これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●ヒーローズアース
太平洋の海底にある高度な海洋文明であるアトランティスに、デュランダル騎士団が攻め込もうとしているらしい。
ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)の話では、アトランティスのヒーローチームがデュランダル騎士団を迎え撃っているものの、戦いのドサクサに紛れてアトランティスから奪った『超技術』で武装しているため、苦戦を強いられているらしい。
このまま放っておけば、ヒーローチームが全滅してしまうのも、時間の問題。
最悪の場合は、アトランティスが占拠されてしまうため、こちらも深海での活動を可能とする超技術『適応光線』を浴び、深海で戦いに挑んでほしいと言う事だった。
適応光線を浴びる事で、地上と遜色なく戦う事が出来るため、武器やユーベルコードを工夫して戦えば、超技術で強化したデュランダル騎士団と対等に戦う事が出来るだろう。
デュランダル騎士団を足止めする事さえ出来れば、アトランティスのヒーローチームも協力してくれるはずである。
アトランティスのヒーロー達は、戦力としては不安が残るものの、アトランティスの地形を熟知し、深海での戦いにも慣れているため、上手く連携を取る事が出来れば、戦いを優位に進める事が出来るだろう。
ただし、デュランダル騎士団を一掃したとしても、油断は出来ない。
彼らのリーダーであるレオバルトが捨て身の覚悟で攻撃を仕掛けてくるため、必ず勝利を掴んでほしいと言う事だった。
第1章 集団戦
『デュランダル騎士』
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POW : デストロイブレイド
単純で重い【量産型魔剣デュランダル】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : ケイオスランサー
【魔槍】が命中した対象に対し、高威力高命中の【仲間のデュランダル騎士との怒濤の連携攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ : 不滅の刃
【量産型魔剣から放たれる光】が命中した対象を高速治療するが、自身は疲労する。更に疲労すれば、複数同時の高速治療も可能。
イラスト:弐壱百
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ウルスラ・ロザーノ(サポート)
いつもテンション高いとは言われるなー、確かに誰に対してもフレンドリーな対応しようと心掛けとる
といっても銀誓館の学生時代から能力者をしてきたんでな
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針や
戦法はヒット&アウェイ型、戦場全体を広く利用して戦うで
基本は中距離
レーザービット射撃やナイフの蹴り込みで牽制しつつ、
エアシューズで、地上は高速で駆け回り、空中も地形とか足掛かりに利用して軽業のように跳ね回るよ
敵からの攻撃は、すべて見切って受け流したりの回避で凌ぐよ
攻め込む機会を見つけたら奇襲を仕掛けるで
一気に接近して、蹴撃やその斬撃波を叩き込む!
サッカーボールのシュートは必殺技や!
アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならなくてもいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。
正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。
基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」
ハロ・シエラ(サポート)
私はハロ・シエラ。
戦う事以外は不得手です。
また、オブリビオンによる問題に対しては説得などより戦いで蹴りをつけるのを好みます。
口調は(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)。
基本的には誰に対しても敬語です。
戦術としては【第六感】と【見切り】を駆使して勝機を見出し【カウンター】や【鎧無視攻撃】で敵を仕留めるスタイルです。
真面目に戦いますが、強敵が相手なら【毒使い】や【投擲】、【物を隠す】による【だまし討ち】も視野に入れましょう。
ユーベルコードは戦況に応じて何でも使用しますが、味方や一般人は巻き込まない様に努力します。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
轟木・黒夢(サポート)
『私の出番?それじゃ全力で行くわよ。』
強化人間のヴィジランテ×バトルゲーマー、19歳の女です。
普段の口調は「素っ気ない(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には「それなりに丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで、あまり感情の起伏は無いです。
戦闘では、格闘技メインで戦い、籠手状の武器を使う事が多いです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』
乗り物が活躍できる場と
レースとサーキットが得意分野
どんな乗り物も乗りこなしてみせる
走りこそが俺の武器!
乗り物と操縦者の総合力で戦う
サイバーアイで路面、相手の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で攻め所を見極める
シールド展開バイクで体当たり吹き飛ばし
走り回って撹乱・誘導
仲間を運ぶ足になるのも好き
バイクは機動力のある盾にもなる
壊れたらほら、直すついでに新パーツ試せるし!
明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
乗り物が無い戦場では手数が少ない
普通の拳銃射撃や誘導、挑発など小技を利かせるしかなくテヘペロしてる
過去は過去に還すべき、その辺割と無慈悲
シャイニー・デュール(サポート)
『拙者は剣士でござります故!』
ウォーマシンの剣豪×クロムキャバリアです
真面目な性格ですが勘違いや空回りも多く、かつ自分がズレているという自覚もありません
正々堂々とした戦い方を好みますが、それに拘泥して戦況を悪化させたりはしません
ユーベルコードは所持する物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
公序良俗に反する行為は(そういう依頼でない限り)しません
サムライというものに憧れていますが、正しい知識はありません
銃を使うことを嫌っているわけではなく、必要に応じて刀と内蔵兵器を使い分けます
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
エン・ジャッカル(サポート)
自分自身の戦闘力は邪神の眷属に対して辛勝する程度でしかないので、アヌビス号と変形合体して戦うのが基本となります。
アヌビス号と変形合体した後は、両腕にあるシールドガンで射撃したり、ブースターで肉薄して格闘戦を仕掛けたりするのがメインとなります。
敵からの攻撃にはAマシンヘルムに内蔵されている危機察知機能が敵の攻撃を察してビー!と警告音を鳴らし、それを聞いた私が直ぐ様にシールドガンで防御態勢に構えるか、ブースターで緊急回避行動を試みます。
他に仲間がいる場合は、敵のヘイトを稼いで仲間から意識を逸らせたりして盾役を務めます。ただし盾役を務める仲間がいる場合は攻撃役に切り替えます。
連携アドリブ大歓迎です。
エジィルビーナ・ライアドノルト(サポート)
私はエジィルビーナ、エジィでもルビーでも好きに呼んでくれていいよ。
困ってる人がいるなら助けたいし、倒さなくちゃならない強い敵がいるなら全力で立ち向かわなきゃ。全力で頑張るからね!
実は近接戦闘以外はあんまり得意じゃないんだけど……あっ、畑仕事ならチェリから教えてもらったから、少しはわかるよ!
