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グルメスからの挑戦!:シーフード三昧ッ!

#アックス&ウィザーズ

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#アックス&ウィザーズ


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●アックス&ウィザーズ
「みんな、元気にしていたか! 俺は元気だッ! ヤル気満々だッ! 今回お前達に狩ってほしいのは、『七色鈴蘭のふくれアンコくん』と『だいおーいかたん』! コイツらを使って、荒野で宴会をするのが、目的だ! なぁに、難しい事を考える必要はないッ! 狩って、喰うッ! ただ、それだけだ! しかも、『七色鈴蘭のふくれアンコくん』は餌を求めて、陸の傍まで来ているッ! だから、お前達が砂浜でキャッキャウフフとしていれば、あっちの方からやってくる! それに釣られて、『だいおーいかたん』もやってくるから、ズババァーンと倒してしまってくれ! まあ、喰われたって大丈夫! きっと、誰かが助けてくれる! 俺はお前達を信じている! だから大丈夫! それじゃ、よろしく頼むぜ!」
 自称・グルメキングであるグルメスが、冒険者達を前にして叫ぶ。
 相変わらず、いい加減ッ!
 『コイツらに任せておけば、大丈夫ッ!』と言わんばかりに、投げっぱなしであった。

●ガジルからの依頼
「ボクもシーフードが食べたいんだよ」
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)がダラダラと涎を垂らしながら、猟兵達に対して今回の依頼を説明した。
 自称・グルメキングことグルメスが、冒険者達を集めて、オブリビオン退治を計画しているようである。
 だが、冒険者と言っても、所詮は一般人。
 そんな連中が束になって、オブリビオンと戦ったとしても、勝てる訳がない。
 そこで冒険者達が辿り着く前に、オブリビオン達を倒してほしいという事だった。
 幸い、冒険者達は準備に手間取っているため、旅立つのはだいぶ先。
 万が一、文句を言ってきたとしても、荒野で一緒に宴をすれば、『まっ、いいか』と言うレベルなので、気にせずオブリビオンを倒してほしいという事だった。
 現在、『七色鈴蘭のふくれアンコくん』達は餌を求めて陸に上がり、砂浜で擬態をして、獲物を待ち構えているようだ。
 ここで誰かがキャッキャウフフとやっていれば、ガバッと口を開けて襲い掛かってくるため、後は倒すだけ。
 そのニオイにつられて、『だいおーいかたん』も陸に上がってくるため、ズババババァーンと倒せばイイという訳である。
 後は何も考えず、能天気に宴会をするためだけなので、気軽に参加してほしいという事だった。


ゆうきつかさ
 どうも、ゆうきです。
 この依頼はネタ依頼です。
 基本的に、お客様と一緒に物語を作っていく方針なので、オープニングに書かれていない事は自由に設定して構いません。
 世界観に問題が無いモノであれば、採用していこうと思っています。

 第1章は『七色鈴蘭のふくれアンコくん』との戦闘がメインになります。
 『七色鈴蘭のふくれアンコくん』は油断した相手を狙って、攻撃を仕掛けてくるため、わざと油断しておきましょう。
 『七色鈴蘭のふくれアンコくん』はとても美味なので、放っておくだけで『だいおーいかたん』が現れます。

 第2章は『だいおーいかたん』との戦闘がメインです。
 『だいおーいかたん』は『七色鈴蘭のふくれアンコくん』を食べようとしてきます。
 全部食べられてしまう前に、『だいおーいかたん』を倒しましょう。

 第3章は荒野で宴会をします。
 何か食べたいものがある場合は、グルメスが連れてきた料理人にリクエストしておきましょう。
 もちろん、自分で何か作っても構いません。
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第1章 集団戦 『七色鈴蘭のふくれアンコくん』

POW   :    かみつきっ!
【潜行からの飛び出し噛みつき】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    もぐるっ!
【体から30cm以内の地形を対象に砂泥状化】、自身や対象の摩擦抵抗を極限まで減らす。
WIZ   :    まるのみっ!
小さな【鈴蘭灯から催眠光を放つ。強烈な眠気と光】に触れた抵抗しない対象を吸い込む。中はユーベルコード製の【胃袋で出口に返しの歯が並ぶ。暴れること】で、いつでも外に出られる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
シーフードですかぁ。
楽しみですが、その前にひと働きですねぇ。

折角ですので、先日『UDC』で購入しました『着物風ビキニ』を着用して参りましょう。
持参した『ミルクティー』を飲みつつ、適当な石に腰かけてまったり、ですねぇ。
軽くひと泳ぎしても良さそうですぅ。

『アンコくん』が襲ってきましたら、タイミングを合わせ『居合抜き』の要領で【指定UC】によるカウンターの斬撃ですねぇ。
周囲の『アンコくん』の数次第で、[2回攻撃][範囲攻撃]を組み合わせ、順に斬らせていただきますぅ。

無事に討伐出来ましたら、[料理]の心得は有りますので、味が落ちない様『血抜き』等の処理を行っておきましょうかぁ。


有馬・ナオ
グルメにシーフード!

いつもの通りさくらの
腹ペコセンサーが発動し。

ここまできたでしゅ(涙)

こうなれば最後まで付き合いますよ(投げやり)

連携&アドリブOKでしゅよ
⚫戦闘⚫

今回はSPDで勝負。

挑発を行いながら。

アンコーが
飛び掛かってくるように……。

アームドフォードの弾に閃光弾を詰めときましゅ。

そして飛び出した所で
UC【アイスバインド】で
砂を凍らせ。

仲間が戦いやすく出来るように
援護をしましゅ。


秋山・軍犬
七輪!

