アルカディア争奪戦⑭~能天魔怪獣エクスシア
●ブルーアルカディア
「我が名は能天魔怪獣エクスシア! 日蝕帝国を支配するドラゴン『太陽を喰らうもの』から特別の竜言語を授かり『闇竜騎士化』した存在なりっ!」
竜言語によって身体能力を超強化させた能天魔怪獣エクスシアが、ケモノの如く叫び声を響かせた。
「死にたくなければ、ここから去れ! そうすれば、命だけは助けてやろう! まあ、トロトロしていたら、後ろからザックリやってしまうかも知れないけどなァ! それでも、運が良ければ、生き残る事が出来る。お前達だって、わざわざ、死にたくはないだろ? 出来る事なら、生きて朝日を拝みたいはずだ! だからチャンスをやろう。逃げたければ、逃げろ! 死ぬ気で逃げろ! 俺の気が変わらないうちに、全力で! それとも、ここで命乞いをするか? 俺を笑わせてくれるほど、ヤル気のある命乞いをするんだったら、見逃してやってもいいぞ? ウヒャヒャヒャヒャ!」
そう言って能天魔怪獣エクスシアが、猟兵達を冷たく見下した。
●ガジルからの依頼
「みんなに頼みたい事があるんだよ!」
ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が猟兵達を前にして、今回の依頼を説明した。
今回の目的は、能天魔怪獣エクスシアを倒す事。
ただし、能天魔怪獣エクスシアは闇竜騎士化しており、超絶ジャンプ能力を有しているらしい。
そのため、跳躍でこちらの攻撃を回避したり、高空からの急降下突撃を放ったりする事が出来るため、何らかの対策をしておく必要があるようである。
そういった事を踏まえた上で、能天魔怪獣エクスシアを倒す事が今回の目的だった。
ゆうきつかさ
基本的には、ノリと勢いで何とかなりますので、キャラクターらしく行動してください。
第1章 ボス戦
『能天魔怪獣エクスシア』
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POW : グランホーリーレイ
【頭上】から、戦場全体に「敵味方を識別する【光をねじ曲げ、一点に集中させた強力な光線】」を放ち、ダメージと【膨大な熱量と爆風による大打撃を与え、盲目】の状態異常を与える。
SPD : クリスタライズブラスター
自身が【光を屈折させる事による透明化をして】いる間、レベルm半径内の対象全てに【瞬間的な強烈な閃光を伴う破壊光弾】によるダメージか【自身の周囲の光を吸収する事】による治癒を与え続ける。
WIZ : ディザスターレイ
敵を【崩壊させる不可視の光】で攻撃する。その強さは、自分や仲間が取得した🔴の総数に比例する。
イラスト:koharia
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ビードット・ワイワイ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人になろうと背伸びしてる途中
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的
最近の悩みは性別を間違えられることと年相応に見えないこと
最悪【幻想憑依・無想式】を使って誤魔化す
戦闘
【呪詛(腐敗)】を何かしらの形で使用する。昔機械相手にやって痛い目を見たのでその場合は使わない
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも
蒼月・暦(サポート)
デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。
普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて義にもとる真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ
変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】を仕掛ける
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】を叩き込む戦術になる
