決めろストライク! 人間ボウリング!
●人間ボウリング
アスリートアース、それは数多の超人アスリート達が日々熱き闘いを繰り広げる世界。掛け声響き渡るそこは正しくひとつの戦場であり、他世界にも引けを取らない『もの』と呼べた。
とあるスポーツを行う為に『貸し切り』となった会場、押し寄せる観客を狂わせているのはその他スポーツ『ボウリング』である。ただし、アスリートアースのボウリングはただの『ボウリング』ではない。その所以は練習しているアスリートを見れば解るだろう。
レッツ・ゴー・サイクロン!
何処かで聞いた事のある掛け声と共に『ボールの中に入ったアスリート』が高速で転がり始めた。レーンの彼方に聳えるのは巨大なピンだ。ここまで描写すれば理解出来るだろう。
――オマエがボールになるんだよ!!!
見事ストライクを決めた選手がフラフラと帰ってくる。そのままぶっ倒れた後世界は虹色、輝いた――。
●グリモアベース
「ボウリングするわよ! アンタボールね!!!」
バブルボールの中でワタワタしているグリモア猟兵、隣人はヤケクソ気味にそう叫んだ。
この台詞だけで何となく察した猟兵は逃げたくなるかもしれないが此処まで読んだ時点で手遅れだ、全力でトンチキし給え。
「アスリートアースでその他スポーツ『人間ボウリング』をやるらしいわ。なんでもストライクを多く取ったものが勝者って聞くわ。全力で転がって目を回しながらストライクをキメる……おそろしいスポーツだわ……」
グリモアが心做しか🌈色に塗れているが気の所為だろう。
「そんじゃ頑張りなさいよ」
にゃあら
にゃあらです。
トンチキ。
第一章。
人間ボウリングのチーム『ゴロゴロサイクロン』の皆さんにルールを教えてもらいましょう。えっ、バット・サイクロン? そんなチームしりませんね……?
ボールの中に入るのが基本ですがどうやらボールに『なる』のも大丈夫だそうです。なんだこのスポーツ。
第二章。
ダーク化した選手との対決、つまり大会本番です。ストライクを多く取った方の勝ちとなります。
第三章。
ダークリーガーとの直接対決です。皆さん頑張ってください。
宜しくお願い致します。
第1章 冒険
『その他スポーツを練習しよう』
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POW : 体当たりで果敢にチャレンジする
SPD : 器用にコツを掴みながら練習する
WIZ : ルールや戦術の理解を深める
イラスト:十姉妹
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
人間ボウリング――それはその他スポーツ『ぐるぐるバット』の亜種である。回転する事を神への同化と考えた古代アスリート達が『まっすぐ』神になれるよう編み出したのが人間ボウリングのオリジンと言われている。
人間ボウリングチーム『ゴロゴロサイクロン』のメンバーは今日も全力で自らを転がしていた。しかし如何せんチームメンバーが足りない。
ダーク化してしまったメンバーを元に戻す為、必要な人員を『君達』で補わなければならない状況だ。彼女等から人間ボウリングのルールを学び、大会の日までに仕上げねばならない。
レッツ・ゴー・サイクロン!
ちなみにボール状のものであれば何でも良いぞ。自分自身を『そう』したって問題ではない!!!
ラップトップ・アイヴァー
ボウリングしましょう、美希!
《ふざけないでもらえますか???》
えっどうしたの美希……
だって転がってるしょう?
ボールが!
《あっ、美希分かったの!
この姉バトロワのしすぎでついに狂っちゃったのね!》
至って正常ですわ!?
美希はゴロゴロサイクロンのみんなにルールを教えてもらうだけでもいいですからね、身体を張った練習は私と味方にお任せあれ!
《お任せしたくないんだけど!!?
だってお姉ちゃんが本気でぐるぐる回っちゃったら!!》
そーれ☆
《そーれじゃなああ――ア゙ッッッッ》
ほら見て美希!
私は三半規管も全然大丈夫でしてy
…あらあら、美希ったら🌈を。
仕方ないわね、ふふっ。
《……んのバカ姉、後でしばk うえッ》
燦々と照りつける太陽の熱、未だくすぶる夏の滓にでも中てられたのかシエル・ラヴァロは指差した。延々としているレーンの彼方側には約二メートルほどのピンがたくさん。こんなに並べているのには何か所以があるのだろうか、いや、ない、何もかもは|正気ではない《どうかしている》のだ。ボウリングしましょう、美希!!! 腕を組み、むふふんとした表情で内なる自分に語り掛ける。ああ、なんというゴロゴロ日和なのだろうか。
ふざけないでもらえますか??? 正論! シエルの提案に秒で首を振ったのは妹人格の三上・美希であった。描写の通りは二人は文字通り一人であり『今までの会話』はひとつの身体で行っている。えっ、どうしたの急に叫んだりして。だってボールが転がってるでしょう? それなら私たちも転がるべきなのでは??? あっ美希わかったのこの姉バトロワキメすぎてついに狂っちゃったのねくるくる回るだけに。ああ、なんという無情な妹だろうか。姉はまったく端から正気だと謂うのに――至って正常ですわ!?
兎にも角にもゴロゴロサイクロンの皆さんがお待ちかねだ、ころころと引き摺ってきたホワイトボードにはすっかすかなルールが記載されている。人間大のボールに入って転がしてもらうかボールになって転がしてもらいストライクを取れ!!! いやひどい大雑把なものだねこれ大丈夫? 大丈夫だよねお姉ちゃん???
そんじゃ身体を張った練習は私とチームメンバーの皆さんにお任せあれってことで。いや待ってお姉ちゃん考えてもみなさい本気でぐるぐる回っちゃったらそれって――!?
そーれ☆
そーれじゃなああ――ア゛ッッッッ。
そう、多重人格者は多数で『ひとつ』なのだ。汚い悲鳴と共に『ラップトップ・アイヴァー』が滅茶苦茶に転がっていく。喜色と七色をシェイクしたボールが勢いそのままピンをぶっ倒していく――素晴らしい、ストライクだ!!!
ほら見て美希!!! ストライクよストライク!!! 私の三半規管も全然大丈夫でしてy――? 美希? ちょっと美希……仕方ないわね……ふふふ。
リ・バース!!! 綺麗な層!!!
