●デビルキングワールド
野生の幼稚園バスでしか辿り着けないような険しい山脈に、オブリビオンの残党(デストロイキング)が隠れ住んでいる事が予知された。
ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)の話によると、まずは野生のバスがたむろしている『バスジャック平原』に向かってほしいと言う事だった。
そこで最強の幼稚園バスをゲットし、デストロイキングを倒してほしいと言う事だった。
ちなみに、最強の幼稚園バスは、とても気性が荒く、魔界の幼稚園児達が、無理やり体内に乗車させられているらしい。
ただし、魔界の幼稚園児達は、揃いも揃って、クズばかり。
一言で言えば、幼稚園児の皮を被ったクズオンリー。
「ここに閉じ込められたのは、おそらく……運命ッ!」
「そう言えば聞いた事がある。このバスに乗り込んでくる奴等を倒せば、どんな借金でも帳消しになる……と!」
「それがガチなら、やるしかねぇ。ただでさえ、お年玉を前借りし過ぎて、こっちは金欠なんだ。そいつらを倒して、御菓子食べ放題だッ!」
「マ、マジか!? だったら、欲しい玩具も買い放題だな? よぉしっ! みんな纏めて、ぶっ倒してやる! 俺達がタダの園児でない事を思い知らせてやろうぜ!」
幼児化していても、D多重債務者達は、クズだった。
その上、顔だけ老けているため、出来の悪い合成のようになっていた。
だが、みんな払いきれないほどの借金があるため、ヤル気満々。
猟兵達を倒すためなら、何でもやりそうな勢いだった。
ゆうきつかさ
これは『7thKING決定戦』の対象依頼です。
8/22までに、対象依頼での🔵ベスト10の猟兵が『KING候補者』となります。
第1章は最強の幼稚園バスに乗り込み、幼稚園児(D多重債務者)達と戦います。
野生バスにみっちり詰め込まれた腕自慢の幼稚園児達を全員倒すか、無傷でバスから放り出す事が出来れば、最強の幼稚園バスをゲットできます。
第2章は、野生の幼稚園バスで険しい山脈に向かい、デストロイキングと戦います。
要請すればD多重債務者達も戦ってくれるようですが、金次第で簡単に裏切ってしまいます。
第1章 集団戦
『D多重債務者』
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POW : 猿猴捉月(えんこうそくげつ)・・・!
演説や説得を行い、同意した全ての対象(非戦闘員も含む)に、対象の戦闘力を増加する【負のオーラ】を与える。
SPD : 阿鼻叫喚(あびきょうかん)・・・!
【泣き喚きながら羽交い絞めしたり】【泣き叫びながら足に組み付いたりして】【自分達の為に倒されてくれと懇願する姿】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ : 雲散霧消(うんさんむしょう)・・・!
自身の【背負う借金の額が10倍】になり、【自暴自棄になる】事で回避率が10倍になり、レベル×5km/hの飛翔能力を得る。
イラスト:くずもちルー
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
エドゥアルト・ルーデル
ざわ…ざわ…
思考誘導して戦うより賭けをするように持っていきますぞ
貴様らが勝ったらDをやろう、そしてバスからも降りようじゃないか
だが負けたら貴様らのDを貰う…!
まあ思考誘導にて手筋を拙者の思うとおりにさせてむしるがな…
拙者一人に勝てぬとは…
カスっ
ゴミっ
クズっ…!
そして貴様らの考えなど手に取るようにわかる…拙者をボコっをチャラにすればいいと思ってるでござろう…!
だがそれでいいのか…むしろ他を出し抜いて自分だけ全てのDを手に入れて助かるべきじゃないのか…!
特別に貴様らのDを返してやってもいいですぞ…ただし手に入れられるのは一人だけ…!
債務者どもから集めたDをバスの外へそぉい…!後は外で勝手に戦え…!
●
「ざわ……ざわ……」
最強の幼稚園バスは、バスジャック平原の外れにいた。
そこは、幼稚園児達の中でも、最底辺の者達が暮らす場所。
そのため、幼稚園児達が、幼稚園バスに襲われても、大半の親は……放置!
