7
第二次聖杯戦争⑰〜散らすべきは願いの薔薇

#シルバーレイン #第二次聖杯戦争 #ふたりでひとり

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#シルバーレイン
🔒
#第二次聖杯戦争
🔒
#ふたりでひとり


0




「やあ、お疲れ様。ちょっと面倒事を頼まれてはくれないかな」
 ルカ・クルオーレ(Falce vestita di nero・f18732)は手の中で小さな硝子の赤薔薇を転がしながら、集まった猟兵達に語り掛ける。
「金沢南総合運動公園にあるバラ園で、魔槌しなもんと雪降ここあが待ち構えているみたいなんだ。ああでも、今回君達にしてもらいたい事はその子達を倒す事じゃなくてね。もっと面倒な事――実は、薔薇の中に万能宝石エリクシルの萌芽を確認してしまったんだ」
 エンドブレイカー!世界からの侵略の尖兵。魔神エリクシルの力の欠片。これをそのままにしておいたら、命を懸けた二人の願いを吸い上げて、戦場に魔神エリクシルが顕現してしまう。
「ただでさえ忙しいのに、これ以上敵が増えたら面倒臭いでしょ? あの子達は別の予知を得ている他の人がどうにかしてくれるだろうから、君達には薔薇に擬態したエリクシルの力の欠片を叩き潰して来て欲しいんだ」
 薔薇園のバラは既に一部願の力の影響を受けて増殖を繰り返し、花を溢れさせながら次第に広がっている。その中から万能宝石エリクシルに成り得る薔薇を探し、排除しなければ。
「エリクシルの力を得た薔薇はこんな感じらしいよ――まあ、全部吹き飛ばしちゃっても構わないよ、かなりの広さみたいだからねえ。探すのも大変だろうし」
 ルカは手の上に硝子を乗せたまま、グリモアの力を展開する。赤い光が薔薇を通して広がり、モザイクの様に周囲を照らした。
「綺麗だから勿体ないけど、世界の危機だから仕方ないね。それじゃ、行ってらっしゃい」


真空。
 見て頂き有難う御座います、真空。(まそら)です。

 プレイングボーナスは【薔薇の形をした「エリクシルの力の断片」をひとつ残らず滅ぼす】です。

 1章完結戦争シナリオのため、公開後即受付し、少数採用となるかと思われます。

 同行者がいる場合は【相手の名前(呼称も)とID】のご記入お願い致します。
 今回のシナリオの構成上、大人数は厳しいかと思います。

 皆様の参加、心よりお待ちしております。
51




第1章 冒険 『エリクシルの薔薇を刈れ』

POW   :    強烈なユーベルコードで万能宝石エリクシルを叩き潰す

SPD   :    増殖以上の速度で薔薇園の薔薇を刈り取る

WIZ   :    強い「願い」をぶつけ、エリクシルの反応を探る

イラスト:十姉妹

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ムゲン・ワールド
「こんな時にエリクシルとは、悪いことは重なるものだ。タイミングが最悪すぎる」
 まず何より、シルバーレイン世界にエリクシルが現れるようになるのは看過できない。ここでなんとしても押し留めたい。
 そして……あの二人(ここあとしなもん)がエリクシルで願いを叶える展開も最悪の展開しか生まない。あの二人の願いは「ずっといっしょにいたい」。
 被害が少なく見積もっても「あの二人が合体してキメラになる」し、被害を最大で見積もれば「二人を脅かす世界を滅ぼす」だろう。
 前者は美しくない最悪だ。後者はカタストロフ、最悪だ。

