猟兵No.f10833 土御門・泰花に関する調査報告書
●調査結果
2012年1月時点でシルバーレイン(以下「SR」)に存在した対象と、サムライエンパイア(以下「SE」)出身の現在24歳の対象は、少なくとも魂は同一人物である可能性が高い。
●考察
状況を踏まえた結果、メガリスの影響により、対象がSEへと『移動させられた』可能性が最も高いと考えられる。
※両世界における対象の種族が『人間』のため、対象が『メガリス・アクティブ』である可能性はない。
ただし、他のメガリス・アクティブの関連は否定できない。
【他の原因候補】
・オブリビオン:低い
当時のSRではオブリビオンの出現報告はない。
・ゴーストや来訪者:低い
状況的に、当時のSRに世界転移やそれに類する能力を持つゴーストや来訪者が存在する可能性は低い。
・猟兵:低い
2012年時点で『猟兵』が存在した可能性もあるが、その場合も特定対象に対して猟兵が何らかの行動を起こす可能性は低い。
【メガリス候補】
可能性のあるメガリスの一例は以下の通り。
なお、対象がSEという特定世界へ移動していることから、どのようなメガリスであれ、少なくとも効果発動時はSEに存在していたと推測される。
・|陰陽鏡《いんようきょう》
光を反射させることで、あらゆる世界に現存する任意のものを空間に投影できる。
また、陰陽師の力を有する者が使用すると、投影したものを召喚することも可能。
・|鏡魂《かがみだま》
鏡の中に住まう霊的な存在。類似の品として『魔法の鏡』がある。
特定呪文により呼び出し、真偽の回答、任意人物の読心、未来予知ができる。
これ単体ではなく、何者かの移動系の術と組み合わせた可能性がある。
【影響結果】
現象発生によって生じた『6歳の差異』も踏まえ、以下3パターンが考えられる。
※記憶に関しては、移動時の影響や様々な術による改竄も可能なため、メガリスの影響ではない可能性もある。
A)転移/召喚:魂と肉体双方を伴ったまま世界移動。年齢差異は移動時の何らかの影響による。
B)転生:肉体はSRに残し魂のみ世界移動し、別の肉体へ定着。SEの肉体が6歳若かった。
C)時間操作:移動時、何らかの介入により6年分の時間を消失/跳躍/短縮。
A・Cの場合、SRにおける対象の存在自体が消失したこととなる。
Bの場合、SRの対象の肉体に別の魂が定着した可能性もある。
なお、『6』年という数字から、『第六番目』である『猟兵』に関連している可能性もある。
成功
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