【ときめき☆イースター】願いの叶う虹色エッグ
帝都の外れの広い空き地に、それは完成した。
とっても賑やかで楽しい場所……これが初めてというわけではないが、新しくできたそこは、どこよりも広く何もかもが大きかった。
「いらっしゃいいらっしゃい! 楽しいイースターエッグを探そう!!」
ウサギの、ちょっと残念な着ぐるみを着たスタッフが、色とりどりの風船を手に、案内状を手渡していく。
帝都の人達も大勢、招待されたがなによりも……。
「皆様っ!! 虹色のイースターエッグを見つけに行きませんか!!」
先日届いたばかりの新しい特務部隊の制服に身を包むのは、響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)だ。しかもなにやら興奮気味に、とてもカラフルなチラシを手に持っている。
「これです、これ!! この帝都に新しい遊園地が出来たそうなんです。で、オープン記念に私達、特務部隊に所属する皆様を全員、ご招待していただけたのです!!」
その為には、リズが今、つけている腕章をつけなくてはならないのだが、所持していない者に関しては、貸出してくれるらしい。その場合は、帰りに返却してもらうことになるが。
「遊園地をいっぱい楽しめますし……イースターエッグ探しで、虹色のイースターエッグを見つけたら、その方には、一つだけ願いが叶う……そんな噂もあるみたいなんです!!」
恐らく遊園地側が流した噂だろうが、たとえそれが嘘でも楽しいことには変わりない。それに、見つけたエッグによっては、遊園地で提供している軽食やお菓子、公式グッズなどが当たるそうだ。
「もちろん、普通に遊園地を楽しむだけでも良いそうですし、イースター風の衣装の貸し出しもやっていて、記念撮影も可能だそうですよ」
なんだかもう、いろいろ盛りだくさんな様子。リズが興奮してしまうのも仕方ないのかもしれない。
「というわけで、皆様!! 遊園地にれっつらごー、ですわ!!」
こうして、春の麗らかな季節に、遊園地に行くという行事が始まったのである。
柚葵チハヤ
こんにちは! 柚葵チハヤです。
アナリフ4月のイベントは、『イースター』!!
最近できたばかりの遊園地にて、虹色エッグ探しを楽しんでいただきたいと思います。
今回参加できる方の制限は「ありません」。
皆さん、自由にご参加いただければと思います♪
今回もまた参加しやすいように指針をつけておきますね。
(1)虹色エッグ探し!
虹色エッグ、または、遊園地内のイースターエッグを探します。
こちらに参加する方は、「探す場所」「叶えたい願い(または欲しい商品)」を必ず記載ください。
(2)遊園地で普通に遊ぶ!
皆でワイワイ楽しむもよし、二人っきりでデートの場所に使うのも良しです!!
なぜか大抵のアトラクションが揃っていますので、「楽しみたいアトラクションをいくつか」あげてくださいね。
(3)イースター衣装を着て記念撮影!
レンタルのカラフルなイースター風の衣装を着て、記念写真を撮ります。
こちらに参加した方は、もれなく衣装の写真がついてきます。
(4)遊園地グルメを楽しむ!
遊園地で食べられる軽食を中心に食べ歩きする選択肢です。
デカ盛りメニューのうち、一つでも制覇したら、サービス券がもらえるそうですよ。
(5)自由に遊ぶ?
上記以外の楽しみ方(?)をするのであれば、全てこちらにどうぞ。
また複数で参加する方は、お相手の名前やID、グループ名もお忘れなく。
皆さんと一緒に楽しいイースターできるのを、楽しみにしていますね!!
第1章 日常
『プレイング』
|
POW : 肉体や気合で挑戦できる行動
SPD : 速さや技量で挑戦できる行動
WIZ : 魔力や賢さで挑戦できる行動
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
狐々愛・アイ
ふっふー、これぞ役得ですね。
という訳で早速一緒に行きませんか涼介さん!!
頂いたブローチ(I0036)もつけて行っちゃいますよ。
折角の機会ですので、イースターエッグ探しをしてみましょうか。
一つでは願いが一つしか叶いません、ここは協力して二つ見つけましょう!
とはいえ、どこから探したものか……目立つような場所にどーんと置いてあることはないでしょうし、物陰とか建物の隅を重点的に探してみましょう。
願い事は涼介さんの、というといつかの初詣みたいになっちゃいますね。嬉しかったですけど!