調理器具!!

キャッキャウフフ要員のグルメ姫!!! (奇跡の再会『美食姫』)

という訳で今回は砂浜で
潮干狩りや釣りやってキャッキャして

オブリビオンを圧力拳で食材にウフフして

現地で、とれたてを美味しく
調理してキャッキャウフフすれば良いんですね!

ん? 3章の食材? もちろん確保するよ?
でも1章2章で飯食っちゃ駄目とは言ってないよね?

なので、宴会前の前菜に獲れたてをその場で調理する
漁師さんしか味わえない様な料理を堪能してやるっす!

これで、弾けまくったそのテンションは
もはやユーベルコードと区別がつきませんな感じの
グルメスに一歩リード!この勝負もらった!

「軍犬は一体何と戦ってるんでケキ…?」(困惑)


レフティ・リトルキャット
※詠唱省略やアドリブOK
にゃ、美味しい美味しいアンコくん、コレで煮干しを、宝石の様な七色の煮干しを作ったらどんな味がするのかにゃあ。七色の煮干しがいっぱいにゃあ。
4代目様の力【肉体を凌駕する夢】を借りて、子猫に変身しつつ肉体を活性化。
髭感知で動きを警戒し、いつでも飛び退けるようにしつつ、七色の煮干しを夢想しながら戦場をゆっくりあるくにゃあ。
上手く釣り出せたら、後はスピード勝負にゃね。迅速に攻撃を肉球や爪で受け捌き、爪や肉球バッシュで気絶させていくにゃあ。
4代目様の「魂が肉体を凌駕する」ともいえる力は、ぱっくり噛まれた時の保険だけど、やっぱり失態よりも一度だけの好機作りに活かしたいところにゃあ。



●砂浜でキャッキャッウフフ!
「グルメにシーフード! このキーワードを聞いただけで、桜しゃんが暴走気味なんでしゅが……」
 有馬・ナオ(EinHeldohneNamen・f10768)は宿主である桜・しおんの暴走に巻き込まれる形で、『七色鈴蘭のふくれアンコくん(以下、アンコくん)』が確認された砂浜にやってきた。
 アンコくんが現れたせいで、砂浜は貸し切り状態。
 場合によっては、砂浜でキャッキャウフフとしていたカップルが、アンコくんに襲われ、既に胃袋の中……と言うオチもあるのだが、何やら怖い考えが浮かんでしまったため、あえて考えない事にした。
「確かにシーフードも楽しみですが、その前にひと働きですねぇ」
 夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が前日UDCアースで購入した着物風ビキニ姿で、持参したミルクティーを飲みつつ、適当な石に腰かけた。
 このままノンビリと海を眺めているのも悪くは無いが、いつまでもマッタリしていたので、肝心のアンコくんを捕まえる事など、至難の業。
 そのため、あえて危険を冒して、自ら囮となって、ひと泳ぎッ!
 何やら危険なフラグが連鎖的に立っているものの、それこそ望んだシチュエーション!
 例え、途中で食べられるような事があったとしても、きっと仲間達が何とかしてくれる……はず。
「まあ、砂浜でキャッキャウフフとしていれば、あっちの方から現れるっす!」
 そんな中、秋山・軍犬(悪徳フードファイター・f06631)が、【奇跡の再会『美食姫』(ハーデンベルギア・グルメプリンセス)】でグルメ姫を呼び出し、潮干狩りや釣りをし始めた。
 それはまるで本物のカップル。
 殺人鬼が現れる湖であれば、真っ先に襲われる程のハシャギっぷり。
「美味しそうなアンコくんで、宝石の様な七色の煮干しを作ったら、どんな味がするのかにゃあ」
 一方、レフティ・リトルキャット(フェアリーのリトルキャット・f15935)は妄想を膨らませ、幸せそうな表情を浮かべた。
 しかも、アンコくんは一匹ではない。
 おそらく、みんなで分けても、余ってしまう程の量。
 ならば、煮干しを作ったとしても、バチは当たらないッ!
 そういった意味でも、気分はウキウキ。
 色々な意味でヤル気満々のようである。
「こうなれば最後まで付き合いますよ」
 ナオも半ばヤケになりながら、警戒した様子で辺りを見回した。
 既に、さくらの腹ペコセンサーが作動しているため、アンコくんがこの砂浜の何処かに隠れている事は間違いない。
 それが分かっているためか、さくらがハンターの如く両目をギラつかせ、涎をダラダラと垂らしながら、獲物……もといアンコくんを捜し始めた。
 通常であれば、砂浜と一体化しているため、まったく見分けがつかないものの、空腹状態が長時間続いたせいか、さくらには何となく居場所が分かるらしく、アンコくんと思しきシルエットがボンヤリと浮かんでいた。
「七色の煮干しがいっぱいにゃあ」
 その間に、レフティが戦闘中に食べたい煮干しを夢想しつつ、【肉体を凌駕する夢(ニクタイヲリョウガスルニボシノユメ)】を使い、子猫の姿になって砂浜を駆け抜けた。
「グオオオオオオオオオオオオオオオオン!」
 それと同時にアンコくん達が唸り声を響かせ、レフティを丸呑みする勢いで飛び掛かってきた。
 同様に、るこるもアンコくん達に襲われ、逃げ道を塞がれるような形で、攻撃を仕掛けられていた。
「……!」
 一方、レフティが猫のヒゲをピクピクさせ、アンコくんの攻撃を次々と回避ッ!
「あ、さくらしゃん! まだ食べたら駄目でしゅ! し、仕方ないでしゅね!」
 ナオも危機感を覚えつつ、アームドフォードの弾に閃光弾を詰め、【氷竜蔦(アイスバインド)】で氷の蔦を放ち、アンコくんの身体を凍らせた。
 そのおかげで、さくらがアンコくんを丸かじりする事は回避できたものの、未だに瞳はギラギラ。
 隙あらば、踊り食いと言わんばかりに、涎が止まらなくなっていた。
「!!!!」
 そんな空気を察したアンコくん達が身の危険を感じつつ、自分のまわりにあった砂を泥状に変化させ、自らの摩擦抵抗を減らして土の中に潜り込もうとした。
(「……逃がさないにゃ!」)
 次の瞬間、レフティが一気に間合いを詰め、鋭い爪でアンコくんを引っ掻いた。
「私達を前にして、逃げられる訳が無いですぅ!」
 それに合わせて、るこるが居合抜きの要領で間合いを詰め、【剣刃一閃】でアンコくんを真っ二つに斬り裂いた。
 他のアンコくんも仲間達によって息の根を止められ、グッタリと砂浜に倒れ込んだ。
「それじゃ、さっそく調理するっすよ! 漁師さんしか味わえない様な料理を堪能してやるっす!」
 すぐさま、軍犬がアンコくんに【圧力拳(プレッシャークッカー)】を叩き込み、せっせと調理し始めた。
「ちょっと、待ってください。まずは……血抜きです」
 るこるもノリノリで、アンコくんを調理ッ!
 それを眺めながら、さくらが涎を垂らしていた。
「グルメスに一歩リード! この勝負もらった!」
 そんな中、軍犬がカメラ目線で、ドヤ顔を浮かべた。
「イカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
 次の瞬間、アンコくんの美味しそうな匂いを嗅ぎつけ、『だいおーいかたん』が海の中から現れた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『だいおーいかたん』