力仕事はそんなに得意じゃないけど、足りない分は気合と根性でカバーするから任せといて!
☆
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。
口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。
食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆
※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。
クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね
正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの
よろしくね!
納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから8年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!
あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ
商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします
筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?
春夏秋冬・ちよ(サポート)
風景画が趣味のお節介な旅老猫
優しいお婆ちゃん猫で猟兵としての経験は浅いですが、アルダワの学生としてとても長い間戦い続けた歴戦の戦士です
口調はステシをベースに優しいお婆ちゃんをイメージ
動物と会話して道や情報等を得ます
UCは竜を疑似再現、その力を借りる物
何の竜の力かは状況、やりたい事によって指定を
(例:火竜・刃竜・筋肉竜等々 真面目からネタまで可)
戦闘は素早い身のこなしで回避重視、杖か閉じた傘(又はUC)による鋭い攻撃
所謂蝶のように舞い、蜂のように刺す
得意技はUCで騎乗か飛行してのランスチャージ
一人称追加・おばあちゃん
禁止事項
真の姿の解放(覚醒)
UC『凶夢の魔竜騎士』二種の併用
公序良俗に反する行動
久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて義にもとる真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ
変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】を仕掛ける
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】【範囲攻撃】を叩き込む戦術になる
●
「超技術を得た我等は無敵っ! 何も恐れるな! 突き進め!」
アトランティスから奪った『超技術』で武装したデュランダル騎士団が、まるで空を飛ぶようにしてアトランティスのヒーローチームに攻撃を仕掛けていた。
「クッ! まさか、我等の超技術が奪われてしまうとは……」
「……大丈夫! あんな奴等に、わたし達の超技術が奪われたとこ……きゃあ!」
「俺達の超技術を使いこなしていやがるっ! だが、こんなところで負ける訳には……!」
一方、アトランティスのヒーローチームは、デュランダル騎士団の力に圧倒させ、苦戦を強いられていた。
「だいぶ苦戦しているようやな? ボク等で良かったら、協力するで!」
そんな中、ウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)が、アトランティスのヒーローチームに加勢した。
「……クッ! 余計な真似を!」
デュランダル騎士団が鬱陶しそうにしながら、ケイオスランサーで激しく突いた。
「こっちや、こっち!」
その攻撃を避けながら、ウルスラがデュランダル騎士団の注意を引いた。
「正直、何が起こっているのか、よく分からにゃいけど、アトランティスのヒーロー達が困っている事は分かったにゃ! だから、一緒に戦うにゃ!」
その流れに乗るようにして、アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)がデュランダル騎士団に攻撃を仕掛けていった。
「ふざけやがって!」
「我等の邪魔をするのであれば、例え誰であっても敵だ!」
デュランダル騎士団が殺気立った様子で、デストロイブレイドを振り回した。
「それなら遠慮はいりませんね」
ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)が第六感で、デュランダル騎士団の攻撃を見切り、カウンターを仕掛けて、リトルフォックス(レイピア)で貫いた。
「ば、馬鹿なっ! この私の鎧を……貫くなんて……!」
その一撃を喰らったデュランダル騎士が、ブクブクと血の泡を吐き、為す術もなく漂った。
「それじゃ、全力で行くわよ? みんな、覚悟はいい?」
その間に、轟木・黒夢(モノクローム・f18038)が、アトランティスのヒーローチームに声を掛けた。
「ああ、問題ない」
「……覚悟は出来ている」
「ただし、俺達の未来を切り開くための覚悟……だがな!」
アトランティスのヒーロー達が覚悟を決めた様子で、デュランダル騎士団に攻撃を仕掛けていった。
「クク、カーッカッカッカッ! コイツ等、馬鹿か? 死んだぞ、コイツ等、死亡フラグ全開じゃねえか!」
デュランダル騎士団が高笑いを響かせ、ケイオスランサーでアトランティスのヒーロー達を貫いた。
その拍子に、大量の返り血を浴びたものの、デュランダル騎士団は迷いがなかった。
「それって、自己紹介? 私には、あなた達の方が、危険な状態に陥っているように見えるけど……」
バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、デュランダル騎士団に視線を送った。
「クカカカッ、面白い事を言うじゃないか」
「それこそ、ジョーク。いや……、笑えんな」
「まあ、それるものなら、やってみろ。それまで遊んでやるからさ」
デュランダル騎士団が、フンと鼻を鳴らした。
「それなら、遠慮はいらないな」
そんな中、櫟・陽里(スターライダー ヒカリ・f05640)がライ(ハイテクバイク)に乗って、デュランダル騎士団の間を縫うようにして爆走した。
「……邪魔だ!」
「これでは、奴等を攻撃できない!」
その事に苛立ちを覚えたデュランダル騎士団が、悔しそうに身体を震わせた。
「残念だったな!」
「今度は、俺達のターンだ!」
それに合わせて、アトランティスのヒーローチームが、デュランダル騎士団をブン殴った。
「ここから先は、例え誰であっても、通さないでありますっ!」
続いて、シャイニー・デュール(シャイニングサムライ・f00386)が舞い踊るようにしながら、無銘斬艦刀でデュランダル騎士団を斬り捨てた。
