16
身も心も蕩かせてあげる

#UDCアース

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#UDCアース


0




「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
 グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「今回はUDCアースに向かい、エステサロンに巣食う邪神やその眷属を討伐していただきます」
 そのエステサロンは、とあるホテル内に有る。そこまで有名ではないものの、訪れた女性客からの満足度は高く、リピーターも多い。
 だがそんなエステが、邪神に乗っ取られてしまったと言う。スタッフは完全に邪神の眷属となり、客の魂を邪神に捧げようとしている。
「このままでは、女性客が次々と魂を奪われ、邪神が力を増していく事になります。そうなる前に、皆さんには邪神を打ち破っていきます」

 エステサロンのスタッフ達は、『ヴィラーチェ』と呼ばれる、眷属に姿を変えている。『人を気持ちよくさせたい』と言う思いを邪神に付け入られた事で生まれた眷属で、『相手の身体を極限まで快楽によって堕落させる』事に極めて長けている。
「通常の人間ならば、与えられる快楽によって心が壊れてもおかしくないほどの相手です。猟兵の皆さんでも、心を強く持たねば抵抗は難しいでしょう」
 彼女達はあくまで、邪神の一部に心を寄生されて眷属になっているだけなので、戦闘不能に追い込むか、もしくは邪神を倒せば、元に戻す事ができる。また、眷属の姿のときにどれほどのダメージを与えても、元に戻った時には影響しない。
 よって、必ずしも倒す必要はないし、逆に無理に倒さないでおく必要もない。

 『ヴィラーチェ』から与えられる快楽に一定時間耐える、もしくはある程度の数を倒すと、邪神が姿を現す。
「邪神の名はスペクルム。『魔性を映す鏡の女神』とも言われています」
 その二つ名の通り、鏡の中に現れる邪神である彼女は、相対した相手の心の欲望や過去のトラウマなどを暴き立て、そこにつけ入る事で強力な快楽を与えようとする。そして、その快楽によって相手の魂を崩壊させ、自分の糧とするのだ。
「ヴィラーチェが与えるのが『身体』に対する快楽なら、スペクルムが与えるのは『心』に対する快楽。その術中に捕らえられれば、自ら快楽を望むようになってしまいます」
 過去のトラウマに恐怖している所を優しく虜にしようとしたり、欲望を認めないものを強い快楽で攻め立てて認めさせようとしたり、心に潜んだ願望を暴き立てたり、相手の最も悦ぶ責めを見抜いたりと、心を落とす事に特化したその責めは、非常に強力だ。
 囚われてしまえば、スペクルムの与える快楽を、ただただ享受するのみの存在となってしまうだろう。
「ただ、所詮は鏡ですので、割ってしまえば、簡単に邪神を倒す事ができます。誰か一人でもスペクルムの力に耐え、正気を保つ事ができれば、倒すのは難しくないでしょう」
 そういう意味では、勝算の高い戦いではある。それでも多くの猟兵を向かわせなければならないほどに、スペクルムの与える快楽が強烈である、と言う事でもあるが。

「解決後は、せっかくですので、現場であるホテルの施設で楽しんでくると良いでしょう」
 元に戻ったエステティシャン達の高級エステを楽しむもよし。ホテル内の他の施設、例えば室内プールやジム、レストランの高級バイキングなどを楽しんできても良い。
 予算に関しては、UDC組織から協力費名目で提供されるので、お金についての心配は一切必要ない。

「説明は以上です。難しくはありませんが、覚悟の必要な依頼ですので、ご承知おきの上でご参加ください」
 そう言って、紅奈は猟兵達に頭を下げる。
「それでは、無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」


一二三四五六
 身体と心の両面から、とろとろに。

 ごきげんよう。危険なエステにようこそ。一二三四五六です。

 まずは例によっての注意書き二点。
 一つ、あまりに行き過ぎた行為は描写は出来ません。ほどほどにお願いします。ほんっとうにほどほどにお願いします。
 二つ、(少なくとも一二三の場合)、ひどい目にプレイングを書いてひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。どんどんひどい目に合いましょう(無論、合わなくても良い)。

 集団戦宿敵『快感セラピスト『ヴィラーチェ』』と、日常フラグメント『打ち上げは高級ホテルでゆったりと』は胡・翠蘭(鏡花水月・f00676)さん、ボス戦宿敵『貴方の魔性を映す鏡の女神・スペクルム』は風雅・ユウリ(バーチャルアイドル☆・f00972)さんの投稿です。ありがとうございます。

 補足。
 つまるところ、集団戦とボス戦の差別化点は、ヴィラーチェは「悔しい……でも(以下略)」で、スペクルムは「もっとほしいのぉ……♪」です。いや別にヴィラーチェに進んで責められても、スペクルムに抗いながら責められても良いんですが。
 やられたいように、ご自由にどうぞ。

 ヴィラーチェは倒さずともスペクルムを倒せば元に戻りますし、誰か一人でも快楽に抗って鏡を割ろうとすればスペクルムは倒せます。なので、別に最後までやられっぱなしの他力本願でも問題ないです。きっと誰かが解決してくれるでしょう。
 逆に真面目にやる場合は、ヴィラーチェ戦は普通に戦闘で駆逐するのがメインで、スペクルム戦は相手の責めに抵抗するのがメイン(こちらからの攻撃は、鏡を割るだけで良い)となります。

 第三章の日常フラグメントは、紅奈を呼んで一緒に行動する事も可能です。別に呼ばなくてもいいです。

 戦争終わりそうなので、返却速度は平常進行に戻ります。

 それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしています。
376




第1章 集団戦 『快感セラピスト『ヴィラーチェ』』

POW   :    ねぇ、ここ好きでしょう?
【敏感な箇所を責め立てる触手】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD   :    気持ちいいことだけ、感じて……癒されていってね?
小さな【快楽の兆し】に触れた抵抗しない対象を吸い込む。中はユーベルコード製の【快楽しか存在しない淫蕩の触手空間】で、いつでも外に出られる。
WIZ   :    快楽に身を委ねてしまいましょう?
【感度3000倍にする粘液】【性嗜好が歪むほど強力な媚薬】【身体も心も縛る快楽の触手】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アイル・コーウィン
ふむふむ、エステを一定時間耐えるだけで邪神が現れて、しかも邪神は一撃で倒せる相手?
ずいぶんと楽な依頼ね、これならサクッと解決出来そうだわ。

凄く気持ちいいとは言っても、所詮はエステ。
ただのマッサージに骨抜きにされる私じゃないわ。
ゆったり受け続けならが、邪神が現れるのを待ちましょうか。

ふぅ……結構上手ね。
なんだか身体が変……って、触手!?
ちょっと待って、触手なんて聞いてない……あっ、ちょっと、どこ触って……!

どこがマッサージよっ、これじゃただのレイっ……あっ、はあっ!
でもこれっ、凄く気持ちいいっ……あっ、んんっ、もっ、もっとしてぇっ……♡


ピコ・イカヴァルコ
戦闘不能にさせて元に戻った時、攻撃中止の命令が一歩でも遅れたら?
ピコの召喚術はかえって危険かもしれない

それなら、耐えるほうを選ぶしかない
「そう、仕方が、ない。期待している、とかでは、絶対ない」

(とにかく、我慢したらいい、死にや、しない)
自分に言い聞かせながら触手に身を任せ
声を殺しながら嬲られるままに敏感なところを責められる
声を我慢しきれなくなったところで、外には声が漏れない触手の空間が目に入る
そこなら声、我慢しなくて、いいのかな…と、思わず入ってしまい
身体を撫で、入り込み、捏ね、突き上げる触手にか細い鳴き声を上げ続ける
そう、ここで耐えればいい…耐えて……そのうち、終わる
…終わってしまうのかな…


石動・彼方
なんて危険なオブリビオンなの…!
UDC職員として絶対に見逃せないわ!
だって、だって…もしハルくんがここに捕まっちゃったら…ハルくんがお姉ちゃんじゃない女に虐められちゃう!

◎敗北
「ハルくんを惑わす可能性がある女なんかぁ!」
距離を詰めて殴る、叩く、いつもならそれで勝てる…でも今日はどうしてか出来なかった。
あっさり捕まって、私の丘も山も征服されて、突起を弄られて、沼には深く挿れられてしまい。
「嘘、嫌…!そこはもうハルくんしか挿れさせないって決めたの…!ハルく…あひぃ!」
抵抗は無駄、だって私は本当はどうしようもなく淫乱で、毎晩ハルくんを食べても足りなくて、こんな人外の快楽が欲しくて…。

※アドリブ大歓迎



「「「いらっしゃいませ、お客様」」」
 サロンに踏み入った猟兵達を、ヴィラーチェ達は一斉に、礼儀正しく出迎えた。
 例え、自らを倒しに来た敵であっても、彼女達が邪神の眷属となっても、『人を気持ちよくさせたい』と言う思いこそが彼女たちの存在意義だ。
「凄く気持ちいいとは言っても、所詮はエステでしょ? 楽な依頼ね」
 そんな彼女たちへと歩み寄り、無防備に身体を差し出すアイル。
「ただのマッサージに骨抜きにされる私じゃないわ」
「では、遠慮なく施術させてもらうわね?」
 ヴィラーチェの一人がアイルに歩み寄った。上着を脱がせ、そっと手を当てる。
「んっ……あら、結構上手ね」
 予想以上の巧みなマッサージに、小さく声が漏れる。さらにヴィラーチェの手は、むき出しの脇腹に、腕に、太腿に……。
「って、ちょっと、なんでっ……んんっ!?」
 たった一人のヴィラーチェに、同時に身体のあちこちを刺激され、狼狽するアイル。慌てて振り向こうとするが、身体を触手に拘束され、動きを封じられていく。
「ちょっと待って、触手って、聞いてな……ああんっ!?」
「ほら、暴れないで。快楽に身を委ねて?」
 露出の高い服の隙間から、触手が忍び込んでくる。巧みに刺激される度に、口から声が溢れだす。
「ど、どこがマッサージよっ、これじゃただのレ……ふあああ……ぁ♪」
 大事な部分を刺激される度に、身体が心地よい熱を帯びていく。極上の刺激が、拒否感を蕩けさせていく。
「こ、こんなの、あ、だめ……な……ぁ……も……っと、してぇ……♪」
「もちろんよ、お客様」
 露出している部分も、していない部分も。全身の敏感な部分を、全て暴き立てられ、その快楽の虜へと落ちていく。
「なんて危険なオブリビオンなの……!?」
 そんなアイルの有様に、焦りを覚える彼方。無論、邪神の眷属としての危険性も看過できないが、彼女にとって重要なのはそこではない。
「ハルくんを惑わす可能性がある女なんかぁ!」
 溺愛……否、偏愛する義弟。それが、ヴィラーチェの魔手にかかれば……それは想像しただけで許しがたい。怒りをもって、その拳を叩きつけようとする。
「お客様、そんなに乱暴にしては駄目よ」
「えっ……」
 だが、その拳は易々と、ヴィラーチェに受け止められた。そのまま、触手に絡め取られていく。
「っ、こんなに強い……なんて……あっ……」
 驚く彼方だが……それは正確ではない。その嘘を、ヴィラーチェの技巧が暴き立てる。
「ふぁ、ああっ……だ、めっ、ふあ、そこ、んんんっ♪」
 豊かな山稜が触手によって登頂される度、歓喜の声が甘く溢れ出す。
 秘密の沼が攻略される度、もっととねだるように腰が跳ねる。
「嘘、嫌……そこはもう……ハルくんにしか……あ、ああっ♪」
「ここに、すごいのが欲しいんでしょ?」
 本当は、ただ、これが欲しかったから。その真実を、ヴィラーチェの触手に暴かれる。
「はぁ、はあああ……お姉ちゃん、はぁ……んんんっ!」
 媚薬と粘液に塗れ、義弟では満たされず、持て余していた身体が快楽に染まっていく。そして同時にそれはさらなる渇望を、快楽を求める心を生み出していく。
「っ……」
 そんな光景を見て、ピコは身体を震わせた。
 彼女の扱う死の召喚術は、元の人間に戻せる相手に振るうには危険すぎる……その判断から、受けて時間をかせぐ事を選択したが、目の前の光景に決意は揺らぐ。
「あなたも欲しいのね、お客様」
「っ……!!」
 だが、ヴィラーチェはそんなピコの敏感な部分にも触手を伸ばしてきた。覚悟を決め、身を晒す。
(とにかく、我慢したらいい、死にや、しな……)
「……!!?」
 途端、思考が遮られるほどの快楽。悲鳴を上げそうになり、慌てて唇を噛む。
(だ、めっ……こんなっ……我慢……っ)
 だが、すぐに口が開きそうになる。
 悲鳴を聞かれたくない、そんな彼女の思いに応えるように、ヴィラーチェは虚空を開き、淫蕩の空間を呼び出した。
(そこなら……我慢しなくても、外に、聞こえない……?)
 そんな誘惑が、彼女に手を伸ばさせ……触れた途端、その中に吸い込まれた。
「っ、は、ぁああんっ……!?」」
 全身を一斉に触手が這い回り始める。堪え難い快楽に、あっという間にか細い鳴き声が上がる。
(耐えれば……耐えれば、終わる……)
 そう自分に言い聞かせながら、次第に、思考が蕩けていく。撫でられ、這われ、捏ねられるのは身体か、それとも正気か。
(終わって……しまうのかな……?)
 揺らいでいたのではなく。本当は期待していたのだ、と。そんな微かに浮かんだ思考も、快楽の波に飲まれて消えていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ヴィネ・ルサルカ
ほほぅ、快楽にて人を堕とす邪神と眷族、であるか。ククク…その快楽、果たしてわしを蝕むことが出来るかのぅ?

