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妹推し雀荘と化したゲームショップ

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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 そこは、キマイラフューチャーの歓楽街にあるゲームショップのフロア。
 本来であれば、魅力的なバーチャルキャラクターたちをジャケットに配した多種多様なソフトが陳列されているはずの場所なのだが……いまや煽情的なポーズで誘惑する妹キャラクターの等身大看板やポスターと、遊技台を占領する雀卓に占領されてしまっている。
「ヒロインが妹以外のゲームなどこの世に不要!!」
 主犯は、怪人・マイホゥ。
 ピンクの法被に『妹萌』とプリントされたシャツ姿で店内をジャックして、訪れる客に無理やり妹物のゲームをお勧めしまくる。
 それだけでも困りものなのに、片棒を担いだ雀牌戦闘員たちがARを駆使したバーチャル妹キャラクター脱衣麻雀台を設置したからさあ大変。

「風紀の乱れ……」
 猟兵たちを迎えたサク・スミノエ(人間の電脳魔術士・f02236)は、眩暈を堪えるように額を抑えた。
「妹推しの怪人と麻雀愛好者の戦闘員が店をのっとり、店内を『青少年に相応しくない様相』に変えてしまった。君たちには彼らを倒し、店を正常な状態に戻してもらいたい」
 なんでも、店長は相当に困っており、早急な解決が望めなければもう店は閉めるとまで言い出しているらしい。

「己の欲望のままにキマイラたちを堕落させようとする怪人たち、か。北風と太陽の説話ではないが、暴力に頼むよりもよほど悪辣な手管かもしれないな……」
 サクはため息をつき、準備はいいか、とたずねる。
 その手のひらに輝くグリモアの効力によって、猟兵たちを向こうの世界へ送り出すためだ。
「ああ、言い忘れていた。今回の依頼が成功した暁には、店長から焼肉が振る舞われる。屋上でバーベキューの準備をして待っているから、よろしく頼むということだ。無事に打ち上げが行えるように、俺も祈っている」


ツヅキ
 このシナリオでは、ゲームショップを占領した怪人を倒して店を取り戻すことが目的です。無事に討伐できた場合、打ち上げのバーベキューが開催されます。
 まずは、第1章となる雀牌戦闘員に対応するプレイングをかけてください。作戦が成功した場合、第2章以降に続いていきます。
 事件の状況や敵の情報などは以下をご参照ください。

●雀牌戦闘員
 怪人・マイホゥと結託して妹限定のバーチャル脱衣麻雀を開発。店内には幾つかの雀卓が設置され、プレイヤーの希望に合った妹バーチャルキャラクターを対戦相手に指名できる。ルールを知らない人には懇切丁寧に指導してくれるが、邪魔する相手には麻雀への愛でお仕置きする。

●怪人・マイホゥ
 妹という存在に対する憧れをこじらせてしまった怪人。実際に妹はいない。とにかく妹推しの布教に命をかけており、ありとあらゆるタイプの妹キャラクターを扱った動画のコレクションを持っている。

●バーベキュー
 大量の肉を入手した店長の厚意によるバーベキュー大会。ショップの入っているビルの屋上で行われる予定。打ち上げのみのご参加や食材の持ち込みなども歓迎です。
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第1章 集団戦 『雀牌戦闘員』

POW   :    国士無双
予め【異なる顔の戦闘員が14人揃う】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
SPD   :    三元牌
【3人同時攻撃】による素早い一撃を放つ。また、【鳴く】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ   :    立直
【相手の行動を読み、作戦通りの攻撃】が命中した対象に対し、高威力高命中の【狙いすました一発】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

銅・加々美
脱衣麻雀だなんて、何て破廉恥なんだ。
こんなくだらない企みは、早く潰さないとだね。

攻撃は格闘を中心に、
フェイントをまじえて、2回攻撃や、
怪力での鎧砕きを駆使して行うよ。
敵からの攻撃は、動きを見切り、
第六感や野性の勘を頼り、
回避、またはカウンターで迎撃。
敵のユーベルコードの対処は、
近くの敵にワイヤーを引っ掻けて捉え、
拘束して盾にするよ。(卑劣なる盾を使用)



●第1章 『雀荘狂騒』

「外観からして、破廉恥さがあふれ出ている……」
 事件の発生を知り、最初に駆け付けた銅・加々美(典外魔鏡・f12883)はゲームショップの入ったビルを見上げてぼそりとつぶやいた。
 壁面に嵌め込まれた大型ビジョンには煽情的な台詞を囁く妹キャラクターの映像がひっきりなしに流れ、店の入り口には際どい衣装を纏ったバーチャルキャラクターたちが客引きを行っている。
(「こんなくだらない企みは、早く潰さないとだね」)
 加々美が店の中に足を踏み入れると、店内を占拠する雀卓が目に入る。全部で5台。黒子姿の雀牌戦闘員が恭しく案内しようとするのを、加々美は首を振って拒否した。
「悪いけど、ボクは客じゃない。君たちを退治させてもらうよ」
 薄く色づいた唇に淡い笑みを浮かべるのと同時に、手にしていた金属鏡――銅鏡型魔導書たる『典外魔鏡』――の鏡面が自ら光を放つかのように輝いた。ふっ、と身を屈め、繰り出す拳が外見からは想像もつかない怪力でもって戦闘員の1人を吹き飛ばす。
 すぐさま、他の戦闘員たちが加々美を取り囲むように駆け付けた。
「申し訳ございませんが、他のお客様のご迷惑になります。お引き取り下さいませ」
「それは聞けない頼みだね」
「ならば、仕方ありません」
 揃って進み出た『白』『發』『中』。
 正面と左右――素早く彼らの動きを見切り、己の勘を頼りに先出しの蹴りを見舞う。まずは1人を床に転がして、同時に懐から引き出したワイヤーで2人目を絡めとり、膝をついた自身の眼前に『盾』として突き出した。
「なに!?」
 既に攻撃態勢に入っていた戦闘員は慌てて制止をかけるも、間に合わない。三位一体による渾身の一撃は同士討ちの形で破られ、盾にされた戦闘員の体を貫いて激しく爆散した。

成功 🔵​🔵​🔴​

ギド・スプートニク
ルル嬢と

脱衣麻雀か
ルル嬢は9歳なのだが、入店制限など大丈夫であろうか
幸い、脱衣だけなら教育上問題あるまい
一般客を装い戦闘員の油断を誘い、隙を突いて一網打尽にする作戦でいく

指名、か…
特に拘りはないのだが
青髪で紫と青の瞳、身体は小さく…
そうだな、フェアリータイプ
スタイルは存外良いほうだ
眼鏡はどちらでも構わぬ
愛くるしい仕草で、そう、そんな感じだ

指名した相手を見るがどうにもしっくりは来ず
仕方あるまい始めよう
と麻雀を打ち始める

麻雀で負けた場合は1枚脱ぐ
そういうルールであろう?
その後もなかなか勝てず、パンツ1枚を残してルル嬢と交代

この作戦、本命はルル嬢
頼んだぞ

戦闘員の隙を突いて全員まとめて一閃にする


ルル・ル
ぎどちゃん(f00088)といっしょ

はじめての麻雀、たのしみ~
だつい
いもうと
んん~しりとりかな~?

