夏の海の水泳競技!
●深海島での出来事
「ガハハ!深海の王たる我にメガリスを寄越せ!深海人どもが!」
「くっ!またアトラティヌス・モササウルスが襲ってきたか!」
深海島で猟書家、狂濤凶龍アトラティヌス・モササウルスが深海人を襲いメガリスを奪おうとしていた。深海人は応戦するもやはり歯が立たずどうにも出来なかった。
だがある頭の切れる深海人がアトラティヌス・モササウルスに交渉に出た。
「狂濤凶龍アトラティヌス・モササウルスよ!私から出すある競技で猟兵に勝ったらメガリスを差し出そう、どうだ?」
「……ほぉ……戦い以外での戦いか、面白い話を聞いてやろう」
アトラティヌス・モササウルスは1度暴れるのをやめてその深海人の話を聞くことにした。
「もし、猟兵たちと水泳競技で勝つことが出来たらメガリスはくれてやろう!」
しばらくの沈黙の後、アトラティヌス・モササウルスは大笑いした。
「馬鹿なことを言うな!猟兵たちがこの我に水泳で勝てるものか!寝言は寝てからいうものだな」
「なんだ、自信が無いのか?深海の王たるお前がガッカリだな」
その言葉を聞いてアトラティヌス・モササウルスは咆哮を上げた。
「バカを抜かせ!!我が猟兵に水泳で負けるはずがなかろう!いいだろう!その話を呑もうじゃないか!」
「ならば明日のこの時刻に浜辺に来るがいい」
「いいだろう…この勝負を申し込んだことを後悔することだな!」
●グリモアベース
「猟書家のアトラティヌス・モササウルスが深海人の申し出で猟兵と水泳競技をすることになったんだよね」
水玄・湧水之獣神(おちゃめボーイの獣毛竜・f33795)は深海島で起きた出来事を一通り話した。
「開催は明日のお昼だよ。アトラティヌス・モササウルスはプライド高そうだから卑怯な真似はしないと思うけど…まぁあの巨体だしね、一応注意はしてね?」
そういうと水玄は猟兵たちに手を振って「よい水泳日和をー!」っと言って現地へ転送した。
バロ
夏が近づいてきた、というかもう夏ですね(アツイ…)
お疲れ様です、バロです。
今回は幹部の襲撃のシナリオですが夏も相まって狂濤凶龍アトラティヌス・モササウルスに水泳競技をさせることにしました。
1章では水泳の練習や普通に楽しみながら泳ぐのもありです!
2章ではいよいよ狂濤凶龍アトラティヌス・モササウルスとの水泳勝負です!
狂濤凶龍アトラティヌス・モササウルスは深海人に挑発されているのでユーベルコードは基本的に使いませんがその圧倒的な巨体と機動力はユーベルコードを使ってなくても凄まじいので技能や強化系のユーベルコードを駆使して挑むのをオススメします。
プレイングボーナス(全章共通)……深海人と協力する。
全章共通とありますが1章2章とも深海人にこうしてほしいや1章で泳ぎを教えてもらいたいなどを書いてくだされば助かります。
MSページを閲覧した上でのプレイングをお願いします。
第1章 日常
『Let's スイミング』
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POW : 砂浜で遊ぶ
SPD : 泳ぎの練習をする
WIZ : 華麗に泳ぐ
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「よく来てくれました猟兵の皆さん!」
深海島に近い島の浜辺で集まっていた猟兵たちに近づくのは今回アトラティヌス・モササウルスに水泳競技の案を出した深海人だった。
「やはり奴は挑発に乗ってくれました。ですが水泳競技とは言っても相手はあのアトラティヌス・モササウルス…普通に挑んでも勝てないでしょう…なので明日になる間はどんな形であれ水泳の練習や作戦を立ててくれると助かります」
今日の天気は晴天、夏のグリードオーシャンは暑く潮風は気持ちいいものだった。
アトラティヌス・モササウルスが訪れるまで時間はあるそれまで練習やら遊ぶやらで時間を潰そう。
スピネル・クローバルド
アドリブや他猟兵との連携歓迎
SPD判定
■心情
水泳勝負ですか、私もあまり水泳が得意とは言えないですけど
深海人に泳ぎを教えて頂いて、何としてでも勝負までに上手く
泳げるようになって見せましょう。
■行動
泳ぎの練習をしますね。
【礼儀作法】で深海人の方々に挨拶をして、泳ぎ方を教えて頂く様にお願いします。
「明日までに必ず泳ぎが上手になる様に頑張りますので、どうかご教授の程お願いします」
【学習力】で教えて頂いた泳ぎ方のコツとかを覚えて行きつつ
【水泳】の技能でどんどん上達していくよう、頑張りますね。