高柳・源三郎(サポート)
旅芸人一座の座長、それが高柳源三郎じゃ!!(まだ零細なんじゃがな......)。
性格は酔いどれおやじじゃが旅芸人一座の座長なので本番(戦闘)では酔いが殆ど覚めて戦うことが出来るんじゃ。
武器である【不思議なたぬき人形「はな」】【暗殺用たぬき人形「たろう」】を使いまるで踊りや人形劇をするかのう様にユーベルコードを使い戦うのじゃ。時々【竜珠】に封じ込めてある骸魂・八岐大蛇に乗っ取られて暴れて回ってしまうんじゃ。
情報収集は芸をして道行く人の足を止めて人達の噂話を聞けば集められると考えてとるんじゃ。
宴会技能が高いので戦場で宴会をするんじゃ。
口調は(わし、~殿、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか?)です。
ソフィア・エーデルシュタイン(サポート)
わたくしは愛され望まれたからこそ生まれてきましたのよ
だからこそ、わたくしはこの世の全てが愛しいのですわ
狂気的な博愛精神の持ち主
命あるものは救われるべき
蘇った過去はあるべき場所に還るべき
果たすためならば手を下すことに躊躇う必要などないと胸を張る
主に【煌矢】を使用し、牽制や攻撃を行います
勿論、他のユーベルコードも必要があれば使いますわ
わたくしの愛するきょうだいである水晶髑髏は、盾にも刃にもなってくれますのよ
怪我など恐れる必要はありませんわ
わたくしが役に立てるのであればこの身が砕かれようとも構いませぬ
他の方の迷惑や公序良俗に反する事は致しません
それは、わたくしを愛してくれる人達への裏切りですもの
リカルド・マスケラス(サポート)
『正義のヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
NPCに憑依(ダメージはリカルドが請け負う)して戦わせたりも可能
接近戦で戦う場合は鎖鎌や鎖分銅の【ロープワーク】による攻撃がメインだが、プロレスっぽい格闘技や忍者っぽい技もいける
遠距離戦では宇宙バイク内臓の武装による射撃攻撃やキャバリアによる【結界術】
その他状況によって魔術による【属性攻撃】や【破魔】等使用。
猟兵や戦闘力のあるNPCには【跳梁白狐】で無敵状態を付与できる。
基本的にチャラい上辺ですが、人々の笑顔のため、依頼自体には真面目に取り組みます
ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
エダ・サルファー(サポート)
アックス&ウィザーズ出身の聖職者で冒険者です。
義侠心が強く直情的な傾向があります。
一方で、冒険者としての経験から割り切るのも切り替えるのも早いです。
自分の思想や信条、信仰を押し付けることはしません。
他人のそれも基本的に否定はしません。
聖職者っぽいことはたまにします。
難しいことを考えるのが苦手で、大抵のことは力と祈りで解決できると言って憚りません。
とはいえ、必要とあらば多少は頭を使う努力をします。
戦闘スタイルは格闘で、ユーベルコードは状況とノリで指定のものをどれでも使います。
ただ、ここぞでは必殺聖拳突きを使うことが多いです。
以上を基本の傾向として、状況に応じて適当に動かしていただければ幸いです。
サエ・キルフィバオム(サポート)
アドリブ歓迎
基本的には情報収集が得意かな
相手が何かの組織だったら、その組織の一員になり切って潜入して、内側から根こそぎ情報を頂いちゃうよ
そうじゃなければ、無害で魅力的な少女を演じて、上手く油断させて情報を引き出したいね
効きそうな相手なら煽てて誘惑するのも手段かな♪
戦いになったら、直接力比べの類は苦手だから、口先で丸め込んだりして相手を妨害したり、糸を利用した罠を張ったり、誘惑してだまし討ちしちゃうかな
上手く相手の技を逆に利用して、手痛いしっぺ返しが出来ると最高♪
敢えて相手の術中に陥ったふりをして、大逆転とかも良く狙うよ
姫神・咲夜(サポート)
桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。
あとはおまかせです。よろしくおねがいします!
