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脱ぎたてのパンツからしか得られないエネルギーがある

#UDCアース

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#UDCアース


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 それは何か。
 ブルマである。

 ブルマとは何か。
 それは真理である。
 それは一種のショートパンツであり、一種の研ぎ澄まされたエネルギーであり、一種の人類が目指すべき到達点である。
 その起源は諸説あれど、全ての服という存在がブルマの下位存在であるとすれば、すなわち、人類が知恵を得て、獣の皮を纏い始めたその進化そのものがブルマの起源といってもいいだろう。
 ブルマとは即ち、人類の歴史である。人類の進化はブルマを生み出すためにあり、人類の文化はブルマを継承するためにある。そうして生まれた人類はブルマなくしては完全足りえず、ブルマを穿いてこそ完全足りえる。
 ブルマを穿かない者は偽りであり、虚ろである。だが、そこにブルマを穿く可能性があるならば、そこに神は宿る。神が人を作ったのならば、すなわち、ブルマは神が作り出したものなのだから。
 人よ。偽りを脱ぎ捨て、真なる人となれ。

◇◇◇

「ちょっと何言ってんのか、わかんねえけども、だ」
 陸燈は事件の概要を説明する。
「穿いてた下着を脱いで捧げるとブルマを穿くことになるらしいぜ」
 投げやりに言う陸燈の補足をすれば。
 この事件は、インターネットの中のオカルト話の中に本物のUDCの話が紛れ込んでいるという物だ。
 そして、この情報を見た人間を狂気で侵し、自らブルマになろうとさせるのだという。それだけに留まらず、周囲の人々をもブルマにさせるという凶悪な事件を引き起こしもするだろう。
「止めとかねえと、いろんな意味での凶悪な事件が世の中を席巻しちまうからな」
 広まれば通勤ラッシュの満員電車でひしめくブルマなんて光景が当たり前になってしまう。
 場所は大型下着専門店。事件の基点となるのは、その中に展示された一着のブルマだ。
 脱いだ下着をブルマに捧げることによって増大したブルマ値に呼び寄せられ、件のUDCであるブルマニアが現実世界に顕現する。
「ああ、あと。捧げた下着は、ブルマニアを倒せば戻ってくるらしい」
 一度穿いて暫く過ごさなければいけないという特性上、購入は必至ではあるが、支払いは経費となりUDC組織持ちとなる。
「だから、まあ、好きな奴を買って捧げりゃいいんじゃねえかな」
 陸燈は話を締めくくり、猟兵を送り出した。


熱血漢
いつもの感じです。
コメディよりなのかなって思います。

第一章
 大型下着専門店で下着を買って、暫く着用します。
 費用はUDC組織持ちなので、好きに着て買って大丈夫です。
 見せ合ったり、普段は着けない攻めた物を試してみたり、他の人の意見を聞いたりする章です。
 NPCは店員や客、紛れ込んだUDC組織員がいます。
 他のお客は居ますが、戦闘になればUDC組織員の誘導に従い避難し、記憶処理が行われます。

第二章
 暫く穿いていた下着を脱いで、お店の割と人の多いところに展示されているブルマに捧げます。店員やお客は居ますので、その行動を見られると止められます。
 強行突破したり、目を盗んでこっそり近づいたりして下着を捧げてください。

第三章
 ブルマニアとの戦闘です。ブルマにしようとしてきます。ブルマで戦います。

お好きにどうぞ
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第1章 日常 『ドキドキ☆セクシーランジェリー選び』

POW   :    ストレートに攻めてセクシー系で勝負!

SPD   :    楽しく微笑ましくカワイイ系で勝負!

WIZ   :    技巧を凝らしてネタ系で勝負!

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

テンジン・イナリ

パンツっすかー、あんまり気にしたこと無いっすけど…
ん、男性用のフリル付きランジェリーなんてあるんすねー!なんだか魔法少女になってるフレデリック(相互感情)思い出すっす。

(【ブラック生地でネイビーフリルの♂用ランジェリー】を手に試着室へ)

意外と前の締め付けがキツイとか無いんっすね…

ブリーフとかビキニも案外悪くないっす(普段はボクサーパンツなど)
まあ、これはマニアック方面っすけど。

でも自分の意見だけだとっすから、UDC職員さんにお話聞いてみるっすー
職務とは関係ないことをさせる誘惑で試着室に招き

これ着てみたんすけど似合うっすかね?近くで見て欲しいっすー!意外と手触りも良いんすよこれー(無邪気)



「パンツっすかー、あんまり気にしたこと無いっすけど」
 色々あるんっすねー。と男性用下着コーナーを見て回るテンジン・イナリ(蒼天霹靂・f34592)は今まで気にしていなかった下着の多さに感心の声を上げていた。
「色々あるんっすねー」
 テンジン自身、無かったら履かなきゃいいか、位に思っているのかもしれない。そんな彼にとってはこの店は興味を中々にひかれるものであった。そんな中、テンジンはふと、目に止まった棚の下着を見て、立ち止まっていた。
「男性用のフリル付きランジェリーなんてあるんすね」
 その視線の先には、女性用に見えるようなレース生地のフリルをあしらった下着。いつの間にか女性用のゾーンに入ってしまったかとも思ったが、女性用コーナーの真反対にあるここはどうやら男性用で確かなようだ。
「……魔法少女になってるフレデリックを思い出すっすねー」
 と恋人の妖狐が魔法少女の衣装に身を包んでいるのを思い出して、その中の一つを手に取った。
 ブラック生地にネイビーフリルがあしらわれているそのランジェリーを手に、テンジンは試着室へと向かっていった。

◇◇◇

「意外と前の締め付けがキツイとか無いんっすね」
 テンジンは少し心配していた、男性的な空間が用意されているかという疑念が解決してホッとしながら鏡に映る自分を見つめていた。シックな色合いなフリルがついているが、形状だけを見るにブリーフやビキニと言えるだろう。
「案外悪くない気がするっすね」
 と普段は特にこだわりのないボクサーパンツを穿いているテンジンは存外似合っている自分にウンウンと頷きながら、でも、と考える。
 あまり気にしていない自分だからよく見えるだけで実は滑稽だったりするかもしれない。と思ったテンジンは、試着室の近くにUDC組織員がいた事を思い出した。こういう時は素直に聞くのが一番だ。
「あの、すみませんっすー」
「……なんですか?」
 組織員は目立ちたくなさげに、手招きするテンジンの呼び声に近づいてきた。
「着てみたんっすけど似合うっすかね? 近くで見てほしいんっすー!」
「……は、試着室に……入って?」
「うん? そうっすねー」
 わざとかどうか、人の精気を吸う妖狐の性か。誘惑に釘付けになる男性はニ、三と周りを見回し、カーテンの中へと入っていった。
「触り心地も良いんスよこれー」
 カーテンの中から無邪気な声が聞こえる。中の様子は知れないが。
「たし、かに……良い触り心地ですね」
「っすねー」
「ここの生地とか」
「……ん」
「ぁ」
「もう、触り過ぎっすよー」
 狭い個室内で組織員が屈む為に膝を付く音がして、聞こえていた会話の代わりに微かな音が聞こえていたという。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クロエ・アスティン

