オックスマンといけない水着宣伝バトル2022!
●今年はシナリオでもやる
「遅れてすまない。状況は理解した。今日から猟兵は水着コンテストだ」
オックスマン・ポジクラーシャ(遅れてきた破壊者・f12872)が水着……水着?姿で仁王立ち。そう、年に一度のいつもの奴だ。
「俺には破壊することしかできないが、水着の宣伝することくらいはできる。いつものように俺と勝負だ。会場はサイバーザナドゥ」
ばっ、と示す先にはバーも併設されたナイトプールが広がっていた。
まさかこの男がこんな会場を見つけ出すとは。ビジュアルがめちゃくちゃいい。調べてみれば一般庶民〜やや上流の女子達もよくやってくると噂のスポットなのだそうだ。
「まあ俺の水着は去年と同じだがな。だが君たちの水着を宣伝するという目的は~」
語り続けるオックスマン。しかし、その背後では……。
「へっへっへ。お嬢さん、あっちで俺といいことしない?」
「おにーさん、いい薬ありますよ」
「このROMの価値、わかるよな?」
「マタンゴ~~~」
明らかにヤバい行為やヤバい取引、そもそもヤバい奴らがうろついていたりしている。
オックスマンは気付いていないようだが、こいつはどちらかというとヤバい奴側なので問題はない。いやある。
「とにかく、君たちは水着をアピールする。俺も同様にその姿やコーディネート、内に秘めたる狙いや攻撃力、防御力などを俺の視点からアピールする。どちらが水着宣伝|力《パワー》が高いかで勝負が決まるのだ」
水着の宣伝は猟兵にとって重大事項。いけないナイトプールだろうが、オブリビオンが関わっていないのならば猟兵が手出しをする必要性は薄い。
無視してオックスマンとの水着宣伝バトルに挑んでしまっても、何の問題もないのではないだろうか?
「まあ、俺と水着宣伝バトルをするよりもやりたいことがあるならばそれでも構わん。だが、俺はいつでも君たちの挑戦を待っているぞ」
納斗河 蔵人
お世話になっております。納斗河蔵人です。
いつもは掲示板だけでやってる水着宣伝バトルをシナリオでもやってみたいなーと。
会場はいけないナイトプール。なんかいけないことが起きているのでその辺をなんとかするパターンでもOK。なんとかしなくても最終的にオックスマンが破壊するので平和になります。気にせず遊ぼう。
水着をお持ちの方は是非是非自分の水着姿をアピールしていってください。イラストを見てオックスマンからもいろいろコメントが出ます。但しオックスマンなので的外れです。水着宣伝|力《パワー》の勝敗はふんわりと。なるべく投票期間中にリプレイは返せるように頑張りますが、予想外に人が来て間に合わなかったらごめんなさい。
そんな感じで、夏を楽しみましょう。よろしくお願いします。
第1章 日常
『いけないナイトプール』
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POW : 絡んできたチンピラを返り討ちにする
SPD : 悪事の気配を嗅ぎ付け、さりげなくその出端を挫く
WIZ : パリピらしく夏を楽しむ
イラスト:high松
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ミコトメモリ・メイクメモリア
しゃなりしゃなりと、ナイトプールでも一際目を引く、清楚で優雅な足運び――そう、だってボクはお姫様だから! ほら、王冠被ってるし!
……去年まではね、ボクは「人魚姫」だったんだ。
王子様を思って、泡になって、消えていく……だけど、人魚姫は、王子様に救ってもらったから、今年は、ただのお姫様になったっていうわけ。
髪型をアレンジしてみたら、変わるものだよね……ほら、パレオと一緒にブワッと広がって、とっても綺麗でしょ?
今年も殿堂入り一位を目指してるんだ、キミたちの力も、ぜひ借りたい!
応援、よろしくねーっ!
