と吐き捨てる。
それにフィーリはちょっと首を傾げながら。
「女将的にはこういったのはお好みなんだろうか? 俺は美しいのは好きだが、横暴にするのはあまり好みではないよ」
と呟くと、マシュヘルは手をヒラヒラ揺らしながら。
「まぁ、顔だけ言えば好みかもしれないけど、性格がああじゃねぇ……全てを台無しにしてるって感じよ。だから好みじゃないわ」
「そう、なら良かった。思いっきり潰せるな」
そんなマシュヘルとフィーリの【血雫】らの会話を聞いてか、山賊首領は。
『煩い奴らだ……その囀りすらもこの爪で斬り裂いてやろう!」
と、更なる闘志を燃え上がらせ、素早い身のこなしで爪撃一閃。
しかし、その動きを見越してフィーリが。
「凍れ。雪に触れるものはただ斬るのみだ」
『雪鼬』を発動し、山賊首領と猟兵達の間に鎌風を放ち、視界と動きを阻害。
それに当たらない様に、左に、右にとステップを踏み接近してくる山賊首領へ、マシュヘルは。
「はいはいどいたどいた。私が通るから邪魔しないで頂戴ね」
と、巨大な紅い血の大鎌『ジェノサイドリッパー』を発動し、動ける範囲が狭まったところ諸共薙ぎ払う。
流石にその攻撃を容易く躱す事等出来ず、山賊首領にかなりのダメージを喰らわせる。
『ぐぅ……っ!』
口端からの一筋の吐血。
だが……その視線は、猟兵達をまだ敵としてターゲットし続けている。
『ふざけやがって……なら、俺の本気でぶっ殺してやる。皆殺しだっ!!』
怒りを纏い、大幅に攻撃力と耐久力が強化される。
そして……その大きな鉄爪を、無差別に斬り裂き払う。
……無論、その攻撃をむざむざ受ける訳には行かない。マシュヘルは、相手の動きの癖を見定め、そしてフィーリは周りの岩や、障害物などを利用して、直撃をどうにか避けていく。
ただ、我を失いし山賊首領は、防御に使った障害物や岩を次々と破壊……周りに遮蔽物が失われていく中、【血雫】の者達は、少しずつではあるが、彼の体力を削っていった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
尾崎・ナオ
やぁん!超イケメン!!ナオちゃんの好み☆
しかも山賊とかさ~、いいねいいね!きっと仲良く出来ると思うよ!
だってナオちゃん、お前とおんなじくらい性格悪いんだぁ。てへ!可愛いでしょ!
敵さんがPOWかWIZ行動した時に動こうか。
ナオちゃんの周囲に【ナイフいっぱい☆】で所持してる黒いナイフを浮かべるよ。
ちゃーんと【毒使い16】でしっかり毒を塗ってまぁす!
牽制と【援護射撃16】をしながら、部下山賊を蹴散らしていくぜぃ。
WIZ行動の動くものに注意が行くなら丁度いいしね~。
ナオちゃんは最初っから両腕を正面に突き付けてますとも☆
ナオちゃんは中衛回避型。
近づかれたら回避16で逃げるor零距離射撃16でカウンター!
そして、体力を削り行く仲間と、戦う山賊首領の顔を後ろから眺めていたのは、尾崎・ナオ。
その整った顔立ちに、彼女は。
「やぁん! 超イケメン!! ナオちゃんの好み☆ しかも山賊とかさ~、いいねいいね! きっと仲良く出来ると思うよ!」
と山賊首領にぶんぶんと手を振って、興味を惹こうとする。
『……煩いな。お前に興味などない!』
完全に拒否体制の山賊首領……でも、ナオは気にする様子もなく。
「そんな事ないよー! ほらほら、仲良くしようよ! だってナオちゃん、お前とおんなじくらい性格悪いんだからねぇ!」
と言い放つ。
『……なら、死ね!』
と睨み付け、怒りの儘に鉄爪で斬り掛かる。
その攻撃を、素早い動きで回避、そして続けざまに。
「それじゃー、これでいっくよ~。当たると痛いですよ~ぅ?」
と『ナイフいっぱい☆』を発動し、山賊首領を多くのナイフで貫いていく。
さらにそのナイフには、毒がしっかり塗られていて……刺さった所からの出血が止まらない。
『クソ……ふざけやがって……!!』
その傷痕を抑えながらも……鉄爪は変らず猟兵達をに構えたまま。
山賊首領の体力は僅か……猟兵達への敵対心と、駄目な部下への怒りを気力に変え、対峙し続けるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
葛乃葉・やすな
これが「いけめん」と言うやつか!