ちょ、ちょっと何を言っているのかよくわからない依頼ですが、
まずはアリス様(f24161)と一緒にお買い物であります。

ドワーフ特有のちんちくりんな体形がコンプレックスなため、
せめて下着くらいは大人っぽく決めていきましょうとセクシーランジェリーなコーナーへ突撃であります。

ちょっとエッチな下着に顔を真っ赤にしながら、
さ、流石にあれは無理でありますともう少しおとなしめな総レースの紐パンを手に取ってみます。
これ、似合うでありましょうかと、親友のアリス様にも更衣室の中に入ってもらって確認してもらいます。

とまぁ、勇気を出して手に取りましたが、一人で買うのは不安なのでア、アリス様も一緒にどうでありますか。


アリス・クイン
親友のクロエ(f19295)がショッピングのお仕事って言ってたから、ははーん適当にオブリビオンをボコッたあとにショッピングを楽しめばいいのね!って押しかけたら、順番が逆だったわ……

テンション下がったから、さっさと済ませちゃいましょ
パンツ買えばいいんでしょパンツ、3つセットの綿パンなら2つ残ってお得だわ

とか思ってたらクロエがめっちゃ大人な下着のコーナーにいるんだけど!?
アタシああいう下着興味あるけど手を出せてなかったのよね
うー、その勇気が羨ましいわ!
あああアタシもそういうのにしようかしら、ねぇ、選ぶの手伝ってくれない? とか言いつつ、一緒に選べば怖くないわね!

☆ アドリブ歓迎です



「ここね、全く。さっさと済ませちゃいましょ」
 とアリス・クイン(ビビり屋毒吐き姫・f24161)は店に入るやいなや、スペース入り口近くのワゴンセールへと足早に進んでいく。
「適当にオブリビオンをボコったあとに、ショッピングを楽しめばいいんだって思ってたのに」
「あはは」
 と不服そうに口を尖らせるアリスに迷いの無い足取りについてきていたクロエ・アスティン(ハーフドワーフのロリ神官戦士・f19295)は、その背中を見上げながらアリスに同意するように苦笑を浮かべていた。
「私も……ちょっと何言ってるのか分かりませんでした」
「ほんとそれ。あーあ、この後変な闘いがあるって思うとテンション下がっちゃうってもんよ」
 手入れの少なさが分かるようにだらしなく伸びたアリスの髪が、彼女の苛立ちを体現するようにふわふわと揺れる。
 グリモア猟兵の予知。その出だしが分けの分からない怪文書だったせいで、その後の説明も頭に入ってこなかったのだ。というより、理解したくないと拒絶してしまったという方が近い。
 ゆっくりとショッピングと考えていた矢先に本来の流れを聞いて愕然としたアリスはもうやる気をなくしてしまっていた。ひとまず任務は任務で片付けてる、という思考だ。
 パンツが必要だというらしいからパンツを買ってやる。
「適当にワゴンセールの3つセットの綿パンとかで良いでしょ、クロエはどうする?」
 同じの買う? とクロエの身長ではワゴンを覗けないから、と彼女の分も確保しようとワゴンを漁っていたアリスは、そう問いかけて返事が返ってこない事に首をかしげた。
「クロエ? って……」
 周りを見回したアリスは、すぐにクロエの姿を見つけた。
 その手に、下着をミサンガか何かと勘違いしていそうな下着を持った状態で。

◇◇◇

 ワゴンを覗き込むアリスを見上げながら、クロエは足場になるようなものはないかとふと店内を見回して、とある一角が目に入っていた。
 そう、セクシーランジェリーコーナーだ。
 どう使うのだろう、という金具があったり、それは逆に何をどう隠せてるの? というような下着をつけたマネキンが立っている壁際のスペース。
「……」
 唐突ではあるが、クロエの体は割りと控えめな発育をしている。種族柄と言ってしまえば一応の言い訳は立つが、それでも『ちんちくりん』な幼児体型である事は否めない。
(ですが、自分ももう十六。下着くらいは大人っぽく決めていくべきでありましょう、ええ)
 ふと、アリスを振り返る。彼女が探しているのは、きっとクロエに合うような綿パンツだろう。紛れもなく女児用の『汚れにつよい』とか書いてあるような奴である。
 似合うのでありましょう、と思ってしまった自分の感想が何よりもコンプレックスを刺激して、クロエはそっとその場を離れた。
 そうして手に取ったのは、もはや下着とは何なのかと世界の概念への疑念を抱いてしまいそうな下着、いや、紐だった。隠せない、と言うより、明らかに食い込むというか。試着室にそれを運ぶ勇気が湧かない。
 いや、自分に合うサイズがあるのだから別におかしなことはないはずなのだが、それはそれとして、もしかしてこれは異性へのアピールを目的としたものなのでは? 思考しそうになったその時。
「よりにもよってそれ!? それなのクロエッ!?」
「――ッ!!??」
 ワゴンの方からセリフとともに飛んできたアリスに、ビックゥ!! とその肩を跳ね上げさせたクロエは、下着を持ったまま取り乱す。
「い、いえ! 流石に無理であります! 自分は、えっと、その、こっちを!」
 と慌てたまま、その紐をラックに戻したクロエは近くにあったマシな下着を手に取って、アリスに提示した。
「これにします!」
「……ええ?」
 だが、悲しいことについさっきまで見ていた下着がアレだったせいか、一時的にクロエの下着へのハードルが下がりまくってしまっていた。クロエの手にあるのは、総レースの紐パンである。割と大分透けている。
「は……っ」とクロエが自分が選んだ下着を再度確認して過激度に更に顔を赤らめる。変な趣味があるのではと思われたかもしれないと勘ぐる対面、アリスは全く違う事を考えていた。
(アタシも、こういうの興味あったけど手は出せてなかったのよね……クロエ、その勇気が羨ましいわ……!)
 迷いなく過激な下着を取り、宣言をしてみせたクロエへの称賛だった。そして。
「あああアタシもそういうのにしようかしら!」
「ええッ!?」
 クロエにとってはまさかの発言である。「流石にちょっとそれは」とか言ってくれれば引き返しようもあったクロエは退路がガラガラと音を立てて崩れていくのを感じていた。
「ねぇ、選ぶの手伝ってくれない?」
「え、あ……りょ、了解であります……」
 背水の陣の心地でクロエはその申し出を承諾した。