ぎどちゃんの妹、やたら具体的だね
るるるは、ぱんだみたいな妹がいいな🐼

あれ、ぎどちゃんちょっと元気ないね
(ぱんだちゃんのほうが、よかったのかな?)
それゆけ!がんばれ!

……
……ぎどちゃん寒くない?
もうしょうがないな~、るるるにまかせて!

ねえねえ戦闘員のおにーさん。麻雀、おしえて!
牌のならべかた
牌のもちかた
牌の……
ほうほう
おにーさん、わかりやすい!すごいね!

でも、ごめんね
るるるは、役満じゃものたりないの
(ぎどちゃん、攻撃いくよーの合図)

おにーさんたちをくじらちゃん(ガジェット)で殴る
ありがと、ばいばい


桐府田・丈華
【心情】
「ある意味恥ずかしい戦いになるかもしれない・・・」
仲間と共に件の雀荘へと向かいます
店の外と中の異様な空気に負けずに
「ボクたちと一戦してみると勇気はある?」
戦闘員にはすぐに女子とばれて囲まれて色々されそうになりますが抵抗して抜け出しすぐに戦闘態勢に
バトルキャラクター達を召喚し仲間と共に戦闘員のコンビネーションに負けない連携攻撃で戦います
「これで終わり!ボク達の上がり!」



 同時刻――店外にて青き瞳をゲームショップの看板に注ぐマント姿の男がいる。名をギド・スプートニク(意志無き者の王・f00088)。目下の心配は年齢制限の有無だが、当の本人であるルル嬢ことルル・ル(ニンナナンナ・f01886)は気にする様子もなくドレスの裾を翻して、空中浮遊式のエレベーターに乗り込んだ。
「だつい、いもうと。ん~しりとりかな~?」
「と、と……鶏肉……店長はバーベキューの準備中らしいがチキンがあれば筋は通る、やもしれん」
 二人は一般客を装い、そしらぬ顔でゲームショップの自動ドアを抜けた。幸い、脱衣だけならルル嬢の教育上問題あるまい――というのが彼の下した結論だった。
「いらっしゃいませ。どんな妹をご指名ですか?」
「そうだな、特に拘りはないのだが。青髪で紫と青の瞳、身体は小さく……フェアリータイプで、スタイルは存外良いほうだ。眼鏡はどちらでも構わぬ」
「ふむふむ。お客様、よいご趣味でいらっしゃいますね。これはお美しい」
 雀牌戦闘員がデータを入力すると、ギドが案内された席の正面に小さな女性のバーチャルキャラクターが像を結ぶ。
「仕草はもっと愛くるしく、そう、そんな感じだ」
 そつなく受け答えしつつも、やはり『本人』の魅力には迫るべくもない。ギドは妥協して頷くと、「始めよう」と顎で卓を示した。
「ぎどちゃんの妹、やたら具体的だね」
 ルルは大きなリボンに覆われた頭を傾げ、「るるるは、ぱんだみたいな妹がいいな」と本音をこぼした。ルルの目から見てもギドのテンションが低いことは見て取れたので(「ぱんだちゃんのほうが、よかったのかな?」)と更に斜め上の方向へ想像力を羽ばたかせていく。
「まあいいや。それゆけ! がんばれ!」
 ギドは涼しい顔で牌を打っていたが、先に妹があがるとすぐさま纏っていたマントを脱ぎ捨てた。
「麻雀で負けた場合は1枚脱ぐ。そういうルールであろう?」
「その通りでございます」
 恭しくマントを受け取った戦闘員は、それを丁寧に畳んで台の上に置いた。

 ちょうどその時、再び自動ドアが開いて新たな客人である桐府田・丈華(カードバトルゲーマー・f01937)が、店内の異様な雰囲気に臆することなく堂々とした態度で現れた。
「ボクたちと一戦してみると勇気はある?」
「これはこれは。もちろんお受けいたしますので、こちらへどうぞ」
 戦闘員たちは一礼して丈華を迎え入れる。
(「ある意味恥ずかしい戦いになるかもしれない……」)
 ごくりと喉を鳴らして、ルルやギドに付き添っているのとは別の雀牌戦闘員たちが空いている雀卓へと案内をするのに従った。
「ところで、桐府田様はそのように見えて実は女の子とお見受け致しますが?」
「……だったらなに?」
「実は、私共昨今流行りの女子小中学生麻雀打ちキャラクター人気に嫉妬しておりまして、桐府田様のように勝負強そうな方を拝見すると衝動が抑えられなくなるのです……!」
 ばっ、と2人がかりで襲いかかる戦闘員たちの手をかいくぐり、丈華は迷うことなく『マイデッキ』からカードを引いた。
「ドロー! 来い、バトルキャラクター達!」
 具現化するカードゲームキャラクターが、加勢に入った戦闘員の間に割り込んでその戦力を分断する。
「これは、数が多い……ッ」
 国士無双を揃える雀牌戦闘員たちを凌駕する19人のキャラクター達を前にして、彼らは僅かにひるんだように見えた。
「決めるよ!」
 号令を受けたキャラクターが戦闘員を方円の形に追い込み、一気に勝負をかける。降り注ぐ麻雀牌の爆撃を躱して、次々と敵の急所に武器が撃ち込まれる度に色彩豊かな噴煙と鼓膜が破れるかと思うほどの爆音が店内に轟いた。
「これで終わり! ボク達の上がり!」

