銀河帝国攻略戦㉒~ドクターオロチ討伐戦!!!
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猟兵たちは度重なる攻略戦の結果、解放軍と共に『アマルテア情報艦隊』『オロチウイルス突撃艇群』を無力化に成功する。
そして遂についに銀河帝国の執政官兼科学技術総監ドクター・オロチの乗艦であり研究施設でもある実験戦艦ガルベリオンを発見、砲撃を加えます。
この砲撃により、ガルベリオンを航行不能に陥らせることに成功します。
しかし。
「なんだこれは」
「ガルベリオンが修復し始めている……」
解放軍が目にしたのは受けた砲撃の損傷をたちどころに修復していく実験戦艦ガルベリオンの姿でした。
●グリモアベース
「十中八九、ドクター・オロチの仕業じゃな」
集まった猟兵たちの前に眼鏡をかけた付け髭……ケーシー・ヒゲヨシ(付け髭ヒーローマスク・f00695)がふよふよと深刻そうな声で語り掛ける。
「先の解放軍の軍隊は、一旦退却した。実験戦艦ガルベリオンは追撃はしてこなったらしいの」
ドクター・オロチは、銀河帝国の興亡に興味をもっていない為、積極的に解放軍を攻めて来たりはしないようだ。
勿論、攻撃を受ければ熾烈な反撃が待っている。解放軍は銀河皇帝直属の軍勢との決戦もあるため、集中して深追いはしない事にしたようだ。
「この戦い、ドクター・オロチとの決戦は猟兵達に託されたと言えるの」
ドクター・オロチの戦いは銀河帝国攻略戦の帰趨には全く影響を与えない。
しかしドクター・オロチが存在する事は、将来の禍根となりうるのは間違いない。
ドクター・オロチは装備した水晶剣によって、自ら発明したと思われる奇妙な存在達を召喚する能力を持つ、かなりの強敵となっている。
油断すれば、猟兵の精鋭であっても敗北する危険性は高い。
さらにドクター・オロチは常に1体しかいないものの、撃破したとしても、すぐさま骸の海から蘇り、別の場所から再出撃してくるようだ。
しかし短期間に何度も倒されれば、復活は不可能な「筈」です。
「ドクター・オロチは不気味な存在じゃが、ここでドクター・オロチを撃破する事が出来れば、『スペースシップワールドで再び蘇る事は無い』事が、わしらの予知で明らかになった」
出来ればここで、倒しておきたい存在である。
「わしらの予知によって、どこに出現するのかを確率的に予測できとる。それぞれのポイントに出現するドクター・オロチを待ち伏せして、撃破を目指してくれ」
そしてケーシーはいつもの調子のいい声を潜め、君たちを送り出す。
「わしも、悲劇はみたくないからのぅ。じゃが今回は本当に大変じゃ、気を付けてくれよ猟兵たちよ」
ナイン高橋
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このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
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ナイン高橋です。
ドクター・オロチ、大変な存在ですね。
このシナリオは『やや難』ですので、判定は少し厳しめとなります。
以下の特殊ルールに対する対策をよく考えてご参加ください。
それでは皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
特殊ルール
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ドクター・オロチは、先制攻撃を行います。
これは、『猟兵が使うユーベルコードと同じ能力(POW・SPD・WIZ)のユーベルコード』による攻撃となります。
彼を攻撃する為には、この先制攻撃を『どうやって防いで、反撃に繋げるか』の作戦や行動が重要となります。
対抗策を用意せず、自分の攻撃だけを行おうとした場合は、先制攻撃で撃破され、敵にダメージを与える事はできないでしょう。
対抗策を用意した場合も、それが不十分であれば、苦戦や失敗となる危険性があるので注意してください。
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第1章 ボス戦
『ドクター・オロチ』
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POW : ジャイアントカルシウム
自身の身長の2倍の【恨みの叫びをあげる骸骨巨人】を召喚する。それは自身の動きをトレースし、自身の装備武器の巨大版で戦う。
SPD : カリスティックボディ
自身の肉体を【あらゆる生命体を溶解し取り込む緑の粘液】に変え、レベルmまで伸びる強い伸縮性と、任意の速度で戻る弾力性を付与する。
WIZ : ビャウォヴィエジャの森のフェンリル
【水晶剣が変形した門から『フェンリル』】の霊を召喚する。これは【炎の体を持つ巨大狼で、爆発を呼ぶ咆哮】や【瞳から放たれる魔炎光線】で攻撃する能力を持つ。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
エミリィ・ジゼル
先制攻撃?なるほど面倒ですね。
ではなかったことにしますね。
方法としては開幕早々に《やりなおすメイドの術》をぶっぱ。
相手が先制攻撃をしてこようが、なかったことにしてしまえば攻撃は消えちゃいますからね。
そしてリスタートした状態で、即座に《時を止めるメイドの術》で時間を停止。
相手がどんな先制攻撃をしてこようとも、既に見たみたものであればどの方向からどうやって攻撃されるかは分かりますからね。
回避も楽勝ってすんぽーです
時間を停止したら背後からシャークチェーンソーでズバっといきます。
この時間停止とズバッを繰り返して一方的にフルボッコ作戦を決行します。
「ヒャッハーっ!死ねー!」
●
「ムシュシュ。もう来たの?なんか君たち、早くない?」
不気味な試験管やビーカーに身体に悪そうな色の液体がぼこぼこと音を立てている。
そんな如何にもマッドなサイエンティストな実験場と言った雰囲気の部屋の中央にオブリビオンはいた。
水晶剣を手にするフードの中は脳みそが剥き出しになっている敵、ドクター・オロチだ。
「ま、倒しちゃえば関係ないんだけどね~?」
猟兵の姿を確認したドクター・オロチは何の躊躇いもなく水晶剣を持たぬ方の手を向けるとユーベルコードを発動してきた。
その身体の半身が【あらゆる生命体を溶解し取り込む緑の粘液】へと変貌・膨張し、襲い掛かってきたのだ!