◇◇◇

 なお、試着室にて。
(……や、やっぱり、この前合わせ部分はやはり……、じ、自分には少々過激がすぎるのでありますが……)
「う、うん……やっぱり大人っぽいのも、いいじゃない」
「え、そ、そうでありますか!? ア、アリス様も、……その、お似合いであります」
(え、そ……そうなんだ……これ思ったより薄くて、見え、……でもクロエもそう言ってるし……!)
 互いにある要素を意図的に無視して評価を下し、なおかつ実際に似合いはしてしまうという弊害のせいで、結局最後まで自分の意見を言い出せずに終わるのであった。

 なお、ふたりとも終始目はぐるぐるしていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ミラン・アレイ
アドリブ大歓迎のR-15くらいまでならNGなし!
明るく元気が取り柄の脳筋ドラゴンガールだよー。

下着かー色々あるねー。どれ選んだらいいか迷うね!
ふらふら見回ってたら、おじさんに声かけられるよー。店員さん?なんかちがうようなー。まあいっか!
おすすめあるの?試着?うんわかったよー。履いてみるよ!
え?試着室一緒に来るの?フィッティングの為に履かせてくれる?
なんだか怪しいけど、まあいっか!
試着室で今履いてる下着を脱がされて過激な大人向けの下着を履かせては脱がされてを繰り返されるよー。なんかずっとビデオ撮ってるのなんでー?あ、こら!そんなあちこち触っちゃだめー!え?フィッティングのチェック?ほんとかなー?



「おじさん、どうかな?」
「可愛いねえ。うんこれもすごく似合ってるよ。おじさん感動しちゃうな」
 と試着室の中でミラン・アレイ(ドラゴンガール・f29182)が、下着を見に付けた姿をとある男性に見せつけていた。ミランはこの男性の名前すら知らない。そして男性もミランの事を知らないだろう。
「んー、どれ選んだら良いのかなあ。いっぱいありすぎて悩んじゃうな」
「あれ? どうやら、お困り……かな?」
 と。おじさんとミランが呼ぶ彼は、ミランが下着売り場を見ていた時に向こうから声を掛けてきた人物だった。好みの下着を探していると伝えると、おじさんはミランにおすすめがある、ということで数着の下着をすぐに見繕ってくれたのだ。
「キミに似合いそうだなって思ってたんだよね。さ、ほら、おじさんが着せてあげるからね」
「え? おじさんも一緒に入るの?」
「うん。フィッティングも大事だから、当然だよね」
 というおじさんの言葉をミランは「そうなのか」とちょっとだけ疑いながらも受け入れる。そこに他の良識ある誰かがいれば止められたのかもしれないが、残念ながらそんな人物は今はおらず。
 カーテンの中ではシュルシュルと衣擦れの音が繰り返されていく。
 おじさんがミランのパンツに指を入れてゆっくりと下ろして行けば、次のパンツを脚に通して上げていってくれる。それを何度も繰り返していた。
「ねー、おじさん。ずっとビデオ取ってるのなんでー?」
「ん? あれれ、おかしいかな?」
「うーん、なんでかなって……あ、こら、あちこち触っちゃだめー!」
 問いかけるミランの太腿を撫でるおじさんにミランは彼の頭を平手で注意するように軽く叩く。 
「キミの触り心地が良くっておじさん癖になっちゃいそう、なんてね。ホントはフィッティングの為だよ」
 おじさんは、小突かれたことに照れたように笑いながらそう返してきた。
「えー? ほんとかなあ?」
「ほんとほんと。ほーら、こっちが浮いて、その代わりこっちが……」
 とおじさんがミランの付けているブラの谷間あたりの下部で生地が余っている隙間に指を滑り込ませると、ついとそれをスライドさせる。
「逆に詰まっちゃってるよ。ふふ、せっかくの綺麗な形のおっぱいが崩れちゃってるねえ」
「とか言ってすぐエッチな触り方するー! もー、めっだよ?」
 確かに正しい指摘をしながらも、おじさんはミランの豊満な果実を愛でるように両手に包み込んでふにふにと揉みつける。
 ミランはそんな男性の手つきにくすぐったさを覚えながらも、それでも持ってくる下着は少し過激でもミランの好みに合う物だったため、結局は次々とオトナな下着に身を包んでいくのだった。

◇◇◇

「可愛いのいっぱいみつけてくれて、ありがとーおじさん!」
 とおじさんに別れを告げたミランは上機嫌に特に気に入った数着を手に、本来の目的へと向かっていく。
 下着どころか、着替えの最中すら近距離な高画質で移された映像がどうなったのか。今はまだ、ミランがそれを知ることは無い。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『電脳怪異降臨儀式』

POW   :    特殊な舞踊や寝ずの番を行う。

SPD   :    小道具の調達や奇怪なコードの打ち込みを行う。

WIZ   :    召喚術式の解読や魔術儀式の詠唱を行う。

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


第二章

 穿いていた下着を展示されているブルマへ捧げて下さい。
 人目のある売り場なので、うまく店員さんやお客の目を逸らさないと注目を浴びて止められてしまいます。
 でも、制止を振り切って強行突破も出来ます。
 基本的にお好きにどうぞ。
テンジン・イナリ

サッと行って、サッと捧げるっすー!

意外と人多いっすねー、さすがに不特定多数の人に裸見られるのは…恥ずいっすからね!
そういうのは気になる人にアピールする時とか誘惑する時っすから!

誘惑の技能を利用して、誘惑しない人目を引かない動きをしながら早足でブルマの元に辿り着くっす。

でも捧げるってどうするんっすかね…、脱いで、フリルランジェリーをブルマにどうぞーってすればいいっすか?

…誰も見てないうちに早く終わって欲しいっすー…
(尻尾ふるふるしながら)
(見られて恥ずかしい目にあってもそれはそれで美味しいです!)



