単なる暇つぶし、父親への当てつけ。
始めた理由なんてのは決してまともとは言えないけれど、それでも弟子を取ったのは事実。
だからこそ、椿鬼・咲耶(椿姫・f35561)はどのような想いであろうとも、自分より幾分歳が下の少年に教えていくのだが……。
「んー? あー……ちょいちょい」
弟子に取ってから日課となった稽古を付けていた咲耶であったが、少年は最近どうにも身が入ってない様子に唸ってしまう。
なにせ師になってほしいと頭を下げ――土下座までやってしまったくらいには真面目であったのだ、なぜなのだろうと不思議に思ってしまうのは当然のこと……なので。
「どうした? 疲れるには早いぞ?」
「あっ、あー……と、それはですね?」
このままではどれだけ稽古を重ねても身に付くはずもないから、理由を聞いてみることに。
ただ、聞いたら聞いたで、少年はそっぽを向くという、結構失礼だし、最悪な態度を取って来る。
「……顔はコッチに向ける」
「ぅ」
故に咲耶は顔を抑えつけて無理矢理自分の方に向かせてやれば、へらりと笑ったり。
一連の様子にいつもと違い過ぎる、ここ最近は特に酷い。
浮かべている笑みも困ってるように感じるし……これ以上は続けても怪我するだけか。
そう悟った咲耶は、今日の修行はここまでと告げるのだった。
「……今日は早めに切り上げるか。先、シャワー借りるな」
まあ、少年は実際のところ咲耶が顔を直視させたことで薄っすらと顔を赤くしていただけなのだけど。
そうと知らない咲耶、掻いた汗を流そうとシャワーを借りることを申告してしまう。
少年の悩みは暫く時間を置けば解決するだろうからと、意図せず彼の邪な想いを刺激していると気づかないままで。
「覗くなよ……?」
「……え」
さらには、なんとなくな揶揄いもしちゃって、やらかしの方針まで与えてしまってもいた。
「あはは、じょーだんだよ」
揶揄ったことを笑い飛ばしながら汗を流しに行こうとする咲耶の後ろ姿を、少年は欲望に染まった目で見られていることにも気づかずに。
サアァァ……。
頭からシャワーを浴びて汗を流す。
湯の水滴は手入れを欠かさないハリのある肌を滑り、玉の雫となって滴り落ちていく。
「あ~あ、下着までぐっしょりだった……温めのお湯が気持ち良いなぁ」
ベタついてくる衣服の一切から解放されて湯を浴びる咲耶は、素肌がさっぱりとしていくことに気も抜けていくような言葉を漏らす。
しかし、脱衣所から物音がすれば、そうも言ってられなくて。
曲者かと一瞬考えた咲耶だが、けれど道場に居たのは自分以外には弟子の少年だけ、なら、やって来たのは彼しか思いつかず。
「ん~、おいおいホントに覗きに来たのかよ?」
まさか覗くなよといって、実行しにくるとは思わなかった咲耶。
不意に、やられたらやり返すことを思い付き、弟子を驚かせようようと、忍び足で脱衣所の方へ……。
「まあ、そ~っとな、そ~っと……そこぉっ! 覗くなっ……あ、ぇ……?」
シャワー室と脱衣所を隔てるドアを開け放ったら、確かに思った通り、弟子の少年がいた。
ただ……彼は咲耶の汗に濡れたショーツを片手に匂いを嗅ぎながら、下半身に勃起させているペニスを握っていた姿で。
余程に興奮してたのだろう、勃起してるペニスは痛々しそうに見えて、それだけ気持ちよく扱いていたのか。
先の亀頭からは|先走り《カウパー》汁が垂れていて、それを見てしまった咲耶は言葉を失くしてしまう。
けれど、それは少年も一緒……とは言い切れず、見られた場面が場面なせいで、顔から血の気が無くなったと分るほどに真っ白になっていってて。
「……師匠としては説明してほしいなぁって思うんだけど、訳があるんだよな?」
さすがに自分よりも冷静でいられない様を見てしまえば、立ち直りも早く、少年にどうしてこんなことをしたのかと、問いただす。
それで、ようやく最近修行に身が入らない理由を語ってくれたのだけれど。
どうも少年は自分の母親が咲耶の父親によって抱かれるのを目撃してしまったとのこと。
母ではなく女として乱れる様を見たことで、同じ女性である咲耶の事もそういう目で見てしまうということも聞かされた。