「先制攻撃?なるほど面倒ですね」
神出鬼没のメイドさん、エミリィ・ジゼル(かじできないさん・f01678)は迫る緑色の液体の脅威を感じながらもマイペースな雰囲気を崩さずに対峙する。
「ではなかったことにしますね」
笑顔で両手をパン!と合わせると、ユーベルコード:やりなおすメイドの術を発動した。
すると、世界は戻っていき……。
「ムシュシュ。もう来たの?なんか君たち、早くない?」
まだ身体が緑の粘液になっていないドクター・オロチが、先ほどと全く同じセリフを同じ体勢、同じシーンでやり直す。
エミリィのユーベルコードはなんと、直前のセーブデータからやり直す事が出来るのだ。
「相手が先制攻撃をしてこようが、なかったことにしてしまえば攻撃は消えちゃいますからね」
「ん?なんの事?ま、倒しちゃえば関係ないんだけどね~?」
やはり再びドクター・オロチは何の躊躇いもなくユーベルコードを発動してくる。
その身体の半身が【あらゆる生命体を溶解し取り込む緑の粘液】へと変貌・膨張し、襲い掛かってくる!
しかしその軌道は既に先ほど見ている。粘液の隙を縫うようにエミリィは更なるユーベルコードを発動する。
「ターイム!時を止めるメイドの術!」
掛け声と共に時間を止めることで、敵の攻撃を予測し回避する!
「相手がどんな先制攻撃をしてこようとも、既に見たみたものであればどの方向からどうやって攻撃されるかは分かりますからね。回避も楽勝ってすんぽーです」
そして実際にエミリィは既に見た攻撃の、その隙間をさっと通りぬけドクター・オロチの背後からシャークチェーンソーでズバっと……。
「ヒャッハーっ!死ねー!……え?」
行こうとして、もう半身が緑色の粘液に変わって攻撃してくるのを諸に受け止める事になった。
「ムシュシュ?もしかして未来予知系?だめだよ~、君が追加で別のことしてきたら勿論ボクも追加で何かするに決まってるじゃないか~」
決してエミリィのユーベルコードが効いていない訳ではない。
現に追加で行う時を止めるメイドの術により、攻撃を幾つか回避し、シャークチェーンソーの攻撃も入れる事は出来ている。
だがドクター・オロチはなんと、やり直し予測するエミリィの行動に対し、反応し返して対応してきたのだった。
「ちょっとこれは、厳しいですね……」
ダメージが入っていない訳ではない。
しかし削り合いをするには相手が悪い。
エミリィはドクター・オロチに傷を与える事には成功するものの、一時撤退を選択するのだった。
苦戦
🔵🔴🔴
ディスターブ・オフィディアン
第二人格で行動
可能ならば他のメンバーと即席でも連携を取りましょうか
「必ず敵の攻撃を受ける――よろしい、後の先をとるのは得意分野です
あの不気味な笑いをはぎ取ってやりましょう」
敵の骸骨巨人に対しては見切り、早業、逃げ足、残像を駆使し回避&偽計の颱のダミー人形で死んだふりと行きましょうか
「ふっふっふっ、図体がでかい敵は動きが鈍いと相場が決まっておりますからな! 骨の間を駆け抜けて本体へ――って早っ!? ぐわーーーーっ!?」
とか言いながら相手の攻撃で死んだふりをしておき、敵が隙を見せたところで騙し討ちを仕掛けましょう 骸骨に関しては関節を外して動きを止め、オロチは頭部の脳みそを殴りましょうか
ボゴ・ソート
旧式ウォーマシンの性能を見せてあげよう。
■行動
先制攻撃を耐え抜く手段は2つ!
