滅びの世界アポカリプスヘル。そこにある工場に、アルミナ・セシール（豚房流拳術士・f31124）は訪れていた。アルミナがそこに入ろうとすると、その前に扉が向こうから開きそこから異形の『何か』が飛び出してきた。
「ヒャッハー！」
それは裸にスリングショットの水着を纏っただけの少女。だがその両手はガトリングガン、両足はキャタピラに改造され、その豊満な乳房の先端には巨大な砲が取り付けられていた。
彼女の名は『子豚・セーラ』。『豚房流戦車術』の使い手であり、彼女からそれを学ぶことこそアルミナがここを訪れた理由である。
「初めまして。私も豚房流の使い手なのだけど、あなたの……」
「ヒャッハー！」
アルミナの挨拶を無視し奇声を上げるセーラ。元人間でありながら改造によって発狂しているという話通り、普通の会話は通じなさそうだ。
だが、豚房流の会話なら言葉より通じるものがある。それを知るアルミナは自身の乳房を丸出しにし、それをセーラの顔面に押し当てて激しく揺らした。
「これで理解できるかしら？」
その巨大な乳に、豚房流戦車術を学びたいという意思を込めて脈動させる。
「ヒャッハー！ わたくし達の仲間になりたいたぁとんだ××××おっぱいでございますね！ てめーら！ 丁寧にブチ犯し殺してさしあげますよ！」
それを受けて顔を上げたセーラが、両手のガトリングガンを何かの合図のように空へ乱射する。すると後ろの扉から、全く同じ姿をした多数のセーラが現れアルミナを取り囲んだ。
「お望み通りこの雌豚様をイジり殺して差し上げましょう！ 改造台に運びやがれ！」
「おひょおっ！？」
一斉にアルミナの乳房にガトリングガンを浴びせかけるセーラ軍団。常人なら体が消し飛ぶほどの衝撃がアルミナの乳房を蹂躙し、その中身を噴き出してアルミナは気を失った。そしてアルミナの長い髪を器用に自分に括りつけると、そのままその体を引きずってセーラ達は工場の中へ消えていった。
「うぐおぉぉぉぉ！？ おぱ、おっぱひぐぅぅぅぅぅぅ！？」
工場内から聞こえる奇声。それはセーラではなくアルミナのもの。Ｘ字型の磔台に拘束されたアルミナは、現在改造手術の真っ只中であった。
乳房に取り付けられた電極から高圧電流が流され、乳房が縦横無尽に跳ねまわる。股間には自身の太腿ほどもある機械が挿しこまれ、ドリルのように回転し中を抉っていた。
レプリカントであるアルミナすら耐えがたい、凄惨極まる改造手術。これをか弱き少女であった身に受けたのだから、大元のセーラが発狂するのもやむなしと言える。
「下拵えはあがりましたねぇ！ じゃあいらねーもんを切り飛ばしますよ！」
改造担当のセーラが叫ぶと、その口からぬらりと太く長い舌が伸びる。側面が刃物のように鋭くなっているそれをアルミナの太腿に当て、唾液を塗るように舐めまわした。
「じゃあそのクソぶっとい豚足にお別れ告げときなさいませ！」
麻酔……あるいは麻薬代わりにしたその唾液が塗りこまれた部分に舌の刃部分が当たり、それがそのまま一気に引き絞られた。
「ぶっひぃぃぃぃぃ！！」
アルミナの目を裏返しての絶叫。それと同時に破滅の絶頂が全身を駆け抜け、アルミナの意識が狂気に落ちる。
「これくらいでイってんじゃねーですよ。まだあと三本あんですからぁ！」
赤い液体に濡れた顔を歪ませ、セーラはたった今アルミナから取れた『不要なパーツ』を自らのキャタピラで踏み潰した。
やがて機械音が止み、改造台からアルミナが解き放たれる。その体はキャタピラの足と機関砲の腕、そして乳房の砲というセーラと同じものになっていた。
その変わり果てた体で、アルミナはだらしない笑顔のまま涙を流している。
「そういや豚房流戦車術を勉強したいとか言ってやがりましたね。面倒くせぇ。教えるよりこっちのが手っ取り早ぇですよ！」
それに構わずセーラは長い舌を伸ばし、アルミナの頭部に突き刺した。脳まで届いたそれは大量のデータと改造唾液を脳に流し込み、彼女を構成する何もかもを押し流していく。それは乳房に集まり、一つの形を成した。
「ヒャッハー！」
目を裏返らせ、狂気の笑顔でアルミナが叫ぶ。それと同時に二つの乳房の方から砲弾が放たれ、天井の大穴をあけて爆発した。それはアルミナの中にあった最後の『不純物』が完全に捨て去られた証でもあった。
「ヒャッハー！ これが豚房流戦車術でございますよ！ おっぱいキャノンでイキまくりやがれ！」
それと同時に周囲のセーラも自らの乳房砲を辺り構わず撃ちまくる。それが一発ごとに強烈な性的快感を伴うものであることは、今のアルミナにはよく分かっていた。
「ヒャッハー！」
アルミナもまた乳房の快感に良いながら乳砲を発射する。その顔に元の彼女の面影は最早ない。戦車術を脳に文字通り叩き込まれた彼女は、もう『豚房流戦車術士・子豚・セーラ』の一員でしかなかった。
成功
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