「わたしもあがり!」
 背後で派手な戦闘音が響く中、ギドと対戦していた青い髪のバーチャルキャラクターが嬉しそうに笑った。
「……ぎどちゃん寒くない?」
「この作戦、もとより本命はルル嬢」
 ふっ、と息をついて席を立つギドは下着一枚という姿で髪をかき上げる。
「後は頼んだぞ」
「もうしょうがないな~、ねえねえ戦闘員のおにーさん。麻雀、おしえて!」
 かしこまりました、と雀牌戦闘員は慇懃に頭を下げる。
「まずは、牌を裏返しにした状態でよくかき混ぜます。その後は17個の列を2つ作れましたね。親指と中指で牌の横を挟むようにすると持ちやすいですよ。次に親がサイコロを振って牌山から牌を取る場所を決め、順番に親は14枚、子は13枚取るまで繰り返します。これで配牌ができました」
「ほうほう。おにーさん、わかりやすい! すごいね!」
 両手を叩いて無邪気にはしゃぐルルはすぐにルールを理解して、次々と相手の服を脱がせていった。青い髪のバーチャルキャラクターが恥じらい、「これ以上は……」と頬を染める。
「さあ、どうぞ。最後の一枚ですよ」
「うん。でも、ごめんね。るるるは、役満じゃものたりないの」
 いつの間にか戦闘員たちの背後に回り込んでいたギド(服を着込み済)の魔眼が周囲の空間を掌握。戦闘員の黒い上着の内側から彼らの武器である雀牌が奪われ、宙に浮きあがった。
「なッ――」
 戦闘員たちの間にざわりとした動揺が走る。
「楽しませてくれてありがと、ばいばい」
 意志を持った爆弾のように己の使い手に牙を剥く牌の嵐と、それに〝波乗り〟したくじらのガジェットが敵をまとめて薙ぎ払い、近くにあった雀卓と指名されたバーチャルキャラクターごと一掃した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ヴィクトル・サリヴァン
ちょっとなにいってるのかわかんない

…現実逃避しかけたけど店長には切実な問題だし、早急に片付けよう。
ところで麻雀ってどうやるんだっけ(経験0)

まずは客として店に。
経験0と伝えた上で戦闘員にやり方指導お願い。
ルール聞いた感想:ちまちまやられてもでかいの一撃当れば勝てるよね?(泥沼コース)

対戦相手は拘りなし。敢えて言うなら…小柄。
兄ちゃんあそぼーとどーんしてきて衝撃で呼吸止まりかける強烈(物理)な妹は勘弁。
仮想でまでそれは…

勝敗は流れに任せる感じ。
…ところで負けたら俺も脱ぐのかな?
負け込んだり適当に時間経ったら戦闘員をUCで不意討ち。
これ以上は風紀が乱れるし…のっと八つ当たり。

※アドリブ絡み等お任せ



 ちまちまやられてもでかいの一撃当れば、勝てる。
 それが、戦闘員たちに麻雀のルールを聞いたヴィクトル・サリヴァン(星見の術士・f06661)の結論だった。
「……ところで負けたら俺も脱ぐのかな?」
「やだ、おにいちゃんのえっち!」
 対戦相手は中学生くらいに見える小柄な女の子。真っ赤になって身悶えした途端、ふわふわと癖のある茶髪が耳元で揺れた。
「で、でもそうか……勝ったらお兄ちゃんのを……?」
 彼女は顔を覆った指の間からちらっとヴィクトルを見て、「がんばろ」と小さく呟いた。空いている席には雀牌戦闘員がつき、対局が開始される。
(「よかった……『兄ちゃんあそぼー』とどーんしてきて衝撃で呼吸止まりかける強烈(物理)な妹じゃなくて……」)
 ほっと胸を撫で下ろしつつ、ヴィクトルは器用にヒレを使って牌を切る。
 店内に入ったときからずっと流れている妹ソングやそれに合わせて踊るバーチャルキャラクターたちを見ていると、思わず現実逃避をしたくなってくる。
「あ、ロンだ」
「むう、私だって!」
 互いに脱ぎつ脱がれつ、一進一退の戦いが続いた。
(「そろそろ頃合いかな?」)
 十分に時間が過ぎ、戦闘員たちも麻雀に集中している隙をついてヴィクトルは手にした銛を掲げ、一息にそれを放った。
「むっ!」
 とっさに戦闘員も構えを取るが、――遅い。銀色の銛がスーツの胸を貫き、それを合図に巨大な水のシャチが飛沫を上げながら中空を泳いだ。
「不覚……!!」
「これ以上は風紀が乱れるし……のっと」
 ヴィクトルは呆れたように告げると、もう動かなくなった戦闘員から飄々とした仕草で銛を引き抜いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ベルカ・スノードロップ
脱衣麻雀、歴史を紐解くと、ヒロインが高校生とか15歳とか普通に書いてましたね
「勝ったら脱がすだけでなく『事に及ぶ』作品もゲーセンで稼動していたんですよ?」
凄い時代でしたね

麻雀は打ちます
ユーベルコードで『地和』か『天和』か『人和』で和了りますが。
和了る度に、怪人の皆さんには落雷に打たれてもらいます。
麻雀漫画みたいに。
※通常魔法攻撃による【属性攻撃】(雷属性)
こういう怪人は、相手の土俵で叩き潰してこそ、ですよね?
「手積みじゃないんですから、イカサマでないのは皆さんが一番ご存じですよね?」



(「やれやれ、店内は思っていた以上にひどい状況ですね。でも、ヒロインが高校生とか15歳とか普通に書いていた時代に比べればマシなのかもしれませんが……」)
 ベルカ・スノードロップ(享楽を求め続ける"ようかん"司祭・f10622)は肩を竦めながら残っている最後の雀卓についた。
「なにしろ、勝ったら脱がすだけでなく『事に及ぶ』作品もゲーセンで稼動していたんですからね。まさか、ここはそんなふしだらなことはしませんよね?」
「これはこれは。私共も〝一線〟は守ります。とはいえ、あちらの方がどこまでそうお考えなのかはわかりませんがね」
 雀牌戦闘員がちらりと視線をやる先には、こちらの戦いなど素知らぬ顔で妹動画の作成にいそしんでいる怪人・マイホゥの姿があった。
「それでは、どうぞお楽しみくださいませ」
「じゃあ、さっそく和了りですね」
「はあッ!?」
 子であるベルカの手元に並んだ牌の組み合わせが意味するのは『地和』に他ならない。
 驚愕する戦闘員たちの頭上から降り注ぐ雷がその天文学的な確率の理由を物語る――まさか、とそのうちの1人が叫んだ。
「ユーベルコード!?」
「おっと、気づかれてしまいましたか? でも手積みじゃないんですから、イカサマでないのは皆さんが一番ご存じですよね? さあ、第二局といきましょう」
「くっ……」
 その攻撃がゲームの方法をとる限り、麻雀を愛する戦闘員たちに拒否権はない。
「和了りです」
「ぐわっ!!」
「またしても和了りました」
「ぎええっ!!」
 牌が配られるごと、避ける暇もなく繰り返される天からの雷撃にいつの間にか戦闘員たちはぷすぷすと焦げながら倒れ伏していた。
「こういう怪人は、相手の土俵で叩き潰してこそ、ですよね?」
 点棒の山を築き上げたベルカはにっこりと微笑み、次々と消滅してゆく彼らを見送ってからようやく席を立った。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『妹が大好きな怪人・マイホゥ』