1つ目は[ベルセルクトリガー]によって獲得した超耐久力。
2つ目は、骸骨巨人の振るう剣の間合いから、さらに一歩踏み込んで威力を軽減すること。
具体的には巨人の攻撃に合わせて[ダッシュ]で接近して、なるべく剣の鍔に近い位置が体に当たるようにするよ。
首尾よく生き延びることが出来たら、[ベルセルクトリガー]の超攻撃力と[グラップル]の腕前、生まれ持った体格(身長276.8cm)と[怪力]をフル活用して骸骨巨人にがっちり組み付いて、力任せに骨をボキボキへし折ろうと思う。
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「ムシュシュ?今度は君たちが相手なんだ?あんまりボクも暇じゃないんだけどね、仕方ないなー。ジャイアントカルシウム君!出番だよ!」
上等なスーツを着込んだディスターブ・オフィディアン(真実を 暴く/葬る モノ・f00053)。
成人男性をそのまま1.5倍にサイズアップしたような体格に、経年劣化により白く変色した合成樹脂製の髪と肌を持つボゴ・ソート(ウォーマシンのシーフ × 探索者・f11583)。
二人がドクター・オロチのマッドサイエンティスト実験場に足を踏み入れると、即座に敵の攻撃が襲ってきた。
巨大な【恨みの叫びをあげる骸骨巨人】がドクター・オロチの動きをそのままトレースするように、その手に持った骨の剣を奮ってくる。
しかし猟兵の二人は予め攻撃が来ることは織り込み済みで、動く。
「旧式ウォーマシンの性能を見せてあげよう」
「必ず敵の攻撃を受ける――よろしい、後の先をとるのは得意分野です。あの不気味な笑いをはぎ取ってやりましょう」
第二人格を主として参戦してきたディスターブは巨大になったが故に緩慢かつ見切りやすきなった敵の骸骨巨人の攻撃を早業と逃げ足と残像を駆使し回避していく。
「ふっふっふっ、図体がでかい敵は動きが鈍いと相場が決まっておりますからな!骨の間を駆け抜けて本体へ――って早っ!? ぐわーーーーっ!?」
「ムシュシュシュ、なんか小賢しく頑張ってたけどまずは1匹」
しかしドクター・オロチの巧みな剣術の前にディスターブは敢え無くドロップアウト!
「次はどんな手品を見せてくれるのかなー?ムシュシュ」
「悪いが俺はもっと愚直にいかせてもらうぜ!」
ボゴはユーベルコード:ベルセルクトリガーを起動。超攻撃力と超耐久力を持つ【最終武装モード】に変化。
理性を失いならがも、骸骨巨人を打ち倒そうと突き進む!
「ムシュシュシュ!力比べとは恐れ入ったよ!」
ドクター・オロチは水晶剣を振り下ろし、その動きをトレースする骸骨巨人の剣でボゴを迎撃する。
「ダガ、ココデ、だっしゅダ!」
ボゴは避けるのではなく、その攻撃に当たりに行く。
威力の乗った剣先ではなく握りに近い場所へ、ダッシュで加速。装甲の厚い部分で敢えて受けに行く事でその攻撃を耐えた。
ベルセルクモードの超耐久力にものを言わせた戦法だった。
「ムシュ!?耐えちゃうの!?」
自身の巨体と怪力、ベルセルクモードのパワーを最大限に活用し、骸骨巨人にそのまま組み付くボコ。
バキバキバキ、と骨が軋む音が響く。
「ムシュシュ!ジャイアントカルシウム君をそんな風に扱ってもらったら困っちゃ」
「骸骨人形なんぞの心配をしている場合ですかな」
「ムシュ?」
ドクター・オロチの脳みそ顔面に入るストレートパンチ!
そこに立っていたのは、骸骨巨人の攻撃を受けドロップアウトしていた筈のディスターブだった。
「な、何故に君が!?」
攻撃によろめきながら問うドクター・オロチ。
「いやぁバリツがなければ即死でした」
いい笑顔で応えるディスターブ。
骸骨巨人の攻撃を受けドロップアウトしていたのは実は彼のダミー人形。
人形を身代わりにして死んだふりをして隙を伺っていたのだった。
「ムシュシュ。やるねぇ猟兵。面白いよ」
ディスターブの関節外しなどの援護を受け、ボゴもまた骸骨巨人を粉砕する。
初回攻撃を上手くいなした二人はドクター・オロチへ多大なダメージを叩き込むことに成功したのだった!