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
●
「ゲヒャヒャヒャヒャ! まさか、まだ逃げていない奴がいたとはな。……残念だが、時間切れだ。ここに居る奴らは、みんな死ぬ事を望んでいるって訳だよな? だったら、みんな纏めてブチ殺すだけだ!」
能天魔怪獣エクスシアがゲスな笑みを浮かべ、猟兵達を見下すようにして吐き捨てた。
「まあ、確かに……。何の問題もないけどな」
アトシュ・スカーレット(境界の旅人・f00811)が、能天魔怪獣エクスシアの前に陣取った。
「そうやって、強がっていられるのも、今のうちだ! 楽に死ねると思うなよっ! ジワリジワリと痛めつけて、自ら死を望むまで追い込んでやる!」
能天魔怪獣エクスシアが猟兵達を見つめ、ニンマリと不気味に笑った。
「自ら死を望むまで……って言われてもねぇ」
蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)が、複雑な気持ちになった。
「なんだ、その反応は……。まさか、身体がバラバラになっても、元通りになるって訳ではないだろ? どっちにしても、問題ねぇ! 壊して、殺して、叩き潰してやるからヨォ! アヒャヒャヒャヒャ!」
能天魔怪獣エクスシアが狂ったように、ゲラゲラと笑い声を響かせた。
「この剣に誓って、私は負けない」
その間に、星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)が流星の聖剣を握り締め、自分自身に気合を入れた。
「ガッハッハッハッハッ! 面白い事を言うじゃねえか。まさか、俺に勝つつもりでいるのか? だったら、無意味だ。……諦めろ。俺はケタはずれに強いからなァ!」
能天魔怪獣エクスシアが自らの強さを強調するようにして、全身の筋肉を隆起させた。
「ケタ外れに強い……か。だったら、遠慮はいらないな?」
久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)がイグニシオン(クロムキャバリア)に騎乗し、能天魔怪獣エクスシアに攻撃を仕掛けていった。
「ああ、問題ねぇ! 雑魚が、いくら吠えたところで、雑魚だからなァ! 遠慮せずに掛かって来いよ! ほら、来い、来い、来いっ!」
能天魔怪獣エクスシアが興奮した様子で、猟兵達を煽って、煽って、煽りまくった。
「やれやれ、随分と自分の力を過大評価しているようじゃな。まあ、それは、ここまで……。わしらと戦えば、すべてわかる事じゃ……」
高柳・源三郎(幕府公認?の飲んだくれ野郎な旅芸人座長・f15710)が、何かを悟った様子でボソリと呟いた。
「それこそ、こっちのセリフだ。お前達は、これから地獄を見るのだから……。今からでも遅くはない。……命乞いをしろ。そうすれば、楽に殺してやるからよぉ」
能天魔怪獣エクスシアが、不気味に笑った。
「その必要はありませんわ。わたくしは愛され、望まれたからこそ、生まれてきましたの。だから、あなたも愛しますわ。例え、あなたがそれを望まなかったとしても……」
ソフィア・エーデルシュタイン(煌珠・f14358)が、まっすぐ能天魔怪獣エクスシアを見つめた。
「ハッハッハッ! こりゃあイイ! 腹を抱えるほど面白いジョークだぜ! だったら、証明してみろ! その命を犠牲にして、な!」
能天魔怪獣エクスシアが、邪悪な笑みを浮かべた。
「……という訳で、正義のヒーローの登場っすよ~」
そんな中、リカルド・マスケラス(ちょこっとチャラいお助けヒーロー・f12160)が宇宙バイク『アルタイル』に乗って、颯爽と能天魔怪獣エクスシアの前に現れた。
「ようやく正義の味方の登場か。だが、いまさら現れたところで、何が出来る。すべてが手遅れだと言っているのに……。何をやっても、無駄、無駄、無駄。無駄なんだよォ! 今から、それを証明してやるっ! ……覚悟しろ!」
能天魔怪獣エクスシアが両目を血走らせ、キッパリと断言をした。
「これなら楽しませてもらえそうですね。随分と自信があるようですし、そう簡単に倒されるつもりもないのでしょう?」
ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)が、能天魔怪獣エクスシアの顔色を窺った。
「下らねー事を言うんじゃねえよ。お前には、わからねーのか。この強さが……! 分からねえんだったら、教えてやるよっ!」
能天魔怪獣エクスシアがムッとした様子で、内に秘めた殺気を爆発させた。
「それでは、よろしくお願いしますね」
響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が礼儀正しく挨拶をした後、能天魔怪獣エクスシアに攻撃を仕掛けていった。
「コイツは随分と甘く見られたモノだな。まさか、ここまで過小評価されているなんて……。だったら、余計に、お前達を生かしておくわけにはいかねぇな!」
能天魔怪獣エクスシアが舌舐めずりをし始めた後、不可視の光を解き放った。
「……って、ひょっとして、怒っている!?」
サエ・キルフィバオム(突撃!社会の裏事情特派員・f01091)が驚いた様子で、近くの浮島に身を隠した。
「当たり前だろうが! バカにしやがって! ……何もかも滅びてしまえ!」
能天魔怪獣エクスシアが逆ギレした様子で、ケモノの如く咆哮を響かせ、不可視の光線で浮島を破壊していった。
「さあ、こちらへ。安全な場所へとご案内いたしましょう。ただし……、オブリビオン以外は、ですが……」
それに合わせて、リズが【白薔薇の誘い(シロバラノイザナイ)】で、白薔薇の花びらの竜巻を放ち、能天魔怪獣エクスシアを別の場所に転移させた。
……そこは猟兵達がいるド真ん中。
「ぐぬああ……、一体、これは……どういう事だァ! 何処が安全な場所だ! 危険地帯じゃねえか!」
能天魔怪獣エクスシアが両目をパチクリさせ、ゆっくりと辺りを見回した。
しかし、何処にも逃げ場がない。
「残念だったね。思い通りにならなくて……」
エダ・サルファー(格闘聖職者・f05398)が能天魔怪獣エクスシアの死角に回り込み、力任せに殴り掛かった。
それに合わせて、仲間達が逃げ道を塞ぐようにして、次々と攻撃を仕掛けていった。
「ち、畜生っ! なんで、こんな事に……! 俺は間違いなく強くなったはずなのに……」
能天魔怪獣エクスシアが悔しそうにしながら、激しく身体を震わせた。
「その慢心、付け入らせてもらうよ」
サエが【因果速報(ネコヲカブルキツネ)】で戦闘力を増強させ、生命力吸収能力を得た後、能天魔怪獣エクスシアに攻撃を仕掛けていった。
「慢心だと!? ふざけるなっ! 俺は強い……強いんだあああああ!」
その攻撃を喰らった能天魔怪獣エクスシアがフラつきながら、再び不可視の光を解き放った。
「ふふ……ふふふふ……」
ソフィアが含みのある笑みを浮かべながら、【クリスタライズ】で透明化した後、能天魔怪獣エクスシアのまわりを移動していった。
「ど、何処に消えた! 一体、何処にいやがる! ち、畜生っ! ふざけやがって! どこだ! どこだあああああああああああああああああ!」
その事に腹を立てた能天魔怪獣エクスシアが、ケモノの如く咆哮を響かせた。
「これが空間を超える打撃だ!!」
次の瞬間、エダが【ドワーフ式遠当て(ドワーフシキトオアテ)】を発動させ、ドワーフ力(ちから)を込めた一撃を放って、能天魔怪獣エクスシアをブン殴った。
「く、空間を超える……力……だと!?」
その一撃を喰らった能天魔怪獣エクスシアが吹っ飛び、勢いあまって浮島に激突した。
「うぐぐ……、こうなったら……!」
能天魔怪獣エクスシアがギチギチと歯を鳴らし、光を屈折させて透明化した後、瞬間的に強烈な閃光を伴う破壊光弾を放った。
「……これはマズイですね」
その事に危機感を覚えた姫神・咲夜(静桜・f24808)が近くの浮島に隠れるようにしながら、破壊光弾の被害から逃れた。
「クカカカカッ! 逃げても、無駄だっ! 一体、何処に隠れていやがる! すぐに姿を現しやがれ」
能天魔怪獣エクスシアがイラついた様子で破壊光弾を放ち、近くの浮島を消し飛ばした。
「私の守護霊よ、お出でなさい」
その間に、咲夜が【桜護の霊英(サクラモリノレイエイ)】で、自分自身の守護霊を実体化させた。
実体化した守護霊は咲夜を守るようにしながら、能天魔怪獣エクスシアに攻撃を仕掛けていった。