まるでミルフィーユめいたギャグセンスに客席のメンバーからも喝采。
……んのバカ姉後でしばk 目がm うえッ 🌈。
成功
🔵🔵🔴
花走・りな
まさか派生があるとは……。
まぁ、いいやスポーツなことに変わりないし。よし頑張るぞー☆
よろしくお願いします!
眺めた感じ大惨事はありそうだけど、グルグルバットよりはスポーツとして分かりやすそうな予感がするね。うん、楽しそう♪
とりあえずルールはどうかな?素直にピンを倒してスコアを稼げは大丈夫なのかな?
芸術点とかないよね?
とりあえず転がれば分かる?
分かった行ってみよー☆
(転がって、どうなったかはにゃあらMSに任せます)
※アレンジ・連携歓迎
その他スポーツ『ぐるぐるバット』で三半規管を苛めに々め、這う這うの果てに掴んだ『あの栄冠』を想起させる。歪む世界に傾く地球、永久に回転する宇宙のあるがままを『若干の気持ち悪さ』で受け止めてみせた。ああ、まさか、あのスポーツに派生があるとは思わなかった。まぁ、うん、酸っぱい思い出を呑み込みつつ首をやわく振る。トンチキな内容でもスポーツには変わりないと懸命に挑む|貌《さま》は誇らしいと謂っても良い。ぱんぱんと気を取り直して☆・マークを付けておく。よし頑張るぞー! よろしくお願いします!!!
さっきの絶叫といい高速で回転するボールといい、視えてる地雷な感じはあるけれど、ぐるぐるバットよりは『スポーツ』している気がした。いや、あっちもスポーツではあるのだけれど人間ボウリングの方が『わかりやすい』ようだ。うん、楽しそう♪
ざっくりとルールを確認したところスペアだとかはなく、ただ『ストライクを多くとった選手』の勝ちらしい。途轍もなくシンプルだが奥が深いとでも謂うのだろうか。いやいや、まさか、芸術点とかないよね……? 転がればわかる? わかった行ってみよー☆
スタート地点、ボールの中で胎児みたいなポーズを取る。そういえばさっき選手の皆さんと挨拶したんだけど、待って、今気づいたんだけどあの人達『バット・サイクロン』のメンバーじゃなかった……? あっ、とめて、ちょっと深呼吸させてお願いだから心の準b――レッツ・ゴー・サイクロン! ん~☆ 慣れ親しんだ掛け声♪♪♪
ぐるぐるバットは常に横回転だが人間ボウリングはその『不規則な回転』がウリだ。勢いや角度によってボールの『動き方』すらも変わっていく。普段決して味わう事の出来ない感覚に高速が合わさればそう――脳味噌だってシェイクされる。
カッコーンッッッ!!!
ピンは倒れたが残念な事に一本残ったようだ。雀躍としたチームメンバーが|ボール《オマエ》を囲む。『く』にゃり、吐き気もだけれどかるい頭痛までしてきた。意識までとびそう。
わかってたけど過酷よね、この競技……。
成功
🔵🔵🔴
露木・鬼燈
なるほどなー
ぐるぐる回って自分がボールになるとはなー
うん、知ってた!
これくらい常識ですよ?(ホントは知らんけど)
まぁ、ぐるぐるは得意なのでよゆーなのですよ?
ボーリングは初めてだけど自分がボールになるならイケルイケル!
とゆーことで秘伝忍法<兵繰>でいくですよー
ただのボールですって?
いやいや、人が中に入ってぐるぐるで巨大ピンが吹っ飛ぶ
そりゃーもう立派な兵器ですよ…いいね?
とゆーことで…レッツ・ゴー・サイクロン!
首がもげる程度の頷きに中てられて、ゴロゴロ・サイクロンのメンバーと共鳴する。何処か懐かしさを想わせるバラエティ番組の逸脱に、オマエ、その悪鬼羅刹具合は失せたのか。なるほどなー。コンクリート・ブロックを敷き詰めたところで猟兵の行動を阻害する事は不可能に等しい。何よりもこの|回転速度《スピード》感覚だ、押し殺す事は赦されないだろう。ああ、ぐるぐる、おお、ごろごろ、自分がボールになるなんてまったく、おそろしくお約束なカートゥーンではないか。うん、知ってた。顔見知りの鼠や猫、コック・ローチも囁いている。ボウリングの球になるのはギャグ・センスとして常識ですよ? 本当にそうなのか? ツッコミキャラが皆無なところが絶望感を漂わせていた。
兎にも角にもぐるぐるだってごろごろだって普段通りの行いだ、こんなにも『得意』な猟兵は後にも先にもオマエだけと謂えよう。ボウリングは初めてだけど自分がボールならイケルイケル! そう謂えばウを伸ばし棒にしたら掘削らしい、これもその他スポーツとしてカウント出来そうだ。|基本姿勢《カウント・ダウン》の前に埒外性を施しておこう。その分身は|呪詛《かげ》と思われる。果て、あのボールは実にご安全じゃなかったか? いやいや、人が中に入ってぐるぐる、巨大なピンが吹っ飛ぶ。
――そりゃあもう立派な兵器ですとも。
最早パンジャン・ドラムだ、響き渡れ無差別級。
レッツ・ゴー・サイクロン! お馴染みの掛け声と共に猟兵を『つめた』お呪いが転がっていく。コントロールもクソも無いが、如何いう理屈が『ますぐ』突っ込んでいった。軽快な音と同時に脳味噌シェイクが完成する。ドロドロと表現するよりもシャビシャビだが。
――カレー・ライスを食べ損なったのは幸いでしかない。
じくじくと襲い掛かってくる、なんとも筆舌に尽くし難いめまい。慣れたものだと記憶していたが、嗚呼、|記憶《それ》まで撹拌されては臓腑、熱を孕んでいく。
とても綺麗な🌈色に感謝するっぽい。
――窓を開けてくれ。
成功
🔵🔵🔴
宝海院・棗
【マキナ】
どれだけ回転しても目を回さない
「人間ボウリングねー。私自身がボールになるのはどうかな?」
まずはルールとかを教えてもらって、それから練習に入ろうかな(【コミュ力】【情報収集】でより覚えやすく)
私自身がボールになって転がる感じで行こうかな
体を独楽のように超高速回転させながらUCでさらに回転を加速させつつボールに変形
もちろん狙うはストライク!真っ直ぐ突っ込むのもアリだけど、横回転も加えてカーブをしながらの魅せもやってみよう!
