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スイーツを食べに行きませんか?

#コネクト・ハート #プレ締切は10/25(火)~23:59でお願いします。

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#コネクト・ハート
#プレ締切は10/25(火)~23:59でお願いします。


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「み、みなさん、ありがとうございました!」
 ヒーローショーに来てくれていた観客達を見送ったラクリマが、|猟兵《ファン》たちの前で、あらためてぺこりと頭を下げた。
 観客の応援もだけれど、|猟兵《ファン》のサポートがなかったら、きっと守り切ることはできなかっただろう。そう思うと今になって身体が震えそうになる。

「そ、それでですね……」
 いったん言葉を切ったラクリマが、上目遣いで|猟兵《ファン》たちを見上げる。
 観客達がいなくなったことで初依頼の緊張から解放されたのか、瞳には涙が滲んでいた。
「あの……スイーツで打ち上げ、とかいかがかと思いまして!」
 思い切ったお誘いの言葉は、自分が思っていたよりも大きな声になってしまったようで、言ったラクリマ本人がちょっとびっくりしていた。

「え、えっと、このあとこのまま、というのも急ですので、日にちを合わせていけたらいいなって思ってるんです」
 まだ目をぱちくりさせながら、わたわたとラクリマが言う。どうやら精一杯の感謝の気持ちということのようだ。

 いかがでしょう?
 ラクリマが|猟兵《ファン》たちをじっと見つめる。不安げに様子を伺う姿はまるで子犬のようで、先ほどまで剣を振るい、歓声を浴びていたラクリマと同一人物とはとても思えない。

「喜んでご一緒させてもらうよ」
 そんなラクリマを微笑ましく思いながら、|猟兵《ファン》たちが笑顔で口々にそう告げると、
「はい! よろしくお願いします!」
 ラクリマはぱあっと笑顔を咲かせ、もう一度元気よく頭を下げたのだった。


すい
 こちらはPBWアライアンスの一つ、コネクトハートの世界です。詳細は公式サイトをご参照ください。
 公式サイト【https://sites.google.com/view/connect-hearts/】

 今回は日常イベントになります。
 前回のヒーローショーのお礼という設定ではありますが、そこはあまり気にせず、いっしょに遊びたいな、と思っていただけましたら、参加していただけますと嬉しいです。


 デートはスイーツを絡めていただけるなら、シチュエーションはお任せいたします。いっしょにスイーツを作って食べるもよし、美味しいお店に食べに行くもよし、テイクアウトしてどこかへ行くなんていうのもありかもしれないですね。

●今回の注意点
 ・断章はありませんので、オープニング公開後プレイング募集開始となります。
 ・今回は、プレイングで合わせの指定がない限り、ソロでの描写になります。

 みなさまと仲良くなりたいな、と思っているラクリマからのお礼を、受け取って頂けましたら嬉しいです。
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第1章 日常 『プレイング』

POW   :    肉体や気合で挑戦できる行動

SPD   :    速さや技量で挑戦できる行動

WIZ   :    魔力や賢さで挑戦できる行動

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ベルカ・スノードロップ
年下に好かれる/女性に好かれる
【コミュ力】【優しさ】【礼儀作法】

スイーツ!
ということで『甘味の楽園』というスイーツパーラーでデートです

季節のフルーツを使ったパフェやタルト
他にも、フルーツドリンクが充実したお店です

フルーツを使ったもの以外に、チョコレートを使ったテイクアウトのお菓子や
蜂蜜を使ったお菓子なんかも提供されているようです。

デートですので、垣間見えているラクリマさんの性格にあわせながら
ちゃんとリードは、させて頂きますね
可愛い女の子に喜んで貰うのは、私にとっての楽しみですからね♪

タルトやパフェを「あーん」で食べさせあったり
ジャスミンティーに蜂蜜を入れたアイスドリンクを頼んだら
カップルストローで提供されて、一緒に飲んだり(それぞれで、ラクリマさんの反応を楽しんだり)します

