闇の救済者戦争⑬〜禁獣へと至る道
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「貴官らには月光城を攻略してもらう。」
開口一番に周囲の猟兵達に告げるエハド・ショウヘル(統御の一・f31086)は何時ものように能面の様な貌を崩すことはない。淡々と今回の戦場を立体画像として投影し説明に入る。
「今回貴官らが戦うのは月光城の内部その一角だ。其処にはどこまでも続く奈落の上の一本道があるのみで足を踏み外せばもちろん命の保証はない。更には侵入者を刈り取らんと振り子の如く揺れるギロチンが幾重にも襲い掛かって来るので注意しろ。」
余りにもざっくりとした説明だが対処方法は任せるという事なのだろう。続いて立ち塞がる|守護者《ガーディアン》について語り始める。
「ここに立ち塞がるのは聖女を騙る魔女だ。光の矢や天使を使い魔として召喚するなど魔術での攻撃を得意とするようだが一番厄介なのは何者かの手によって虫の脚を思わせるような節くれだった翼を持たされたということだ。」
背中から突き出した幾本もの脚で構成された異形の翼は空を自在に飛ぶことはもちろん周囲のモノを引っ掛け飛行の軌道を自在に変えたり直接相手を攻撃できる手段にもなる。これらに対処せねば命取りになるだろう。
説明を終えた彼女は転送ゲートを開いて改めて猟兵達へと向き直り
「ここを攻略できれば禁獣ケルベロス・フェノメノンの欠落を暴き撃破することも可能になる。よろしく頼むぞ。」
そう言いながら彼女は猟兵達を戦場へと誘う。禁獣へと至る道へとーー
紅時雨
月光城は死にげーステージでした。
紅時雨と申します。
難易度やや難となりますので相応に厳しく判定します。ご注意を
プレイングボーナス……異形の身体部位から繰り出される攻撃に対処する/城内のトラップに対処する。
手すりなど何もない堕ちたら奈落へ一直線の足場、襲い掛かるギロチン、落下死など期待できない空を飛びまわる敵と面倒ですがここを制圧すれば⑱の支援を停止させることができますので頑張ってください。
オープニングが承認されたら受付を開始いたします。相変わらずの最低限となりますが見かけましたらよろしくお願いします。
第1章 ボス戦
『『妖聖妃』マリーデマイヤ』
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POW : 聖光は謡う、幸福の道標
【杖から放つ光の矢】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【秘めた願望や渇望】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
SPD : 天使は歌う、楽園の讃歌
レベル×1体の、【若く美しい男性または女性の姿をした、胸元】に1と刻印された戦闘用【の天使達】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
WIZ : 聖者は謳う、救済の福音
【対象を肯定し褒め讃える説法】を披露した指定の全対象に【身命を賭して彼女の力になりたいという】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
イラスト:らぬき
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠ギージスレーヴ・メーベルナッハ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
水鏡・怜悧
人格:ロキ
ずいぶんアスレチックなお城ですね。普段どのように生活しておられるのでしょう。
全身を液体金属にし、這って進みます。一部を伸ばして足場に巻き付け、引き寄せるように進めば速度も問題ありません。刻まれても叩かれても戻りますのでギロチンも翼の攻撃もほぼ影響なく進めます。
……あの翼は何なのでしょう。本来の脚とどのように違うか解体してみたいところです。
まぁそんな願望を叶える時間はないのですが。
近づいてきた敵には液体金属の一部を鞭のように変化させ、先端を刃にして振るいます。飛ばして来たものを鞭で絡めて投げ返し、翼の付け根を切り落として差し上げましょう。
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月光城の一角は奈落へと続いていた。出口へと続いているのだろうが先の見えないか細い一本道。そして侵入者を切り刻もうと揺れる振り子ギロチンが今か今かと待ちかねているかのように揺れるのみだ。
「ずいぶんアスレチックなお城ですね。普段どのように生活しておられるのでしょう。」
そんな危険極まりない場所に転送された水鏡・怜悧(ヒトを目指す者・f21278)…の人格の一人ロキが開口一番に言ったのはどこか暢気そうな疑問であった。
「貴方が気にする必要はございませんよ?此処で死ぬのですから!」
期待していなかった返答の主をロキは視線を左右に揺らしながら見つめた。なぜならその声の主は異形の翼を揺れるギロチンに絡めながら立っていたのだから
(……あの翼は何なのでしょう。本来の脚とどのように違うか解体してみたいところです。まぁそんな願望を叶える時間はないのですが。)
「此(コレ)はすでに私の一部、ならば侵し、受け入れ、喰らい、…ひとつに」
魔女の口上を聞き流しながらロキは彼女の翼を見てそんな物騒な感想を抱くがすべきことは心得ている。
己がコードを解き放った彼は全身を液体金属へと変え一本道を進み始めた。体の一部を足場に巻き付けて安全を優先して這い進む様はさながら蜘蛛の糸をよじ登るカンダタを横倒ししたようだが強靭にしてしなやかな液体金属の体はギロチンの刃で切り刻まれようと即座に復元しものともせずに突き進む。
「ならば、私直々に奈落へ落してあげましょう!」
そう言うと魔女は刃から飛び立ち翼から翼爪を伸ばしロキに突き立て同時に手にする杖から光の矢を放ち一気にケリをつけようとするが
「見えますよ!」
言うや否や体の一部を鞭のように伸ばししならせ刃を振るうが如く爪を払い更には放たれた光の矢を絡めとりお返しとばかりに魔女へと投げ返す!