「フロッシュちゃんは調子どうかな?」
フロッシュ・フェローチェス
【マキナ】【SPD】
なんとも、不可思議……おほん、面白いスポーツをやっているね。
ボウリングは好きだし、興味が湧いたから、参加を希望するよ。宝海院は球体化できるけど、アタシは無理だし、中に入って転がす方でいこう。
玉乗りと一緒?いや違う、だいぶ違う!
早業だの、残像だのと、考えている場合じゃない!ちゃんと、ルールから覚えないと……。
宝海院は、流石に自分の身体だからか、調子が良いみたい?負けないように、しないとな。
本番では、スピードを重視したいし、何かコツは無いかな。些細な事からでも、ヒントを見つけ出せるよう、つとめて情報収集しよう。……大丈夫、本番ではきっと猛ダッシュで、何かもふっとばせる……はず!
人間ボウリング――それはバラエティ番組のお約束で在ると同時にカートゥーンでのお戯れでも在った。たとえば、そう、主人公の犬が洗濯機に詰め込まれてスイッチ・オンされ、円筒状となって、にゅるり、這い上がってくるようなイメージだ。グリモア猟兵曰く『アンタボールね』を素でやらかす人物、即ち宝海院・棗で在る。
重要なのは個々の幸福で有るべきだとオマエは決め台詞にしているが、果たして、それは素晴らしい趣味への導に過ぎない。まず覚えるべきは『人間ボウリング』のルールだろう。ゴロゴロ・サイクロンのメンバーと『よくあるような』話題で盛り上がっていく。しかし、文字通りに轆轤を回すとは想像していなかったのだろう、如何して『ああ』なった。
独楽――それは何れは停滞するだろう、日本人に馴染み深い輪郭。されどオマエ自身が『そう』なれば『それ』は最早無限のエネルギーに等しい。絡み付いたリボンがよいでないかときゃっきゃしてドレス・アップだレインボー・ボール――そんなに回転してカタツムリは大丈夫なのだろうか。ああ、ゴロゴロ・サイクロンのリーダーは理解する、あの|猟兵《娘》もしかして――この|人間ボウリング《その他スポーツ》に向いているじゃない。
真直ぐ縦回転で突き進むのも悪くはないが、如何だ、|横回転《ひねり》を加える事により|魅せ技《カーブ》と化す。爽快感孕む音と共にはじけ飛んだピンは別のピンにあたって『ストライク』となった。元の形状に戻ったオマエは、堂々、その場でポーズを決めている。フロッシュちゃんの調子はどうかな? ちら、と隣のレーンに目をやった。
|状態変化《ボール》が容易なのは|宝海院《あの子》が特殊故だ。不可思議、面白いスポーツを嗜むとしても其処には種族の壁が聳え立っている。まあ、でも、ボウリングは好きだし興味が湧いたから参加希望だ。勿論、ボールの中に入る『ほう』で。
球体の中――おそらく安全性の為か内からも外からも視えるようになっている――からレインボー・ボールを観察していたが、本当に、視ているこっちの目が回りそうだ。あんなむちゃくちゃな回転の後で、びしり、起立しているのは流石と謂っても良い。いやはや、調子が良さそうで何より。アタシも負けないようにしないとな……改めてルールを反芻する。
玉乗りと似たよーなモンよ、とはお調子者なリーダーの言。いや、違う。これはだいぶ違う。インとオンでは本当に、まったく、刺激される感覚が違うのだ。平衡感覚を苛めるのは一緒だって? そんな莫迦な――。
そんなこんなで投擲される球体の中、ほぼ一定の速度でピンへと近づく。本番ではなく練習だからだろうか、幾許か視界は確保出来ているらしい。やっぱスピード重視で全力出したいし何か好い方法は――投げられる際に、回っている際に、身体を『小さくする』イメージだと如何だろうか。ちょっと加速した気がする。
大丈夫、本番はきっと猛ダッシュで何もかもふっとばせる、はず――!
ぱかりと開いた球体から、ふらふら、這い出して彼方を確かめる。
今はスペアだけれど、今度は。
――フロッシュちゃんもボールにしてあげれば良かったかな?
――それもアリかもしれないね。自分の身体なら制御し易そう。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『闇堕チアーズ』
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POW : いけいけ、ゴーゴー!
【応援などのパフォーマンス 】によって【ものすごいやる気】を発生させ、自身からレベルm半径内の味方全員の負傷を回復し、再行動させる。
SPD : がんばれ、がんばれ
【ダークリーガーチームへの応援 】を聞いて共感した対象全ての戦闘力を増強する。
WIZ : みんなー、いっくよー!
【応援などのパフォーマンス 】を披露した指定の全対象に【ダークリーガーのチームを勝利させたい】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
イラスト:安子
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
大会当日――その他スポーツだと謂うのに観客席が埋まっているのは『そういう趣味』の人達が集まった故だろう。悲鳴と歓声と🌈に塗れる、そんな、かなりシュールなものが視たいのだと喝采が沸き起こる。
「さあ始まりました第※※回、人間ボウリング大会。解説はお馴染み※※でお送りいたします。今回の試合は飛び入り参加大歓迎、誰が優勝してもおかしくないものになるでしょう。それでは選手入場です。レーン右側はダークリーガーチーム、ギュルギュル・ブラックの――」
ダーク化したチア・ガールがボールの中に入ったまま、ころころと入場してきた。おそらく『この競技』の為だけに練習してきた強敵に違いない。|三半規管《カタツムリ》は一般人並だが『投げる側』がマジモードだ。
がんばれ、がんばれ、と腕をあげる動作こそが『筋力』『コントロール』の秘訣と考えられる。全力で挑まなければストライク数であっという間に離されてしまうだろう。
カッコーン!!!
