【お姫様のお願い】小さな惑星を保護せよ①
●惑星488、エゼル。
そこは一度滅ぼされて誰もがいなくなったと言われている惑星であった。
しかし、ひっそりと王族の姫が生き残り、小さく暮らしていた。
スクラップ集めを日ごろの趣味とし、隠れるように生きてきた姫に事件が起こる。
財宝を求めに来たならず者達に、見つかってしまったのである。
『……ピー!ピー!ピー……!
……誰……か……!
聞こ……え……ます……か!?』
猟兵達は突然の救助信号を受け取った。
たどたどしいスピーカーの雑音の中から、映像となって一人の姫が浮かび上がる。
「私は惑星488 エゼルで滅びたとされる王家の者です」
その姿は、ドレス姿ではなく、一人のパイロットとしての恰好であったが、気品は隠せなかった。
「現在、ベセルフォル号で宇宙へと飛び立ち、逃げているところです」
彼女は胸に手を置き、懇願の姿勢を見せた。
「敵は私が持つ、超破壊兵器の設計図を狙っています」
小さな翻訳機械が彼女の肩に乗って、高い音声を翻訳する。
「どうか、私の星と設計図を守ってください」
そう言うと、映像が乱れ、一度切れてしまった。
●
いつもとは違う宇宙服に身を包んだ、ノラ・ネコカブリ(ダークエルフの眠りの歌い手・f35214)はタッチパネルを操作しながら、ベゼルフォル号の映像を映し出す。
丸い球体型の、少し猫を感じさせるとがった羽のついたベゼルフォル号は、敵の襲撃によって多少破損しているように見えた。
「今回の任務はお姫様の救助なのら」
ノラは淡々と任務を話す。
「まず、お姫様の船、ベゼルフォル号の識別番号などからお姫様の地点を割り出してほしいのら」
広い宇宙で、船にはちゃんと番号が振られている。その番号から、アクセスすれば宇宙の地点は割り出せるだろう。
「識別以外にも、お姫様から情報を聞いたり、励ましてあげてほしいのら。どうやら、一人で逃げ出してきているみたいなのら」
不安な彼女を何とかなだめて、逃げ回る気力を保つのもまた猟兵の役目である。
「地点が分かったら、追いかけまわしている敵の船に侵入し敵を倒してほしいのら」
ノラは、別の船の映像を映し出す。
小型船ではあるものの、T時の交差部分に球体が付いた船が執拗に追いかけまわしているらしい。
「敵は雇われたならず者なのら。やつらは、今回の目的である『設計図』以外の強奪を頼まれてはいないようなのら。強奪の対象でない猟兵達は、死角から仲間を呼ばれて不意打ちを受ける可能性があるのら。気を付けるのら」
猟兵達がならず者の気を引くためのアイテムなどを持っていれば別であろうが。どうであろうか。
「あと、物品を盗むビームを放ってくるのら。アイテムを盗まれると、この小型船のどっかに転移されてしまうのら。武器とかは注意するのら」
小型船は小さいが、戦場で探している暇はない。替えが聞くものなどを用意した方がよいだろう。
「最後に戦場の空間を、ならずものたちの絶対服従の命令空間に変えてしまうのら。反抗すると行動の成功率が下がってしまうので注意なのら」
ノラは、一人の男性の姿を映し出す。その姿は、半分機械の男の姿であった。
「体を機械に改造することを提供している機械帝国の王子だと言われているのら。ここが破壊兵器を狙っているのらね」
機械帝国。生身の人間は少なく、改造によって生きながらえる宇宙人たちの惑星だ。
「残念なことに、この王子のオブリビオンは今回、確実に倒すことはできないのら」
倒せないことが予言されているオブリビオン。珍しい話であった。
「このプリンス・ロベルトは機械の体で小さな機械を動かすことができる存在なのら。攻撃の仕方は、浮遊球体ロボットとの連携のタックル攻撃なのら。ロボットと連携できないと威力が半減するのら」
護衛の球体ロボットは、王子の周りを常に回っているようだった。
「この球体ロボットは連携して、レーザービームをコンマ単位で放ってくるやっかいなやつでもあるのら」
当たれば、負傷は避けられない。小型船の船の中での戦いでは直線通路は避けた方がいいだろう。
「予見では、王子はこの球体ロボットを【自爆】させることで煙に包まれて脱出してしまうようなのら」
ノラは、王子の映像を消す。
「でも今回の目的はあくまで、姫の安全の確保。撃破は次の二足歩行兵器での対戦を待ってほしいのら」
王子との決着は、ロボットでの決戦となりそうであった。
「じゃあ、任務に取り掛かってほしいのら。船で出発なのら!」
ノラはこぶしを上げると、猟兵達は準備を済ませて宇宙へと出航していった。
はるかず
●こんにちは、はるかずです。私が知ってる限りのSFを考えてみました。
●第一章
お姫様の宇宙を彷徨うベゼルフォル号の探知をしてもらいます。
お姫様は、一人で暮らしていたため、不安もあるので会話もぜひぜひしてあげてください。
追ってはベゼルフォル号を追っているようです。
●第二章
敵の船に乗り込み、戦いを挑みます。
ならずものは、雇われ人であり強奪する目的のもの以外を盗もうとはしません。
しかし、猟兵達の中で気を引くものがあれば、不意打ちを避けることができるかもしれません。
●第三章
やはり、一番最初に出てきたボスは、決着はロボットでしてほしいと思って逃げおおせる予知となっております。
その展開を見越しての、RPをお願いしたいと思っております。