一般客として現場には出向くかのぅ。基本的にはヴィラーチェ共にされるがまま、快楽を貪ると致そう。

んっ…くっあ…な、中々、ツボを…心得て、おる…な、あん…

(ううむ…普段は嗜虐の立場で愉しむ故、被虐の立場の快楽は…依頼の事を忘れてしまうわい…)

まぁ、善い…絶頂に至るまでは此の戯れを堪能致すとしよう…

※アドリブ、絡み歓迎


シンディ・ノックス
媚薬に触手。
ああ、いいわね、理想的。
女の子の夢、女の子の憧れ。
普通の女の子なら一度は思い描くシチュエーションよね。
それが現実になるんだしたっぷりと楽しまないと。

はい、というわけでさっそくエステ行きですよ。
コースは、POW、SPD、WIZ、フルセットでお願いします。
だって余さず体験したいじゃないですか、当然。

全身余すところなく粘液と媚薬でドロドロに。
全身触手塗れで抵抗すらできない一方的な攻め。
ああ、凄いですこれは。
一周回って壊れることも出来ず、
正気のまま全部受け入れないといけない状況。
死ぬよりつらい快楽の生き地獄、ああ、最高です。
ずっとこのままいたいです。

他の人との絡み、アドリブ、歓迎です。


秦田・麻弓
はいはいはーい、エステ受けに来ましたー、よろしくお願いしまーすっ
いやぁ楽しみですね、なんせエステですし、リラックスしてヘンな声とか顔とかでもしょうがないっていうか普通っていうかっ

施術のお姉さんも美人だし素敵な触手だし3000倍だし、これはもうきっと色々と…
あ、割とどこも弱いし抵抗しないし、粘液も触手も大好きなので、どうでしょう、全部やってもらっても良いでしょうか…

と、施術のていで敵さんにお願いして、しっかりエステを受けたいと思います。攻撃や拘束は協力的に受けますし、弱い所は積極的に差し出します

気持ち良いのは大歓迎なので、耐えるとか堕ちるとかは別に…え、気持ち良いんだから楽しめば良いのではっ



「媚薬に、触手……良いわね、是非フルコースでお願いするわ」
 目の前で繰り広げられる光景。それを恐れぬどころか、むしろ喜び勇んで身を晒すシンディ。
「こういうの、普通の女の子なら一度は思い描くシチュエーションよね」
「いや、それはどうでしょうか……あ、それはそれとして私もフルコースお願いしますー」
 麻弓も当然のようにそれに乗っかり、ヴィラーチェの触手の前にその身を晒す。
「ええ、それじゃあたっぷりと味わってね、お客様がた?」
 無論、ヴィラーチェ達もそれを拒む理由はない。2人の身体に粘液を浴びせ、媚薬を塗り込み、触手で身体を絡め取る。
「あっ……あっ、すごいっ……これっ……頭、おかしくっ……♪」
 途端、走るのは快感……と言う言葉でも生温いほどの奔流。脳が焼け付く、圧倒的な快楽。シンディの口から喜悦が漏れる。
「あ、ぁっ……違うっ……わっ、強すぎてっ……壊れる事、すらっ……!」
「ふあああっ、良いっ……あっ、すっ、ごいっ……んん~~っ!」
 麻弓も、想像以上の快楽に溺れ、身体を何度も跳ねさせる。自分から弱い所を差し出して……などと言うのは甘かったと、むしろ自分すら知らぬ弱い場所を、次々に暴き立てられていく。
「は、ぁっ……あ、んっ……良いですっ……気持ちいいっ……」
「ククク……それほどか」
 すっかり溺れる2人の姿に興味を強め、ヴィネもまた施術に身を晒す。
「じゃが、その快楽。果たしてわしを蝕むことが出来るかのぅ?」
「もちろんよ、お客様」
 挑戦的な態度に、エステティシャンとしてのプライドを燃やすヴィラーチェ。ヴィネの身体に、丹念に媚薬を塗り込んでいく。
「っ……ほ、うっ……」
 それだけで身体が熱くなるのを感じ、声を漏らすヴィネ。ただのマッサージが、快楽の神経を直接刺激されているように感じられてくる。
「じゃが、悪魔たるわしを堕とすには、この程度では……」
「焦らないで。これからよ?」
 媚薬を塗り込み終えると、全身に触手を一斉に這わせていくヴィラーチェ。
「お客様、いかがです?」
「んっ……くっ……あ……な、中々、ツボを……心得て、おる……な、あん……」
 悪魔の身体を、快楽で蕩かしていく極上の触手。これにはヴィネも、声が溢れるのを止められない。
「ああっ、最高っ……すごいっ、駄目っ、こんなの良すぎるっ……」
「ふああああっ……これは堕ちるとか言う人の気持ちも、ちょっと分かりますよっ!」
 そんなヴィネの快感をさらに煽るのが、BGMの如く耳元で響くシンディと麻弓の、快楽の悲鳴だ。
 2人とも、マッサージで散々出来上がった身体の首から下を、淫蕩の空間に連れ込まれ、全身くまなく、余す所なく刺激されていた。
 もはや、どこが気持ち良い、などと言う問題ではない。皮膚の、神経の全てが快楽を発している。
「こんなのっ……誰だって、溺れちゃいますよぉっ……!」
 だから声が溢れるのは仕方ない。そんな麻弓の言い訳も、もはや言い訳ではない、ただの事実を告げるのみだ。耐えようとしないのは、麻弓だからか、それとも女だからか。その区別など、意味を為さない。
「こんなのっ、死ぬよりつらいっ……最高、ですっ……!」
 自我の全てが快楽によって支配され、塗り潰される……苦痛すら感じ、しかしその苦痛すら心地よく。シンディの口からもさらなる喜悦が溢れる。快楽に発狂する事すら許されず、ただ、正気のまま受け取る事を強要される。
「はぁ、もっと……もっと、もっとぉっ……!」
「ずっと……このままで、いた、いっ……!!」
 完全に虜となった2人の姿と声を見せられながら、ヴィネの長い耳元にヴィラーチェがそっと口を近づける。
「お客様……あちらのコースも体験なさってみますか?」
「っ、ん……ほう……良かろう……」
 普段は、嗜虐の立場で快楽を喰らうヴィネ。だからこそ、被虐の快楽が、心を蕩かせていくのを感じる。
「ん、なれば……しばし、此の戯れを堪能致すとしよう」
 それでも彼女は、その余裕を崩さず、堂々と快楽を受け入れていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

時雨・遥華
快楽で心を追いつめる邪神とは…しかし侍であり忍びである拙者は快楽になど負けぬ!!(フラグ)

朧忍衆はレベル3を4人にして各個撃破を目指す。
拙者は刀で触手の対処を。
……ぬおっ、この触手どこを狙って!ひうっ!?
あ、怪しげな空間になど負け……くうっ!?

※アドリブ歓迎


ミーナ・アングリフ
「…潜入、了解…でも、わたしみたいな子供でも大丈夫、なのかな…?」

「耐えれば良いだけ…」→「快楽には勝てなかったよ…」状態

幼いながらも奴隷だった頃の経験でそういう経験も数多くさせられ、刺激や快楽に敏感で非常に弱かったり…。
ヴィラーチェに攻め立てられ、あっという間に快楽に心奪われて一切抵抗できず、触手空間に送られても、粘液や媚薬、触手の三つを放たれても成すがまま、されるがままといった状態に…。
寧ろ自ら甘えるようにおねだりしてもっときもちよくしてほしい、と快楽に身を委ねていくくらいに…。

「あ…もっと…もっとおねがい…あたまとける…おちちゃう…」

アドリブや他の方との絡み歓迎


原宮・早月
グッドナイス・ブレイヴァーを発動した上で、かっこよく敵をやっつけるよ!
…と思った矢先に、粘液と媚薬を浴びせられて触手に絡まれ裸にされちゃう。

触手に全身這いずられて気持ち悪いのに、全身敏感になって発情してるせいで気持ち良くて。
おっぱいも搾るように締め付けられて、お乳が漏れて…
嫌なのに、もっともっとして欲しくて堪らない…そう思ったところに、前と後ろ両方の穴に触手が入ってきて。
中を激しく抉られ犯されて。

それを全部、ドローンに撮られて動画を流されて…視聴者みんなに見られちゃう。
恥ずかしいのに、それが余計快感を煽って…触手に恥ずかしい格好させられて、犯されてイっちゃうところまで、全部生配信しちゃう。



「侍であり忍びである拙者は快楽になど負けぬ!」
「そう、耐えれば良いだけ……」
 快楽に挑み、溺れる猟兵ばかりではない。遥華やミーナは、触手を恐れる事なく前に歩み出た。
「あら……そんな怖いものはしまって。気持ちよくしてあげるわ、お客様」
「ふん、邪神の眷属の甘言になど乗りはせぬっ!」
 刀を構え、朧の忍と共に斬りかかる遥華。迫る触手を紙一重で躱し……。
「ひあっ!?」
 だが、ほんの僅か脇腹を掠めただけで、強烈すぎる快感が走った。刀先が狂い、狙いが逸れる。
「ふふ、敏感なのね」
「な、何を……ひゃっ、どこを狙ってっ……!」
 すぐさま、次の触手に絡め取られ、さらなる快楽がその身を襲い、戦いどころではなくなってしまう。
「あなたも……ほら、身を委ねて?」
「っ、あっ……だめっ……!」
 それはミーナも同じだ。ヴィラーチェに捕まり、触手が身体を這うと、一瞬で腰砕けに崩れ落ちる。
「わたしみたいな……子供、にっ……」
「あら、でもとっても敏感。まるでこういうのに慣れているみたい」
 元は奴隷だった彼女の身体は酷く快楽に弱い。耐えて見せる、などと言う意志は刹那で無に帰してしまう。
「だ、め……ああ……」
 あっという間に心を奪われ、その身体を粘液に、媚薬に、触手に囚われる。
 快楽の前に、意志など簡単にとろけてしまう。
「あら、お客様。これはなぁに?」
「だ、だめっ、それは……!」
 早月もまた、触手に捕らえられて。その上、展開した撮影用ドローンを見つけられてしまう。
「撮られるのが好き、なのかしら?」
「ちがっ……違うっ、それは、ボクの活躍を……格好良く……んぐっ」
 触手がドローンを絡め取ると、早月の身体を舐めるように映させる。放送用のスイッチは入ったまま、触手による陵辱を生放送してしまう。
「や、やだ……恥ずかしいっ……のにっ……」
 身体を震わせ、吐息を漏らし。全身を絡め取られ、搾り上げられる度に声が溢れてしまう。そんな姿が、ドローンの電波によって世界へと流されていく。
「こんなの……気持ち、悪いっ……」
「本当に?」
 触手に対する嫌悪が、粘液と媚薬で蕩けさせられていく。その過程を、その表情を、その痴態を、全てを放送する、堪え難い恥辱。
「はぁ、はぁ……ひっ……んっ……ひゅあ……あっ……み、らっ……れっ……」
 だと言うのに、その恥辱が、堪らなく心地よい。コンプレックスでもある豊満な肉体から快楽を搾り取られる、あるいは注ぎ込まれる度に、その小柄な身体が大きく跳ね上がる。
「あなたも、撮って欲しい?」
「っ、冗談では、ないでござ……ひぅっ!?」
 そんな光景を見せられながら触手に責められる遥華。すでに身体は、快楽で自由が効かず、拘束とは無関係に動かない。
「そう……じゃあ、隠してあげるわね」
「ん、何を……いや、まさかっ……やめっ……!」
 微笑んだヴィラーチェが開くのは、淫蕩の空間。無数の触手蠢く快楽の中へ、その身体を招き入れられる。
「っ、そ、そのようなものなどに、負けは……くひぅぅぅぅぅぅっっ!?」
 強がりなど、刹那たりとも持たない。あっという間に表情が、身体が、心が蕩ける。抵抗すればすぐに出られる空間、と分かっていた所で、出ようと言う意志もドロドロに蕩けていく。
「ああ……あたま……とける……とけちゃう……」
 それでも、まだ耐えようとする素振りを見せられるだけマシだ。ミーナはもはや完全に快楽に溺れ、さらなる責めをねだる。
「もっと……もっとおねがい……もっと……ぉ……ひゃうっ……♪」
 年相応の甘く舌足らずな声でねだっては、与えられる事を悦ぶ。快楽のためならば何を差し出しても良い、そんな思いすら沸き起こる。
「いい子ね……もっとしてあげる」
 そんなおねだりに応えるように、ヴィラーチェはミーナを無数の触手で包み込む。壊れるほどの快楽を与える抱擁に、安堵すら感じ、身を委ねていく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

霧沢・仁美
えっちな邪神はやっつけなきゃね…!