POW   :    妹の願いを叶えぬ兄などいない!お兄ちゃん頑張るぞ
【妄想の元気系妹の激励 】【妄想の清楚系妹の声援】【妄想のツンデレ系妹の罵倒(?)】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
SPD   :    妹の何が良いかだと?これを見れば良さがわかるぞ
レベル×5本の【妹 】属性の【動画を再生するモニター付ドローン】を放つ。
WIZ   :    どんな妹が好みだい?言わなくてもわかっているさ
【頭部のタブレットPC 】から【対象が考える理想の妹の幻影】を放ち、【実体化した幻の妹とのふれあい】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はフィン・スターニスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●第2章 『天上天下妹独尊』
「こ、これは……!?」
 妹推しの怪人・メイホゥが動画制作の区切りがついて顔を上げると、そこには倒された雀牌戦闘員たちの姿が。
「一体何があったんだ!!」
「麻雀、万歳。妹……万歳」
「雀牌戦闘員ぇ――!!」
 がくりと腕の中で意識を失い消えてゆく同胞を抱きしめ、メイホゥは怒りを滲ませた瞳を猟兵たちに差し向けた。
「よくも、俺たちの夢を、理想を! いいだろう、お前たちに妹の真なる良さを教えてやる……金輪際妹ヒロイン以外で萌えられなくしてやるぞぉおおおおっ!!」
銅・加々美
くだらない夢は、終わらせるよ。

ボクに妹はいないから、何が良いかは分からないけど、
君の理想は歪んでいるのは、何となく感じるかな。

近接格闘戦を挑むよ。
念道力とオーラ防御を併用し身を守り、
怪力、鎧砕きで敵の守りを無理矢理突破。

敵からの攻撃は、見切り、野性の勘、第六感で察知し、
カウンターで迎撃するよ。

敵UCに対して
純真で可愛らしい娘が妹だったらと思うけど、出てくるのは所詮幻。
蹴散らすのみさ。

う、無垢な目で見られるとやり難いね。
うぅごめんよ、お姉ちゃんが悪かったよ。
くぅ、敵の術中に嵌まるけど、
この子を消すのに罪悪感が。

あ、消えた?
ちょっとそこのお兄さん。
ぜひサンドバックになってくれないかな?
妹の仇だー!


ベルカ・スノードロップ
怪人さんに、自慢します
「『おにぃ』と呼んでくれる可愛い女の子と一緒に暮しています。『義妹』ぽい感じの」
この事実の宣告が、一番効きそうなので

「イベントっぽい事も、ちゃんとしていますよ」
全年齢的に健全なのです。問題ありません

ユーベルコードで召喚した槍を展開
問答したりします
最終的には、【串刺し】ですが

敵のSPD攻撃のドローンは、通常魔法(【属性攻撃】雷で)撃ち落とします

■問答
幼い妹(姉妹)に『一時創作系同人(R-18)な内容』が理想です
実体化、出来ますか?

自身の性癖を吐露しつつ、出来ないなら「使えないですね」と【串刺し】です
出来るなら、発動させて風紀が乱れる前に【串刺し】です

理不尽じゃないですよね?



「まったく……くだらない夢は、終わらせるよ」
 自分の周囲に理想の妹のバーチャル像を侍らせ、彼女たちの声援によって魂をみなぎらせるメイホゥ。体勢を整えるのも待たず、銅・加々美(典外魔鏡・f12883)は数珠を握りしめた拳を先手必勝とばかりに突き出した。
「ぬっ――!」
「遅い」
 メイホゥの本体PCからパージするドローンの起動より僅かに早く、加々美の拳がそれらを打ち砕いた。
「ああっ、とっておきの妹動画だったのに!!」
「ボクに妹はいないから、何が良いかは分からないけど――」
 メイホゥの歪みを、加々美の【第六感】は過たず察知してそれを是正すべく闘う。ほぼ零距離まで踏み込んだ鎧をも砕く蹴りは、しかし甲高い悲鳴の前にぴたりと動きを止めた。
「や、やめてお姉ちゃん!」
 メイホゥの前に両手を広げて立ち塞がる妹の目に涙が浮かんでいる。純真で可愛くて、守ってあげたくなるような娘が妹だったら――加々美の理想が投影されたバーチャルキャラクターの無垢ないじらしい姿に罪悪感がくすぐられる。
「うぅごめんよ、お姉ちゃんが悪かったよ」
「ひっく……もう怒ってない?」
「ああ、だから泣き止んでくれ」
 そっと指先で涙を拭うと、妹は健気な笑みをいっぱいに浮かべて「うん」と頷いた。だが、術中に嵌りかける加々美の背後から「今度こそ!」と特大ドローンをけしかけようとしていたメイホゥの背中へと、気づけば百本を越える闇の槍が突き付けられている。
「なっ……」
「どうも。『おにぃ』と呼んでくれる可愛い女の子と一緒に暮しているベルカといいます。ちなみに、その子は『義妹』ぽい感じです」
 さらりと自己紹介した内容はメイホゥに衝撃を与えたようだ。
「リ、リアルの妹持ち……だと……!?」
「ええ。イベントっぽい事も、ちゃんとしていますよ」
「な、な……!!」
 確実にショックを受けているメイホゥをベルカ・スノードロップ(享楽を求め続ける"ようかん"司祭・f10622)は平然と追い詰める。
「さあ、その頭部のタブレットPCは理想の妹の幻影を実体化させるんですよね? どうぞやってしまってください」
 ただし、とベルカは続けた。
「幼い妹(姉妹)に『一時創作系同人(R-18)な内容』が私の理想です。実体化、出来ますか?」
「はああっ!?」
 怪人どころか依頼した猟兵までもを泣かせるようなベルカの問いかけは、突き付けられた槍よりも酷い――この場合は褒め言葉としての――脅迫以外の何物でもなかった。
「くっ……ぜ、全年齢のゲームでそんなものが描写できるわけがっ……」
「メタ的な発言はいりません。さあ、できるのかできないのか、どちらなんです?」
「で、できるかああああっ――!!」
「使えないですね」
 容赦なく、ベルカはナイトメアジャベリンでメイホゥを【串刺し】た。
「り、理不尽だあっ!!」
 そんなことありません、と取り合う気もないベルカの雷魔法がメイホゥの仕掛けたドローンを撃ち抜いた衝撃で電波が乱れ、加々美と抱き合っていた妹が消失する。
「あ、消えた?」
 正気に戻った加々美は怒り狂うメイホゥを呼び止め、指を鳴らした。
「ちょっとそこのお兄さん、ぜひサンドバックになってくれないかな?」
「へ?」
 にっこりと微笑んだ加々美は腰を落として、捻りを加えたアッパーを繰り出した。
「妹の仇だー!」
「ぐはあああっ!!」
 あまりにもな理不尽の連続にメイホゥは打ちのめされ、宙を舞い、妹の等身大パネルでところせましと飾られた壁に激突してひくひくと情けなく体を震わせた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ヴィクトル・サリヴァン
まーた強烈な…
とりあえず妹はいるよ。まあキミの理想とはずいぶんかけ離れてるとは思うけども。
…ところでどうでもいいんだけど、あの怪人は他人の妹は妹ヒロインと認めるのかな。