「ギャっ!」
投げ返されるとは思わなかった魔女はまともに受け怯み空中で体勢を崩し
「その翼頂きますね。」
そう淡々と告げたロキが鞭の先端を刃へと変えて振るい魔女の翼の一角を叩き切って宙を舞わせたーー
成功
🔵🔵🔴
ロラン・ヒュッテンブレナー
・アドリブ歓迎
ここは、危ないね…
飛ぶのが苦手なぼくは不利だね
でも、逃げるわけにはいかないの
UC発動、天狼の魔剣【ルプス】を大量生成
こういう時のために、訓練もしてるの
一直線の足場を物ともせず狼の脚力で跳び、尻尾でバランスを取って、ギロチンさえも利用して動き回るの
ルプスは長剣タイプで斬りかかり、大剣タイプで防御し、レイピアタイプを指したら雷属性攻撃魔術のアンテナとして使って攻撃なの
え、ギロチンの動きを変えてきた?
わわっ!
落とされたと見せかけて、状況を確認しにきた所に、お城から吸い上げた月光の魔力で作った魔術の槍を撃ち込んでルプスで追撃なの
虚空にも結界は張れるからね
これで足場の不利はないよ!
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「ここは、危ないね…」
(飛ぶのが苦手なぼくは不利だねでも、逃げるわけにはいかないの)
先の戦闘で傷を受け空中に退避している魔女を見ながらロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)は震えそうになる尻尾と耳を堪えながら
「電脳空間アクセス。剣戟プログラム起動。天狼の魔剣【ルプス】生成、プログラム同期。オペレーション【狩狼】開始」
まるでAI音声の様な無機的なつぶやきと共に解き放つコードと同時に彼の周囲に長剣、大剣、レイピアの形状をした天狼の魔剣【ルプス】を生み出す。その数はなんと139本!
「剣をいくら生み出そうと無意味です。そうこの天使達の賛歌の前では!」
そう言いながら魔女は杖を振るい数多の天使達を召喚しロランにけしかける。
「こういう時のために、訓練もしてるの!」
だが、少年は慌てることなく足場を蹴ると手近のギロチンに飛び乗りそれを足場にして更に別のギロチンへと飛び移りながら|ルプス《大剣》で天使たちの攻撃を防ぎ|ルプス《長剣》を撃ちだして天使たちを次々と撃ち落としていく。
「フフフ、頑張りますねぇ可愛い坊や。ではこれならどうです!」
そう言うと魔女は手近のギロチンを蹴り飛ばし強引に振り子の軌道を変えそれが更に別の振り子に当たるという連鎖を繰り返し
「え、ギロチンの動きを変えてきた?わわっ!」
連鎖に巻き込まれたロランは足場にしていたギロチンから転げ落ち奈落へとその姿を消してしまった…
「アッハッハッハ!他愛ない坊や、どぉれ、その断末魔に歪んだお顔を見せておくれぇ」
そう嗤いながら魔女はロランが落ちた場所に近寄り覗き込もうとした瞬間
「ぎゃっ!」
彼女のどてっぱらに一振りの|ルプス《レイピア》が突き刺さった。
「虚空にも結界は張れるからねこれで足場の不利はないよ!」
そう勝鬨を上げるかの如く宣ったのは奈落へと落ちたはずのロランだった。彼の足元には奈落ではなく複数の剣を起点にした結界を足場としてしっかりと踏みしめ油断した敵が近寄って来るのを待っていたのだ。
「さあ、このお城の魔力、魔女さんに還してあげるよ!」
そう言うとロランは月光城の魔力を収束させた魔力槍を魔女に突き刺さったレイピア目掛けて撃ちだし
「じじじいじいいいいじじじじじじじじじじじじじじっじじじじじじじじじじじじ!」
レイピアに吸い込まれた魔力は魔女の体内で稲妻となって荒れ狂い魔女の体内を焼いたのであったーー
成功
🔵🔵🔴