POW   :    子分行くイカ!
レベル×5体の、小型の戦闘用【こぶんいかたん】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
SPD   :    お弁当食べるイカー
戦闘中に食べた【おにぎりや焼き…イカ…?】の量と質に応じて【よくも子分をイカ!と何故か猟兵に逆ギレし】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
WIZ   :    イカスミぶはー
【いかたん得意のイカスミすぷらーっしゅ】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を真っ黒に塗りつぶし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ポク・ョゥョゥです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

秋山・軍犬
だいおーいかたんのイラスト見て思った事

「こいつ、米と醤油もってるんじゃね?」

だって、おにぎりとイカ焼き持ってるし
オブリビオンだから倒せば不思議な力で
ドロップするのでは?

…刺身…海鮮丼…烏賊飯…

ついでに米酢とか砂糖とか持ってない?
A&W製食材で寿司が出来る可能性が出てきたんすけど

1章で釣りとか潮干狩りやってたから
(A&W産の変な魚や貝の)ネタは沢山あるぞ

「なんか黄金色の河豚ぽい魚が釣れたでケキ!」

グルメ姫なんて戦闘そっちのけで、まだ釣りとかしてるから
クーラーボックスはもうパンパンだぜ!

あ、でもA&Wで魚介類の生食って大丈夫なんすかね?

まあいいや圧力拳で殴り倒してから
考える(味見・毒見する)っす!


夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
これはまた、大きな『いかたん』ですねぇ。
食べ甲斐が有りそうですぅ。

取り敢えず、海に逃げられない様、【指定UC】で飛翔し『海側の空中』に回り込みますねぇ。
地上側の方と『包囲する』形になれば対処し易いでしょうし、そのまま『開き』にして捌くつもりで、可能であれば【剣刃一閃】も混ぜ、『刀』で斬りましょう。
このサイズですと、『いかめし』にするには大きすぎますが、何やら『こぶんいかたん』をお呼びしてくれる場合が有るみたいですので、此方も食べられる様であれば、[範囲攻撃]で討伐、確保したいところですぅ。

お時間が有りましたら、『宴会』までに『他のシーフード』も捕まえておきたいですねぇ。


レフティ・リトルキャット
※詠唱省略やアドリブOK
アンコくんは美味しいって聞くけど、コッチはやっぱり…美味しくないのかにゃ?いずれにしても七色の煮干しはあげないにゃよ…!。

8代目様の力【声のお届け子猫】で幻影使いのお届け子猫に変身し、
今にも食べられている「こぶんいかたん」が残した最後の言葉を、「子猫の幻影」に変え、幻影を通して最後の言葉を再生や念話で確実に伝えて、だいおーいかたんを悲しみに落とすにゃあ。(悲しみでの戦闘力低下狙い)
言葉責めが効かない時は「こっちにゃ!」等と幻影を攪乱用に使うにゃね。
髭感知で動きを見切り、幻影とスピードを生かした連続攻撃で仕掛けるにゃあ。


朝倉・くしな
【000号】で参加

イカを食べに来ました。イカー

お弁当食べるイカーの際にしれっと一緒にもぐもぐ食べにいきます
いいですよねおにぎり、焼きイカ。大変センスのいいお弁当でございます

逆ギレされました
お代は確かに払ってないですので仕方ありません
身包み剥がされるしかないようですね
どうぞお収めください(頭巾以外を脱いで畳んで渡しにいく
足りない場合はウィーリーさんやシャーリーさんの衣服で賄いましょう

スピードアップしたジャッジメントクルセイドでバトルです
焼きイカー!
気付いていましたか……私がお弁当を食べた分だけ、貴方はパワーアップ出来る量が減っていたのですよ……これが頭脳戦(ただの食欲