ようやく、お荷物がいなくなったと言わんばかりに、ホッとしている様子であった。
「はあ……」
それとは対照的に、幼稚園児達は、どんより。
みんな、この世の終わりを迎えたように、ションボリムードであった。
「……お、いたいた。みんな揃っているようでござるな」
そんな中、エドゥアルト・ルーデル(黒ヒゲ・f10354)が、幼稚園バスに乗り込んだ。
幼稚園バスの中には、最低最悪の幼稚園児であるD多重債務者達が、すし詰め状態で乗り込んでいた。
だが、体型に反して、顔は劇画タッチになっており、まるで取ってつけたような印象を受けた。
「ようやく、来たか」
「さあ、俺達のために死ね!」
「そして、俺達の糧(金)となれ!」
D多重債務者達が興奮した様子で、一斉に鼻息を荒くさせた。
「ならば、貴様らが勝ったらDをやろう。ただし、バスから降りてもらうのが、条件だ。それと、貴様らが負けたら、Dを貰う……!」
その視線に気づいたエドゥアルトが、挑発的な言葉を吐いた。
「ふざけるなっ!」
「つべこべ言わず、Dを寄越せ!」
「みんな俺達のモンだ! だから誰の指図も受けねー!」
D多重債務者達が本能の赴くまま、次々と襲いかかってきた。
「……」
それを迎え撃つようにして、エドゥアルトがD多重債務者達を掴んでは投げて蹴散らした。
「まさか、拙者一人に勝てぬとは……。カスっ! ゴミっ! クズっ……! そして貴様らの考えなど手に取るようにわかる。……拙者をボコっをチャラにすればいいと思ってるでござろう……! だが、それでいいのか? ……むしろ他を出し抜いて自分だけ全てのDを手に入れて助かるべきじゃないのか……? 何なら、特別に貴様らのDを返してやってもいいですぞ? ……ただし手に入れられるのは一人だけ……!」
そう言ってエドゥアルトが、債務者達から集めたDを、幼稚園バスの外に放り投げた。
「うおおおおおおおおおおおお!」
その挑発に乗ったD多重債務者の半数が、幼稚園バスから飛び降り、殴り合いのケンカを始めるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ダーティ・ゲイズコレクター
私はダーティ!ダーティ・ゲイズコレクター!
凶悪で極悪で劣悪で最悪な魔王ダーティとは私のことです!
(UC【逆悪!理穢命捻災禍煌】発動)
{ゲイズ・パワー}で『オーラ防御』して近づけさせないようにしながら
{ダーティテイル}を使った振り子『催眠術』で{暗黒キャラメル}が
100万Dの札束に見えるよう催眠をかけます!
({暗黒キャラメル}を手に持ちながら)
これが欲しいんですか?何個欲しいんです?3つ?
3つどころか12個あげます!ダース入りだし!
でもみんな平等に渡すなんて悪魔っぽくないですよね!
投げるので拾いに行ってください!早い者勝ちです!
(『怪力』でバスの外へ札束(に見せた{暗黒キャラメル})を投げる)
●
「おい! また妙なヤツが来たぞ!」
「今度は、何だ! ……何の用だ! 俺達のDはゼロどころか、マイナスだぞ!?」
「これ以上、俺達から何を奪うつもりだ! も、もう何もないぞ! カラッポだ!」
D多重債務者達は、怯えていた。
……ガタブルだった。
おそらく、何者かの襲撃にあって、残りのDを根こそぎ奪われてしまったのだろう。
「私はダーティ! ダーティ・ゲイズコレクター! 凶悪で極悪で劣悪で最悪な魔王ダーティとは私のことです!」
そんなD多重債務者達を絶望のどん底に突き落とす勢いで、ダーティ・ゲイズコレクター(Look at me・f31927)が【逆悪!理穢命捻災禍煌(リアイメイネンサイカコウ)】を発動させ、デビルキングになりたいと強く願った。
「ま、魔王だと!?」
「な、何が目的だっ!」
「……もう何もないぞ!」
D多重債務者達が、警戒心をあらわにした。
「皆さんが欲しいのは、コレですか? 欲しいのであれば、いくらでもあげますよ? いっその事、12個あげましょうか。ちょうど、ダース入りなので!」
すぐさま、ダーティがゲイズ・パワーでオーラ防御を展開しながら、ダーティテイルを使った振り子の催眠術で、暗黒キャラメルが100万Dの札束に見えるよう催眠をかけた。
「マ、マジか!」
「これで、ようやく極貧生活から抜け出す事が出来る!」
「さっきは酷い目にあったからなっ! これで、ようやく帳消しだ!」
D多重債務者達が、鼻息を荒くさせた。
「でもみんな平等に渡すなんて悪魔っぽくないですよね! 投げるので拾いに行ってください!早い者勝ちです!」
そう言ってダーティが力任せに100万Dの札束(注:暗黒キャラメル)を幼稚園バスの外に放り投げ、D多重債務者達の数を減らしていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
アルテミシア・アガメムノン
えええ……幼稚園児が多重債務者?