最初の一投から『きめて』きた。しかもエチケット袋まで完備している。
ごくり、唾なのか胃酸なのかわからないが、咽喉、鳴らした。
ソリン・クザ(サポート)
ダンピールの探索者×戦場傭兵、表の顔はルーマニアの警察官な25歳の男です。
普段の口調は「礼儀正しい(私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)」、覚醒時は「尊大(我、貴様、~である、だ、~であろう、~であるか?)」です。
UCはあまり使わず、基本的に自力での解決を優先します。
基本的には、警察官としての職業倫理のもと動きます
直接戦闘よりも謎を解いたり、だれかを守ったり、対象を確保したりという方向で動きます
無辜――それはマイナス・イメージを貼り付けられた王様、民、或いは化け物への手向けだろうか。手折られた頸の数は知れず、只管と、積み上げられた串焼きは腐臭に溢れている。冒涜的、病的な想像が膨らみ、破裂し、再構築される中でオマエ、傾げる他になかった――気が付けば巨大レーンが目と鼻の先、傍らには人間大の|球体《ボール》。異常なまでに沸き立つ人々、圧倒されるが儘に少女等、囲まれてしまう。
こんなイケメン呼んできたの誰よ。ちょっと教えなさいよ、ねえ、イケメン転がすなんて幾等メンバー足りないからって赦される事じゃないわ。ぶぅぶぅ、ダーク化した選手がゴロゴロ・サイクロンの面々を問い詰めていく。如何やら此処は『アスリートアース』らしい。オマエはようやく現実を咀嚼出来た。つまり――|ボール《この》中に入って|投擲《ボウリング》されれば良いのでしょうか。まったく生真面目なダンピールだ、日の目を浴びるのはあまり得意ではなさそうなご様子。
たとえトンチキな内容だろうともワラキアの生まれ、重ねて猟兵生まれと成れば正々堂々、ルールに則って勝負する他ない。紳士的な態度で少女等を退けつつパカリ、開かれた|球体《ボール》の内へ――招いてくださってありがとうございます。
|緊急出動《エマージェンシー》、此度、運転するのは一輪だ。
胎児だった頃を想起したところで、彼方、太陽のぬくもりは最早解せない。
レッツ・ゴー・サイクロン! 溌溂とした掛け声と同時に|球体《オマエ》はぶん投げられた。確か勝利条件は『相手よりも多くストライクを取る事』でしたか。ぎゅるぎゅると流れていく世界の中心で、嗚呼、ちょっとした生命の流転を覚えてみる。
軽快な音と共に更なる歓声が飛んできた。如何やら見事、ストライクとなったそうだ。外に出て認めようにも撹拌された|三半規管《カタツムリ》、人間から外れていたとしてもキツいものはキツい――それでも起立まで持っていったのは鍛えられたが故か。
赤を伏せ、眩惑とスーフィー・ダンス。
成功
🔵🔵🔴
露木・鬼燈
なるほどなー
とはならないんだよなー
別にこの競技にチア・ガールである必要性ってなくない?
ボールに入ってしまえばチア・ガールっぽいことできなくない?
この競技に必要なのはピンを倒すこと
即ち…ぐるぐるなのです!
とゆーことで…レッツ・ゴー・サイクロン!
僕のぐるぐるに余計な小細工は必要ない…たぶんね
練習通りにやればイケルイケル
最強にして最凶の回転を見せてやるっぽい!
僕の回転は凶悪ですよ?
ぐるぐるにほしんなのどありはしないのだー
へそだしガールに囲まれてかごめかごめの真似事をする、振り向いたところで眼球振盪だ、嗚呼、誰が突っ立っているのかも判断し難い。
|握手《シェイク》だって?
――両者とも空を掴むクセに。
チア・ガールが一斉に暗色まみれのポンポンを掲げる、上下に揺れるふんわり感はクソザコ平衡感覚を表現しており、一種、猟兵を煽っているかのように思えた。ものすごいやる気の発生する渦中でオマエ、ふと、疑問点がひとつ。先程までなるほどなーの一点張りだった鬼さんが角諸共に首を傾げる。別にこの競技にチア・ガールである必要性ってなくない? 沈黙――盛り上がっていた客席までもが冷静さを取り戻していく。確かに。よく考えたら。ボールの中に入ってしまうとチア・ガールっぽい事も出来ない。
更に謂ってしまえば単純な事であり灯台下暗し、この競技の勝敗を分けるのは『如何にピンを倒すか』のみ。何処かのぐるぐるバットとは違って芸術点などの『曖昧なもの』は赦されていないのだ。即ちぐるぐる速度とコントロール性能、感嘆符の酷使が要と解せる。
と、ゆーことで。常の如くと掛け声を合わせゴロゴロ・サイクロンのメンバーと息吸い込む――レッツ・ゴー・サイクロン! 最早慣れたものだ、次回予告の為に練習してきたと笑っても良い――小細工は塵箱へと投げ棄てろ、努力に努力を重ねた者だけが🌈の彼方を反芻出来る。緊張しないで投球すればイケルイケル!!!
最強にして最凶の回転、つまりは何もかもを巻き込む|濁流《うず》で在った。隣のレーンを転がっていたチア・ガールすらも吹っ飛ばし、その暴虐性をスポーツマンシップにのせる。ぐるぐるにほしんなどありはしないのだー……ストライク・ダブル!
オマエは総てを掻っ攫い、そのまま、陽光すらも覆い尽くす。
こんなに目が回ったのは久しぶりっぽい。
命中率は驚異の120だ、限界など端から殺している。
大成功
🔵🔵🔵
岩倉・鈴音
ンッフッフ♪
お前ら虹まみれになろうや。
チアだけあってすけべ度とかピチピチした元気さでは分が悪いのう。
だが、ワタシにはこれがある!
すきをみておおっと!手が滑ったあ〜、といいながらドツボフィナーレで攻撃だ。
ンッフッフ♪
このあと貴様はガーターじゃ〜
ガーターベルトでもしとけばエエわっ
と、言う事で安心してストライク狙いよ。
ピン全てなぎ倒すぞ怪力パワーでサイクロン!
