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銀河帝国攻略戦㉔~兵装撃滅せよ

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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 帝国旗艦『インペリウム』が射程内に入ったことを、タハニ・クルツリンガー(乱暴者は乱舞する・f03635)は伝える。
「ただ、『インペリウム対艦兵装群』の攻撃がキツかったな。そこで被害が出ちまった」
 反撃の砲撃は射程が届かず、有効なダメージを出すことは出来なかった。
「帝国旗艦『インペリウム』を撃破するには、対艦兵装群をどうにかしたうえで、射程内まで近づかなきゃいけねえんだ」
 対艦兵装群は至近の敵を攻撃することは無い。
 とはいえ、転移攻撃に備えて護衛はいる状態だ。
「護衛をぶっ飛ばして、対艦兵装群を攻撃するってのが今回の目的だな!」

 対艦兵装群はミサイル軍――兵装だけでも20mは超えているだろう。
「護衛の攻撃をかいくぐって、対艦兵装群に攻撃を加えなきゃいけないんだ」
 護衛である敵たちは自動小銃を持つ、標準的な人間程度の大きさの群れ。
 これらは倒しても良いし、倒さなくても良いとタハニ。
「気をつけて欲しいのは、今回攻撃したいのは対艦兵装群ってところだな。護衛をひたすら倒しても、『失敗』しちまうから気をつけてくれ」
 あくまでも兵装にダメージを与えることが目的なのだ、と念押しするタハニ。

「どんな風に護衛の攻撃をかいくぐるか、どんな風に兵装を攻撃するか」
 この2点をよく考えておいてほしい、とタハニは言う。
「準備が出来たヤツから順番に送っていくぜ。気をつけてな!」
 そう言うと、タハニのグリモアは一層まばゆく輝いた。


遠藤にんし
今回はスペースシップワールドです

 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 護衛をかいくぐり、兵装を攻撃するシナリオです。
 成功条件は「兵装にダメージを与えること」、ダメージの量に応じて成功・大成功判定があります
 護衛を撃破しても、兵装にダメージを与えていない場合は失敗・苦戦となります

皆様のプレイングを楽しみにお待ちしております!
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第1章 集団戦 『シェル・ウォーマシン』

POW   :    肉弾
【体当たり】による素早い一撃を放つ。また、【帰還用の推進剤を使用する】等で身軽になれば、更に加速する。
SPD   :    フィンガー・ブラスター
【両手の指先から熱線】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ   :    姿勢制御システム
空中をレベル回まで蹴ってジャンプできる。

イラスト:ケーダ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

如月・アストレア
【SPD】
「対艦兵装なら似たようなの持ってるよ♪ かもん!くりむちゃん! からの、デストロイド☆ジェノサイダー!」


CMF(クリムゾンフレーム)を呼び出して騎乗からの6.5Mの人型に変形。
そして亜空間から対『艦隊』用超荷電粒子砲を取り出して構える、というか横の銃座に乗り込む。

「よーし、ぶっ飛ばしていくよー☆ 射線からは離れてねっ♥」

対艦隊用超荷電粒子砲が護衛ごとインペリウム対艦兵装群をなぎ払う!

㉔の戦場全参加で全部ぶっ飛ばすぞー☆

【吹き飛ばし】



 巨砲を前にしても、如月・アストレア(クイック ビー クィーン・f13847)が臆することはない。
「対艦兵装なら似たようなの持ってるよ♪ かもん! くりむちゃん!」
 アストレアが呼び出したCMF――クリムゾンフレームに騎乗すると、それは巨大な人型へ変形する。
 巨大な機体はアストレアの四倍にもなるだろうか。アストレアが手を伸べれば亜空間に繋がって、アストレアはそこから対『艦隊』用超荷電粒子砲を引き出した。
 銃座に乗り込むアストレアへと護衛どもが自動小銃を構えて群がろうとするが、アストレアの狙いはその先の兵装へ。
「よーし、ぶっ飛ばしていくよー☆ 射線からは離れてねっ♥」
 集う力は輝きとなってアストレアの腕の中に集約――眩い輝きが視界を埋め尽くすと同時に、敵群を舐めるように超荷電粒子砲が発動。
 兵装めがけての攻撃は、しかし護衛たちをもまとめて薙ぎ払って宇宙の藻屑へと還していくもの。
「全部ぶっ飛ばすぞー☆」
 言ってアストレアは、更なる砲撃の構えを取るのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ダビング・レコーズ
空間戦闘に対応する為SF-2エウロスに騎乗
敵防衛網を突破し破壊目標への攻撃を行います