銛投げたりしつつ様子見。
キミの妄想の妹はどんな姿なのかなーとさり気なく話すよう誘導。
妹自慢を始めてきたらこっちも語ってみようか。
むかーしはスキンシップも中々のものでね、体当たりしてきたりとか思い出を語る。
でも結構痛いんだよアレ。
丁度こんな感じでね、とUC発動。
銛の次の水の鯱。それをもっと酷くしたようなスキンシップ…というのかな。
自信なくなってきた。
え、どんな姿か?見た目は俺に似ていると思うよ。白黒ツートン。

※アドリブ絡み等お任せ


桐府田・丈華
「こいつがここの支配者だね、みんなが迷惑してるし早々に退治させてもらうよ!」
ちょっと異様な雰囲気に内心不気味さを覚えつつボスと対峙します
バトルキャラクターを召喚し戦うも手強い攻撃に苦戦
丈華も女の子なのでお前も自分好みの妹に改造してやろうかなどと脅されるも
仲間の猟兵と共に連携して撃破を目指します
「お前みたいなお兄ちゃんなんかねがいさげだよ!」



「あちゃー。まーた強烈な……」
 その戦場は既に無法地帯。ヴィクトル・サリヴァン(星見の術士・f06661)は両ヒレで目を覆いつつ、あまりにもあまりな主張あふれる戦いの場へとひとまず三又の銛を投げ込んだ。
「きゃいん!」
 お尻に刺さったメイホゥの悲鳴に顔をしかめたのは桐府田・丈華(カードバトルゲーマー・f01937)で、内心の気まずさを誤魔化すように愛用のキャスケット帽を被り直して再びカードを翻す。
「行け! バトルキャラクターたち!!」
 カードの中から飛び出したニ十体ほどのキャラクターがずらりとメイホゥを取り囲み、逃げ場を塞いで武器を突き付けた。
「なんの……!!」
 だが、そこは腐ってもオブリビオンたる怪人メイホゥ。
『なにやってんのよ、このグズ兄貴! 今やらないでどうすんのよ!?』
 頭部のディスプレイに現れたポニーテールの妹が木刀を構え、口の悪い叱咤激励を送った瞬間、法被の中から数十体ものドローンが飛び立ってとっておきの妹スチルを高速で流布する。
「見よ、この身悶えするほどかわいい妹たちを!!」
「くっ……」
 集中砲火を受けて、丈華が僅かに後ずさる。
「む、よく見ると素材は悪くないな。どうだ、俺の妹としてギャルゲデビューしてみないか!? なに心配ない。きちんと俺好みの妹キャラに話し方から服装まで手ほどきしてやるぞおおおおっ!!」
「悪いけど、お前みたいなお兄ちゃんなんかねがいさげだよ!」
 たんっ、と跳躍してメイホゥの攻撃範囲から逃れた丈華は、ヴィクトルの隣に転がり込んで告げた。
「あいつ、強がってはいるけど結構がたが来てるはず。一気に決めよう」
「了解。そろそろ、上でバーベキューの準備もできた頃合いみたいだしね」
 ヴィクトルは頷き、まずはメイホゥの理想の妹像を聞き出しにかかった。
「お、俺の理想の妹……だと……!? そ、そんなものひとりに絞れるわけが……!! しかーし、ただひとつだけ外せぬ条件がある! それは『お兄ちゃん』呼びだ!! もうこれ絶対!!」
「なるほどねー。俺の妹はね、むかーしはスキンシップも中々のものでね……あ、これちなみにリアル妹の話なんだけど」
「むぐっ!?」
「何かあるとすぐ俺に体当たりしてきたりとかして、でも結構痛いんだよアレ」
「むぐぐ……くそっ、リアル兄貴はいいですなあ!?」
「そうそう。丁度こんな感じでね」
 その時、ざっぱーんとヴィクトルの投擲した銛を追うようにして巨大なシャチが尾ヒレを躍らせてメイホゥに〝スキンシップ〟を図った。
「ごぶっ――……」
「今だ!」
 溺れるように飲み込まれたメイホゥへの追い打ちをゲームキャラクターたちに命じる丈華。次々と攻撃を受けたメイホゥは水を吐きながら床に叩きつけられた。
「ちなみに色や見た目は俺と同じ白黒ツートンカラーでね、って聞いてないか。……ところでどうでもいいんだけど、キミは他人の妹は妹ヒロインと認めるのかな」
 ヴィクトルの問いかけにメイホゥは息も絶え絶えに腕を上げ、ぐっと親指を立てた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ギド・スプートニク
ルル嬢と

なるほど
貴殿の熱意はよく分かった
ならば見せてみるが良い
貴殿の推す『妹』とやらの真髄を

先程はただ好みを追い求めて
『妹』という存在について失念していた


つまりは肉親
家族
母上のように美しい銀髪と青い瞳
父上の要素はどうだろう
癖っ毛くらいは遺伝していた方が自然であろうか

兄を慕い、時々甘えてくる可愛らしい妹
今までひとりにしてしまって済まなかった
ようやく一緒に過ごせるようになったのだ
大丈夫、ひとりにはせぬよ

一通りイメージプレイを楽しんだ後

マイホゥよ、此れ程までに妹を愛していながらまだ分からぬのか
妹たちが貴殿を見る時の、悲しげな瞳を
今の自分をよく見るが良い
それが妹に誇れる、立派な兄の姿だと言えるのか?