 そんなわけで、UC発動でナイトメアビースト化。とにかく走り回って仕込み杖で薔薇を選定してまわる



「こんな時にエリクシルとは、悪いことは重なるものだ。タイミングが最悪すぎる」
 ムゲン・ワールド(愛に生きたナイトメア適合者・f36307)は増殖する薔薇の前に立ち、周囲を確認する。エリクシルを思わせる赤い光があちこちに確認できるが、すぐに薔薇に埋もれて見えなくなっていって。
「まず何より、シルバーレイン世界にエリクシルが現れるようになるのは看過できない。ここでなんとしても押し留めたい。そして……あの二人がエリクシルで願いを叶える展開も最悪の展開しか生まない」
 おそらくここあとしなもんが居るだろう方にも目を向ける。あの二人の願いは「ずっといっしょにいたい」ムゲンの予測では、被害が少なく見積もっても「あの二人が合体してキメラになる」し、被害を最大で見積もれば「二人を脅かす世界を滅ぼす」だろう。前者は美しくない最悪だ。後者はカタストロフ、最悪だ。
「願いの源を破壊してしまわなければ……もっと俺と一つになり、空を駆けろ、俺のナイトメア!」
 猟兵としての力を発動させると、ムゲンの身体が変化を始める。下半身が馬のそれとなり、ぐんと身長が伸びて、背にも大きな翼が広がった。機動力を増したムゲンの手には仕込み杖の刃。手間はかかるけれども確実な方法を選んだムゲンは、薔薇の間を駆け花を切り落として回った。ひらひらと舞い散る花弁の中で、時折硬い手応えと共に赤い光が砕け散っていく。
 花が消えた薔薇は、力を失ったのか増殖する量も減ってきているようだ。
「大体こんなものか」
 仕込み杖を戻し、人の姿に戻ったムゲンは再度ここあとしなもんの方を見遣る。二人の願いを叶えることは出来ないけれど、最期の時まで共に居られるように、と。小さな祈りを捧げ、次の戦いへと向かう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

三上・くぬぎ
冬なのにバラがいっぱいですー!
きれいですね!

でも、この中にあぶない宝石があるですよね
……うーん、くぬぎにはあんまり見分けられないです
でも、きっと虫さんたちにはわかるですね。敵を見分けられる虫さんですから!
【どくどくパニック】で大量の蜘蛛を召喚。バラ園中に散らばってもらうですよ
クモさんたち、あやしいバラの花を見つけたら、噛みついてちぎっちゃうか、毒で枯らしてくださいです
おねがいするですよー。がんばってくださいですー!
クモさんたちががんばってるですから、くぬぎもちょっとずつでもバラを取り除くです
えいっ、えいっ
ふつうのバラかもしれないけど、仕方ないです……ごめんなさいですー



 見渡す限り広がる花畑に、三上・くぬぎ(アウトドア派・f35607)は歓声を上げた。
「冬なのにバラがいっぱいですー! きれいですね!」
 圧巻の光景ではあるのだ、次第に広がっている事を除けば。
「でも、この中にあぶない宝石があるですよね……うーん、くぬぎにはあんまり見分けられないです」
 近くの薔薇に花を寄せ、香りを楽しむついでに蔓の間に目を凝らす。ふんわりと赤い光が見えるものの、どれがその中心かは分からない。
「でも、きっと虫さんたちにはわかるですね。敵を見分けられる虫さんですから!」
 虫かごの蓋に手をかけ、念じながらぱっと開くと大きめの蜘蛛さんがわらわらと溢れてくる。
「クモさんたち、あやしいバラの花を見つけたら、噛みついてちぎっちゃうか、毒で枯らしてくださいです。おねがいするですよー。がんばってくださいですー!」
 一気に広がった蜘蛛達は的確にエリクシルの欠片を見つけ、叩き落して壊していく。その薔薇が生えていた蔓も毒で枯らす念の入れよう。
「クモさんたちががんばってるですから、くぬぎもちょっとずつでもバラを取り除くです……えいっ、えいっ」
 くぬぎも虫取り網の柄の部分を使ってちょっとずつ薔薇を落とし始める。時折ガラスのような感触があるのは、欠片を落としたからだろう。
「ふつうのバラかもしれないけど、仕方ないです……ごめんなさいですー」
 周囲の薔薇を落とし終わった頃には、辺りは濃厚な香りで満ちていた。仕事を終えた蜘蛛達が虫かごの中に戻っていく。
「おつかれさまですよー」
 ぱたん、と蓋を閉じてお仕事終了。薔薇園のどこかで起きている戦いの気配を感じながら、くぬぎは帰還の途に就くのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

藍沢・織姫
この戦争に勝ちたいとか、無辜の民を守りたいとか、その為の強さや良いアイデアを思いつく頭脳が欲しいとか、願いならいくらでも…っと、エリクシルに聞かれたらどんな嫌な形に歪められるかわかったもんじゃないんですよね。
さて、薔薇の花の歌でも歌いながらユーベルコードで半径111m内のエリクシルを一気に攻撃しましょう。
もちろん、目視とかで自力で見つけたエリクシルを引っ張り出して手作業で潰すのも並行して行います。
「第六感・植物と話す・宝探し・失せ物探し」あたりの技能も役立ちそうですね。