(そうしてボクは歓声を浴びながらアピールを終えるのだった)(確定ロール)
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「ほう……」
オックスマンが感嘆の声をあげる。
水着宣伝バトル会場に現れたミコトメモリ・メイクメモリア(メメントメモリ・f00040)の姿は、このナイトプールでも一際目を惹くものであった。
ゆっくりと、静かに。しかしその存在感だけは圧倒的。
辺りはしんと静まりかえり、彼女の歩みを汚してはならぬと誰もが口を閉ざす。
(――そう、だってボクはお姫様だから! ほら、王冠被ってるし!)
内心はともかく、頭上で揺れる王冠はその証し。いわば水辺のプリンセス。
「その動きだけでも、水着宣伝|力《パワー》の高さを感じるな」
そんな空気も気にせずに口を開くのがオックスマンであるのだが。
「しかし、それで終わりではあるまい。君はまだ力を秘めている」
問いかけに、ミコトメモリはゆっくりと頷いた。目を伏せ、そして開く。
「……去年まではね、ボクは「人魚姫」だったんだ」
何かを確かめるように手を延ばし、視線は空へ浮かぶ星へ。
「王子様を思って、泡になって、消えていく……」
それは幾多の世界で語られてきた物語。悲劇として語られてきた物語。
「だけど、人魚姫は、王子様に救ってもらったから」
この|人魚姫《ミコトメモリ・メイクメモリア》の物語はそんな結末を迎えなかった。
柔らかな笑みが、これまでとの違いをはっきりと示している。その物語は、|未来へと続いているの《メイクメモリア》だと。
「今年は、ただのお姫様になったっていうわけ」
「状況は理解した。去年までと違う水着宣伝|力《パワー》の高まりにはそういう理由があったというわけだな」
はにかむような表情に、オックスマンが大きく頷いた。
「ところで、キミもボクの水着をアピールしてくれるんだろう?」
「無論だ。それこそが水着宣伝バトル」
ふむ……とオックスマンは考え込み、ミコトメモリの姿をじろじろと(兜で視線はわからないが)見渡す。
そして確信を持ったように言った。
「結ばれたもの……それこそがその水着の真の|力《パワー》」
「ほう?」
抽象的な言葉にミコトメモリが続きを促す。
「先ほどの話にも通じるものがあるが、花開き、繋がるもののエネルギーを君は纏っている。首元、右腕、右脚、左脚……」
そこに結ばれた彩りに、共通点がある、とオックスマンは告げる。
「そしてその髪もそうだ。結ばれ、巻かれた髪には……」
「そうそう、髪型をアレンジしてみたら、変わるものだよね」
くるり、とミコトメモリは一回転。ふわりと浮かび上がる髪とパレオが光を反射してキラキラと輝き、ますますナイトプールの人々の目を引きつける。
「ほら、パレオと一緒にブワッと広がって、とっても綺麗でしょ?」
「うむ、見事な水着宣伝|力《パワー》だ。観客達にもその姿、しかと見せてやるがいい」
す、とオックスマンがひな壇を示す。いつの間に用意したのか。
「みんなー!」
檀上から声を響かせる。確定ロールはマナー違反?そんな無粋な言葉は破壊した。この水着宣伝バトルの勝者は決まっている。
「今年も殿堂入り一位を目指してるんだ、キミたちの力も、ぜひ借りたい!」
どんな|罪深き者《サイバーザナドゥ》たちも、今だけは|プリンセス《ミコトメモリ》に憧れる少年少女。
「応援、よろしくねーっ!」
溢れんばかりの笑顔にわぁっ、と歓声が上がり、拍手の嵐。シャンパンの栓は飛び、花びらが宙を舞う。
今、このナイトプールの主役はミコトメモリだ。
そんなミコトメモリ・メイクメモリアの水着は
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大成功
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イコル・アダマンティウム
ナイトプール、ん。わかった