「メガリスを奪われる訳には行きません、明日は必ず勝って見せますね!」
夏の雲が見えて快晴を見せる深海島に近い地上の島に1人の妖狐が深海人と一緒にいた。
スピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)は水着に着替えていて準備体操をしていた。アトラティヌス・モササウルスに水泳勝負けしかけた深海人も軽い準備体操をしていた。
「今日はよろしくお願いします。明日の水泳勝負は必ず勝ってみせますよ!」
気合充分のスピネルは深海人に頭を下げて礼儀正しく挨拶をした。
「こちらこそお願いします。来てくれて助かりますよ。明日のアトラティヌス・モササウルスとの水泳勝負ですが普通の水泳勝負ではないです。あの巨体が泳いだ時に生まれる波はスピネルさんを流し込んで妨害するでしょう…なのでその波にさらわれない様に泳ぐコツを教えさせていただきます」
深海人も頭を下げて練習を始める。
「明日までに必ず泳ぎが上手になる様に頑張りますので、どうかご教授の程お願いします!」
まずは基本的な泳ぎ方を教える深海人、スピネルの学習力は高く数十分もしたらあらゆる泳ぎ方をマスターした。
「泳ぎ方をマスターしたら次はアトラティヌス・モササウルスへの対処、やつは勝つためならユーベルコードを使うかもしれません…なのでスピネルさんも身体能力などを強化するユーベルコードを使っても構いません。」
「なるほど…アトラティヌス・モササウルス…あの大きな体から繰り出されるユーベルコードを対処しながらの水泳競技ですか…わかりました、任せてください!明日は勝ってみせます、メガリスを奪われる訳には行きません!」
その後も日が暮れるまで深海人たちとスピネルの猛特訓は続いた。
大成功
🔵🔵🔵
ミルナ・シャイン
【WIZ】
わたくしも新海人、同族の皆様をお助けするためにここは一肌脱ぎましょう!
元から泳ぎは得意ですけれど、相手が相手ですから油断は禁物ですわね…
深海人の皆様、競技の練習も兼ねてわたくしと競争しませんこと?人魚の華麗な泳ぎをお見せしますわ。
本番でのルールも確認して、リハーサルのつもりで取り組みましょう。ゴールはどちらになりますの?早く着いた方が勝者ということでよろしいかしら?
【水中機動】の機動力を活かして素早く、人魚の尾ヒレを力強く動かしてまっすぐゴール目指して泳ぎますわ!
同族に負けてしまうようでは明日の勝負とても勝てませんもの。
競争後は仲良く握手、必ず明日の勝負、勝ってみせますわ!
今回、グリモアベースから転送された猟兵たちの中に同じ深海人の女性が気合を入れていた。
「わたくしも新海人、同族の皆様をお助けするためにここは一肌脱ぎましょう!」
ミルナ・シャイン(トロピカルラグーン・f34969)は深海人がゆえに泳ぎは得意なのは当然のこと。しかし、相手は猟書家アトラティヌス・モササウルスだ。
いくら猟兵の深海人とはいえ、やつの巨体から放たれるであろうユーベルコードや泳いだ時の衝撃波は相当なものだ。
そこでミルナは今回の水泳大会を考案した深海人に声をかけた。
「深海人の皆様、競技の練習も兼ねてわたくしと競争しませんこと?人魚の華麗な泳ぎをお見せしますわ。」
「私と…ですか?」
深海人はミルナの提案に驚くがすぐに笑みを浮かべた。
「いいですよ。ゴールはあの大きい岩まで泳ぎ、そこを半周してこちらに戻ってきたらゴールです。そして先にゴールした方が勝ちです。」
「よろしくてよ。さぁ、早速取り掛かりますわよ!」
「今回はアトラティヌス・モササウルスが仕掛けてきそうな動き方で実践してみましょう。深海島を何度も襲われている身としてはやつの動き方はある程度覚えていますので。」
そして深海人とミルナはお互いに並び、笛がなると同時に泳ぎ出した。
ミルナは機動力を活かして素早く、人魚の尾ヒレを力強く動かしてまっすぐゴール目指していたが深海人は水の弾幕をミルナに放ってきた。
(なるほど…相手は猟書家。邪魔をしてくるのは想定しなければ行けませんわね。)
ミルナはジグザグに泳いでかわしていくが次に襲いかかったのは水中の衝撃波。これはアトラティヌス・モササウルスが泳いだ時の衝撃波をもしているだろう。だがミルナはそれを乗りこなしてゴールへと先に着く。
「お見事です。これなら奴に一矢報いるだけでなく恥を晒すのにいいでしょう。」
「ふふ…当日が楽しみですわね!」
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『狂濤凶龍アトラティヌス・モササウルス』