 そして、ブルマの展示されているスペース。
 本来下着ではないはずのそれが此処に飾られてるのは、もしかしたら例のネットに流れる怪文書のせいかもしれない。ともかく。
 テンジン・イナリ(蒼天霹靂・f34592)はそこにやってきていた。
「意外と……人多いっすねー……」
 店員もいれば客もいる。その中を突っ切ってパンツを脱いで捧げなければいけない、ということなのだが、テンジンは中々踏み出せずにいた。
(さすがに不特定多数の人に裸見られるのは……恥ずいっすからね!)
 極めて、その通りな理由であった。
 テンジンも脱ぐ時には脱ぐが、そういうのは気になる人へとアピールする時や意識的に誘惑を仕掛ける時であって、別にそういうわけではない時に自分の裸体を見られて喜ぶような神経を持ち合わせているわけではないのだ。
 という事で、テンジンはそういう手段の逆利用をすることにした。誘惑の手段を心得ているということは、誰の関心も引けない行動も他に興味を誘導する方法も知っている。
  テンジンはゆっくりとした動作で黒地に青のフリルランジェリーを脱いでその手に持つと裸の脚を踏み出す。物音や視線。そういったものをゆっくりと潜り抜け、そして見事にブルマの前にたどり着いていた。
(うー、どうすればいいんスかね……?)
 とブルマを見上げて、手の中のパンツを広げてみせる。
 視線が周囲をさまよう。まだ誰も気づいていないようだが、時間の問題だろう。いつ後ろ指を差されるかと、緊張に尻尾がふるふると震えている。
「えっと……じゃあ、どうぞ、ってすればいいんすかね」
 とテンジンは手に持ったパンツをブルマに掲げあげれば、その瞬間、手の中にあったパンツが光の粒子となって消えていったのだ。
「お、これでオッケーっすか? 他の猟兵の人も捧げてくれたら召喚できるんすかね……?」
 と消えていったパンツを
「あの……お客様? その格好は一体……」
「……っわッっす!?」
 と急に声をかけられてテンジンは、両手を掲げたまま振り向けばそこには店員の姿があった。
「え、あ、これはっすね、その……」
「……っ、ちょっとスタッフルームによろしいですか?」
 しどろもどろに弁解しようとするテンジンに、店員はじいとテンジンのあけっぴろげにされた彼の身体に一瞬くらりとめまいのようなものを感じながら、テンジンをスタッフルームへと導いていく。
 テンジンは、慌てながらも下着選びの時のUDC職員に救出要請の目配せをしながら、おとなしくスタッフルームへと消えていき、そこでオブリビオンが召喚されるのを待つ羽目になるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミラン・アレイ
アドリブ大歓迎のR-15くらいまでならNGなし!
明るく元気が取り柄の脳筋ドラゴンガールだよー。

うーん、周りに騒がれないようにかあー。どうしよっかなー!
しばらく店内うろうろして、店内のおじさんたち数人に逆ナンパっぽく声かけて協力してもらおう!ブルマ展示ブースでおじさん達に囲んでもらって壁になってもらえば、きっと周りからバレずにいけるよね!
壁作ってもらったら、さっそく履いてる透け透け大人な下着をするするっと脱いでブルマに捧げるよー。ちょっとおじさん達近いってー?!めっちゃ見てくるし触ってくるし!こらー!バレるから大人しくしてー?!



 その日は幸運だったといっていいだろう。
 私は、くたびれた下着を買い足すついでに、何故か大仰に飾ってあるブルマがあったなと、暇つぶしにそちらへと向かっていた最中。
「あのー少しいいですかー?」
 女性の声に呼び止められた。そして振り返るとそこには水色髪のかわいらしい少女が、まだあどけなさを残しながらも豊かに成長した体をフリルに透けた大人な下着で隠した姿で立っていたのだ。
 思わず、その体を嘗め回すように見てしまい、生唾を飲み込んだ。なんでそんな姿で、という疑問は彼女の魅力に吹き飛ばされる。
 そして、私の淫らな欲が透けているだろうしせんを受ける彼女はこう言ったのだ。
「わたしのお願いをね、聞いてほしいんだー!」
 と。

◇◇◇

 ミラン・アレイ(ドラゴンガール・f29182)の取った作戦はこうだ。
(ブルマ展示ブースでおじさん達に囲んでもらって壁になってもらえば、きっと周りからバレずにいけるよね!)
 ということだ。
 そのためには、ミランを囲んで移動できる程度のおじさんを集めなければいけないのだが、ミランには当てがあった。
 先程親切にしてくれたおじさんがいたように、きっと困っている事を伝えればおじさん達は助けてくれるに違いないと!
 果たして、その思惑はバッチリ的中した。
 おじさん達による包囲網。おじさんサークルによって他のお客や店員の目から逃れながら、ミランはゆっくりとではあるがブルマの真下へとやってきていた。
「ふう、やっとココまで来れたよー」
 汗を拭うような仕草をするが、あまり汗はかいてない。どちらかというと周りを囲むおじさん達のほうが少し息が荒くなっている。
(うん、まあ無理言って手伝ってもらってるわけだしー。さっさと済ませちゃおっと)
 とミランは躊躇いなく、その透け透けな大人下着のゴムに指を差し込んでゆっくりとそれを押し下げていった。シュル、と小さな衣擦れが固唾を呑んで見守るおじさん達の中心で響いて、足から引き抜かれた暖かな布がブルマへと掲げようとした所で。
「ひゃ……っ」
 ミランは少し高い声を上げていた。それというのも、両手にパンツを持って掲げあげようとしているミランのお腹をおじさんの手が優しく撫でていたのだ。硬い皮膚の感触が擦れて、くすぐったさに思わず身を捩る。その間にも周りから次々と手が伸ばされてくる。
「ちょっとおじさん達近いってー! めっちゃ見てくるし触ってくるし!」
「はは、いいじゃないか」
「そうだ。困ってた所を助けてあげたんだよ?」
「こらー! バレるから大人しくしてー?!」
 露になった柔らかな臀部やその秘部へとおじさん達の笑みと指が遠慮なく向けられる。思い思いに動く指に文句を言いながらミランはパンツをブルマへと捧げると、それは光となって消えていく。
 そして。
「もー、終わったからおしまいだよー!」
「まあまあ、あとちょっとだけ」
 とゴネるおじさんたちにミランはあと少しだけふれあいを続けるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

テンペルト・ヴァッハ
アドリブ・連携〇
WIZ判定

●心情
人間が履いてる下着っつうの興味あって履いてたけどそれを捧げるったぁ、相変わらずUDCアースは意味がわかんねぇなぁ
ま!ようは展示されてるブルマに俺の履いてた下着を捧げればいいんだな?