それも本人責任の?
ダメダメですわねえ……ちょっと性根を叩きなおしてあげましょう!
開幕『黄金の暴嵐』で戦場(バス内)全域に黄金の神雷と滅びの暴風が吹き荒ぶ!
神雷の余波による行動不能で敵SPDUCの羽交い絞めや足に組み付いたりする余地を与えません!
世の中、そうそう甘い話はないという事です。
前借りしすぎたのでしたらおうちに帰ってご両親のお手伝いでもなさい。
おやつくらい豪華にしてくれるかもしれませんわよ!
倒れた園児達を滅びの暴風で車外に吹き飛ばして終了です。
●
「えーっと、これは、一体……」
幼稚園バスに乗り込んだアルテミシア・アガメムノン(黄金の女帝・f31382)が目の当たりにしたのは、幼稚園児の姿をしたD多重債務者達だった。
この時点で、いくつかのツッコミが行方不明。
このままツッコミを入れるのが正解なのか分からぬまま、D多重債務者達が一斉に両目をカッと見開いた。
「……金だ! 金を寄越せ!」
「俺達を可哀想に思うんだったら、金を寄越せ!」
「とにかく、寄越せ! いますぐ寄越せ! こっちは余裕がねぇんだ!」
D多重債務者達は、飢えたケモノであった。
見るからにクズ、心の芯までクズ。
そんな言葉が相応しいほど、クズばかりが揃っていた。
「とりあえず、状況的には、幼稚園児で、多重債務者……? その上、本人責任の? ううん……これは、ダメダメですわねえ。……ちょっと性根を叩きなおしてあげましょうか!」
アルテミシアが頭の中で状況を整理した後、【黄金の暴嵐(ルドラ)】で手のひらから黄金の神雷と滅びの暴風を放ち、D多重債務者達を行動不能にした。
「な、なにが起こった!」
「俺達以外は、全員……」
「この世には、神も仏もいないのか!」
その危機を大人の事情で乗り越えたD多重債務者達が、信じられない様子で目をパチクリさせた。
「世の中、そうそう甘い話はないという事です。前借りしすぎたのでしたら、おうちに帰って、ご両親のお手伝いでもなさい。おやつくらい豪華にしてくれるかもしれませんわよ!」
そう言ってアルテミシアが行動不能になったD多重債務者達を、幼稚園バスの外に放り出した。
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
UC常時発動
…なんだこれ地獄ですか?
「えー…可愛くない?」
おめーの目はどうなってるんだ!?
「神の眼だぞ☆」
【情報収集・視力・戦闘知識】
取り合えず園児の能力とバスの構造把握
何というか説得とか語りとかもう面倒くさいですね
よしボコりましょう(極悪盗賊
【念動力・弾幕・スナイパー】
念動光弾を乱射して叩き込み動きを鈍らせ
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み】
鎌剣と短剣による連携斬撃から…彼らのなけなしの所持品を強奪
そしてそれをバスの外へと放りつつ
【属性攻撃】
光幻属性により
Dの山の立体映像をバスの外に展開
あ、不味い!外に置いたDの山が取られてしまう!
(わざと焦った様子を演じて
僕も似た手段で引っかかりましたしね…
サハリエ・ステーロ
フーハッハッハッ、ごきげんようバスに残った幸運な諸君!
君達は一発逆転のチャンスが欲しいか。
よろしい!ならばギャンブルの時間だ!