瀬河・辰巳
何やら厄介なモノが多いようだけど、飛べば踏み外すことはないし、飛ぶのに邪魔ならギロチンを落として減らすまで。それに厄介要素を減らせば他の猟兵達も動きやすくなるしな。
初手からUCで姿を隠して飛び上がり、ギロチンをぶら下げる部分や敵の異形の翼を主に槍で狙う。槍に付ける属性は炎にし、ギロチン自体に当たっても燃やして敵の脚を掛けにくくする。飛ぶ時は念のため遠回りしてオーラ防御で身を守り、もしもギロチンや敵が近い時は大鎌か狩猟刀で対処。
肯定や褒め讃えというか、甘い言葉は後から酷い目に遭うだけだから昔から全く信用できなくてね?だから一人で勝手に言っときな。
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転送直後、空中で苦しみのたうち回る魔女の姿を見た瀬河・辰巳(宵闇に還る者・f05619)は好機とばかりに己がコードを解き放った。
「凶事を告げる流星は、奪われた者達にとっての祝福の雨」
彼の姿は影となって周囲に溶け込み同時に吸血鬼の翼を生やして宙を飛ぶ!
「あらあら?姿を隠す必要はないのですよ?誰も貴方の姿を咎めません。恐れることなく貴方の全てを曝け出すのです!」
体勢を立て直してそう言い放つ魔女は背の異形の翼から伸びた蟲の爪が闇雲に周囲を薙ぎ払い辰巳を葬らんと襲い掛かるが彼はそれを躱し或いは手にした狩猟刀で払いながら炎の槍を撃ちだし魔女を落とそうと或いは大鎌ネメシスの遺物で周囲のギロチンを落としていく。
(ギロチンの数が減れば後に続く者がやりやすくなるだろうしな…)
尚も言い募る魔女を遮るものは一時的にとはいえ近くにはない。炎の槍のうちの一本を手に取った辰巳は速度を上げて一気に間合いを詰めていく。
「肯定や褒め讃えというか、甘い言葉は後から酷い目に遭うだけだから昔から全く信用できなくてね?だから一人で勝手に言っときな。」
戯言を宣う魔女を無視して放つ渾身の一突きは彼女の腹を貫き絶叫が城内に木霊したーー
大成功
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サク・ベルンカステル
「一本道と振り子のギロチンだけならばまだしも、、、異形の翼の生えた魔女までご登場とは、、、」
やれやれとした顔をするが気を取り直し不条理な化物への復讐の誓いを込めてUC黒剣解放を使用する
UCの力でこちらも飛翔することで落下を防ぐ
戦闘中に不意のタイミングで襲いくるギロチンには随行大剣で技能武器受けをして受け流す
そして魔女にはこちらも飛翔し空中戦を挑む。
光りの矢は技能、武器受け、オーラ防御で対処
魔女の急な軌道変更や死角からの異形の羽の攻撃には随行大剣を周囲に展開し防ぐ
またこちらも随行大剣を足場とし蹴ることで急な軌道変更を行い魔女を強襲する
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「一本道と振り子のギロチンだけならばまだしも、、、異形の翼の生えた魔女までご登場とは、、、」
やれやれと顔を顰めるサク・ベルンカステル(幾本もの刃を背負いし剣鬼・f40103)は気を取り直し表情を引き締める。元より異端の神々と吸血鬼達不条理の化身達に復讐を誓った身だ。目の前の魔女もまたその一人にすぎない。
「力を寄越せ、黒剣。何であろうと叩き斬る。」
黒剣『漆黒ノ魂滅』を掲げて己がコードを解き放ったサクの体を魂滅のオーラが包み込み随行大剣『黒刃紅輝』『怨剣ミチマイ』、『邪剣ペトリュス』、『黒刃紫輝』と共に空を舞い魔女を目指す。
(しかし思った以上にギロチンの数か少ない?)