「だったら、まずは、そいつから、消し飛ばしてやるぜ!」
能天魔怪獣エクスシアが瞳をギラリと輝かせ、再び破壊光弾を解き放った。
「一体、何処を狙っているんですか? 私は、ここですよ?」
その事に気づいた咲夜が守護霊と分かれ、死角に回り込むようにして、攻撃を仕掛けていった。
「夕焼けの風が導く一閃、見切れますか?」
ローズが【薔薇は夕暮れ時の風に乗りて(ローズゲイル)】を発動させ、薔薇の花弁が舞う夕焼け色の風を纏い、ルーンソード「夕の憩い」で素早い一撃を放った。
「み、見えなかった。ずっと、見ていたはずなのに……。何が起こったのかさえ……分からなかった……」
その一撃を喰らった能天魔怪獣エクスシアが、ブクブクと血の泡を吐いた。
「過去を喰らう嵐よ。その罪を、ここで贖え!」
続いて、アトシュが【捕食術・暴風式(グラトニー・ストーム)】でFragarach(二刀一対の双剣型偽神兵器)を巨大化させ、能天魔怪獣エクスシアに斬りかかった。
「カッカッカッ! 面白い事をするじゃねぇか。俺が闇竜騎士化していなかったら、危ないところだったけどなっ!」
能天魔怪獣エクスシアが傷口を隠すようにしながら、不気味な笑い声を響かせた。
だが、実際には致命傷を受けており、身の危険を感じているようだった。
それを誤魔化すようにして、必死に強がっているようだった。
「星々の加護よ、私に力を与えなさい。そして全てを断ち切る力を分け与えよ!」
そんな空気を察した杏梨が【コメット・ブレイド】で煌めく星々による聖なる魔力を纏い、高速移動しながら流星の聖剣から斬撃波を放射した。
「ぐ、ぐおおっ! そんな攻撃……き、効くか。効く訳が……ねぇ! 俺は不死身だっ! この程度では死なねぇ……。だから、ノーダメージだ!」
能天魔怪獣エクスシアが荒々しく息を吐きながら、両目を血走らせて叫び声を響かせた。
「行くぞ相棒――神・焔・合・体ッ! ラグナ……ライザァアァアッ!!」
それと同時に、遥翔が【神焔合体ラグナライザー(シンエンガッタイラグナライザー)】でフェンリル(アームドフォート)と合体し、ロボに変形した状態で能天魔怪獣エクスシアに攻撃を仕掛けていった。
「うぐ……ぐぐっ! さすがに強ぇな! これはシャレにならねぇ。俺じゃなかったら、白旗を振って降参しているところだったぜ! だが、俺は違う。この程度で、挫けるほどヤワじゃねぇ!」
能天魔怪獣エクスシアが全身の筋肉を隆起させ、猟兵達を見つめてニヤリと笑った。
「酒が呑めれば、日々極楽じゃ」
そんな中、源三郎が【源三郎、最期の晩餐(ラスト・アルコール)】を発動させ、自らの肝臓を代償にして、攻撃力を3分間だけ3倍にした後、能天魔怪獣エクスシアに攻撃を仕掛けていった。
「は、速ぇ! なんだ、このスピードは! う、嘘だろ! 一体、何が起こりやがった! な、何かカラクリでもあるのか!?」
その事に動揺した能天魔怪獣エクスシアが、必死になって自分の身を守った。
「えいっ!」
続いて、暦が【ブラッド・ガイスト】で、自らの血を代償にして、改造ナノブレードの封印を解き、殺戮捕食態】に変化させ、能天魔怪獣エクスシアを斬りつけた。
「テ、テメエ! 俺の肉を食いやがったな! ふ、ふざけやがって! こんな事をされたら、治すのに時間が掛かってしまうだろうが! ち、畜生っ! 後で覚えていろよっ! 絶対に後悔させてやるからなっ!」
能天魔怪獣エクスシアが全身血まみれになりながら、殺気立った様子で吠えた。
「押し潰されるがいいっすよ!」
次の瞬間、リカルドが【忍法・虚空弾(コクウダン)】で、圧縮された高重力の闇弾の一撃を放ち、能天魔怪獣エクスシアの一部を破壊した。
「ぐぐぐぐ、ぐぬうっ! よ、よくも、やりやがったな、雑魚の分際で……ぐわああああああ!」
その一撃を喰らった能天魔怪獣エクスシアが、悲鳴を上げて浮島に落下した。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
四王天・焔
アドリブ・連携歓迎
●心情
焔は誇り高き猟兵だよ、逃げたり命乞いをしたりなんてしない。
必ずあなたを倒して、勝利を勝ち取って見せるよ!