ではツィコ準備を
UC【配下召喚:コウノトリメイドの『ツィコ』】使用
バスの中にカジノのルーレット台を設置
ルールは簡単だこのボールが止まる場所にチップをかけるといい
もちろん少額ながらチップは貸し出すし、僕は君達の借金を踏み倒しても有り余る額のチップをかけよう
イカサマがあるかどうか気になるなら好きなだけ調べるといい
まぁ、(UCで)運がついてまわる僕にはそんなもの必要ないけどね
さぁ、ゲームスタートだ!
賭けるものがなくなった敗者はバスを降りるといい
後で配下が取り立てに行くからな!
●
「フーハッハッハッ、ごきげんようバスに残った幸運な諸君!」
そんな中、サハリエ・ステーロ(時計ウサギの魔王・f37256)が天を斬り裂く勢いで高笑いを響かせ、幼稚園バスに乗り込んだ。
「また妙なヤツが来やがった!」
「お、お前も、俺達から奪うのか!」
「ふざけやがって! ただでさえ借金が増えているって言うのに!」
その事に気づいたD多重債務者達が、絶望のどん底に突き落とされた勢いで、幼稚園バスの後方まで下がっていった。
「ところで、君達は一発逆転のチャンスが欲しいんだろ?」 ……ならば、ギャンブルで勝負だ!」
サハリエが指をパチンと鳴らし、【配下召喚:コウノトリメイドの『ツィコ』(ツィコ)】を発動させ、幸福と幸運を運ぶ配下のメイド『ツィコ』を呼び寄せた。
「……では、ツィコ。すぐに準備を!」
すぐさま<サハリエがツィコに対して指示を出し、ルーレット台を設置させた。
「こ、これは……!」
「俺達と賭けをする気か!?」
「この連戦連敗、勝ち知らずの俺達をカモにして……!」
D多重債務者達が違う意味で、ガタガタと身体を震えた。
「まぁ、そう怯えるな。勝てば問題ないだろ? それじゃ、このボールが止まる場所に、チップをかけるといい。もちろん、少額ながらチップは貸すし、逆に僕は君達の借金を踏み倒しても、有り余る額のチップをかけよう。それでも、信用する事が出来ないと言うなら、イカサマがあるかどうか、好きなだけ調べるといい。まぁ、運がついてまわる僕には、そんなもの必要ないけどね」
サハリエがD多重債務者達を見つめ、含みのある笑みを浮かべた。
「ふ、ふざけやがって!」
「まるで自分が神……いや、魔王にでもなったつもりか!」
「まあ、見るからに魔王っぽいところがあるから、間違った事はしていない気もするんだが……」
D多重債務者達が、気まずい様子で汗を流した。
どう見てもヤバイ状況になっているため、本音を言えば避けたいところだが、そうも言ってはいられないほど、借金額が膨らんでいた。
「さぁ、ゲームスタートだ! 賭けるものがなくなった敗者は、バスから降りるといい。後で配下が取り立てに行くからな!」
そう言ってサハリエが、D多重債務者達に勝負を挑むのだった。
●
「……負けた」
「完膚なきまでに……」
「もう何も残っていない……何ひとつとして……」
D多重債務者達は、灰の如く真っ白に燃え尽きていた。
連戦連敗、勝率0。
希望の光が完全に消えてしまう勢いで借金を負ってしまったため、戦う気力すら消え去っていた。
「……なんだこれ、地獄ですか?」
それを目の当たりにしたカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)が、ドン引きした様子で身体を仰け反らせた。
「えー……可愛くない?」
それとは対照的に、【対人戦術機構『詩文の神』(メルシーマホーショウジョモード)】で銀髪少女に変身した界導神機『メルクリウス』(通称:メルシー)が、D多重債務者達をマジマジと見つめた。
「いや、何処が可愛いんだよ! おめーの目はどうなってるんだ!?」
カシムが信じられない様子で、メルシーにツッコミを入れた。
「神の眼だぞ☆」
メルシーが躊躇う事なく、えっへんと胸を張った。
「何というか説得とか語りとかもう面倒くさいですね。……よしボコりましょう」
そんな中、カシムが思考停止状態で目を丸くさせ、念動光弾を乱射しながら、鎌剣と短剣による連携斬撃を繰り出し、D多重債務者達から、なけなしの所持品を強奪した。
「こ、殺す気か!」
「ぼっ、暴力反対~!」
「……って、まだ奪う気が!」
その事に危機感を覚えたD多重債務者達が、逃げるようにして次々と幼稚園バスから飛び出した。
「……あ、不味い! 外に置いたDの山が取られてしまう!」
それに合わせて、カシムが光幻属性で、Dの山(立体映像)を展開した。
「あ、あれは!」
「俺達も、バスから出るぞ!」
「うおおおおおおおおおおおおお!」
その立体映像に騙されたD多重債務者達が、躊躇う事なく幼稚園バスから飛び出した。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『デストロイキング』
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POW : デストロイキング軍
レベル×1体の【ビューティスパイダー】を召喚する。[ビューティスパイダー]は【女郎蜘蛛】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
SPD : デストロイ光線
レベル分の1秒で【背中の魔力角から破壊光線】を発射できる。
WIZ : デストロイウェポン
【腹部の巨大な口に取り込んだ物体】から、対象の【全てを破壊したい】という願いを叶える【破壊兵器】を創造する。[破壊兵器]をうまく使わないと願いは叶わない。
イラスト:シャル
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
エドゥアルト・ルーデル
ここがあのデビルのハウスね!