ですから「また来年もここに来られますように」にしておきますね。
二人でとか、帝都が無事でとか……色んな意味を込めて、願います。
◆あなたとまた、ここに
「ふっふー、これぞ役得ですね。という訳で、早速一緒に行きませんか、涼介さん!!」
遊園地側の素敵な計らいに、狐々愛・アイ(愛は優しさ、愛は力・f36751)はとても嬉しそうである。
さっそく、休みだという涼介を誘って、件の遊園地へと突撃していた。
その胸には、先日、涼介から貰ったばかりのブローチもつけている。
「それ、つけてくれてるんだ」
ブローチを見つけて、涼介が弾んだ声でアイに尋ねる。
「ええ、もちろんですよ!」
だからこそ、つけてきたことを……胸の中にしまって笑顔で。
「折角の機会ですので、イースターエッグ探しをしてみましょうか。一つでは願いが一つしか叶いません、ここは協力して二つ見つけましょう!」
「言われてみればそうだな! よし、さが……あ、あれ!!」
七色で色付けされているエッグをいち早く見つけたのは、涼介だった。
「す、凄い!! 先を越されてしまいましたね」
「けど……これが本当の虹色エッグ……なのか?」
それは後でスタッフさんに確かめればよいこと。
「もう一つのエッグは、絶対に私が見つけますね!!」
「頑張れ、アイ!!」
涼介に応援されて、アイはさっそく探しに向かう。
「とはいえ、どこから探したものか……目立つような場所にどーんと置いてあることはないでしょうし、物陰とか建物の隅を重点的に探してみましょう」
先ほどのエッグは、木の陰にあった。恐らく何かの物陰に置かれているのだろう。
……と思ったが、いろんなところにいっぱい置いてあった。しかし、七色で色付けされたエッグは見つからない。
「やっぱり、これ特別なんだな」
思わず涼介が呟く。
「だからこそ、もう一つ見つけて……あっ!!」
数時間後、ようやくアイにも見つけることが出来た。さっそく、遊園地のスタッフに手渡して、遊園地グッズを手に入れることができた。
いや、それだけではない。
「お二人とも、虹色エッグ、おめでとうございます!!」
そう、二人が見つけたのは、やっぱり虹色エッグで間違いなかったようだ。
「そういえば、願い事、決めてるのか?」
「涼介さんは、決めてるんですか?」
「……そうだな。やっぱ……百合に会いたい……かな?」
叶わないとわかっているが。
「せめて夢でも会えたらいいなって」
「涼介さん……」
この世界の涼介の側には、百合はいない。最初のリフレインでは救うことができたが……本来の史実では、助けることができなかった。
無理もない。力もなく無力でしかない涼介達が、いくつもの困難を乗り越えて、今、ここにいるのだ。
だからこそ、あの時、助け出せたことは……ひとつの希望でもある。
「わわ、そう湿っぽくなるなよ? もう俺の中では終わったことだし、今はこの状況を早く何とかしないとって思ってるんだからさ」
「でも……」
「そういう、アイは、虹色エッグに何を願うんだ?」
改めて涼介に言われて、アイは考える。
「願い事は涼介さんの、というといつかの初詣みたいになっちゃいますね。嬉しかったですけど! ですから……」
そこで言葉を区切って、アイは続ける。
「また来年も、ここに来られますように……」
そんなアイの頭をくしゃりと涼介は撫でる。
「ああ、絶対また、ここに来ようぜ。それに……楽しかったしさ」
「はいっ!!」
貰ったグッズを抱きしめるように、アイは飛び切りの笑顔で、そんな涼介の言葉に頷いて見せたのだった。
※アイテム「思い出の遊園地グッズ」を手に入れました。後ほど、獲得リストをご確認ください。
大成功
🔵🔵🔵
ベスティア・ジェヴォーダン
(1)のようで(4)のような(5)のような
「たまごで願いがかなう? 山のようにでっかいカステラ食べられるか?
きょーりゅーのたまごなら、でっかいカステラ焼けるな!
……、ああ、ベスしってる。きょーりゅーはもういない。
それならクジラのたまごで作ろう!
よし行けお前たち! クジラのたまごを探せ!
(会場にあふれる鳥やネズミや虫……)
……、ない! クジラのたまごがない! 小さなたまごしか見つからない!
え? クジラはたまごを産まない? 嘘だ!
……しょうがない。こうなれば小さなたまごでもいいか。
え、このたまごでつくるんじゃないのか。
まぁ食べられればなんでもいい。はやくしろ」
アドリブ大歓迎です
エリカ・タイラー
※アドリブ・同行者等、お任せ致します。
※多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の方に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
※使用ユーベルコードの指定はありません。
必要に応じて一つステータス画面からお選び下さい。不使用も可です。
(5)
学生服でお邪魔し、お借りした腕章を付けます。
イースターというお祭りも、そもそもこの世界についても、私はまだまだ不勉強です。
あの時のように私の力が求められることがまたあるかもしれません。
イースターを学び、楽しみ、この世界の方々と交流しましょう。
◆この世界の学びとクジラのたまご?