ウィーリィ・チゥシャン
【000号】
どうやら間に合ったようだな!
グルメスが一般人たちを巻き込む前にさっさと片付けようぜ。

料理は鮮度が大事。
攻撃と同時にその身を捌いていく。
アンコくんを狙う奴の攻撃を『かばう』でガードしながら大包丁の『二回攻撃』でダメージを与えながら奴が脚で殴りかかってきたところへ『カウンター』で『料理の鉄刃』を繰り出してゲソを切断。
「よっしゃ、まずは一本!」
ある程度ゲソを斬り落としたら『料理』の腕前を活かし胴体に包丁を入れていく。
奴を倒したら、そのまま料理の下ごしらえを進める。


シャーリー・ネィド
【000号】
はい質問!海の覇者と言えば?
イカ?ぶっぶー☆
正解は、サメだよ!

そんな訳で宇宙バイク・ハイメガシャークに跨って颯爽登場!
【エクストリームミッション】で合体、空を飛び回りながら熱戦銃の【スナイパー】とフォースカトラスの【2回攻撃】で攻撃!
ウィーリィくんやくしなちゃんが攻撃されそうになったら【フェイント】や【援護射撃】でフォロー

お腹空いたからさっさとやっつけて宴会にしよ?



●荒ぶるだいおーいかたん
「これはまた、大きな『いかたん』ですねぇ。……食べ甲斐が有りそうですぅ」
 夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が【豊乳女神の加護・白翼衣(チチガミサマノカゴ・ハクヨクノコロモ)】を発動させ、全身を体型と美貌を引き立たせる乳白色のオーラで覆い、勢いよく飛び上がると、『だいおーいかたん』の背後に回り込んだ。
「アンコくんは美味しいって聞くけど、コッチはやっぱり……美味しくないのかにゃ?」
 レフティ・リトルキャット(フェアリーのリトルキャット・f15935)が『だいおーいかたん』をマジマジと見つめ、気まずい様子で汗を流した。
 『だいおーいかたん』は、も見るからに大味。
 だが、捕獲対象になっている事を考えると、見た目に反して繊細な味なのかも知れない。
「でも、こいつ……米と醤油もってんじゃね? それなら、充分に狩る価値があるっすよ」
 その途端、秋山・軍犬(悪徳フードファイター・f06631)が、『だいおーいかたん』の体からほんのりと漂う米と醤油のニオイを感じ取った。
 それはフードファイターである軍犬だから、分かった事。
 その言葉を耳にした途端、『だいおーいかたん』も、ビクッと身体を震わせた。
 ……ヤバイ。
 コイツら、マジヤバイ……。
 そう言わんばかりの警戒ムード。
「どうやら間に合ったようだな! グルメスが一般人達を巻き込む前に、さっさと片付けようぜ」
 そんな中、ウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)達【000号】が、アンコくんを庇うようにして陣取った。
「イ、イカァ……」
 『だいおーいかたん』も驚いた様子で、目を丸くさせた。
 ただでさえ、ヤバイ状況であるにもかかわらず、さらに増援ッ!
 まさに、絶体絶命、大ピンチ!
「イカを食べに来ました、イカ―」
 そこに追い打ちをかけるようにして、朝倉・くしな(鬼道羅刹僧・f06448)も【000号】のひとりとして『だいおーいかたん』の前に立つ。
 しかも、くしなの目は、獲物を狙うハンターそのもの。
 隙あらば、美味しく戴く気満々なようである。
「イカァァァァァァァァァァァ!」
 その視線に気づいた『だいおーいかたん』が身の危険を感じ、ケモノの如く勢いで叫び声を響かせた。
「ひょっとして、自分が海の覇者だって勘違いしてる? だったら、ぶっぶー☆ 正解は、サメだよ、サメ!」
 それでも、シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)は怯む事なく、宇宙バイク『ハイメガシャーク』に乗ったまま、【000号】のひとりとして『だいおーいかたん』の前に颯爽と現れた。
「イ、イカ……」
 そのため、『だいおーいかたん』は沢山の死亡フラグに囲まれたような錯覚に襲われ、大粒の汗をダラリと垂らした。
「……と言うか、オブリビオンだから倒せば不思議な力で、アイテムがドロップするのでは? どうせなら、米酢とか砂糖とか持ってない?」
 そんな中、軍犬が期待に満ちた眼差しを送り、『だいおーいかたん』に攻撃を仕掛けていった。
「……料理は鮮度が大事ッ!」
 それに合わせて、ウィーリィが大包丁を握り締め、二回攻撃で『だいおーいかたん』を捌き始めた。
 続いて、るこるが仲間達と連携を取りつつ、『だいおーいかたん』を包囲すると、霊刀『純夢天』を振り下ろした。
「イ、イ、イカァァァァァァァ!」
 その途端、『だいおーいかたん』が逃げ出そうとしたものの、るこるによって完全に逃げ道が塞がれていた。
「史上最大の凶暴すぎる竜巻、戦う覚悟はある?」
 すぐさま、シャーリーが【エクストリームミッション(エクストリームミッション)】を発動させ、全身を宇宙バイクが変形したサメ型パワードスーツで覆うと、空を飛びながら熱戦銃とフォースカトラスを使い分け、『だいおーいかたん』に攻撃を仕掛けていった。
「いずれにしても、七色の煮干しはあげないにゃよ……!」
 その間に、レフティが【声のお届け子猫(コエノオトドケコネコ)】で、幻影使いのお届け子猫に変身した。
「……とは言え、このサイズですと、『いかめし』にするには大きすぎますね」
 そんな中、るこるが剣刃一閃で『だいおーいかたん』で捌き、険しい表情を浮かべた。
 だからと言って、途中で攻撃を止める訳にはいかない。
 難しい事を考えるのは、後回し。
 今は戦いに専念した方が良さそうである。