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POW : 海喰覇龍ド・ラ・ケートゥス
【驚異的な吸引力で周囲のものを吸い込み】【隕石をも喰らう牙で噛み砕く。捕食物を】【吸収し必要な物質に原子レベルで変換する事】で自身を強化する。攻撃力、防御力、状態異常力のどれを重視するか選べる。
SPD : 狂濤雷葬ラ・ト・ヴァジュラ
【全身】から【半径300mに放射雷撃とそれに伴う電熱】を放ち、【遠距離の敵にはプラズマレーザーを放つ事】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ : 冥海災渦デ・ジ・カリュブディス
【電撃と海流を乱し生み出す渦による巨大雷渦】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【に残り、雷渦から電気を吸収し自身を強化】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
イラスト:井渡
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ビードット・ワイワイ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
そして翌日の水泳大会当日になって猟書家アトラティヌス・モササウルスは浜辺に顔を出して深海人と猟兵たちを睨みつけた
「さぁ、覚悟は出来ているんだろうな?この我がお前らごときに水泳で勝てると思い上がるなよ?」
アトラティヌス・モササウルスは既に勝利を確信していた。
「猟兵の皆さん、練習のことを忘れないでください。必ずみなさんなら勝てます!」
こうして猟書家との水泳大会が始まった。
兎々號・蒲公英
アレは、とてもビリビリなのですよぉ
対戦相手の分析を終えて、まず浮かんだ感想はそうでした
呼び出された水辺の試練。水着の下でサラシを巻いて、養生している傷跡もじわりと熱を持ってる様に感じます
きっと、ぼくの中に電撃は滑り込んで、ぼくの事を狂わせてしまいますねぇ
……今回はお仕事、真面目に頑張らないといけません
今日と言う日、敵として出会わなければ。もしかすれば、良き友、良き遊び相手になれたのかもとの『感情』の抑制を開始
万一、水中でパージしちゃうと重大な損傷を引き起こす可能性もあります
《非常式・火鼠の皮衣(コード・アンカウンタブル)》で『防御力』を中心に高め、妨害を振り切って勝ち切るプランで行きますよぉ
「さぁ!誰からだ、誰から我と水泳で勝負するのだ!?」
アトラティヌス・モササウルスは咆哮をあげて体から電気を放電していた。
「かなり興奮しているな…厄介だ」
「アレは、とてもビリビリなのですよ…」
兎々號・蒲公英(露店・月兎耳ノ市のかくや姫様・f38066)はアトラティヌス・モササウルスの分析を開始する。
まずはあの電力にそして巨体、おそらく競技中は泳いだだけでも衝撃がすごいだろう。あとはユーベルコードさへ気をつければ大丈夫。
兎々號は水着の下でサラシを巻いて、養生している傷跡もじわりと熱を持ってる様に感じ改めて水辺の試練に面している自覚を持つ。
「きっと、ぼくの中に電撃は滑り込んで、ぼくの事を狂わせてしまいますねぇ」
(……今回はお仕事、真面目に頑張らないといけません…今日と言う日、敵として出会わなければ。もしかすれば、良き友、良き遊び相手になれたのかも)
兎々號は感情を抑制してアトラティヌス・モササウルスと隣に並ぶように水の中に入る。
「すぐに制してやるわ…」
「……」
となりでアトラティヌス・モササウルスが呟いた中でユーベルコード【非常式・火鼠の皮衣】で防御力を高める兎々號。そして深海人の合図とともに両者一斉に泳ぎだす。
だがミレナリィドールである兎々號のほうが泳ぎが早かった。「おのれ!」っとアトラティヌス・モササウルスは驚異的な吸引力で兎々號を飲み込もうとしたが上手く振り切って逃げるように泳ぐ兎々號。
アトラティヌス・モササウルスは妨害に集中してしまい勝ちを許してしまう。
「やりました!」
「くっ…!つ、次のやつを出せ!まだ終わっていない!」
やつに負けを与え続ければ精神的敗北を与えることに成功するだろう
大成功
🔵🔵🔵
スピネル・クローバルド
アドリブ・連携歓迎
■心情
遂に水泳勝負の当日ですね。
練習の成果を見せてあげます。
モササウルスには負けませんよ!