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
エミリィ・ジゼル
めげない(決心)
相手がこちらの攻撃に対応してくるのでしたらアレですね。
時間を止めてる最中にフルボッコにすればいいわけです。
というわけで今回は《時を止めるメイドの術》を使って時間を停止したまま、《増えるメイドの術》で分裂して散会し、そして一斉に《メイド式殺人光線の術》をお見舞いします。
相手の火力が高いのでしたら、こちらも火力を増やすまで。
数の暴力に訴えてやりましょう。
「しぶとさではわたくしの右に出るものはいないと自負しております。というわけでヒャッハー! 今度こそ死ねー!」
●
「ムシュシュ。また来たの?なんか君、はやくない?」
マッドなサイエンティストな実験場に立つドクター・オロチ。その前に再び姿を見せる猟兵がいた。
「めげない」
再び登場。神出鬼没のメイドさん、エミリィ・ジゼル(かじできないさん・f01678)だ。
彼女は決心を固めてここにきた。
「相手がこちらの攻撃に対応してくるのでしたらアレですね。時間を止めてる最中にフルボッコにすればいいわけです」
パン、と両手を合わせて時を止めるメイドの術の発動したエミリィはそのまま次なるユーベルコード:増えるメイドの術を使用する。
「いけ、かじできないさんズ!」
【おでこ】に1と刻印された戦闘用【の自分のコピー】を20体近く召喚。分裂して散開。
数には数の暴力で訴えようという作戦だ!
「しぶとさではわたくしの右に出るものはいないと自負しております。というわけでヒャッハー!今度こそ死ねー!」
そして分裂したメイドが一斉にメイド式殺人光線の術で目からビームを放つ!
「ムシュシュ!そんなに頑張られるとボクも色々頑張っちゃおうかなー?」
流石に強力なオブリビオン相手に時を止められ続けるわけもなく、ドクター・オロチは攻撃を受ける前にユーベルコードを解除。一瞬で状況を理解すると素早く反応する。
メイドビームを受ける直前にその全身を緑色の粘液に変化させると、液体の身体でビームを可能な限り回避。
逆に変幻自在の身体を全方向に伸ばしエミリィに反撃してきたのだ。
「くぅ!しかし数はまだまだいるのです!」
「だったらボクも応援よぼーっと」
元々口がどこにあるのか分からないが、粘液の身体のどこからかそう言ったドクター・オロチは腕だけ元の状態に戻し、手に持つ水晶剣を門に変形。
「ムシュシュ!フェンリルよー、目からビームには目からビームで反撃だー!」
炎の体を持つ巨大狼『フェンリル』の霊がその門から出現した!
そして現れるやいなや巨大狼は瞳から魔炎光線を放ち、エミリィのコピーたちを魔炎で包みこんでいってしまう。
さらに粘液の攻撃も再び襲ってきて、コピー体はほぼ全滅してしまったのだった!
エミリィの思惑は、相手の火力が高いのであれば、こちらも火力を増やすという作戦ではあったものの。
しかしこちらの火力を複数手で増やすのであれば、それは相手も同じように複数手で反撃して来るという事だ。
メイドビームの乱射によって多少のダメージは負わせることは出来たものの、エミリィ自身へのダメージの方が大きく、撤退せざるを得なかったのだった。
苦戦
🔵🔴🔴
リック・シックハント
アンノットさん(f00851)と連携するよ
彼女の【遥かなる夢よ、我らの前から消えたもうなかれ】と【Daydream・Garden】を融合して『瀕死になることでアンノットの願いを叶える聖剣に変わる』ユーベルコードを転送される前に生み出し、転送直後にオロチへの怒りのまま【先制攻撃】とばかりに殴りかかりに行くよ。瀕死になるための作戦ではあるけど、自らの意志で人に害なすキミの行動は我慢ならないのは本当だから
反撃で瀕死になったら『オロチをぶん殴りたい』というアンノットさんの願いを叶えて、彼女をボクの傍に召喚するね
●決め台詞(先)
「アンノット・ディザイア、それがキミを滅ぼす剣の名前だ」
アンノット・リアルハート
リック・シックハント(繋ぐ旅人・f00522)さんと一緒に行動
ドクターオロチ、貴方の作った兵器を見てきました……だから私は、貴方を絶対に許せない!
