【OF】みんなで拠点を作っていくで!
大海原に浮かぶ無人島、通称【アルカディーテ島】が見つかってから一週間程が経った。おおよその必要資源が運び込まれ、拠点を作り上げていく準備は整った。
「ほな、拠点作るで!」
案内人の濱城・優茂(サバイバルおじさん・f32495)が声を上げる。
草原をある程度刈り取り、広場は既に出来上がっている。テントも複数個張られ、休憩や仮眠なら取れる段階まで進んだ。無いのは拠点に必要そうな各施設。例えば、調理場や加工場などだ。
「まぁ『拠点作るで!』だけじゃやる事が分からんのは確かやな。というわけで、ある程度方向性は決めようと思うんや。一つは食材を調理する場所。生食は流石に腹壊しそうやしなぁ。二つめは資材を加工する場所。いずれ加工が必要そうな物……例えば鉱石とか動物の革とか、見つかるかもしれん。これ以外にも、何か思いつけば概ね反映できると思うで」
優茂曰く、無人島は皆で開拓していきたいとの事。意見が募れば募る程、出来る事は広がるのは確実だし皆の意見を反映した無人島が出来上がる。
「ちゅうわけで、や。最初に木材と石材用意しといたから、施設づくりはそれで作れそうな範囲で頼むで。鉱石使ったもんとかはまだ難しそうやな……。どんな鉱石があるかは分からんけども」
もしかしたら、より上位互換の施設が採取した鉱石を使って作れるようになるかもしれない。その為に石材を使って炉を作ったりも可能だろう。用意された石材と木材は10個ずつ。1施設につき1~3個は消費されるだろう。
さて、どんな施設を作ろうか?
椿油
オーシャンフロンティア運営マスターの椿油です。
記念すべき最初のシナリオは拠点に施設を作ること! ベッドを増やすとか道具を作る加工場とか、とにかく色んな意見を反映できます。
最初に用意された資材範囲(木材・石材10個ずつ)を超えそうであれば、また次のシナリオが出るかもしれません。
プレイングボーナスは「拠点にあったら便利そうな物を作る」です。
皆様のアツいプレイング、お待ちしております!
第1章 日常
『プレイング』
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POW : 肉体や気合で挑戦できる行動
SPD : 速さや技量で挑戦できる行動
WIZ : 魔力や賢さで挑戦できる行動
👑11
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
相沢・友子
上陸後は、海嫌いなんで山の方に行くよ。
無人島、今は私がいるから、元無人島だね。
地下水の音を水使いの力で感じ取って、温泉を掘るよ。目指すは温水プール施設。
海の中に島があるということは、地下に火山活動があったはずだよ。
期待に反してサンゴ礁があったら石灰岩を採掘するね。
石灰は道具づくりに使えていいよ。
でも一番出てほしいのは、温水プールだよ。
巫覡載霊の舞(WIZ)で、岩盤を砕くよ。最も薄いところを見つけて、初撃で決めたいね。
源泉から出る熱水は、水使いの力で操って躱す。
直撃は危険だよ。
雨の日でも使えるように、屋根を付けたいね。(硝子の寝ず見たちは、鉢巻と金槌と釘、鋸や鉋を手に準備満タン)
「無人島、今は私がいるから、元無人島だね」
水使いである友子は、上陸してすぐに内地を目指した。淡水に適した体なので、海水は出来るだけ避けたいのが心情だった。
地下水の音を水使いの力で感じ取る。コポポ、コポポと音が聞こえた。
「海の中に島があるということは、地下に火山活動があったはずだよ」
――と、ここで無人島しかり、島の成り立ちについて話しておこう。火山活動で生まれる島は固まった溶岩、そして地中深くの岩盤を地盤としており、地中を掘れば岩盤に辿り着く可能性はある。一方サンゴ礁で出来た島は石灰岩が盛り上がって出来ているので火山活動で生まれてはいない。