カッコいい…カッコいいのう。
しかし、わしはやつの顔面目掛けてUC【フォックスファイア】を打ち込む。
【二回攻撃】【フォックスファイア】で念入りに攻撃じゃ!
やつが顔を防御すれば体目掛けて打ち込んでくれるわ!
確かにカッコいいが、わしはわしよりも、もっと年下に見えて可愛い系が好きでのう。
イケメン好きには悪いが容赦せぬぞ。
燃えて爛れたしまえ!
悪さをした奴に容赦はせぬわー!
山賊どもが来たら【衝撃波】【範囲攻撃】【マヒ攻撃】で無力化する。
とにかく「いけめん」を優先して攻撃じゃー!
※アドリブや絡み歓迎じゃ。
「おお、これが『いけめん』と言うやつか! これはカッコいい……カッコいいのう?」
と、葛乃葉・やすなが、イケメンな山賊首領を見て、何処か嬉しげ。
……しかし、対する山賊首領は他の猟兵達との戦闘に忙しく、攻撃をし続けている。
そんな山賊首領に、やすなはじっと見つめつつ。
「まぁ確かにカッコいいが、わしはわしよりも、もっと年下に見えて可愛い系が好きでのう。じゃからイケメン好きには悪いが容赦せぬぞ!」
と笑みを浮かべると共に、他の猟兵達が戦い、注意が此方に向いていない所へ『フォックスファイア』を発動。
29体の狐火の炎が、次々と山賊首領に襲いかかり、火をつける。
『っ……邪魔が増えやがったか……!』
と、明かな怒気と共に怒り散らす山賊首領。
ただ……流石に今迄一人で戦い続けていた結果か、既に体力もかなり削れてており、少々息も荒れている。
「ほらほら、燃えて爛れてしまえ! 悪さをしたヤツになど、容赦はせぬわー!」
と、自信満々の狐火を更に放出。
……仲間達の挑発や威嚇で思ったように動く事は出来ず……そして、その狐火29個が一気に彼へと密集。
『グ……ウァアアア……!!』
と、絶叫と共に、炎にその姿は消え失せるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 日常
『ふきのとうを美味しく食べよう!』
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POW : ふきのとうと言えば天ぷら。
SPD : 春を感じる美味しいおひたしに。
WIZ : ご飯に乗せて食べるふき味噌でしょ。
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
そして……無事に棍棒鬼と、山賊首領を討伐した猟兵達。
……街に戻ると共に、猟兵達を歓声が包む。
『ありがとう! 本当に、ありがとう!!』
と、手を嬉しそうに握ってくる村人達。
『本当にありがとう! せっかくだし、村特産のふきのとう、みんなが守ってくれたふきのとうを食べて行ってほしいんだ!! なぁ、いいだろう?』
と……猟兵達に向けての労いも兼ねて、村人達の腕には沢山のふきのとうが抱えられていた。
葛乃葉・やすな
おお、
ふきのとうじゃな。
折角じゃ、馳走になろう。
ふきのとうは天ぷらが良いが味噌と和えたものも捨てがたい。いや、ここはおひたしかのう。
選べぬな!
全部いただけるかのう?