ルル・ル
ぎどちゃん(f00088)といっしょ

るるるはね、妹ってよくわかんない…
けど、
怪人のおにーさんみたいなお兄ちゃんは、いやだな~

またぎどちゃんの妹、やたら具体的だね
るるるはやっぱり、ぱんだみたいな妹がいいな🐼

ごはん(笹)をおいしそーに食べる妹🐼
おもちゃ(タイヤ)で遊ぶ妹🐼
こてんと転がる妹🐼
お昼寝する妹🐼
ぬいぐるみみたいな妹🐼

んむ。かわいい!妹のよさ、わかっちゃったかも

だけど…これ、ただのぱんだだよね
すてきな夢をありがと、さよなら
もう、おにーさんにようはない
くじらちゃん(ガジェット)で殴る

ぎどちゃんみたいなお兄ちゃんは、いいとおもうよ
ん~よくわかんないけど、
たのしーし、たのもしーもんね



「くっ、なぜ俺の情熱が通じない……っ」
 悔しげに床へ拳を打ち付けるメイホゥの肩に手を置いたのはギド・スプートニク(意志無き者の王・f00088)だった。
「いや、貴殿の熱意はよく分かった」
「本当か!?」
「ああ。ならば見せてみるが良い、貴殿の推す『妹』とやらの真髄を」
 ギドが望む通り、メイホゥのPCは高速で彼の脳内をスキャンして唯一無二の『妹』という存在意味――レゾンデートル――を詳らかにしていく。
(「妹――つまりは肉親。家族。母上のように美しい銀髪と青い瞳。父上の要素はどうだろう。癖っ毛くらいは遺伝していた方が自然であろうか」)
 腕を組み、長い睫毛を伏せて思案するギドの真剣な顔の前でルル・ル(ニンナナンナ・f01886)がひらひらと手を振った。
「ぎどちゃん、はいりこんじゃってるね~」
 それからくるりとメイホゥを振り返り、「よくわかんないけど」と人差し指を頬骨に押し付けた。
「るるるはね、ごはんをおいしそーに食べて、おもちゃで遊んで、こてんって転がってお昼寝するぬいぐるみみたいな妹がいいなー」
 ただちにルルの理想をインプットしたバーチャル妹キャラクターが現れる。
「妹?」
 メイホゥが首を傾げた。
 なにしろそれは、タイヤに乗っかって笹を食べるパンダ以外の何物でもなかったからである。
「んむ。かわいい!」
「いいのかこれで!? シャチだのパンダだの、世界には俺の知らない妹たちがいるものだ……って、おおっ!?」
 メイホゥの目を奪ったのは、ギドの実際に自分に妹がいたらという推理に基づいて導き出された限りなく本物に近いはずの〝妹〟だった。
「おにいさま、お会いできて嬉しく思いますわ。わたくし、ずっとこの日を夢見ておりました。どうかその手で抱きしめて、おにいさま――」
 瞳を潤ませる妹の肩を抱き寄せて、ギドは「すまない」とつぶやいた。
「ようやく一緒に過ごせるようになったのだ。大丈夫、ひとりにはせぬよ」
「おにいさま……っ」
「ぎどちゃんぎどちゃん、戻ってきてー!」
 離れがたく抱きしめ合う兄妹の再会に水を差すのはルルの呼び声だ。ギドはふと顔を上げて、名残惜しく妹を手放しながらマイホゥを振り返る。
「マイホゥよ、此れ程までに妹を愛していながらまだ分からぬのか。妹たちが貴殿を見る時の、悲しげな瞳を」
「なに?」
 今度はマイホゥが我に返る番だった。
 無数のドローンに映る妹たちの表情は、確かにどこか悲しげに見える。まるで彼のことを心配しているような、そんな素振りだ。
「今の自分をよく見るが良い。それが妹に誇れる、立派な兄の姿だと言えるのか?」
「くっ、散々楽しんだ後でマトモなことを……!」
「うん、もうじゅーぶんに楽しんだ! すてきな夢をありがと、おにーさん」
 ルルのリボンが揺れた空間に、音を立てて変形しつつあるガジェットが召喚される。色は深き蒼。大きさは――ショップ内いっぱいほどもある。背中から潮を吹きながら突貫するのは、まさにクジラだ。
「わ、わ、わ……」
 ぷちっと小さな音がしてメイホゥは無数の粒子となって消えていった。
「ん~! いっけんらくちゃく!」
「身の程をわきまえぬ、哀れな敵であったな。妹、か。彼女たちから見た兄という存在はいかに在るべきか……」
「よくわかんないけど、ぎどちゃんみたいなお兄ちゃんは、いいとおもうよ。たのしーし、たのもしーもんね」
 そうか、とギドはルルに頷いた。
「では、店長とやらに報告をせねばなるまいな。確か屋上であったか」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第3章 日常 『他人の金で肉が旨い!』

POW   :    相手が居なくなればお肉は全部私のもの。物理で相手をお肉を奪い取る。

SPD   :    私の食事スピードについてこれるか?高速で焼けたお肉を取って食べる。

WIZ   :    我々は賢いのです。あらゆる手段でお肉を守りながらマイペースに食べる。

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●第3章 『報酬はバーベキューwith店長』
「ありがとうございます! ほんっとーにありがとうございます!!」
 山盛りの肉と巨大電気コンロを屋上に準備した店長は涙ぐみながら怪人を退治した猟兵たちにお礼を言った。よほど困っていたらしく、もう少しで閉店のビラを配るところだったとまで言っていた。
「実は、二号店の改装をしていたら大量の肉が出てきてしまって困っていたんです。牛肉の他に羊肉や鶏肉もありますので、ぜひ、こちらも皆さんで退治してやってください!」
 乾杯、とジョッキを掲げる店長の合図で無礼講となる打ち上げの幕が上がったのだった。
ベルカ・スノードロップ
※アドリブ・絡み歓迎

【WIZ】
しれっとUCで『妹』を召喚しておきます
お肉を焼いてもらったり、ちゃっかり確保してもらったり
あーんして貰ったり、さっきの怪人(マイホゥ)が見たら発狂物の光景を演出してみましょう

怪人相手には、あんなことを言いましたが
旗から見れば姉妹な状況ですよね。これ。
見る人が見たら、百合の花が咲いてそうな気がします。
そんな事は一切ないのですが……

あ、お肉は鶏肉と羊肉をメインで頂いています
「怪人たちが遺していったもの、どうするんですか?」
いい感じに流用できればいいでしょうけどね?