■行動
森の賢者(UC)を使用して競泳を行いますね。
深海人に教えて頂いた泳ぎ方を【学習力】で思い出しながら、泳ぎをイメージします。
「確か、身体能力を上げるユーベルコードが効果的でしたね……」
【迷彩】の能力で背景に擬態して機動力を強化して素早い動きで【水泳】が
出来るようになっておきますね。
「さぁ、モササウルスさん。私の泳ぎはどうですか?」
敵の巨大雷渦に対しては、こちらも【電撃耐性】や【環境耐性】で
耐える様にしますね。
「よしっ!泳ぎ切れました、勝負はどうなったでしょうか?」
「遂に水泳勝負の当日ですね…練習の成果を見せてあげます!」
「ふふっ…その気合いは海の底へと沈むことになるだろう。先の競技では負けたは相手は海とは無縁そうだからな…」
アトラティヌス・モササウルスはスピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)を舐めてかかり次は勝利への確信しかなかった。
「モササウルスには負けませんよ!」
「ほざけ!狐ごときが我に勝てると思うなよ?競技のついでにズタボロにしてメガリスは我のものにしてやるわ」
そして深海人がスタート地点の横に立ち、スピネルとアトラティヌス・モササウルスはお互いに横に並び準備をする。
(深海人に教わった泳ぎを思い出すのよ…)
スピネルは心の中でそう呟き深海人の合図でスタートした。アトラティヌス・モササウルスはものすごいスピードと泳ぐときの衝撃波でスピネルの泳ぎを妨害する。
(確か、身体能力を上げるユーベルコードが効果的でしたね……)
スピネルはユーベルコード【森の賢者】を発動させて俊敏な機動力と膨大な魔力を持つ森の賢者に変身し、海の背景と強化された機動力で泳ぎの速さを上げる。海に擬態したスピネルが見えないアトラティヌス・モササウルスは追い抜いたと思い込んで余裕をかましてスピードを落とした。だが、それがいけなかった。
「なに…!?」
「さぁ、モササウルスさん。私の泳ぎはどうですか?」
気づいた時にはかなり前方にスピネルがいたことにようやく気づく。焦ったアトラティヌス・モササウルスは電撃と海流を乱し生み出す渦による巨大雷渦を発生させる。
「させるかぁぁぁ!!」
「うっ…でもゴールは目の前です!」
電撃を耐えて最大の機動力でゴールのラインを突っ切ったスピネル。
「よしっ!泳ぎ切れました!勝負はどうなったでしょうか?」
「勝ちましたよ!見てくださいやつの悔しい顔を!」
「くそぉぉぉぉ!!」
まさか続けて自分が負けるとは思っていなかったアトラティヌス・モササウルスは全力の悔しさの咆哮をあげた。
大成功
🔵🔵🔵
ミルナ・シャイン
お言葉ですけれど、わたくし達もこの日に備えて猛練習しましたし作戦も立ててきましたの。あなたの方こそ覚悟した方がよろしくてよ。
深海人の皆様、応援をよろしくお願いしますわね。
【水中機動】に加えて【高速泳法】も駆使して練習の時よりもより速く、ジグザグと不規則な泳ぎで相手を翻弄、攻撃をかわしながら泳ぎますわ。
衝撃波には【衝撃波】でお返ししたり、【サーフィン】で波を乗りこなして耐えてみせますわ。
どうしても防ぎきれない時は奥の手、『ホエール・スプラッシュ』の潮吹きで相手を噴き上げるか、わたくし自身が潮に乗って高く飛び上がり回避、そこからダイブして再びゴールを目指しますの。
メガリスは渡しませんわよ!