聖剣に変身したリックさんの効果で【王家の星よ、我が身を燃やして命を救え】を発動しながら戦場に突入し、リックさんを装備
私の願いによって聖剣はオロチに対する天敵となり、その攻撃を退ける加護を宿す
それに加えて粘液は光のベールで防御、受けきれなかった場合は自分で自分の傷を癒しながら【ダッシュ】で相手の懐に潜り込み『オロチを打ち倒し、被害者の受けた心の傷を与える』という願いを込めた斬撃を叩き込みます
●決め台詞(後)
「その一撃は皆の悲願、悪しき魂に刻み込め!」
●
「はぁぁ!ドクターオロチーっ!!!」
「ムシュ?何キミ?誰だっけ?」
怒りのままに先制攻撃とばかりに飛び出したリック・シックハント(繋ぐ旅人・f00522)だったが、ドクターオロチの呼び出したジャイアントカルシウムに軽く跳ね飛ばされてしまった。
「ムシュ?あれ?何の策もなく飛び出してきたの?」
他の猟兵は上手くいったかいかないかは別にして必ず何かしらをしようとしてきていた。
しかしリックは本当にただ単純に迎撃出来てしまった事にドクター・オロチは首を傾げる。
「いえこれは、瀕死になるための作戦です」
骸骨巨人の一撃を受け傷ついた身体を奮い立たせ、リックは予め仕込んでおいた今回の策を講じる。
彼らの作戦ではまず瀕死ならねばならなかったのだ。
(自らの意志で人に害なすキミの行動は我慢ならないのは本当だけど)
そしてリックは己のユーベルコードの力を解放する。
ユーベルコード:繋がりこそ我が力(レゾンデートル・コネクション)。その能力は、【一時的に】【ユーベルコード同士を融合させ】【生み出した新たなユーベルコードを使うこと】。
だが、彼が融合させたのは、自身のユーベルコードではない。
「アンノットさん、あとは任せます!」
彼が融合したのは同じ戦場にテレポートしていたアンノット・リアルハート(忘国虚肯のお姫さま・f00851)のユーベルコードである!
デイドリーム・ファンタズマゴリア+デイドリーム・ガーデン。
『瀕死になることでアンノットの願いを叶える聖剣に変わる』ユーベルコードを生み出したのだ!
「アンノット・ディザイア、それがキミを滅ぼす剣の名前だ」
そしてリックは一振りの聖剣と化すと、『オロチをぶん殴りたい』というアンノットさんの願いを叶えて、彼女をリックの傍に召喚する。
「ドクターオロチ、貴方の作った兵器を見てきました……だから私は、貴方を絶対に許せない!」
召喚されたアンノットは聖剣となったリックを装備。
そのままユーベルコード:王家の星よ、我が身を燃やして命を救え(サルヴァツィオーネ・アンノット)を発動させながらドクター・オロチの元へと高速移動する。
「ムシュシュ?それはボクには褒め言葉に聞こえるな~?」
ドクター・オロチは身体を粘液に変えながらアンノットを迎撃する。
「誰かを救えるなら、自分なんて安いもの!」
毎秒、彼女の寿命を削るものの粘液を【仇なすものから身を守る光のベール】でガードしつつ、それでも防ぎきれなかった分に関しては【触れたものを回復させる生命の波動】を自身にかけ続け高速移動するアンノットのユーベルコード。
そして対ドクター・オロチへの特性を持たせることが出来た聖剣を生み出す事のできたリックのユーベルコード。
二人のユーベルコードがドクター・オロチへと辿り付く。
粘液を掻い潜ったアンノットはダッシュでドクター・オロチの懐に潜り込み『オロチを打ち倒し、被害者の受けた心の傷を与える』という願いを込めた斬撃を叩き込む。
「その一撃は皆の悲願、悪しき魂に刻み込め!」
「ムシュ!」
その一太刀は確実にドクター・オロチへと到達する。
しかし。
「ジャイアントカルシウム君!」
骸骨巨人の奮う骨剣がアンノットを吹き飛ばす!
『ドクター・オロチを打ち倒したい』その願いを叶える聖剣を生み出すユーベルコードだが、この願いが発現するのならば高い攻撃力を与える事となるだろう。
一太刀の威力は高かった。
しかし、自ら瀕死になりにいったリックと、無理矢理ユーベルコードでドクター・オロチの元まで力押しで突破しに行ったアンノット。
彼らがそれ以上の戦闘を続けるには、最初にダメージを追い過ぎだった。
苦戦
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エミリィ・ジゼル
負けない(決意)
分裂も時間停止もダメならば今回は真の力を解放し、《暴れ回るメイドロボの術》でかじできないロボへと変身
フェンリルの魔炎光線にはメイドビーム
爆炎咆哮にナパームキャノンで相殺作戦に出ます
相手は攻撃力が高いので『範囲攻撃』『一斉発射』で火力重視に応戦
施設ぶっこわす勢いで迎撃します
フェンリルと戦っている最中にオロチはこちらに対応した手を打つでしょう
今まで戦って分かりましたが、あいつそういう嫌な性格してますし
なんであえて隙を見せます。見せたフリをします
そして攻撃のタイミングに『カウンター』『だまし討ち』『捨て身の一撃』を利用して渾身のロケットパンチ
共倒れでも構いません。相手に一泡吹かせます
●
「ムシュシュ。また来たの?なんか君、はやくない?」
マッドなサイエンティストな実験場に立つドクター・オロチ。その前に三度、姿を見せる猟兵がいた。
「負けない」
再度登場。神出鬼没のメイドさん、エミリィ・ジゼル(かじできないさん・f01678)だ。
彼女の決意は、変わらない。
「ムシュシュ。それじゃまたフェンリル君と遊んであげてよ」
ドクター・オロチは先ほどエミリィを迎撃したのと同じように水晶剣を門へと変形。
その門より炎の体を持つ巨大狼『フェンリル』の霊を召喚してきた。
「分裂も時間停止もダメならば今回は真の力を解放し、《暴れ回るメイドロボの術》でかじできないロボへと変身です!」
対してエミリィは【巨大メイドロボモード】へ変形!真っ向からフェンリルへと勝負を挑む!