友子は前者の火山活動であろうとアタリをつけて掘り進めていく。勿論、アルカディーテ島がサンゴ礁で出来ている島ならば石灰岩はセメントや石材にもなるのでそちらでも構わないとは思っていた。
掘り進んでいくと、水使いの力が高熱の湯を感じ取る。近くなってきた。薄い場所を狙って、スキル《巫覡載霊の舞》発動。神霊体に変身しつつ【なぎなた】を振るって衝撃波を放ち、一撃で当てると……源泉が吹き出し始めた。
「おお、当たりだね」
水使いの力で直撃を回避すべく源泉を操作して、躱す友子。急いで上に戻り、待機させていた【硝子の寝ず見】達にサインを送る。
硝子の寝ず見達は大工道具を持ちながら、迫ってくる水音に喜びつつ屋根の建設を開始したのだった。
なお、この刺激で後に火山活動が活性化する事は無かった。活火山ではなかったのだろう。
★施設:温水プールが出来ました。木材を1消費しました
大成功
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中津・水穂
「温水プールが出来たのでしたら、衛生面は安心ですね。
ならば、次は生活をするのに必須な調理場を作りましょう」
石材を組み上げていけば、竈を作ることができるはずです。
さらに悪天候の時でも使えるように、木材を使って屋根をつけておきましょう。
あとは皆さんで一緒に食事ができるように、食卓もあるといいですね。
「さて、早速、きちんと使えるか試してみますね」
木材を薪にして、【トリニティ・エンハンス】の炎の魔力で火を起こします。
野生動物の肉を焼いて調理しようとして……
「あっ、あれっ、火力の調整がっ……!?」
まっ黒焦げに焼けた肉ができあがったのでした。(ドジっ娘
「え、えっと、どなたか、味見……してみませんか?」
「温水プールが出来たのでしたら、衛生面は安心ですね。ならば、次は生活をするのに必須な調理場を作りましょう」
水穂は石材をくみ上げて竈を作っていく。交互に積んでいけば耐震性も心配ないだろう。火山で出来た島、活火山でないとはいえ地震が起こらないとも限らない。
更に悪天候時でも使えるように、木材の屋根を建てていく。この辺りは温水プールと同じ理論、雨でも使える施設という訳だ。
「食卓もあるといいですね」
食卓を作るのには少し手間がかかる。机の他に椅子をいくつか用意しておかねばならないからだ。雨が降っても使える食卓となると、シート等がいるだろうか。竈の屋根の拡張も視野に入れつつ、水穂は食卓に必要な机を仕上げ、椅子の作成に取り掛かった。
「ふう、出来ました……さて、早速、きちんと使えるか試してみますね」
竈に火を起こす為に余った木材を薪にしつつ、UC《トリニティ・エンハンス》で火を起こす。竈の中はちろちろと炎が燃え……あらかじめ捕まえておいた野生動物を竈の上部に置く。
――すると唐突に勢いよく燃え上がるトリニティ・エンハンスの炎。
「あっ、あれっ、火力の調整がっ……!?」
うっかりミスで黒焦げ肉が出来上がったのだった。まあ、その勢いで木材が炭に変化したのでプラマイゼロだろう。
「え、えっと、どなたか、味見……してみませんか?」
案内人の優茂が後で美味しく頂きました。
★施設:竈と食卓が出来ました。石材を1、木材を2消費しました。木炭が1増えました。
大成功
🔵🔵🔵
西行寺・銀治郎
●心情
ふむ? ここがオーシャンフロンティアか……。
異世界から転生してしまった俺だが、皆で無人島を作るって?
へぇ? まずは施設を?
……温水プール、調理場と来たら……次は娯楽だ!
●行動
俺はゲームが好きだから趣味と実益を兼ねて娯楽を作る。
椅子取りゲームなんてどうかな?
椅子があれば、椅子取りゲームができる上に生活でも使えるからな。
「優茂さん? 木材をちょっと貰えますか?」
椅子の大工作業で使っても良い分だけ借りるか。
俺は何気にサイボーグだから目が利き器用に熟せる。
力仕事から細かい手作業も任せてくれ!