(目の前で母親が…ねぇ、よりによって|クソ野郎《父親》案件かよ。稽古に身が入んなかったのも性に目覚めたせいか。それよりも…あたしの事を女として見てたってことだよな? あんなに大きくしてるし)
少年が稽古を疎かにしてたのも、自分の父親が関わっていたことを知って憤ってしまうが、それと同時に今まで自分の事を異性と認識してたことに少しだけ劣情が湧き上がったのか。
今も――目の前にある咲耶の裸で股間を大きくしたままのモノに興味の視線を注ぎながら、少年の手に握られているショーツを指し示して。
「なあ、それあたしのショーツなんだけどさぁ、匂い…興奮する? 感想、聞いていい?」
「え、あ……いい、匂いで、興奮しちゃいました」
あえて、どう転んでも変態的な回答しかしようがない質問を少年に科してしまう。
まあ、少年は律義に返答してしまってはいたが。
「ふ~ん…そうなんだぁ」
咲耶は返された答えに薄く、悪戯を思い付いたような微笑みを浮かべ……。
「扱いてよ、|それ《勃起してるソレ》。オカズ? って言うんだっけ? 十分だろ今の状況。可愛いあたしの愛弟子がさ、気持ちよく射精してる所が見たいんだよ」
なんて、自分の裸を隠さずにあけすけに見せつけて|自慰に耽ろ《オナニーをしろ》と、そう言ってのけた。
間近で見せつけられる異性の素肌――少年は目を背けられなくなり、言われるままにまた、咲耶に見守られながら彼女の汗が染み込んだショーツの匂いを嗅ぎながらペニスを扱きだす。
もう吹っ切れたのか異性の目の前で下半身を晒しながら忙しなく上下される手で昂っていく勃起したペニス。
「はは…ビクビクしてる……別の生き物みたいだな」
少年に裸を見せたままの咲耶は逆にそんなペニスの様子を見続けながらの一言。
それは確かにオナニーを見せている状況なのだと少年に深く刻みこんでしまうもので。
「…ん? 物欲しそうだな。なぁ? 座れよ。いいからほら」
舐めまわすようなじっとりとした視線に、もはやオナニーだけでは物足りない物を感じ取った咲耶は、少年に座り込むように命じ。
言われるままに脱衣所の床に座り込んだ彼の前に立つと、自らおまんこを広げた。未だ男性経験が無い証である処女膜までガッツリと見えてしまいそうなほどに。
「…舐めて良いよ、特別だかんな」
その上でおまんこに口を付けてみたらいいとすら言ってのけてしまう。
女性の秘部を見せつけられた少年は誘われるまま、咲耶のおまんこにキスをして――。
「ふっ、う、うぅ! くふっ!」
突然呻きだせば、辺りには栗の花に似た匂いが漂いだす。
おまんこへのキスが最後の一押しとなって射精したのだ。
「なんんだ子の匂い、凄くお腹にくる」
咲耶には縁がなかった匂い、しかし、雌の本能が刺激される類だったのかお腹の奥がキュンと来たようで。
匂いの元である精液が着いた少年の手に目が離せなく。
「ちょいまち、手に着いたそれ見してくれよ」
欲しい……そんな思いが湧き上がった咲耶は少年の手に顔を近づけて匂いを嗅ぎだすとゴクリと喉を鳴らして。
チロリ、少年の手を舌を這わせて精液を舐め取っていってしまう。
「なんだろう、この味に…匂い。言葉にはしづらいけど悪く無い。あたしが女だから、惹かれてんのか…?」
精液を取り込んで、余計に欲しいという思いが募っていく咲耶。
溢れてくるその熱に浮かされたまま、一度射精したことで衰えつつあった少年のペニスに鼻先を近づけると、スゥっと匂いを取り込んでいく。
鼻腔を突き抜けて来る匂いに、もう止められない。
「…これ、舐めさせろ」
言うが早いか、勃起ペニスを口に含んでしまうのだった。
ヂュル…チュル……チパ……レロ…レロ……ヂュ、グポッ。
いやらしく、ともすれば下品とも取れる音を立てながらフェラをしていく咲耶。
頬張ったペニスから精液を吸い上げるようにしたり、舌を絡ませて舐めまわしながら頭を前後に振っていく。
そうやって刺激を与えていけば少年は気持ちよさそうで、咲耶の口内で再度ペニスが固くなってくる。
「裏筋とか、先っぽの穴……鈴口も舐めてみて下さい」
だが、さらに快感を得たいらしくして欲しいことをお願いしてきて、咲耶は請われるままに言われた通りにしてやれば口内でペニスがビクリビクリと震えだした。