向かってくる敵に対して念動電光球で攻撃。
建物に引火しそうな分の火はすぐに消す。

けど攻撃する間に受ける粘液や媚薬で、だんだん攻撃の手が緩んでいっちゃう。
蠢く触手が、なんだかとっても魅力的に見えちゃって…

ダメだと思いながら攻撃を続けるけど、絡みつかれたら、粘液の効果もあってもう抵抗できなくなっちゃう。
自分で胸とお尻を突き出して、もっとしてっておねだりしちゃう。

そのまま服を剥かれて、全身を嬲られる。
特に胸が弱いから、搾られつつ先っぽ弄られると甘い声が出ちゃう。
お口で触手にご奉仕して、ご褒美に前後両方の穴に入れてもらって。
そうして何度も何度も絶頂へ…

※アドリブ大歓迎。


四季乃・瑠璃
【ダブル】で分身

「とりあえず、快楽に流されなきゃ良いだけ…しっかり殺ろう、緋瑪」
「そうだね、瑠璃!…でも、この間石化した時、割と危なくなかった?瑠璃」
「気のせいだよ!」

といった感じで参加。二人で触手や敵本体を【範囲攻撃、早業、2回攻撃】接触式ジェノサイドボムで吹き飛ばし、【マヒ攻撃】麻痺毒ダガーとK100の銃撃で敵を動けなくしたり殺したりするが、爆風では媚薬や粘液を防げず、場合によっては飛び散って余計にかかったりして徐々に二人揃って身体が熱くなって疼いてきたり…。
動きが鈍った隙をつかれて、触手で身動きを封じられて弄ばれ、心が蕩けそうに…。

「ひ、緋瑪ぇ…」
「るり、まけちゃダメぇ…」

※アドリブ歓迎


フレミア・レイブラッド
鼻歌混じりに店内へ突入♪
攻撃は【見切り】で回避したり、【サイコキネシス】で動きを止めて盾にするとか迎撃したりして防ぎながら、【2回攻撃、串刺し、怪力】でグングニルを振るって血祭にするわ♪
ヴィラーチェの血を【吸血】で吸ってみたりして、逆に吸血の快感を与えてあげたりね♪

ある程度殺戮を続けたら、それじゃ面白くないからぁ…【サイコキネシス】で触手を捻り潰し、搾り取った触手の粘液や敵の放つ強力な媚薬を自ら浴びるわ♪
常人なら心が壊れる程の快楽、味わってみたいしね♪
触手を自ら招いて、その快楽を味わってみるわ♪
わたし、快楽主義者だからね。楽しい事、気持ち良い事大好きなの♪
楽しみ…♪さぁ、わたしをオトシてみて♪



「えっちな邪神は……あたしがやっつける、よっ!」
 淫蕩が猟兵を蕩かしていく中、奮戦する仁美。超能力でプラズマ球を生み出すと、近づく触手達を薙ぎ払っていく。
「とりあえず、快楽に流されなきゃ良いだけ……」
 瑠璃もまた、分身として生み出した緋瑪と共に、爆弾、麻痺毒ダガー、魔術拳銃と、様々な武器を用いてヴィラーチェを殺そうとしていく。
「しっかり殺ろう、緋瑪」
「そうだね、瑠璃! でも……」
 そうして戦闘を優位に進めていきながらも、緋瑪の表情からは不安が消えない。
「この間石化した時、割と危なくなかった? 瑠璃」
「気のせいだよ!」
 つい先日の、アルダワ魔法学園での依頼を思い出して、危惧する緋瑪……その危惧の通り、触手を爆破した瞬間、付着した媚薬と粘液が飛び散り、瑠璃の身体にかかってしまう。
「っ……ひ、いやっ……緋瑪ぇ……!?」
「瑠璃っ!?」
 途端、身体を震わせ、崩れ落ちそうな快楽に襲われる瑠璃。
「ほら、もう、あなたも、これ以上乱暴は駄目よ?」
「しまっ……んはぁっ!?」
 気を取られた隙に、緋瑪も捕まって。お互いに触手で弄ばれはじめてしまう。
「っ……はっ……あっ、緋瑪ぇ……やっ、だ、だめぇ……」
「る、瑠璃っ……るり、まけちゃダメぇ……」
 今度は以前の依頼とは違い、緋瑪も快楽に耐えきれない。必死に抱き合って耐えるものの、表情は蕩けていく一方だ。
「ふああ、緋瑪っ……ひゃあっ……」
「る、瑠璃っ……んん~っ!」
 抱き合ってお互いを励まし合っているのか、それとも、身体を擦り合って興奮を高め合っているのか。自分達でもわからなくなってくる。
「っ……だ、大丈、夫……?」
 捕らえられた2人を見て、助けに入ろうとする仁美だが、その動きは鈍い。これまでの戦いで僅かずつ浴び続けた媚薬と粘液の興奮……それが、瑠璃達の痴態を間近で見せられた事で、表に出て来てしまう。
「……欲しいのね?」
「えっ……ひゃ、あああっ!?」
 そうして隙を晒した瞬間、ヴィラーチェの触手が仁美を捕らえた。即座に粘液を浴びせられると、身体中を一斉に刺激される。
「ふぁ、ああ……だめ、そこっ……そこはだめぇっ……!」
「駄目、って言ってる割には……えっちな格好ね、お客様?」
 溢れる興奮。口では抗おうとしながら、豊かな胸を、お尻を突き出し、ねだるように腰を振る。その度に与えられる快感に熱い吐息を吐き出す。
「はぁっ……あんっ……あ……はむっ……んっ……は、む、むっ……」
「ふふ、いい子ね……」
 目の前に揺れる触手を、自ら口に含み、丁寧に、奉仕する。そのご褒美に触手が激しさを増すと、蕩けるような表情で、ついには自らねだり始め、腰を振ってしまう。
「も……もっとぉ……」
「あらあら、素敵ね、楽しそう」
 すっかり淫蕩に屈した仁美……そんな姿を見ながら、楽しげに笑うのはフレミア。その表情は余裕に満ち、手近なヴィラーチェに歩み寄る。
「ほら、わたし達も楽しみましょう?」
 真紅の魔槍を振るってヴィラーチェを串刺しにし、動きを封じると、その首筋に真っ直ぐ牙を突き立て、血を啜り上げる。
「あっ……あっ、お、お客様っ……駄目っ……ですっ、くぁ……ふぅっ……」
「マッサージとか触手もいいけど……吸血も、気持ちいいわよね?」
 歳に見合わぬ幼い姿の吸血姫は、その精神も幼い残酷さを帯びていて。ヴィラーチェを逆に吸血の快楽に堕としながら、念動力で触手をその手に集めていく。
「ふふ、わたしの事も気持ちよくして頂戴?」
 そのまま、集めた触手を引きちぎり、そこから溢れる粘液と媚薬を、頭から浴びていくフレミア。途端、その身体が一気に熱で昂ぶり、恍惚の声を上げる。
「はあっ……んっ、確かにこれは……すごいわっ……」
 持ち主を離れてもまだ蠢く触手を、自ら身体に押し付け、そのうねりが生む焼け付くような快楽を、存分に堪能する。
「ああ、わたしをオトシてみて……ほら、もっとよっ……」
 この程度では足りぬとばかり、手近な別のヴィラーチェを襲い、その触手を奪う。全身を自ら触手塗れにすると、快楽に耽溺していく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

有澤・頼
「流石、エステサロンのスタッフ。綺麗な人ばかりだな…って服の下になんかヤバイやつがいる!」

現時点では眷属になっているてことだけど人命優先でやらせてもらおう。
敵の攻撃に関しては「見切り」や残像で回避するよ。あと、「咎力封じ」で相手のユーベルコードをなんとかして封じたいな。もし、触手に捕まったらていろんな意味で大変なことになるね。うん、体の力が抜けてく的な。ふわふわして思考ができなくなる感じかな…
ま、触手にはぶっすりと武器で刺して拘束から逃れよう。その後は手刀などでスタッフを気絶させようかな。

「やれやれ…」
これはいろんな意味で恐ろしい敵だな…


アンナ・フランツウェイ
快楽か…。今まで縁が無い物だから、それがどんな物かは私には分からない。だから今回は真面目に戦って倒すよ。だって周りの様子から、彼女達が与える快楽はあまりいい物だと思えないから…。

行動は【POW】

ヴィラーチェの攻撃を喰らわない為、「見切り」で触手の動きを身切って回避したり、近づかれた触手は「なぎ払い」で切り払す。

敵が集まって来たら断罪式・彼岸花を放ち、周囲のヴィラーチェ達を一網打尽にしてやる。アンタ達が快楽を与えるなら、私は苦痛を与えてあげる。
「どこを見ている。快楽を与える事に気を取られすぎ。」

近くに 責められている人がいたら、その人を責めているヴィラーチェを優先的に攻撃する。

アドリブ歓迎


夜月・クリスタ
こ、ここってエステサロンだよね?説明はされたけど、色々と想像以上だし怖いよ…。ま、まぁ覚悟を決めて頑張ろう…。

快楽を与える相手なら感情喪失薬使った方がいい…、ってうわっ!(感情喪失薬を使おうとした隙に、媚薬を食らったようです)

な、なんでこんなに気持ちいいの…?うぅ…。ぼ、僕に近づかないで…、触手を近づけないで…!お願い…!(フォックスファイアをヴィラーチェに放つ)

・アドリブ、絡み歓迎



「うぅ、いろいろと想像以上だよぉ……」
 目の前で繰り広げられる光景にすっかり怯えているクリスタ。猟兵達と眷属達の淫らな宴は、目に毒としか言いようがない。
「は、早くこれを使わないと……」
 取り出したのは小瓶、そこに詰められているのは、感情を喪失させる薬だ。感情さえなければ、快楽に怯えずに済む。
「あら、駄目よ、お客様……そんなお薬より、こっちを使いましょう?」
「あっ……駄目っ……!?」
 だが、その薬を奪われ、代わりに媚薬を飲まされる。途端、身体が芯から熱を帯びていく。
「ひっ……いやっ……なんで、こんなっ……気持ち……い……んんぁっ!」
 その熱に、戸惑いを隠しきれないクリスタ。首を振って快楽を振り払おうとするが、服が肌に擦れるだけでも激しい刺激が生まれる。
「ふふ、もっと気持ちよくしてあげるわ」
「っ……い、いやっ……」
 近づく触手を拒絶するように首を振り……咄嗟に狐火を生み出す。
「ち、近づかないでっ!」
 精神的にまだ未熟な所もある彼女は、快楽への渇望より恐怖を強く感じて。必死にその狐火でヴィラーチェを遠ざける。
「そんなに怯えないで、とっても気持ちよくしてあげ……」
「どこを見ている?」
 そのヴィラーチェの首を、無造作に斬り捨てるアンナ。血が吹き上がると共に、ヴィラーチェの身体が元のエステティシャンに戻っていく。
「あなた達は、快楽を与える事に気を取られすぎ。……大丈夫?」
「っ、は、はぁ……はぁっ……はぁっ……」
 恐怖から解放され、その場にへたり込むクリスタ。媚薬も残っているため、呼吸が荒く言葉も発せないが、首を大きく縦に振り、肯定と礼の意志を示す。
「そう、良かったわ。……どうも、今回はあまり感謝されないみたいだから」
 最初から戦う気がないか、それとも戦う気があってもすでに堕とされたか。戦意が残っている猟兵は数少ない。
 彼女達を触手から助け出せば、一応礼は言って貰えるが……身体を助けても心を助けられる訳ではない。すぐにまた触手に捕まったり、自ら身を投じたりで、助け甲斐が全くない。
「……ああいうのを見てると、彼女達が与える快楽はあまりいい物だと思えないわ……」
「同感だけど、まあ、そこは仕方ないんじゃないかな……」
 呪いの剣を手にした頼が、同様に触手と戦いながらそれに応じる。
「だって、アレ、本当にヤバイからね……」
 彼女の服は乱れ、息は上がっている。先程、一度は触手に捕まり、粘液と媚薬を浴びせられた身体は、火照って仕方がない。なんとか心が堕ちる前に自力で脱出出来たものの、心惹かれる者達の気分も理解できる。
「身体の力が抜けていくって言うか、頭がふわふわするっていうか……ひゃうんっ!」
 ぺろりとお尻を撫でられ、声を漏らす頼。快楽に気を取られ、普段は晒さぬような隙を晒してしまっている。
「っ、は……こ、このっ……やらせないっ……!」
 それでも、追撃は見切って回避。なんとか、溺れる前に触手を串刺しにして引き剥がすと、そこをアンナが斬り倒した。
「ありがと……っ……はぁっ……」
「いいえ。平気?」
 一瞬触れられただけでも、出来上がりつつある身体は蕩けるようで。首を振って快楽を払い除け、咎人の拘束でヴィラーチェの動きを封じていく。
「っ、はぁ……やれやれ、本当に、いろんな意味で恐ろしい敵だよ」
「快楽……私には縁がないものだけど」
 そんなに溺れるほどのものかと興味は沸くが、身を晒してみようとは思えない。アイアンメイデンを展開し、その中に仕込んだ処刑器具を展開するアンナ。
「アンタ達が快楽を与えるなら、私は苦痛を与えてあげる」
 無数の処刑器具が、ヴィラーチェ達を断罪し、その身体を眷属から引き剥がしていく。
「流石にきれいな人達だな……触手なんてついてない方がずっと良いと思うけど」
 元の姿に戻ったエステティシャン達は、危なくないように、頼が戦場から引き離していく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『『貴方の魔性を映す鏡の女神・スペクルム』』

POW   :    『アナタは、私(アナタ)の過去に囚われ続ける』
【対象自身の過去のトラウマを抱えた姿】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    『欲望に素直になりなさい、"私(アナタ)"』
質問と共に【対象の理性を蕩けさせる甘い香りと囁き】を放ち、命中した対象が真実を言えば解除、それ以外はダメージ。簡単な質問ほど威力上昇。
WIZ   :    『アナタが"私"を認めるまで、躾てあげる』
【従属の首輪】【躾の快楽触手】【欲に堕落する媚薬の香】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠風雅・ユウリです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ヴィラーチェの大半が無力化され、猟兵達もその魔手から救い出された。もっとも、その身体が救われても、心はすでに快楽の虜となった者も多い。
 そんな猟兵達の心に反応するように、サロンの奥で、鏡が妖しく輝いた。
『ねぇ……どうして快楽を拒むのかしら?』
 そこに映る影は……猟兵自身。だが、彼女たちよりもずっと淫らな顔をしていて。
『いいえ、拒んでなんかいないわよね。私(アナタ)はずっと快楽を望んでいるのだから』
 その鏡から、触手が伸びていく。それは、ヴィラーチェに比べればずっと優しそうに見えて……だが、それ自体が、危険の証。
 響く声が、香る甘さが、映し出される像が。
 猟兵達の拒否感を惑わし、理性を失わせながら、じわり、じわりと迫っていく。
時雨・遥華
【WIZ】
「くぅっ……はぁ……」
快楽の空間に送られた影響で身体のいたるところが敏感に…くっ…
…鏡に映っているのは、拙者?しかしあのような淫らな表情をっ…
きっとあやつが邪神、ならばここでっ…!