木材を鋸で斬り、釘をトンカチで打ち、仕上げはやすり紙で磨く。
さあ、皆で無人島初の椅子取りゲームだ!
「ふむ? ここがオーシャンフロンティアか……」
銀治郎は|希《こいねがい》島から遥々、アルカディーテ島の開拓に来た。
「へぇ? まずは施設を? ……温水プール、調理場と来たら……次は娯楽だ!」
そう言ってまずは木材の残量を見に行く。趣味と実益を兼ねた娯楽――作る物は『椅子』だ。大量の椅子があれば生活には困らないし、椅子取りゲームだって出来る。
「優茂さん? 木材をちょっと貰えますか?」
「ええで、作るだけ持ってき!」
とりあえず必要な分を確保して、椅子の作成に取り掛かる。椅子取りゲームも出来る分となると、8~12個ぐらいが妥当だろうか。鋸で切り、トンカチで釘を打っていく。仕上げにやすりで磨く。勿論紙のやすりだ。
試しに座ってみると、我ながら良い仕事をした――と銀治郎は思った。座っても揺れない。この舗装もされていない土の大地の上でである。しっかり出来上がった証拠だ。釘も曲がらずにちゃんと入っていったのだろう。ささくれが刺さる事もない、丈夫で質の良い椅子が出来た。
「さあ、皆で無人島初の椅子取りゲームだ!」
その場に居合わせた開拓者達が集って、音楽を流し始めるは優茂。
「天●の島流すで!」
【●国の島】は2011年度全UDCアース吹奏楽コンクールの課題曲である。気になった人は聞いてみるのも如何だろうか?
★設備:椅子が10個出来ました。木材を2消費しました
大成功
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川西・晴空
●POW
へぇ…ここがおうしゃんふろんてぃあって世界かい
何か懐かしく感じるけど、これも巨人族の血って奴かもな
えーっと…風呂は作った、飯炊き竃もできた
遊び道具もできちまってるし、寝床は最初からある(指を折って数えながら
そうなりゃ、桟橋かねぇ
あればそのうち船が出来たら横付けできるし、釣り場にもなりゃ海の飛び込み台になるしな
図体がデカいおいらには打ってつけだし、いっちょやるか
まず土台となる丸太の杭が腐らねぇように焼き目を付け、大石を槌代わりに使って打ち込む
板や角材の加工なり細々しい作業は『米躯崘』でちっこくなりゃ問題ねぇだろ
巨人のおいらが乗っても大丈夫なように作るから短ぇけど、徐々に伸ばしてけばだな
「へぇ……ここがおうしゃんふろんてぃあって世界かい。何か懐かしく感じるけど、これも巨人族の血って奴かもな」
晴空は巨人だ。今はクロムキャバリア住まいだが、元来巨人が住むグリードオーシャンに近いであろうこの世界にどこか懐かしさを覚えたのだろう。
「えーっと……風呂は作った、飯炊き竃もできた。遊び道具もできちまってるし、寝床は最初からある……そうなりゃ、桟橋かねぇ」
完成した物を指を折りつつ数え、船が寄る時の為に桟橋作りを開始した晴空。いずれ釣り場・飛び込み台など何にでも応用可能だろう。
土台の杭に焼き目をつけて、大きな石――岩に近いそれで、杭を殴るように打ち付けていく。細かい作業はスキル《米躯崘》の力を借り、人間サイズになってぶつかりやすい箇所、尖った箇所などを削って加工していく。板材にしていくのも、人間サイズならではの作業だ。
「巨人のおいらが乗っても大丈夫なように作るから短ぇけど、徐々に伸ばしてけばだな」
巨人が乗れれば文句なしの耐久性だろう。それに、この程度なら小型船は充分に停まれそうだ。
早速出来た桟橋の近くには、魚もわらわらと集まってきていた。|獲る《●●》か釣るか。ひょっとしたらどこか近海に、穴場があるかもしれない――。
★設備:桟橋が出来ました。木材を3消費しました
大成功
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