『かじできないロボ、出撃!』
「ムシュシュ~。フェンリル、やっちゃえ~!」
ここに巨大狼VSメイドロボの宇宙決戦が始まったのだった!
フェンリルが瞳から魔炎光線を放つと、かじてきないロボも目からでるメイドビームを撃って迎撃し。
爆炎咆哮が轟けば、ナパームキャノンを発射し相殺する!
火力重視な弾幕が敵の攻撃を相殺しながらかじてきないロボが突き進む!
施設なんてぶっこわす勢いで範囲攻撃と一斉発射のオンパレードだ!
「あー!ボクの実験施設~っ!」
怪獣VSロボの大決戦を観戦していたドクター・オロチは周りへの被害に声を上げる。
しかし、エミリィは決して油断しない。
(フェンリルと戦っている最中にオロチはこちらに対応した手を打つでしょう。今まで戦って分かりましたが、あいつそういう嫌な性格してますし)
何度も戦いを挑んだエミリィは少なくとも、この場にいるドクター・オロチの動きを見切りつつある。
そして全力でフェンリルに対応し、その上でドクター・オロチへ報いようとしているからこそ、ドクター・オロチへの対処の方法をも視野に入れる事が出来たのだった。
(なんであえて隙を見せます。見せたフリをします!)
『ぐっ!』
そして敢えて開けたマルチプルミサイルの弾幕の穴から、フェンリルの魔炎光線がかじてきないロボの巨体に突き刺さる。
攻撃を軽減する機体で受けたものの、そのダメージは大きい!
「ムシュシュ。大迫力だったけど、フェンリルには勝てなかったかな?やっちゃえ~フェンリル!」
きょとんといった感じで脳みそ顔で首を傾げて煽ってくるドクター・オロチ。
そしてフェンリルが最後のとどめとばかりに魔炎光線を放つ瞬間。
『今です!』
かじてきないロボはフェンリルの魔炎光線がその身に当たるのも一切無視して、捨て身のロケットパンチをドクター・オロチへと発射!!!
「ムシュ?!」
予想だにしていなかったドクター・オロチはその渾身のカウンターをもろに受ける事になる。
勿論、フェンリルの魔炎光線を防がなかったかじてきないロボも、戦闘不能になる程のダメージを受けてしまう。
ドクター・オロチのいた場所と、かじてきないロボで起きる大爆発。
「共倒れでも構いません。相手に一泡吹かせます」
召喚されたフェンリルは召喚主のダメージが大きすぎたようで消えていく。
そしてエミリィもまた、ダメージが大きすぎた影響で巨大ロボ状態から通常サイズの人型に強制解除されてしまった。
「まだ、とどめには至りませんか……」
傷ついた身体を立ち上がらせながらエミリィは巨大メイドパンチに打ち抜かれたドクター・オロチを見やる。
「ムシュシュ……。やるね、猟兵……。本当に、もう少しでボクもやられてしまうところだったよ……」
息も絶え絶えになっているように見える、ドクター・オロチ。度重なる猟兵の襲撃が確実にドクター・オロチを追い詰めていたのだ。
だが、もう少しのところで倒すまでには至っていない。
恐らく、恐らくは、もう一度だけでも猟兵がドクター・オロチを襲撃すれば、瀕死のこのオブリビオンを倒す事は、出来たであろう。
しかし。エミリィの目の前でドロリと、ドクター・オロチはその身を緑色の粘液に身体を変えていく。
「ムシュシュシュ。でも残念~。この実験場で持ち帰るものはもうないんだ」
戦いの余波で既にボロボロになっていた実験場。
辛うじて部屋そのものは維持できていた筈が、突如、崩壊を始める。
「くっ、撤退します」
戦闘のダメージ、そして部屋の崩壊。追撃を断念せざるえなかったエミリィはグリモアベースに帰還する。
「ムシュシュ。それじゃーね~猟兵。また会おう」
そしてドクター・オロチだった液体はそのまま地面にしみ込み、消えていった。
成功
🔵🔵🔴
マユラ・エリアル
常に先手を取られる敵か…
全く厄介な敵だよ
だが一撃耐えれば必ず勝機は見えるはずだ
ここで引くわけにはいかない!