僕の愛機TALONEと一緒に参戦する、ね
「海戦仕様貰った、ぶい」
キャバリアの自慢、それからたぶんきっとある美味しいものを目当てに参加する、よ。
【愛機アピール】
「ん。肩に追加装備を作って貰った。
動きやすい。」
肩に推進力を足してもらって機動性をあげた、よ
【水着アピール】
「がおー……」
アピールポイント:トラ。強くてカッコいい。(どやぁ)
「このグローブは、おまけ」
握ったりもできる、から
背中から引っこ抜いたりとかできる、よ
【目的】
「ん、それで……食べていいのは、どこ?」
キノコみたいな名前とか聞こえた、わくわく。
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「ナイトプール」
イコル・アダマンティウム(ノーバレッツ・f30109)が口にしたのは、水着宣伝バトルの会場についてだった。
水着宣伝バトルというからには水着を宣伝する場所。そして彼女は水着を纏っている。
「ん。わかった」
ならば、|答えは明白だ。《状況は理解した》
広々としたナイトプールに大波がたつ。
水流はプールサイドへと押し寄せ、人々の視界を白く染めた。ついでに悪いことをしようとしていた奴らの頭も冷やした。
「……なるほど。そういう立ち位置できたか」
兜から水を滴らせ、オックスマンがつぶやく。
視線の先にはプールの水面に座るイコル。だが彼女は浮かんでいるわけではない。
「海戦仕様貰った、ぶい」
イコルを肩に乗せた|TALONE《愛機》がゆっくりと立ち上がり、その全容を現したのだ。
「状況は理解した。かかってくるがいい。俺はどんな水着宣伝バトルでも受けよう」
猟兵にはウォーマシンや頭脳戦車、サイボーグなど機械の体を持つ者も少なくない。オックスマンもそういったバトルを繰り広げた経験がある。
「さあ、まずは君からだ。水着宣伝|力《パワー》を見せるがいい」
イコルへと向け、始まりを宣言する。それに対する第一声は――
「ん。肩に追加装備を作って貰った」
「ほう、なるほどな。地上戦と水中戦では求められるものが違う……そういうことか」
なんとTALONEについてである。どことなくずれている気もするが、オックスマンの水着も大概であるし気にしてはいけない。
「動きやすい」
「ふむ、推進力を追加したというわけか……」
空気と水の抵抗は違うもの。専用装備が用いられるのはそもそもの考え方が違うからだ。
TALONEに追加された装備は機動性の向上に一役買っている。その事は確かに感じ取れた。
「だが、水着宣伝力とはそれだけではいけない。その肩に乗る君はどうなのだ、イコル・アダマンティウム」
「ん?」
指摘され、少し考え込むポーズ。続けて自分自身の水着を見渡し、両の手を軽く上げる。
「がおー……」
「なんだと! グオオオオオーッ!!!」
そこにいたのはまさしくトラである。少なくともオックスマンはそう感じた。どちらかというと、外野から見ていると可愛らしいなって思うところである。
オックスマンの反応にイコルは少し自慢げに続ける。
「トラ。強くてかっこいい」
「その意見には同意しよう。いや、君の首飾りや腕飾りの存在も考えると、ある意味トラを越えているとも言えるだろう」
それ以外にも、普段は気を遣っていなさそうな髪を二つに纏めているのがいいとか、水着のワイルドさに反してサンダルは可愛らしいとか。
着崩したパーカーがいい味を出しているとか、クマノミが肩部の追加装備の水流に巻き込まれてるぞとかいろいろあると思うのだが、二人の間からそういった話題は出てこない。
「このグローブは、おまけ」
「うむ、巨大なキャバリアの肩に乗った少女が、そういった装備をしている構成は水着宣伝力が高いぞ」
「握ったりもできる、から。背中から引っこ抜いたりとかできる、よ」
「なるほど、兵装を操るのにも向いているということか」
実はかなり物騒な事をいっているのではないだろうか?