※アドリブ、とらぶる、なんでも。



「ベルカさん、今日はありがとうございます」
 初依頼のお礼に、と思い、わたしが提案したスイーツでの打ち上げだったけれど、打ち合わせをしようと連絡をしてみたら、ベルカ・スノードロップ(【中将】少女を愛に染め救済せし夜の王・f10622)さんにお店や日にちを提案してもらっちゃいました。
 ベルカさんが勧めてくれた『甘味の楽園』というスイーツパーラーは、季節のフルーツをメインにしたお店で、パフェやタルト、フルーツドリンクなどがとても充実しているお店だそうです。

 約束の日。秋にしては暖かな日ざしと春のような柔らかな風が流れる中を、ベルカさんと並んで歩きます。
 すれ違う人が振り返るくらいの美人(?)さんなベルカさんの隣を歩くのは、ちょっと気が引けてしまうけれど、長い緑の髪が風に揺れるのがとても綺麗で、見惚れていたらお店についちゃっていました。

(な、なにもお話しできてませんでした……)
 ダメダメだなぁ、と少し反省モードになりかけたわたしに、ベルカさんは微笑みながら優しくお店の中にエスコートしてくれて……こ、これじゃお礼になってません! というかわたしがもてなされちゃってます!

 2人用のテーブル席に案内されて、改めて店内を見てみると、ログハウス風の内装に、木とお花の香りがふわりと漂うとっても素敵なお店で、席について目の前に座るベルカさんと店内を一緒に見ると、どこか別の世界をみているようでした。
「とても素敵なお店ですね。ベルカさんの雰囲気にもぴったりで、まるで絵画みたいに綺麗です」
 ほぅ、と息を吐きながらそう言うと、
「そう? ありがとう。でもラクリマさんもとっても可愛らしいですよ」
 さっきのガッツポーズとかね、と笑った顔がとっても悪戯っぽくて……。
 席に案内される前、こっそり気合いを入れ直したところもしっかり見られてしまっていたようで、ほわっ、と驚きながら、頬が真っ赤になるのが解ってしまいました。

「それじゃ、お願いします」
 そんなわたしを見て、ベルカさんがお店の方に合図を送ると、店員さんが一礼してお菓子が運ばれてきます。
 これって、注文まですでにしてもらっているってことでしょうか……。
「なんだかほんとのデートみたいですね」
 素敵なお菓子が運ばれてくる中、少し冗談っぽく言ってみたら、
「わたしはそう思ってますよ」
 真顔でそう返されてしまいました。……その笑顔は反則過ぎないでしょうか。

 少し目を反らしているうちに並べられたスイーツは2つ。
 深い紫のシャーベットに鮮やかなエメラルドグリーンの果実が映えるきらびやかなパフェ『Coppa de uva』と、タルト生地の上にまるごとの栗の上にお芋のペーストをかぶせ、真っ白クリームを山型にあしらった『秋のクロスタータ』……モンブランのタルトでした。

(ここが見せ場ですね!)
 目の前に並ぶスイーツを見ながら、心の中で気合いを入れて、
「ベ、ベルカさん!」
 思い切ってスプーンで掬ったブドウを差し出してみたら、ベルカさんは一瞬だけ、ちょっと驚いた風になりながらも、笑顔でぱくりと食べてくれました。

(サプライズになったでしょうか……?)
 美味しそうに食べてくれたベルカさんに、大仕事を終えた感じでひと息つこうとしていたら、わたしの前に、クレープ生地に包まれた栗とお芋のクリームが。
 え、ええっ。わたしもですか!?
 しっかり驚いてしまったわたしに、ベルカさんは「もちろん」と言って笑いかけます。さっきので有機を使い切っていたわたしは、目を瞑ってあーんしてもらったら、幸せな甘さに頬が緩んでしまうのでした。