銅・加々美
無事退治できて良かったよ。
精神的な攻撃への対処するった て課題も見つかったけど、
まぁそれは後で考えよう。
今は、お肉を守る事を考えないとね。

最初は普通に食べようかな。
色々なお肉、楽しみだね。

と思ったけど、全然食べられないね。
野菜しかとれない。
美味しいけど、お肉も欲しい。
仕方がないから、焼く前のお肉を貰って、
自分用に端の方で焼いて食べようかな。
物理的にボクを排除しようと試みて来た人がいたら、
鏡界渡りで、受け流すよ。


ヴィクトル・サリヴァン
いやー本当によかったね店長さん。
ああいうので理不尽閉店とかもう哀しみしかないからね。
それじゃ、乾杯(ジョッキ掲げぐいっと)

さて次の戦い…おお、中々の物量。
俺も負けちゃいられないね。こう、種族というか体格的に?
競争率の低そうな種類のお肉を頂くね。質より量的な。
一仕事終えた後のごはんは格別、それにビールも合わされば…うん、最高。
勿論野菜も忘れちゃいけない…ポテトは野菜でヘルシーと言い張る系じゃないよ。
適度にリセット、それこそ長く美味しく食べ続けるコツなり。
皆にも適度に色々勧めたり。

…そういえば改装してたら大量の肉が、ってコンコンしちゃった感じなのかな。
ちょっとだけ気になる所。

※アドリブ絡み等お任せ


桐府田・丈華
真の姿解放!
目にも留まらぬ速さで肉をしっかり焼き そして口に運ぶ!
その姿、まさに流星!
「やっぱりお肉おいしいー!」


ギド・スプートニク
【無貌の民】
酒も飲めぬ訳ではないが、面子も面子なので飲み物はコーラか何かで十分だ

いい塩梅に肉が焼けたら腹を空かせて居そうな面々に振る舞う
ファータ嬢はもう少し小さく切り分けたほうが食べやすかろうか、とキッチン鋏で肉を切り分け

牛、豚、鶏にラム、苦手なものは特に無く
ソーセージやベーコンも、こうして焼くと普段より豪勢に感じるな

ルル嬢がマスクを外すところには、つい注目してしまう
いや、済まない
レディに対して不躾だったな

おや、イリス嬢は思ったよりもお嬢様だったのだな

その内、他の面々も交えて『向こう』でバーベキューをするのも良いかも知れぬ
ふふ、育ち盛りなのは良いことだ
店主が泣くくらい、存分に喰らってやるが良い


ルル・ル
【無貌の民】のみんなと

やったー!ばーべきゅー!
てんちょさん、太っ腹だね~
ぎどちゃん、まかせて!いっぱい食べるよー

るるるも、すきなの焼いていいかな?
お肉もいいけど、お野菜もおすすめー
たまねぎ、かぼちゃ、とうもろこし、しいたけ!
よかったら、みんなも食べてね
あ!ふぁーたちゃんには、ちいさく食べやすくして…
んむ!気づいたら、るるるのも食べやすいサイズ!
いりすちゃん、ありがと~

(お顔のドクロマスク、ちょいと外し)
甘めのタレにつけて、いただきまーす
わあ、スパイスもおいしそう!
ついつい、めいっぱい頬張っちゃうっ

みんなでわいわい。すっごくたのしい
がんばったかいがあったねー
うんうん。次はもっと、人あつめてやろ!


ファータ・カンタータ
【無貌の民】
わ、わ、お肉がこんなにたくさん…!
私も頂いてしまっていいのでしょうか…
食器は【フェアリーランド】で持参してきましたので問題ありません!
でもさすがにサイズが…わ、ギドさん、ありがとうございますね
イリスさんも!

食べる時は小まめに口元拭きながら頑張ってむちむち噛み千切りたいと思います
他の方が汚れてたらそちらも…!
ルルさんが焼いたお野菜も甘くて美味しいのです!
あ、壺の中にスパイスとかあるのですけど、これも掛けたら美味しいでしょうか…?

あまり焼肉というものを食べたことがないのですが
とっても楽しいし美味しいのですね!
旅団でもやったら楽しそうです!
お肉と皆さんにかんぱーい!なのです!(※ジュース


イリスロッテ・クラインヘルト
【無貌の民】
かんぱーい、なのです!(オレンジジュースを両手で掲げる

ギドちゃん先生とルルちゃんはお疲れ様なのです
イリスもご相伴に預かるのです!

ファータちゃんの分はギドちゃん先生が分けてくれてるのですね。
…はわー…
イリスもそれやるのです!(キッチン鋏を持ってきて真似っこ
(ファータちゃんの分と、自分とルルちゃん用にもちょっと小さめに切り分け)
イリスも家事の出来る立派なレディを目指すのです!
…お家じゃそうゆうお仕事の方がいるので、イリスやらせてもらえないのです

(幾らでも食べられちゃうので、周りの様子を見つつ量を合わせ…)
えへへ、みんなで食べるの美味しいのです
今度旅団のみんなともやるのです!