「ば、馬鹿にしやがって!」
デュランダル騎士のひとりが悔しそうにしながら、ケイオスランサーで無銘斬艦刀を受け止めた。
その気持ちを、どん底に突き落とす勢いで、ケイオスランサーが真っ二つになり、デュランダル騎士の身体が両断された。
「大地の巨人の力を借りて、ボッコボコにするにゃ!」
アイクルが【アースジャイアント】で大地の巨人を召喚し、デュランダル騎士団に攻撃を仕掛けていった。
その流れに乗るようにして、大地の巨人がアイクルの動きをトレースし、連携を取るようにして、デュランダル騎士団に殴り飛ばした。
「目に頼らず……肌を、第六感を研ぎ澄ませ……!」
一方、ハロは【ナイト・クローラー】を発動させ、ウミヘビの一種が持つ視覚に頼らない環境知覚能力を戦闘用に強化し、目にも止まらぬ速さで間合いを詰め、デュランダル騎士の胸をリトルフォックス(レイピア)で貫いた。
「どうやら、先程の一撃は、まぐれでも、奇跡でもなかったようだな。……がはっ!」
デュランダル騎士が小刻みに身体を震わせ、リトルフォックス(レイピア)をガッチリと掴んだ。
しかし、利き腕にまったく力が入らなかったため、リトルフォックス(レイピア)を引き抜く事が出来ず、代わりに大量の血が溢れ出した。
「そろそろ、遊びは御終いよ。さっきの言葉……真実である事を証明してあげる」
バジルが【ガチキマイラ】で利き腕をライオンの頭部に変形させ、デュランダル騎士の身体に噛みつき、生命力を奪い取った。
「がはっ! うぐぐ、ふざけやがって!」
その一撃を喰らったデュランダル騎士団が、傷口を庇いながらヨロめいた。
「……気をつけろ。迂闊に近づくと、命まで奪われるぞ」
まわりにいたデュランダル騎士団も、警戒した様子で間合いを取った。
「いまさら手遅れよ。これじゃ、狙ってくださいって言っているようなものだから……」
その間に、黒夢がデュランダル騎士団の背後に回り込み、覚悟を決めた様子でリミッターを解除し、ナックルウェッポンで殴り掛かって、生命力を吸収していった。
「し、しまった!」
「ち、力が出ねぇ!」
デュランダル騎士団が動揺した様子で、激しく声を震わせた。
「……相手が悪かったな」
陽里が【マルチフォームサーキット】を発動させ、乗り物のためのコースを召喚し、デュランダル騎士団の攻撃を邪魔するようにして走り回った。
「また、お前か!」
「さっきから邪魔ばかりしやがって!」
「……いい加減にしろ! ぶっ殺すぞ!」
デュランダル騎士団が殺気立った様子で、デュランダル騎士団を追い掛け回した。
だが、ライ(ハイテクバイク)の速さには、追い付く事が出来なかった。
「……隙ありでありますっ!」
シャイニーが【搭載兵器№4:レイオブライト(チョウキョリソゲキジュウ・レイオブライト)】を発動させ、右目の視覚を狙撃モードに切り替えた後、右肩に内蔵されたスナイパーライフルで、デュランダル騎士の心臓を撃ち抜いた。
「ば、ば、馬鹿……な!」
デュランダル騎士が信じられない様子で、自分の胸を押さえ、血の泡を吐いて息絶えた。
「メッチャええ音出しながら、吹っ飛んでまえ!」
ウルスラが【真・グラインドアッパー奥義(シン・グラインドアッパーオウギ)】を発動させ、ハチドリのダンスを使って、デュランダル騎士の気持ちを搔き乱しつつ、強烈なアッパーを繰り出した。
「ぐわああああああああああああ!」
その一撃を喰らったデュランダル騎士が吹っ飛び、巨大なホタテ貝にぶつかった。
●
「先発隊が苦戦を強いられているようだな」
「う、嘘だろ! アイツ等に限って、そんな事は……」
「だったら、どうしてアトランティスのヒーローチームが暴れまわっているんだ!」
デュランダル騎士団が動揺した様子で、アトランティスのヒーローチームに視線を送った。
本来であれば、アトランティスのヒーローチームを一掃し、略奪行為を始めている頃だった。
しかし、実際には、あちらこちらにデュランダル騎士達の死体が漂っており、戦意を喪失させたデュランダル騎士達が逃げ惑っていた。
「……警告します。退くなら、今のうちですよ?」
その間に、エン・ジャッカル(風来の旅人・f04461)が、変形したアヌビス号(宇宙バイク)と合体し、デュランダル騎士団に警告した。
「退く訳がないだろ!」
「……って、言っているそばから、逃げるんじゃない!」
デュランダル騎士団が動揺した様子で、オロオロとし始めた。
「行くよ、みんな! 仲間達の仇討ちだよ」
エジィルビーナ・ライアドノルト(シールドスピアの天誓騎士・f39095)が護身の炎刃を高々と掲げ、アトランティスのヒーローチームと共に、デュランダル騎士団に攻撃を仕掛けていった。
「「「「おおー!」」」」
その気持ちに応えるようにして、アトランティスのヒーローチームが雄叫びを響かせ、デュランダル騎士団に殴り掛かった。
「小賢しい奴等め! この一撃で……滅びよっ!」
デュランダル騎士がイラついた様子で、量産型魔剣デュランダルを振り下ろした。
次の瞬間、アトランティスのヒーローチームが地面に叩きつけられ、大量の血が肉塊と共に漂った。
「アトランティスの人達は、ミーヤにご飯をくれたから、みんなイイ人達ばかりにゃ! だから、ここから先には進ませないにゃ!」
ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が、デュランダル騎士団の行く手を阻んだ。
「……メシか。だったら、俺達も……いや、不要だな。お前ひとり増えたくらいで、我等が屈する事はない」
真っ赤な鎧を纏ったデュランダル騎士が、ミーヤを見つめて鼻で笑った。
「ご飯をくれないなら、悪い人にゃ!」
ミーヤが真っ赤な鎧を纏ったデュランダル騎士を睨み、キッパリと言い放った。
「そもそも、アトランティスに攻め込んだ時点で、悪い人決定だけど……」
クリスティナ・バイエンス(炎のキャバリア乗り・f30044)が炎神機カグツチ(サイキックキャバリア)に搭乗したまま、RX焔ノ剣から湧き出す炎で、デュランダル騎士団を薙ぎ払った。
「そ、そんなデカブツで、俺達を襲うなんて、その……卑怯だぞ!」
それを目の当たりにしたデュランダル騎士のひとりが、動揺した様子で悪態をついた。
「そ、そうだ! その正々堂々と戦え!」
他のデュランダル騎士も、ドサクサに紛れて、ブツブツと文句を言った。
「それじゃあ、正々堂々といきましょうか!」
納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が勇者の剣をブンブンと振り回し、デュランダル騎士団に襲い掛かった。
「……ちょっ! 待っ!」
「待て待て待て、こっちにも心の準備が!」
その事に驚いたデュランダル騎士団が、動揺した様子で悲鳴を上げた。
「そっちから仕掛けておいて、何を言っているんだか」
筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)が、呆れた様子で溜息を漏らした。
