|川《プール》の流れと共にいざ行かん
●突然ですがキマイラフューチャーで水遊びです
「キマイラフューチャーのプールで遊ぶわよ!!」
グリモア猟兵、ジェルダ・ヒーメィ(銭の亡者・f27900)がビーチボールを手に声を掛ける。
「舞台になる、超超超超超巨大プールアミューズメント遊園都市『海底100万キマイル』は全階層がプールになってるわ。99階から1階まで滑り落ちる恐怖かつ迫力満点のウォータースライダー『角度95度』! ビート板を足にはめて鬼ごっこが出来る『泳遁中』! スリリングな速度の足場渡りが楽しめるけど落ちたら凄い勢いでゴウゴウと流される流れるプール『洗濯機ofウォッシングマシーン』! さあ、|他にもまだまだあるわ《遊びは行動次第》よ!」
各施設の説明をしていこう。
『角度95度』はほぼ垂直に近いウォータースライダーである。むしろジェットコースターではないかと思われる落下速度に加え、途中で左右にカーブしたりするらしい。でも何故か酔わない安心安全設計なのだ。
『泳遁中』はプロの忍者系キマイラスタッフの皆さんと一緒にビート板を足に装着し、一定時間内に捕まらなかったら美味しいフルーツが賞品として出る……フルーツは早い者勝ちだが。
『洗濯機ofウォッシングマシーン』は動いていく足場の上を渡って向こう岸を目指していくのだが、落ちると物凄いスピードの水流に巻き込まれる。溺れそうになっても訓練を受けたスタッフが救助してくれるので安心だ。
「さあ、貴方はどれに挑む!?」
ジェルダはビーチボールをメガホンに持ち替えて応援の姿勢を取るのだった。
椿油
椿油です。夏だ! プールだ! というわけで超弩級のプールアスレチックで遊びましょう!
今回は1章構成の夏休みシナリオになります。
とりあえず3つ挙げていますが、「他にもまだまだあるわよ!」との事なので、こんな所で遊ぶぜというオリジナルコーナーのプレイングも大歓迎です。水鉄砲射的とか水泳大会とか。施設内にはプールとか水関連なら何だってあります。
皆様のアツいプレイング、お待ちしております!
第1章 日常
『障害物盛り沢山!水上競技に挑戦だ!』
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POW : 激しい水流!近道ウォータースライダーコースに挑戦!
SPD : 忍者感覚!ノンストップビート板渡りコースに挑戦!
WIZ : バランス重視!堅実水上スポンジ足場渡りコースに挑戦!
イラスト:音七香
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ロータス・プンダリーカ(サポート)
素早さが売りの格闘猫
口調は「ですにゃ、ますにゃ、ですかにゃ?」と丁寧語に「にゃ」が付く
年齢の割に子供っぽい、と言うか猫っぽい
時々猫の本能には抗えない
お魚大好きで特に好物は鮭
食べ物にはつられる
お酒も飲める大人猫
甘いのも大好きで好き嫌いは無いですにゃ
誰にでもすぐ打ち解ける友好的な性格
耳と尻尾は感情に応じて良く動く
好奇心に溢れ、どんなものでも素直に興味を持つ
魔法も科学も凄いですにゃ
綺麗でキラキラしたものが大好き
動くものにはつい視線が行ってしまう
迷惑行為NG
公序良俗は遵守
ギャレット・ディマージオ(サポート)
●設定等
ダークセイヴァー出身の冷静沈着な黒騎士です。
鎧の着用が一般的でない世界では、サングラスやヘルメットに黒いスーツを着ているように見られます。
●行動方針
🏠日常では、基本的に現地の人々のためになるような行動を取ろうとします。
絶望の世界で日々の食料にも事欠く旅を送っていた経験から、美味しいものがあるとつい余計に買ってしまう癖があります。余った分は人にあげます。
年長者には経緯を持って行動しますが、年長者でも明らかに間違ったことを言っている場合は適当にあしらいます。
他は全てお任せします。
別の猟兵との交流や連携等も自由に行ってください。
どうぞよろしくお願いします。
土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎
「あらあら……。ふふ、ご安心を。呆けてはおりません。」
一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛える。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。偶に天然ボケを発揮。
基本的には場の雰囲気に合わせ、誰とでも状況を楽しみます。
想い人を想起するような場面では、彼に思いを馳せてぼんやりうっとりすることも。
もしも何かを探る必要があれば【早業/軽業】、時に【地形の利用】を用い【第六感/聞き耳】にて【情報収集】、分析し仲間に共有。
UCは状況に合わせてどれでも使用。
後はお任せ。
●角度95度
ドドドドドドド……。入口から流れ出る音はウォータースライダーというよりは滝のようであった。
「まぁ……摩擦が凄そうです」
泰花は貸し出しされた「角度95度専用水着」に着替えて、思いっきり流れていこうと勇気を振り絞る。
――よく見ると壁には、『座ってから残りは水流に身を任せましょう』と書いてあった。座って、少しずつ水流に押される泰花。そしてついに、ポーンと流れ出た。
「きゃっ……!?」
何故か酔わない安心安全設計のウォータースライダーを流れていく泰花。途中で宙を一回転し、左右にくねくね流れていっても何故か酔わない。それどころか、途中から慣れてくるのが謎に面白かった。
「下が、見えます!」
途中から景色を眺められる余裕が出て来た。泰花が『現在50F』という看板を通り過ぎた所で、次はギャレットが流れる番だ。
「ここを降りるのか……修業か?」
とりあえず専用スーツに着替えたギャレットは座って水流に身を任せる。すると、押し出された途端に口を閉じるしかない重力の圧を感じる。最初の垂直を過ぎるとどんどん緩やかになっていくが、未だにほぼ垂直だ。
「何だこの適応力は……!」
長時間流れていくうちにだんだん慣れてくるのが『角度95度』のミソらしい。
泰花が『残り10F』を過ぎた辺りで、今度は上り坂になっていく。
「ま、まさかっ……!?」
残り3F、2F、1F――。最後に宙を飛んで、着水した。前に滑ったであろうキマイラ達が岸に上がっていくのが見える。
「ふぅ、結構疲れますね」
岸に上がった時は終わった爽快感を感じていた。今はジュースを飲んで休憩中である。
「あと30Fか……」
ギャレットもいつの間にか慣れていた。下を眺めても落ちない設計、誰が一体開発テストを行ったのだろうか。
「最後は跳ねるんだな?」
残り5Fで上へと加速し、打ち出されるギャレット。なお、打ち出される上空にはクッションがあるので、軽くて飛び過ぎて上の階に落下という事はない。わざと飛び過ぎなければだが。
●泳遁中
「賞品は……フルーツですにゃ!?」
ロータスは足にビート板をはめる。いざ、忍者キマイラスタッフとの水上鬼ごっこが始まる。
「負けませんにゃ!」
液体のように忍者の隙間を通り抜けていくロータス。転落防止にビート板には幅があるが、ロータスはそれを上手く、角を当てて早めにターンを切ったりするのに利用していた。
「あと1分ですにゃ……フルーツ! とても多いですにゃ!」
フルーツに目移りしている間に、忍者が接近する。
「おっと、必殺――股下潜りですにゃ!」
丁度接近したのは背の高いキマイラ。足と足の間を潜り抜けて回避するロータス。タッチしていないので捕まった判定にはならない。
そして、笛が鳴った。賞品のフルーツはロータスの物となった。
「良い思い出になりましたにゃ……!」
フルーツをジュースに加工してもらい、パイナップルやオレンジのジュース等を楽しんだロータスであった。
成功
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