「子分行くイカ!」
 その事に危機感を覚えた『だいおーいかたん』が、小型の戦闘用こぶんいかたんをワラワラと召喚した。
「これは……確保しないと駄目ですねぇ」
 それに気づいた、るこるが小型の戦闘用こぶんいかたんを射程内に捉え、範囲攻撃を仕掛けた。
 そのため、小型の戦闘用こぶんいかたんは大した活躍も出来ず、あっと言う間に肉の塊と化した。
(「こぶんいかたんの言葉をお届けするにゃ!」)
 それに合わせて、レフティが今にも絶命しそうな小型の戦闘用こぶんいかたんが遺した最後の言葉を、子猫の幻影に変えた。
 子猫の幻影は最後の言葉を念話で伝え、『だいおーいかたん』を悲しみの感情で飲み込んで、戦闘力を格段に下げた。
「お前達の死は無駄にしない。俺の中で生き続けろイカァァァァァァァァ!」
 その悲しみに包まれながら、『だいおーいかたん』がおにぎりと一緒に、小型の戦闘用こぶんいかたんを喰らい始めた。
「いいですよね、おにぎりに、こぶんいかたん。特に、美味しそうなイカを眺めながら食べるこぶんいかたんは最高です……」
 くしなもドサクサに紛れて、しれっとこぶんいかたんを食べ始めた。
 こぶんいかたんは美味しく、全身に力が漲ってくるような錯覚に襲われた。
「よくも子分を……イカ!」
 その途端、『だいおーいかたん』の怒りが爆発し、飛躍的に戦闘力が増大した。
 それは、自分は良くても、他人は駄目という『だいおーいかたん(俺様)』理論に基づく怒り。
「うう……、逆ギレされました。ひょっとして、お代を払っていなかった事に怒っているのですか!? それなら、身包み剥がされても文句は言えませんね。どうぞお収めください」
 そんな空気を察したくしなが、頭巾以外を脱いで綺麗に畳み、『だいおーいかたん』に差し出そうとした。
 しかし、『だいおーいかたん』は御立腹ッ!
「やっぱり、ウィーリーさんと、シャーリーさんの衣服も必要でしたか。……でしたら、少々お待ちください。いま剥いてきますのね」
 それに危機感を覚えたくしなが、慌てた様子で仲間達の服を脱がしに行った。
「いや、その必要はないぜ!」
 すぐさま、ウィーリィが【料理の鉄刃(ブレイドワーク・オブ・アイアンシェフ)】で、『だいおーいかたん』のゲソを切断ッ!
「イ、イカァ!?」
 一瞬の出来事だったため、『だいおーいかたん』は回避不可能ッ!
 ただ自分の切断されたゲソを眺めるだけの絶望タイム。
「よっしゃ、まずは一本!」
 それとは対照的に、ウィーリィが勝ち誇った様子で、高々とゲソを掲げた。
「イカァァァァァァァァァァァァァ!」
 それにブチ切れた『だいおーいかたん』が、鞭の如く勢いでゲソを振り下ろした。
 だが、その度ウィーリィに反撃され、花びらの如くゲソが舞う。
「なんか黄金色の河豚っぽい魚が釣れたでケキ!」
 そんな中、軍犬の【奇跡の再会『美食姫』(ハーデンベルギア・グルメプリンセス)】で召喚されたグルメ姫が、戦闘そっちのけで、愉快な仲間達と釣りをしていた。
 しかも、予想以上に魚が釣れているらしく、クーラーボックスから溢れていた。
「この流れなら、A&W製の寿司が出来そうっすけど、魚介類の生食って大丈夫なんすかね? まあ、いいや。とにかく、倒してしまうっす!」
 その間に軍犬が一気に間合いを詰め、『だいおーいかたん』に【圧力拳(プレッシャークッカー)】を仕掛け、膨大な力を圧縮して込めた拳を容赦なく叩き込んだ。
「お、おかしいイカ! こんなはずじゃ」
 『だいおーいかたん』が信じられない様子で、猟兵達に視線を送る。
 先程、小型の戦闘用こぶんいかたんを食べた事で、戦闘力がアップしているはずなのだが、まったくと言っていいほど変化が無い。
「まだ気づいていないのですか。……私がお弁当を食べた分だけ、貴方はパワーアップ出来る量が減っていたのですよ……これが頭脳戦」
 くしながキリリとした表情を浮かべ、『だいおーいかたん』に視線を送る。
 ある意味、策士。
 単なる腹ペコという訳ではない。
 そんな格の違いを見せつけるようにして、何となくドヤ顔ッ!
「イ、イカ……」
 その途端、『だいおーいかたん』が劇画タッチで凍りつき、策士テイストのくしなが嘲笑う姿がイイ感じのポジジョンに浮かぶ。
(「……今がチャンスにゃ!」)
 その隙をつくようにして、レフティが素早い身のこなしで間合いを詰め、『だいおーいかたん』に攻撃を仕掛けていく。
 それに合わせて、ウィーリィが『だいおーいかたん』の胴体に包丁を入れ、勢いよく臓物をバラ撒いた。
「む、無念……イカァァァァァァァァァァ!」
 その一撃を食らった『だいおーいかたん』がブルブルと身体を震わせ、断末魔を上げて息絶えた。
「一時はどうなるかと思いましたが、これで後は宴会を成功させるだけですねぇ」
 るこるが『だいおーいかたん』を見下ろし、ホッとした様子で溜息を漏らす。
「お腹空いたから、さっさと宴会に行こ?」
 そう言ってシャーリーが『だいおーいかたん』だったモノを抱え、仲間達と共に宴会が行われる予定になっている荒野を目指して、移動を開始するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『荒野の大宴会』

POW   :    たらふく喰ってたらふく飲む

SPD   :    巧みな芸を披露する

WIZ   :    料理を準備する、冒険を歌にする

👑5
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

秋山・軍犬
自身の料理技能や【UC:異界農民伝】の知識まで
フル稼働で総A&W製の寿司に挑戦しまっす!