「いや、それは、それ! これは、これだろう」
「我等だって、好きでこんな事をしている訳では……」
「そもそも、これは任務であって……。俺達の本意ではない」
デュランダル騎士団が、しどろもどろになりながら、言い訳を並べていった。
「それじゃ、みんな仲良くしようじゃないか。……本当は戦いたくはないんだろ? だったら、悩む必要もないと思うのじゃが……」
春夏秋冬・ちよ(旅する老猫・f19400)が、デュランダル騎士団の顔色を窺った。
「確かに……」
「いや、駄目だ!」
「そんな事をしたら、怒られちまうだろうが!」
デュランダル騎士団が自らの迷いを振り払うようにして、逆切れ気味に叫び声を響かせた。
「結局、戦うって事か」
久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)がイグニシオン(クロムキャバリア)に搭乗し、機神太刀"迦具土"でデュランダル騎士団を蹴散らしていった。
「だから、心の準備が出来ていないんだって!」
デュランダル騎士のひとりが涙目になりつつ、攻撃をモロに食らって肉の塊と化した。
「それでは、いきますわよ」
ピンチンが【ブギー・ブギーフェイス】を発動させ、知恵の布を脱ぎ捨て、おぞましき異形の鹿に変身した。
「そんな姿になっても、怖くねぇぞ! うおおおお!」
デュランダル騎士がビクついた気持ちを誤魔化すようにして、ケイオスランサーを構えて突っ込んでいった。
「……!」
次の瞬間、ピンチンが長く伸び血を啜る肉の槍で、デュランダル騎士の身体を貫いた。
「……警告したはずです。退くなら、今のうち、と……」
続いて、エンがデュランダル騎士団の攻撃を見切って受け流し、オーラ防御を展開しながら、リミッターを解除すると、シールドガンで撃ち抜いた。
「退けるわけがないだろ!」
「我等は誇り高きデュランダル騎士団なのだから……」
デュランダル騎士団が自らの気持ちを奮い立たせ、ケイオスランサーを構えて突っ込んでいった。
「原初起動(イグニッション)。最先より在りし焔よ、醒めよ」
それを迎え撃つようにして、遥翔が【真焔なる世界(プリミティブ・イグニッション)】で原初の真焔結界を発生させ、デュランダル騎士団を終焉の黒焔で攻撃した。
「うわああ」
そのため、デュランダル騎士団は猟兵達を傷つける事が出来ぬまま、悲鳴を上げて息絶えた。
「いまのうちに、お菓子を食べて、リラックスにゃ」
その間に、ミーヤが【おいしいおやつの時間にゃー♪(オイシイオヤツノジカンニャー)】を発動させ、山盛りの美味しいスイーツやお菓子を給仕する事で、デュランダル騎士の行動速度を5分の1にした。
「なんだ、これは……」
「身体が……動かない!?」
「いや、動きが遅くなっているのか!?」
「でも、どうして!? 一体、何が起こってやがる!」
その事に動揺したデュランダル騎士団が、むりやり身体を動かそうとした。
だが、身体が石のように重くなっているため、腕を振り上げるだけでも一苦労であった。
「みんな、大丈夫? すぐに治療するから、みんな下がって!」
その間に、エジィルビーナが希少植物【スーパーライフベリー】を使って、傷ついたヒーローチームを治療した。
「ありがとう」
「これで再び戦える!」
アトランティスのヒーローチームが拳をギュッと握り締め、再びデュランダル騎士団に攻撃を仕掛けていった。
「煙幕展開」
クリスティナが【煙幕弾発射機構(スモーク・ディスチャージャー)】を発動させ、デュランダル騎士団を眠りの世界に誘った。
「いきなり眠気が……」
「ち、畜生……、こんな時に……」
「負けて……溜まる……か……ぐう……」
その影響を受けたデュランダル騎士団が、グースカと眠り始めた。
「このまま眠れ、永遠に、な」
トオルが【極楽鳥花嵐(ストレリチアストーム)】を発動させ、ルーンソードを無数の極楽鳥花の花びらに変え、デュランダル騎士団に攻撃を仕掛けた。
「眠って……たまるかああああああああ!」
デュランダル騎士団が激しい眠気と戦いながら、最後の気力を振り絞り、量産型魔剣から光を放って、傷ついた仲間達を治療した。
「お前達の想い……受け取った」
その気持ちに応えるようにして、デュランダル騎士団が猟兵達に斬りかかった。
「本当は、こんな事はしたくないんだけどねぇ」
それを迎え撃つようにして、ちよが【竜疑似再現術式『照射』(サイゲンスルハリュウノヒカリ)】を発動させ、紅色の和傘から術式で疑似再現した光線状のドラゴンブレスを放って、デュランダル騎士団を蹴散らした。
そして、猟兵達はアトランティスのヒーローチームと一緒に、次の戦いに備えて準備を進めるのであった。
成功
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第2章 ボス戦
『レオバルト』
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POW : 修羅剣鬼の構え
【大剣を構える】事で【高速戦闘モード】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD : 超遠隔操作術
技能名「【テレキネシス】」の技能レベルを「自分のレベル×10」に変更して使用する。
WIZ : 光剣一刀両断
自身からレベルm半径内の無機物を【巨大な光の剣】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。
イラスト:小日向 マキナ
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ミルフィ・リンドブラッド」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
藍原・蒼夜(サポート)
人間の學徒兵×力持ち、20歳の女です。
普段の口調は「おっとり系(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
偉い人には「敬語(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
のんびり、おっとりした性格で、多少天然ボケな面もあります。
武器は主に退魔刀を使用して戦います。
好きな物は、可愛いぬいぐるみ、綺麗な花、静かな場所。
趣味は小説等の読書。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ~……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ~?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ~。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう~。
案ずるより産むがやすしともいいますしぃ、躊躇うよりはいいですよねぇ~?