どことなくずれている二人の水着宣伝バトルは続く。
そんな中、イコルがへにょ、と力なくTALONEにもたれかかった。
「どうした?」
「お腹すいた。美味しいものある、よね」
「ふむ、確かにここにはバーが併設されているからな。つまみくらいはあるだろう」
とはいえ、骨だけになった巨大肉を思えば彼女の腹を満たすには足りなさそうだ。
「ん、それで……食べていいのは、どこ? キノコみたいな名前とか聞こえた、わくわく」
「キノコだと?」
「マ……なんだっけ」
マタンゴってのは危ないオクスリ的なヤツである。食べたらいけないヤツである。その名を中途半端に覚えていたことは幸運だった。
「なるほど……これだな」
差し出されたのはオックスマンの兜を模した形状の饅頭。マ、だけで彼が思い浮かべるのはこれである。
「ん、もぐもぐ」
可愛らしさだけでなく食欲旺盛な姿もしっかり見せるイコルであった。
そんなイコル・アダマンティウムの水着は
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大成功
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クリスティーナ・ツァルリーノ
いえーい!水着宣伝バトルの始まりなのですわー♪
さあ、ナイトプールのライティングに照らされたこの完璧な水着を見るのです!
まず一つ!
この私のぱーふぇくとぼでーと黒のホルターネックによる攻撃力!
そして二つ!
白ワンピースにより増強された清楚力による、堅牢な防御力……!
極めつけに、サングラスも用意しておめめの負担対策もばっちりですわー!
これでビーチの視線も一人占めなのですわ!
ここビーチじゃなくてプールですけど!
ふっふっふー、この完璧な水着を着た私に隙は無い……
この戦い私の勝利ですわ!!(すっごいドヤ顔)
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https://tw6.jp/gallery/?id=166891
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ばっ、と布が風を受けてはためいた。
今このナイトプールで注目を集めている存在、それはクリスティーナ・ツァルリーノ(黒兎系家出中ダンピール娘・f02905)に他ならない。
「今年は今までとはひと味違う……俺も、君からはそんな自信を感じているぞ」
「そうでしょうとも!」
対戦相手(?)となるオックスマンもそれは認めるところである。
答えに満足するように、クリスティーナはふふん、と鼻を鳴らした。
「だが、いかに素晴らしい水着であろうと、それだけで水着宣伝バトルは決まらない」
「わかっていますわ。水着宣伝|力《パワー》……競うのも四年目ですもの」
流儀はわかっている。だからこそ、今こそ。宣言するのだ。
「いえーい! 水着宣伝バトルの始まりなのですわー♪」
夜のナイトプールに光が降りる。
それは明るさを求めるものではなく、雰囲気――空間を作り出す。
水着をもっとも引き立てる空間を。
「さあ、この完璧な水着を見るのです!」
光の中で、クリスティーナはさっと髪をかき上げる。
そこで強調されるのは黒のホルターネックに包まれた大きな胸。
(まず一つ! この私のぱーふぇくとぼでーと黒のホルターネックによる攻撃力!)
自分が一番魅力的に映る、人の心に焼き付いて離れない。そんな角度だ。
「ほう、まずは攻めてきたか。首元で交叉する紐が、僅かに肌を隠しながらも逆に見える部分に注目を集める仕掛けになっているな」
自信を持つだけのことはあると言うことだ。
ナイトプールに集う面々も言葉にこそしないが、視線をクリスティーナから離すことができない。
(そして二つ!)
だが、彼女の力はそれだけではない。今度はふわり、とワンピースのスカートを浮かび上がらせて見せる。
(白ワンピースにより増強された清楚力による、堅牢な防御力……!)
