【OFコラボ】華麗なグルメ
●注意
当依頼は、2箇所のPBWアライアンスによる合同企画の連動シナリオです。
まず、PBWアライアンス『コイネガウ』の詳細を以下でご確認お願いします。
公式サイト:(https://koinegau.net)
公式総合旅団:(https://tw6.jp/club?club_id=4737)
また、PBWアライアンス『オーシャンフロンティア』の詳細を以下でご確認お願いします。
(https://ironpunchdash.wixsite.com/oceanfrontier)
●美味しいカレー屋を探そう!
「みんな!! カレー屋巡りするで!!」
希島学園体育教師の濱城・優茂(サバイバルおじさん・f32495)が開口一番に言った言葉はそれだった。
「そんな、何言うとるんこのおじさん、みたいな顔せんでもええで。今日は授業やないで、カレー屋巡って美味しいルゥを探すんや!」
優茂曰く、優茂が管理責任者の同じく常夏地域にある島『アルカディーテ島』では開拓者達が「カレーが食べたい!」と発起し、空前絶後のカレーブームが起きそうなのだという。だが、肝心のルゥが無い――。ルゥが無ければカレーにあらず。頓挫しそうな所で優茂が開拓者達の意見を聞いて、今回の件が立ち上がったそうだ。
「てな訳で、ええ感じにルゥを貰う交渉は僕がするから皆で商業地区に行くで。皆はカレーがたらふく食べられてハッピー、アルカディーテ島の人達も美味しいカレーが食べられるようになってハッピー、ウィンウィンって奴やな!」
商業地区のどこに行くかは自由……だが、ある程度目星は付けてあるらしく、優茂が地図を参加者に配ってそれを見ながら巡っていくらしい。参加者は一ヶ所を追求してもいいし、全制覇を目指してもいい……とのこと。
「ほな、お腹を空かせた準備の出来た人から出発するで!」
優茂もカレーを食べる為に腹ペコ状態であった。
椿油
注:このシナリオは、【OFコラボ】の共通題名で括られるシナリオ合同企画のシリーズです。
まず、『コイネガウ』で開催する合同企画のシナリオ3本をクリアして「資材」を入手します。
其々の完結で「食材」、「鉱物」、「毛皮」が『オーシャンフロンティア』へ支援されます。
なお、各MSによるシナリオはどれも内容が独立している為、重複参加に制限はありません。
●クレジット
ヤタ・ガラスMS(企画・ディレクションのみ担当。『コイネガウ』代表。)
椿油MS(「食材」シナリオ担当。『オーシャンフロンティア』代表。)
沙雪海都MS(「鉱物」シナリオ担当。)
義助次郎MS(「毛皮」シナリオ担当。)
コイネガウでは二度目まして、椿油です。今回は椿油が運営するオーシャンフロンティア(略称OF)とのコラボシナリオになります。今シナリオは、カレー屋を巡って一番美味しいルゥを探すグルメツアー系日常シナリオになります。
カレー屋は商業地区にいくつかありますが、「食べ放題」「こだわりの味」「辛さの限界に挑戦できる」などなど、色んなカレー屋があります。もしかするとプレイングで指定した不思議なカレー屋が登場するかもしれません。アルカディーテ島に届くカレールゥは参加者の皆さん次第になる可能性も。
今シナリオの選択肢は以下のようになります。
POW:これだと決めた店舗の物を食らい尽くす。
SPD:腹に入れる為にすかさず次のカレーを探す。
WIZ:満腹度合と相談して緻密にカレーを食べていく。
皆様のアツいプレイング、お待ちしております!