刀で触手を斬り直接鏡を……!?くっ!はぁっ…!?
身体が…思考が…この香りの影響か…っ!
触手も身体に…ひぅっ!?胸を…!?
そんなにっ…せめっ…!?ああっ…!?

「…もっと、気持ちよく…」

※アドリブ歓迎


原宮・早月
「あれ…やっつけなきゃ…」
頭では分かってても、体が思うように動かない。
さっきまでの快感で、疼いてしょうがない。
もっと嬲って、犯して欲しくてたまらない…

何か行動する前に、首輪を嵌められ、触手に絡まれ、媚薬の香で理性が蕩けて。
触手が敏感な場所…胸の先っぽやお股やお尻を弄り穿るたび、抵抗の意思が薄れていく。

そのうち、完全に屈服して。認めちゃう。
ボクは、えっちなコトが大好きで堪らないんだって…

そのまま、前と後ろ両方の穴に触手を受け入れ。
両手で触手に奉仕して。
鏡の中のボクとキスしながら全身擦り合わせて。
誰かが敵を倒すまで、ずっとずっと、快感を貪り続ける。

※アドリブ大歓迎。好きに辱めてやってください。


ピコ・イカヴァルコ
「……あ、終わり……?」
触手空間から投げ出されて、着衣も乱れたまま
脚に力も入らず四つんばいのまま鏡を見れば淫らな顔の自分が映る
もはや全力で攻撃して良い相手、リザレクト・オブリビオンを使用して攻撃を命令しようとするが

「もっと、ほしい、でしょ?」と鏡の中の自分が誘ってくると
命令を飛ばそうと鐘を持つ手が止まる
迫ってくる触手に抵抗もせず、むしろ身を任せて
首輪も媚薬も受け入れて
「……欲しい」
服の中、身体の中を触手が陵辱するのに歓喜して
死霊たちへの命令も忘れて快楽に溺れてしまう
「もっとぉ…もっとぉ……」
鏡に映る自分の顔は鏡の女神が見せているのか真実なのか、もう自分でも分からなくなってしまう


フォーネリア・ディヴィヤトリウム
先のアゴニーフェイス戦以降、身を火照らせる原因不明の甘い疼きが収まらぬ身体。
己を強いて薙刀を構え、妖しの鏡と対峙致します。

あの魔鏡が此度の首魁……何という、邪な気でしょう。
残る全ての方々を支配から解き放つ為にも、此処で討たなければ――……ッ!?

鏡に映るのは私と同じ姿…はしたない程に成熟した私の躰で、私の顔で…淫らに誘う己の似姿。
まるで身の内に燻る熱を見透かされているかのようで――ほんの一瞬の動揺が、この場においては致命的な隙に。
「ひ、ぁああぁ……ッ!?」
敏感な竜の角・尾を絡め取られれば…上がるのは己でも想像だにしなかった艶声。
振るう筈だった得物は手から零れ落ちて――



「……あ、終わり……?」
 触手空間から投げ出され、ぐったりと身を床に横たえるピコ。冷たい床の感触が、鮮明に感じられる。
「鏡……を……割らなくちゃ……」
 立ち上がる力は無いが、鐘を鳴らすだけなら出来る。青色のハンドベルを鳴らし、死霊の騎士と竜を呼び出した。あとは、黄金の鐘を鳴らし、鏡を割る事を命じるだけ……。
『それで、いいの?』
「え……」
 鏡の中から、自分がそう声をかけてくる。
『もっと、ほしい、でしょ?』
 無視すれば良いはずの言葉。それがどうしても無視出来ない。頷いて、受け入れれたいと、その思いが溢れ出す。
「もっと……ほし……いっ、んはぁっ!?」
 そレに従って欲望を認めた瞬間、その服の中に大量の触手が入り込んだ。口から溢れるのは悦楽の悲鳴。蹂躙に歓喜し、陵辱に耽溺する。
「そ、こっ……ふあああっ……」
 もはや、もっと、とねだる必要すらない。頭の中で求めるだけで、それは与えられる。
 責め手は鏡の中の自分なのだから、自分の欲しい事は何だって知っている。
「あああ……んっ……はぁっ、くぅぅっ……んっ!」
 どこもかしこも、余す所なく蹂躙され続け、際限なく与えられる快楽に、ピコは何度も身体を跳ね上がらせる。鏡に映る自分の姿から目が離せない。
「この鏡が此度の首魁、なんと言う邪な気……!」
「あやつを……邪神を、斬れば……!」
 フォーネリアも、遥華も、己の獲物を構えて邪神と向き合うが……敵意を向けられた鏡は、欲望を向け手に返す。その心を暴き立てる。
「残る全ての方々を支配から解き放つ為にも、此処で討たなけれ、ば――!?」
 薙刀を向け、振りかぶって鏡を見据えたフォーネリアが見るのは、己の姿。
 はしたない程に成熟した、その豊満な躰。
『私(アナタ)は……本当は、鏡を割りたくない』
「ち、が……」
 否定しつつも、群青の薙刀を持つ手が震える。アゴニーフェイスとの戦いで真の姿を露呈して以来、どうしても甘い疼きの収まらぬ身体。それが、鏡の言葉に揺さぶられる。
『私(アナタ)は、この疼きを満たしたい……』
「ち、が……いますっ……!」
 自分の一人称と、邪神の二人称が重なって聞こえる、独特の言葉。それが、相手の扇動なのか、自分の内から出る欲望なのかを、曖昧にしていく。
 それでも、彼女は薙刀を振り下ろすが……逡巡したその時は、邪神の触手が、彼女に近づくのを許してしまい。
「ひ、ぁああぁ……ッ!?」
 それが竜の角を、尾を、舐めるように巻き取った瞬間、フォーネリアの口から嬌声が溢れ出し、獲物を取り落とす。
「あっ……い、今の……私がっ……!?」
『そう、私(アナタ)があげた声。とても気持ち良い、声……』
 ソコが敏感であると、教えた訳ではない。だが、鏡に映るのは自分。自分の秘密を、知らぬ筈もない。触手が先端から根本までを往復する度に、力が、意志が、溶けていく。
『拙者(アナタ)は……もっと、気持ちよくなりたい……』
「な、何をっ……」
 遥華もまた、響く言葉に、ゾクリ、と身体を震わせる。
「せ、拙者は……はぁ、はぁ……そのような事、は……んんっ……」
 未だ快楽で火照った身体は至る所が敏感で、僅かにみじろぎするだけでも、服で擦れて快楽を生み出す。ぞの状態で漂う媚薬の香りを吸い込むと、身体が思考が、快楽で溶けていくようにすら感じられる。
「あ……ひ、ぁっ……胸……ぇっ!?」
 触手で胸の先端を刺激された瞬間、刀を取り落とした。そのまま崩れ落ちそうになる身体を触手で支えられると、どんどん身体に巻き付いてくる。
「そんなにっ……せめっ……あっ、やっ……!?」
 狼狽する中、全身を触手で包み込まれ、敏感な部分だけを刺激される。その度に、身体が跳ね上がり、快楽の頂点へと達していく。
「もっと……気持ちよくなりたい……っ!」
 達しても、満ち足りない。隠していたものを暴き立てられるように、後から後から、快楽への欲望が尽きず沸き上がる。
「あれ……やっつけなきゃ……」
『嘘。本当は、ボク(アナタ)はもっと欲しいんだ』
 早月も同様に、鏡の中の自分に唆され、表情が、理性が蕩けていく。疼く身体が鎮められず、ただ呆然と立ち尽くすのみ。
『もっと嬲って……もっと犯してほしくて堪らないんだ……』
「ボ、ボクは……あっ……」
 鏡に映った自分の姿が、実体を成して出て来る。その手に握られた首輪が、なにかとても甘美なものに見えて……嵌められるのに、抗えない。抗う気すら起こらない。
「あっ……んっ……ふぁ、ああっ……!」
 触手が、胸やお尻を、敏感な部分を、刺激する。その欲望が、溢れ出す。
『ボク(アナタ)は、えっちなコトが』
「……大好き、です……んんんっ!」
 そうして、その欲望口にした瞬間、触手が一斉に、大事な部分へ押し寄せた。もはや、それを拒む理由は、存在しない。
「は、ぁっ……すごいっ……すごいよぉっ……!」
 触手に口付け、丁寧に奉仕し、その口いっぱいにほおばる早月。鏡の中に映しだされた自分が実体を成すと、それと抱き合って擦り付け合う。
「ああ……すごい……すごい……の、ぉ……ぉぉ……!」
 鏡に映る自分の痴態を、ピコは恍惚と受け入れ、より激しく乱れていく。
「私は……ああ、こんな、に……」
 執拗に、角と尾だけをしごかれ続け、フォーネリアの手付かずの豊満な肢体が物欲しげに熱を帯びていく。
「っ……んんんっ、あっ……せっ……しゃは……ふあ、くひぃっ……」
 大きな胸を嬲られる度に、遥華の口から歓喜の悲鳴が漏れ、ねだるように胸を突き出していく。
「もごっ……もごっ、ふむっ……んんっ!」
 触手が口内を蹂躙する度に、自分自身を抱きしめる早月の力が強くなる。
 もはや女達に抵抗の意志などない。
 ピコに呼び出された、命令を待つ霊の感情なき瞳に見下ろされながら、ただただ、悦楽に溺れていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ミーナ・アングリフ
ヴィラーチェからの快楽の影響で、助けられた後でも半ば放心状態…。
既にもっと気持よくなりたい…としか考えられなくなってる。

奴隷としての過去に囚われ、与えられる快楽にも非常に弱い為、そもそも相性が最悪。

鏡から伸びる触手に自分から求める様に歩いて行き、従属の首輪も触手も媚薬の香も一切抵抗もせず、寧ろ自分から受け入れる様に受けて恍惚の笑みを浮かべ、理性を蕩けさせながら快楽に浸っていく。
そして、その「躾」のまま奴隷時代の様にそのまま敵を主人として快楽に溺れるまま屈し、堕ちていく…。

「あは…ごしゅじん…さまぁ…。わたしをもっと…きもちよくしてください…わたしをつかってください…」

アドリブや絡み歓迎


夜月・クリスタ
お、親玉のオブリビオン…。でも感情喪失薬も無いし、まともに動けない状況でどうすれば…。
(まだ媚薬が聞いているみたいです)

そんな状態でスぺクルムの【WIZ】攻撃が命中。首輪を付けられ拘束された挙句躾され、快楽堕ちしちゃう。後はスぺクルムにされるがままに!

躾終了後は犬みたいに狐耳や尻尾を振って、‟ご主人様″におねだりしちゃう状態に…。こんな僕に優しくしてくれる人って始めて…。あれ?僕って一体誰だったっけ…?
「ご主人様…。も、もっと気持ち良くして下さい…。愛してくださいっ!」

(アドリブ、絡み歓迎)


石動・彼方
あれは…私?
違う…あれは…あれは…パパに愛されていた頃の私…!