【材料】
・ふくれアンコ
・だいおーいかたん
 (もしあれば、いかたんの食材系ドロップアイテム)
・金色の河豚や色々な変な魚介類(毒見済み)
・グルメスが料理の為用意した食材

そもそもまともな米や酢や醤油は手に入ったのとか
A&Wで生食大丈夫なの?とか色々クリアすべき問題が
あるっすけど、このシナリオのテーマは挑戦だから仕方ないね!

まあ、流石に一般人が未知の食材を生食はヤバいから
江戸前寿司みたいに寿司ネタには仕事(調理)をしとくっす。

不味い物を作る気はないっすけど
果たして、どんな寿司が出来るっすかね?
※マスターさんにお任せ


夢ヶ枝・るこる
■方針
・一応【POW】選択
・アド/絡/やり過ぎ◎

■行動
さて、後は宴を楽しみましょう。
予定通りの食材に加えて、色々と獲れたみたいですし、楽しみですぅ。

食べ易い様切り分けた上で、生で食べられるものは『お刺身』、火を通した方が良いものは『つけ焼き』を御用意しましょう。
『こぶんいかたん』は『いかめし』も良さそうですぅ。
【指定UC】で[料理]技術を強化しておきますねぇ。

或る程度準備が出来ましたら、しっかりといただきますぅ。
かなりの量が有るみたいですが、残ってしまうと勿体無いですねぇ。
此方では【指定UC】で『食事量(=[大食い])』を強化、食事量に応じて膨らむお腹は気にせず、出来るだけ沢山いただきますぅ。


レフティ・リトルキャット
※アドリブOK。
いよいよ料理タイムにゃね(子猫姿で香りや音を楽しみながら、そわそわ見学)
というか、いかたんも食べるのかにゃ?しゃべる個体って食べにくいと思うのにゃ。
アレかにゃ。世界の加護で、いかたん語が通じてただけで現地人には通じてないなら…やっぱり食べにくいにゃ。
料理人へのリクエストは、ご先祖様へのお供えに。宝石の様な七色の煮干しで、宝石箱や花に見立てた盛り付けをして欲しいのにゃあ。
…4代目様が追い求めたという、伝説の煮干しに近づけたかにゃ?。

・大食いではありませんが、珍しいモノ等は挑戦。
・無いと思いますがチョコレート混入系は食べたら死ぬぐらいの拒絶反応を起こします。(うっかり食べ吐血OK)


朝倉・くしな
【000号】
【POW】で食べます

海産物……(キラキラした瞳
美味しいイカとおにぎりでした
しかし小粒のものでしたのでここは大味なおっきいイカも食さなくてはいけませんね。
イカ料理―!(ウィーリーさんにねだる

もぐもぐ美味しく食べまして
一緒に食べてるシャーリーさんにもあーんを所望しにいって、
そして私の分もあーんし返します
やはりサメだとイカも一杯食べてるんでしょうか

あとちゃんとウィーリーさんにもシャーリーさんと一緒にあーんしにいってその口にねじこみます
ほーら、ウィーリーさーん?あーんですよー?避けると串が顔に刺さりますよー?(羅刹旋風


ウィーリィ・チゥシャン
【000号】
(WIZ)
さぁ、飯の時間だぜ!
俺の『料理』スキルの出番だな!

新鮮なイカの身と肝を使ったイカ鍋にイカそーめん、イカスミパスタ!
アンコくんと野菜の水分だけでスープを取った料理風どぶ汁!
料理も材料もまだまだあるからどんどん食べてくれよな!

もちろん、作ってばっかじゃなくて他の人の料理も味わわせてもらうぜ。
(もぐもぐ)うん、美味い!
ほらシャーリー、くしな、これ美味いぜ。食べてみな!

そんな感じで、仲間達と宴会をめいっぱい楽しむ!


シャーリー・ネィド
【000号】
(POW)
宴会っ!待ってました!
くしなちゃんと一緒に食べまくるよっ

まずはウィーリィくんのから
うん、やっぱりおいしー☆

料理自慢が集まってるからあちこちから美味しそうな匂いが漂ってるね
ウィーリィくんの料理がひと段落したら引っ張って三人でレッツ食べ歩きっ
三人で少しずつシェアし合えば色々食べられるもんね

ふーっ、ふーっ
はい、くしなちゃんあーん☆(同性同士なので遠慮がない)
ウィーリィくんも、あーん☆(同性同士じゃないけど相手の反応を見て楽しんでいる)