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ~。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう~。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ~。
※アドリブ・絡み歓迎
●
「ぐぬぬ、まさか、こうも簡単に蹴散らされてしまうとは……。だが、安心するのは、まだ早い。冷静になって、まわりを見てみろ」
そんな中、猟兵達の前に現れたのは、デュランダル騎士団のリーダーであるレオバルトであった。
レオバルトの指摘通り、アトランティスのヒーロー達は疲れ果てており、これ以上の戦う事は難しそうだった。
それでも、戦意は喪失しておらず、力尽きるまで戦う気でいるようだ。
「ここからは、私達が相手よ。それなら、問題がないでしょう?」
藍原・蒼夜(蒼き宝刀・f23131)が蒼霊刀を握り締め、レオバルトに対して言い放った。
「ああ、構わん。むしろ、好都合だ。弱い奴等と戦ったところで、面白味に欠けるからな!」
レオバルトが蒼夜を品定めしながら、不気味な笑みを浮かべた。
「ぅゅ……くぅ~……あらぁ? いつの間にか始まってましたかぁ~? ……と言うか、絶体絶命の大ピンチ……と言う事でしょうかぁ~?」
そんな中、四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)がハッと飛び起き、気まずい様子で汗を流した。
どうやら寝落ちしてしまったらしく、いまいち状況が分かっていないようだった。
おそらく、眠っている間に、デュランダル騎士団が一掃され、アトランティスのヒーローチームが優勢になったのだろう。
それでも、レオバルトの戦意が喪失していないため、戦わなければいけない状況のようである。
「だったら……動くな! 苦しまず死にたかったらな!」
レオバルトがテレキネシスを駆使して、蒼夜の動きを封じ込めようとした。
「見えているわよ、その未来……」
即座に、蒼夜が【幸福の未来予知(コウフクノミライヨチ)】を発動させ、強化された幸運による未来予知で、レオバルトのテレキネシスを回避した。
「それでは、一気に片付けるつもりで、やっちゃいましょう~」
次の瞬間、眠斗が【氷雪地獄】で猛烈な吹雪を発生させ、レオバルトにダメージを与えつつ、仲間達に雪だるまアーマーを装着させた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて義にもとる真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ
変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】を仕掛ける
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】を叩き込む戦術になる
徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写戴けると嬉しいです。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的に「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。
よく使う武器は「大天狗正宗・千子村正権現・鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせです!
緋月・透乃(サポート)
『今日も元気に食べて楽しく戦おうね!』
人間で22歳の女性です。
いつも元気で、強敵との戦闘、食べる、スリルを味わうことを好みます。
基本的に自分の楽しみのために行動し、敵味方問わず他人の心情等には配慮しません。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用します。
戦闘では真っ正面からの突撃を好み、負傷は気合いで耐えれば良いと考えています。
戦闘以外のことも大体気合いと力でなんとかしようとします。
脳筋です。
武器は主に『重戦斧【緋月】』を使用しますが、他の武器の方が有効そうならそちらを使用することもあります。
クロムキャバリアでも生身で戦います。
不明な点はおまかせします。よろしくお願いします。
大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』
どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)
一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。
ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に
アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、可能なら末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。
正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。
基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」
ベルト・ラムバルド(サポート)
ハイカラさんのクロムキャバリア ×今は 宇宙騎士!
普段の口調は私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?
騎士道精神を胸にキャバリア《パロメデス》に乗って戦うぞ
弱きを助け強きを挫く自称誇り高き光明の暗黒騎士だ!
でも実はお調子者でおっちょこちょいな奴だ!いわゆる残念なイケメンだ!
生身でも戦えるけどあんまし強くないかも…?でもタフな奴!
基本はキャバリアの乗って戦うぞ!
キャバリアに乗れない時は…なんとか生身で頑張って戦うぞ!
時々コミュ力で知り合った異世界の人やモノ?を召喚したりするんだ!
実は片思い中の人がいるけどなかなか報われないんだ!頑張れ!
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、
長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね。
勿論、隙があれば見逃したくないけど。
見切ったり足には自信があるけど、過信せずに落ち着いて戦況を見極めるわ。
行動指針としては以下の3通りが主。
1.囮役としてボスの注意を引き付け、味方の攻撃を当てやすくする。
2.ボスの移動手段→攻撃手段の優先順で奪っていく。
3.仕留められそうな場合は積極的に仕留めに行く。
(他に仕留めたい人がいればその手助け)
台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎
北条・優希斗(サポート)
『敵か』
『アンタの言う事は理解できる。だから俺は、殺してでも、アンタを止めるよ』
『遅いな』
左手に『蒼月』、右手に『月下美人』と言う二刀流を好んで戦う剣士です。
自らの過去を夢に見ることがあり、それを自身の罪の証と考えているため、過去に拘りと敬意を持っております。その為オブリビオンに思想や理想があればそれを聞き、自分なりの回答をしてから斬ります。
又、『夕顔』と呼ばれる糸で敵の同士討ちを誘ったり『月桂樹』による騙し討ちを行なったりと絡め手も使います。
一人称は『俺』、口調は年上には『敬語』、それ以外は『男性口調』です。
見切り、残像、ダッシュ等の機動性重視の回避型の戦い方をします。
アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。
飯綱・杏子(サポート)
あの|食材《オブリビオン》を狩ればいいっすね? 任せるっす。
とりあえず|ヒト型《ヒューマノイド》でなければ食うことを考えるっす。
宇宙船やリビングアーマーの類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるっす。
何なら味付けでどうにかするっす。
一応【毒耐性】持ちなんで、毒は利かないっすよ。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす。
ヒト型なら性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ。
多少の怪我は厭わず積極的に飲み食いします。他の猟兵に迷惑をかける絡み酒はしないっす。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する絡み酒はたぶんしないっす。
あとはおまかせ。よろしくおねがいするっす!
キノ・コバルトリュフ(サポート)
キノキノ、キノが来たから
もう、大丈夫だよ。
キノノ?キノだけじゃ心配だって?
マツタケ!キノには星霊の仲間がいるから大丈夫!!
トリュフ!!キノ達の活躍を見せてあげるよ。
シメジ?キノが苦戦はありえないけど、その時は一発逆転を狙っていくよ。
キノキノ、みんなよろしくね。
バルタン・ノーヴェ
全員リクエストによる、各シナリオへの救援プレイングです。
時期物や戦争。期日が迫っていたり、人手が足りてない時などご自由にご利用ください。
アレンジ、アドリブ、連携歓迎。
ユーベルコードも指定外の、公開中から適当なものを使用してもらって構いません。
HAHAHA!
グリモア猟兵殿の要請に応じて、ワタシ! 参戦デース!
お困りのようデスネー? ドントウォーリー! ワタシが手伝いマスヨー!
アタック、ディフェンス、他の方への支援! おまかせくだサーイ!
白兵戦、射撃戦、集団戦もボス戦もオーライ!