●戦闘
敵がフェンリルを召喚したら常に『フェイント』をかけながら行動少しでも敵の攻撃を反らせるようにする
命中時には右腕のガントレットに魔力を込めて『武器受け』にてガード
なるべく威力を減らすよう斜めに弾き反撃に繋げる
敵攻撃を凌いだら『全力魔法』『属性攻撃』を用いてユーベルコードをブーストして発動
【氷塊召喚】でオロチを狙う
『2回攻撃』で一撃は地形を狙って自身の能力アップを行い、2度目の氷塊でオロチを狙う
さあ、氷塊に押しつぶされろ!
●アドリブ・連携等歓迎
マスター・カオス
フハハハ…我が名は、グランドフォースに導かれし、世界征服を企む秘密結社オリュンポスが大幹部、マスター・カオス!!
中々、興味の惹く名ではあるが、解放軍の勝利の為にも、今一度、滅んでもらうぞ?
敵の先制UC対策に、早業で念動力を用いて、盾になりそうなものは、オロチの実験機材であろうと何だろうと少しの精神的動揺や不快を誘うように手当たり次第に全て使う勢いで、敵攻撃の矢面に押し立てる。ここで、少しでも視界を塞いだり軌道を逸らすようにする狙いと同時に自身もフォースシールドでの盾受けやオーラ防御等も展開してなるべく避け、敵の攻撃直後の空いた間を突きカウンターを狙い「十二神ノ蹂躙」を放ちます。
アリス・セカンドカラー
私の『大事なモノ』に土足で踏み込んだあの装置を作ったこいつを許さない、絶対に。
先制攻撃は厄介だけど比較的対処しやすいモノに誘導できるのが救いね。
リジュネレーションの再生力だけでは足りないでしょう。
怪力を発揮する念動力を補助にインビジブルテンタクルで運動エネルギーをエナジードレインしながら少しでも軌道をそらせれば御の字ね。
先制攻撃を防げたら逃げ足で距離を取りつつ、インビジブルテンタクルで防いだ状態からそのまま骨巨人に絡みつかせて念動力由来の怪力で振り回してオロチに叩きつけたいわね。
力及ばなかった時は、オリュンポス腐海四天王、後は頼んだわよ。
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天井から沁み出してきた粘液が地面に落ちると、ひとつの人型を取る。
「ムシュシュ?また会おうって言ったけどさー、こんなにすぐに会うつもりはなかったんだけどなー」
実験場からの離脱に成功したドクター・オロチだったが、そこに待ち受けていた猟兵がいた。
マユラ・エリアル(氷刃の行方・f01439)。
マスター・カオス(秘密結社オリュンポスの大幹部・f00535)。
アリス・セカンドカラー(不可思議な腐海の笛吹きの魔少女・f05202)。
彼ら彼女らは一様に、このドクター・オロチを倒せる好機を逃すまいと戦意を滾らせる。
「ムシュシュ、でもすぐに倒しちゃえば、関係ないかなー?」
3人の猟兵に対しドクター・オロチは先制攻撃を仕掛けにいく。
【水晶剣が変形した門から『フェンリル』】の霊を呼び出し攻撃させ。
【恨みの叫びをあげる骸骨巨人】を召喚して己の動きをトレースさせ。
自身の肉体を【あらゆる生命体を溶解し取り込む緑の粘液】に変えて、猟兵たちに一斉に襲い掛かる!