 そんなところに運ばれてきたドリンクは、カップルストローの刺さった大きなアイスティー。
 あ、あのあの、あの!? と、ベルカさんと店員さんを交互に見るわたしに、
「ジャスミンティーのハチミツ仕立てです。ごゆっくり楽しんでくださいね」
 店員さんが微笑ましそうに解説をしてくれたのでした。

 ナチュラルにストローに口をつけたベルカさんに促され、わたしもストローを咥えますが、きっと今度こそ、真っ赤になってるんじゃないでしょうか。

 爽やかな甘さに少し落ち着きを取り戻し、そこからはなんとかお話できた……と思います。

 和やかな時間を過ごさせていただき、お店をでたら、ベルカさんに紙袋を手渡されて
「あとでわたしを思い出してたべてくれると嬉しいな」
 って、お土産にチョコレートまでいただいてしまいました。なんだか終始もてなさされてしまった気がします。

 こんどは、わたしももっとおもてなしできるようになっておきたいと思います。

大成功 🔵​🔵​🔵​

十二・エマ
アイドルちゃんからスイーツのお誘い!?
普段現場に行かないのにアイドル好きとか言ってるわたしぃからすれば先日の戦闘すら近づきすぎたんですけどぉ。
ま、まぁ、断ったら失礼かもしれませんし仕方ないですよねぇ。
アイドルアース恐ろしい。

まだ1度見ただけですが、ラクリマちゃんのあの頑張ってる姿はカッコよくて可愛くて、
うへへ、結構推せそうな......。



アイドルアースに詳しくないのでどうしてもお店はお任せ。

あまり積極的に話せないだろうけど、喋りだしたらぶわーっと先日のカッコよかった所とこれからも頑張って欲しいことを伝える



「来ていただけてよかったです」
 少し色づいてきた並木道を歩きながら、十二・エマ(トニエマ・f36559)さんに話しかけたら、エマさんは無言でこくこくと頷いて……じつは強引に誘ってしまって迷惑だったり、嫌がられたりしているのでしょうか?
 少し不安に思ったけれど、頬がときどきゆるっとしてくれるのを見ると、ひょっとして緊張してくれているのかも?
(今日はエマさんに楽しんでもらいます!)
 うん、きっと大丈夫。自分に言い聞かせて、エマさんをエスコートさせていただきましょう。

 わたしが選んだお店は『シュクレ』という名前の、ミニスイーツのお店です。お店に入って席に着いたのですが、向かい合って座っても、エマさんはあまり目をあわせてくれなくて……。

「え、えっと……ひょっとして強引にお誘いしてしまって、ご迷惑だったでしょうか?」
 ついに聞いてしまいました。するとエマさんは、思い切り首を振ると、
「な、なんといいますかぁ、普段生のアイドルさんと接することなんてなくてぇ」
 と、緊張してくれていた様子です。わたしなんかに緊張することはないのですけど、それでも迷惑でなかったことにほっとして、
「な、ならわたしで慣れてください!」
 つい大きな声になってしまいました。
 エマさんはアイドルアースの出身ではないみたいで、慣れていらっしゃらないようですけど、この世界にはたくさんのアイドルさんがいらっしゃいますし、わたしで慣れておけばこのあと安心です。

 そう伝えたら、エマさんは急にわたしのことをじっと見つめて、ラクリマちゃんのことは一度しかみていないけれど、と前置きした上で、
「ラクリマちゃんの|パフォーマンス《戦っているところ》は綺麗で美しかったですしぃ、頑張ってる姿は元気をもらえましたぁ、それに舞台でのキメ顔はとってもカッコよくて可愛くてぇ、慣れるなんてもったいなくて、しっかり推していけそうな……」
 いっきにいきなり褒められて、驚きながら照れまくっていたけど、話しているエマさんはとても楽しそうで、だんだん頬が緩んでくるところなんかも、ショーのこと覚えててくれてるのかなって、ちょっと嬉しくなってしまいました。

「これからも応援するので頑張ってほしいですぅ」
 そう言ってくれたエマさんに、精一杯の笑顔で「はいっ」って答えたら、タイミングをみていてくれたのか、店員さんがプチフールプレートを持ってきてくれました。