「この戦争に勝ちたいとか、無辜の民を守りたいとか、その為の強さや良いアイデアを思いつく頭脳が欲しいとか、願いならいくらでも……っと」
 藍沢・織姫(紺碧の歌姫・f03959)は言いかけて慌てて口をふさぐ。軽口とは言え、この場にあるかもしれないエリクシルに聞かれたらどんな嫌な形に歪められるかわかったものでは無いからだ。
 藍色の髪を靡かせくるりと回りながら広がる薔薇園を眺め、感じる重たい気配に織姫はふう、と小さく息を吐いて。
「さて、薔薇の花の歌でも歌いながらエリクシルを一気に攻撃しましょう」
 背の翼はまだ上手く使えないから。ゆっくりと歩きながら、記憶の奥底から薔薇の花が出てくる歌を引っ張り出す。
(あの頃のような無差別に死を振りまく歌は、もう歌えないけれど)
 それでも、歌声で奇跡を起こすと言われるシンフォニアである織姫なら。この場の異世界の萌芽を潰すくらいは問題なく出来る筈。
 ――咲き誇れ 舞い上がれ 気高き夢の涯
 優しく透明な歌声が響く。隠しきれない切なさを含んだ歌が力の波となって、薔薇の中に埋もれている赤く光る欠片を包み、砕いていった。ばらばらと落ちる破片は地面に着く前に消え、その場所は薔薇の侵攻も止まっているように見える。
 織姫は歌いながら薔薇園の中を進み、自らも見つけたエリクシルの欠片を摘み取ると、手の中で小さく崩していった。
「――終わり、でしょうか」
 気が付けば、辺りから先程まで感じでいた嫌な気配は消え去っていた。薔薇もあちこちに伸びてはいるものの、剪定でどうにか出来るだろう。
「傷つけずに済んで良かった、です」
 思い出しいた歌を胸に、織姫は帰還していった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
そういうことでしたら、やってみましょう。

『FAS』を使用し飛行、【崇卓】を発動しますねぇ。
指定する『現象』は『熔岩域』、これで薔薇園の広域への[範囲攻撃]を行い、纏めて熔岩に飲み込んでしまいましょう。
『エリクシルの薔薇』の性質上、通常の薔薇より耐久性が高く簡単に焼尽くせない可能性も有りますが、その場合は『焼けていない薔薇』が『エリクシル』と特定できますので『FRS』『FSS』の[砲撃]と『FMS』のレーザーで[追撃]、確実に破壊しますねぇ。

掃討後は改めて『凪』の『現象』を指定、『何も異常が起きていない状態』に戻しましょう。
花は戻しきれずとも、また育つ環境に戻せますので。



「成程」
 グリモア猟兵の話を聞き、転移のの扉に飛び込んで着いた先のの景色。ぐるりと見まわした夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は、小さく頷いた。
 広がり続ける薔薇の蔓。所々で怪しく光る赤いエリクシルの欠片。遠くに聞こえる戦いの音。早急な対処が必要な事は間違いない。
「そういうことでしたら、やってみましょう」
 るこるの背に3対のオーラの翼が広がっていく。ゆっくりと飛び上がったるこるは薔薇園を見下ろし、練り上げていた力を開放した。
「大いなる豊饒の女神の象徴せし欠片、その祭壇の理をここに」
 薔薇園を囲むように光が走り壁となって、その内側に顕現したのは溶岩の海。灼熱の波が薔薇を飲み込み、焼き尽くしていく。
 時折強く願いの力を吸ったのか、浮き上がって逃れようとするエリクシルの欠片をるこるが周囲に展開しているビームシールドが狙い、破壊する。きらきらと光る赤い欠片が溶岩の中に消えていった。
「焼けて無い薔薇がエリクシルの欠片。見つけるのは簡単ですね」
 全て燃やし尽くした後は溶岩を消し、結界の内側に凪の現象を呼び出す。薔薇園だった場所はあっという間に何も無い状態へと変化した。花を戻すことは出来ないけれど、また育つ環境にはなるだろう。
「お仕事完了、です」
 翼を消し、地に降り立つ。何もなくなってしまったけれど、きっとまたここに薔薇が咲くのだろう。その時を楽しみにしながら、るこるは次の戦場へと向かう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フォレス・ケルカルスト
大生守・春兎(f36971)君と

エリクシル、そしてバッドエンドと聞いて黙ってはいられない
それがエンドブレイカーという者です

|エンドブレイカー《僕達》の願い、それは|バッドエンド《悪しき終焉》を破壊することです

そのエンディング視てしまうと、いてもたってもいられませんから
エンドブレイカーに覚醒した者達にとっては、もはや本能的で強力な願いですから
エリクシル、破壊させてもらいます

反応は魔力吸収と魔力供給で培った魔力の流れを感じ取る感覚も頼りに探りましょう
春兎君からの情報もあわせて判断し、UCの属性攻撃で焼き払いましょう

…今後の研究にユーベルコードをもっと便利で強いものにすることも加えますか


大生守・春兎
フォレス・ケルカルスト(f38995)さんと

話には聞いていましたが、厄介極まりないですね
ねぇ、ミニチュア視肉さん?