※アドリブOKです



●荒野の宴
「よくぞ来た、お前達ッ! 後は喰うだけ! 騒ぐだけ! 料理は任せろ! 一流の料理人達が、お前達の食材を料理するッ!」
 荒野で待っていたのは、グルメスと彼に雇われた料理人達であった。
 集められた料理人達は、それぞれのジャンルのプロ!
 『料理人四天王、ここに見参ッ!』と言わんばかりの勢いで、みんなドヤ顔でポーズを決めていた。
 その背後にズラリと陣取っていたのは、戦闘員の如く勢いで個性を消した料理人の弟子達であった。
(「いよいよ料理タイムにゃね」)
 レフティ・リトルキャット(フェアリーのリトルキャット・f15935)が子猫の姿で香りや音を楽しみながら、ソワソワとした様子で椅子にチョコンと座り込んだ。
 そのニオイに釣られて、野良猫達も集まっており、一緒になってソワソワとしていた。
「さて、後は宴を楽しみましょう。予定通りの食材に加えて、色々と獲れたみたいですし、楽しみですぅ」
 夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)も上機嫌な様子で椅子に座り、テーブルの上に置かれた食材に視線を送る。
 テーブルの上には『アンコくん』や、『だいおーいかたん』、それ以外にも沢山の魚が並んでおり、料理人達が舞い踊る勢いで、食材を料理に変えていた。
「それじゃ、自分も総A&W製の寿司に挑戦するっす!」
 秋山・軍犬(悪徳フードファイター・f06631)が【異界農民伝(ホープオブファーマー)】を発動させ、食品加工や農業の世界知識を得て、海鮮類で寿司を握り始めた。
 マグロ、中トロ、ウニ、イクラ、甘エビ、ホタテ、エンガワ、サーモン。
 それが、まるでオーディションをするかの如く勢いで、軍犬の前に並んでいた。
「おっ! いいね、いいね! 惚れ惚れするねぇ!」
 そんな猟兵達を眺めながら、和風な恰好をした料理人が、上機嫌な様子で力強くウンウンと頷いた。
 まわりにいた弟子達も、『こりゃあ、負けてはいられないッ!』と言わんばかりの勢いで、軍犬と競うようにして料理を作り始めた。
(「……と言うか、いかたんも食べるのかにゃ? しゃべる個体って食べにくいと思うのにゃ。それとも、アレかにゃ。世界の加護で、いかたん語が通じてただけで、現地人には通じてないなら……やっぱり食べにくいにゃ」)
 レフティが複雑な気持ちになりながら、『だいおーいかたん』だったモノに視線を送る。
 『だいおーいかたん』は何も語らない。
 しかし、その目は何か訴えているような感じで、怪しくギラついていた。
「さすがに、この状況で眺めているだけ……という訳には行きませんねぇ!」
 るこるもウズウズした様子で、『アンコくん』や『だいおーいかたん』を食べやすいように切り分け、生で食べられるモノは寿司、火を通した方が良いものは、つけ焼きにした。
「負けないっすよ!」
 軍犬も対抗意識を燃やしながら、『アンコくん』や『だいおーいかたん』、金色のフグや七色に輝く魚等を使って変わりダネの寿司を握っていった。
「みんな、やるじゃねぇか! コイツは負けていられねぇな! だったら、俺達は漬け丼ダァ!」
 和の料理人も興奮した様子で全身に筋肉を隆起させ、捌いた食材を丼に乗せ、特製のタレをぶっ掛け、猟兵達の前に置いていった。
「……でしたら、『こぶんいかたん』は『いかめし』も良さそうですねぇ」
 るこるも【豊乳女神の加護・豊饒現界(チチガミサマノカゴ・ホウジョウノアラワレ)】を使い、料理の技術を強化すると、怒涛の如く勢いで料理を作り始めた。
「にゃあ!(訳:ご先祖様へのお供えに。宝石の様な七色の煮干しで、宝石箱や花に見立てた盛り付けをして欲しいのにゃあ」)」
 そんな中、レフティが身振り手振りで、御先祖様のお供えに、宝石の様な七色の煮干しで、宝石箱や花に見立てた盛り付けをリクエスト。
「なんだか、よく分からねぇが……任せてくれ!」
 和風な恰好をした料理人が魂の叫びを聞き届け、自信満々な様子で胸を叩く。
 そこから作り出されたのは、芸術作品ッ!
 宝石のように輝く煮干しが、今にも泳ぎ出しそうな勢いで、他の食材達と仲良く共存している感じであった。
 レフティも何だか楽しい気持ちになり、一緒にいた野良猫達と一緒に、ダンスを踊りそうな気持ちになった。
 和風な恰好をした料理人も、それがとても嬉しかったのか、リズミカルな感じで料理を作り、今にもミュージカルが始まりそうになった。
「おいおい、マジか! こんなに美味そうな料理ばかり並んでいるなんて……まるで天国だな、ここは!」
 そのドサクサに紛れて冒険者達が現れ、上機嫌に様子で料理を食べ始めた。
「ハハハハッ! お前達も来たのか! まあ、いい。料理はみんなで食べる方が美味しいからなッ!」
 しかし、グルメスはまったく気にしておらず、指をパチンと鳴らして、自分の部下に食材の調達を指示した。
(「……4代目様が追い求めたという、伝説の煮干しに近づけたかにゃ?」)
 その間に、レフティがリクエストした料理が出来上がり、野良猫達と一緒にそれを眺めた。
 どの料理も食べるのが勿体なく思えてしまう程の出来栄え、そのためか野良猫達も食べていいのか分からず、レフティを二度見。
 『ボスの一言で、パクッと行きますぜェ』と言わんばかりに、ダラダラと涎を垂らしていた。
「それじゃ、いただきますぅ!」
 一方、るこるは満面の笑みを浮かべ、目の前に漬け丼を食べ始めた。
 その途端、口の中に旨味が広がり、食材達の舞踏会……いや、カーニバルが始まったッ!
 『アンコくん』や『だいおーいかたん』が特製のタレをドレスの如く身に纏い、タイやヒラメと一緒になって踊っていた。
「未知の食材の生食はヤバいっすけど、それっぽい材料を使っているから、大丈夫っすよね」
 そんな中、軍犬が一抹の不安を感じつつ、自分で握った寿司を食べた。
 ……美味いッ!
 その一言にすべてが集約されているほどの美味さっ!
 冒険者達も同じように寿司を喰らい、一斉にサムズアップ!
 みんな初めての味に感動しながら、軍犬に対して御代わりをプリーズであった。
「にゃあ(意:こっちも美味しいにゃ♪)」
 レフティも野良猫達と一緒に、軍犬の寿司を大絶賛ッ!
 基本的に寿司ネタ重視で食べているものの、魚の味が活きており、旨味が口の中に広がって、幸せな気持ちで胸の中がいっぱいになった。
「どれも美味しくて、止まりませんねぇ! もっと、おかわりが欲しいですぅ~」
 るこるもウットリとした表情を浮かべ、料理を口に運んでいた。
 そのたび、幸せな気持ちが身を包み、食材と一緒に踊りたくなるような美味しさであった。
 その間に、グルメスの部下達が食材を抱えて、猟兵達の前に現れた。
 そして、宴は続く。
 他の料理人達も、早く料理が作りたい様子で、ウズウズとしていた。