第1章 日常
『プレイング』
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POW : 肉体や気合で挑戦できる行動
SPD : 速さや技量で挑戦できる行動
WIZ : 魔力や賢さで挑戦できる行動
イラスト:YoNa
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
キジマ・プロトコル
「OFコラボおめでとう。優茂よ、ボス同士で呑みに行くか?」
私も希島の長としてお忍びで行事参加。
優茂を交流相手にカレー屋で酒を呑み交わしたい。
だが、優茂が酒を呑まんなら飲酒を強制しない。
「如何かな、私共のお勧めの名店は? 兎も角、乾杯!」
国立希島カレー店で接待。
此処はカレー酒が美味くてな。カレー煎餅も摘みに良い。
希島カレーをナンで食べるのも美味。
互いの世界情勢について語り合いながら。
「無論、希島としても支援はする積りだ。是非、無人島開拓を頑張り給え」
私からも当店のルゥを大量に優茂へ渡すぞ。
無人島で成人は酒が呑めると良いから、カレー酒も共に。
カレー煎餅やナンも。
アドリブ歓迎。
カレー屋一件目。
「OFコラボおめでとう。優茂よ、ボス同士で呑みに行くか?」
「ええな、呑もか!」
お忍びで来ていたキジマは、優茂と合流してカレー屋を目指す。
「如何かな、私共のお勧めの名店は?」
「一件目はあの店やな、もう匂いが漂ってくるで……!」
一件目は希島国立のカレー屋だ、品質は申し分無いだろう。店内に入ると本格的なスパイスの香りと、熱気が伝わってくる。
「兎も角、乾杯!」
「乾杯や!」
キーン、とグラスを鳴らすキジマと優茂。
「此処はカレー酒が美味くてな。カレー煎餅も摘みに良い」
「カレー酒……! 通りでピリッと来るはずや!」
くぅ~、と嬉しそうに呑む優茂の所に、ナンとカレーが届く。
「生地もバターもプロ仕様やな!」
「そこに気付くとは、流石だな優茂。未だ口に含んでもいないのに」
「素材のプロはな、触っただけで分かるねん」
今日のオススメの本格野菜カレーをナンと共に味わう二人。モチモチで食感最高のナンと口の中に広がる芳醇なスパイスの辛味、ああこれは開拓者達も心を射抜かれてしまうに違いない。
「素材と言えば、開拓の方は順調か?」
「せやなぁ……最近魔獣っちゅうケモノが出て来て苦労しとんねん、開拓者も数人やられてもうたわ」
「ふむ、それは好ましく無いな……」
優茂はカレー煎餅をポリポリ食べていた。
優茂が会計を済ませると、キジマは店長から預かったルゥを大量に持って来た。
「無論、希島としても支援はする積りだ。是非、無人島開拓を頑張り給え」
「おおきに……!」
「――そして勿論、カレー酒とカレー煎餅、ナンも要るだろう?」
ダンボール一杯に詰められた酒とつまみとナン。優茂は笑顔でグッドサインを送るのだった。
大成功
🔵🔵🔵
イリスフィーナ・シェフィールド
(制服姿で濱城先生から貰った地図を眺めながら)
……出前ならともかく外食したことないのでどこ行けばよいのかわかりませんわ。
ここは撮影ドローンをコードで召喚して現地視聴者にお勧めのお店を聞きますわね。
紹介されたお店に向かって撮影許可をお願いしてOKな所は撮影したまま食べて駄目な所は視聴者様に謝罪して一人で頂きます。
(面白がった視聴者に激辛カレーを勧められて涙目になったり普通に美味しいカレーに舌鼓打ったり創作カレーに驚いたり、頑張るけど3店舗目で満腹に)
もうお腹いっぱいです、これ以上入りませんわ
視聴者の皆様ありがとうございました、また何かありましたらよろしくお願いいたしますわ
(笑顔で礼を述べて終了)
カレー屋二件目。
「……出前ならともかく、外食したことないのでどこ行けばよいのかわかりませんわ」