「いやー本当によかったね店長さん」
 乾杯、とジョッキを掲げたヴィクトル・サリヴァン(星見の術士・f06661)は平身低頭でお礼を言う店長へと気さくに声をかけた。
「これはこれは猟兵さん! いやあ、本当に商売あがったりでしたからね……二号店のある場所はうっかりコンコンしたらこの有り様で肉屋から譲ってくれと頼まれる始末で」
「あ、やっぱりコンコンしちゃった感じなのね」
「はい。キマイラフューチャーに生きとし生けるものの宿命ですね。めぼしい場所をコンコンしてしまう、というのは……」
 その時、可愛らしい声が彼らを呼んだ。
「はい、こっち焼けましたよー!」
「あ、どうもありがとうございま――ひええっ!?」
 焼肉の乗った皿を受け取ろうとした店長はそこに『妹』キャラクターを見て仰天した。鮮やかな緑色の神に透き通るような琥珀色の瞳。やや小柄で可憐な少女がトング片手に立っている。
「ま、まだ残っていたんです!?」
「ああ、違います。私のオルタナティブ・マインですよ。人手があると便利でしょう?」
 しれっとした顔で彼女に「あーん」と焼きたてを箸で食べさせてもらいながら、ベルカ・スノードロップ(享楽を求め続ける"ようかん"司祭・f10622)が状況を詳しく説明した。
「な、なるほど……! それにしても、そうやって並んでいると本当の姉妹のようですね。どうですか、2人揃ってうちでアルバイトしませんか?」
「残念ですが、私の方は男ですよ」
「えええ!?」
 心底からたまげる店長の反応にもベルカは慣れている様子で、『妹』が焼いた鶏肉の串焼きとジンギスカンを頬張っている。もしこの光景を怪人・マイホゥが見ていたら――それこそ卒倒して気も狂わんばかりにベルカを羨ましがったに違いなかった。
「ちょっと癖がありますけど、羊肉もいいですよね」
「ああ、色々なお肉があるんだな」
 銅・加々美(典外魔鏡・f12883)はどれにするか迷うように首を傾げてから、そっと箸を伸ばした。
「では、基本の牛からいただこうか――」
「焼けたあーッ!!」
 だが、美味しい匂いをたてて鉄板でじゅーじゅーしている肉を取ろうとした加々美の箸先はあえなく空を切った。まるで流星のように目にも留まらぬ速さで肉を焼き口に運ぶ少女の名を桐府田・丈華(カードバトルゲーマー・f01937)――その真なる姿をさらけ出して、打ち上げすらも全身全霊を込めて戦い抜く所存。
「これはやられたね」
 くすりと微笑んだ加々美は彼女が目もくれずに残しているとうもろこしを手に取り、かりっと白い歯を立てた。
「うん、美味しい」
「ピーマンも焼けてるよ」
 ヴィクトルの勧めに、加々美は有難いと頷いた。
「この歯ごたえが癖になるな」
「適度にリセット、それこそ長く美味しく食べ続けるコツなりってね。こう見えてもポテトは野菜でヘルシーと言い張る系じゃないよ」
 二杯目のジョッキを片手にヴィクトルが自慢げに胸を張る。
「やっぱりお肉おいしいー!」
 次から次へと肉を焼いては食べる丈華の嬉しい悲鳴が屋上に響き渡った。負けてはいられないと、ヴィクトルも腕まくりで勝負に出る。
「競争率の低そうなお肉はこっちに回して。じゃんじゃん片付けていくよ」
「じゃあ、ボクは焼く前の肉をもらおうかな」
 しっかりと自分の分を確保した加々美は端の方にある鉄板へ丁寧に並べると、一枚ずつトングで焼き具合を確かめていった。
(「今日の戦いはいい経験になったな。精神的な攻撃への対処法、か……帰ったらゆっくり考えるとしよう」)
 そういえば、とベルカは思い出したように店長へとたずねた。
「怪人たちが遺していったもの、どうするんですか? 捨ててしまうのももったいないような気がしますが……」
「そうですねえ、ちょっと流用できないか考えてみましょうか。何かアイディアがあったらいつでも連絡くださると嬉しいです」
 店長はそう言って自分の名刺と店のチラシを差し出し、ぺこりと深く頭を下げたのだった。

 【無貌の民】の囲む鉄板では、ギド・スプートニク(意志無き者の王・f00088)がパチン、パチンとキッチン鋏で肉を食べやすい大きさに切っている。その様子をイリスロッテ・クラインヘルト(虹の聖女・f06216)は口をぽかんと開いて見守った。
「こちらはファータ嬢に」
「……わ、ギドさん、ありがとうございますね!」
 ファータ・カンタータ(遥か彼方の花びら・f02060)は嬉しそうに頬を染めて、【フェアリーランド】で壷の中から取り出した妖精用サイズの食器にそれを乗せてもらった。
「……はわー……ギドちゃん先生じょうずなのです。イリスもそれやるのです!」
 普段、家ではやらせてもらえない作業をイリスロッテは楽しそうに繰り返した。よく焼けた肉をチョキン、チョキンと鋏で切り分けて、自分の分とルル・ル(ニンナナンナ・f01886)分を綺麗に盛り付ける。
「できた!」
「んむ! いりすちゃん、ありがと~」
「ふふふ! イリスも家事の出来る立派なレディを目指すのです!」
 得意げに胸を張り、イリスロッテは満面の笑みを浮かべた。
「おや、イリス嬢は思ったよりもお嬢様だったのだな」
「いりすちゃん、お嬢さま~」
 意外そうな顔をするギドと、囃し立てるようにはしゃぐルル。
「るるるも、すきなの焼いていいかな?」
「どうぞどうぞ! 足りないものがあったら言って下さいね」
「おー! てんちょさん、太っ腹だね~」
 店長のお墨付きをもらったルルは、遠慮なく鉄板に野菜を並べていった。輪切りにした玉ねぎにとうもろこし。それに串に刺したしいたけに薄く切ったかぼちゃ。どんどん鉄板が色とりどりであふれていく。ギドは器用にトングを操り、肉の種類に関わらず満遍なく焼いていった。
「ソーセージやベーコンも、こうして焼くと普段より豪勢に感じるな」
「はい! でも、本当に私も頂いてしまっていいのでしょうか……」
 遠慮がちに尋ねるファータに店長はもちろんだと頷いた。
「大歓迎です!」
「わ、わ……! じゃあ、遠慮なく! ……――んっ、美味しいです!」
 思い切ってがぶっと肉に食いついたファータは、ぱっと顔を輝かせた。もう一口、と懸命に噛みついた肉を美味しそうに咀嚼する。
「あ、イリスさんも口元を……!」
 自分の口を拭くついでにファータはイリスロッテの頬についたソースをぬぐった。両手でオレンジジュースのグラスを持ったイリスロッテがくすぐったそうに目を細める。向かいではルルがいつものドクロマスクを外してぱくぱくと肉を口に運んでいるので、ついギドの視線もそちらへと向かいがちだ。
「ギドちゃんほら、そんな見てないでこの甘めのタレおいしいよ!」
「いや、済まない。レディに対して不躾だったな。是非そのタレをもらおうか」
「あ、壺の中にスパイスとかあるのですけど、これも掛けたらタレに合いそうでしょうか……?」
 よいしょ、とファータは壷の中から取り出したスパイスの瓶をせっせと肉に振りかけた。
「わあ、スパイスもおいしそう!」
 香ばしい匂いにルルのテンションは遂にマックスに。めいっぱい頬張る彼女につられたように、隣のイリスロッテも自分の皿にとった分をぺろりと平らげた。
「えへへ、みんなで食べるの美味しいのです。今度旅団のみんなともやるのです!」
「賛成です!」
 汚れた口元をふきふきしながら、ファータが声を上げる。
「旅団でもやったら楽しそうです! お肉と皆さんにかんぱーい! なのです!」
 コーラのジョッキを掲げて、ギドも「そうだな」と頷いた。その内、他の面々も交えて『向こう』でバーベキューをするのも良いかもしれない。
「うんうん。次はもっと、人あつめてやろ!」
 彼の隣で、ルルが微笑んだように見えた。
「今回はがんばったかいがあったねー、ぎどちゃん。おなかいっぱいだよ」
「ふふ、育ち盛りなのは良いことだ。これだけ喰らい尽くしてやれば店長も本望であろう」
 視線の先で、全ての肉を完食された店長が泣きながら万歳をしている。こうして、怪人に乗っ取られたゲームショップは無事に平和を取り戻して次の日からは通常業務に戻ることができたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年03月01日


挿絵イラスト