敵のプリンス・ロベルトは『設計図』を使って、全宇宙の支配をもくろんでいます。
●SFは初めてなので、お手柔らかによろしくお願いします。
第1章 冒険
『救難信号』
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POW : 連絡を取り、声をかけて励ます。
SPD : 迅速に救助にたどり着く。
WIZ : 逆探知で場所を割り出す。
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
「迅速にかつ正確に慎重にせねば」
『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』で探知・捜索・連絡・経路の確認・確保をそれぞれの型で創造して展開し「こちら猟兵ティティス、信号もしくは応答を要求する」と言いながらパルスも照射し、生命や生きる意志を感じた方向へ向かいます。
掌サイズのファンネルビットで捜索し続けて光信号や音声捜索で探して、応答や藩王があれば空間転移をして姿を見せて安心させます。
「こちら猟兵ティティス、救助に来た。必要救護者や緊急対応者の確認と連絡を、必要に応じたファンネルビットやトランスフォームを行なう」
と伝えて害意が無い事を現わす為に非武装で姿を見せます。
シモーヌ・イルネージュ
救難信号をおおっぴらに出す、ということは相当に追い込まれてるってことだな。
もう位置を隠す必要もないだろ。
ならば、船の座標位置を教えるように連絡を採るのが手っ取り早いね。
もしかすると機器の故障や攻撃でそれもままならないこともあるか。
そのときは、連絡してくる電波の方向から位置を割り出す方法もあるね。
その辺の処理は船の航法装置にお任せして。
あとは逃げる者の気力次第。
向こうにいいたいのは、とにかく逃げろ。
逃げていれば、アタシらが追いついて、必ず助け出すから信じろ。
光速でそっちに向かってるからもうすぐ着くよ!
実際時間は少しかかるんだろうけど、こういうときは事実を言う必要はないからね。
土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎
「あらあら……。ふふ、ご安心を。お手伝い致します」
一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛え、義憤もその下に隠す。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。
【軽業/早業】にて【地形の利用】もしながら先行し、【第六感/聞き耳】で【情報収集】した結果を他の仲間たちへ伝えます。
暗ければ【暗視】も活用。
何か困っていたり負傷したりしている猟兵には、状況次第で【義侠心】から優しく元気を与える他、必要に応じて【医術】で治療を。
UCは状況に合わせてどれでも使用。
後はお任せ。
救難信号を受け取った猟兵三名は、船で宇宙を彷徨うのベゼルフォル号の捜索に乗り出していた。
ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)は《マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット》の力で、ビット達の形状を受信機、通信機、および探知機の姿に変えさせた。
そして、探知機達を広い宇宙へと飛び出させた。
「救難信号をおおっぴらに出す、ということは相当に追い込まれてるってことだな」
シモーヌ・イルネージュ(月影の戦士・f38176)はそう状況を判断する。
「迅速にかつ正確に慎重にせねば」
その判断にティティスは頷く。
「皆さんの、お手伝いをさせていただきます」
2人の影で、治療キットを携帯させていたのは、土御門・泰花(風待月に芽吹いた菫は夜長月に咲く・f10833)である。
3人共、この非常事態に即応できる猟兵達であった。
そして、ビットが一つの信号を受け取った。
小さく、ティティスの受信機ビットから聞こえる、か弱い声であった。
「こちら猟兵ティティス、信号もしくは応答を要求する」
「もう……駄目かもしれない」
受信機からはそんな、弱音を吐く声が聞こえる、か弱い声であった。
ティティスは、そのか弱い声から小さなパルス信号しか受け取れない危険性に気づいた。
「目標は、生きる意志を失いつつある」
ティティスは状況を冷静に他の猟兵達に伝えた。
「状況は、一刻を争うようですね」
緊張した空気と面持ちで、泰花が言葉を発する。
連絡用のファンネルビットの通信機器に、シモーヌは姫に語り掛ける。
「とにかく逃げろ」
それは、彼女自身の生に対する執着、気力溢れる声であった。
「逃げていれば、アタシらが追いついて、必ず助け出すから信じろ」
向こうの声が、はっと息をのむような気配がした。
「光速でそっちに向かってるからもうすぐ着くよ!」
通信機に、気力を取り戻した声が聞こえる。
「来てください。ポイント092に向かって下さい!」
姫の助けを求める声が船内に響き渡る。
その強く発せられた生気のこもった声が強い信号となって伝わる。
ティティスは救難信号の発信源を特定した。
「了解した。空間座標092で信号を検知」