しかし美味しい料理じゃな。
また来年も訪れるとしよう。
※アドリブや絡み歓迎じゃ。
「おお、ふきのとうじゃな! これは……中々美味しそうじゃ!」
目の前に並ぶ沢山のふきのとう。
芽を摘み取り、塩を加えた熱湯で茹でたものや、てんぷらにしたもの。
或いは炒めたものや、おひたしにしたもの、ご飯に載せるふき味噌……等々。
余り奇を狙った者は無く、順当と言えば順当ではあるが……一つ一つが村人達の心の籠もった手作り料理で、とても美味しそう。
「ふむ……ふきのとうは天ぷら良いが味噌と和えたものも捨てがたい。いや、でもここはおひたしが……いや、選べぬな! よし、全部いただけるかのう?」
と、葛乃葉・やすなが言うと、勿論、とご飯と共にそれらの料理が並べられる。
「では、頂くとするかのう……! いただきます、じゃ!」
と、ご飯を片手に、並べられた村人の料理を食べ始めるやすな。
……口の中にひろがる、ふきのとうの春の香り……暫くもぐもぐとしていると、段々と……おいしさがにじみ出てくる様で。
「うむ……うまいのう!!」
と、満面の笑み。
……それに村人は。
「本当、猟兵の皆さんが村を守ってくれたお陰です! 本当に、ありがとうございます!!」
と、頭を下げ、感謝を現わす。
それに、やすなは。
(「ふきのとうの為ではなかったが……こうやって感謝されると、とても嬉しいのう……」)
と、村を守ったことへの満足感に、目を細めるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
尾崎・ナオ
ふきのとう、ってアレだよね。春に咲く、あの丸っこいの。
ええ、食べられるの…? ナオちゃん食べた事ないなあ。
知らないもの口に入れるって勇気がいるね…。
ナオちゃんはあんまり人と慣れあったりするの苦手なんだよねぇ。
あれですよ、あれ、人見知りってやつ?
ああ、でも、そういう純然な好意を向けられると断りにくい…!
判った、判った、いただきます!
ぐぐ、あのね、ナオちゃん苦いの苦手なの。苦くない食べ方ってある…?
(食べ方お任せ)(苦くてもちゃんと飲み込みます)
そうだ、持って帰っちゃダメかな~?
うちの旅団の子らに渡したら、きっと喜ぶと思うんだよね~。
その一方で、尾崎・ナオは、並べられたふきのとうに、目をきょとんとしている。
「これ……アレだよね。春に咲く、あの丸っこいの。これ、食べられるの……? ナオちゃん、食べた事ないなぁ」
と、初めて見たその食べ物に、興味半分、驚き半分といった所。
……そんな彼女に、村の人々は。
『大丈夫です、間違いなく美味しいですよ! さあ!』
と、、お皿一杯に乗せられたふきのとうをすすっ、と勧めてくる。
「うーん……」
いつもならグイグイ行くナオであるが、何かちょっと一歩下がった感じ。
でも、村人達の純粋な行為を無碍にする訳にも行かない。
「えっと、あのね、ナオちゃん苦いの苦手なの。苦くない食べ方ってある……?」
と注文すると、それに村人は。
『え? そうですね……それじゃ、これはどうです? 普通はふきのとうの花を使うのですが、茎と葉を使ったふきみそです! ちょっと砂糖多めにしてみましたから、きっと甘いですよ!』
と、ふきみそとはちょっと違うふきのとう料理をオススメする。
……ぱくりとそれを一口。
僅かな苦みは残るものの、すぐに砂糖と……隠し味に入れたのか、胡桃の甘みが合わさって、意外に上手い。
「これは……美味しいね! すっごーい!」
と嬉しそうに頬張るナオ。
それを嬉しそうに見つめる村人達。
……そして、その後も夜が更けるまで、ふきのとうパーティーは続き……猟兵達はお腹いっぱいに、春の味覚、ふきのとうを楽しむのであった。
大成功
🔵🔵🔵