Shoot The Moon~月彩アンバサダー
五条・巴
ご縁がありましたら幸いです。
猟兵としてでは無く、モデルのお仕事をしているワンシーンをお願いします。
高校時代から活動を初めて早7年ほど、顔見知りのスタッフも増え自然体で撮影に挑みます。
基本的に朗らかに、仕事はストイックに。
身に纏う服の形、雰囲気、デザイナーが力を入れたポイントが映えるように、どのようにしたらよく見えるだろうかということに集中しています。
一方頭の片隅では自分という存在を1人でも多くの方々に知って欲しいと願っている面もあります。
プチハプニングやいつもの仕事風景でも、
穏やかにマイペースに、時には面白くて笑ってしまう、年相応の姿をお願いします。
不明点はすべてお任せいたします。
よろしくお願いいたします。
――自分らしく在って、そんな自分を認めてもらおう。
高校時代からこの業界で活動を始めて早7年、ずっと抱いていた思い。
いや、今も思っているし、これからも変わらないだろう。
そんな五条・巴(月光ランウェイ・f02927)が居るのは、UDCアースのスタジオ。
新鋭シューズブランドのブランドモデルとして、雑誌の巻頭を飾る撮影の為である。
顔見知りのスタッフも多く自然体で仕事に挑めそうであるし。
話題性や将来性がある新鋭ブランドの顔になる事は、きっと今後の為にもなるだろう。
何より……今回履く新作シューズ。
『Shoot The Moon』というその名と、月モチーフのデザインが気に入ったから。
そのコンセプトやデザイナーの拘りは聞いており、頭には入っていて。
どう魅せればそれが映えるか、良く見える角度やポーズは……等々、真剣にシミュレーション済。
朗らかにスタッフと会話しながらも、カチリと仕事モードに切り替わる。
――のだけれど。
「申し訳ありませんっ」
刹那響く、女性スタッフの声。
どうやら撮影用の靴を間違って用意してしまったらしい。
「デザインは同じでもレディース……五条さんに履いて貰えないじゃない」
「スケジュールは変えられないし、困った……」
けれど巴はふと、『Shoot The Moon』を手にして。
「履かなくても、魅せ方はあるんじゃないかな? こんな感じとか」
靴の魅力を引き出す角度を意識し、ポーズを取って見せれば。
いいねぇ! とスタッフ達も乗り気に。
だって、『Shoot The Moon』――この靴の名は、『不可能に思うような事を成す』という意味だと聞いたから。
そして再び、こんな感じはどう? と別のポーズを取れば。
その姿に見惚れながらも、そろりと告げる女性スタッフ。
「あの、五条さん……まだ靴の商品タグがついたまま……靴紐も仮結びで」
「あ、ほんとだ」
そして彼女と顔を見合わせれば、思わず年相応の笑みを零してしまう。
それから、商品の良さを引き出すポージングや表情を追求しつつも。
自分を魅せる事だって、決して怠らない。
自分だけを照らす月のような光を浴びながら、美しく優雅にランウェイを歩いて。
センターカメラの前に立って、皆の心を惹きつけたい。
そしてやっぱり巴はいつだって強く願うから。
五条・巴という存在をもっと、ひとりでも多くの人達に知って欲しい――って。
成功
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