その瞬間、ティティスの姿が船内から消えた。
そして、その姿は自動追跡機に追われている姫のベゼルフォル号の前に出現した。
美しい黄金の女神は髪をなびかせ、宇宙に漂う。
ビット達が周囲を飛び回り、ティティスは手を広げて、敵意がないことを示す。
「こちら猟兵ティティス、救助に来た。必要救護者や緊急対応者の確認と連絡を、必要に応じたファンネルビットやトランスフォームを行なう」
更にビット達が展開して、敵の球体型の自動追跡機をレーザーで焼き薙ぎ払った。
ベゼルフォル号は停止し、ティティスのビットに通信を入れる。
「ありがとう。助かりました……」
そこからは、本当に安堵の声が漏れていた。
こうして、無事にベゼルフォル号は、猟兵の船と合流することとなった。
ビット達が、姫の体を様々な波長で検査し、体の異常がないかを確認する。
データを確認しながら、泰花は霊符を取り出し、けがした場所に張る。
「少しですが、怪我をしておられますね」
「皆さん。ありがとう、励ましてくれたのはどなたですか?」
姫は、横になりながら猟兵達を見遣る。
泰花がシモーヌの方を見遣ると、シモーヌは頷いて応えた。
「あたしだ。アンタの生きたい気力が、声を発せさせたのさ」
「本当に……気力がわきました」
そう言って、感謝の気持ちを伝えると、姫は眠りについた。
その状況を確認し、ティティスは号令を発する。
「|猟兵号《イェーガー号》、任務達成。これより帰還する」
猟兵達の船は、姫を回収に成功し、一度船を旋回させてワープの準備を始めた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)は|猟兵号《イェーガー号》の医務室に運び込まれた姫の姿に、驚きの声を上げた。
「大丈夫!?けが人でしょう?!」
薬をワタワタと片付けながら、診察のベッドを開ける。
猟兵達が姫を寝かせると、姫の重かった瞼が開いた。
「あなたが、この船の医療官さんですか?」
姫は、首だけを横に向けてバジルに問いかける。
「そうよ、あなたの救助の信号を受け取って一緒に乗ってきたの」
霊符で治療され、貼ってあった箇所を確認しながら、手足を動かしてみたりして体の部位が無事動くことをバジルは確認する。
「聞いてください。そして、後の猟兵達にも伝えてください」
「何か重大なことを言いたいのね」
こくんと、姫は頷く。
「私の星は、星に擬態するオブリビオンによって支配され、元の星がどれだかわからなくなってしまっています」
新しい情報が入り、バジルはメモにそれを書き留める。
「機械帝国の目当ての、新破壊兵器の計画書はここにあります」
姫はぎゅっと握りしめていたこぶしを開く。そこには小さなメモリがあった。
「これが、計画書です」
小さなメモリを、バジルに渡す。
「こ、こんなものが……」
自分の手に破壊兵器の情報がのっていると知り、少し慌ててしまうバジル。
「どうか、皆さんの手で慎重に破棄してください。こんなものはあってはなりません。この兵器は、星ごと破壊する兵器なのです」
冷や汗をかきながら、バジルはメモリを握りしめる。
「わかったわ。これは私の方から猟兵達と責任をもって破棄させていただくわ」
ごくりと生唾を飲み、その小さい計画書の入ったメモリをポケットに入れる。
「でも、あなたはここで安静になさって」
「はい。私の星を、計画書を……お願いします」
そう言伝ると、姫はもう一度、横になって眠りについた。
「ポケットにこんな重要な秘密を入れるなんて……うー、怖いわ!」
クールビューティーにふるまえない自分に、しかめっ面しつつ。
姫を起こさないようにして足音を忍ばせて、バジルは医務室を出た。
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『ギャラクシー・ならずもの』
|
POW : ユニバース・強奪作戦
指定した対象を【略奪と蹂躙の獲物】にする。対象が[略奪と蹂躙の獲物]でないならば、死角から【テレポートで無数の仲間】を召喚して対象に粘着させる。
SPD : スペース・お持ち帰り
【生物にも効くアスポート・ビーム】が命中した物品ひとつを、自身の装備する【宇宙船などのアジト】の中に転移させる(入らないものは転移できない)。
WIZ : コズミック・ハメ殺し
戦場内を【ならずもの様の命令に絶対服従の】世界に交換する。この世界は「【反抗心を持つほどに身体は従ってしまう】の法則」を持ち、違反者は行動成功率が低下する。
イラスト:小日向 マキナ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
|猟兵号《イェーガー号》がワープのために、ホール内に飛ぼうとした時。
同じように、T字型の追手の船が侵入してくるのが分かった。
追手は、猟兵号にまとわりつき、中に侵入しようと試みる。
猟兵達は、このならずものたちに対処せねばならない!
アズマ・ムラサメ
やっと戦いの時間か、待ちくたびれたぞ。
迎撃するにせよ、こちらから乗り込むにせよ、敵は全て斬る。それだけだ。
略奪の対象?ふむ……私の夜叉刀は無銘だが業物だ。いい値で売れるのは間違いないだろうな。
欲しければ力づくで奪ってみせろ。それがお前たちの流儀なのだろう?