イリスフィーナは困っていた。だが、こういう時の《オーディエンス・サポート》のコードだ。動画撮影ドローンを使い、現地の視聴者にオススメの店を聞く。
『辛々軒はオススメだよ! 辛いけど』
「じゃあそこに向かいましょうか」
辛々軒、近づくだけで辛味が風に乗ってくる。撮影許可も下りたので、撮影しながらイリスフィーナは食べる事に。なお、ルゥ選別の為に優茂も一緒に食べるようだ。
「え、激辛がオススメ……?」
視聴者に頼まれては食べる他ない。
「か……辛すぎますわっ!! で、でも美味しいですわっ」
その美味さと辛さに、口を抑えて涙をポロポロ溢していた。
「流石、激辛やわ……激辛の中でもかなり辛いんとちゃう?」
優茂も少々バテていた。
カレー屋三件目。
「王道の旨さ! ……って書いてありますわね。安心して食レポが出来そうですわ」
「下調べした時の口コミも満足度★五つぐらいやったで」
店名も『かれい屋』である。そしてかれい屋では昔懐かしという表現が正しそうなお馴染みのカレーが出て来た。
「福神漬けが合いますわっ!」
「これぞお馴染みの、って感じの味やな!」
「ああ、それ言いたかったのですが……」
カレー屋四件目。
独創的なカレー専門店「ルゥ豆柴」のオススメはまさかのケーキカレーである。
「あの……カレーも美味しいしケーキも美味しいのでくっつけてしまおうという理論、わたくしラーメンで失敗例を聞いたのですけれど……」
だが、口に含んだらまさかのハーモニーが広がっていく。
「これ、ただのケーキやないな!」
優茂の発言に店長はニッコリと笑った。オリジナルの味付けがされているのだろうか。
「で、でも……もうお腹いっぱいです、これ以上入りませんわ」
流石にカレー屋のはしごはイリスフィーナの腹に堪えたようだ。
「視聴者の皆様ありがとうございました、また何かありましたらよろしくお願いいたしますわ」
バックでルゥを貰っている優茂を映しつつ、配信は拍手のコメントや『頑張った!』『すごい!』等がシュルシュルと流れていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
瑠璃刃根・ソーダライト
世に高級カレーも変わり種カレーも山ほどありましてよ。ですがお考えください、無人島に降り立った開拓民が、真に心から欲するカレーとは。お高い?目新しい?違いますでしょう?
求めた味は、身近で遠い究極の味。
お蕎麦屋さんのカレーでしてよ!
鰹だしと蕎麦つゆの織りなすハーモニー。奏でられる秘伝のほころぶような味わい。
乾いた心にしみましょう?
帰りたい、帰りたくない。一人前に成るまでは!!熱く語ったりしましたが、私の故郷は消えて無く成れ派ですけどね。
優茂様、ネゴシエートは、おまかせします。必ずやお蕎麦屋さんのカレーをアルカディーテ島の空の下で食べましょう。
私はウドンを持っていくので、カレーうどんもいけますわ。
カレー屋五件目。
「世に高級カレーも変わり種カレーも山ほどありましてよ」
ソーダライトはカレー屋が立ち並ぶ道を見て呟く。
「ですがお考えください、無人島に降り立った開拓民が、真に心から欲するカレーとは。お高い? 目新しい? 違いますでしょう? ――求めた味は、身近で遠い究極の味」
それは――。
「お蕎麦屋さんのカレーでしてよ!」
ビシッとソーダライトが指差したのは蕎麦屋『|粋追《いきお》い』。希島でも有名なお蕎麦屋さんである。
「その手があったわな!!」
優茂は目をまん丸にしながら手をポンと叩いていた。
「へい、蕎麦二人前。カレーも二人前! 承知しました!」
鰹だしと蕎麦つゆの織りなすハーモニーが食べた者を包み、奏でられる秘伝のほころぶような味わいが五臓六腑に染みわたる。
「乾いた心にしみましょう?」
「ええわ……これはええわ……カレーもめっちゃ美味い……」
つゆに入れてかき混ぜた本わさびと蕎麦屋独特のカレーの辛さが優茂の鼻と喉を襲いながらも。ソーダライトは熱くなる。