●行動
白狐召還符を使用して戦うね。
白狐様に騎乗して【属性攻撃】で強化させた狐火を放って攻撃したり
焔自身も白狐様の上から【フローレ】を使って【槍投げ】を使って
空高く跳躍しているエクスシアを撃ち落とすよ。
急降下攻撃も【対空戦闘】で対処し、【盾受け】で防御して【カウンター】を狙うね。
敵のクリスタライズブラスターは、透明化している間は【第六感】で
気配を頼りに敵の位置を把握して
破壊光弾は【オーラ防御】で弾きつつ、
【継続ダメージ】で敵の治癒能力の速度以上のダメージを与える。
火土金水・明
魔法の箒に跨って【空中戦】と【空中機動】の技能を使用します。
「こちらは相手よりも高い高度からの攻撃を仕掛けましょう。」「まだ、喋り方はスーパーカオスドラゴンさんの方が好感が持てますね。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【ホーリーランス】で、『能天魔怪獣エクスシア』を【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】【第六感】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「私の役目は少しでもダメージを与えて次の猟兵の方に繋げる事です。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。
●
「ふ、ふざけやがって! 一体、どうなっているんだ!? 闇竜騎士化した事によって、無敵の力を手に入れたはずなのに……! なんで、こんな事に……!」
浮島で意識を取り戻した能天魔怪獣エクスシアが、傷ついた身体を庇いながら、悔しそうにギチギチと歯を鳴らした。
闇竜騎士化した事で調子に乗っていた事もあり、何から何まで予想外だったらしく、怒りを抑える事が出来なくなっていた。
「まだ、スーパーカオスドラゴンさんの方が、好感が持てますね」
火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が、能天魔怪獣エクスシアに生暖かい視線を送った。
「もう見つかっちまったのか! うぐぐ……調子に乗りやがって! どうやら、俺を本気にさせちまったようだな!」
能天魔怪獣エクスシアが苛立ちを隠せない様子で跳躍し、流星の如く勢いで何度も攻撃を仕掛けていった。
「どうやら、怪我をしているせいで、本気を出す事が出来ないようだね? ひょっとして、もう終わり? 焔は、まだ戦えるよ?」
即座に、四王天・焔(妖の薔薇・f04438)が【白狐召還符(サモン・フォックス)】で召喚した白狐に騎乗し、素早い身のこなしで能天魔怪獣エクスシアの攻撃を避けていった。
「うぐぐ……ふざけやがって! し、死ねえええええええええ!」
能天魔怪獣エクスシアが怒り狂った様子で、光を屈折させる事で透明化した後、瞬間的に強烈な閃光を伴う破壊光弾を放った。
「そんな攻撃、当たらないよっ!」
すぐさま、焔が白狐に騎乗したまま、第六感を駆使して、破壊光弾の射程外まで離れ、オーラ防御を展開しながら、能天魔怪獣エクスシアの死角に回り込んだ。
「ええいっ! 小賢しい真似をしやがって!」
能天魔怪獣エクスシアがイラついた様子で、再び破壊光弾を放とうとした。
「このまま撃ち落とすよ!」
それと同時に、焔が白狐に騎乗したまま助走をつけ、ドラゴンランス【フローレ】を投げ、能天魔怪獣エクスシアの身体を貫いた。
「ば、馬鹿なっ! あ、あの場所から正確に……。う、嘘だ! あり得ない!」
その一撃を喰らった能天魔怪獣エクスシアがバランスを崩しながら、不可視の光を解き放った。
「……残念、それは残像です」
すぐさま、明がオーラ防御を展開しながら、第六感を駆使して残像をバラ撒き、不可視の光を回避した。
「う、嘘だろ!?」
それを目の当たりにした能天魔怪獣エクスシアが、信じられない様子で目を丸くさせた。
「これで終わりにしましょう。何もかも……!」
次の瞬間、明が魔法の箒に跨って高い場所から、継続ダメージ、鎧無視攻撃、貫通攻撃を付与した上でフェイントを絡め、【ホーリーランス】で雨の如く聖なる槍を降らせた。
「こ、これじゃあ、避けられねぇ! ぐわあああああああああ!」
その一撃を喰らった能天魔怪獣エクスシアが断末魔を響かせ、クルクルと回りながら、雲海に沈んでいった。
大成功
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