●行動
いつもは何も着てない俺だけど下着を試着し終わった流れで自然に脱いで店員を探すふりをしてブルマに近づくぜ
ま!もし店員に止められたり乱暴されたりしたら指定UCで召喚されたライトニング・クリスタルを見せびらかしときゃビビるだろ
「感電されたくなけりゃどけよ?」
俺はそう脅して悠々とブルマ様に俺の履いてた下着を捧げるかね



「これが下着かぁ……、コロも履いてるから気になってはいたけどさ」
 テンペルト・ヴァッハ(暴れる嵐神・f37743)は毛質と帯電体質のせいで常に逆立っている毛並みが布に押し込まれるという、やや窮屈な感触に「これがあった方が快適ってんだから分かんねえよなあ」と率直な感想を覚えていた。
 そういうテンペルトの今の格好は、ネットに一度出回ってしまえばとある界隈の好事家達に好き放題二次創作されてしまいかねないのだが、そんなことをテンペルトが知っているはずもない。
 彼が身につけているのは、男児用の黒地のブリーフだ。柔らかい素材なのは良いが、日頃は毛に隠れている幼いながらも質量のあるそれが布にくっきりと浮かび上がる状態になっいる。露出は減っているはずなのに、むしろ露出が増えているようなチグハグな状況に少し恥ずかしさを覚えて耳をピコピコと動かしながら、パチパチと静電気を散らした。
「ま! ウジウジ言っても仕方ねぇ!」
 とテンペルトは持ち前の切り替えの早さを発揮して、気恥ずかしさを振り切る。
 そしてそのまま下着を脱いで、店員を探すふりをしながらブルマのもとへと進む。
 猟兵はその種族や外見を疑問に思われる事はない。ただ、ケットシーなどの種族は服を着ていなくとも何も言われない事もあれば、裸だと認知されることもある。埒外の存在ゆえの曖昧さなのだが、この時はそれが悪い方に作用したと言っていいだろう。
「あの、そこのケモショ……お客様!」
 と潜めた声でブルマへと近づこうとするテンペルトを呼び止める。店員を探す素振りを見せていたとはいえ、実際に探していなかったテンペルトにとっては余り好ましくない状況に、どうやって切り抜けようかと考えている時に近づいてくる店員の目を見て、ふと気がついた。
 何か邪気めいた物を感じる。
「何かお探しでしたら、ブルマが良いと思うので似合うブルマをお探ししますよ」
「あーうん。ビビっと理解したぜ」
 テンペルトは少し意味の分からないセリフを吐いた店員に納得と共に頷いた。どうやら、この邪気はオブリビオンの影響を受けているらしい。
「どうでしょう、ブルマを履いて僕と楽しいことでも……ッ」
 と店員がテンペルトの身体を抱こうと腕を広げた瞬間。
 どこからともなく降り注いだ雷がテンペルトへと直撃する。一瞬、耳を劈くような音が響いたはずが、しかし、周囲は騒ぎにはなっていない。
(やっぱり、オブリビオンの気配も強くなってやがるぜ)
 顕現が近いのだろう。下着を脱いで捧げる。そんなよく分からない儀式は、たしかにオブリビオンをこちらに引き寄せる事に成功しているようだ。
 驚いた拍子にオブリビオンの邪気から開放された店員は、呆然とその場に立ち竦んでいる。
「感電したくねえなら、勝手に触るんじゃねえぜ?
 と余裕たっぷりに笑いながら、テンペルトはゆうゆうとその手に持ったパンツをブルマへと捧げたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・クイン
さっきまでのやつじゃだめなの?ホントに?うぅぅ、もったいない……

はぁ、クロエ(f19295)ったら真面目ね
今ちょっとこのまま帰ること考えてたけど、しょうがないから手伝ってあげる

賢いアタシが作戦を考えてあげたわ!
一人がモノを落としたっぽく屈んで、一人は側に立って周囲を警戒
周囲の視線が外れたらスカートをちらりとめくって見せて合図
屈んだ方が素早くスカートの中に手を突っ込んでパンツを脱がして捧げる!

完璧でしょ?

ほら、アタシからやってあげるから、スカート捲って合図するのよ
あらあら、クロエったらそんなかわいい声あげて
みっともないわね……ふっふっふ(←次は自分の番なの忘れてる)

☆ アドリブ歓迎です


クロエ・アスティン

購入したセクシー下着をさっそく履いてきましたが……
うぅぅ、な、なんだか落ち着かないであります。

アリス様(f24161)と一緒に下着を捧げに行きます。
それにしてもなぜこんなところに、ぶるま?を展示してるのでしょうか。

購入前に履いていたパンツをそっと捧げてみますが、反応ありませんね。
も、もしかして脱ぎたてじゃないとダメなのでありましょうか。

仕方ないので、人目のない隙にパンツを脱いで捧げようとしますが……
スカートをはいたままだと咄嗟にうまく脱げないであります。
アリス様が閃いた作戦に乗っかりますが他人にパンツを脱がされて思わず声を上げそうになってしまいました。

紐パンにしたのが不幸中の幸い、でしたね。



「……ねえ、このまま帰っちゃダメ?」
「だ、だめでありますよ……!?」
 早速購入したセクシーな下着を履き、いざ、儀式へ。と言った所でアリス・クイン(ビビり屋毒吐き姫・f24161)が呟いた。この儀式を行ってしまえばどうしようもないのが出てくるんだろうな、という確信に関わらずに逃げたいという欲がふつふつと湧いて出てきたのだ。
 そんな任務放棄的な提言にクロエ・アスティン(ハーフドワーフのロリ神官戦士・f19295)は少し慌てて彼女を引き止める。
「クロエったら真面目ね……だって、……アレよ?」
 そんなクロエにアリスが指差した先には、展示されたブルマ。
「いえ、まあ……自分も何故こんな所に、その……ブルマ? を展示しているのでしょうか、とは思うのですが」
 少し、どころか全く理解出来ない。インパクトとしても見た目的にも地味だ。人目を引きたいのならもっとあるだろうとは思う。
 例えば、今クロエが履いているようなキワキワの紐パンとか――。
「ぁう……」
 とクロエは今、人目を大いに引くだろう下着を着けているという事を改めて認知して、一気に顔を赤らめた。スカートの中にはあるものの、普段の感触とは違うその存在感に一度意識してしまえば妙に頭に残ってしまう。
「……やっぱり脱ぎたてじゃないと、ダメみたいですね」
 と、今のパンツに履き替える前のパンツを捧げてみるが、何の反応もない。
「ロクでも無いわね……しょうがないから手伝ってあげる」
 アリスは呆れた声をあげた。二人は周りを見渡す。ひしめきあっているという程では無いにしても、人の目がないとは言えない状況だ。
「こんな所でパンツを脱いでいたら……目立ちますよね……」
 そう言うクロエの心配は、儀式を邪魔される事よりもむしろ、それを見られた時にどう思われるかへの心配だった。
「まあ、控えめに言っても痴女よね」
 とバッサリと言い捨てたアリスは、しかし自信満々に指を立ててクロエに向き直る。
「でも、賢いアタシが作戦を考えてあげたわ!」