そう簡単にはやらせんがな。【気圧殺し】を仕掛ける。
仮に死角から敵が現れても戦闘能力が半減していれば対処は容易だろう。
影響下にある者を一人ずつ【先制攻撃】して斬り捨てる。
この程度の者たちを斬ったところで剣の腕が上達する訳でも無し。
もっと斬り応えのある者はいないのか。
シモーヌ・イルネージュ
まだ追いかけてくるとは仕事熱心と言うべきか、それともこちらを舐めてるということかな。
邪魔な連中だし、放っておくと後々も厄介そうだから、ここでやっつけてしまおう。
ただ、悪知恵が働く連中だし数も多いから、こちらの姿を隠した形で戦っていこうか。
使い魔『サテリット』も囮で使って、注意を逸らそう。
蛮刀『メルキュール』で戦おう。
船内の戦いだから、扱いやすく、刃渡りは短く調整。
UC【影朧隠爪】で姿を影に隠し、相手の隙を付く形で【ダッシュ】と【なぎ払い】で狩り出していこう。
ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
「ギャラクシーならず者…汚点な害悪だ、駆逐する」
周辺と猟兵を見て通信を取りながら『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』で盗まれそうな物品に変型させて、敢えて盗ませて盗品アジトの内情を映して記録して猟兵見せます。
敵を見付けたらアテネ・ニケ・パルスフラッシュで消せない光線を点灯しアルテミス・レーザーで攻撃をしながら猟兵と連携攻撃をしながら透明化+視聴嗅覚を阻害して混乱や好機を狙い誘います。
盗まれた物品を発見したらファンネルビットで触れてテレポートさせて開封し収納します。敵が盗まれて激怒したら「盗まれる気分が理解できたか、ならば潔く駆逐されろ」と言い放ちます。
緋月・透乃(サポート)
『今日も元気に食べて楽しく戦おうね!』
人間で22歳の女性です。
いつも元気で、強敵との戦闘、食べる、スリルを味わうことを好みます。
基本的に自分の楽しみのために行動し、敵味方問わず他人の心情等には配慮しません。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用します。
戦闘では真っ正面からの突撃を好み、負傷は気合いで耐えれば良いと考えています。
戦闘以外のことも大体気合いと力でなんとかしようとします。
脳筋です。
武器は主に『重戦斧【緋月】』を使用しますが、他の武器の方が有効そうならそちらを使用することもあります。
クロムキャバリアでも生身で戦います。
不明な点はおまかせします。よろしくお願いします。
六島・風音(サポート)
ガレオノイドのスターライダーです。
スピードなら誰にも負けません。
基本的に人の話を聞かず、スピード勝負に持ち込みます。
そんなことより駆けっこです。
普通に駆けるか、天使核ロケットエンジン搭載の宇宙バイクで駆けるか、ガレオン船形態で駆けるかは状況によります。
ユーベルコードは使えそうなものはどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
蒼月・暦(サポート)
デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。
普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
侵入者確認、全員戦闘配置――!
侵入者確認、全員戦闘配置――!
侵入者は貨物ブロックに侵入した模様。戦闘員全員配備せよ。
アラームが鳴り響き、猟兵達に緊張が走った。
「やっと戦いの時間か、待ちくたびれたぞ」
警報ライトによって赤く染まる室内に、アズマ・ムラサメ(夜叉の剣姫・f38754)の滾る精神の高揚の声が響く。
「まだ追いかけてくるとは仕事熱心と言うべきか、それともこちらを舐めてるということかな?」
シモーヌ・イルネージュ(月影の戦士・f38176)は蛮刀『メルキュール』を引き抜く。
「迎撃するにせよ、こちらから乗り込むにせよ、敵は全て斬る。それだけだ」
シモーヌの言葉に、アズマはそう返し、室内を出て貨物ブロックに向かおうと走り出す。
「今日も元気に食べて楽しく戦おうね!」
シモーヌの後方を、緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)が戦斧を担いで付いてきた。
貨物ブロックに続く道では、すでに戦闘になっていた。
金色の髪をなびかせ、巨大な砲からビームを敵陣に打ち込む女性。
ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)は廊下の前の敵に向かって光線を放っている
。
「ギャラクシーならず者…汚点な害悪だ、駆逐する」
《アルテミス・レーザー》による射撃と、敵のビームの攻撃が交錯し、戦場では遠距離攻撃の合戦となっていた。
「このビーム合戦の中じゃ、かけっこもできないです」
六島・風音(スピードなら誰にも負けません・f34152)は、曲がり角の影に隠れながら、好機を狙っていた。
「こちらが接近するだけの戦力、他の部隊の到着を待つしかないなの!」
蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)は、帽子にレーザーが当たらないように、小さく縮こまりながら味方の到着を待っていた。
「大人しく、設計図を渡すことだな、お嬢ちゃん方!ぎゃははははは!」
敵のレーザー光線銃の放つ音の向こうから、そんな笑い声が聞こえる。
そして、その時が来た。