「たまごで願いがかなう? 山のようにでっかいカステラ食べられるか?」
そう、遊園地のチラシを握ってやってきたのは、ベスティア・ジェヴォーダン(ふぁいとでーの勝者?・f39599)。
ベスティアもまた、願いの叶う虹色エッグを探しにやってきたのだ。
「よかった。イースターエッグを探している方がいてくれて助かりました」
ベスティアが声の方を見ると、そこには学生服に借りた紫色の腕章をつけた、エリカ・タイラー(騎士遣い・f25110)の姿があった。
「あなたは、この世界に詳しい方ですか? 私は最近来たばかりで慣れていなくて」
「ベスはこの世界知ってる。教えてやろうか?」
とはいっても、ベスティアは常識を知らない。
「ありがとうございます。あっ、私はエリカ・タイラーと申します。あなたは?」
「ベスだ。よろしく、エリカ」
二人は熱く握手を交わすと、さっそくエッグ探しに……。
「きっと願いの叶うたまごは、とても大きい。きょーりゅーのたまごなら、でっかいカステラ焼けるな!」
「恐竜のたまごですか? あの大きい体をした?」
首を傾げるエリカを見て、ベスも一緒に首を傾げた。
「……、ああ、ベスしってる。きょーりゅーはもういない。それならクジラのたまごで作ろう! よし行け、お前たち! クジラのたまごを探せ!」
「えっ!? ベス様!?」
ベスティアは、すぐさま|小さな仲間たち《リトル・ファミリア》を発動させ、会場中に鳥やネズミ、果ては虫を召喚して、彼らにクジラの卵を探させたのだ。
「あ、あの……その……」
真実を告げるべきか否か、エリカが迷っていると。
「……ない! クジラのたまごがない! 小さなたまごしか見つからない!」
動物達からの報告を聞いて、ベスティアは愕然としている様子。それもそのはず。
「ベス様……その、クジラはたまごを産まずに産むんですよ。だから、たまごはありません」
「え? クジラはたまごを産まない? 嘘だ!」
エリカに指摘されて、ベスティアはご立腹だったが……すぐに落ち着きを取り戻して。
「……しょうがない。こうなれば小さなたまごでもいいか」
「あの……ベス様……今回のイベントでは、このたまごは飾りですよ。このたまごの色によって、景品などが決まっているそうです」
エリカも持っていたチラシを取り出し、その部分を指さしながら丁寧にベスティアに説明をする。
「え、このたまごでつくるんじゃないのか。まぁ食べられればなんでもいい。はやくしろ」
「い、一応、お菓子とかお食事券とかにも引き換えれるようですので、ま、まずは見つけたたまごをスタッフ様に見てもらって……」
「わかった、いくぞ!!」
「あ、ちょっ……!!」
説明を最後まで聞かずに、エリカの手を取って、一目散に見つけたスタッフに卵を見せる。
「たのもーっ!!」
「あら、もう見つけてくれたんですね! そのたまごは、特別なたまごで」
せめて食べ物であって欲しい……そんなエリカの願いを叶えてくれたようだ。
「賞品は、この山盛りお菓子の詰め合わせなんですよ!! おめでとうございまーすっ!!」
からーんころーんとスタッフの振る鐘が鳴る。
「おおおおおおーー!!!」
抱えるくらいの山盛りお菓子にベスティアの赤い瞳もキラッキラだ。
「あら、あなたのたまごも同じですね。ではもう一つ」
「あ、ありがとうございます……」
ベスティアと同じ山盛りのお菓子を受け取って、エリカはびっくり。
「よかったな、エリカ! これで数日、食いっぱぐれないぞ!!」
キラキラした笑顔で言うベスティアに、エリカも思わず顔を綻ばせる。
「ふふ、そうですね。でも一気にたくさん食べたら体に毒ですから、少しずつ食べましょう」
「そうなのか? ベスは平気だが……わかった、気を付ける」
素直なベスティアの姿にエリカの胸は不思議にぽかぽかした陽気を感じるのであった。
――あの時のように、私の力が求められることが、また、あるかもしれません。
そう考え、このイベントでこの世界のことを学ぶために来たのだが……どうやら、この世界は持っているよりも暖かい様子。
「もっと、この世界の方々と交流を深めましょうか」
「ん? 何か言ったか?」
さっそくお菓子を食べているベスティアにエリカは言う。
「ベス様。よければ、また一緒に……いえ、お友達になりませんか?」
「いいぞ! 一緒にお菓子を手に入れたからな!」
こうして、このイースターエッグ探しにて、新たな縁が結ばれたのだった。
※アイテム「山盛りのお菓子」を獲得しました。後ほど、獲得リストをご確認ください。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
スリー・サクセス
※PBWアライアンス向けの全体リクエストです。第六での採用△
ひし形の姿と人型の姿、そして三つの人格データを持つバーチャルキャラクター
🔷ブルー(基本)
わたくし、(苗字)様、ですね、では?、でしょうか?