◇◇◇

「合図だって分かりやすくて手を入れやすいようにちゃんと捲ってね?」
「ぅ、わ、分かっています。絶対面白がってるでありますね、もう……」
 ブルマの前に立ち、二人は作戦を敢行していた。
 その作戦というのは。
 まず、アリスが何かを落としたフリをしてクロエの足元にしゃがみこむ。
 そして、周囲を警戒するクロエが視線がこちらから外れた瞬間にスカートをちらりとめくり上げ。
 しゃがんでいたアリスが一気にクロエの下着を奪い去る!!
 瞬間、外気に晒される空気の触感。
「――ん……っ」
 と。
 それは普通なら気にも留めない程の声量で漏れ出た声。だが、パンツを脱がせるために間近にいたアリスはそれを耳ざとく聞き取っていた。
「あらあら、クロエったら」
 とアリスは声を上げてしまい赤く染まるクロエの耳に口を寄せながら。
「そんなかわいい声あげて、みっともないわね……ふっふっふ」
 脱がしてあげたパンツを意味ありげにクロエに渡していた。自分の温度を感じる紐の布地に今何も履いていないのだという羞恥が更に掻き立てられるクロエの反応に、アリスは満悦の笑みを浮かべてその表情を堪能する。
「……むぅ」
 そんなアリスの愉悦感たっぷりの顔にクロエはキュとパンツを握りしめた。
「それじゃあ、……アリス様も合図お願いするでありますよ」
「……ぁ」
「出来るだけ合図だと分かりやすくて脱がしやすいように、捲ってくださいね」
 今度は自分が脱がされる番だとすっかり失念してしまっていたアリスは、少し攻め気を見せるクロエの目に威圧されるように周囲を見渡した。
 クロエのパンツを脱がせる所も見られていないらしく、誰もこちらを見てはいない。奇しくも絶好のタイミング。覚悟を決める時間さえ無くアリスは自分のスカートの裾を軽くたくし上げて合図を送る。
 と同時に、クロエの指がアリスの脚の付け根を軽く撫でるように滑り込んでは、その下着を素早く下ろし去っていた。
「――!」
 自分以外の誰かにスカートの下着を下げられる。内腿を下着が擦れる感触と一瞬の開放感と落ち着かなさ。
「ぁ、ふ……」
 そんな慣れない感覚のせいで、身体を微かに震わせ声を漏らしてしまったアリス。そんな頬を染めスカートを緩く握る彼女に。
「はい、アリス様のパンツでありますよ」
 クロエはただそう言って、生温かな笑みを向けるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『『変態紳士』ブルマニア』

POW   :    【武】ブルマァインパクト!!
【名状し難きブルマ】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    【龍】湿ったブルマを……抱きしめる!
【湿ったブルマを抱きしめる】事で【興奮が限界突破してドラゴブルマニアン】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    【魔】ブルマジック・バースト!!
戦闘力のない【戦場に、ブルマ強制装備波動を放つブルマ】を召喚する。自身が活躍や苦戦をする度、【戦場のブルマ者全員の、ほど良い生命力吸収】によって武器や防具がパワーアップする。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ポーラリア・ベルです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「あなた達は脱ぎたてパンツを私に捧げた!!」
 現れたのは、体操着にブルマの姿をし、マスタングな髭をダンディに生やした筋肉隆々の益荒男であった。
「ならば、私がすべきことは一つ。その裸の下肢を包む至高の衣服を捧げる事……そして、あなた達をブルマの導く向こう側、ブルマ者への到達を導く事ッ!!」
 そんな壮大な掛け声と共に、ブルマニアが姿を表した。
「へ、変態だ!!」
「変態よー!!」
「皆さん落ち着いてください! あの変態は彼らが対処します!」
「変態には近づかず、我々の指示に従い退避してください!」
 突如、変態という言葉が飛び交う下着専門店。パンツを捧げ、新しいものに履き替える時間の無かった猟兵達はブルマを着せられる恐怖に耐えながら、ブルマニアとの戦闘へと移行していくのだった。

◇◇◇

第三章
 『『変態紳士』ブルマニア』との戦闘です。
 ブルマを履かせようとしてきたり、ブルマで戦ったりします。
 持って帰った下着をどうしたかとかプレイングにあればちょっと描写出来るかもしれないです。
 お好きにどうぞ。
七星・彩華(サポート)
 呪詛すらも従える羅刹の妖剣士。
『呪詛で溢れた戦場は私の舞台さ!』
 口調は我が道を行く姐さん、仲間にはフレンドリー。

支配する呪詛も武器として扱う戦闘狂だが、かなりの頭脳派。
武器は魔剣・妖刀とは似ても似つかぬ呪詛刀
戦闘狂だが考えた戦術や戦闘の流れが上手くハマる方が感情が溢れ出る。
闘う事を至高と考える一方で守る者や仲間との共闘も戦闘の重要な要因と考えている。
行動は天上天下唯我独尊を貫く。
猟兵の夫と二人の娘がいる家族4人共が猟兵。


 ユーベルコードは指定した物を怪我は厭わず行動します。
迷惑をかける行為はしません。
依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
 あとはお任せ。よろしくお願いします!



