【サポート優先】死に至る『アイ』
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
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「……何だこの島は」
ユリエル・ミズハシ(ジキルの棘とハイドの誘惑・f36864)が、不可解だと言わんばかりに眉を顰めているのは。
「グリードオーシャンで、未発見だった島の内のひとつが予知に引っかかった。……島民全員、頭脳戦車の島だ」
頭脳戦車。
となると、落ちてきたのはサイバーザナドゥからか。
「言っておくが、この島だって御多分に漏れずグリードオーシャンに落下してきた時点で、文明レベルは大幅に低下している。今のこの島には、こいつらが今後も稼働できるだけの装置や備蓄は、ない。それに相当するメガリスも、ない。猟兵でもない以上、放っておいても、こいつらはそう遠くない内に、活動を停止する」
ただ、その時期が早いか遅いかの違いになると、ユリエルは言う。
しかし、彼らは現状に絶望していない、とも。
「機械にも心は宿る――なんて陳腐な話だが。事実、こいつらはこの世界に来てから島に宿った生命、自然……若木や草花、鳥や魚に動物たちを本気で愛し、慈しんでいるらしい」
だからこそ彼らは、戦うことを選んだ。
今まで使い捨ての兵器として、同胞たちを服従させ使役してきた、コンキスタドールの残党から、愛する島を護る為に。
「多少の延命だ。それでも助けたいと思うなら、機会は今しかない」
頷く猟兵たちを、ユリエルは送り出す。
討つべき敵の情報と――難解な激励の言葉と共に。
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「歓迎いたします」
「滞在期間中、ごゆっくりお過ごしください」
島に着くなり、猟兵たちは島民たちから出迎えられ、歓迎を受けた。
その声音は機械的なものではあったが、本心からの言葉であると不思議と伝わってきた。
コンキスタドールとの海戦に協力したいと申し出れば、彼らは歓声を上げたものかと錯覚するほど、喜色に溢れた様子でどよめいた。
準備をするから、暫し待機していて欲しいと告げられた後。
まだ未発達の森の傍近くの花畑で、是非花を束ねて持ち帰ってくれないかと、彼らは思い出したように言った。
この島の花は綺麗だからと、自分たちが動けなくなった後も、この島に芽生えた美しい生命のことを、覚えていて欲しいと。
猟兵たちは、花畑へと案内された。
絵琥れあ
お世話になっております、絵琥れあと申します。
ひっそりとサポート優先シナリオを運営させていただきます。
(勿論、通常参加も望外の喜びですので歓迎いたします)
流れと詳細は以下の通りになります。
第1章:日常『あなただけの花束を』
第2章:集団戦『阿古屋貝の戦闘員『パールウォリアー』』
第1章では、花畑にて島民自慢の花で花束を作っていただきます。夏の花なら大抵あるようです。
第2章では、島民の頭脳戦車たちを海賊の尖兵として従属させていたコンキスタドールとの海戦となります。
(リプレイ中に描写はいたしませんが、海賊としてユーベルコードを有している複数の頭脳戦車たちもこの戦いに参加しています。インテリジェントキャノンによる援護射撃を行います)
サポート優先シナリオですので、調子と相談しながら自分のペースで執筆していくことになるかと思います。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
第1章 日常
『あなただけの花束を』
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POW : 花の大きさで選ぶ!
SPD : 花の色で選ぶ!
WIZ : 花の香りで選ぶ!
