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けものとマキナと猟兵と

#けものマキナ

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#けものマキナ


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●猟兵っていうの来たけどあいつら結局なんなのさ
「猟兵歓迎会……ですか?」
 これはグリモア猟兵の土谷・メイ(イヌの砲撃術【大】・f27738)がけものマキナの現地に向かった時に聞いた話だ。

「そうですの~、結局猟兵の皆さんとは助けてもらったり共闘したりしましたけれど、私達にとってはまだ『?』が多いんですのよ~、そこで歓迎会を開こうと思いましたの~」

 このケットシーの女の子の名前はレア、今までにも隣のマキナ系集落とのケンカに表立って出て来たり強力な破壊系デモンズコードで人間達を吹っ飛ばしたりと存在感のある6歳児だ。

「話はトゥルーさんちにも通してありますの~」
「あ、隣のマキナ集落の皆さんですね。いいと思いますよ!」
 メイも良いんじゃないかと頷いた。
「というわけで、猟兵の皆さんをその『何かキラキラしたもの』で呼んで欲しいんですの~」
「グリモアの事ですね! 勿論呼べますよ!」

●グリモアベース
「と、いうわけです。けものマキナの皆さんと触れ合いましょう!」
 レアの要望に応じてグリモアベースで呼びかけるメイ。

「する事は単純、交流会ですので例えば自分のユーベルコードを見せたり、愛用の道具や武器を紹介したり、普通に酒とか飲んだりして構いません! 現地でも飲み物はいくつか用意されますが、持ち込んでもいいですよ。猟兵の存在に感銘を受けている方が多いので、だいたいは何やっても歓迎されると思います!」
 ――もちろん、何をやってもいいからといって『やらかし』は良くないのは当たり前である。

「俺は愛用の絹ささみ缶を既に現地に送ったので、皆さん自由に参加して下さい!」
 手元に絹ささみ缶が無いので普通にドライフードを食べているメイにより、転移される猟兵達だった。


椿油
 けものマキナ3本目の椿油です。今回は戦闘やいざこざは全く起こりません! 純粋な日常回となっております。奮ってご参加下さい。無いとは思いますが猟兵がいざこざを持ちこんでしまう場合は別です。無いですよね……?

 会場は、シナリオ「みんな違ってみんな争う」の2つの集落を利用しています。つまりレア・ベイクド・トゥルー・エルス・シマエ・エナ・ナガは出てきます。他にも住民がいるかもしれません。
 |猟兵に目覚め《PCになっ》たけものマキナ住人の方は|住人《ホスト》として参加してもいいですし、|猟兵《ゲスト》として参加してもいいです(自由です)。

 なお、もし『入りたかったけどシナリオ完結しちゃった!』という事態になったら歓迎会第二弾が勃発するのでご安心下さい。

 皆様のアツいプレイング、お待ちしております!
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第1章 日常 『プレイング』

POW   :    肉体や気合で挑戦できる行動

SPD   :    速さや技量で挑戦できる行動

WIZ   :    魔力や賢さで挑戦できる行動

イラスト:仁吉

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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

バッファロー・バイソン
ここに来るのは、初めてじゃ。
俺様はバッファロー・バイソン。
アメリカバイソンという種類の野牛なんじゃな。
交流会とか言ったが、何をすればいいのじゃ?
まぁ、軽く挨拶するぐらいかのぅ??
出来れば、新鮮な草があればなぁ。



「ここに来るのは、初めてじゃ」
 バッファローはケモノとマキナが賑やかな会場を作り上げているのを見てふむ、と感心していた。
「来賓の方はこちらですの~」
 ケットシーの女の子、レアがとあるシートを丁寧に指差したので従って座るバッファロー。

「俺様はバッファロー・バイソン。アメリカバイソンという種類の野牛なんじゃな」
「野牛! がっしりした見た目といいとても強そうですの~!」
 レアが感激している所に。
「是非うちの集落と続けて交流して欲しいよね」
 キマイラの少年ベイクドが割って入る。
「あっこらベイクド! 今は会話の途中ですのよ~!」

 そしてそこに入って来るマキナ集落のトップ、ウォーマシンのトゥルー。
「皆様、本日は交流会なのデ私の事もお忘れナク」
「そっそうでしたの~」

「……新鮮な草ってあるかのう?」
 バッファローが要求してすぐに持って来たのは同じ賢い動物、シマエナガのシマエであった。
「草持って来たわ! うちの集落も隣の集落も騒がしくて困っちゃうわね~! はい、サービスサービス!」
 近所のおばちゃんのような|優しさ《草の追加》に思わず笑いながらバッファローは採れたてフレッシュな草を食べ始めるのだった。