◉トラウマ、或いは、中毒
私はずっとパパに…父親に虐待されていた、でも幸せだった。
叩かれて、揉まれて、飲まされて、貫かれて…何度か堕した事もある、だって毎晩だったから。
なのにパパはある時、女を連れてきた、私に隠れて子供まで作っていた女を…だから殺した。
1人になった私には義弟の…あの女の子供だったハルくんしかいなかった。
だからハルくんを沢山可愛がって愛する事にした、殴って、叩いて、折って、包んで、吸って、空っぽになるまで出させて…それが私の知る愛だから。
でも満たされない…本当はまた誰かに、痛いくらい愛して欲しいの。

※アドリブ大歓迎



「あれは……私……?」
『そう、これは、私(アナタ)。パパに愛されていた頃の私(アナタ)よ』
 彼方に鏡が囁きかける。映し出されたのは、忌まわしい虐待の光景。
 ――幸せだった虐待の光景。
『私(アナタ)は毎晩、パパに愛されていた。私(アナタ)は幸せだった。なのに……』
「……パパは、女を連れてきた。私に隠れて、子供まで作っていた女を……」
 歪な独占欲。隠されたドロドロの欲望。それを鏡は暴き立てる。
 否、そうではない。鏡は最初から知っている。鏡に映るのは、彼方自身なのだから。
『私(アナタ)は一人になった。だからあの女の子供しかいなかった」
「だから、ハルくんしか、いなかった」
『だから、私(アナタ)はハルくんを愛した』
「私の知る愛で……殴って、叩いて、折って、包んで、吸って、空っぽになるまで……」
 歪み切った愛を、一身に注いで。
「でも、私は、満たされない……!」
『だから、私(アナタ)が愛してあげる……痛いほどに』
 全てを口にした瞬間。鏡の中の彼方が、彼方に襲いかかった。
「あっ……ああっ、ああああっ!」
 本当に求めていた愛を、鏡は彼方に与えてくる。彼方の事情など一切勘案しない、己のエゴを、ただただぶつけるような愛を。痛くて、辛くて、激しくて、熱い愛を。
「ああ……ああっ、愛してっ……私をっ……愛してぇ……!」
 求めて止まぬものを与えられる快楽。抗えるはずがない。抗うはずがない。
 そうして邪神は、心に付け入って来る。ミーナもまた、過去を、鏡に暴き立てられる。
『わたし(アナタ)はこうして、いつも……気持ちしてもらって……』
「ああ……んっ……だから……もっと……っと気持よくなりたい……!」
 ヴィラーチェから与えられた快楽で、すでに出来上がった身体。奴隷として主人の欲望を満たし続け、心を壊された過去。
 身も心も支配され、抗えるはずがない。
『わたし(アナタ)がアナタを気持ちよくしてあげるわ……ねぇ、ミーナ?』
「んっ……あはぁ……ごしゅじん……さまぁ……」
 首に感じる鎖の冷たさが、ミーナを奴隷に戻していく。幸せも、人生も諦め、けれど快楽に溺れる事が出来た、あの頃に。
「わたしを……つかって……ふぁ、くぅ、ぁ……くだ、さいぃ……!」
 主に媚び、主に気持ちよくなってもらおうと、身体を動かし、応えていく。奴隷は、快楽を与えられるものではない。主の快楽のおこぼれをいただくだけ。だからもっと主を悦ばせて、もっと気持ちよくして欲しい。
 目の前のそれが敵であると、邪神であると、そんな記憶はもはやどこにもない。ただただ、媚びて、甘える事で、過去へと溺れていく。
「ご……ご主人様……」
『そうだよ。僕(アナタ)は僕の奴隷。逆らう事は許さない』
 クリスタもまた、首輪を嵌められ、躾を与えられる。触手が全身を這い回り、媚薬がその身を支配する。
『ほら。気持ちよくしてほしいんだよね、僕(アナタ)は』
「く、ぅぅぅぅんっ……あ……こんな、僕に……優しく、して……んんっ!!」
 否定しようにも、与えられる快楽が否定を許さない。抗う心を蕩かすような、優しい、甘い快楽が身を包む。
「ああ……僕……僕、もうっ……ああ……でも、僕……って、誰……?」
『僕(アナタ)は僕。何も考えなくて良い。僕(アナタ)が考えずとも、僕が考えてあげる』
 自我すら放棄し、全てを主に委ねる。もはやクリスタに……いや、『クリスタだった妖狐の女』には、快楽を与えられる事しか考えられない。
「ああ……わかり……ました……何も……考えないから……気持ちよく……して……愛して、ください……!」
『存分に愛してあげる。存分に、蕩けさせてあげる……』
 優しい、優しい、身も心も蕩かす、甘い触手の躾。それが、誇り高き妖狐の怪盗を、主に飼われるペットへと堕としていく。
「ごしゅじん……さま……ふぁ、くぅっ!」
「ご主人様ぁ……んんっ!」
 ミーナも、妖狐も、すっかり鏡の邪神に屈し、目の前に映る自分の姿を、主と呼んで隷属する。小さなお尻を、狐の尻尾を振って悦ぶ奴隷達に、主は濃厚な触手の愛撫を返していく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

秦田・麻弓
エステのお姉さんたちは倒れちゃったし、次はこっちですね
みんな今そういう感じだし、いっぱい楽しんじゃいましょうねー

というわけで、いっぱいなのと激しめなのが好きでーすよろしくお願いしまーすっ
のーてんきにエステと同じノリで、暴くまでもなくカミングアウトしながら突っ込みます

ご褒美エステもホントに楽しみたいので、倒される気配がないまま飽きるくらいに遊べたら、鏡を割る方に容赦なくシフトします
気持ち良いのは残念ながら慣れてますし、必要なら意外とやめれちゃうんですよね。

「次の気持ち良いのも欲しいので、こっちは今日はこの辺で、またよろしくお願いしまーす」

接触してる触手や鏡像に電撃攻撃、武器で鏡をドつき回します


フレミア・レイブラッド
「面白い事を言うわね、アナタ…欲望に素直になりなさいって♪わたしはいつだって欲望に正直よ♪だから…ねぇ、"私(アナタ)"どちらがより欲望に正直になれるか勝負しないかしら?」

という感じで、自ら浴びた粘液と媚薬を堪能する様に笑みを浮かべながら、鏡と相対。
【魅了の魔眼】で残ったヴィラーチェ達を魅了。更に濃厚な口づけや快楽を伴う【吸血】等を施して完全に虜にし、鏡の女神を逆に快楽で襲わせるわ♪
「代わりに、わたしも貴女の躾に付き合ってあげる♪」と快楽触手と媚薬の香を抵抗せずに受ける(首輪だけは犬みたいだし魔眼が使えなくなるからと【念動力】や槍で防ぐ)

さぁ、どちらがより欲望に正直になるかしら♪

※アドリブ歓迎


シンディ・ノックス
自分自身に責められる系だ、萌える。
自分にしかわからないエロいことで辱められるんだ、最高。

……あれ、特に恥ずかしがること思い浮かばない。
物心ついたころからエロい事して生計立ててたのは、うん普通よね。
一度に相手する人数も二桁超えないと多いとは言えないし。

うん、一線を越えたシチュとか快楽とか、それが憧れ。
なんかものすごく楽しい感じしかしないよね。
ゲームとかじゃなく実際に自分で体感できるとか嬉しいじゃない。

まあそんなことは別にどうでもいいとして、
自分自身に犯されるとか物凄くいいわ。
自分に全て見られながら触手に全身全て犯されるとか。
このままずっとこうしていたいわ。

アドリブ絡み歓迎。


ヴィネ・ルサルカ
ん……?むぅ…何じゃ、人の愉悦を邪魔しよって…
ヴィラーチェ共は…無力化されたか…仕方ない、仕事に取り掛かるとするかのぅ

【■■■■■・■■■】にて眷族を召喚、猟犬には【鎧砕き】【生命力吸収】を付与し遊撃を、奴隷には【毒使い】【誘導弾】を付与し強酸による援護射撃を指示。

わしは先程の余韻が残っておる故に暫くゆるりと高見の見物と致そう…

ふむ、こやつは精神を侵す術を用いるか…ならば、ユーベルコードは敢えて受けると致そう。

ククク…わしの狂気とお主の魔性、どちらが格上か確りと刻まねばなるまいな?

他の猟兵との連携、即興は歓迎致そう。



 鏡に映った麻弓が、麻弓を妖艶な瞳で見つめる。その欲望を、暴き立てる。
『私(アナタ)は……気持ち良いのが好き』
「あ、はい、好きですよ?」
 だが隠していない麻弓には、一切関係ないのであった。
「ほら、だって、みんな今そういう感じですし」
『……』
 刹那、絶句するスペクルムであるが……気を取り直して触手を生み出していく。
『良いわ、私(アナタ)の望み通りにしてあげる』
「ありがとうございますー。いっぱいなのと激しめなのが、もがっ」
 その後は口にするまでもない。麻弓の望み通り、大量の触手がその身体を覆い尽くす。
「んっ……はっ……さっきのエステも良かったですが、こっちも……んんっ、そう、そこですっ、ふぁ……!」
 全身を余す所なく、淫蕩で包み込むのがヴィラーチェの責めなら、全身の弱い部分を全て暴き立てるのがスペクルムの責めだ。心に暴き立てられる部分事のない麻弓とはいえ、いちいち告げずとも望む責めを与えてくれるのは、とても気持ち良い。
「自分自身に責められる系とか、萌えるわ」
 そして、シンディもまた、何一つ隠す事なくその身と心をさらけ出す。
「さあ、私にしかわからないエロいことで、私を辱めて!」
『そう、私(アナタ)は……アナタは……』
 言葉に詰まる鏡。何にしろ、羞恥心と言う概念の欠如した、頭おかしい系女子である。
 辱めようにも、経験豊富な彼女は何をしたって恥ずかしがらない。
「あら、何も無いの?」
『……私(アナタ)には、そう。限りなく与えてあげる』
 だったらもう、あとは量でなんとかするしかないと、ヤケ気味に触手を伸ばすスペクルム。媚薬の香りで包み込み、無数の、数限りない触手が全身を包み込み、そして貫いていく。
 ヤケであっても、その快楽が並外れている事に変わりはない。
「んっ……んむっ、はっ……」
 全身を、全てを、余すところなく蹂躙され尽くす。無事である所などない。口も塞がれて、言葉を発する事すら許さない。
(乱暴すぎ……でもソレがいいっ……!)
 唯一許された両の瞳だけが、その痴態を見つめる鏡を、自分の姿を映し出す。シンディをして、そうそう受ける事のない責めを、自分自身に見つめられる。
(これ、良いわね……! ゲームとかじゃなく実際に自分で体感できるとか、素敵!)
 身体は快楽に支配され、頂点を突き上げ続ける。にも関わらずその思考は冷静に自身の状態を俯瞰し、そしてその自身の姿にまた快楽を覚える。
「面白い事を言うわね、アナタ……欲望に素直になりなさいって♪」
 鏡の前に堂々と身を晒すのは、フレミアもだ。自ら浴びた粘液と媚薬に塗れたまま、鏡に映った己の姿に手をのばす。
「わたしはいつだって欲望に正直よ。だから……」
 そのまま、グッと両手で、その像を掻き抱き、鏡から実体を引きずり出した。
『んっ……!?』
「どちらの“わたし(アナタ)”がより欲望に正直になれるか、勝負しないかしら?」
 妖艶な姿の『自分』と見つめ合い、抱き合って。その瞳を覗き込む。
『……良いわ。わたし(アナタ)を気持ちよくしてあげる、だから……』
「わたし(アナタ)を気持ちよくしてあげる、わね……」
 鏡の邪神としてそれに応えた自らの鏡像と、フレミアは身体を絡め合う。
「んっ……あ、いいっ……!」
 鏡像が伸ばすのは触手と媚薬。念入りにその身体の弱い部分を刺激する。
『くっ……はぁ、あああんっ……!』
 応じたフレミアは、まだ眷属の姿を保ったヴィラーチェを魔眼で呼び寄せ、鏡像を責めさせる。
「はぁ、良いわね、あなたの躾……でも、私の責めも良いでしょう……?」
 自らの姿をした鏡像と、念入りに快楽を交歓し合う。同じ嬌声が、重なり合って響き合う。
「ククク。お主、なかなか面白い事をするものじゃな」
 そんなフレミアの姿を観察しながら、ヴィネは、人では発音不可能な呪文を唱え、己の眷属を呼び寄せた。彼らを左右に従えると、悠然と椅子に腰掛ける。
「良かろう。わしも、お主に責める事を許す。やって見るが良い」
『……良いわ。わし(アナタ)を気持ちよくしてあげる』
 鏡から伸びる触手。念入りに弱い部分を刺激してくるそれに、ヴィネは心地よさげに目を細める。
「んっ……良い……実に……ん、くぅ……!」
 ヴィラーチェに責めさせた快楽の残る身体が、その快楽を受け入れ、恍惚と震える。
「ククク……わしの狂気とお主の魔性、どちらが格上か確りと刻まねばなるまいな?」
『ええ……刻んで、あげるわ……』
 さらに溢れる触手が、ヴィネを包み。それでもヴィネは余裕を崩さない。
「お、おぉ……良い……ククク……ほれ、もっとじゃ。頑張らねば、こやつらを差し向けるぞ……んんぉっ、ほぉっ、そう、そうじゃっ……」
 従えた眷属に視線を向ければ、触手の責めはさらに強まる。
 鏡さえ割られれば退去する邪神にとっては、責めると言うより、脅されて奉仕しているようなものだ。どちらが邪神か、わかったものではない。
(あー……皆さん、結構余裕ありそうですねー)
 そして、責められている麻弓もまた、そんな彼女たちを見つめる余裕を見せる。
 快楽に慣れた彼女にとって、快楽に溺れながら正常な思考を保つなど、難しい事ではない。
(誰も倒す気配がなかったら、私が割りにいこうかと思ったんですが)
 人外の快楽も良い。だが普通のご褒美エステだって楽しみたい。彼女にとってはこの責めも、その程度のもので。
(でも他の誰かが割ってくれそうですし、それまで楽しんでおきましょうー)
 4人とも、誰よりも激しく乱れながら、誰よりも冷静に、状況を見守り、快楽を楽しんでいく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アンナ・フランツウェイ
行動は【POW】。