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。
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「……花束、か」
と、言われてみても、いざ花を選ぼうとすると決め手が自分の中にないことにアス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)は気がついた。
姉や妹がいれば、彼女たちの為にと思いこそすれ、今、彼女たちはアスの手の届くところにすらいない。
それは、いいのだ。いずれ必ず、取り戻すから。
けれど、今はこの目の前の花たちである。
島民の希望を無碍にするのも気が引ける。悩みに悩んで――ふと、とある屋敷の若き主のことが頭を過った。
グリモア猟兵としての仕事仲間であり、一猟兵としての戦友でもある彼女。
彼女の屋敷に飾る花を選ぶのも悪くないかも知れないと、ふと思ったのだ。
夏でも爽やかに、清らかに咲く白百合を、丁寧に束ねる。環境故か、島民たちの育て方故か、独特な香りは抑えられているようだ。
これなら屋敷に飾っても、何ら問題はないだろう。白と緑のトルコキキョウと、何種類かのグリーンを添えて。
清爽、と呼ぶのがまさに相応しい、白百合の花束が出来上がった。
さて、彼女はどんな顔をするだろうか。グリモアによる予知や転移も、猟兵としての冒険や戦闘も、彼女は常に頑張っている。そのことは同じグリモア猟兵である自分がよく知っている。
きっと彼女は驚くだろうが、偶にはこんなサプライズがあってもいいだろう。
彼女の花と瞳と、同じ色のリボンで束ねられた花束からは、夏の匂いがした。
成功
🔵🔵🔴
諏訪野・みすず(サポート)
サポート役をします。「心配することはないよ。みすずちゃんが必ず治すから」「コッチはみすずちゃんに任せてね。無理に突っ込んじゃダメだよ」アドリブ、共闘歓迎です。
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「どんな花束にしよっかなー」
諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)は興味津々と言った様子で周囲を見渡していた。
わざわざ花屋に行って『パパ』と二人で住むアパートの一室に飾る花を買うなんて機会もなかなかないから、何だか新鮮ですらある。
みすず自身は、少なくとも自分で身に着ける色としては白を好むのだが、パパと呼び慕う彼はどうだろうか。
少なくとも人前では、余り好き嫌いを解りやすく表に出すことがない彼だから、結構な悩みどころではある。
兎にも角にもまずはやってみるか、と改めて花畑を散策して。
「あっ」
みすずが強く惹かれたのは、ハイビスカス。花弁は白く、付け根に少しピンクが色づいているものだ。
まさに南国の花、といった風情で、一輪だけでも夏を感じさせてくれる。
「可愛いかも!」
敢えて他の花とは合わせず、ハイビスカスとグリーン一種のみで、シンプルながらも華やか、かつ爽やかな、見るだけで夏を実感出来るような花束に仕上げた。
「パパ、喜んでくれるかな?」
喜んでくれるといいなと、期待に胸を膨らませて。
みすずはピンクのリボンを結び、花束をその胸に抱くのだった。
成功
🔵🔵🔴
ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。
ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。
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「これも立派な『依頼』なのにゃ! 頑張るのにゃー!」
ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)も、花を選んでいた。
今回は、コンキスタドールの残党たちに立ち向かう頭脳戦車たちをサポートするのが本筋の『依頼』。だが、頭脳戦車たちの頼みも『依頼』である。
頼まれたからには頑張ります! と。
意気揚々と、花束作りに励む所存。まずは、メインの花選びだ。
「夏と言えば、やっぱり向日葵なのにゃ」
この花畑にも、太陽に向かって立派な向日葵が胸を張るように咲いている。
頭脳戦車たちがどうして、この島に根付いた生命を愛するようになったのか、感情の機微に疎めのミルディアには想像もつかない。だが、心からこの風景を大切にしているのだろうなと言うことは、活き活きと咲く花たちを見ていれば、何となくだが解る気がした。
「出来たのにゃ!」
そんな、愛されて育った向日葵一色の花束。
敢えて一種類で鞠のように纏めた花束は、明るくも可愛らしい。
「作ったはいいけど、これどうしようかにゃ……? ご主人様は、花とか好きかにゃ?」
帰ったらプレゼントしてみようか、と。
夏の色を抱えながら、思った。
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『阿古屋貝の戦闘員『パールウォリアー』』
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POW : アコヤガイシールド
【肩の巨大貝殻を前面へかざしての防御モード】に変形し、自身の【移動速度】を代償に、自身の【高い防御力】を強化する。
SPD : トライデントスロウ
【手に持つトライデントを投擲】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
WIZ : スタチューパールズ
【肩の巨大貝殻の内側】から【真珠色の粘液】を放ち、【真珠化】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:小鬼田平子
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ティエル・ティエリエル(サポート)
◆キャラ特徴
ボクっ娘で天真爛漫、お転婆なフェアリーのお姫様です。
王家に伝わる細身のレイピアを使った空中からのヒット&アウェイで戦うのが得意な女の子です。
・冒険大好きお姫様
・珍しいものにも興味津々
・ノブレス・オブリージュの精神で弱者を放っておけないよ
・ドヤ顔がよく似合う
・困ったら動物さんに協力を!