「あれってママが特売の日に買って来た草を残滓の保存技術でとっておいた草だよね……」
 シマエの長女エナがぼそっと呟いていた。
「そーなの!」
 次女のナガは肯定の首をぶんぶんと振っていた。

「美味しいのう、この世界の草も」
「ここら辺の草は他より美味しいって評判ですのよ~!」
 とレアが語る所にトゥルーの|子機《ムスコ》エルスが入って来る。
「雨量・水質・土質に変わりは無し。原因不明デス」
「そんな事もあるんじゃのう……」

 草にも、地域差があるのだろうか? バッファローは草を頂いて満悦であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

七星・桜華
【七星一家】2人で参加

行動
SPD

怪しまれないように狐耳と狐メイクに狐の尻尾(九尾)を装着して参加。

「初めまして、ここで交流会をやっていると聞いて参加させてもらえるかい?」
そう言いながら手に酒瓶を持っている。
「よかったら試し飲みでどうだい?強めだけど吞みやすい酒と癖が強い2種類あるけど?」
装備している6振りの刀を鞘ごと地面に刺す
酒を飲む飲まずに限らず、酒を起点に料理や料理の材料の話から【けものマキア】の事を教えてもらおうとする。

希望追加行動
「ほら、危ないよ刀なんて触ろうとするんじゃないよ・・・ほーら、つかまえたー!」
刀を触ろうとした子供を捕まえて遊ぶ


七星・彩華
【七星親子】2人で参加

怪しまれないために犬耳と犬尻尾を装着

「交流会はこの村だったね・・・ん?サクラ(七星桜華)はもう着いてたのかい!よかったら私も一緒に飲ませとくれ!」
交流会に参加してからそれとなく村の中もよく見ながら会話を続ける
「この世界の事も知りたいけどお前さんたちの話もしてくれないかい?興味があるんだが・・・嫌ならいいけどねぇ。」
「いい村だね、まだ知らない事もある世界だけど守りたい平和だねぇ」

希望追加行動
「っとすまないねぇ、つい癖でね・・・」
料理を空中から攫っていこうとした野鳥を支配している呪詛で軽く威嚇


ゴリラ・シャーク
ゴリラ「現地住民さんに人間さんがいないって聞いてたけどホントみたいだな」
シャーク『かわりに敵として出てくんだろ。肉はそん時だな。とりあえず飲みモンとかいただこうぜ!』
ゴリラ「お肉発言はともかく、そうだな、現地のみんなとも話したいうほ!」

歓迎会の飲み物等をもらいつつ、現地住民や他の猟兵に話しかけます。
話しかける内容としては、ゴリラは「どんな生活をしているのか」、シャークは「美味いモンがあるか」ということから話そうと思っています。もちろん他の話にも乗ります。

ある程度したらUC【独創的なドラミング】を使用
美しいリズムのドラミングを行い感謝の気持ちを伝えます。

アドリブ・他キャラとの絡みは歓迎です。


グウェン・ラクネリア
 あたい、猟兵としてちょっと他の世界行ってきたからちょっとだけ他を知ってる住人なのよさ。
 アラクネ種ってこの世界だと珍しくないんだけど、他の世界にはめったにいないのね。なんか、外の世界モンスター種少なくない? あ、でもなんか色んな人が居たのは楽しかったのよさ。
 特に魔法とか超能力って空想の話だったから普通に使っててびっくりなのよさ。ネットワーク技術も凄い使ってるし。こっちだと無線通信技術は超レア物だから使い手少ないのよさ。
 あ、でもマナキタでは使えるようになったんだっけ。これは、スマッホンっていうのが使えるようになる?



 桜華は狐耳に狐メイク、九尾の尻尾を付けて犬耳と犬尻尾の彩華と参加しにきた。彩華は若干遅れているようだ。
「初めまして、ここで交流会をやっていると聞いて参加させてもらえるかい?」
 レアはぺこりとお辞儀をした。
「ようこそですの~」
 桜華の手には酒瓶が数個。
「よかったら試し飲みでどうだい? 強めだけど吞みやすい酒と癖が強い2種類あるけど?」
「それじゃあ頂こうかな、呑みやすい方で」
 ベイクドが申し出た。
「べ、ベイクド呑める方だったんですのね~……!?」
「まあね」