「今のところ連敗はしているが次こそは負けんぞ?この際だどんな手を使ってもこの水泳競技を制しメガリスは我の手だ!」
「お言葉ですけれど、わたくし達もこの日に備えて猛練習しましたし作戦も立ててきましたの。あなたの方こそ覚悟した方がよろしくてよ。」
「ほざけ!!」
ミルナ・シャイン(トロピカルラグーン・f34969)の挑発にまんまと乗ってしまい怒り心頭になっているアトラティヌス・モササウルスを見ると余裕がなくなっているのが伺える。ミルナは笑みを浮かべ絶対に負けないという自信を付けていた。
「深海人の皆様、応援をよろしくお願いしますわね。」
「頑張ってください!あなたなら絶対に勝てます!」
ミルナへの深海人の声援にさらに苛立ちを覚えたアトラティヌス・モササウルスの体からバチバチっと放電しているのが見える。
そして深海人の合図とともにスタートを切った2人。アトラティヌス・モササウルスはもはや本気で泳いでいてその際に衝撃波が生まれて強い波が発生する。
だがミルナはその衝撃波に対しては予習済み。波を上手く乗りこなしてアトラティヌス・モササウルスの近くで練習の時よりもより速く、ジグザグと不規則な泳ぎで翻弄してアトラティヌス・モササウルスの集中を散らす。
「うっとうしいわぁー!!」
アトラティヌス・モササウルスは全身から半径300mに放射雷撃を放つ前にミルナもユーベルコード【ホエールスプラッシュ】を発動してモササウルスの体を潮吹きで打ち上げられた。
「ぬぉぉぉぉ!!」
シャチがアザラシを捕食する時にしっぽで叩き弾かれるかのごとくモササウルスの体が海面から宙へと打ち上げられてモササウルスはじたばたともがいて何が起きたかすらわからなかった。
そしてミルナもホエールスプラッシュの潮吹きで自身も海面から高く飛び上がり一気にゴールした。
宙へ舞っていたモササウルスの巨体は激しい音と波を発生させて着水した。
「ぐわぁぁぁ!!」
「やりましたね!すごいですよミルナさん!」
モササウルスが海面に叩きつけられた時の絶叫をよそに深海人たちは歓喜の声を上げてミルナを迎える。
「残念でしたわね、メガリスは渡しませんわよ!」
プカプカと浮かんでるモササウルスにそう言い放つミルナは胸を張っていた。
大成功
🔵🔵🔵
キャロル・キャロライン
世界の海は私の海。
猟書家に大きな顔をさせるわけにはいかないわね。
飛び入りで参加させてもらうわ。
準備運動をしつつ、UCを発動して能力強化。
貴方も今のうちにユーベルコードを使ったら?
勝負の最中、悠長にものを食べている時間なんてないわよ?
スタートしたら、腕を伸ばしてドルフィンキック。
相手の泳ぎから生まれる衝撃波は《回路》で緩和。
さらに前方の抵抗を減らして、一気に突き進む!
(勝てた場合)
私達が負けたら、貴方にメガリスを渡す。
逆に貴方が負けたときのことは……決めてなかったみたいね。
せっかくだから、貴方と同じように捕食してあげるわ。
《ワイヤー》で捕縛。
《刻印》で分解し、エネルギーとして吸収する。
「はぁ、はぁ…」
負けが続いているアトラティヌス・モササウルスは息が上がっていよいよ危険を感じていた。焦りを出しているその隣でキャロル・キャロライン(処断者・f27877)凛とした表情で準備運動をしていた。
「世界の海は私の海…猟書家に大きな顔をさせるわけにはいかないわね。」
もはや威張る言葉も出せないほどに疲弊と焦りを出しているアトラティヌス・モササウルスはキャロルを睨みつけた。飛び入り参加したキャロルは準備運動を終えると海水に浸かる。
キャロルはユーベルコード【技能強化(エンハンススキル)】を使いさらにアトラティヌス・モササウルスを煽る。
「貴方も今のうちにユーベルコードを使ったら?勝負の最中、悠長にものを食べている時間なんてないわよ?」
「黙れ!猟兵めー!ものなど食べておらぬわぁー!」
怒り心頭になったアトラティヌス・モササウルスは深海人の合図無しでフライングをして先に泳ぎだす。深海人もこれには驚愕を隠せなかった。
「なっ!?」
「問題ないわ」
キャロルは顔色ひとつ変えずに腕を伸ばしてドルフィンキックで泳ぎ出した。ユーベルコードで強化した泳ぎでアトラティヌス・モササウルスの泳ぎによる衝撃波を緩和しながら疲弊したアトラティヌス・モササウルスを追い抜いてしまう。