「そう、肌は晒すばかりが魅力ではない。全てはバランス、見せ方なのだ」
黒と白。妖艶さと清楚さ。見せるものと見せないもの。
時にさりげなく、時に大胆に。くるくるとその魅力を入り交じらせながら、クリスティーナはナイトプールを楽しんでいく。
「何事も、楽しんでこそ。俺も水着宣伝バトルという場を楽しんでいる……君もそうすることでもっとも輝くのだ」
「これでビーチの視線も一人占めなのですわ!」
内心、「ここビーチじゃなくてプールですけど!」という考えが浮かんだがそんな事は些細なことだ。
ここは|ナイトプール「ビーナス・チップ」《今店名を決めた》。縮めてビーチと呼ばれる店だから!
「極めつけに、サングラスも用意しておめめの負担対策もばっちりですわー!」
ちゃきん、と音を立ててサングラスを装着。
意図してかはわからないが、|天真爛漫な笑顔《幼さ》が今度は|ミステリアス《オトナ》な雰囲気を醸し出し始めた。
「見事な水着宣伝|力《パワー》だ。天を味方につけたとも言えよう」
「ふっふっふー、この完璧な水着を着た私に隙は無い……」
称讃の声に、クリスティーナは再びポーズを決め、オックスマンへと指を突きつける。
「この戦い私の勝利ですわ!!」
その笑顔は、今夜最高であったかもしれない。
だが。
「……遅れてすまない。状況は理解した。君は一つ、己の水着を語る上で見落としをしている」
「なっ!?」
オックスマンは確信を持って言うが、クリスティーナは|思い当たら《プレイングに書いて》ない。
この水着のどこに隙があったというのか。
「俺は君と水着宣伝バトルを4年続けて来た。だからこそわかる、ある変化だ」
すっ、とオックスマンが指さす先。それは、クリスティーナの足元だった。
「去年は水色だったな。今年は、赤だ」
それは小さな変化だ。だがオックスマンにはその変化が強く印象に残った。
「お洒落は足元からなどという言葉もある。折角のコーディネートだ、余すところなく伝えてこその水着宣伝バトル」
「ふふっ、そうですわね」
頭のてっぺんから爪先まで。クリスティーナの魅力は全身に溢れているのだから。
そんなクリスティーナ・ツァルリーノの水着は
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アストラ・テレスコープ
今年作ってもらった水着(https://tw6.jp/gallery/?id=167191)で参戦するよー!
お気に入りのポイントはロケット感とカジュアル感!
水で吹き出して飛ぶ水ロケットが大暴れするから水遊びも楽しい!
宣伝バトルも水掛けバトルでも活躍できること間違いなしだね!
いけない人達(?)が近づいてきたら水ロケットを爆発させて水浸しにして吹っ飛ばすよ!
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「オックスマン! 私も参戦するよー!」
水着宣伝バトルの会場となったナイトプールに現れた新星。その名はアストラ・テレスコープ(夢望む天体望遠鏡・f27241)である。
ナイトプール、と言うだけあって頭上には星が輝いている。
天体望遠鏡のヤドリガミであるアストラにとっては本領というべき環境だ。
もっとも、その場合見られるのは星であって|彼女自身《天体望遠鏡》ではないのだが。
「ふっふっふー、私の勢いに腰を抜かさないでね!」
「ほう、その意気や良し。だが俺の水着宣伝力を侮るなよ」
迎え撃つはオックスマン。果たしてアストラの実力やいかに。