◆戦闘方法
・背中の翅で羽ばたいて「空中戦」や「空中浮遊」で空から攻撃するよ
・レイピアに風を纏わせて「属性攻撃」でチクチクするよ
・対空攻撃が激しそうなら【ライオンライド】
・レイピアでの攻撃が効かない敵には【お姫様ビーム】でどかーんと攻撃
虚偽・うつろぎ(サポート)
世界問わず大歓迎
世界を超えて自爆活動さ
アドリブ連携等ご自由に
登場即自爆
自爆できれば台詞も活躍もいらぬ!
速攻で自爆することが最優先
1歩も動かず即自爆
そう、自爆だ
僕に自爆をさせるんだ!
僕もろとも鏖殺だ
これぞ鏖殺領域なり
ただ自爆するためだけに現れる存在
何かいきなり自爆する怪奇現象
もはや災害である
技能:捨て身の一撃を用いての
メッサツモードによる高威力な広範囲無差別自爆
射程範囲内に敵が1体でもいれば速攻で自爆
自爆することが最重要
なので敵がいなくても自爆するよ
大事なのは自爆までのスピード
有無言わせぬスピードで自爆する
これ最重要だね
捨て身の一撃なので自爆は1回のみ
1回限りの大爆発
自爆後は爆発四散して戦闘不能
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いよいよ、コンキスタドールの残党を乗せた海賊船が、島へとやって来た。
島民たちが用意した船へと猟兵たちは乗り込み、海へと打って出る。
この世界では一度海に出れば、飛行や転移は阻害されてしまう。そこで作戦はこうだ――まずは援護射撃により敵船を立ち往生させる。そこで船を接舷させ、猟兵たちは一息に乗り込む。
作戦、と言っても単純明快なものだ。しかしそもそも、まず反抗してくると言う考えのない相手である。砲弾が飛来してくると言うだけで動揺の色が見られた。
そこへ猟兵たちは悠々と接近。まずは一人の猟兵が先陣を切って敵船へひらりと乗り込んで。
――直後、敵船ひとつ巻き込んだ大爆発が起きた。
言葉はなかった。
ただ、いっそ潔いまでの捨て身の自爆特攻があった、それだけが事実だ。
「た〜まや〜!」
ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)が何処の世界で覚えたのか、花火が打ち上がったみたいなノリで明るくそんな掛け声を上げた。
幸いにしてこちらの船に損傷はなかった為、唖然とする敵勢に今が好機とばかりにすかさず別の船へと接舷。
軽やかに乗り込んできたティエルの姿を認めて、慌てて敵の少女たちがその動きを止めようと、色だけは綺麗な粘液を放ってくるものの。
「ふふん、当たらないもんね♪」
どうやら、あくまで海上を飛行や転移で越えようとすると阻まれるのであって、船の上にさえいれば空中で回避しようと問題ないようだ。ひょいひょいと躱してゆくティエル。
彼女は思い出していた。頭脳戦車たちの姿を。
犬や猫、兎や鳥――皆一様に、動物を模した姿をしていた。
その身体は機械のそれであるし、高度な自立思考AIだって備えているけれど、困った時に動物たちの力を借りているティエルとしては、敵の行いは許し難い所業。
と、言うわけで。
「いじめっ子にはお仕置きなんだよー! えいえいえい☆」
「きゃー!! 痛い痛い痛い!?」
風鳴りの名の示す通りに、レイピアに風を纏わせて、不届き者たちの首やらお腹やら耳の裏やら、剥き出しの急所っぽい場所を重点的にチクチクチクチク。
一撃一撃の威力そのものは体格差故にそう大きくはないものの、急所への手数攻撃を繰り返されれば堪ったものではない。少女たちは粘液で応戦するのも忘れて逃げ惑うのだった。
――なお、余談だが一番槍で見事な自爆特攻を披露し、我が身を犠牲に敵船ひとつを一層した虚偽・うつろぎ(名状しやすきもの・f01139)は、ちゃんと頭脳戦車たちによって回収されたことをここに追記しておく。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ビリー・ライジング(サポート)
『黄金は気高く輝く、まるで俺のようにな』
心情:
「いつもは妹と一緒だが、たまには一人で頑張ってみるか」
性格:
常に豪胆な自信家だが、騎士道精神も持ち合わせている。
戦闘スタイル:
主に炎の魔法や、得物のルーンレイピアを用いた魔法剣。
戦法は先制攻撃や高速詠唱による速攻。
敵に対して大声で挑発する事でおびき寄せることも。
後方支援はグレネードランチャーを使用。
スナイパーによる狙撃、爆撃・焼却による殲滅で援護する。
連携・アドリブなどは大歓迎。
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「黄金は気高く輝くものだ。そう、まるで俺のように――だが、」
豪胆で自信家だが、騎士道精神も持ち合わせるビリー・ライジング(輝く黄金・f05930)にとって、同じ黄金の色を持ちながらも弱者を虐げる敵の少女たちの行いは、到底許せるものではなかった。
(「いつもは妹と一緒だが、今回のことは捨て置けない。偶には一人で頑張ってみるか」)
決意を新たに、敵船へと乗り込む。その手には精霊の力を宿したルーンレイピアが握られている。
女子供には優しく――それも騎士道精神だが、今回の場合は話が別だ。
先手必勝。鋭く疾い一突きで、一瞬で勝負を決める――だが。
「させないっ……!」
獲物が刺突武器なら、対処は容易だと言わんばかりに、少女は巨大な貝殻を掲げて己の盾とする。美しくも脆い真珠を護る為の殻だ、その硬度はかなりのもの。
事実、ビリーの放った切っ先は、その堅固な盾に阻まれてしまった。
だが――ビリーの表情に、動揺の色は一切見られなかった。
そうして漸く、少女は気付く。盾が、燃え盛る紅蓮の炎で包まれていることに!
「炎よ、燃えろ! 我が刀剣に魔法の力を!」
ビリーの言葉に呼応して、切っ先から広がっていた炎が、程なくして少女の身体をも包み込む。
それを診届けて、ビリーは再び走る。次の敵へと向かって。
「気高き精神の宿らない黄金は――鍍金と何ら、変わりはないさ」
成功
🔵🔵🔴
ウルスラ・ロザーノ(サポート)
常時テンションが高いとは言われるなー、確かに誰に対してもフレンドリーな対応しようと心掛けとる
といっても銀誓館の学生時代から能力者をしてきたんでな
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針や
戦法はヒット&アウェイ型、戦場全体を広く利用して戦うで
基本は中距離
レーザービット射撃やナイフの蹴り込みで牽制しつつ、
エアシューズで、地上は高速で駆け回り、空中も地形とか足掛かりに利用して軽業のように跳ね回るよ
敵からの攻撃は、すべて見切って受け流したりの回避で凌ぐよ
攻め込む機会を見つけたら奇襲を仕掛けるで
一気に接近して、蹴撃やその斬撃波を叩き込む!
サッカーボールのシュートは必殺技や!
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「銀誓館飛び出しても、頑張るで!」
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべし。
それが、銀誓館学園の能力者の頃からのウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)の信条だった。
この島の頭脳戦車たちだって、愛するものを護る為に、精一杯生きている命だ。たとえ余命が幾ばくもないのだとしても、見て見ぬふりはウルスラには出来ない。
「そう簡単に捕まらへんよっ」
多数の敵からトライデントを手槍のように投擲されるも、船の甲板全体を元気に、素早く駆け回り、宣言通り、その身を捕らえることを許さない。
敵勢には無闇に近づかず、けれど極端に離れ過ぎもせず、中距離の間合いを保ちながらも敵の攻撃を躱しつつ、レーザービット射撃で牽制も行う。
一見して回避が困難そうな一撃は、エアシューズでマストを蹴り、宙に逃れる。回転しながら身体を捻り、軽やかに着地。けれどすぐに甲板を蹴って追撃から逃れる。
そして、敵の手数が減ってきたところで――反撃開始!
「油断大敵やで!」
「なっ」
今までは回避に専念していたが、そのスピードで急接近すれば、敵勢に動揺が広がって。
鋭い蹴撃を放てば、蹴り込まれた黒の刃が敵を貫き、斬撃の波が敵勢ごと纏めて斬り払う――!
