とある地にある日本家屋。木製の門には表札の代わりに、大きく『豚房流』と書かれた看板がかかっていた。
流の文字通り、そこは道場。その門の奥にある練武場で、それを修める女が二人修練に励んでいた。
「297、298、299……」
カウントと共に上下する大きな鉄アレイ。基礎的なウェイトトレーニングだが、異様なのはその鉄アレイが手ではなく女たちの超が付くほどに豊かな乳房に直接取り付けられていること。そして二人とも両手は使わないよう腰に当て、直立状態で爆乳だけを上下させていることだ。
「300!」
最後のカウントと同時に乳房が綺麗に張り出し、美しいカップに整う。二人はその先端からアレイを外し、重い音と共に床に置いた。
乳房をこそ武器とし鍛える流派、それが豚房流。アルミナ・セシール(豚房流拳術士・f31124)と子豚・オーロラはその体得者であり、今日も己の武の研鑽に励んでいた。
「さあ、それじゃ次は実戦稽古と行きましょうか」
そう言いながらオーロラは練習用の武器である模造刀を装備する。その装備部位は手ではなく、両胸と股間。
「ええ、楽しみだわ」
アルミナも同じように、ナックルのような武器を乳房に着けた。
その状態で道場の中央に移動し、向かい合う二人。それぞれに胸を突き出し、足を広げ構えを取る。
そして互いに視線を交わし、次の瞬間同時に踏み込んで互いの武器を打ち合わせた。
激しい金属音が響き、そこから力比べするように互いの武器を押し付け合う二人。
「やっぱり、さすがだわ……!」
アルミナのナックルに剣が叩きつけられた衝撃で乳肉全てが震え、強烈な快感が走る。先のトレーニングでは上がらなかった息が一気に上がり、明確に体が上気、発情してくるのが自分でもわかるほどだ。
「そちらこそ、やるわね……!」
一方オーロラも、胸についた刀の鍔が見えなくなるほどに乳肉に埋もれている。その下にある胸の先端部分の潰れ方は相当なものだろうし、本来そこから吹きあがるべきものも押し込まれ行き場を失っていることだろう。
しばしの力比べの後飛び跳ねてに互いに離れ、すぐさまオーロラが両乳を振り下ろしての切り返しに転じた。
「ふんっ!」
アルミナは下から巨大な乳を掬いあげるよう動かし、振り下ろされる刀を弾き飛ばす。その勢いでオーロラは大きく仰け反るが、その勢いでバク宙、股間の刀で切り上げを狙う。
「まだまだ!」
アルミナは蟹股となって腰を落とし、同時に左乳を振り下ろすことでそれを受け止めた。さらに右乳は前方に膨らませる勢いで動かし、オーロラの腹部にぶち当てる。
「くっ……!」
割れた腹筋も貫くほどの重い衝撃。思わず体を曲げるが、同時に乳を降ろすことで打ち上げられた両乳の刀で再度の切り下ろしをかけるオーロラ。
「うおぉぉぉぉ!!」
それに対しアルミナは絶叫を上げ、股を開いたまま背をのけぞらせ両乳を上向かせる。そしてそのままぶるんと乳を円を描くように振り回し、ナックルの棘部分に刀を挟みこんで受け止めた。
再びの乳競り合い。互いの乳肉を強く押し付け合い、さらに微細な振動まで与えることで相手の乳を屈服させんとする。豚房流にとって乳感は武器であり、飲まれれば敗北に繋がる猛毒でもある。乳比べは己の全てを比べ合うに等しい。
「い……くぅぅぅぅぅ!!」
そして互いに声……嬌声を上げ体を震わせ、二人はゆっくりと離れた。
「さすが、長く鍛錬してるだけあるわね」
「そちらこそ、もう両胸を別に動かせるところまで行ってるなんて」
互いの武を称え合い、握手の代わりに武器を外し裸にした乳を突き合わせる。乳に始まり乳に終わる。これが豚房流の礼義であった。
成功
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