冒険の踏破や日常への奉仕活動も得意であります!
|臨機応変に対処可能《好きに動かしてOK》デース!
よろしくお願いしマース!
ノラ・ネコカブリ
突然湧いて出てきて
「ここは任せるのら!」と、突然ダンディボイスで歌いだします。
「愛がない 愛がない
愛がないから からあげが不味いのら?」
料理に愛情があれば、料理の美味しさが変わるかどうかを相手に問いかけます。
日常の場合、ダメージはずっこける感じでお願いします。
質問でダメージが入ってなかったら「強敵なのら、みんな気を付けるのら!」といって撤退します。
逃げれなかったら、誰かの後ろに隠れたり、器物の後ろに隠れたりします。
引き立て役や、ギャグ落ちや、成功度が足りなさそうなときにどうぞ。
周りの迷惑になる行為、良俗に違反するような行為はしません。
非戦闘員なりに頑張ってる風に描いていただけたら嬉しいです。
禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●
「残念だったな。思い通りにならなくて!」
そんな中、ベルト・ラムバルド(自称、光明の宇宙暗黒騎士・f36452)が、キャバリア『パロメデス』に乗り込み、レオバルトの前に陣取った。
「まさか、もう勝ったつもりでいるのか? だとしたら、実に愚かだな。まだ俺は実力の半分も出していない!」
レオバルトがまったく動揺しておらず、フンと大きく鼻を鳴らした。
だからと言って、勝機がある訳ではない。
いま考えている事は、いかにダメージを受ける事なく、増援を呼ぶ事だけだった。
「そんな事を言っている割には、随分と焦ってますね?」
徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)が、レオバルトに視線を送った。
「お前には、そう見えるのか。だが、覚悟は出来ている……!」
すぐさま、レオバルトが無機物を巨大な光の剣に変え、凄まじい勢いで振り下ろした。
それと同時に、衝撃波が発生し、猟兵達に襲い掛かった。
「ひょっとして、クロエと遊びたいの? だったら、遊ぼう。一緒に踊ろう」
禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)が全く気にせず、素早い身のこなしでレオバルトに迫っていった。
「く、来るなっ! それ以上、近づくなっ!」
その事に危機感を覚えたレオバルトが、悲鳴にも似た叫び声を上げ、ジリジリと下がっていった。
「……嫌なの?」
黒絵がレオバルトの前に立ち、マジマジと顔を覗き込んだ。
「い、いや……ではない……」
その途端、重い空気がレオバルトの身体に圧し掛かり、何やら黒いモノが纏わりついてきた。
「とりあえず、あの食材を狩ればいいっすね? ……任せるっす」
その間に、飯綱・杏子(飯テロリスト・f32261)が、レオバルトの逃げ道を塞いだ。
残念ながら人型のため、食材には適さないものの、倒すべき相手としては悪くなかった。
「俺を食うつもりでいるのか。……悪食め! だが、ただ喰われるつもりは……ない!」
レオバルトが自分自身に気合を入れ、巨大な光の剣に力を込めた。
「一体、何を騒いでいる。面倒事に巻き込まれたのなら、力を貸すぞ?」
その騒ぎを聞きつけたアス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)が、レオバルトの前に陣取った。
「それは、こっちの台詞だ。余計な真似をしやがって。こんな事をして、許されると思ったら、大間違いだ」
レオバルトが殺気立った様子で、巨大な光の剣をブンブンと振り回した。
だが、怒りに身を任せて、攻撃を繰り出しているため、アスの身体に傷ひとつつける事が出来なかった。
「それじゃ、始めようか」
その流れに乗るようにして、緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)が重戦斧【緋月】を振り上げ、レオバルトに襲い掛かった。
「ならば、試してやろう。貴様等の実力を、な!」
それを迎え撃つようにして、レオバルトが大剣を構え、高速戦闘モードに変身すると、目にも止まらぬ速さで、透乃に斬りかかってきた。
「……!」
その攻撃を間一髪で避けた後、透乃がレオバルトの死角に回り込むようにして、全速力で走り出した。
「だったら、俺の強さを示すだけだ!」
その間に、久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)がイグニシオン(クロムキャバリア)に搭乗し、第六感と視力を駆使した心眼で、レオバルトの攻撃を見切るようにして残像を繰り出した。
「一体、どれがホンモノなんだ!? ぐぬぬ」
レオバルドが動揺した様子で、怒りで拳を震わせた。
「まだまだ、いくよっ! 昂る闘志で殺し滅ぼす! 昂破滅命拳!!」
そこに追い打ちをかけるようにして、透乃が【昂破滅命拳(コウハメツメイケン)】を発動させ、左手で裏拳を放ち、レオバルトを殴り飛ばした。
「クッ!」
すぐさま、レオバルトが身を守ったものの、超高速かつ大威力の一撃を軽減する事が出来ず、吹っ飛ばされて岩壁にめり込んだ。
「SYSTEM-IGNIS起動!」
その間に、遥翔が【SYSTEM-IGNIS(システム・イグニス)】で、イグニシオンをイグニスモードに変形させ、攻撃力を5倍にして、再びレオバルトに攻撃を仕掛けていった。
「う、うぐ、やるじゃないか。だが……まだまだ、だ!」
その力に圧倒されたレオバルトが、悔しそうに唇を噛み締めた。
「驚くのは、まだ早いっすよ!」
それと同時に、杏子が頭部に角を生やして、戦闘力を増加させ、鎧をこじ開ける勢いで、先割れスプーンをザクと突き刺した。
「ま、まさか、本気で喰う気なのか!? や、やめ、やめろ! やめろおおおおおおおおお!」
これにはレオバルトもドン引きしたのか、テレキネシスで杏子を突き飛ばした。
「それじゃ、クロエの本気、見せてあげる」
黒絵が【呪われた血の覚醒(カースド・エンチャント)】を発動させ、自らの呪われた血による魔力で一時的に増強し、すべての能力を6倍にした後、エクリプス(アリスランス)で激しい突きを繰り出した。
「こ、これは……さすがに……」
その事に危機感を覚えたレオバルトが、素早い身のこなしで突きを避けた。