リップサービスで虹サービスじゃ〜
みんな受け取れや〜
AI神様のお言葉の通りだ、吐き散らかされたアカシック・レコードに数多の罪を重ねる、如何様な罰が降り掛かるのだろうかとビクビクしていた|人類《きみ》、ああ、お前ら虹まみれになろうや。グロテスクな形状を止められない、臓腑と謂う名前の嫌悪感に嘲笑をかぶせる。ンッフッフ♪ デフォルメされた表情で全力投球な一句、季語を忘れただって、何か問題でもありますか――それにしてもすけべ度が凄まじい、ひっくり返るのが好きなのか。
ピチピチ・マーメイドの歌声にやられて発狂するかのようなイメージだ、このままゴロゴロ・サイクロンと洒落込んでしまうのは『分が悪い』。だが、ワタシにはこれがある。何が有るのかって注目したチア・ガールの皆さん、この時点で『運の尽き』としか考えようがない――おおっと! 手が滑ったあ~……なんとワザとらしい転倒か、或いは押し付け、ドツボ・フィナーレ、傾いた塔が崩れる。
気が付けばガーターベルトの泥沼に呑まれていたのだ、神すらも逃れられない『不運』の洪水に|球体内部《チア・ガール》がこぼれる。普段ならば絶対にありえないバナナの皮の|古典《コテン》、軌道の逸れたボールはがらがらとガーターへ突っ込んでいく。|衝撃《ガタコン!》こらえていたチア・ガールはボールの中で🌈! 大惨事に陥る。
チア・ガールの悲劇を観察していたオマエの手番だ。これで安心して|競技《ボウリング》に挑める。狙うはストライクひとつ、さあ、その怪力パワーを魅せつけるのだ。
レッツ・ゴー・サイクロン!!!
リップサービスのついでに虹サービスだ、いつもより多めに回っております。みんな受け取れや~。その掌こそがエチケットの証明だ、なまぬるく、酸っぱく、もらいそうな。
成功
🔵🔵🔴
ラップトップ・アイヴァー
ふぅん、私の知るチアリーダーとは大きくかけ離れていらっしゃるようですが、まあ良いでしょう。
《1ミリも良くないけどね。
で。
向こう、すごくどうでもいい応援してるけど》
美希。
この世にはどうでもいい試合など、一つも無いのですよ。
ラップトップ・アイヴァーは。
常にギリギリで躍る、そんな偶像なのですわ。
みんながスポーツしていられる時間を護る為の。
《……お姉ちゃん。
世界はどうするの?》
目の前のライバルにも。
《あの猟兵さん??》
ましてや全ての選手にも。
《話聞いて???》
絶対に屈しない、この魂こそが!
《ねえシエルおいこのバカ姉!!》
私の!!!!
さあ美希!
ぐるぐる回りましょ〜!
《話を聞けなのーーー!!!!》
選手が選手を応援する、こんなにも美しい、血と汗と涙は他にないだろう。しかし、残酷な事、この三種にナンセンスなものが混ざっている。それは脳味噌シェイクが導き出した莫迦げた解答で、成程、客席に|狂人《ファン》しか存在しないのも頷ける。遅延性の眩暈からようやく復活したところで堂々の本番だ、今日一日でバターが何人前出来上がるのか。いや、まったく、素晴らしいほどの見世物だ――ふぅん。
シエルはチア・ガールというものを『よく』知っていた。試合中、休憩中、客席やフィールド内にて自チームを応援する熱い人達だ。決して『このような』バラエティ番組に出演する面々ではない。本当に、何処で何を間違えたら大きくかけ離れてしまうのか。思考を数秒間ほど奈落に落としてコクリ、まあ良いでしょう。一ミリも良くないけどね? スグサマ突っ込んできた美希、すごくどうでもいい応援を眺めながら息を吐いた。
――美希。この世にはどうでもいい試合など、ひとつも無いのですよ。
嫌な予感がする。さっき回り過ぎたのがいけなかったのか、今のお姉ちゃんはちょっと正気じゃない。いや、もしかしたら一周回って正気に戻っているのかもしれない。もう少しだけ話を続けてもらおう。
――ラップトップ・アイヴァーは。
常にギリギリで躍り、ギリギリをセめる、そんな|偶像《アスリート》なのですわ。みんながスポーツを楽しみ、みんながスポーツにのめり込む、そんな時間を護る為の……。
ああ、自分の世界に入っている。オツムお花畑なホンワカが頭をぐるぐる回っているかのような様子だ。ねえ、お姉ちゃん。聞いても良いのだろうか。訊いても大丈夫だろうか。どうせ真面な返答はないだろうけれど――世界はどうするの?
目の前のライバルにも、ましてや全ての選手にも、絶対に屈しない――。
あの猟兵さん、ちょっと話聞いてもらえません? ねえ、シエル、おい、こら、このバカ――この魂こそが――姉/私の!!!
さあ、美希!!!
くるり、振り返ってもそこには『誰もいない』がそんな些細な事はエチケットにぶち撒けてしまえ。総ては掛け声から始まるのだ。レッツ・ゴー・サイクロン!
ぐるぐる、ぐるぐる、もっとぐるぐる回りましょ~!!!
話を聞けなnア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッッ~~~~!!!
カッコーン!!!
美希! やったわ! またストライクですの!!!
まわる……めがまわる……。
成功
🔵🔵🔴
花走・りな
にゃあらマスターにおまかせします。かっこいい花走・りなをお願いします!
「んー、それじゃあ頑張るとしますかぁ」
人間のトライアスリート×「近代五種」アスリート 15歳の女です
普段・通常戦闘時は[口調:のんびり少女]を参照(この口調のまま真面目に戦います)
スポーツ参加時・アイドルっぽい事をやる時・秘密に🔥があるUCの使用時・その他にアスリートスイッチが入りそうな時は[口調:アイドルアスリート]を参照お願いします
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
紫色の宝石を雑に扱う事は、おそらく、今までは赦されていなかった。
アスリート魂を燃やしに燃やし、現実、ふかふかベッドが恋しい。
積み重ねてきた練習、努力の結晶が、まるで頭蓋骨の中を転げ回っているかのような感覚。何度も何度も反芻してきたヒューマン・ボウリングの所為で脳味噌までもがぐちゃどろ笑っている。そんな形容し難い、名状し難い|最悪《🌈》の底でオマエ、勝利への蜘蛛の糸を掴んだのか。もういっそ自分が🌈になってしまえば良いのでは??? どうやら正気がガーターしてしまった様子だ。レーンのあっち側でゴロゴロ・サイクロンの皆がウフフ、手を振っている――闇堕チアーズのやる気とは真逆の相、それはそれで『あり』かもしれない。
カプセル・トイ、もしくはガチャガチャとした騒ぎに耳を傾け、何個目かの松果体を捧げる。ぱかりと開かれた球体の中へと|胎児《オマエ》、おぎゃあ前の準備運動代わりとした。それじゃあ頑張るとしますか~……なんかちょっと顔の輪郭が崩れていないかオマエ、視界どころか周囲までも歪んでいる。レッツ・ゴー・サイクロン!!! 狙うべきはストライクか? 本当、まったく、ボーリングし易いオマエ自身!