とりあえず周辺の動物と話す事で、どれだけのエリクシルがあるか情報収集をします
特に鳥類達の話は聞き耳も駆使します

ボクの目線の高さでは全てを確認できませんから

集めた情報はフォレスさんと共有し、自分は一番多くのエリクシルを一網打尽にできる位置に陣取りUCを発動させ悪路走破、足場習熟でバランスを取りながら限界突破した速さで駆けまわり、全てのエリクシルを見切り、破魔の念を込めた【斬撃武器や鋭利な刃物に変化した耳や体毛】で継戦能力を活用しながら切断していきます

ふぅ、いい運動になりましたです



「エリクシル、そしてバッドエンドと聞いて黙ってはいられない――それがエンドブレイカーという者です」
 フォレス・ケルカルスト(緑色の召喚魔術師・f38995)はエンドブレイカーである矜持を常に抱いている。だからこそ、異世界におけるエリクシルの萌芽等を許すわけにはいかない。
「エンドブレイカー僕達の願い、それはバッドエンド悪しき終焉を破壊することです。そのエンディング視てしまうと、いてもたってもいられませんから」
 しなもんとここあ、二人の願いは予測できる……そして、それが世界にとって脅威となりえる事も。
「話には聞いていましたが、厄介極まりないですね……ねぇ、ミニチュア視肉さん?」
 フォレスの独白の様にも取れる声に対する、相槌は大分下の方から響く。一見すると普通の兎……実際はウサギ型ゴーストである大生守・春兎(妖獣切り裂き兎・f36971)はお供のミニチュア視肉に向けてこてん、と首を傾げて見せる。
「――エンドブレイカーに覚醒した者達にとっては、もはや本能的で強力な願いですから」
「そういうものなんですね、それじゃ」
「「エリクシル、破壊させてもらいます」」
 二人の声がぴたりと揃う。そして、宣言した行動の為に動き出した。
 フォレスはその場に足を止め、周囲の魔力の流れを読み取っていく。エリクシルの放つ、何処か違和感を覚えるような力――あちこちに漂うような気配を辿り、その根を探っていく。
 春兎は小柄な身体を活かして、蔓の下を掻い潜りながら直接エリクシルを探して回る。その間にも、周囲の動物達、主に鳥達へと声をかけて見えない場所の情報も確認していった。
「こっちにありそうですね」
「ええと、あの黄色い薔薇の下が変だそうです」
 ある程度情報が集まれば、二人で確認。目星が付いた所で、破壊作業に入る。
「まずはボクから――斬るです!」
 たっ、と春兎が駆ける。鋭い刃物と化した耳を振り、エリクシルの薔薇をざくりと斬り落とすと蹴り飛ばして壊し、手の届かない高さには針のように変化した毛を飛ばして落としていく。棘のある蔓を潜り、時には飛び越えて進む春兎の後ろには、赤い靄のようなエリクシルの残滓が漂っていた。
「残りは僕ですね、行きます!」
 フォレスが緑の宝玉を埋め込んだ杖を振ると、彼の周囲に無数の炎の矢が現れ残ったエリクシルを撃ち落としていく。高温の炎はエリクシルの欠片を焼き尽くし、後には何も残さない。
 次第に薔薇の動きが鈍くなっていき――そして、完全に止まった。その頃には僅かに見えていた、赤い光は一つも見えなくなっていて。
「ふぅ、いい運動になりましたです」
「……今後の研究にユーベルコードをもっと便利で強いものにすることも加えますか」
 楽しかった、と言わんばかりの表情でフォレスの元へ戻ってくる春兎。対してフォレスの方は、もっと効率よく使える魔法の研究へと思いを馳せていた。
「終わり、でしょうか?」
「そうですね……そろそろあちらの方も」
 薔薇園の彼方で起きている戦いの決着もそろそろつくのだろう。その結果がどうであれ、願いを歪めるエリクシルの欠片はもうここには存在しない。ならば、これで仕事は終わり。
「帰りましょうか」
「はい、行きましょうミニチュア視肉さん」
 二人の背中を見送った薔薇が揺れ、花弁が2枚……はらりと散った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年01月15日


挿絵イラスト