「またトンチンカンな奴が出てきたね!!」
 一声吠えた七星・彩華(狂い咲く戦場の華・f32940)は一気にフロアを駆け抜け、呪詛を滾る刀を抜き放ってはその刃をブルマニアへと叩きつけた。
「……ッ、我が救世を邪魔する不届き者か……!」
「救世、だなんて笑わせる。お前のそれは勝手な理想の押し付けさッ!」
 鈍い音に切ったとは思わなかった。鋼のような肉体に彩華は呆れたようにため息をついた。
「否……」
 妖刀の切っ先をブルマニアに向けてその教示を否定する。確固とした意思を持って対峙する彩華に、ブルマニアはその表情に怒りを浮かび上がらせていく。
「否、否否、イナァ!! ブルマの理想は世界の理想、そこに過ちなど無い!!」
 吠えるとともに、ブルマニアは飛び出した。跳躍する。
「ブルマァインパクト!!」
 声と共にデパートの床がひび割れ、名状しがたいブルマの圧力が彩華に襲いかかる。だが、それに対する彩華は冷静だった。
「……刃で斬れないなら、呪いで斬るだけさ」
 襲い来るブルマにすれ違うようにして刀を振り抜いた。その刃は肉体をすり抜けて、その奥にある霊に深い傷を刻み込む。
「……ッ!」
 持論が揺らぐ、その強烈な苦痛に声もなくブルマニアが呻くのを聞きながら。
「少しは堪えたかい? 別の考えってやつは」
 そう言い放つと、客の避難を助けるべく走り出したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

巫代居・門
何言ってんだよコイツ……。
まあいいか、訳わかんねえこと言ってるけど……パンツ返してもらなきゃだしな……

UCでブルマを食い散らしながら、どうにか牙を届かせる。

真っ向勝負って柄でもないけど、呪詛と浄化でどうにかならねえか、この汚物は……!

……俺みたいな奴の裸なんて迷惑なだけだろ……恥ずかしいんだから、二度と出てくんなよ……

終わったらさっさとパンツ履いて逃げるぞ。

パンツ?こんなので悪いかよ。
悪くないって、いや……おだてたって着いていかねえよ
おだてたって……なんもねえからな?
(しかし意思は弱い)



「何いってんだよコイツ……」
 巫代居・門(ふとっちょ根暗マンサー・f20963)はため息をついた。わけがわからない。が、倒さねばならないことはハッキリと分かっていた。世界の害悪でしかない。
「……っ、崇高なるこの思想を汚すというのか!」
 周囲の影が魚の形になって魚群となる。門の裸の体を隠すように持ち上がった黒い塊は一気に弾丸のようにブルマニアへと襲いかかる。
 そして、ブルマニアの放ったブルマインパクトと激突!
 正しく呪詛と呪詛のせめぎあい。
「くそ、浄化も混ぜてどうにかならねえか、この汚物は……!」
 強烈な飢餓に襲われながら禍羽牙に浄化の力を載せ、やがて禍羽牙がブルマを食い破った。
「ぐ、ぬううう!!」
「な、なんだよ……」
 傷をおいながら強い意思を秘めた瞳を向けるブルマニアに少し気圧されながら、ふと自分の姿を思い出し、身をかがめる。
 一撃を入れはした、後は他の猟兵がどうにかしてくれるだろう。
 そう思いながら、門は裸の体を隠すようにしてその場を離れるのだった。

◇◇◇

 その後、返ってきた下着を手にそそくさとそれに脚を通す門。慌てて少しバランスを崩しながらも引き上げたそれは、白いブリーフだった。
「君良い趣味してるねえ!」
 とそんな声を賭けられて門は訝しげに振り返った。
「……こんなパンツで悪いかよ」
 と根暗に悪態をつきながら振り返った先には、黒いシャツにチェックのカーディガンを首で巻いた、いわゆるプロデューサー巻の男が門に歩み寄っていた。
「いやいや、いいよ、君。似合ってる! ちょっと僕と話してみない?」
「は? いや、おだてたって着いていくわけ」
「大丈夫、お話するだけだから。いやあ、君みたいな人材を探してたんだ。まさに珠玉だよ!」
 おだてられ、その手を振りほどこうとしながらも、褒められることに慣れていない門はゆっくりと手を引かれて歩きだしている事に気づかない。
 それに気付いた頃には、褒められて警戒心など取り払われてしまった後だったのだが、その話はまた別のお話。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リュカシオン・カーネーション
エリンf38063と共闘
(エリンは用事で遅れると他の猟兵達に連絡済み)
そこまでだ!その裸の下肢を包む真なる至高の衣服…それはトランクス!
私こそが迷える子羊達をトランクス者の向こう側へ導く先導者!シオン・ラーミア・トランクス!(全身白タイツに顔にトランクス装着した状態)
《何やっているんですか?!それに貴女はリュカシオンでしょう?!》
アロナはツッコミを入れる
周りは変態が増えたとパニックになりながら逃げ惑う

情報収集と戦闘知識と視力で状況を瞬時に把握し、相手の動きを読む。

相手がブルマを履かせようとしてくるがオーラ防御しつつシールドバッシュでカウンターを喰らわせて吹き飛ばす。

相手は何か変身したのでトランクスから衝撃波と神罰と焼却を混ぜた一撃を相手にお見舞いする。
どうした?所詮それがブルマの限界!
貴様はブルマを捨てトランクスに忠誠を誓うのだ!
アズリエルで斬撃波と電撃を放ち奴を吹き飛ばすがその先にアロナが居た
《キャアァァァァ!変態!》
炎と風と水の魔法の嵐で敵は吹き飛ぶ
えっ…ぎゃあぁぁ!
私も吹き飛んだ…


エリン・エーテリオン
リュカシオンf38237と共闘

すみません!遅れまし…何か飛んできた?!
ブルマを履いた男だ
『何なんだい!この変態は?!』
エキドゥーマ大丈夫か?落ち着け
アンタが…ブルマニアか
いきなりで悪いけどアンタは何でその格好を?
なるほど、アンタにも信念があるのか。
エキドゥーマ…こいつは男の中の男だ!
『マスター、私はマスターが何言っているか理解できないよ』
?まあいいか、それより…アンタを倒して下着は返して貰うぞ!

情報収集と視力と戦闘知識でエキドゥーマと共に相手の動きを解析。

こいつやっぱり強い!
オーラ防御と神罰と爆破で爆発する防御壁で相手との距離をとる。
ブルマ強制装備の波動が放たれるが…悪いな、私もブルマ派…だぜ?(ドヤ顔)
『ゴメン、マジデトアタマオカシクナルワ』
ブラッドムーンが衝撃波と神罰と電撃を混ぜた攻撃を相手に放つ
相手は防御しようとするも体が動かない
【マヒ攻撃+ハッキング+プログラミング】
『終わりだ変態』エキドゥーマがそう言うと私に合図をする。

分かったぜ!終わりだ!
UC発動
必滅のヴィランズファウスト!