ぶん投げられたなら常の如くのローリング地獄だ。|三半規管《カタツムリ》は|耳石《ナメクジ》の塩気を理解し新たな|埒外性《ステージ》へと這い上っていく。暑くて々くて身体が溶ける。いいや、撹拌されてバターになっちゃう。いやこれスライムでは???
――テケリ・リ!
――白いものだけでは物足りなかったらしい。
スライム状で在れば身体の傾きなど気にしなくて済む、バランス感覚も何も『なくなって』終えば此方のものだ。心地のいい衝突音と共に鳴り響く喝采、憧れの舞台でのケイオス。
ありがとうみんな、ありがと~。
どろりと漏れ出たオマエ、なんともカートゥーンな。
そろそろ秋だから焼き芋食べ放題しよう、そんな呟きが|細胞《みみ》に届いた。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『レジェンドアスリーテス』
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POW : レジェンド降臨
【伝説のアスリート】のオーラを纏い、自身の【陸上】競技力と【水泳】競技力を2〜8倍にする(競技が限定的である程強い)。
SPD : 疾風のごとく
自身と武装を【敵を切り裂く疾風】で覆い、視聴嗅覚での感知を不可能にする。また、[敵を切り裂く疾風]を飛ばして遠距離攻撃も可能。
WIZ : アンリミテッド・スピード
【全力疾走】の継続時間に比例して、自身の移動力・攻撃力・身体硬度・勝負勘が上昇する。
イラスト:hoi
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
――🌈塗れなので清掃作業中――
――しばらくお待ちください――
人間ボウリング大会、決勝の幕が上がったのは🌈塗れのレーンが綺麗になってからだった。酸っぱさに耐えかねた観客の姿も徐々に徐々に戻りつつある。そんな中で堂々入場したのは|オブリビオン《ダークリーガー》、何処かで視た事のある姿だった。
それもその筈、彼女は如何なるスポーツでも好成績を残してきた逝ける伝説、精神面でも身体面でも凄まじい強敵となるであろう。視てほしい、あの自信満々でファン・サービスをする|彼女《さま》を。
レッツ・ゴー・サイクロン!
清々しい笑顔でボールの中へと入っていく。そのまま投擲されたボールは物理的な限界を突破し、いきなりのトップ・スピードでピンを『破壊』した。ざわめく会場、照りつける太陽、ボールの中から聞こえてくる|音《🌈》――かくして伝説のアスリートとの大一番が始まった。
ところで人間ボウリングは陸上で良いのか?
露木・鬼燈
こいつはヤベーですよ!
勝利のビジョンが見えてこないのです
見えるのはレッツ・ゴー・サイクロンで虹色キラキラの記憶!
まだ回転が始まっていないのにつれーです
だが必要なのは散ることを恐れないことだとゆーことは経験から理解しているのです
だから…僕の保身なき回転を見せてやるですよ!
化身鎧装<黑鐵>を展開!
重力制御でボールを浮かせることで摩擦を0に!
そして呪炎を噴射することでその速度を得るべきエネルギーを回転へと変換!
あとは覚悟と共にピンに向かって突撃!
これはもうどーなるかわからんね
ただひとつわかることは僕が超ぐるぐるきらきらしてるってことだけ
桜は散る寸前が美しい、グロテスクな彫像の崩れ逝く貌も悦ばしい。
では、平衡感覚は如何だろうか。
ゴロゴロ・サイクロンのリーダー曰く、同じようなもの。
セルフ・ヨイデハ・ナイカの戯言が、ぐにゃぐにゃ、滅裂とした脳内を弄んでくる。何が狂っているのかと問われたならば、即ち、オマエの|三半規管《カタツムリ》以外に在り得ない。強烈なほどの衝突で吹っ飛んだ数多のピン、|繰り返す《リ・バース》の貌は伝説に相応しい。こいつはヤベーですよ! まったく見えてこない勝利のビジョン、ただ目を回して這いつくばりぷるぷるとしている女の子が今は最強に思える。まだ回転が始まっていないのに貰いそーです。レッツ・ゴー・サイクロンの最果てで虹色キラキラな記憶、そんなアカシック・レコードはハロウィンの日まで取っておくと良い。それで如何するつもりだ猟兵――不倶戴天と謂うべきは己の感情、目指すべきは、嗚呼、|恐れ知らず《ドレッドノート》の所業――経験から理解している、それを活かす時だ。
――保身なき回転、情け容赦のない回転、スライム上等な回転。
本来ならば|依頼《シリアス》で使うべき埒外性を切る、この黑鐡こそがオマエの覚悟であった。展開された外骨格が重力制御装置を解放し『ボールの中』で|摩擦を殺していく《浮かせる》。何処ぞのタールだって可能な事だ、悪鬼羅刹に出来ない筈がない。噴出せよ炎――呪詛は自らに返ってくるとお偉いさんが説いていたが、こういう『意味』だったか? 何にせよ突撃するだけっぽい。これはもうどーなるかわからんね???
何度目かのレッツ・ゴー・サイクロン、ただひとつだけの🌈。
真直ぐ、未曾有の速度での回転を魅せつけたオマエは客席の耳石すらも掻っ攫って往った。上下も左右も前後も最早、|混沌《ケイオス》の窖へと放り投げられている。ああ、僕、僕は、そう、超ぐるぐるしてる、超きらきらしてる――言葉が愈々曖昧になっていないか、エチケットに、エチケットに!!!
――ストライクの雨霰の内にスプリンクラーとの再会。
これじゃあ竜だって逃げてく。
大成功
🔵🔵🔵
ラップトップ・アイヴァー
あー、ぐるぐる楽しいですわね、美希!