●【000号】の宴
「宴会っ! 待ってました!」
 一方、シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)は【000号】の仲間達と共に、宴が行われている荒野にやってきた。
 その場所には猟兵だけでなく、冒険者まで集まっており、海で獲れた食材を持ち込み、自分達の手柄と言わんばかりの勢いで、宴に加わっていた。
「美味しそうな、海産物♪」
 朝倉・くしな(鬼道羅刹僧・f06448)も瞳をキラキラと輝かせ、テーブルの上に置かれた海産物に心を奪われた。
 冒険者達が持ち込んだ海産物は、まるで『食べて、食べて』と言わんばかりの勢いで円らな瞳を潤ませており、眺めているだけで腹の虫が抗議活動を始める程だった。
「さぁ、飯の時間だぜ! ここは俺の出番だな!」
 そんな中、ウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)が、『だいおーいかたん』の新鮮な身と肝を使い、イカ鍋、イカそーめん、イカスミパスタ等を作っていた。
 これに反応したのは、洋風の恰好をした料理人だった。
「ほぉ……なかなか、やるではありませんかッ! ……ですが、このワタクシに勝てますかなァ?」
 洋風の恰好をした料理人が対抗意識を燃やしつつ、『だいおーいかたん』をフライパンで炒め始めた。
 そこにワインやら調味料を足しており、無駄に自信満々な様子で、ドヤ顔を浮かべていた。
 その間にウィーリィは『アンコくん』と野菜の水分だけでスープを取り、料理風どぶ汁を作り上げた。
「な、なんだと!? この時間で……信じられん!」
 それを目の当たりにした洋風の恰好をした料理人が、驚いた様子で声を上げた。
 おそらく、調子に乗って、ドヤ顔をしていたのが、敗因だろう。
 こうなると負けてはいられないと思ったのか、他の料理人達も加わり、一緒になって料理を作り始めた。
「それじゃ、まずはウィーリィくんのから」
 シャーリーが完成したばかりの料理を見つめ、上機嫌な様子で口まで運ぶ。
 それは思わず笑みがこぼれてしまう程の美味しさ。
 素材の味が活きており、これを食べるために、今まで生きてきたと思ってしまう程の味だった。
「うん、やっぱりおいしー☆ くしなちゃんも一緒に食べよっ」
 シャーリーが料理の味を堪能しながら、くしなにも同じモノを勧めた。
「イカ料理―!」
 それに応えるようにして、くしなもイカ料理に舌鼓を打った。
「料理も材料もまだまだあるからどんどん食べてくれよな!」
 ウィーリィが満足した様子で、テーブルの上に料理を並べていく。
 他の料理人達も額に汗を掻きながら、テーブルの上に料理を並べていった。
「どれも美味しそうな匂いがするね。それじゃ、みんなで食べてみようか。はい、くしなちゃん、あーん☆」
 シャーリーが目の前の料理を切り分け、くしなにパクッと食べさせた。
「シャーリーさんも、あーん」
 くしなも同じように、シャーリーにあーん返し。
 それを食べたシャーリーが、上機嫌な様子で笑顔を浮かべた。
「ウィーリィくんも、あーん☆」
 その勢いに乗って、シャーリーがウィーリィの反応を楽しみつつ、同じように料理を食べさせた。
「それじゃ、遠慮なく味わわせてもらうぜ」
 ウィーリィが躊躇う事無く、料理にパクッと食らいつく。
 それは料理人達が技術を結集させて、作り上げたモノ。
 まるで『アンコくん』と『だいおーいかたん』が恋に落ち、そのままバンドを結成して、口の中でライブを始めたような味わい。
 美味しいと言うよりも、美味いッ!
 それ以外の言葉が浮かばない程の美味さ。
「ほらシャーリー、くしな、これ美味いぜ。食べてみな!」
 それに気を良くしたウィーリィが、仲間達にも料理を勧めていく。
 そんなウィーリィ達を眺めながら、料理人達がホッとした様子で溜息を漏らす。
 そして、宴は朝まで続いた。
 その頃には、みんな幸せそうな表情を浮かべ、深い眠りについていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年07月09日


挿絵イラスト