・アンナの過去のトラウマ
両親や嫌われた果てに実験施設へ売り飛ばされた事。その施設での人体実験と、同じく集められたオラトリオの子供達と殺し合いをされた事を見せられる。その過程で受けた苦痛が快楽に代わっている。

…⁉今のは何…?これが快楽…?止めろ、見せるな!うぅ…。もう、限界…。(快楽とトラウマを見せられた影響で気絶)

(気絶する寸前に呪詛天使・再臨が発動、真の姿へ変化し呪詛の言葉の主がアンナの体を乗っ取る)

…ふふふ。やっと表に出てこれた。あなた達には怨みは無いけど、アンナの体に変な影響があると困るわ。だから我が「呪詛」とこの身を焦がす憎悪を持って、その邪悪な鏡を割に行きましょう。


四季乃・瑠璃
「るり、だいじょうぶ…?」
「ひめ…わたし、身体が…」

【ダブル】継続中

助けられた事でなんとか快楽から逃れられたが、与えられた快楽が凄すぎて二人揃ってまだ半ば蕩けてる状態。
そこに媚薬の香や理性を蕩けさせる囁き等で段々と理性が蕩けていき(特に瑠璃側)、相方に抱き付いて押し倒し、キスしたり一章より激しく身体を擦りつけたりして快楽を求めて深みに嵌って行ったり…。
もう片方も快楽に蕩け、薄れる理性の中、なんとか時限式ボムを投げようとするが力が抜けてボムが手から零れてコロコロ…。
二人は揃って快楽に負けて流されてしまうが、零れ落ちたボムが偶然鏡の足元(?)へ転がってドカンと炸裂。
鏡爆破に成功したり

※アドリブ歓迎


有澤・頼
「やばいな…」
(体が更に火照ってきてるし、どこまで持つか…)

敵の攻撃には「見切り」「残像」で避けるよ。敵の攻撃を受けた場合は眷属たちとの戦闘でやられた媚薬と粘液の影響もあって抵抗がかなり難しくなるかも。頭が蕩けちゃうし、あまりあげたことない声も出してしまうかもしれないね。
それでも、なんとか鏡を割らないとね。「剣刃一閃」でスパッと斬ってやりたいね。

「本当に酷い目にあったな…危ない危ない。」
心も体も堕ちる程、快楽っていうのは恐ろしいね。


アイル・コーウィン
じ、自分自身に責められちゃうなんて、だいぶアブノーマルな状況ね。
でも、うん。猟兵として逃げる訳にはいかないから、全力で相手しないとね。

まずは自分の欲望に忠実に、引き込まれる事にするわ。
何たってさっきのマッサージで身体の火照りは限界だし、まずはスキッリさせないとよね、うん。
相手が自分自身なのがちょっと気になるけど、そんなアブノーマルな状況にもちょっと興奮しちゃうかも……。

ある程度果ててスッキリしたら、UCの「羞恥心の限界突破」で反撃、こっちから責め返すわ。
といっても反撃する相手も自分自身、どっちが責めと受けなのかごっちゃになっちゃうかもだけど、まあ、気持ち良ければ何でもいいわね。

【アドリブOK】


霧沢・仁美
あれはあたし…ううん、あたしは違う…あんな、えっちな顔なんか、してるはず無い…。
あれは、やっつけないと…

でも、散々嬲られ続けたせいで身体は思うように動かない。立ち上がるのがやっとの状態。
甘い匂いを嗅がされ、囁かれると、身体が疼いて堪らなくなる。
最初は欲望を否定するけど、その間も腰は物欲しそうにくねって、内股を擦らせて。相手の言葉を拒むたびにその動きは大きくなって。

結局、欲望を受け入れちゃう。
あたしのお口もおっぱいもお尻も大事なところもいっぱい弄って、気持ちよくして…って。
後は、何をされても嬉しそうに喘ぎながら、もっともっとっておねだりし続けると思う。

その後、最後の力を振り絞って念動光弾で攻撃。



「るり、だいじょうぶ……?」
「ひめ……わたし、からだ、が……」
 蕩けきった姿で倒れている瑠璃と緋瑪。彼女達も、鏡が映し出す。
「ひめ……わたし、なんか……へん……」
「るり……も……? わたし、も……」
 舌の回らぬまま、互いを見つめ……そこに媚薬が香り出すと、理性がドロドロと蕩けて来る。
「ひめ……ひ、めぇ……」
「きゃっ……る、りぃっ……!」
 瑠璃が緋瑪を押し倒し、抱き竦めて、唇を重ねる。より激しく身体を擦り付ける。鏡に映った自分よりも、もっともっと自分自身に近しい相手。異なる人格の自分に、快楽の欲求をぶつけていく。
「あれはあたし……ううん、あたしは違う……やっつけないと……」
 仁美もまた、快楽の余韻が抑えられない。鏡に映った自分の身体を、全力で否定しようとする。
『いいえ、あたし(アナタ)はアナタ……あたし(アナタ)は、えっちな事を求めているのよ』
「ん、ぁっ……ちが……ふぁ……」
 そんな否定を、鏡像の邪神がさらに否定する。妖艶な表情で見つめられ、媚薬の甘い香りを嗅がされると、身体が疼いて疼いて堪らなくなる。
「ちがう……あたし……あんな、えっちな顔なんか、してるはず無い……」
 言いながら、腰をくねらせ、脚を擦り合わせる。否定の声が、弱まってくる。
『欲しい、でしょう、あたし(アナタ)?』
「……」
 ついには、こくん、とうなずいて。その瞬間、触手が一気にその身に迫る。
「も、ごぉっ!」
 触手を口いっぱいに頬張って。大事な所で受け入れて。豊かな胸も、お尻も、全部、イジられてしまって。
「もごっ……ふむ、ぉっ……むぉぉっ……!」
 恍惚に身を委ね、蕩けながら、腰を振る。一度枷が外れれば、もう抑えは効かない。快楽をねだり続け、与えられる度に喜びで身体を震わせていく。
「ああ……じ……自分自身に、責められる、なんて……っ!」
『でも、私(アナタ)はそれに興奮している。でしょう?』
 アイルは、そのアブノーマルな状況に、心が蕩けていく。本来あり得ない責めを受け、火照った身体がさらに熱くなって。自然と腰を動かし、触手を受け入れる。
「んっ……でも、猟兵として……逃げる訳には、あっ……ああっ……!」
 与えられる欲望に溺れ、恥じらいに顔を蕩けさせ。自分自身の嗜虐の顔を見つめつつ、被虐の顔を浮かべて、何度も何度も達していく。
「っ……何っ……これ、はっ……!?」
 そして、アンナの目の前に見せられるのは、心の傷。黒い片翼を疎まれ、嫌われ、両親によって実験施設に売り飛ばされた、過去。
「止めろ、見せるな!」
『いいえ……もっとよく見て、私(アナタ)?』
 集められたオラトリオと殺し合いをさせられ、人と世界を憎悪した、忌まわしい記憶。
 思い出したくもないそれが、目の前で繰り広げられる。
『でも安心して。私(アナタ)が苦痛の記憶を、快楽に変えてあげる』
「止めろ、見せるな! こんな……これが快楽なんて……ん、ぁっ!?」
 記憶の中で受けた痛み。それが、快楽へと書き換えられる。
 トラウマが快楽に塗りつぶされ、その身体が、思考が、記憶が熱で蕩けていく。
「これは、やばいな……」
 快楽に堕ちていく者たちの姿を見ながら、頼は必死に鏡に近付こうとする。だが、媚薬と粘液に身体を蝕まれた今、僅かな距離が絶望的に遠い。
『ほら、もう……諦めたら。身体が持たないでしょう、私(アナタ)?』
「くっ……まだだ……ひゃああんっ!?」
 死角から迫った触手が尻を撫でると、普段上げないような声を上げる。
 普段と言うなら、そもそもこんな不意打ちを喰らう頼ではない。明らかに、快楽で刃先が鈍っている。
「っ……はっ、んっ……やめ、ろっ、このっ……んぁっ!?」
 必死に剣を振るい、その触手を斬り飛ばして難を逃れる。だが、触手が身体に触れる機会は確実に増えていき、じわじわとその身が快楽に溺れそうになっていく。
(くっ……体が更に火照ってきてるし、どこまで持つか……!)
 近づけず、隙を見いだせず、焦りを隠せない。
「ひめ、ひめぇ……」
「る、るり……がんば……ってぇ……!」
 そうしている間に、瑠璃はさらに激しく、緋瑪の身体を求めていく。緋瑪は必死に瑠璃を抑えているが……。
「ふぁ、るりっ……だめっ……んんっ!!」
 必死に瑠璃の下から逃れようとした瞬間、瑠璃に唇を奪われる。舌をねじ込まれ、胸を擦り合わされ。これ以上は、と焦る思いと、もう受け入れてしまっても、と言う思いが、緋瑪の中でせめぎ合う。
「ふ、ぁ……んっ……る、り……」
 それでも、必死に爆弾を取り出した緋瑪……その腕を、瑠璃が抑える。
「ひめ……いっしょに、きもちよく……なろ?」
「あ……るり……」
 見つめられ、動けない。手にした爆弾が、取り落とされて、ころりと転がっていき、そして……。
 ドンッ!!
『っ!?』
 その爆弾が、鏡の近くで爆発した。割れこそしないものの、大きく揺れ、鏡像がぼやける。
「っ、あっ……い、そ、そこっ……!」
 与えられる快楽も緩み……そのほんの一瞬、必死に力を振り絞り、仁美は光弾を解き放つ。
『くっ、何をっ、この……!!』
「今、だっ……!」
 すぐさま頼も間合いを詰め、呪われし剣を一閃。真っ二つに鏡を断ち切ろうとする。
『さ、させないわ、私(アナタ)ッ!』
「させないのはこっちっ!」
 触手を伸ばしてそれを阻止しようとする邪神だが、仁美はその触手を一斉に断ち切っていく。
『こ、こうなったらっ……!』
 追い詰められた邪神は、鏡を激しく輝かせた。心を読む余裕もなく、それならばと触手を増やし、媚薬を溢れさせて、猟兵達を堕とし狂わせようとする。
「~~~~~~、あ、はあああッ!」
 そこから与えられる激しい快楽に、アイルは何度目かの頂点に達し……そして、その快楽が、羞恥心が、限界を越えて爆発した。
「はぁぁっ……イイッ……良かった、わ、あなた。だから……!」
『!?』
 自分の前に立つ鏡像。それを見つめ、押し倒す。限界を越えた羞恥心が力となり、邪神すら抗えぬ力でねじ伏せる。
「お返しよ。私が気持ちよくしてあげる」
 鏡像を激しく攻め立て、その身体を蹂躙するアイル。
 自分の姿を責めていると、責めているのか、受けているのか、分からなくなってくる。それでも……いや、だからこそ、さらに激しい快楽に溺れる。
「はあ、はぁ……気持ちよく……なりましょ……んんんっ!」
『な……何をするの、私(アナタ)……んんっ!?』
 激しい快楽は、鏡像を通して本体をも揺さぶっていく。動揺する鏡……の前に立つ、一人の影。
「ふふふ。やっと表に出てこれた」
『な、何……私(アナタ)……いいえ、アナタ、じゃない……!?』
 アンナの姿に、動揺するスペクルム。鏡はアンナを映しているが、そこに宿る心はアンナではない。
『誰……私にも、映せない……!?』
「ふふ、あなた達には怨みは無いけど……」
 『アンナ』は、白い片翼さえも黒に染め、断罪の剣を振りかぶる。伸びてくる触手も、意に介さない。
「アンナの体に変な影響があると困るの、だから……消えなさい」
『あ……ああ、あああああああ~~~っ!?』
 そうして振り下ろしたその剣が――鏡を、粉々に叩き割った。

 鏡が割れ、邪神が退去すると、全ての触手が消え、エステサロンに平穏が戻る。ヴィラーチェに変えられていたエステティシャン達も、全て元の姿に戻る。
 ……まあ、戦闘の痕はいろいろ残っているし、快楽に溺れた余韻に震える猟兵達も、あちこちに転がっている訳だが。
「快楽っていうのは恐ろしいね」
 そんな光景に、頼は、しみじみと。心の底から、そう口にしたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『打ち上げは高級ホテルでゆったりと』

POW   :    高級バイキングを食べ尽くそう

SPD   :    ホテルの施設(プールやジムなど)で体を動かそう

WIZ   :    エステやマッサージで癒されよう

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 その後、余裕のある猟兵達でエステサロンを掃除して。
 片付いた頃には、快楽の余韻も大分引き、エステティシャン達も意識を取り戻していた。
「本当に、なんと言ってお礼を言えば良いのか……」
 エステティシャン達は、眷属に落とされていた時の事は全く覚えていないようだが、猟兵達に助けられた、と言う認識はあるようだ。
「私達に出来る事なら、おっしゃってください。もちろん、エステをお望みなら、遠慮なくお申し付けくださいね。気持ちよくして差し上げますから」
 もちろん、その快楽は、邪神や眷属達が与える乱暴な快楽ではない。望むなら、その謝礼を受け取るといいだろう。
 あるいは、UDCの予算で、ホテルの別の施設で豪遊するのも良いかもしれない。
石動・彼方
WIZ・エステ希望

もうエッチな施術はしてくれないだろうけど、たまにはエステで自分磨きも良いわよね。
ハルくんの為に綺麗なお姉ちゃんでいなきゃ♪

◉エステ
「よろしくお願いね♪」
高級エステコースを堪能するわ、内容はお任せ。
そういえば、彼女達って操られてた時の事は覚えているのかしら…もし覚えているなら、私の穴の中まで全部見られちゃってるのよね…。
「ちょっと興奮するかも」
はぁ…また激しくてエッチなエステしてくれないかなぁ…なんて邪な気持ちで、エステの腕に溺れましょう。
「あ、ん♪ やっぱり気持ちいいことって最高…これが愛よね、愛」

アドリブ大歓迎


有澤・頼
「それなら、私はエステやマッサージをお願いしてみようかな?」
リピーターも多いって評判だしそれにこういうことってなかなかないからね。

エステって初めてなんだよね。それに誰かにマッサージしてもらうのも初めてだから楽しみだよ。
(エステティシャンのマッサージに眠気が襲う)
あー気持ちいいな…本当にさっきの戦いで敵に与えられた快感とは違って心地よいや…それに眠たくなってきちゃった…エステとかで寝ちゃう人っているのかな…?
極楽…極楽…


夜月・クリスタ
僕はエステサロンに行こうかな。少し考えたい事があるし。

エステやマッサージ中に思い浮かべるのは、スぺクルムに奴隷にされた事と、彼女から受けた優しさと愛の事。

僕は両親と怪盗の師を亡くしてから、浮浪児だったり独りだったりしたから人に優しくされたり、愛されたことが無いんだ。
確かにスぺクルムの優しさと愛は偽りだったのかも知れない。…でも、だとしたらどうしてこんなに悲しいんだろう。…なんで涙が出てくるのかな。
「いや、何でも無いです…。心配しないで…。」(泣いてる所をエステティシャンに見られたら)


秦田・麻弓
ええっ!?
え、エステって、そういう気持ち良いことするものじゃないんですか…!?