 緊張も解けて、笑顔のエマさんといっしょに食べるマカロンや焼きメレンゲ、プチエクレアは、いつもよりとても甘くて美味しくて、
 エマさんとまたこういう時間を過ごすためにも、しっかり頑張らないとって思えた午後でした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カーバンクル・スカルン
(腹の辺りを見つつ)大丈夫? チートデイとかならまだしも、結構人数いるよね? ……まあ、ラクリマさんがいいなら良いけど。私裏方だからラクリマさんが地獄のシェイプアップをしようとマネージャーさんが白目剥いてぶっ倒れようと関係ないし。

いくら新人さんとはいえアイドルはアイドル。なるべく個室がある店をチョイス。人目気にせずに食べられる場所がいいでしょ。あとは腹持ちが良い物の方がいいかな、この後レッスンとか次の仕事が入っている可能性もあるし。

ということでパンケーキ屋をチョイス。甘さ控えめのもある店だから、他の人達と被っても問題はないでしょう。

とりあえず私は……ここからここまでお願いするかなー?



「え、えと、どうしましたでしょうか……?」
 並んで歩いていたカーバンクル・スカルン(クリスタリアンのスクラップビルダー?・f12355)さんに、じーっとお腹のあたりを見つめられ、なにかおかしなところがあるのかなって聞いてみたら、
「大丈夫? チートデイとかならまだしも、結構人数いるよね?」
 まあ、ラクリマさんがいいなら良いけど。そう言いながら、
「あとで『地獄のシェイプアップ』とか『マネージャーさんの愚痴マシンガン』とかの苦情は受け付けないよ」
 と、言われてしまいました。
 た、たしかにちょっと気になったりしないわけではありませんでしたけど、あらためて言われてしまいますと、すこしお腹のあたりが……。
 無意識にお腹に手をあててしまったら、くすくすと嗤われてしまいました。

 和やかに歩いているうちに着いたお店は『橄欖』という名前の、カーバンクルさんおすすめの隠れ家的スイーツのお店。繁った緑の中に佇む古民家風の外観がとっても素敵なお店で、お部屋も1組1室に分かれていて、気兼ねなく使えるみたいです。
 こんなでもいちおうアイドルであるわたしのことを気遣ってくれたのでしょうか……もしそうなら、とっても嬉しいです。恐縮もしちゃいますけど。

「ここはパンケーキがおすすめだよ。甘さ控えめだし、フルーツ系も豊富だからね」
 お部屋に案内され、メニューを見ていたら、カーバンクルさんがそう教えてくれました。たしかにとっても種類が豊富です。
 クリームにフルーツ、アイス、中にはマジパンや砂糖菓子で飾り付けされてるものもあったりして、
写真を見ながらカーバンクルさんと味の予想をしているだけでも、とっても甘い気持ちになってしまいます。

「それにここのパンケーキはボリュームもあるから、けっこうお腹もいっぱいになるのよ」
 これならこのあとお仕事やレッスンがあっても安心でしょ。首をかしげたカーバンクルさんの、綺麗な赤い髪の中の黒い一房がふわりと揺れます。
 そんなところまで考えてくれてたんだ。そう思うととってもとっても嬉しくて、
「そ、それではこの、秋のパンケーキプレートを……Lサイズで!」
 わたしも応えないと、って、ついついがんばってしまいました。

 驚いたようにわたしを見たカーバンクルさんは、楽しそうに笑うと、
「とりあえず私は……ここからここまでお願いするかなー?」
 って、ええ!? 1ページほとんど全部じゃないですか!