だが、猟兵たちもまた、ドクター・オロチの攻撃に対抗しようと動くのだった。
「フハハハ…我が名は、グランドフォースに導かれし、世界征服を企む秘密結社オリュンポスが大幹部、マスター・カオス!!」
ドクター・オロチのユーベルコードに対し、マスターは念動力を早業で用いて、盾になりそうなものを周囲から手当たり次第に敵攻撃の矢面に押し立てる。
ドクター・オロチの実験場の船なのだ。その実験資材を使う事で少しの精神的動揺や不快を誘えるようになんでも使う。
「ぐぅぅ。中々、興味の惹く名ではあるが、解放軍の勝利の為にも、今一度、滅んでもらうぞ?」
勿論全ての攻撃を防ぎ切る事はできない。だが少しでも視界を塞いだり軌道を逸らすようにする狙いと同時に自身もフォースシールドでの盾受けやオーラ防御等も展開してなるべく避けるようにと工夫を凝らした甲斐あってか、フェンリルの爆炎咆哮と粘液による攻撃をひとまず凌ぐ事が出来た。
「あー!ボクの実験用の材料がー!……まぁいいけど」
わざとらしい興味の無さそうな声と共に、マスターの気付いた壁をまっすぐに貫いてくる骸骨巨人の骨剣が猟兵たちの元へと迫る。
「私の『大事なモノ』に土足で踏み込んだあの装置を作ったこいつを許さない、絶対に」
だがそこにすかさずアリスが前に出ると、ユーベルコード:リジュネレーションを発動させながら突き出された骨剣を真っ向から抱きかかえるようにして受け止める。
当然の如く、ドクター・オロチのユーベルコードを一人で受ける事になるアリスだったが。
「我々の業界ではご褒美よ☆」
リジェネーションの【肉体の超再生能力】【痛みを快楽へと変換】【訓練された変態力】で自身を強化する能力で驚異的な防御力を発揮して耐えきったのだった。
(リジュネレーションの再生力だけでは足りませんでしたけど)
怪力を発揮する念動力を補助にエナジードレインする触手で骸骨巨人の運動エネルギーを変換して軌道を少しでも反らしていく。
「ムシュシュ、それならもう一回ご褒美あけちゃうよー」
攻撃を受け止めるだけで手一杯となってしまったアリスに対してドクター・オロチが更なる追撃を行う。
フェンリルの瞳からは魔炎光線が放たれ、骸骨巨人の剣を持たぬ腕が迫る!
「常に先手を取られる敵か……全く厄介な敵だよ」
しかしそこへアリスを守るようにマユラが素早く進み出る。
「だが一撃耐えれば必ず勝機は見えるはずだ。ここで引くわけにはいかない!」
フェンリルの魔炎光線を、今まで守られていた分、魔力を込める事が出来た右腕のガントレットで武器受けガード!
なるべく威力を減らすよう斜めに弾き、やはり周囲を破壊させながらも反撃に繋げフェンリルの元へと走り始める。
「――感じよ―――此れがオリュンポスの片鱗だ!!」
そして骸骨巨人へは、最初の攻撃を防いでいたマスターが片掌からカウンター狙いでユーベルコード:十二神ノ蹂躙を放ち(無駄に過剰演出な)雷轟電撃で畏怖と感電を与え、その動きを一時的にでも封じる!
「喰らえっ!」
マユラは走りながら氷属性の魔力を全力で注ぎこみ、フェンリルへと飛び掛かりにいく。
フェンリルもまたマユラを迎撃しようと爆炎咆哮を上げようとして。
「せぇぇぇい!」
動きを封じた骸骨巨人を念動力由来の怪力で持ち上げ、振り回したアリスにその横っ面を叩かれる!
『グルォォォォ』
そしてマユラは体勢を崩したフェンリルを……足場にしてドクター・オロチの頭上まで跳躍する。
「ムシュ!?」
最初からフェンリルへの攻撃はフェイントだったのだ。
「氷よ、全てを凍てつかせろ!」
全力魔法を込めたユーベルコード:氷塊召喚(コール・アイスブロック)がドクター・オロチの頭上から振り下ろされる。
「わー、あぶなーい」
しかしまだ距離の開いていたドクター・オロチはその攻撃を避けてしまう。
外れた氷塊は地面を一気に凍らせていき。
「ムシュ!?もしかしてー、これもフェイントだったりする?」
「その通りだ!ドクター・オロチ!さあ、氷塊に押しつぶされろ!」
氷塊召喚で氷で覆った地形の上では、マユラの能力は上昇する。
2回攻撃で再び頭上から、先ほど以上の大きさの氷塊召喚を放つマユラ!
ドロリと身体を粘液に変えたように見えたドクター・オロチだが、その周辺全てを覆うように氷を振り下ろす!
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「倒せましたかしら」
「わからん。少なくとも、地面を氷で覆っていたから下に逃れたわけではないだろう」
「倒せたとしても、逃げたとしても、もはや骸の海だろうな」
激しい戦いの末に与えたダメージは果たしてドクター・オロチに届いたのか。
氷が炸裂したその場には、ドクター・オロチは既に影も形も存在しなかった。
この場で相手の生存の有無を確認する事は、難しいだろう。
そして元より崩壊する実験場の真下の部屋は、戦いの余波でもう維持出来ているのも奇跡のような状態だ。
確信は持てないもの、やれる事は全てやり切った。
猟兵たちはグリモアベースへと帰還するのだった。
成功
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