アトラティヌス・モササウルスは驚異的な吸引力でキャロルを吸い込もうとするが疲弊からか思うようにいかなかった。
そして勝敗の結果はキャロルが勝った。卑怯なフライングを使っても勝てなかったアトラティヌス・モササウルスにさらに追い討ちをかける。
「私達が負けたら、貴方にメガリスを渡す。逆に貴方が負けたときのことは……決めてなかったみたいね…せっかくだから、貴方と同じように捕食してあげるわ。」
ワイヤーでアトラティヌス・モササウルスを捕縛し刻印で分解してエネルギーとして吸収しようとするキャロルに対してアトラティヌス・モササウルスは絶叫したという。
大成功
🔵🔵🔵
ウルスラ・ロザーノ(サポート)
いつもテンション高いとは言われるなー、確かに誰に対してもフレンドリーな対応しようと心掛けとる
といっても銀誓館の学生時代から能力者をしてきたんでな
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針や
戦法はヒット&アウェイ型、戦場全体を広く利用して戦うで
基本は中距離
レーザービット射撃やナイフの蹴り込みで牽制しつつ、
エアシューズで、地上は高速で駆け回り、空中も地形とか足掛かりに利用して軽業のように跳ね回るよ
敵からの攻撃は、すべて見切って受け流したりの回避で凌ぐよ
攻め込む機会を見つけたら奇襲を仕掛けるで
一気に接近して、蹴撃やその斬撃波を叩き込む!
サッカーボールのシュートは必殺技や!
尖晶・十紀(サポート)
音楽と甘いものをこよなく愛する無口な少女
発火性の触れたものを呪う特性を持つ特殊な血を自在に操る
怪力を活かしたグラップルが主な戦闘スタイル
連携相手がいる場合は盾役に回ることが多め
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
水泳競技も猟兵たちによって散々打ち負かされたアトラティヌス・モササウルスはもはや水泳競技などというお遊びには付き合ってはいられなかった。
「グォォォォォ!もうどうでもいいわ!貴様を喰らってやる!」
「負けを認めないか…やはりお前は猟書家だ」
深海人の言葉に完全に怒ったアトラティヌス・モササウルスは水中に潜って深海島を目指していた。
「しまった!やつは深海島に!」
「まかせて!あいつこりないみたいやから懲らしめんとあかんな」
ウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)は水着姿で準備運動をして急遽始まった命懸けの水泳競技に熱く燃えていた。
「ん…ここまでくるとワガママ…痛い目合わせようか」
一緒に準備運動をする水着姿の尖晶・十紀(クリムゾン・ファイアリービート・f24470)は顔色ひとつ変えなかった。
「よし!いこか!」
2人は水中に潜り猟兵ならではの猛スピードでアトラティヌス・モササウルスを追いかけた。その巨体な猟書家はすぐに見つかり2人はアトラティヌス・モササウルスが泳ぐときに発生する衝撃波を緩和したり乗りこなしたりして難をこなす。
アトラティヌス・モササウルスは全身から半径300mに放射雷撃とそれに伴う電熱を放つが2人はそれぞれ別れるように泳いでかわす。
ウルスラはユーベルコード【真・クレセントファング奥義】で速度マッハ5.0以上の【回避困難な極超音速連続蹴りをアトラティヌス・モササウルスと距離を離した状態で繰り出して三日月型の衝撃波で追撃をした。
アトラティヌス・モササウルスは後退して驚異的な吸引力で海の中の岩などを噛み砕く。捕食物を吸収し必要な物質に原子レベルで変換し攻撃力をあげて2人に尾びれで攻撃するが尖晶の怪力で難なく受け止められてユーベルコード【ブラッド・ガイスト】で武器を捕食状態にしてアトラティヌス・モササウルスを攻撃。ウルスラもふたたびユーベルコード【真・クレセントファング奥義】でアトラティヌス・モササウルスを攻撃して畳み掛ける。
やがてアトラティヌス・モササウルスは水中で力なく浮かんで倒される。
深海島のメガリスは守られたであろう。
成功
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