「アズマ・ムラサメ。ただいま推参した」
「緋月も元気に推参だよ!」
ティティスは、到着したアズマと緋月に目だけで視線をやると、現在の状況を伝える。
「把握した。現在の敵の数は8体ほど。略奪の対象が無い限り、テレポートで随時仲間を送ってきている。10体ほど倒したが、現在も増えている模様」
淡々と、ビームを打ちながらティティスは説明する。
「現在、8体ね!なら、こっちも手数で押し切れるなの!」
蒼月は好転しそうな戦況に、目を輝かせた。
「この光線合戦はどうやって潜り抜けますか?」
冷静に、六島が問う。
「それならもう、済むところだ」
アズマ・ムラサメはそう言い切った。
「ぐぁっ!」
「ぐはっ!」
「な、なんだお前!」
相手の敵兵が倒れる音がする。
ビームの光線が一時途絶え、敵の悲鳴が廊下に響いた。
『地に這いし影よ。我に従い我を守れ』
そう詠唱が響くと、影から一人の女性が出てきた。シモーヌである。
UC《影朧隠爪(シルエット)》によって、背後からの攻撃を仕掛けていたのだ。
バサッ、バサッと、死体が積み重なる。
そのシモーヌから避難しようと、ならずものが廊下へ飛び出してくる。
「敵を目視した。猟兵の突撃のため、迎撃を一旦停止する」
ティティスは、他の猟兵達のならずものへの迎撃のために、一度射撃を停止する。
レーザー光線が止んだ廊下へと、次々とアズマ、緋月、六島、蒼月が突撃する。
「アナタたちを成敗するなの!」
「アズマ、参る!」
「楽しく戦おうー!」
「スピードなら任せてください!」
敵も、突如交戦に入ってきた猟兵達を迎え撃つ。
「こうなったら、たくさん呼ぶしかねえ!テレポートだ!」
わらわらと、烏合の衆のようにならずもの達が現れ、レーザー光線銃を放つ。
その攻撃に対して、まず、蒼月が《無限の眼力(インフィニット・ヴィジョン)》を使い、大量のビームを高速で回避する。
『その動き、私には良く見えるよ!』
ひょいひょいとレーザー光線銃を避ける蒼月に、敵は戸惑う。
「なんじゃこりゃぁ!?」
敵の驚きの声の隙を、ティティスは見逃さなかった。
『パルスに響く幽魔月精の波長は決して消えない』
砲門がすべて開き、パルスの光が戦場全体を包み込む。
UC《アテネ・ニケ・パルスフラッシュ》により、敵にパルスフラッシュの状態異常がかかる。
状態異常にかかってふらつく敵の前に、緋月が戦斧で薙ぎ払い、敵前列をなぎ倒す。そんな中で、六島が敵の中に入って行く。
パルスによって弱りながらも、ゲラゲラと下品な声を上げて、ならず者は挑発する。
「嬢ちゃん、わざわざ盗まれにきたのかい?」
ならずものは六島のガレオンアーマーに向かって、【盗み】の効果があるビームを放とうとする。
『かけっこしたいんですか? 負けませんよ?』
彼女が、ビームからぴょんとウサギのように飛んで逃げると、なんと戦場一帯のビーム光線が止んだ。
動揺する敵のならずもの。
「いってませんでしたっけ、私のかけっこ中は誰も戦えませーん!」
お調子よく六島は笑うと、ぴょんぴょんとはねて時間稼ぎをする。
戦場のビームが止んだ時に、ずいっとアズマが歩いて出てくる。
ならずものは、翻弄されながらその姿を目視し、声をかけた。
「でもまだまだだ。俺たちは、盗むものさえなければ、いくらでもでてこられるんだからなぁ!」
「ふむ……私の夜叉刀は無銘だが業物だ。いい値で売れるのは間違いないだろうな?」
「じゃあそれも頂戴してやるぜぇ!へへへへぇ!」
ならずものは舌なめずりする。
そんなならずものに、アズマはただ夜叉刀に手をかけた。
「【大人しく斬られろ】」
そう、彼女が言い放った途端。
「そんな命令効くか……ばか、な……!」
【殺気】に青ざめ、足を震わせるならず者達がいた。
そのならず者に静かに近寄り一太刀で、斬り捨てる。
更に、後方で何人も倒していたシモーヌも、蛮刀『メルキュール』で【薙ぎ払い】で倒していく。
「この程度の者たちを斬ったところで剣の腕が上達する訳でも無し」
「その通りだな」
互いに、雑魚であるならずものに対して感想を述べるアズマとシモーヌの二人。
薙ぎ払われるだけの雑魚に、すべての戦いに終止符が打たれそうになっていた。
しかし、貨物室につながる廊下に爆風が巻き起こる。
「全員撤退だ!」
爆風に紛れて、ならず者達が撤退していく。
「この”夜叉刀”は頂いていくぜ!」
ならずものの手には、確かに夜叉刀が握られていた。
「あー!盗まれてていくよ!」
緋月が指をさして、ならず者が持つ夜叉刀を指さす。
「大変なの!」
蒼月が呼応して、周りの猟兵に知らせる。
その様子をティティスは眺めつつ、一度全員にファンネルビットで作ったモニターを見せた。
…
……
………
「計画書は盗めなかったが、いいものが手に入ったなぁ!」
敵の宇宙船で僅かに残ったならずもの達は宝物庫に夜叉刀を投げ入れた。
「へへへ、これさえあればボスに怒られずに済むぜ」
下賤な笑みで互いを見遣るならず者達。
しかし、その下を何た小型の機械が飛んでいった。
フォンフォンフォンと、ファンネルビット達がお宝に触れてはシュンシュンとお宝とともに消えていく。
「なんだこいつらは!? ファンネルビットぉ!?」
かき集めた宝は、ファンネルビットが触れるたびに消えていく。
「その夜叉刀は《マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット》で作ったレプリカだ。まんまとアジトに案内することとなったな」
いつの間にか背後に立っていたティティスに、ならずものは怒声を浴びせかける。
「てめぇ!盗賊の物を盗むたぁ!いい度胸だな!」