しかし、攻撃を避ける事が出来ず、反撃を繰り出す余裕はなかった。
「このベルト・ラムバルドはな! 戦えば戦う程強くなるんだよッ!」
そんな中、ベルトが【ハイカラ・バトルセンス】で自らの移動力・攻撃力・身体硬度・勝負勘が上昇させ、BXビームセイバーで斬りかかった。
「ならば、そのデカブツごと貴様を叩き斬るっ!」
それを迎え撃つようにして、レオバルトが巨大な光の剣を作り出し、ベルトに攻撃を仕掛けていった。
ふたりの実力は同等であったが、時間が経つにつれて、ベルトの方が優勢になってきた。
「神殺しの槍に相応しい末路をやろう……覚悟しろ!」
続いて、アスが【コード:神殺しの聖星槍(コード・ギガンティック・アウト・ブレイカー)】を発動させ、二つ合わせたブルーブラスターから、神殺しの槍を思わせる凄まじいレーザーを放ち、レオバルトの身体を撃ち抜いた。
「うぐ……ぐぐぐっ! 我が鎧にヒビが……。ぐ、ぐわはは!」
レオバルトが信じられない様子で、ヒビ割れた鎧を押さえた。
だが、それでヒビが治る訳もなく、レオバルトのプライドがズタズタになった。
「削ぎ剥がせ、神話の獣」
次の瞬間、家光が【神州因幡白兎殺(シンシュウイナバノシロウサギゴロシ)】を発動させ、131体のサメを召喚し、皮剥ぎ刃を生やした後、レオバルトめがけて突っ込ませた
「馬鹿にしないでもらおうか! 俺は、この程度では屈しない!」
レオバルトが全身の筋肉を隆起させ、巨大な光の剣を振り下ろし、サメの群れを叩き斬った。
それでも、何体か仕留め損なってしまったため、身体中に鋭い牙を突き立てられた。
「うぐ……ぐ……。負けて……たまるか!」
レオバルトが血の塊を吐き捨て、両目を血走らせて吠えた。
だが、傷ついた身体から大量の血が溢れ、意識を持っていかれそうな勢いでフラついた。
●
「ば、馬鹿なっ! この俺が……苦戦……している……だと!? そんな事……あり得る訳が……。これは悪い夢だ! そう、悪い夢……絶対、そうに違いない!」
レオバルトが現実を否定するようにして、キッパリと言い放った。
だが、いくら否定したところで、変えようのない現実。
それでも、現実を『なかった事』にする勢いで、何から何まで否定しているようだった。
「まあ、気持ちは分かるけどね」
ラムダ・ツァオ(影・f00001)が色々と察した様子で、苦笑いを浮かべた。
おそらく、レオバルトの予定では、アトランティスのヒーローチームを蹴散らし、目的を果たしていたはずなのだろう。
それを猟兵達によって阻止されてしまったため、どうしても現実を受け入れる事が出来ないようである。
「とりあえず、これでも読んで落ち着きましょうか?」
そんな空気を察した高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)が、一冊の本をレオバルトに手渡した。
「この状況で本など読む暇など……。ん、んんん? こ、これは、この戦いの必勝法! しかも防水仕様ではないか!?」
レオバルトが驚いた様子で、熱心に本を読み始めた。
どうやら、レオバルトが必要としていた情報が載っていたらしく、何かに取りつかれた様子でガン見していた。
「とりあえず、アンタが、今回の敵か。色々と言いたい事はあると思うが、これも運命だと思って諦めてくれ」
そんな中、北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)が、左手に蒼月・零式(魔刀)、右手に月下美人(白銀の妖刀)を握り締め、レオバルトの前に陣取った。
「それは、こっちの台詞だ。悪いが、他の奴等に一緒にしては困る。俺は強いぞ。少なくとも、お前達よりも、な!」
レオバルトが殺気立った様子で、持っていた本を閉じた。
「キノキノキノ、キノが来たから、もう大丈夫だよ!」
その流れに乗るようにして、キノ・コバルトリュフ(キノコつむりの星霊術士・f39074)が、えっへんと胸を張った。
「ククククク、ハーッハッハッハッ! 面白い事を言うじゃないか。少し前の俺であれば、勝つ事が出来たかも知れないが、今は違う……! 必勝法を得た俺は無敵っ! 例え、誰であっても、負けはしない!」
レオバルトが自信に満ちた表情を浮かべ、躊躇う事なくキッパリと言い放った。
「んんっ? ひょっとして、その自信の源は、これを捨てたせいなのか? さっき、ダンボールの中で泣いていたのを見つけてきたのだ。まあ、礼はいらないから、遠慮なく貰ってほしいのだ」
大豪傑・麗刃(24歳児・f01156)が無駄にイイ笑顔を浮かべ、死亡フラグの入ったダンボール箱を手渡した。
「みぃみぃ」
死亡フラグは、どれも生まれたばかり。
右も左も分からない状態で捨てられたため、孤独と不安で泣きじゃくっていたようである。
「ええい、余計な事を! それは俺にとって、不要な過去だ!」
レオバルトがイラついた様子で、死亡フラグを払い除けた。
「……と言うか、ポイ捨て、ダメ、絶対にゃ!」
アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)が、ドサクサに紛れて別の死亡フラグも押しつけた。
「……って、これは俺の死亡フラグじゃねぇ!」
レオバルトが妄想の世界に迷い込み、本来は見えないはずの死亡フラグを払い始めた。
だが、いくら振り払っても死亡フラグが消える事なく、逆にワラワラと増えていった。
「だいぶ……追い詰められているようですね」
響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が同情した様子で、レオバルトに視線を送った。
「お、お前達には見えないのか? このフラグ達が……。お、俺は、一体……何を見ているんだ!?」
レオバルトが動揺した様子で、激しく目を泳がせた。
しかし、レオバルトには沢山の死亡フラグが、ハッキリと見えた。
「ひょっとして、死期が近づくと見える死神的なモノでしょうか……?」
月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)が色々と察した様子で、レオバルトに視線を送った。
莉愛にはまったく何も見えないが、レオバルトには『何か』見えているらしい。
「お前達には、これが見えないのか。ならば、お前達にも見えてやろう!」