「まず、お気に入りのポイントひとつめ! それはこのロケットだー!」
アストラの抱えたロケットから一気に水が噴き出す。
猛烈な勢いで宙を飛ぶロケットは何故かオックスマンの周りをぐるぐると回転しながら周回し、最後には後方から直撃した。
「なんだと! グオオオオオーッ!!!」
「ありゃ、ごめんごめん。でも水ロケットが大暴れするのって楽しいよね!」
水をまき散らしながら空を飛ぶロケットの姿は、見ているだけでも心に訴えるものがある。
ナイトプールの雰囲気には合っていないかもしれないが、誰だって子供心は持っているものだし。
「どんな風に飛んでくかわからないから、水遊びも楽しい!」
「なるほどな、確かに見事な攻撃力。水着宣伝バトルには童心も必要だからな」
なんとなく見守るような周囲の視線に、アストラもにっこりだ。
「でもね、私の水着はロケットだけじゃないよ! よーく見て、このカジュアル感!」
水着自体はビキニタイプ。だが星を象ったチョーカーや、前開のショートパンツに、カラフルなパーカー。
これは見せるための水着ではなく、遊ぶための水着なのだ、と主張しているようでもある。
「なるほど、動きやすさを重視したわけだな」
「そうそう、宣伝バトルも水掛けバトルでも活躍できること間違いなしだね!」
すっ、とゴーグルを降ろし、ロケット型の水鉄砲を構える。
「グオオオオオーッ!!!」
吹き出した水流が、兜の隙間からオックスマンの目に突き刺さった。
「どう? これで水着宣伝バトルに勝っちゃったでしょ!」
「ふむ、確かに見事な水着宣伝力。だがそれだけで勝てると思ってはいけない」
どうにか立ち直ったオックスマンは、アストラの勝利宣言に待ったをかける。
「余す事なく魅力を伝えてこその水着宣伝バトルなのだ。例えば、耳のハート型ピアス。今までそういったアクセサリーをつけていたことはあっただろうか?」
水着とはいつもと違う自分を見せるもの。
気付いてもらうことも大事だが、主張するべきところは主張するべきなのだ。(だからリプレイで書く!)
「それだけではないぞ、他にも――」
「えー、そういうのもいいけど遊ぼうよー」
だが、オックスマンは話が長い上に回りくどかった。
アストラにはちょっと飽きが来てしまう。そんな彼女に目をつけたのはこのナイトプールを跋扈するヤバい奴である。
「お嬢ちゃん、だったら俺とあっちで遊ばないかい?」
「わーい、やるやる!」
オックスマンは気付いていない。アストラはサイバーザナドゥに蔓延る悪意の罠に捕らわれてしまうのだろうか?
「それ、ロケット発射ー!」
「グエーッ」
――まったく以てそんな心配はなかったようだ。
意図せずとも世界の平和を守る! それがアストラなのだ! (たぶん)
そんなアストラ・テレスコープの水着は
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新田・にこたま
ドーモ、オックスマン=サン。新田・にこたまです。本日はよろしくお願いします。ですが、少々お待ちを。
水着宣伝バトルより大事なことなんてこの世にそうはありませんが…しかし、私はこの世界の正義の武装警官として悪を見過ごすことはできません…!
UCを発動してナイトプールの裏側や汚い表側をサイボーグ軍団に排除させておきます。逮捕ではなく排除でいいです。邪魔です。
さあ、ゴミは片付けました!二戦目と行きましょう!オックスマン=サン!
実際このままのペースで行けば初水着にしてかなりいいとこまでイケそうな私です!
残り時間も精一杯頑張ります!ここからは心を摘む戦いです…!