「……ん? 出そうなんだな? 良いよ、出せ。 口に、飲みたい…飲ませろ」
射精した瞬間もそうだったのだから、また出したくなたのだろうと咲耶は察し、飲んであげるから口の中に出していいと告げる。
びゅぐるっ! 少年が口の中で射精したことで咲耶は喉の奥まで精液で満たされてしまうのだが、彼女には念願だったことでしかなく。
「ん……、くぅ、んく」
ゆっくり、精液の味わいながら、喉を鳴らして嚥下していく。
精液の匂いを嗅ぎ取ってからというもの、口にしたがり、そうやって湧き上がるままの熱は冷めやらず。
「あ、あはは…これだめな奴だ。あたしがあたしじゃないみたいだ」
「ご、ごめんなさい!」
なのに、咲耶の顔を見た少年は女の顔をしていたことで正気に戻ったのか、謝罪の言葉を投げて脱兎と脱衣所から去っていってしまう。
後に残されたのは、感情が昂りに昂ったままの咲耶だけで……。
「ん…❤ あっ…❤ はぁ、あぁ、クソ…物足りない❤」
その日の夜、咲耶は寝室で自慰行為に耽っていたのだが、どれだけしてもし足りない。
何度もイっているのに、満たされないままであったが、原因なんてはっきりとしている。
精液を飲んだことで、咲耶はセックスをしたくてたまらなくなってしまっていたのだ。
ぐしゅぐちゃと自分でおまんこの中に指を入れては描き回すけれど、やはり物足りないまま。
奥まで届かせて、めちゃくちゃに突いて欲しいと思い浮かべるのは、弟子の顔と……彼のペニス。
あれが挿入されたら、きっと……そう考えたところで、咲耶は廊下に気配を感じ取る。
また、少年がやってきたようで、咲耶はオナニーをしてる痴態を見せつけるか、それとも止めるかと葛藤してしまう。
「いや駄目だ、狸寝入りしよう、うん」
まあ、勝ったのは師としての面目なのか、止めることにしたようだが。
だけど、やってきた少年は止まらずに、咲耶が寝たふりしている布団を捲り上げてきて、彼女が先ほどまでの自慰で愛液に濡れているおまんこに顔をよこして舌で舐め始めた。
ヅジュ…ヅヂュル! ズ…ヅ!
淫水が啜られていく音が寝室に響かせられながら、舌先が入り込んできた膣の中を舐め解されていく。
精液を飲んだからそのお返しとばかりに、咲耶は滴らせられていく愛液を啜られていってしまう。
それだけでなく、おまんこから舌が離れたと思えばクリトリスが舐められて膣内からとは別の刺激に愛液を噴き出してしまったりと、ペニスを挿入される準備を整えられられていって。
ついには、布団の中で仰向けになってる咲耶は弟子に覆いかぶされてしまい、もはやセックスをすることは避けられい体勢に。
「あ…まって、これって……駄目だろ、止めないと………でも」
望んでいたこととはいえ、なし崩しでスルのはどうかと一瞬頭を過ぎた咲耶だが、けれど止めるかどうかと戸惑い。
そうしてる間にもペニスの先はおまんこに当てられてしまっていて、亀頭がゆっくりと膣の中に埋められていく。
咲耶は膣内を侵蝕されて、最後の関門である膜にまで届かせられると、少年は一旦腰を前に進ませるのを止め。
「好きです、お慕いしています」
耳元で告白してくると腰を突きだして、とうとう咲耶の処女を貫き、根本まで挿し込まれて完全に一つとなる二人の身体。
初めてであるはずなのに咲耶には痛みではなく快楽を感じていて、電気が流されたかのように身体をビクンビクンと震わせる。
「中で…ビクビク動いてる…これ…❤ これが……セックスなんだよな…?」
咲耶は自分の身体が勝手にそうなってしまいながらも抱きしめられて、より深く、子宮口にまで亀頭が押し付けられたことで快感も強く。
ビクビクと膣内で射精したそうに脈動していることに、セックスしてるんだと子宮を疼かせていた。
「咲耶さんの|膣内《ナカ》…温かくて、ぬるぬるなのに、すごく締まって……良い、気持ちイイです」
弟子が気持ちよさそうにしてるのもあるからだろう、恥ずかしさを覚えながらも、もう良いかと彼に身を委ねるようにしてしまい。
腰が動かされて子宮口をトントンと叩かれだしたことで、喘ぐ声を漏らしだす。
「ん…っ、ふ、うぅ……奥、そんなに突かれちゃ❤」
子宮を叩いてくるかのような力強い突き上げに漏らす嬌声に、少年は昂り、より激しくしていく。