 運ばれてきたテーブルいっぱいのパンケーキのお皿を余裕で重ねていくカーバンクルさんにちょっと圧倒されながら、わたしも3枚重ねのパンケーキと必死に格闘していたけど、それでもずっとお話が途切れなかったのは、カーバンクルさんがずっと話しかけてくれていたから……ですね。

 カーバンクルさんの応援に応えるためにも、そしてまたこんな時間を過ごすためにも、わたしももっとがんばりますね。

大成功 🔵​🔵​🔵​

蜩・コルト
ケーキ、というのは食べた事が無いので興味があります。お店はラクリマさんにお任せしますね。ぱく。なるほど。甘い……。
(無表情のままケーキバイキングを一周し、きっちり全品コンプリート)

カロリーが高い? なるほど、栄養価も高いのですね。保存が利きにくそうなのが難点ですが、軍のレーションにも良いかもしれません。報告書にも記載しておきましょう。ケーキはサンプルとして幾つか持ち帰りますね。

※表情筋が死んでるのであまり楽しそうには見えないが、本人なりに楽しんだ様子。

数日後。
「ケーキは一日3個まで、と事務所NGが出ました。サイボーグなので体重は元々重たいのですが?」



「ケーキ、というのは食べた事が無いので興味があります」
 晴れた午後の昼下がり、お店へと並んで歩き出したときに、蜩・コルト(鋼鉄の偶像・f38620)さんが言われた言葉にちょっとびっくり。
 お店もお任せして頂きましたし、コルトさんの初ケーキということなら、それはとっても光栄なことです。コルトさんは初めて出来たアイドルのお友だちですし、とっても気合いが入っちゃいます。
 それに……無表情ではあったけれど、その声音にちょっと期待が含まれているように思えたのは、わたしの希望、でしょうか?

 お店は、いろんなケーキが楽しめるバイキング形式のお店。ここなら種類もたくさんありますし、はじめてなコルトさんのお気に入りもきっと見つかる……と思います。

 と、思っていたのですが……。

「なるほど、甘い……」
「あ、あの、あの、ケーキはとってもカロリーが高いので……」
 さらりと全品をコンプリートして感想を述べるコルトさんに、わたしのほうがびっくりしてしまいました。
「なるほど、栄養価も高いのですね」
 そういうことではないんですが……。あわあわとプチパニックに陥っているわたしの前で、
「カロリーが高いのなら、保存が出来ればレーションとしてもよさそうです。報告書に記載しておきましょう」
 そんなことを呟きながらメモをとるコルトさんでしたが、食べるペースはちっとも落ちなくて、みるみるうちにお皿いっぱいのケーキが減っていきます。
 でもコルトさんを見ていたら、頬がときどき緩んだり、目尻が微妙に下がったりしているのに気がついて……。
 お店を出るときも、いくつかテイクアウトされていましたし、気に入って頂けたみたいでした。

数日後……。
 楽屋でテーブルいっぱいにケーキを並べていたコルトさんと、それを見たマネージャーさんが壮絶なバトルを繰り広げ、コルトさんはなんとか『1日3個まで』の権利を勝ち取ったそうです。

 それでも最後まで、
『サイボーグなので体重は元々重たいのですが?』
 と、呟き、不思議がっていたと、たまたま現場を見た方に教えて頂きました。

 コルトさんの事務所のみなさんには悪いことをしてしまったかもですけど、ケーキを気に入ってもらえてよかったです。
 またいっしょに食べに行けたらいいなって思っちゃいました……3個ルールは守らないと、ですけど。

大成功 🔵​🔵​🔵​

藤見・エスカ
ご一緒にスイーツ…
お食事へのお誘い、ですか?
とっても素敵なお誘い
ぜひともご一緒していけましたらっ!

一緒によさそうなお店を探していたら
お花をイメージした創作スイーツのお店が…!

そこで好きな花を聞かれ
ラクリマ様の後で
私も「やはり、藤の花…でしょうか?」と答えて…

ラクリマ様とお話しながら待っていたら、いよいよスイーツが…!

お互いが答えた花をモチーフにしたスイーツには
それぞれの花言葉が名前にあしらわれていて、とてもきらびやかです…!

藤の花のスイーツの優しい甘さに笑みをこぼしていたら
それを見ていたラクリマ様が目に移り
「お、お嬢様がいただきたいのでしたらその時はっ」
と、微笑みながらも照れてしまったり!?