「帰りたい、帰りたくない。一人前に成るまでは!!」
その帰る故郷に関してはノーコメントで、という事で触れないでおく優茂。
「優茂様、ネゴシエートは、おまかせします。必ずやお蕎麦屋さんのカレーをアルカディーテ島の空の下で食べましょう」
「勿論や! これだけ美味しかったら皆喜ぶで! という訳で――」
交渉を始めた優茂の隣で、持参したうどんを茹でてもらってカレーうどんも嗜むソーダライトだった。
「あっ、服に! 服に!」
大成功
🔵🔵🔵
ムゲン・ワールド
PBWアライアンスでの採用○
口調はステータスシート参照。ただし、独り言やモノローグは本来の口調でお願いします。
可愛い系の女の子型の敵との戦闘で使って下さい。(可愛い女の子と関わる日常や冒険でも構いません)
守備範囲は年下か年下に見える子です。
女の子(敵含む)相手の場合、バロンマスクは付けずに相対します。
戦闘になったらつけます。
基本的に表向き口調での口説きから入ります。
「可愛らしいお嬢さん、戦いなんてやめて踊りませんか?」
受け入れてもらえたら、UCを発動して仕込み杖を蛇腹剣に変形させてリボンのように使って踊ります。
相手を疲れさせたり、敵の注意を惹いたり、よしなに使ってください。
断られた場合も同じくUC行使からの踊りながら攻撃を仕掛けます。
口調も敵に対する本来の口調に変化
もし相手が戦闘以外の何かに夢中になっているなら、公序良俗に反さない範囲でそれに乗っかります。
その他、アイテムやUCは自由に使ってもらって構いません。
女の子PCとの共闘とかに使ってくれても構いません。
カレー屋六件目。
「さて、ここに良い店があると聞きましたが」
ムゲンは優茂と共に『すぱいす』とポップ体で書かれた店の暖簾をくぐっていくと、女性店長が出迎える。
「いらっしゃいませー!」
店長は娘を背負いながらカレー用の大きな皿を磨いていた。
「おや、店長の娘さんですか?」
「ええそうです、可愛いでしょう?」
「だー♪」
こちらを向いて手をふりふり、可愛い満面の笑顔が溢れた娘さんの顔を見てムゲンも顔が緩む。
「では、おすすめのカレー一つお願いします」
「分かりました! あなたー、デリシャスカレー入ったよ!」
厨房に居る夫と思わしき寡黙の男は、「ん」とだけ返事した。
「デリシャスカレー……さぞかし美味しいカレーなのでしょうね。楽しみです」
出て来たカレーはルゥもご飯も大盛りだった。アツアツのカレーを頂くムゲン。
「こ、これは……! 隠し味が入ってますね?」
「あら、気づいちゃいました? 希島の果物をすりおろして入れてあるの」
「では、その果物も一緒に頂いても?」
ムゲンが尋ねると、手をふりふりして喜ぶ店長の娘。
「あー♪ あー♪」
「ふふ、この子もいいよーって言ってます。どうぞ!」
「ありがとうございます」
完食後。隠し味の果物を見た優茂は、何かしらの共通点に気付く。
「これ、似たような果物がアルカディーテ島にあったかもしれんな……!」
「店長から頂いた果物をそのまま利用してもいいですし、アルカディーテ島で代用できる所は代用してしまってもいいかもしれませんね」
「せやな。種さえ採れれば栽培は可能やろな」
希島もアルカディーテ島も常夏である。気候が近く似ている為、例えば希島でバナナが育つならアルカディーテ島でもバナナはほぼ確実に成熟する。この為、植物に関しては種子があればどちらの島でも栽培が可能なのだ(土の相性などの特別な理由で希島でしか育たない植物を除いて)。
有難く果物も一緒に受け取り、店を後にする優茂とムゲン。帰り際にきゃっきゃと手を振る店長の娘。
「あー♪ だぁー♪」
「あの娘さんは大きくなっても絶対可愛いに違いないですね……」
ムゲンはぽつりと呟いたのだった。
大成功
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