《…もう回りたくない。
コルテ汚れすぎだし。
勝負服に美希のドレスまで使われたら堪んない。
やるならお姉ちゃんの服で。それで最後ね》
…はぁい。
UCを唱えて。
|変《Trigger》……|身《on》。
《…お姉、ちゃん》
交通事故に遭って死んだ直後の。
傷だらけに血塗れの、私の真の姿ですわ。
美希が正義を願うように、
私はスポーツを、家族や仲間の日常を護りたいの。
《バッカじゃないの?????》
過去一ド直球ですわ…ぐすん。
……ねえ。
心も魂も冷たいよって、怖がってくれないんですのね。
《こんなトンチキ空気でそれやる意味無いって》
そう。
《でも。
たまには、こういう世界の護り方も、いっか》
世界を護る、私が。
そうだったらいいわね、美希。
《は???》
悪のカリスマ全開で、
ずっと美希の意識を繋いだまま、一緒に回って。
ついでに美希の三半規管を限界突破で弄り回す。
《本当ちょっと助けて!! この姉やってる!!》
誰にも見逃させない、最高のストライクを。
《ねえお願い止m》
さあ、常にギリギリで……躍れ。
ハムスターごっこが大好きだったのだ、と、貌も知らない誰かさんの呟きが聞こえた。世界と称される回し車の内側で、只管と、駆ける事すら辞めたザマはシェイクよりも醜いか。強烈なまでに繰り返した、泥濘のように反芻した、吐き気がするほどに巨大な鉄の獣。じっくりと、ゆっくりと、迫りくる感覚はある種の恍惚、理性的な厄災に等しい――今度は自分達が鉄の獣の側なのだ、それにしては相手、ヤケに冷たい木偶の棒ではないか。もう嫌だ、もう、見たくもない。縋りついて縋りついて、ようやく、此処がトンチキだとわかった。
ぐるぐる楽しいですわね、美希! まったく楽しさの欠片も無く、こぼれた言の葉は「もう回りたくない」だ。汚れすぎたコルテが不安定な世界に乗っかっている。それに、|美希《わたし》のドレスまで使われたら堪んないし、そろそろ耐えられないのではないか。やるならお姉ちゃんの服にしてよね、それで最後――もしかしてオマエもクセになってはいないか。寂しげな|返事《はぁい》がこぼれる。いっしょに真実を曝け出して終うのは如何だ。
――🌈なんぞ生易しい、赫々とした、軽率に奪われた現実。
|変《Trigger》……|身《on》。
簡単な事だ、受け入れるだけの価値を見出した|今《もの》。
お姉ちゃん――咆哮する獣に意思など無かったのだ、居眠りか酩酊かは最早、虹色の彼方の沙汰としか謂えない。傷だらけで血塗れな埒外性の|正体《からだ》、何が生きていて何が絶えているのかも判りはしない。正義を願うように、スポーツを、家族や仲間の日常を、この、永久のような|運命の輪《ぐるぐる》に囚われて――バッカじゃないの?????
直球で投擲された愛情表現めいた悪態が|胃袋に《ぐすん》突き刺さる。ねえ、心も魂も冷たいよって、怖がってくれないんですのね。こんな|空気《トンチキ》でそれやる意味無いって。今日一番の|吐瀉物《にお》いが充満している。たまには、こういう世界の護り方も、いっか。たとえば勇者と魔王が友達だったら、そんな具合でおっ始まる、自滅行進曲……。
そうだったらいいわね。
は???
――地球が青くて丸い、その時点で必然なのだ。
悪戯っ子が地味な娘に向けるようなカリスマ的悪意を捧げよう。蒼アザだらけの肉体を球体に押し込んで、意識、絶対的な覚醒状態へと結びつける。これからもずっと、ずっと、限界超えた先まで――本当ちょっと助けて!!! この姉回り過ぎて|狂気《い》ってる!!! 誰にも見逃させない、最高の|瞬間《ストライク》――いや何ひとりで浸ってんのバカ姉! ねえお願い止m――無慈悲に転がる|過去《ハリケーン》の園で遂にはエチケット畑を視つけた。さあ、常にギリギリで――踊れ、躍れ、無様に回ってくれ。三半規管の敗北。
お姫様は弄ばれる|運命《めまい》に遭ったのだ。
――赤と黒の|大渦巻《ワールプール》、楽しかった。
どういうわけか、楽しかった……。
ま、まわりすぎておかしくなりそ……。
大成功
🔵🔵🔵
全会原・タイガ(サポート)
『やってやらぁ!』
人間のゴッドハンド×バーバリアン
口調:ぶっきらぼう(オレ、アンタ、だ、だぜ、だな、だよな?)
呪いで女性の体になった不良男子です。荒々しい性格ですが曲がったことが嫌いで困っている人がいれば迷わず助け悪には怯まず立ち向かいます。
豊満な自分の体型を気にしており、からかわれたりすると怒ります。
戦闘は武器を持たず自らの肉体と呪いの力で発動するユーベルコードで戦います。
呪いの力によって発動する一部のUCは本人の意思とは無関係に発動してしまうことが多く、追い詰められてヤケクソになった時を除き肉体に変化が起きたら驚いたり恥ずかしがったりします。
シリアス、ギャグ、お色気、アドリブ連携何でもOK
は――?
豊満とした身体をぐるりと回し、ただ、唖然と現実から目を逸らした。ひどく爽快感のある激突音を聞いてしまった事で、オマエ、可哀想にも|現実《シュール》に返ってくる。窓硝子をブチ壊すかのような衝撃が脳髄を――ザクロを――抉り、こぼしてきた。一体ぜんたい何が起きたらこうなるんだアンタ。え? 人間ボウリング? 正気か??? 勝手に歪んだ口角が、だらり、辱めの汁気を匂わせる。ふるえていたオマエの内なる呪い、それは果たして同情なのだろうか、いいや、むしろ真逆を極めている。こうと成ればいっそ|選択肢《コード》を換えて続けるのが良いだろう。世の中は愉悦に塗れている。
伝説のアスリートが詰まっていたボウリング球、何度も何度もストライクを掻っ攫う|貌《さま》は猟兵の敗北への兆しと謂えよう。このまま頬を染め、女の面を晒していたところで待っているのは罪悪感だ。ええい、しゃーねぇな畜生、あとで覚えてろよ、クソッタレ。ざわつく会場に期待に満ちた眼差し、もう、ヤケクソぶん投げるしか方法はない。
ガチャガチャごっこに対抗するべく最も効率がよいのは『そのもの』だ、それにしては質感、硬さが不足しているのでは。ぼよよん、ぼよよん、星の中心で君が跳ねる。
これはボウリングの球ですか?