「ご一緒にスイーツ……とっても素敵なお誘い、ぜひともご一緒していけましたらっ!」
 お礼のお誘いだったのですが、藤見・エスカ(藤見の月夜は永遠に・f38634)さんにとっても元気に言われてしまい、わたしのほうが照れ照れになってしまいました。
 それでも、紫の瞳をきらきらと輝かせたエスカさんの笑顔は、ショーのときと同じようにわたしにとっても勇気をくれて、
「こちらこそ、よろしくお願いします」
 と、わたしもめいっぱいの笑顔を返すことができた……と思います。

 そして、当日。
 お店は決めずに、というエスカさんの提案もあって、ゆっくりお散歩しながらお店を探していたら、
スイーツとは違ったふわりと甘い香りがして、誘われるように行ってみると、柔らかな日ざしの中、色とりどりのお花で飾られたかわいいお店が。

 見た目にはお花屋さんか小物のお店かなと思いましたが、看板には『Floral Nectar』とあって『イートイン』の文字も……ひょっとして、スイーツのお店なのでしょうか?
 エスカさんと2人で顔を見合わせ、思い切って店内に入ってみたら、そこにはお花をイメージした創作スイーツが飾られていました。
 そして店内にもたくさんお花が飾られていましたが、そこには外に飾っていたお花とは違う、香りの弱めなものが選ばれていて、お店の心遣いを感じます。

 お花に囲まれているうちに、ふと思いついて、
「わたしはアネモネが好きなんですが、エスカさんはどんなお花がお好きですか?」
 エスカさんの好みが気になって、そう尋ねてみたら、
「やはり、藤の花……でしょうか?」
 ちょっと考えてから、そう答えてくれました。

 それなら、と、エスカさんは藤、わたしはアネモネをモチーフにしたスイーツをお願いしてみたら、お店の方は笑顔で了解してくれて、出して頂きましたのは……。
 エスカさんがレアチーズに紫のクリーム、そこに緑の砂糖菓子を添えたケーキ、わたしにはカスタードの上に、白いお花が飾られているタルトでした。

 ケーキの名前は2品が1組で『ほんとうの優しさ』だそうです。

 ケーキとエスカさんの構図が1枚の絵画のようになっていて、綺麗だなーって見惚れていたら、
「お、お嬢様がいただきたいのでしたらその時はっ」
 フォークに刺したケーキを差し出されてしまいました!? エ、エスカさんのお顔が真っ赤です……!
 ちょっと躊躇いましたが、ここは勇気の出しどころ。覚悟を決めてぱくりといただき、わたしからもお返ししたら、エスカさんのお顔は、さっきよりも真っ赤になっていたけれど、応えてくれて……。

 そんなほんわかあったかまったりな時間。これからも一緒に過ごしていきたいなって思ってしまいました。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エリアス・アーデルハイト
(アドリブ連携歓迎)
「やっはろ、ラクリマちゃんがスイーツ食べたいと聞いて♪」

なんて言いながらやってきたロリっ子です♪
やっぱりアイドルって言われても女の子だし、美味しいスイーツを
一緒に食べに行くならエリィも一緒に行こっ♪
……あ、もしかしてカロリーとか周りの目とか気にしてる?
そこは逆に「アピール」のチャンスだよ、ラクリマちゃんの
可愛いとこ、魅せとかないと♪
カロリーに関しては、事前調査でローカロリー系のを
調べてきたから、食べ過ぎない様にすれば無問題☆

という訳で向かうのはゼリーショップ、此処のゼリーは
「こんにゃく」とかの代用をうまく使ったカロリーオフな
デザートゼリーがお勧めなんだって、一緒に食べよ?