という訳で隠れ家にやってきたんでござるが…せっかくの最強バスだしそのままぶちかまそうぜ!今からこのバスはクレイジーバスだ!こいつの前に道はなくこいつが走った後が道なんだよ!
野生の幼稚園バスにて真正面から全速力で突撃!ダイナミックエントリー!
いけー!!その辺にいる【ビューティスパイダー】を轢き倒すんだ!!
隠れていたということは城などの障害物がおっ立ててあってもおかしくないでござるな!いくらバスといえど建築物をぶっ飛ばすのは骨かもしれん!そこでぶつかる前にこの【超大型爆弾】をそぉい!!
粉砕!これで前が開けたでござるな!ついでにデストロイキングもブッ轢き殺しちまいな!
●
「ここが噂のデビルハウスか!」
エドゥアルト・ルーデル(黒ヒゲ・f10354)は野性の幼稚園バスに乗って、デストロイキングのアジトにやってきた。
アジトの周辺はゴツゴツとした岩場に囲まれており、それが強固な壁のようになって侵入者達の行く手を阻んでいた。
「今からこのバスはクレイジーバスだ! こいつの前に道はなく、こいつが走った後が道だ! ……という訳で、このままぶちかまそうぜ! いけー!!」
次の瞬間、エドゥアルトが野生の幼稚園バスを荒馬の如く乗りこなし、デストロイキングのアジトに突っ込み、そのドサクサに紛れてビューティスパイダーを轢き殺した。
「イエス、ビューティスパイダー!」
その攻撃に為す術もなく、ビューティスパイダーが血の泡を吹いた。
「なんだ、貴様は! せっかく安眠していたって言うのに、わざわざ邪魔をしやがって!」
デストロイキングが殺気立った様子で、ケモノの如く吠えた。
どうやら、スヤスヤタイムの最中だったらしく、寝起きで腹を立てていた。
「ついでにデストロイキングもブッ轢き殺しちまいな!」
その言葉を遮るようにして、エドゥアルトが野性の幼稚園バスを嗾け、デストロイキングに突っ込んだ。
「ぐえっ! よくも!」
即座に、デストロイキングがビューティスパイダー達を召喚し、自分の身を守るようにして、巨大な城を作らせた、
「いくらバスといえど建築物をぶっ飛ばすのは骨かもしれん! ……と言う訳で、そぉい!」
次の瞬間、エドゥアルトが【Tallboy Throwing(トールボーイスローイング)】を発動させ、超大型爆弾で巨大な城を吹き飛ばし、野性の幼稚園バスに乗ったまま、デストロイキングを轢くのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ダーティ・ゲイズコレクター
(野生バスの車内で吊革を掴んだ状態で{ダーティウイング}で『空中浮遊』する)
すっごい揺れてます!乗客の安全を1ミリも考えない
まさに最強の野生バスですね!
お!どうやら目的地についたようです!ピンポーン!降りまーす!
({ダーティグリーヴ}で『衝撃波』を纏ったパンチを放ちドアをぶち破り無理やり下車する)
私はダーティ!ダーティ・ゲイズコレクター!
