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はじまりは千葉県 〜 第三章

#試練の洞窟 -the Cave of Ordeal-

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#試練の洞窟 -the Cave of Ordeal-


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●現代神秘世界 - アジア - 日本 - 千葉県 - 小規模な「試練の洞窟」 - 簡易拠点
「っ! 今のは……|安曇《あずみ》?」
「ア、アンジェにも見えましたか?」
 突然起きた現象に困惑する|如月《きさらぎ》・アンジェ(退魔師)と|中島《なかじま》・|碧《あおい》(宮内庁霊害対策課戦闘員)の二人。
 周りを見渡せば、簡易拠点の人々が皆、一様に困惑しているのを見えて、先程見えた光景がほとんどの人間に見えたものであるらしいことが分かる。
「おそらく、今のは第三視点でしょう」
 困惑する一同の元に冷静に説明しながら現れるのは仮面をつけたローブの女性、英国の魔女(高速記述者)だ。
「魔女、今回の作戦には参加しないと言っていたのでは?」
 碧が鋭く魔女を睨みながら尋ねる。英国の魔女は今は「試練の探求者」の一員ではあるのだが、日本においては登録魔術師ではなく、宮内庁霊害対策課所属の碧からすれば本来なら敵である存在のため、このような対応になる。
「そのつもりでしたが、300人委員会から、攻略が完了する瞬間だけは見届けるように、と決定されてしまいまして」
 300人委員会は英国の魔女が所属している秘密組織だ。厳密にどのような組織なのかは碧も知らないが、神秘の世界においては、国連の神秘部門やヨーロッパのインクィジターに匹敵する影響力を持っている。
「それで、第三視点と言いましたか? それは神や一部の特異な才能を持つ人間だけが使える能力のはずでは?」
 「試練の探求者」が結成される前から公然の秘密として英国の魔女と共闘してきたアンジェは碧を宥めつつ英国の魔女に尋ねる。
 第三視点は世界を俯瞰し、本来なら見えるはずのないものを見る能力の事を言う。基本的には神に属する存在が持っている力だが、人間が扱える場合もあることをアンジェは知っている。まさに第三視点を行使出来る知り合いがいるのだ。
「いえ、そもそも世界を俯瞰する能力は誰もが厳密には持っています、ただ扱えないだけ。多くの未来視や過去視、千里眼といった魔術もそういった本来持っている第三視点を一時的に励起させるものですしね」
「なるほど……、しかし私達は魔術は使っていませんが……」
「えぇ、ですがこの場所には魔術と並ぶ不思議な力があるでしょう?」
「そうか、マナ現象!」
「その通り。おそらくマナは人間の持つ潜在能力を引き出す性能を持っています。それが第三視点を引き起こしたのでしょう」
 碧が閃いた、と声を上げると、英国の魔女は我が意を得たりと頷く。
「つまり、この場所であればマナ現象として誰もが第三視点を使える、ということですか」
「えぇ、もっとも、多くの第三視点能力者がその能力の制御に呻くように、我々も自由には扱えないようですが」
「なるほど、確かに」
 アンジェには二人の第三視点を扱える知り合いがいるが、それぞれ能力の制御が出来ず困っていた。自分たちが思うように扱えないのも納得がいく。
「そんなことより、私の監視のルーンが確かなら、最深部への道が開かれたはずです。最深部へ向かいましょう」
「いつの間にそんなものを……」
 しれっと言う英国の魔女に碧が複雑そうに呻いた。

●現代神秘世界 - アジア - 日本 - 千葉県 - 小規模な「試練の洞窟」 - 最深部
 「探求者」の一人が発見した隠し階段。そこを降りた先は、青空の広がる花畑であった。
「ここは……「試練の洞窟」の地下……ですよね……?」
「これまで幾つかの「洞窟」を偵察した結果、「洞窟」の中は空間を無視した広さで、その中身も土壁の洞窟とも決まっていませんでした。このような不可思議な現象も起こりうるのでしょう。そんなことより、来ましたよ」
 英国の魔女がそう言って、自身のイチイの木で出来たチョークくらいのサイズの杖で指し示した先には、赤い西洋風のドラゴンが翼を羽ばたかせて飛んでいた。額に青い結晶がついているのが特徴的だ。
「あ、あの巨体をあんな翼で持ち上げられるものなのですか……」
「おそらく何かしらの魔術……いえ、マナ現象の賜物なのでしょうね」
 驚愕する碧に英国の魔女は分析する。
「"赤き龍"、ですね」
「いえ、龍だと西洋風か東洋風か区別が付きません、"レッドドラゴン"にしましょう」
 碧と英国の魔女が命名で言い合う。二人は日本語で言い合っているが、どうせ、レポートは英語で書くのでどっちもほぼ同じなのだが。
 レッドドラゴンは一行を補足し、一斉に翼の後ろからオレンジ色の歪曲する熱線を放つ。
「防御は私が!」
 アンジェが白い光を体から放出し、一行を包み込んで、熱線を防ぐ。本来魔力を分解する能力であるその白い光は、マナ現象により、マナによって構成された任意の物質を消去できる能力となっている。
「では攻撃は私の担当ですね」
 刀を抜き、構える碧。
「では、サポートはこちらにお任せ下さい」
 イチイの杖の先端で巾着から取り出したイチイの実を潰して、杖の先端に果汁をつける英国の魔女。
 今こそ、この「洞窟」を攻略する最後の戦いが始まる。


メリーさんのアモル
 こんばんは、『試練の洞窟-The Cave of Ordeal-』へようこそ。
 マスターを努めます、メリーさんのアモルです。
 第一章から引き続き見ていらっしゃる方は、ありがとうございます。今回もよろしければ参加ご検討ください。

 早速ですが、今回の敵、レッドドラゴンの情報は下記リンクから確認できます。

●レッドドラゴン
https://www.anotherworlds06.com/coo/creature.html#reddragon

 また、冒頭で言及されている「予兆」については下記アドレスから確認できます。
https://www.anotherworlds06.com/coo/o_azumi_001.html

 今回の戦いは「ボス戦」です。全員で一体のボスの体力を削り、最後の一人がトドメを差します。
 自分がトドメを刺したい! と言う場合にはオーバーロードをご利用の上「トドメ希望」と添えてプレイングを送って下さい。
 トドメ希望は先着一名です。既に希望者がいる場合はタグに「トドメ希望を受け付けました」と表記しますので参考にして下さい。

 今回の戦いは、アンジェ、碧、英国の魔女がそれぞれ戦いに加わります。必要であれば声をかければ支援してくれます。

●如月・アンジェ
 白い光を放出しての防御(連発は出来ない)。その他三種類のマナ現象。(キャラクターシート参照)
https://www.anotherworlds06.com/coo/npc_anje.html

●中島・碧
 刀を使っての近接攻撃。その他三種類のマナ現象。(キャラクターシート参照)
https://www.anotherworlds06.com/coo/npc_aoi.html

●英国の魔女
 ルーンを使っての支援。(キャラクターシート参照)
https://www.anotherworlds06.com/coo/npc_witch.html

 説明は以上です。
 これを乗り切れば今回の「洞窟」は攻略完了。何が起きるのか、見届けて下さい。
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第1章 日常 『プレイング』

POW   :    肉体や気合で挑戦できる行動

SPD   :    速さや技量で挑戦できる行動

WIZ   :    魔力や賢さで挑戦できる行動

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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。