レオバルトが半ばヤケになりつつ大剣を構え、高速戦闘モードに変身し、猟兵達に斬りかかった。
「……お断りします」
即座に、茉莉が【サイコキネシス】を発動させ、目には見えないサイキックエナジーを放って、レオバルトを吹き飛ばした。
「ぐはっ!」
その一撃を喰らったレオバルトが岩壁に激突し、血反吐を吐いてドシンと尻餅をついた。
「汝に問おう。汝が望むは相互理解か、相互理解故の崩壊か?」
そんな中、優希斗が【駆り立てるは理解と無理解、 先にあるは野生と理性(カリタテルハリカイトムリカイソノハテニアルモノハ)】を発動させた。
「意味が分からん事を……! ん、んん……ん?」
次の瞬間、レオバルトが殺意・敵意・本能を奪われ、動揺した様子でオロオロとし始めた。
そもそも、どうして猟兵達を敵視していたのか、まったく分からなくなった。
「いまのうちに、着替えておかないとね」
その間に、ラムダが【三千世界千変万化(パ・リ・コレ)】を発動させ、全身全霊の力を籠めるのに適した装い、神速の技を十二分に活かせる装い、冴えわたる叡智を発揮できる装いを組み合わせた後、レオバルトに連続攻撃を繰り出した。
「うぐぐ……、ふざけやがって!」
その邪魔をするようにして、レオバルトがテレキネシスを使い、ラムダの動きを鈍らせた。
それは気休めでしかなかったが、何とか致命傷を避ける事が出来た。
だが、色々なモノを失ってしまった影響で、未だに混乱しているようだった。
「わたしのネタを聴けぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
続いて、麗刃が【絶対零度氷河期到来(ソンナメデワタシヲミルンジャナイミルナアアアアア)
】を発動させ、くだらないギャグによって発生する極寒を巨大化させ、レオバルトに攻撃を仕掛けた。
「さ、寒っ! お前、そんな寒いギャグを堂々と……。う、嘘だろ。死亡フラグ達が……笑っている!?」
次の瞬間、激しい幻覚に襲われたレオバルトが、動揺した様子でフラついた。
「すっごいびったんびったんにゃ!」
それに合わせて、アイクルが【超びったんびったん(チョウビッタンビッタン)】で、グラップル+ぶん回し+怪力のレベルを爆上げした後、レオパルトを何度も地面に叩きつけた。
「お、おい、やめ、やめろ! こんな事をして、許さ……!」
その痛みに耐えながら、レオバルトが悪態をついた。
「……月よ、私を導いて下さい。そしてその力を私に貸して下さい」
それと同時に、莉愛が【月下天舞(ゲッカテンブ)】で清楚で純粋な歌姫に変身し、月光の聖銃の威力を増強させ、輝く月の光の魔力で飛翔能力を得た後、レオバルト達に攻撃を仕掛けていった。
「ええいっ! 鬱陶しい!」
レオバルトがイラついた様子で、近くにあった無機物を巨大な光の剣に変換し、莉愛めがけて振り下ろした。
「……!」
即座に、莉愛がオーラ防御を展開し、激痛耐性でダメージを軽減した後、衝撃波を乱れ撃って反撃を繰り出した。
「キノキノキノ、やっぱり、思った通り。キノが苦戦する事なんて、あり得ない」
すぐさま、キノが【神火大嵐舞】を発動させ、高速で旋回する創世記の炎の渦を召喚し、レオバルトの身体を炎に包んだ。
「ば、馬鹿なっ! 俺には攻略法が……。ま、まさか、アレは偽りだったのか!?」
レオバルトが信じられない様子で、悲鳴にも似た叫び声を響かせた。
だが、いくら考え直しても、攻略法に間違いはなかった。
おそらく、レオバルトの実力不足が、原因。
それを証明するようにして、死亡フラグが幾つも立った。
「……天の雷よ、邪心に染まりし悪を滅する、天の裁きを与えん!!」
その流れに乗るようにして、リズが【かの者に裁きの雷を!(ジャッジメント・スパークニング・サンダー)】を発動させ、ルナティック・クリスタ(魔導杖)から裁きの雷を放った。
「ぐわああああああああああああああああああああ!」
その攻撃をモロに食らったレオバルトが感電し、真っ黒な煙を上げるのだった。
●
「HAHAHA! グリモア猟兵殿の要請に応じて、ワタシ! 参戦デース! お困りのようデスネー? ドントウォーリー! ワタシが手伝いマスヨー!」
そんな中、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)が、レオバルトの前で現れた。
「ま、まさか、ここまでとは……。だが、まだだっ! 俺は、まだ負けていない!」
レオバルトが荒々しく息を吐きながら、恨めしそうにバルタンを睨みつけた。
だが、既に体力は、限界。
身体のあちこちが悲鳴を上げているため、今にも倒れそうな勢いでフラついていた。
それでも、戦わなければ、明日はない。
その気持ちだけが、レオバルトを動かしていた。
「ここは任せるのら!」
そこに追い打ちをかけるようにして、ノラ・ネコカブリ(ダークエルフの眠りの歌い手・f35214)がレオバルトの背後に陣取った。
「い、いつの間に! だが、負けん! 絶対に、負けん!」
ノラがテレキネシスを使って、ノラの動きを封じ込めた。
「こ、これは強敵なのら! でも、僕だって負けないのら! それでも、戦う事をやめないのら?」
その事に危機感を覚えたノラが【物語を詠うよ君が眠るまで(ムカシムカシアルトコロニ)】を発動させ、質問と共に魔訶不可思議な寝物語のうたを、ダンディボイスで歌い出した。
「……やめる訳がないだろ」
レオバルトが大剣を構え、高速戦闘モードに変身した後、爆発的にスピードを増大させ、ノラに斬りかかった。
「そんな攻撃、当たらないのら!」
すぐさま、ノラがレオバルトの攻撃を見切り、全力魔法をブチ当てた。
「ぐはっ!」
その攻撃をモロに食らったレオバルトが、大剣を握り締めたまま血反吐を吐いた。
「六式武装展開、煙の番!」
それに合わせた、バルタンが【粉塵纏・破城槌(ヴァニッシング・バトリングラム)】が煙を噴出して身を隠し、パイルバンカーによる超高速かつ大威力の一撃を放って、レオバルトの身体を貫いた。
「うぐ……ぐ……がはっ!」
そのため、レオバルトは自分の身を守る事さえ出来ず、何かを言いたげな様子で口をパクパクさせ、大剣を落として息絶えた。
成功
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