凶悪で極悪で劣悪で最悪な魔王ダーティとは私のことです!
今日は山脈でオブリビオンさんを狩りに来ました!
見つけました!
突撃します!
(敵の視線を{ゲイズ・パワー}に変換し身に纏い『オーラ防御』をしながらUC【醜悪!邪王穢澱烙印槍】で突撃する)
アルテミシア・アガメムノン
ほほほ、初めましてこんにちは!
それにしてもこんなところに隠れ潜んでいるなんて、デストロイキング一族とは思えませんわね!
デストロイキングボスさんも草葉の陰で泣いていますわよ!
『黄金女帝の威』を発動。自身を中心に滅びの波動を!
滅びの波動でダメージを与え続けつつ、自身も間合いを詰め、『クロノスの大鎌』を振るって攻撃します。
敵WIZUCで創造された破壊兵器は創造された瞬間、滅びの波動で破壊です!
破壊は貴方達の専売特許ではない。そういうことです。
アシズ・アナトテ
脈絡なく突然登場のラスボス。
「残党狩りである」
『魔皇降臨』により、巨大化&触手倍増。
そして、あらゆる攻撃を反射或いは吸収する戦闘形態へ。
敵POWUCのビューティスパイダーの群れは触手による薙ぎ払いや、貫通攻撃で蹴散らしましょう。
「物量でラスボスは倒せぬ」
UCのクールタイムが終わればどんどん『魔皇降臨』を重ね掛け。
3m→6m→12m→24mとどんどん巨大化していきます。
最後は増えに増えた触手の一斉打撃によりデストロイキングを打ち据えましょう。
カシム・ディーン
デストロイキングってあのデストロイキングボスの子孫だか一族でしたっけ?
あれも大概でしたが此奴等はどうなんですかね?
「寧ろ最初の園児ちゃん達みたいじゃないかな☆」
【情報収集・視力・戦闘知識】
敵の動きと攻撃の癖を捕捉
破壊光線の威力と攻撃の方向性は冷徹に分析
【属性攻・迷彩】
光水属性を己達に付与
光学迷彩で存在を隠し水の障壁で嗅覚や音を隠蔽
UC発動
【念動力・空中戦・弾幕・スナイパー】
超高速で飛び回りながら念動光弾を乱射して蹂躙
いや随分地獄みたいな園児を用意しましたね
彼らの苦しみを終わらせるため…持ってるD根こそぎいただきます
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み】
襲い掛かって連続斬撃からDを強奪する鬼畜盗賊
●
「こ、殺す気かああああ!」
野生の幼稚園バスに轢かれたデストロイキングが、烈火の如く怒り狂った。
まさか野生の幼稚園バスに轢かれるとは夢にも思っていなかったのか、理性の留め金が外れてキレまくっていた。
「さすが野生のバス。すっごく荒ぶっていますね。乗客の安全を1ミリも考えない。まさに最強の野生バスですね!」
そんな中、ダーティ・ゲイズコレクター(Look at me・f31927)が野生の幼稚園バスの車内で吊革を掴んだまま、ダーティウイングを広げて浮上した。
野生の幼稚園バスは興奮した様子でエンジン音を響かせており、今にもデストロイキングに飛び掛かっていきそうな勢いで殺気立っていた。
「それにしても、こんなところに隠れ潜んでいるなんて、デストロイキング一族とは思えませんわね! デストロイキングボスさんも草葉の陰で泣いていますわよ!」
アルテミシア・アガメムノン(黄金の女帝・f31382)が、皮肉混じりに呟いた。
「ふざけた事を言うんじゃねぇ! 俺は誇り高きデストロイキングの一族っ! これ以上、逃げも隠れもしねぇ!」
デストロイキングが、烈火の如く怒り狂った。
「確かデストロイキングって、あのデストロイキングボスの子孫だか、一族でしたっけ? あれも大概でしたが、此奴はどうなんですかね?」
カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)が、デストロイキングをマジマジと見つめた。
「寧ろ最初の園児ちゃん達みたいな感じじゃないかな☆」
その横で、銀髪の少女になった界導神機『メルクリウス(メルシー)』が、冗談混じりに答えを返した。