落ち着いて冷静に対処する
人型の姿は表情が薄い
🔶レッド(ブルー興奮時)
我、お前、呼び捨て、だぜ、だな、だよな?
短気で脳筋、困ったら技をぶっ放す
人型の姿は怒ってる
◇ノーン(その他)
ボク、呼び捨て、(名前)さん、だね、だよね、なのかな?
明るく元気、やる事は破天荒
人型の姿は目が笑顔
人型共通
身長約120cm
ひし形共通
身長同じ
薄く、飛べる
オーシャンフロンティアの場合
🔷開拓民を護る攻撃・設営スキル
🔶敵対する物は攻撃スキル、違えばバフスキル
◇楽しそうな状況になるスキル
けものマキナの場合
ひし形でマキナとして活動
🔷攻撃・拠点設営DC
🔶飛翔・爆破DC
◇回転しつつ連射、日常は積極的
コイネガウの場合
人型で活動、エロNG
🔷他人に礼儀を持って接する
🔶HCの喧嘩なら任せとけ
◇面白い事がしたい
他、ご自由にどうぞ
からーんからーん!!
遊園地には、少々珍しい鐘の音が鳴り響く。
「……えっと」
スリー・サクセス(猟兵サポート型AIプログラム・f34842)は、呆然としていた。リズに掴まり、腕章をつけられ、そのままこの遊園地に連れてこられた。
幸いにも、借りた腕章があれば、入場料とかはかからないらしい。しかも、先ほど見つけた金色のイースターエッグ。
それが……。
「大当たりーっ!!」
特賞が見事当たったのだ。この遊園地のフリーパスだけでなく、今日限りではあるが、撮影券やお食事券などもついてきていた。
「い、いいの? ボク、これで目いっぱい楽しんじゃっていい感じ? やったああああ!!」
特賞を当てて、ご機嫌はスリー……いや、今の人格は笑顔な糸目なので『ノーン』だろう。
「……それじゃあ、まずは……」
最初に向かうのは、遊園地に備え付けられている撮影スタジオだ。
「うわあ……すっごい衣装がいっぱいだねぇ……」
迷ってしまいそうだが、やはり、ここはイースターにちなんだカラフルな服装だろう。ちょっとだけ、ちんどん屋にも見えるがたぶん、気のせいだ。
ちゃんとした、ベストのついたスーツ姿(カラフル)に、これまたカラフルなシルクハット、靴。
「良い感じに撮れたね!!」
今、周りの一般人の注目は、ノーンに集中している。なぜなら、そのカラフルな格好で遊園地を練り歩いているからだ。ある意味猛者だ。
衣装を借りたら、その衣装で一日、遊園地も回れると聞いて、撮影を終えた後でもその格好のままにしたのだ。
……見るからに派手。
「ねえママ、あの人……」
「見るんじゃありません」
子供に指を指されていたが、ノーンは全く気付かない。なぜなら、とっても楽しいからだ。
「よし、次は……これだよ♪」
ノーンが選んだアトラクションは……メリーゴーラウンドだった。なかなかに衣装に合っていて、何やら撮影されているのは、気のせいだろうか。
「いやあ、楽しかったー。次はやっぱり、これだよね!」
今度は絶叫系でトップクラスのジェットコースターだ。飛ばされたら大変なので、帽子は預けている。
「わあああああ、きゃあああああ!!」
凄いスピードに大興奮!!
「いやあ、これも楽しかったねえ」
預けた帽子を回収して、ノーンは大いに楽しんでいる様子。だがしかし、遊んでいるとお腹がすくのは自然の摂理。
「じゃあ、このチュロスとドリンクでお願い!」
ノーンが選んだのは、カラフルチュロスと、ふわふわトロピカルジュースだ。カラフルな色砂糖がまぶされたチュロスに、カラフルなトロピカルジュースなソーダの上には、これまたカラフルなふわふわ綿あめが添えられている。
「んん、どれも美味しいねぇ!!」
ベンチに座って、小休憩。
辺りを見渡すと、どの人も笑顔でこの遊園地を楽しんでいるようだ。途中、迷子になった子もいたが、その子も最終的には笑顔で親と一緒に帰っていった。
「ここって、こんなに楽しい所だったんだね!」
この遊園地が例外的に楽しいだけなのだが……それを伝える者はここにはいなかった。
「よし、またこようっと。せっかくフリーパス券もらったしね」
衣装を返して、いっぱい遊園地を満喫したノーンは、満足そうな笑顔で遊園地を後にしたのだった。
※アイテム「遊園地のフリーパス」を獲得しました。後程、獲得リストをご確認ください。
このフリーパスがあれば、条件が合えば、アナリフでいつでも遊園地を舞台に選択できます。ぜひ、ご利用ください。
大成功
🔵🔵🔵