――食べてる途中で美味しいと微笑む笑顔はシャッターチャンス♪
自然なスマイルはアイドルの可愛い所だもん☆



 スイーツでの打ち上げを提案させていただいてから数日後の昼下がり、待ち合わせ場所で待っていたら、
「やっはろ、ラクリマちゃんとスイーツ食べられると聞いて♪」
 エリアス・アーデルハイト(見た目は美少女(自称)、中身はチンピラ・f36810)さんに後ろから声をかけられて、ぴぃ、と変な声を上げてしまいました……。うう、いきなり恥ずかしいです。

 そんなわたしにエリィさんは、
「アイドルって言っても女の子だし、美味しいスイーツは大好物だよね。エリィと一緒に食べに行こっ♪」
 と、笑いかけ、わたしの手を引いてくれました。
 どうやらお店も決めてくれている様子で、迷いなくエスコートしてくれるエリィさんはとっても頼もしいです。

 2人で手を繋いで向かった先は、とってもきらきらしたゼリーショップ『Bijoux de fruits』。色とりどりのゼリーがディスプレイされていて、お店の中でイルミネーションが輝いているみたいです。
 つやつやと輝くゼリーが光を反射してすっごく綺麗ですし、いろんな味がたくさんあって、どれもとっても美味しそう。
(でもゼリーって、けっこうお砂糖たっぷりですよね。これ一個でどのくらいあるんでしょうか……?)
 ウィンドウの中で輝くゼリーを見ながら、頭の中でカロリー計算していたら、
「もしかしてカロリーとか周りの目とか気にしてる?」
 エリィさんに囁かれてしまいました。

 エリィさんが言われるには、アイドルとしては、そこは逆に「アピール」のチャンスなのだそうです。
 美味しく食べるところをみんなに見てもらって、しっかり可愛さアピールするところだよって教えていただきました。

「それにここのゼリーは、こんにゃくを使ったものや、自然由来の甘味料を使ったものとか、ローカロリー仕様も多いから、食べ過ぎなければ無問題☆」
 エリィさんの可愛らしい笑顔でそんな風に言われてしまうと、わたしも誘惑に勝てそうもありません。

 とっても豪華、だけどローカロリーな(はず)の『フルーツのゼリー・ア・ラ・モード』を注文して、2人でいただくことにしちゃいました。
 りんごにメロン、みかんと梨と桃といちご。ボリュームたっぷりなゼリーは、それぞれのモチーフの果物を象っていて、とっても可愛らしいです。
 さっそくいただこうとしたわたしを、エリィさんが、
「ちょっとまったー☆」
 と、すとっぷ。戸惑っているわたしを見て楽しそうに微笑むと、さむずあっぷで生配信がはじまっちゃいました!?

「今日は、スイーツのお店から生配信! ということで特別ゲストのラクリマちゃんでーす☆」
 紹介されてカメラを向けられてびっくり。わたわたしていたら店長さんっぽい人が笑って見てるので、どうやらお店の許可は取ってある様子です。
 すっごい緊張しちゃいましたけど、エリィさんがトークで引っ張ってくれて、すこしずつお話もできるようになって……緊張もほぐれてきたところで、お目当てのスイーツを2人でぱくり。甘さに自然と頬を緩ませ、美味しいですね……ってエリィさんを見たら、食べてません……?
「シャッターチャンスだからね♪」
 そう言われて気がつけば、カメラがわたしのほうに向けられていて、食べてるところをばっちり配信されてしまったみたいです。
 真っ赤になって顔を伏せようとするわたしに、
「自然なスマイルはアイドルの可愛い所だもん☆」
 すっごく可愛かったよ♪ と嬉しそうに嗤ったエリィさんは、わたしにカメラを渡すと、今度こそゼリーをぱくり。食べる所作もとっても綺麗で、笑顔はとってもとっても可愛らしくて、いろんな方が魅了されているのが解った気がしました。

 そのまましっかり食べ終えるまで、エリィさんの番組にゲストで出演させてもらっちゃいましたけど……マネージャーさん、友達とのプライベートってことで今回は許してください……!
 次に一緒に来るときは、わたしもちゃんと許可をもらってこないといけないですね。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年10月29日


挿絵イラスト