散発的に襲い来るギロチンを『怨剣ミチマイ』で受け流しながらサクの脳裏にはそんな思索がよぎった。敵の巣窟である以上過剰とも思える規模を覚悟していたがこれでは拍子抜けである。
(!!・・・・・成程)
ふと視界に入った焼け落ちたギロチンの残骸を見て全てを理解した彼は名も分からぬ|先駆者達《猟兵》に感謝した。
「おかげでやりやすくなった。」
呟いた彼は魔女が放つ光の矢を或いは異形の翼の一撃を『黒刃紫輝』で受け自身は『邪剣ペトリュス』を踏み台に跳び上がる!蛇腹剣のしなりが彼の飛ぶタイミングを狂わせ魔女の攻撃が狙い定めることが出来ぬうちに『黒刃紅輝』を足場に更に軌道を変えてサクは真上から彼女に襲い掛かる!
「私の、いや貴様らに迫害された全ての者達の怒りその身に受けるがいい!」
その言葉と共に放つ一刀は魔女の体を深々と抉る。決着の時は迫っていた―
大成功
🔵🔵🔵
バーン・マーディ
…この世界における聖女…それもまたこの世界の正義か
善い…だが我は|悪《ヴィラン》。この世界の正義に叛逆せん
【戦闘知識・オーラ防御】
聖女の光の矢の方向性や性質と周囲の罠の構成と位置の捕捉
オーラも展開して正確な位置を把握する
本来我がオーラをこのように使うのは業腹だがな
UC発動
【属性攻撃・空中機動】
オーラに炎を纏わせ罠を焼き払うか落とし穴系は飛んで回避
【武器受け・カウンター・怪力・切断】
そして異形の翼からや光の矢の攻撃は魔剣で受け止め車輪剣で迎撃
【二回攻撃・生命力吸収・吸血】
聖女に連続斬撃からの猛攻
そしてその血肉を啜る
…貴様の血もまた不味い
肯定は人のタガを外し暴走させる
成程…それは正義という毒だ
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「…この世界における聖女…それもまたこの世界の正義か善い…だが我は|悪《ヴィラン》。この世界の正義に叛逆せん」
最後に、月光城に降り立ったバーン・マーディ(ヴィランのリバースクルセイダー・f16517)は魔女を見据えながら魔剣「Durandal MardyLord」を天高く掲げて宣言する。|世界《ダークセイヴァー》に対する叛逆を
「本来我がオーラをこのように使うのは業腹だがな」
そう言いながらも己がコードを解き放つのに微塵の躊躇なし!正義に挑むは|悪《ヴィラン》の誉れ
「悪とされたる者達よ。正義という暴力に蹂躙されし者達よ。我はバーン・マーディ。我は今ここに宣言しよう。悪には悪の…正義があると!」
途端、彼を禍々しい紅きオーラが包み込み空へと導く。
(先達よ、感謝する!心置きなく我は魔女に挑むことができる!)
調べるまでも無く既に城内のトラップの殆どは自身が参戦する前の戦闘で破壊されていた。ならば、バーンが狙うは魔女の首唯一つ!
「ああああああああ、なぜ貴方の様なお方が世界に歯向かうのですか!?悪など栄えた試しがないというのに!??」
後がない魔女は甘言を垂れ流しながら光の矢を乱射し更には異形の翼から伸びる蟲爪が不規則に伸びてバーンに襲い掛かるが彼は翼の攻撃を車輪剣「ダイアモードR」を投擲して切り落とし光の矢は魔剣で受け流す。
「貴様の動きは読めている。今度は我が貴様の血を吟味するとしよう。」
紅きオーラの勢いは燃え上がるように激しくなりさらに速度を高めたバーンは縦横無尽な機動力で魔女を翻弄し魔剣で切り刻み血飛沫が絵画を描くかのように飛び散っていく。
「…貴様の血もまた不味い。」
浴びた返り血を舐めとり顔を顰めたバーンはそのまま止めの一刀で魔女の首を無慈悲に跳ね飛ばす。
「ぎょぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
断末魔の悲鳴を上げて奈落へと落ちていく魔女を見とりながら
「肯定は人のタガを外し暴走させる成程…それは正義という毒だ。」
手向けの言葉を紡いだバーンはもう振り返ることなく飛翔しながら月光城を後にする。
禁獣へと至る道をまた一歩進んだ実感を噛み締めながら――
大成功
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