や、でも別にうん、普通に気持ち良いならそれはそれで…じゃあはい、できるだけ下心ある男の人にお願いしたいです。いない、そうですか、じゃあ下心ある女の人に…いない?おかしいな。

ダメ元で誘惑試しながらエステティシャンの人と喋ってみます。他の猟兵の人が何かしらオリジナルでそういう施術を受けてるのを確認できたら、可能な範囲で同じようにさせてもらえないかお願いしてみます。

ダメだったら、普通に受けて、普通に楽しんで、普通にヘンな声出して、施術中に寝落ちます。どっちにしても、気持ち良いならそれはそれでっ


霧沢・仁美
ふう、色々大変な目に遭ったけど…無事解決もできたし何より、だね。
エステティシャンの人達も元に戻れてよかった…折角だし、エステ受けてってみようかな。普段だとなかなか機会が無いし。

流石にプロ、すっごく気持ちいいし、なんかこう、身体から色々悪いモノが抜けてってく感じになるね…
無駄なお肉も…って、いや胸の話はいいから。
小さくしたいワケじゃないけど、これ以上大きくなると流石に困るな…お店で合うブラが見つからなくなっちゃうし。

…あれ。
胸の話をしてたら、なんか気持ち良さの感じが変わったような…
変な風に思われるかもだから、適度に声は抑えるけど…えっちな意味で、気持ちよくなってきちゃってる…?
…気のせいだよね?



「え、エステって、そういう気持ち良いことするものじゃないんですか……!?」
「え、ええ。まあ……」
 初っ端から衝撃を受ける麻弓。当然だがそういう所ではない、風俗営業法的な意味で。
「や、でも、うん、普通に気持ちいいならそれで良いんですけど。……下心ありそうな男の人とかいませんよねー?」
「はい、まあ、いません」
「おかしいなー……」
「いや全くおかしくはないと思うけど」
 思わず突っ込みを入れる仁美。
「まあ、たまにはエステで自分磨きも良いわよね?」
「ええ、普段だとなかなか機会が無いしね」
 そのまま、彼方の言葉に応じながら台に寝そべると、ゆっくりとマッサージで身体を解されていく。
「んっ……ふぅぅ……さすがプロ……」
 ゆっくりと声を漏らし、気持ちよさに吐息を漏らす。スタッフの指が動く度に、先程までの快楽とは別の、染み渡るような気持ちよさが身体の中に入ってくる。
「ふふ、ありがとうございます。どこか凝ってる所はありますか?」
「あ、そうですね、胸とか!」
 往生際悪く主張する麻弓。
「いや胸の話は良いから……本当に」
 話題に出たので、思わず自分の胸を見下ろしてしまう仁美。ベッドに押し付けられ、むにゅりと形を変える乳房は、ずっしりと大きく。
「小さくしたいワケじゃないけど、これ以上大きくなると流石に困るな……」
「あら、大きいのは良いと思うわ!」
 今度は彼方が会話に割って入る。
「大きい方が、ハルくんだって喜んでくれるもの」
「うーん、でも、お店で合うブラが見つからなくなっちゃうでしょ?」
 この場にいる3人は全員、胸が大きい。分かるでしょう、と問いかければ。
「ならいっそ付けなければ良いんじゃないでしょうかー」
「分かるわ、その方がハルくんも好きよねきっと」
 この2人に聞くのが間違っていた、という当たり前の事実に到達する。
「んっ、ふぅ……でも、気持ちいい……ハルくんのための、綺麗なお姉ちゃんになっていくのが、身体でわかるわ……」
「ええ、お客様。どうぞ綺麗になっていってくださいませ」
 スタッフの指を堪能しながら、目を細め、声を漏らす彼方。普通にマッサージを受けている筈なのに、どこかいかがわしい雰囲気だ。
「はぁ……でも、あなた達には全部……見られちゃってるのよね」
 ゾクリ、と震える彼方。眷属であった時の記憶がないスタッフは不思議そうに首をかしげるが、もちろん麻弓と仁美は理解する。
「そう考えると興奮しますねー……んんっ……」
「んっ……そ、そういうことはあんまり言わないで貰えると……ふぅ……」
 麻弓は嬉しそうに、仁美は恥ずかしそうに応じながら、吐息を漏らす。
「……と、いうか……んっ……なんか……」
(気持ちよさの質が変わった、ような……っ)
 別にいかがわしいマッサージを受けている訳ではない。それなのに、身体がまた、熱く火照って来るのを感じる。
「どうしました、お客様? 何か問題でも?」
「い、いえ……気のせい……です、んんっ!」
 変な話をしているうちに、変な気分になってしまったか。それを恥じらい否定するが、特に大きな胸を中心に、さらに熱く蕩けるようだ。
「あ、んっ……ああっ、はぁ……良い、ですよー……んっ、そこぉっ……♪」
「あ、ん♪ くぅ、そうっ、それっ……きもちいいっ……はああんっ!?」
 麻弓と彼方も淫らに声を上げるが……彼女たちの場合は、普通のマッサージでもこういう声を上げそうなので、仁美としては判断がつきにくい。
 ……まあ実は、スタッフ達が、心の奥底の『要望』を読み取って、少し過剰なサービスをしていたりする。もちろん表向きは普通のマッサージのまま、危ない所には触れずに、けれど絶妙な部分のツボを突く。まさに匠の技である。
「はぁっ……んっ、さっきまでのも良かったですけど、これも……んんっ、くぅっ!」
 身体を大きく震わせ、仰け反らせると、胸を大きく揺らす麻弓。
 無論、触手や媚薬を使って、脳が焼き切れるほどの快楽を受けていた先程までの方が、より強い快楽であったのは間違いない。だがそれとは別の、『気持ちよくなって欲しい』という想いと情熱のこもった快楽が、3人の身体を優しく蕩けさせていく。
「やっぱり気持ちいいことって最高……これが愛よね、愛……んんっ!」
「わかります、愛ですねー……んんっ……はあっ♪」
 愛ってなんだろう。そんな仁美の悩みは、2人の……自分も含めて3人の喘ぎ声に流されていく。

「なんかあっちの方、変な声が聞こえるような?」
「気のせいですよ、お客様」
 カーテンを何枚か隔てた向こう側。こちらはごく健全なマッサージを受けている頼。
「ああ……ふぅ……エステって初めてだけど……気持ちいい、ね……」
 スタッフの指が触れる度に、そこから身体の疲れが吸い取られていくような。代わりに、先程までとは違う心地よい熱を与えられるような。そんな感覚に身を委ねる。
「それに誰かにマッサージしてもらうのも初めて……評判良いだけの事は、あるね……」
「光栄です。どこか凝っている所があったら、遠慮なく言ってくださいね」
 そう言われはするものの、いちいち口にする必要もない。極上のマッサージに緊張がほぐれて、眠気すら湧いてくる。
「ふぁ、ぁ……ああ……エステとかで寝ちゃう人っているのかな……?」
「うふふ、眠っても構いませんよ……」
 頼が欠伸をし始めると、そのマッサージをさらに優しいものに変え、眠気を促すようなツボを巧みに指圧していく。
「極楽……極楽……ん……ふぁ……」
 その心地よさに、蕩けるような眠りへと落ちていく。
 そしてその隣のベッドでは、クリスタが同様にマッサージを受けている。
「お客様……随分お疲れのようですね」
「そう、かな……」
 身体をその心地よさに委ねながら、クリスタが想うのは、先程の戦い……スペクルムとの事。
(僕は、快楽で奴隷にされて……でも、スペクルムは優しくしてくれて……)
 両親と怪盗の師を亡くしてから、孤独の身であったクリスタ。彼女の記憶に、人に優しくされたり、愛されたことは、存在しない。
(確かにスぺクルムの優しさと愛は偽りだったのかも知れない。でも……)
 けれど、それは確かに優しくて。確かに愛されていて。
 確かに、それはクリスタの心の敏感な所を、包み込んでくれていた。
「っ……んっ……」
 どうしてか、涙が出る。与えられたのが偽りの愛だったから悲しいのか。それとも、偽りでもいいからもっとスペクルムに愛してほしかったのか。
 クリスタ自身にも、理由は良くわからない。
「お客様? どこか痛い所でも……」
「いや、何でも無いです……心配しないで……」
 心配そうに覗き込むスタッフに首を振り、涙を隠すように両手で目元を覆うクリスタ。
 それを見るとはちらりと横に視線を向けて……その視線を受けた別のスタッフが、厚いカーテンで隣のベッドとの間を塞ぎ、見えなくする。
「ん……すぅ……すぅ……」
 すっかり眠りに落ちている頼は、隣の様子に気づかない。彼女をマッサージしているスタッフも、それとなくタオルで耳を隠し、万が一にも眠りを妨げないようにと気遣う。
「……ゆっくり、癒やされて言ってくださいね」
「っ……ぅっ……」
 そんなスタッフの優しさが、また心に染みて。目元を隠し、嗚咽を漏らしながら、クリスタは無言でうなずいた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ヴィネ・ルサルカ
……わしとしてはもう一時堪能したかったが…まぁ、事件が解決したのならば良しとしよう……結局何もしておらんがのぅ。
一先ず風呂じゃ…身体に付いた粘液やら何やらを流さねばなるまい…ああ、お主、大浴場は何処じゃ?

風呂で汚れを落としたならば湯船に浸かり今回の出来事を思い返すと致そう…………

うむ、兎に角凄いの一言じゃのぅ。

ヴィラーチェ共の攻めも去ることながら、鏡の邪神の精神を揺さぶる手管もまた………

ううむ、いかん。どうにも身体が疼いて仕方がない……

風呂上がりはホテルのスイートでルームサービスでも頼むと致すか……酒は頼めたかのぅ?