その言葉に表情一つ変えず、ティティスは返す。
「盗まれる気分が理解できたか、ならば潔く駆逐されろ」
緋月が、ティティスの後ろから現れ、UCを放つ。
『燃え上がれ私の魂!あいつの全てを焼き尽くせー!桃火の一撃、火迅滅墜焼!!』
戦斧に桃色の炎が宿り、残りの数ごくわずかとなったならずもの達の体を真っ二つに切り裂いた。
豪華に焼かれ、悲鳴を上げながらならず者たちは消えていく。
「ぐ、ぎゃぁあああああ……!!!」
「駆逐、完了した」
すべてのならず者の討伐が終わったことを、ティティスが知らせる。
各所から、シモーヌ、アズマ、六島、蒼月が飛行船内の敵がいないことを確認して、集合してくる。
「こっちにも誰もいないなのよ」
「こちらにも誰もいません」
蒼月と六島が報告すると、他の全員もうなずいた。
「邪魔な連中だし、放っておくと後々も厄介そうだから、ここでやっつけてしまってよかったね」
シモーヌが戦闘が終わった事に安堵の言葉を吐く。
「もっと斬り応えのある者はいないのか」
アズマは不満を述べた。
安堵しきったような空気の中、ティティスが警戒の声を発する。
「敵をビットが猟兵号内で検知した。直ちに猟兵号へと帰還せよ」
その声に、また空気に緊張の糸が張る。
「戦いか、みんな元気に行こうね!」
そう、緋月が言うと、全員が猟兵号へと戻り臨戦態勢につくこととなる。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
猟兵達が、猟兵号に戻ると、姫のいる医務室前にその青年はいた。
「おやおや、ならず者たちは時間稼ぎもできないのかい?役立たずだねえ」
空中に球体の機械を浮かせ、王子姿のその男は言った。
「残念だけど、設計図は奪わせてもらうよ。姫の命と交換でね?」
そう言って彼が足を進めると、医務室の扉が自動で開いた。
眠りにつく姫が、診察台の上で眠っている。
この危機を乗り越えなければならないだろう。
第3章 ボス戦
『『半機械星人』プリンス・ロベルト』
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POW : プリンス・タックル
【半機械の体のにより身体能力を向上させた】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【浮遊球体ロボット】の協力があれば威力が倍増する。
SPD : プリンス・レーザー
レベル分の1秒で【浮遊球体ロボットからレーザービーム】を発射できる。
WIZ : プリンス・エクスプロージョン
自身の【浮遊球体ロボット】ひとつを用いた行動・攻撃の威力を3分間3倍にする。終了後[浮遊球体ロボット]は【自爆】により破壊される。
イラスト:片川 香恵
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ピオネルスカヤ・リャザノフ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
猟兵達が、猟兵号に戻ると、姫のいる医務室前にその青年はいた。
「おやおや、ならず者たちは時間稼ぎもできないのかい?役立たずだねえ」
空中に球体の機械を浮かせ、王子姿のその男は言った。
「残念だけど、設計図は奪わせてもらうよ。姫の命と交換でね?」
そう言って彼が足を進めると、医務室の扉が自動で開いた。
眠りにつく姫が、診察台の上で眠っている。
この危機を乗り越えなければならないだろう。
*先に書いてしまったので再掲載です。
シモーヌ・イルネージュ
おっと先に医務室を抑えられちまったか。
これは厄介だね。
残念ながら先手を取る方法がアタシには無いから、
これは他の猟兵に任せて、こっちはオブリビオンの注意を逸らすようにしよう。
設計図を渡す、という素振りを見せて、
それらしく振る舞えば、イヤでも気になるはず。
姫さんの安全が確保できたら、UC【フロストファング】を発動。
絶対零度の剣でロボットを凍らせよう。
プリンスの突進は【怪力】と【吹き飛び耐性】で耐える。
姫さんに近寄らせないよ。
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
エリー・マイヤー(サポート)
お疲れ様ですグリモア猟兵さん。
戦力が必要と聞いて手伝いに来ましたエリーです。
【念動力】で戦いをサポートいたしますね。
敵の攻撃を妨害したりとか、武器を折ったり目潰ししたりとか、
そういうセコイ工作は任せてください。
敵を締め付けて動きを封じたりしてもいいかもしれませんね。
なんなら念動力で鎧とか壁とか作って、
敵の攻撃を逸らしたり弾いたりして味方を守ることもできますよ。
防ぎきれないやばめの攻撃は、念動力で移動させて緊急回避ですかね。
一応、念動力で遠隔攻撃もできます。
斬ったり突いたり殴ったり締めたり爆破したり、
敵の物性に合わせてそれっぽく。
まぁ、そんな感じで適当にこき使ってやってください。
四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ~……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ~?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ~。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう~。
案ずるより産むがやすしともいいますしぃ、躊躇うよりはいいですよねぇ~?