いいえ、|全会原・タイガ《ベリーボール》です。
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~!?
ピンボールが大好きだったのか、オマエ、弾かれるかの如くにレーンを転がっていく。ブレのない真直ぐな具合は、成程、慣れている者の挙動だろうか。そんなに殻に籠りたいのなら冷たい牛乳、お腹の中でぐるぐる大回転している。
目ぇ回る……。
なんか若干だけれども女性的な部分が漏れ出している。さては🌈の代わりの乙女心と謂うやつだろうか。オレは男だっての!!! 知ってる知ってる。
三半規管の悲鳴と同時にストライクの産声だ、僅かに凹んだ球体がグググと元に戻ってくる。ばよん、地面に横たわったオマエ、ぐちゃどろ世界にご挨拶だ。
も、もう帰っていいよな……?
気持ちわりぃ……。
成功
🔵🔵🔴
高宮・朝燈(サポート)
『オブリ解析…バール先生、あいつを止めるよ!』
妖狐のガジェッティア×電脳魔術士、10歳のませたガキです。
普段の口調は「ちょっとだけメスガキ(私、あなた、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、機嫌が悪いと「朝燈スーパードライ(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
ユーベルコードは、レギオン>お料理の時間>その他と言った感じです。レギオンで出てくるガジェットはお任せします。補助的な役割を好みますが、多少の怪我は厭いません。オブリは小馬鹿にしますが、味方には人懐っこくなります。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
障害物競走に出た事など一度だってなかったのだ。そういう日の光に中てられるのは、常に、クラスのリーダー的な男の子や女の子で、芸人気質な精神が不可欠だったと謂えよう。そのような、曰く言い難い|非現実性《シュール》にでも身投げしてしまったのか。オマエは眼前に|茫々《ひろ》がる混沌に苦笑いを晒した――アイドルは🌈しない。
嗚呼、これが噂で聞いた事のある|その他スポーツ《ぐるぐるバット》なら、まだ、解る。七色と称されるゴール・テープを切ったなら、その時点で|喝采《バイバイ》だろう。だが、しかし――人間ボウリング??? ちょっと何言ってるのかよくわからない。もしかしなくてもあの球体に|人型《オブリビオン》が入っているのだろうか。異常なまでの速度で回転している、あの、煉獄のような吐き気に――?
観察しているだけで目が回りそうだがこのまま『視ている』だけではマズい。これ以上のストライクを赦してしまえば此方が不利になる。ルール・ブックには妨害が『ダメ』とは記されていなかったか。それなら……バール先生、アレ狙って! 簡単な問題だ。伝説のオーラとやら諸共にグロッキーなあなたを吹っ飛ばして終え。
レーザー・ポインターの位置は完璧だ、無数のマイクロミサイルが放たれ、カートゥーンめいた|爆煙《もくもく》を発生させた。静けさが戻ってくるのと同時に球体が割れ、中から|目を回した《気を失った》|少女《ダークリーガー》が転がり出てくる。なんか臭ってるのは納豆の所為。
――あいつを止めたなら次はオマエの番では?
ゴロゴロ・サイクロンのメンバーが背中を押してきた。
えっ? 嫌だよ私あんなのやりたくない。いいからいいから、ちょっとだけストライク取るだけだから。そんなダメゼッタイみたいなの困るんだけど、ねえ! 最近のアイドルは身体を張るのが流行らしい。こんな一昔前のバラエティ番組みたいな!?
レッツ・ゴー・サイクロン!!!
あ~~~!!!
助けて先生!!!
成功
🔵🔵🔴
高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
本の虫が這い回っていた。似たような段落を間違えずに追っていく|貌《さま》は、成程、海外幻想文学の戯れにも似ている。そんな固そうなオツムに刺激を与えるならライトノベルが適切だ。ああ、貴方も読書、いかがですか。そんな台詞を吐いてしまったが為にメルヒェン・シックな世界観にご招待だ。いやもう、本当、患っているとしか考えられない、正気の欠片も無い熱血スポーツの長編にようこそ! こんな事ハード・カバーでやってたのですか? 眠気も吹っ飛ぶ歓声に爽快なストライクの音!!! 何もかもが大きい。
ジャックと豆の木、小さくなる薬、羅列すれば数多に至るだろうが、人間ボウリングなんぞ捲った頁の一行にもない。作者解説や目次にだってトンチキ・ワードは赦されていなかった筈だ。それでも猟兵、オマエがストライクを取らなければダーク化蔓延は必然、やらねばならない、ならば、やらねば――なんで私が? もっと他に|猟兵《ひと》いたでしょう? 見せてくださいオマエのハッピーエンド、🌈色の彼方に赤色の靴だ。
|疾走《ぐるぐる》を終え、既に|再起不能《ぐったり》なオブリビオンはもう舞台に上がれない。ストライク数をひとつでも超えたら此方の勝利なのだ。それなら、保険に保険を掛けて天使様に祈り尽くす。どうか、どうか、眩暈が治まりますように……。
レッツ・ゴー・サイクロン!!!
絶対に負けられない――乙女的な意味で――戦いが始まった。
ごろごろごろごろ、ごろごろごろごろ。球体内で絵本を広げる、三半規管、脳味噌に対しての致命的な『行為』だろうが。癒される為には続ける他ない。気分の悪さの波を如何にか制御しカコン・カコンとピンを倒していく。おねがい、もうこれで最後にして――切実な想いが届いたのか試合終了のホイッスル、ぷるぷると退いていった。
赤でも白でもない、きっと素敵な絵具だったのだ。
――優勝はゴロゴロ・サイクロン皆さんです!
|少女《レジェンド》は満足げな面のまま消滅し、ダーク化は完全に解かれた。
猟兵の皆は今直ぐ横になってね、お疲れ様でした。
成功
🔵🔵🔴