猟兵との絡み、即興、好きに致せ…わしゃ疲れた…


原宮・早月
このホテル、プールもあるんだ…。
じゃあ、折角だし泳いでいこう、かな。

時にはゆったり水面を漂うように。
時には思いっきり水面を突っ切るように。
思うさま、色んな泳ぎ方をしてみるよ。

一通り泳いで、そろそろ上がろうか…と思ったところに、複数の男の人達に囲まれて。
…さっき(1章)のあの放送を見て来た人達…!?
あれは邪神の力でえっちになっちゃってるだけ、と言い訳するけど、信じてもらえないと思う。放送されて恥ずかしいのが気持ち良かったのは本当だったし…それに、今も…(太股擦り合わせつつ)

そのまま、ホテルの一室に連れ込まれて…何人もの男の人達をかわるがわる受け入れて、一晩中気持ちよくさせられて…


シンディ・ノックス
ふっふっふっ、食べ放題ね。
料理を好きなだけ食べられるっていいわねえ。
目指せ全種類制覇!
なんか高そうなのから食べていくのがいいわよね。

そして、エステとかもいろいろサービス全制覇しちゃうわね。
なんていうか、贅沢なことが出来るっていいわね。
しかもタダとか、目一杯堪能しないと機会がほぼないし。

そして、エロい事とかまだ引き続きしたい猟兵の人がいれば、
どうせだし私も付き合うことにしようかな。

アドリブ、他の参加者との絡み歓迎。



「わしとしては、もう一時堪能したかったが……」
 ホテルの大浴場で粘液をさっぱりと流し、湯船で一息つくヴィネ。
「まあ、事件が解決したのならば良しとしよう……結局何もしておらんがのぅ」
 言いつつ思い返せば、湯よりも身体が熱くなるのを感じる。
「兎に角凄いの一言じゃったのぅ……ヴィラーチェ共の攻めもさる事ながら、鏡の邪神の、精神を揺さぶる手管もまた……」
 永く生きたと自称する彼女をして、早々記憶にあるものではない。どうにも、身体が疼いて仕方がない。
「……上がるとするか」
 これ以上は、のぼせてしまいそうだと、湯船から上がっていく。

 早月は、大浴場の隣にあるプールにいた。時にはゆったりと水面を漂い、時にはクロールで激しく。様々な泳ぎで、広いプールを堪能する。
「ぷはぁっ……」
 水から顔を上げ、息を大きく吸い込む。一通り泳いで、心地よい疲れを感じ……だが同時に、水に浸かっていたのに、身体の熱がどうにも冷めないように感じる。
「そろそろ上がろうかな」
 プールから上がり、水着を押し上げる大きな胸に視線を感じる。視線を向ければ、そこには何人かの男達が。
「なぁ、あんた、さっき生放送してた……」
「えっ!?」
 言われて思い出すのは、ヴィラーチェとの戦いだ。測らずも、ドローンで生中継してしまった痴態。見られていた事を思い出し、見られていた相手と対面すれば、微かに感じていた火照りが、鮮明になる。
「あ、あれは、邪神の力で……」
「写真?」
 UDCアースの一般人は、邪神達の事を知らない。当然早月の事情など理解出来る筈もない。
「なぁ、俺たちともさ……」
「あ、あの、それは……その……ええと……」
 気弱な性格で男達に囲まれると、身を竦ませる。だが同時に、太腿を擦り合わせて、疼きに身を捩ってしまう。
「その、や……優しくしてくれるなら」
「よし、決まりだな。じゃあ俺たちの部屋に行こうぜ」 
 優しくして、というその願いが叶わないであろう事を心のどこかで理解し……いや、期待しながら、男たちについていく早月。

「……若い者は元気じゃのう」
 男達についていく早月の姿を浴場から上がった所で目撃してしまったヴィネは、やれやれと肩を竦め吐息を漏らす。
 ただでさえ疼いている所にあんな姿を見せられては、目に毒どころの話ではない。
「スイートのルームサービスで酒でも頼んで、休むとするか……ん?」
「うぅ、流石に食べ過ぎたわあ」
 そこにお腹を抑えて通りがかるシンディ。
「やっぱり全種類制覇は無理があったかしら。でも高いものは一通り食べたわよね!」
 快楽主義なのは、何もそちら方面だけではない。食の欲望にも忠実に、レストランのバイキングで後先考えずひたすら食べまくったようだ。
「エステも楽しんだし、次はプールと大浴場で……あら?」
 彼女の方もヴィネに気づいたようで、視線を向け、そしてにこりと微笑む。
「ねぇ……ひょっとして疼いてたり、する?」
「うむ、それは否定はせぬが」
 ヴィネの言葉に、ぱぁ、と顔を輝かせ、身を寄せて。抱きつくと、大きな胸同士がしっかりと重なり合う。
「ねぇ、だったら私とエロい事しましょう?」
 部屋に連れ込むどころかここで始めかねない積極的な勢いで、グッと迫る。流石にその勢いをそのまま実行に移さない程度の抑えは効くが。
「高級ホテルでヤるとか、滅多な機会じゃないものね!」
 逆に言うとその程度の抑えしか効いていないが。
「うぅむ、まあ……しかし、風呂に行くのではなかったのか?」
「うーん、そっちも確かに楽しみたいけど……」
 考える素振りは僅か。抱きついたまま離れる気配はない。
「それは、後でも出来るでしょう? あなたとやるのは今しかなさそうだし」
「やれやれ……」
 全く離れない様子のシンディに、仕方ないとヴィネもその身を抱き返した。
 確かに疲れているのは事実だが、疼いているのも事実なのだ。どうせならすっきりと発散した方が良く眠れるかもしれない。
「じゃが、わしとすると言うのなら、『後で』などと考える体力は残らぬと思え?」
「きゃっ、すごい……」
 やると決めたなら徹底的に。そんなヴィネの言葉に大きな胸を期待で弾ませるシンディを、そのままスイートルームまで連れ込んでいく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アンナ・フランツウェイ
【オリガ・ホーリエルと同行】

オリガも来たんだ。私は大丈夫…、どこも変じゃない…。
(過去のトラウマを見せられて、俯いている。)

レストランへ連れていかれ、オリガに事情を聞かれたら正直に話そう。スぺクラムにされた事、過去の記憶を記憶を追体験させられた事を。苦痛が快楽へ変えられ、自分自身の全てが汚された気がすると。

(オリガの話を聞いて)オリガ、何かプロポーズみたいな言い方になってるよ…。あ、あれ?なんで目が濡れているんだろう。おかしいな…。

ひとしきり泣いた後オリガに、何かあったら相談してみると言う。私はずっと独りで苦しんでいたけど、一緒にいてくれる人はすぐ傍にいたんだ…。


オリガ・ホーリエル
【アンナ・フランツウェイと同行】

UDCの人から連絡が合って来たけれど、大丈夫?今までに無いくらいの落ち込み具合だわ…。

とりあえずアンナをレストランの高級バイキングへ連れて行きましょう。アンナは食べるの大好きで、事情を聞くにも落ち着いて座れる場所が必要ですもの。UDCからの経費で金銭面の心配が無いのもいいわ。

アンナも料理を持ってきたら事情を聞いてみましょう。事情を聞き出せたら、「優しさ」を込めて下記の話しをするわ。
あたしは過去の事はただの過去と言う気は無い。でも今を生きる貴方が傷つくのを見ているのは辛い。だからたまにでいいから、あたしに話を聞かせて欲しい、話せば少しは悲しみが軽くなるから…と。


四季乃・瑠璃
【ダブル】で分身

二人共顔真っ赤にしながらテーブルに大量の料理やスイーツを並べて、先程までの痴態を誤魔化すかの様にぱくぱくと食べまくってたり…。

瑠璃は中華やお肉系。ただし、自前のマイデスソースで瑠璃が食べてる料理は真っ赤になってるのが多い…。
緋瑪はお肉系とスイーツ。甘党なので普通に女の子らしくスイーツ堪能してたり。

瑠璃「うぅ…恥ずかしい…まさかあんなことになるなんて…」
緋瑪「わたしだって瑠璃に襲われるなんて思ってなかったよー…」
瑠璃「言わないで緋瑪…」
緋瑪「まぁ、ここは高級バイキングの料理を楽しんでさっきのコトは忘れよう…って、瑠璃、相変わらず料理が真っ赤だね…」

※アドリブ、絡み歓迎


ミーナ・アングリフ
すっかり普段の無表情に近い顔に戻りもくもくと高級バイキングで大量のお皿を積み重ねていく…。
外見からは想像できない程大食い(これは食べれる時に食べておかないと、という経験からのもの)で、しかも普段ロクなもの食べてないのでこんな美味しいもの、食べた事ない…と夢中になって料理を一人で全て食べ尽くすんじゃないかって勢いで平らげてる。
ちなみに高級ホテルでボロボロのワンピースが若干浮いて見えたり…。

ダークセイヴァー世界の元奴隷で現在も幼いのに貧しく路上暮らししてるという生活故。
ちなみに、幼さや余裕が無かった所為で猟兵の制度で給料が貰えたり、生活支援が受けられる事を認識してなかったり…。

アドリブや絡み歓迎



「うぅ……恥ずかしい……」
 レストランのバイキング。真っ赤な顔と同じくらい真っ赤な麻婆豆腐をかきこんでいく瑠璃。
「まさかあんなことになるなんて……」
「わたしだって瑠璃に襲われるなんて思ってなかったよー……」
 緋瑪もステーキにナイフを突き立てながら、やはり顔は赤い。
 テーブルの上は、料理の皿でいっぱいだ。それを2人がかりで、ヤケ食い気味に平らげていく。
「それは言わないで緋瑪……思い出したくない」
「わたしだって思い出したくないよー!」
 お互い、恥ずかしさを誤魔化すかの如く、喋るか、食べるか、その口を全力で動かし続ける。
 そしてそんな彼女達に負けず劣らず、と言うよりミーナも全力で食事を口に詰め込んでいく。
「……」
 こちらはもう、喋る暇さえ惜しいとばかり。食べていない時は、料理を取りにいく時だけ、と言った勢いである。
「……美味しい」
 かろうじてそれだけを言葉にして。ダークセイヴァーの元奴隷、今も貧乏暮らしの彼女にとって、高級ホテルのバイキングなど、それこそ胃がひっくり返りそうなくらいの貴重すぎる美食である。
 そもそもを言えば、彼女には味以前に食事自体が貴重ではあるが。食べれる時に食べておかねばと、うずたかく皿を積み上げていく。
 そんな光景は、当然のように周囲から注目を集めている。その食事っぷりもさる事ながら、着ているのはボロボロのワンピース。ホテルでは浮き過ぎた光景だ。UDC組織の根回しがなければ、ドレスコードで追い出されている所である。
 だが、幼く無知な彼女は、そんな常識を理解していない。どころか、猟兵仕事の報酬や保護も理解しておらず、路上暮らしをしている有様だ。
「……」
 ともあれ、とにかく今は食べられるだけ。胃がはちきれるまで喰らってやるとばかり、黙々と口を続ける。
「あっちの子も良く食べるねぇ……」
 そんな光景を見ながら、こちらは少しだけ一息ついた緋瑪。そうは言っても、平らげた皿は、他人の事を言えない程度には多いが。
「あ、このケーキ美味しい。さすが高級バイキング……」
 その味に一時、さきほどの羞恥を忘れて浸る。そうして、正面を向くと。
「……っていうか瑠璃、相変わらず料理が真っ赤……」
「そう?」
 瑠璃の皿は、その尽くが真っ赤に染まっていた。持参したマイデスソースで、例外なくドロッドロに辛く染め上げられている。
「それ、味、分かるの?」
「当然でしょ?」
 ここまで赤いと、高級料理も何も有ったようなものではないと思うが、瑠璃にはちゃんと味が分かるらしい。
「じゃあ、緋瑪も試しに食べてみる?」
 それには、言葉を返す余裕すらなく、全力で首を横に振るのだった。

 そんな賑やかな光景とは逆に、少々静かな一角。
「大丈夫かしら、アンナ……」
 同居人が食事を選ぶ様をテーブルから見守りながら、オリガは心配そうな表情を向けている。
「UDCに連絡を受けて来てみたけど……今までに無いくらいの落ち込み具合だわ」
 戦闘が終わった後に来た彼女には、アンナに何が有ったのかは分からない。とにかく、落ち込んでいるアンナを、レストランに連れて来たのだった。
「……お待たせ」
「大丈夫。まずは食べましょうか。何かお腹にいれた方が落ち着くわ。アンナ、食べるの大好きだしね」
 テーブルに戻ってきたアンナと、ひとまずは食事を取る。そうして、少し落ち着いて来たのを見計らって、優しく気遣いながら問いかける。
「何が、あったの?」
「……」
 黙々と口を動かしていたアンナが、フォークを置いて。俯いたまま、黙り込む。
 だが、オリガが辛抱強く待っていると、ぽつり、ぽつりと語りだした。
「私……邪神に、過去を見せられた……いいえ、追体験させられたの」
 アンナが過去の記憶に苦しんでいる事は、オリガも知っている。息を呑むオリガに、アンナはさらに言葉を紡ぐ。
「……人体実験させられて……殺し合いをさせられて。何も希望を持てなくて、世界を憎むだけだった、あの頃を……もう一度、体験させられて。……ううん、それだけなら、まだ、良い」
 それだけなら、苦しいだけだ。痛いだけだ。それよりも。
「でも。あの時。私は……その苦痛が、気持ちよかった、の……!」
 忌まわしく、苦しい、絶望の記憶。それを快楽に書き換えられる。それは、堪え難い経験だった。快楽そのものではない、いや、それも無論忌まわしくはあったが、それより。
「自分自身の全てが……汚された気がする」
 忌まわしくとも、自分自身を作り上げたその記憶を、無遠慮に、快楽で塗り潰される。その、なんとおぞましい事か。思い出し、自らの身を抱いて震えるアンナ。
 その震える頬に、オリガは身を乗り出して、そっと触れた。
「あたしは、過去の事はただの過去と言う気は無い。でも、今を生きる貴方が傷つくのを見ているのは、辛い」
 優しく、ゆっくりと、語りかける。アンナの、怯えた心を傷つけないように、包み込むように。
「だからたまにでいいから、あたしに話を聞かせて欲しい、話せば少しは悲しみが軽くなるから……」
 そんな言葉に触れ……アンナが小さく笑みを零した。
「ふふっ、オリガ、何かプロポーズみたいな言い方になってるよ……あれ?」
 震えは、止まっていた。代わりに、頬を涙が伝う。
「なんで目が濡れているんだろう。おかしいな……」
 何も言わず、優しく、微笑みかけるオリガ。そんな優しさに触れ、アンナは俯いていた顔を上げる。
「何かあったら相談してみる、から……」
「ええ。遠慮しないで。私ならいつでも良いから」
 アンナはそのまま、涙を流し続けた。けれど、悲しくはなくて。
(ずっと独りで苦しんでいたけど、一緒にいてくれる人はすぐ傍にいたんだ……)
 その胸の暖かさは、邪神に与えられたどんな快楽よりも、ずっと、素敵なものだと、そう思った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年03月06日


挿絵イラスト