敵護衛機への攻撃は牽制程度に留め破壊目標への到達を最優先
追撃は機動力と回避性能で振り切りますが、包囲された或いは既に迎撃体勢を取っていた場合はメガ・ガトリングカノンの掃射で薙ぎ払い陣形を崩します
軽微な被弾は当機の痛撃耐性を以って無視します

敵兵装への攻撃にはプラズマ・バスターによるユーベルコードを発動
基部たる発射台を周辺ごと破壊
完全破壊に至らずとも砲台構造を破壊し脆弱化させる事で機能の無力化を狙います


トール・ペルクナス
対艦兵装群の破壊か、これは護衛に構っている暇はないな
雷電たる我が身で駆け抜け破壊しよう

仁王立ちで戦場に現れ即座に【雷電王】を発動
その身を雷電へと変換し雷速の【空中戦】で戦場を駆ける
護衛たちの射程圏内に入ったところで視界内の護衛に【発雷】の【属性攻撃:雷】で【先制攻撃】の【範囲攻撃】
ダメージを与えるのが目的ではなく雷光によるフラッシュで【マヒ攻撃】が狙い
「センサーが潰れれば視認もできまい」
護衛たちの足が止まった所を雷速ですり抜ける

対艦兵装群までたどり着いたら5本の電界の剣を【電磁誘導】で操作
自身のバリツによる格闘と剣劇の乱舞で見えうる範囲の兵器群を破壊する
「邪魔なものは統べて破壊させてもらう」


鞍馬・景正
この戦で鹵獲した鎧武者型装甲に【騎乗】
堕とした帝国の艦にあったものでよく分かりませんが、使える物は使っていきましょう。

◆突破
そして兵装に向け、抜刀と共に突撃。
迎撃に現れる護衛たちは進路を遮る者のみを斬り捨てて撃破。

体当たりしてくる個体は軌道を【見切り】、回避するか最低限の攻撃で引き剥がしつつ進撃。
足止めを喰らっている暇はない。

もし防衛網が厚く、突破不可能と判断すれば派手に立ち回り引き付ける事で事で他の猟兵を援護。

◆兵装破壊
目標の兵装群を射程に収めれば破壊活動を開始しましょう。
兵装群はミサイル――ならば弾頭部分のみを斬り捨て無力化していく。

太刀二刀流の【2回攻撃】で可能な限り破壊して参ります。


メガ・ホーン
【WIZ】
・俺は楽しい音楽ブリキロボ……だが、理不尽な暴力野郎どもに叩きこむ力も持ってんだぜ! 戦闘回路ロック解除! 行くぜ!

・胸部を展開して露わにした「大砲」で兵装に向って「捨て身の一撃」で砲撃をしまくる。雑になりそうな狙いは「スナイパー」で、防御は「オーラ防御」で補う。「衝撃波」「吹き飛ばし」を砲撃に込めれば護衛も巻き込めるだろう。

・「ああ、それでも俺は音楽で皆を元気にしたいんだ」
砲撃をしながら自身の装備品から【サウンド・オブ・パワー】で音楽を流して仲間を鼓舞。俺達の熱い魂のビートで、あのけったいな兵装を木端微塵にしてやろうぜ!