ぐちゃぐちゃにされていくおまんこの奥からごつごつと叩きつけられる音も聞こえてきて、咲耶は断続して与えられる快感におもわず身をのけ反らせる。
責められ続けたことで膣を締めてしまっていて、ペニスをきつく絞られる少年は湧き上がってくる射精感に流されるままに。
「出そう……」
「……あ」
抱いた獣欲は咲耶の目と合うと、舌を捩じ込んでくるほどのディープなキスをしてきて、強く抱きしめながら膣の奥――子宮口に亀頭を押し付けながら射精したのであった。
びゅくん、びゅぶる! 子宮にまで流れ込んてくる熱い迸りを出していく少年に咲耶は身を委ねるだけ。
出すだけ出せばペニスが抜かれるが、愛液と精液に塗れてるソレを眼前に差し出されてしまう。
「師匠、綺麗にしてくれませんか」
「あ、ああ、分かった」
口で掃除して欲しい、咲耶は言われるままに射精した直後でありながらまだ硬いままのペニスを咥え込み、自分の愛液と少年の精液を舐め取っては、喉を鳴らして飲み込む。
ただ、フェラしたことで余計に硬くなったみたいで、少年の欲望は治まることはなく。
咲耶はうつ伏せにさせられ、腕を掴まれながら今度は後ろから挿入されてしまい。
「ここ、好きなんですね?」
「駄目だ…❤ そこ、いっぱい突いてきちゃ❤」
処女を失くしたセックスで子宮口を突かれたさいに狂ったように喘いだことが記憶に新しかったのだろう、こうすれば淫らな姿を見せてくれるからと、ごつごつ、ずくんずくんと子宮口を潰すかのように力強く奥を突かれてしまって、咲耶はひたすらに喘がさてしまう。
どれだけ止めてと懇願しても、そんな姿では少年の劣情を煽るだけでしかないのに。
「そんなに気持ちよさそうな顔して……出してしまいそう、また|膣内《ナカ》でいいですよね?」
「ま、待って…っ! 妊娠はまだ…っ!」
びゅぶぶっ! また膣内に射精したいと宣言されて、慌てて止めようとする咲耶だけど、やはり止まる事なく子宮に精液を注がれる。
少年の性欲はいよいよもって強過ぎた。
脱衣所から数えて何度目かの射精を経ているにも関わらず、まだまだ咲耶を犯し続ける。
「も、もう止め…❤ んあっ❤」
「ピンってしてて、厭らしい乳首になってますよ」
膝に抱き抱えて挿入すると、正面に捉えた咲耶のおっぱいの先に吸い付き、舌で舐めまわす。
膣内と乳首からの刺激に、何度もイ化されるづけていた咲耶には、今更快感に耐えられるわけもなく。
既に精液に塗れすぎているというのに、それでももっと欲しいと膣が締まって、また射精されてしまう。
もう数度とこなされた膣内射精。おまんこからは受け止めきれない精液が滴りおちていく、のだけれど……。
それでも少年は止まらない、止めるつもりもない。
「妊娠してっ、僕との子供っ」
「ば、か…出しすぎだ……❤」
一周周り、最初の時と同じ体勢でセックスを続ける咲耶とその弟子である少年。
少年は咲耶に孕んでほしかったらしく、だから何度も膣内射精をしていたのだろう。
本気で妊娠させるつもりでガツンと子宮口を叩きながら咲耶の首筋に何度もキスをして、孕んで欲しい想いと一緒に精を吐き出してきて……それでもセックスはまだまだと続けられる。
布団に突っ伏す咲耶に覆いかぶさりながらの数えるのも億劫になる膣の中への挿入。
ぐち、ずちゃ、ぬぢゅ、溢れてくる精液を無理矢理、奥に突き入れるかのような突き入れ。しかし引き抜かれていけば精液は愛液と一緒に掻き出されて。
ぶぷっ! びゅぐっ! 膣内射精を繰り返される。それでも腰を振るの少年は止めない。
「まだ、すんのか…寝バックで腰振りやがって、あたしの事好き過ぎだろ…もう、子宮入らんねぇよ」
咲耶は幾度とされる膣内射精にお腹が苦しいと感じてしまいだしていて、その分だけ孕まされる可能性が高められていく。
「危険日だったら絶対妊娠してるよ」
ただ、少年には残念で、咲耶には一安心と、今回のセックスで孕むことはないようだが。
まあ……咲耶を孕ませる欲望を少年は抱えたままであったから、この日以降は師匠と弟子だけでなく爛れた男女の仲という関係が結ばれたのあった。
成功
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