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ~。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう~。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ~。
※アドリブ・絡み歓迎
「おっと先に医務室を抑えられちまったか。これは厄介だね。」
真っ先に帰還できたシモーヌ・イルネージュ(月影の戦士・f38176)は医療室の前で舌打ちをする王子を見てそういった。
「設計図は姫の命と交換だ!」
そう猟兵達に語り掛ける王子の声が響く。
シモーヌは数歩前に出て、交渉に挑む。
「ああ、渡すよ」
と、シモーヌは気を引く回答をする。
「そうね、渡すわ」
すると開いた医務室からバジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が出てきて言った。
「でも患者には触れないで、私の医療対象だもの」
その回答を聞いて、バジルの方を向いて王子は鼻を高くして笑う。
「フフン、良くわかっているじゃないか」
大丈夫か……?と心配げに見るシモーヌに対して、バジルはウインクした。
「医者。一人で前に出て設計図を渡せ」
そう王子が指示した通り、バジルは前に出て、王子の手にメモリーを出す。
手渡した時、手がライオンに変身し、その歯を突き立てた。
そのまま引きちぎり、機械の腕が飛ぶ。
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
ふふっと、バジルはお姉さんっぽく笑って見せた。
彼女のUC《ガチキマイラ》である。
「この!騙したな!ロボットたちよ!姫を殺れ!!」
ギリギリと歯ぎしりをしながら、腕の関節が千切れたまま、王子はロボットに指示を出す。
浮遊球体ロボットたちは、医務室に入り込み、レーザー照射を布団に向けた。
「危ない!」
シモーヌは、その危険性に室内に飛び込み。剣を抜く。、
しかし、突如病室内に、吹雪が吹き荒れる。
猛烈な吹雪に押され、浮遊球体ロボットは壁に叩きつけられた。
「ふぁあ~~」
あくびをしながら、ベッドから起き上がる存在がいた。
「お姫様の正体はぁ、私ですぅ~」
布団に寝ていたのは四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)であった。
「戦闘部隊以外の猟兵達が何もしてないと思ったかしら?」
室内に入ってきて、挑発気にバジルは言う。
「なるほど、医療班達がすでに移動させていたのか!」
姫の安全が確保されることを知って、シモーヌは喜びの声を上げる。
「みなさぁん、援護ですぅ~!」
四条は攻撃力と防御力を上げる【雪だるまアーマー】を全員に装備させた。
四条のUC《氷雪地獄》である。
吹雪の吹き荒れる室内を王子は見渡し、凍って動けなくなった浮遊球体ロボを蹴った。
「役立たずの浮遊球体ロボが!どけ!」
王子は自分の不利を悟ったか、室内から逃げようとする。
「逃がさないよ!」
シモーヌは回り込んで静止する。
王子は目の前に出てきたシモーヌに突撃を仕掛ける。
それを、シモーヌはその自身の【怪力】と【吹き飛び耐性】によって耐える。
足がじりじりと、王子に押されていた。
「エリー、お願い!」
バジルが室内の外に声をかける。すると……。
「戦力が必要と聞いて」
と、声がして廊下側から、エリー・マイヤー(被造物・f29376)が【念動力の刃】によって、王子の足を切り落とした。
UC《念動ブレード(サイ・ブレード)》である。
倒れこむ王子によって、シモーヌは解放される。
「いまだ!」
シモーヌは氷のように輝く【絶対零度の刃】で王子を一刺しした。
ビキビキと、王子の体が固まっていく。
【雪だるまのアーマー】と【吹雪】によって、更に体温が下がり、【代償】が増えたシモーヌの体。
その【代償】から【絶対零度の剣】を創造されたのだ。
UC《フロストファング》の力によって。
そして、王子を護衛しようと飛んできた新しい浮遊球体ロボを、刃で一振り二振りと一瞬で凍らせて叩き落とした。
今や氷の彫像となりかけた王子は、苦し気にこう命令する。
「爆発しろ!ロボット!」
すると、一体の浮遊球体ロボットが王子の体に瞬時に突撃し【自爆】した。
熱い熱風と煙が吹き荒れる。
猟兵達が、煙が去って視界が明けた時。
船内の廊下側に穴が開いているのが分かった。
無重力によって、空気が外へと漏れ出ていく。
「飛んでいくですぅ~!」
四条がベッドにつかまりながらそういう。
病室内の空気も吸収され、吸い込まれそうになる。
「全員病室内へ、シェルターを!」
バジルが緊急スイッチを押すと、病室内にシェルターが下りてきて空気の漏れが止まった。