(そろそろ眠いので変なテンションになっている)
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https://tw6.jp/gallery/?id=166798
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「ドーモ、オックスマン=サン。新田・にこたまです」
サイバーザナドゥ、ナイトプール。
水着宣伝バトルの舞台となったこの地で、新田・にこたま(普通の武装警官・f36679)は古式に則った見事なアイサツでオックスマンの前に現れた。
「状況は理解した。俺はオックスマン・ポジクラーシャ。立ち位置は|破壊者《水着宣伝バトルマスター》だ」
アイサツは大事。これを怠る者は水着宣伝力を得ることはできないかもしれないレベルで。
「本日はよろしくお願いします」
「うむ、俺は何度だって挑戦を受けよう」
既にこの二人は、今年の水着宣伝バトルを一度繰り広げている。だが、こういう者は何度やったっていいのだ。
「ですが、少々お待ちを」
「なんだと?」
新たな魅力というヤツを発見してやろう……とオックスマンが身構えたところで、待ったがかかる。
どう言うことか、と問えば、にこたまは周囲を見渡し手にした手錠をくるくると回した。
「水着宣伝バトルより大事なことなんて、この世にそうはありませんが……」
「うむ、それはそうだろうな。特に今日という日は」
水着宣伝バトルは大事。これを怠る者は水着宣伝力を得ることはできないかもしれないレベルで。
「しかし、私はこの世界の正義の武装警官として悪を見過ごすことはできません……!」
「ほう」
それでも、にこたまにはするべき事がある! 決意に満ちた眼差しにオックスマンも感嘆の声を漏らす。
「なるほどな、仕事姿にはその人間の個性がでる……今回はそういう戦略で来たか」
「シテ……シテ……」
いつの間にか、ナイトプールには複数のサイボーグが歩き回っていた。
何やら不気味な声がしているが気にしてはならない。
「お嬢ちゃん、俺と裏で……ぬぐおひでぶぁっ!?」
「このクスリ……アギャハァーッ!?」
「あれ、お前この前逮捕されたんじゃ……ドグラブァッ!」
「逮捕なんて生ぬるい対応は不要です! 排除してください!」
にこたまの指示の下サイボーグ軍団は、武力による|反社会的行動《やばいやつら》の一斉排除に着手。
際どい水着姿の彼女だが、|職務《雑な対応》に取りかかるその姿には凜々しさをまず覚えるであろう。
「ギャップを感じさせる、そういった行動も水着宣伝|力《パワー》……」
これぞまさしく|正義の再利用《セイギノリサイクル》! ※サイボーグ軍団の皆さんは逮捕した悪人を改造して再利用しております。
「わー、ありがとう! しつこいヤツで困ってたんだ!」
「これもまた正義であります!」
犯罪者には容赦ないが一般人にはやさしい。そんなところも武装警官の魅力。ビシッとした敬礼も決まっている。
「うむ、普段と違う格好であっても職務をこなす姿。そこに変わりはない……」
こうして、ナイトプールに蔓延る犯罪はにこたまの活躍によって一掃されたのであった。
「さあ、ゴミは片付けました! 二戦目と行きましょう! オックスマン=サン!」
「……? 二戦目はもう始まっているのではないのか?」
ここからが本番だ、と意気込むにこたまに対し、先の騒動も水着宣伝バトルの一環だと理解しているオックスマン。
認識にはややずれがある気がするが、そこは大した問題ではない。
「実際このままのペースで行けば、初水着にしてかなりいいとこまでイケそうな私です!」
「うむ、初参戦にも関わらず百々とした立ち振る舞い。己の魅力を引き出す戦略……見事だ」
クールさ、格好よさが先に来ると評される水着姿だが、一仕事終えた姿を見ればまた違った魅力が引き出される。
布面積の少なさは言うまでもないが、それを支える紐の配置はむしろ捕らえられる側のようにも見える。
正義の武装警官が逆に捕らえられ……のような、ギャップのあるシチュエーションも感じさせるデザイン。
最初に受ける印象とは真逆の、主張はせずとも秘められたセクシーさは確かにそこにあるのだ。
「残り時間も精一杯頑張ります!」
「おい、なんだかふらふらしているぞ。実は無理をしていたのか?」
が、そんなにこたまもまだ15才。ナイトプールの営業は夜からなのだ。|23:39《プレイングが届いたの》は、もう寝る準備をする時間なのだ。
「ここからは心を摘む戦いです……!」
「まて、何を言っているのかわからんぞ」
さっきまでの職務に励む姿はどこへやら。ぽやっとした表情でにこたまは浮き輪にもたれかかる。
それでも、水着コンテストの勝利を掴むため、にこたまは突っ走るのである!
そんな新田・にこたまの水着は
https://tw6.jp/gallery/?id=166798
で見られるぞ! みんなで見よう! 応援しよう! いいねもしよう!
大成功
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