「く……っ」
薙ぎ払われ、倒れていく少女たち。
「よーし、今日も絶好調や♪」
けれどまだまだ、敵は残っている。
ウルスラは、限界を感じさせない軽やかな足取りで、残る相手の元へと駆け出した。
成功
🔵🔵🔴
火土金水・明
「コンキスタドール達に好き勝手な事をされても困りますから、他の猟兵の方と力を合わせて確実に倒しましょう。」「攻撃をしつつ他の猟兵の方の回復も受け持ちます。」
【SPD】で攻撃です。
攻撃は【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【巷に金色の雨の降るごとく】を【範囲攻撃】にして、『阿古屋貝の戦闘員『パールウォリアー』』達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「私の役目は少しでもダメージを与えて次の方に繋げる事です。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。
●
猟兵たちは皆、奮戦を続けている。
だが、未だ敵の数は残っている。着実に数を減らしてはいるが、元より絶対数が多いのだ。
戦況を観察していた火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が、動く。味方の疲労も蓄積してくる頃だ。なればこそ、彼女のユーベルコードは真価を発揮する。
「コンキスタドール達に好き勝手な事をされても困りますから、他の猟兵の方と力を合わせて確実に倒しましょう」
殲滅ペースを上げつつ、味方の支援も行う。
その為には。
「攻撃をしつつ他の猟兵の方の回復も受け持ちます。金色の雨よ、降り注げ――遍く巷にも、私の心にも」
金の雨滴の輝きは、義を以て戦う仲間たちへの優しい慈雨。
そして、敵には数多の色へと移り変わる裁きの稲妻を。
「きゃあ!?」
手始めに牽制の稲妻を落とし、討つべき敵たる少女たちを一所に誘導してから。
纏めて堅固な貝の盾すら穿つ、広範囲に渡る七色の雷雨で灼き尽くす!
一撃では終わらない。二度、三度と重ねられればばたりばたりと少女たちも次々と倒れた。しかし、まだ継戦の意志を見せる者が、立ち上がる。
「これでも――喰らいなさい!!」
渾身の力で、けれど抜群のコントロールで投擲されたトライデント。それは、寸分違わず、明の腹から背にかけてを易々と貫く――!
「残念、それは残像です」
――貫いたのでは、なかった。
擦り抜けたのだ。それを証明する如く、串刺しになった筈の明の身体が虚空に溶けるように掻き消えた。
丸腰になった少女が唖然とするのと同時、その頭上にも裁きは等しく訪れた。
崩れ落ちるその背後から、明は姿を現した。船上にして戦場を、彼女は完全に掌握した。
「私の役目は、少しでもダメージを与えて次の方に繋げる事です」
仲間たちも、未だ戦っている。敵を全て討ち果たすまで、終わらない。その助けとなるべく動くことこそ自身の役目。
そう、自身の立ち位置を定めた明に迷いはない。金色の雨も、その意志に応えて絶えず、降り注ぎ続ける。
大成功
🔵🔵🔵
アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。
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少しずつだが、敵の数も確実に減りつつあった。
あと、もう一押しだ。皆がそれを確信する。
「こ、こうなったら……!」
少女たちが、一斉に守りを固め始めた。
消耗戦に持ち込み、疲弊したところを数の優位で巻き返すつもりか。
「それをするなら、優位を取っていた時点ですべきだったな」
|蒼の熱線銃《ブルーブラスター》から放たれた光線が弾かれても、アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)は冷静さを欠くことはなかった。
こうなってしまえば、消耗するのは敵の側だと理解出来ているからだ。しかし追い詰められた少女たちは、後手に回っていることにすら気づかない。
守りは堅牢。だが、永遠のものではない。
攻め続ければ――いつか、砕ける!
「耐え切れると思うな!」
機械化された脚部のサイドが開けば、そこに内蔵されたミサイルが、少女たちの盾の一点に向けて飛来する。
だが、盾には傷一つない。ならば、もう片脚からも繰り返し、放つまで。
何度も、何度も、打ち破るまで繰り返す――!
「あっ」
「――そこだ!」
遂に、砕け散った。
その一瞬を、アスは見逃さない。
畳み掛けるようにミサイルの雨を降らせ、全員で守りの陣を組んでいた少女たちを、一網打尽にした。
耳を劈く爆発音。立ち昇る黒煙。
頭脳戦車たちを虐げていた、コンキスタドールの少女たちはもう、そこにはいない。
(「やがて死に至るとも」)
彼らが愛した花は、島は、生き続けていく。
船に残してきた白百合の花束が、優しい風に吹かれている――。
成功
🔵🔵🔴