避難したシモーヌは、病室内見渡す。
先ほどまで、目の前にいた王子は爆発と共に千切れ千切れになって宇宙へ飛んで行ったようであった。
「逃げられたか。でも姫様は守ったね」
シモーヌは一息つく。
吹雪は収まり、静かな室内に戻っていた。
「計画書も無事よ。さて、けが人はいない?」
バジルが周りを見渡す。
「無事ですね。ただ、あの王子、きっとまた仕掛けてきますよ」
そんな”予感”を、エリーは呟いた。
シモーヌはここにいない、もう一人の猟兵を思う。
「……任せたよ、ティティスさん」
病室の窓から見える広大な宇宙に王子の破片がばらついていた。
その横を、金色の物体が光の線となって、何かを追っていくのが見えた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
「同型か…厄介だが、面白い対応し駆逐する」
アテネ・ニケ・パルスフラッシュで照射してファンネルビットを創造して展開し随時にテレポートを駆使しながら攻撃の機会を見ながらアルテミス・レーザーで先制・対応攻撃して1分先の未来を見ながら対応しつつ『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』で緊急対処や対応に応じます。
ふと「読まれていたか」と呟き少し間を置いて「最適化を展開する」と言って数機を透明化し視聴嗅覚を阻害して対応展開をより拡張させながら攻撃の手を休めません。
隠し技のマルチ・リライズ・パルスで攻撃を受けた際の反撃で対応対処します。
「敵を撃滅し撃滅、猟兵こそ勝利だ」
球体ロボットに破片を回収され、ほぼ頭部と胴体、そして右手の身になった王子。
「この役立たず共が、氷一つで動けなくなるとは、機械帝国の名の汚しめ」
毒を吐きながら、宇宙の中を運ばれて行っていた。
すると、どこからともなくレーザーが飛んでくる。
探知した、浮遊球体ロボットがその攻撃に対して、レーザーを返した。
「読まれていたか」
そう女性の声がし「ヒュン!」とレーザーを打ち返した声の主がテレポートで消えるのが見える。
更に、ファンネルビットが飛んできて、浮遊球体ロボットとの打ち合いとなった。
数々の浮遊球体ロボットと、ファンネルビット達の群れが、交錯するレーザーを放ち合いをしている。
ファンネルビットが浮遊球体ロボットを追い、かと思えば、浮遊球体ロボットがファンネルビットを追った。
自身にファンネルビットが近づかれる前に、浮遊球体ロボット達が王子を守っている。
「やれ!浮遊球体ロボット共!そして、何者だ!顔を出せ!!」
王子は、姿を見せないその存在に、怒声を放った。
すると、神々しい女性の姿が頭上にあった。
ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)である。
「同型か…厄介だが、面白い。対応し駆逐する」
見下ろしながら、王子の姿を観察するティティス。
「ファンネルビット使いめ、機械の魔女か?」
そんな挑発にも気にせず、ティティスは一つ頷く。
「最適化を展開する」
そうだけ彼女は述べると、ファンネルビットを透明化させた。
「なにぃ!しかし、私の半分の目は機械だ、見えるぞ……!攻撃が!」
王子は攻撃していない、複数体の浮遊球体ロボットを、ティティスの方に向ける。
レーザーが放たれると、ティティスは瞬時にしてテレポートで消えた。
そして、また瞬時に現れる。
そこをまた、レーザーで王子が攻撃する。
テレポートでティティスはさらに消える。
宇宙内で、王子は一人に翻弄されていた。
「くっ、差がありすぎるか……」
更に、後方のファンネルビット対浮遊球体ロボットの戦いにも決着が見えてきた。
数が減った浮遊球体ロボットは、追い込まれ、王子の方へとやって来る。
王子は思念で次のテレポートの場所を読み、その場で一体を自爆させ、ティティスを足止めした後、全体でレーザーを放って倒すという完ぺきな作戦を描く。
そして、予想通りティティスは突如出現する。
「今だ!」
3倍と強くなった一体の浮遊球体ロボットが、ティティスめがけて【自爆】する。
そして、瞬時に一点集中のレーザーで焼き払う。
「はははははははははは、ぶぁかめ!」
煙が舞い、やったかと思った瞬間。
「は?」
王子の体が爆破した。
ティティスの《マルチ・リライズ・パルス》による反射攻撃である。
そして、更にレーザーでバラバラに砕け散る。
チップだけになった王子は、意識の中でこう私怨する。
「覚えていろよ女、この屈辱……必ず返す!」
粉と化したその王子を確認し、ティティスはこう宣言した。
「敵を撃滅し撃滅、猟兵こそ勝利だ」
大成功
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