「ゴルァ! 俺を馬鹿にする奴は、誰であっても許さねぇ!」
デストロイキングがオラオラモード全開で、ケモノの如く吠え狂った。
「ならば、私が相手をしてあげましょう。……私はダーティ! ダーティ・ゲイズコレクター! 凶悪で極悪で劣悪で最悪な魔王ダーティとは私のことです! 今日は山脈でオブリビオンさんを狩りに来ました! つまり、あなたを倒すため、ここに来ました!」
その言葉を遮るようにして、ダーティが堂々と胸を張りながら、デストロイキングの前に陣取った。
「ククククク……、イイ度胸をしているじゃねえか! だったら望み通り、殺してやらぁ!」
デストロイキングが両目を血走らせ、全身の筋肉を隆起させた。
「それでは、残党狩りを始める」
その流れに乗るようにして、アシズ・アナトテ(魔皇・f34872)が、【魔皇降臨(マオウコウリン)】を発動させ、ありとあらゆる攻撃を吸収或いは反射する戦闘形態に変身し、巨大化して無数の触手を不気味に蠢かせた。
「それじゃ、降りまーす!」
そんな中、ダーティが衝撃波を纏ったパンチを放ち、野性の幼稚園バスのドアを、強引にぶち破って強引に下車した。
「……!」
その途端、野生の幼稚園バスが暴れ馬の如く荒れ狂い、八つ当たり気味にデストロイキングに突っ込んだ。
「……ならば、このまま突撃します!」
それに合わせて、ダーティがデストロイキングの視線を、ゲイズ・パワーに変換して身に纏い、オーラ防御を展開しながら、【醜悪!邪王穢澱烙印槍(ジャオウアイデンラクインソウ)】を発動させた。
それと同時に、大きな赤紫色の矢印の姿をしたオーラで全身を覆い、戦闘力を増強させた上で、デストロイキングに突撃した。
「俺を守れ、ビューティスパイダー!」
その事に危機感を覚えたデストロイキングが、女郎蜘蛛属性のビューティスパイダー達を召喚した。
それに合わせて、アシズがビューティスパイダーの群れを触手で薙ぎ払い、貫通攻撃で蹴散らしていった。
「物量で我は倒せぬ」
その間に、アシズが【魔皇降臨(マオウコウリン)】で、さらに身体を巨大化させ、触手の一斉打撃でデストロイキングに襲い掛かった。
「ぐぬぬっ! 負けて……たまるかァ!」
デストロイキングがギチギチと歯を鳴らし、背中の魔力角から破壊光線を発射した。
「まるでお遊戯だな」
「……ほら、ね」
即座に、カシムが破壊光線を見切り、光水属性を自らに付与した後、光学迷彩で存在を隠しつつ、水の障壁で嗅覚や音を隠蔽しながら、【メルシー&カシム『ロバーズランペイジ』(キシントトウゾクノダイジュウリン)】を発動させ、高速で飛び回った。
「ば、馬鹿にしやがって!」
デイトロイキングがカシムを目で追いながら、再び破壊光線を発射した。
「一体、何処を狙っているんですか? そんな攻撃じゃ、僕を傷つける事なんて出来ませんよ?」
カシムがデストロイキングを挑発しながら、メルシーと連携を取りつつ、念動光弾を乱射しながら、2回攻撃を繰り出し、容赦なくDを強奪していった。
「こうなったら、これですべて無にしてやるゥ!」
デストロイキングが腹部の巨大な口に、ビューティスパイダーの死骸を取り込み、『全てを破壊したい』という願いを叶える破壊兵器を創造した。
「破壊は貴方達の専売特許ではない。その事を今から、証明しますわね」
アルテミシアが含みのある笑みを浮かべ、【黄金女帝の威(アスタルテ)】を発動させ、滅びの波動でデストロイキングにダメージを与えた。
「うぐ……、こ、これは……」
その苦しみから逃れる事が出来ず、デストロイキングが険しい表情を浮かべて、自分の胸元を押さえた。
「だいぶ苦しそうですわね。それでは、楽にしてあげますわ」
次の瞬間、アルテミシアがクロノスの大鎌を振るい、デストロイキングの首を容赦なく刎ねた。
そのため、デストロイキングは為す術もなく、首から大量の血を噴出させ、地面に突っ伏すのであった。
大成功
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