 ブルマニアは猟兵と戦いながらも、それでもその教示を広めようと犠牲者を探している。
 そんなブルマニアへと放たれる、声。
「そこまでだ!」
 カッ! とスポットライトがブルマニアからその声の主へと移される。
「その裸の下肢を包む真なる至高の衣服……それは!!」
 そこにいたのはリュカシオン・カーネーション(転生したハジケる妖狐と精霊王とカオスな仲間たち・f38237)だった。
 全身白タイツ、そしてその顔には……。

「それは……トランクスッ!!」

 トランクスを被っていた。
 少年誌の常連であり、トランクス女子と言った人気ジャンルもあるほどの現代のメジャー、その名を掲げリュカシオンはブルマニアと堂々と対峙する!!
「ト、トランクスだと……!!」
「そう、そして私こそが迷える子羊達をトランクス者の向こう側へ導く先導者! シオン・ラーミア・トランクス!」
 名乗りとともに彼女の背後で火花が飛び散り、風がそれを拭き散らして虹色の火炎が降り注ぐ。そんな演出に駆り出されたアロナフィナが《何やっているんですか?!それに貴女はリュカシオンでしょう?!》とツッコミを入れているがいつものことだ。
「変態だ……」
「仲間割れか……? 今のうちに……!!」
 逃げ遅れていた客が困惑しながらも逃げていく。だが、まさかのトランクス派閥の登場にブルマニアは客には構っていられなくなった。
「ここで討ち滅ぼして差し上げましょう……」
「ふっ、討滅されるはキミの方だぜ?」
「その口いつまで叩けるか!」
 ブルマニアはその両手を身体の正面で打ち叩く。盛大なバチン!という音が発せられ、開かれる両手の間から錬成させるもの。それは。
「何もない所からブルマを……、流石といったところね」
 ブルマだった。
 それもただのブルマではない。ブルマを強制装備させる波動を放つブルマだ。リュカシオン――いや、シオン・ラーミア・トランクスといえどオーラでの防御がなければブルマを着せられていたかも知れない。だが。
「どうした? 所詮それがブルマの限界か!」
 返すように衝撃波を被ったトランクスから放ち、焼却の神罰をうちはなつ。ブルマの波動を完全に打ち消した衝撃はそのまま霧散するが、それでシオン・ラーミア・トランクスの攻撃は終わりではない。
「ぐうッ!?」
 更に電撃を纏う斬撃波がブルマニアの体を吹き飛ばし、そして……。
《キャアァァァァ!変態!》
 不運にもその先に、関わりたくないとばかりに離れていたアロナフィナがいた。突っ込んでくるブルマニア。その強烈な絵面に思わず全力の魔法を発動させ。
「え、ぐぶ」
 それまで以上の速度で吹き飛んだブルマニアの弾丸に、シオン・ラーミア・トランクスは衝突し、共に吹き飛んでいった。

◇◇◇

 エリン・エーテリオン(邪神龍と虹炎の神と共に世界を駆ける元ヤンの新米猟兵・f38063)は急いでいた。息をせききり階段を駆け上り、そして……。
「すみません!遅れまし――」
 ドビュン!! と駆け込んできたエリンの鼻先を壁のような何かが通り過ぎていった。かと思えばデパートの広い売り場の床に何かが盛大にバウンドして転がっていった。

 ブルマを履いた男だった。

『何なんだい!この変態は?!』
 叫ぶはエキドゥーマだ。スマホから音割れするほどに音量を上げて叫ぶが、エリンは少しだけ情報を仕入れていた。
「アンタが……ブルマニアか」
 その隣で転がっているトランクスを頭に被る白いタイツの見知った女性を可能な限り無視しながら、エリンが問いかけるとブルマニアはゆっくりと立ち上がる。そんなブルマニアに、エリンは試すように問いかけた。
「いきなりで悪いけどアンタは何でその格好を?」
「なぜ? 私こそがブルマニア、救世にして伝導の使徒、それが全てだ、本来あるべき姿、全てがブルマとなり、ブルマこそが全てなのだ。ならばブルマを履くことに理由などはいらない」
「なるほど」
『いや、なるほどじゃないよマスター?』
「アンタにも信念があるのか。エキドゥーマ……こいつは男の中の男だ!」
『マスター、私はマスターが何言っているか理解できないよ』
「また、エキドゥーマは良く分からない事を」
 私が理解されない側かい!? と驚愕するエキドゥーマを無視し、エリンはブルマニアへと肉薄した。ぶつかり合い、肉体と魔法がしのぎを削る。
「……こいつやっぱり強い!」
 近接ばかりではジリ貧か。そう考えて爆破防御壁を作り出して距離をとったエリンは、次の一手を考える。その隙をブルマニアは待っていた。
「そこだ……ッ!」
 瞬間、ブルマが召喚される。
 ブルマ強制装備の波動が放たれ、防御の間に合わなかったエリンはその波動を浴びてしまう。
 服が砕け散り、裸の腰には逆にブルマが構築されていく。そして、エリンはブルマ姿となってしまった。
「これで貴様もブルマニアへと……、なら、無い……だと……?」
「何を驚いているんだ?」
 ブルマ姿にうろたえもせず、エリンは
「……悪いな、黙っていたが……私もブルマ派……だぜ?」
『ゴメン、マジデアタマオカシクナルワ』
 今まで沈黙を保っていたブラッドムーンが主の今世紀最大級にしょうもないドヤ顔を晒した事に思わず零し、戦いを終わらせようと衝撃波を放っていた。
「ぬ……!?」
 それを防ごうとしたブルマニアは、しかしエキドゥーマのマヒを重ねた妨害攻撃に防御を行えず衝撃波をまともに受けてしまう。
「ぐうう!!」
『終わりだ変態……マスター!』
「分かったぜ!」
 一気にエリンは勝負を決めにかかる。
 奇しくも最終局面はブルマ対ブルマ。
 ブルマ派とブルマ派がぶつかり合う、この壮大なる戦いの幕引きは。
 虹の炎を纏う蹴りからの、アッパーカット。宙を舞うブルマニア。ゆっくりと弧を描いたブルマニアの体が、ズザサァ! と床に転がった。
 そして。
 戦いの幕は降りた。
 勝利を誇るように振り上げられた拳の中に、慣れ親しんだパンツの感触が確かに戻ってきたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年10月20日


挿絵イラスト