 ぐびぐびと呑んでいくベイクドを見て微笑む桜華。刀を鞘ごと傍の地面に刺して置いておきつつ、自分も少し酒を呑む。

「交流会はこの村だったね……ん? |サクラ《桜華》はもう着いてたのかい! よかったら私も一緒に飲ませとくれ!」
 彩華が合流し、酒の|肴《●》に出されたのは|魚《●》。
「近くの川で一本釣りしてきましたの~」
「レアがかぶりついたんじゃないのー?」
 ベイクドはもう酒が回って出来上がっているようだ。

 そしてその賑やかさを見つけた猟兵がまた一人。
「現地住民さんに人間さんがいないって聞いてたけどホントみたいだな」
 ゴリラ。その腹にはシャーク。
『かわりに敵として出てくんだろ。肉はそん時だな。とりあえず飲みモンとかいただこうぜ!』
 シャークも喋る。ゴリラも喋る。謎の身体構造である。
「お肉発言はともかく、そうだな、現地のみんなとも話したいうほ!」
 そして彩華の隣にしれっと混ざるゴリラとシャーク。
「この世界の事も知りたいけどお前さんたちの話もしてくれないかい? 興味があるんだが……嫌ならいいけどねぇ」
「おいらも気になってたうほ」

「私達の話ですの~? 私達は数年前にこの辺りに来たんですの~。移住してきた時に既にトゥルーさん達マキナの先住集落があったんですのよ~」
「Um,彼女らは後から来たのデス」
 ウォーマシンのトゥルーが肯定の意で頷いた。
「それから生活を整える為に様々な工夫を凝らしましたの~、残滓集めて風の力で他の残滓が動かないか試したりとか」
『風力か、そりゃすげぇな。ところで美味い飯はあるか?』
 シャークが喋ってびっくりしたレア。
「お腹にも居たんですのね!? ……魚食べますの~?」
「この果物もオススメデス、付近でよく収穫できる果物デス」
 トゥルーの|子機《ムスコ》エルスが果物を持って来た。見た目はピンク色のリンゴ、といったところだろうか。
『……美味いのかこれ?』
 シャークが問う。
「美味しいよー、お腹空いたらしょっちゅうレアが食べまくってぇ……」
「っ、ああもう酔っ払いは寝てろですの~!!」
 ベイクドを思いっきり叩いて地面に伏せさせた照れ隠ししているレア。
『確かにまろやかで……食べた事無いなこの味』
 シャークの食レポ曰くピンク色のリンゴはまろやかとの事だ。

「これなにー?」
 シマエナガの賢い動物ファミリーの次女、ナガは桜華が地面に突き刺した刀を見て近づいていく。
「ほら、危ないよ刀なんて触ろうとするんじゃないよ……ほーら、つかまえたー!」
「わー!」
 じゃれあって遊ぶ桜華とナガ。

「いい村だね、まだ知らない事もある世界だけど守りたい平和だねぇ」
 彩華はほのぼのとした光景を見つめて微笑ましく思っていた。

 そしてグウェンも宴会の席に入ってくる。
「あたい、猟兵としてちょっと他の世界行ってきたからちょっとだけ他を知ってる住人なのよさ」
「へぇ、そうなんですのね~」
「アラクネ種ってこの世界だと珍しくないんだけど、他の世界にはめったにいないのね。なんか、外の世界モンスター種少なくない?」
「そういえばあんまし見ないねぇ」
 彩華が頷く。
「ちなみにおいらはこれでも『賢い動物』うほ」
 バイオモンスター等ではない。ゴリラはれっきとした賢い動物である。
「あ、でもなんか色んな人が居たのは楽しかったのよさ」
「いっぺん行ってみたいですの~」
 レアは想像を膨らませていた。

「特に魔法とか超能力って空想の話だったから普通に使っててびっくりなのよさ。ネットワーク技術も凄い使ってるし。こっちだと無線通信技術は超レア物だから使い手少ないのよさ」
「Hum,ネットワークの普及……確かに気になりマス」
 トゥルーがウィンウィンと思考を巡らせている。
「あ、でもマナキタでは使えるようになったんだっけ。これは、スマッホンっていうのが使えるようになる?」
 グウェンの考察に、叩かれて寝ていたベイクドが右手を上げた。
「すまっほ~? 使えるようにしてみるー?」
「寝言は寝て言えですの~! ……でもスマホ? っていうのが使えると便利ですの~?」
 再びベイクドを叩き落としたレアを目の前に、トゥルーが思考を終えた。

「――スマホ用通信基地、残滓とユーベルコード・デモンズコードの力を使って開発してみマス?」

 宴の〆にて、重要な言葉が呟かれつつ。

「それじゃあ最後に――」
 ゴリラのUC《独創的なドラミング》の美しいドラミング演奏を聞いて、皆心地よい気持ちになったのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年10月13日


挿絵イラスト