「戦闘回路ロック解除! 行くぜ!」
 メガ・ホーン(サウンドマシーン・f13834)の言葉と共に放たれた砲撃が止むことはない。
 メガの胸部よりあらわになった大砲による砲撃は兵装にのみ狙いを澄ませて。
 何度も何度も叩き込まれる攻撃に厄介な敵だとでも思ったのか、護衛たちは自動小銃の照準をメガへと合わせる――しかし鞍馬・景正(天雷无妄・f02972)の抜き去った武州康重が護衛らを斬り裂く。
 景正は鎧武者型装甲に騎乗した格好で兵装を一直線に目指す。
 景正は直線上の敵を斬り伏せるのみで、護衛のすべてを撃滅することを狙いはしない。
 残された護衛たちは変わらずメガを狙って自動小銃の引き金を引く。
 兵装めがけての攻撃に専心するメガに攻撃を防ぐ手立ては少ない。たちまちメガの体に弾丸が殺到し、機械の体は攻撃を弾ききれずに軋みを上げる。
「ああ、それでも俺は音楽で皆を元気にしたいんだ」
 それでも愚直に攻撃を続けるメガの両胸から、鼓舞するかのような楽曲が響いて。
「俺達の熱い魂のビートで、あのけったいな兵装を木端微塵にしてやろうぜ!」
 歌に合わせて声を張り上げるメガ。
 しかし、攻撃を受け続ければ音は歪む。仲間を守るための曲だというのに不協和音へ成り下がろうとしている――そんな時、仁王立ちで姿を見せたトール・ペルクナス(雷光騎士・f13963)は雷電へと変じ、空中へ身を躍らせる。
 発雷。先制。広範。
 姿を見せた瞬間トールは攻撃に移っていた。広い範囲を狙う攻撃は、兵装ではなく護衛を打ち倒すための力。
 雷光による激しいフラッシュが護衛の視力を奪う。明滅は暴力に近く、護衛らは倒れこそしないものの視界代わりのセンサーを潰されて行動は出来ない。
「センサーが潰れれば視認もできまい」
 動きの止まった敵の隙間を縫うように、トールは雷速ですり抜ける。
 そんなトールと共に、SF-2エウロスに騎乗するダビング・レコーズ(RS01・f12341)はひと息に兵装へと到達。
 あてずっぽうに撃たれた弾丸の僅かなものが辛うじてダビングに届いたが、痛撃耐性を得たダビングの動きを止めるには至らないものだった。
「プラズマ・リアクター最大出力」
 ダビングの言葉に、ダビングの体に宿る輝きが増す。
「――攻撃開始」
 強大無比なるユーベルコードの発動が、基部にまで至る。
 巨体であるダビングをもってしても十倍近く兵装が巨大。
 ダビングは持ちうる限り全ての力を用いて攻撃を叩き込むが、それでも完全破壊には至らない――基部に至る確かな手ごたえは、しかし、ある。
 砲台構造の受けた負荷は致命的なもので、更に景正が二本の太刀により弾頭へ斬りかかり、斬り捨てて無力化を図る。
 トールの元には、彼を取り囲むかのように五本の雷界の剣が浮かべられている。
 剣の切っ先は全て兵装へ。金の瞳に決意を籠めて、トールは兵装へと告げる。
「邪魔なものは統べて破壊させてもらう」
 電磁誘導により雷界の剣を操りながらも、トール自身もバリツによってミサイルを破壊しにかかる。
「砲台構造を破壊しました」
 幾度目かの攻撃に、ミサイルの発射台は完全に使い物にならない形に歪められている。
「弾頭、完全に無力化です」
 景正がそう告げたのは、斬撃を浴びせかけることで弾頭部分を完全に切り離すことに成功したから。
 ダビングと景正は静かに兵装の無効化を告げると、メガのかき鳴らす音楽はより激しくなって。
「理不尽な暴力野郎、受けてみろ!」
 メガの超重の砲弾が何度も兵装にめり込み、トールは格闘と剣戟の乱舞を敵へと叩き込む。
「そろそろ終わりだ」
 四者の叩きつける攻撃は、どれも苛烈なもので――、

 ――果たして、それらのうちどれが、誰の攻撃が最後の一撃となったのか。
 護衛の反抗も猟兵たちを止めるには至らず、猛攻は止められることはなかった。
 ミサイルはやがて活動を完全に停止、永劫の沈黙へと落ちていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月19日


挿絵イラスト