もふもふ具合が、だけど。
だってねぇ? このシバベロス、全体で13回(今回のOPも含まれるなら14回)採用された中で、WAR期間中だけで11回も採用されてますからね…。
それだけ猟兵達を魅了したってーことなんですし……、もふもKINGと名乗っても過言ではないのではッ(過言です)
ともかーく! 愛らしさって一点ではとんでもねぇシバベロスですがー……この度バスジャック平原に生息している野生のバスと雌雄を決したそうなのでっす!
そう……時にどちらの足が速いのか競争したり、ロデオよろしく暴れるバスから振り落とされないようにしたりとかってな感じの……なんか遊んでいるとも取れそうだ事だけど、長い戦いをシバベロスが制したというのだ。
そんな彼ら、下した野生のバスを従えて、『誰の挑戦でも受ける!』って上り旗を立てたそーです。肉球ぺたぺたしただけの旗だから、文字にすらなってないけど、多分そう言いたいんじゃーないかな。遊び相手欲しいだけかもしれんけど。
ま、挑戦求むって向こうが言ってるんだし、お相手をしてあげればいーと思うよー。どんなことするのか、任せちゃうね!
あぁ、そうですね、大事なこと伝えなきゃですね。平原で待ち構えているシバベロス達はみーんな幼稚園児……つまり、子犬だよっ!
最後にもう一つ、ちょいとついでに片付けて欲しいオブリビオンが居るのだけど、どこぞの険しくて人の足では登れそうにない山の天辺に潜んででいてねー、野生バスなら辿り着けるそうだから、どうにか協力を得られるようにしてね? それもシバベロス達を満足させればいいと思うよっ! ちなみにー、潜んでいるオブリビオンは絶賛厨二を患っておりましてね? 一部の人には心にクルものがあるかも……でもきっと大丈夫だよ! もふもPOWで勢いをつけていけばッ!
にゃんさん。
OPの内容がメタな上に勢いのままに書いてしまいました、にゃんさん。なのです。
これ書いてる最中、一番の腕っぷしと一番の艶モフを持つシバベロスの王~なんてのが頭の中に浮かんだりしなかったり……。
それは置いておきまして。
やることたー、ほぼOPで書いた通りよ!
子犬なシバベロス達と勝負(遊ぶ)して、バスの協力を得て、後厨二オブリビオンをサクッとヤルだけ! 黒歴史は深く掘り下げるより軽く片付いた方がいいですからね? ねッ?
第1章 集団戦
『シバベロス』
|
POW : へるふぁいあー
【3つの頭から吐き出される超高温の火球】が命中した対象を燃やす。放たれた【地獄の】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD : でっどりーふぁんぐ
【3つの頭による噛みつき】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【魂の性質】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
WIZ : ふどうのかまえ
全身を【意地でもその場を動かない体勢】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
イラスト:リタ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
結城・有栖
モフモフのわんこさんがいると聞いて来ました。
「それ、前にも聞いたようナ…。
相手してあげればいいらしいケド、どうするノ?」
折角ですし、フリスビーで遊び…もとい、勝負しましましょうか。
まずは想像暗器で複数のフリスビーを具現化します。
野生のバスと追いかけっこしたなら、コレで遊ぶのも大好きでしょう。
という訳で、複数のフリスビーを【投擲】します。
オオカミさんの操る風で、飛距離も伸ばしたり、軌道に変化を加えたりして遊んであげましょう。
上手に取れたらご褒美にジャーキーをあげて撫でてあげますね。
モフモフ…やっぱりモフモフです…。
癒やされますね…。
「これ、勝負なのカナ?…まあ、有栖が楽しいなら何よりダヨ。」
「モフモフのわんこさんがいると聞いて来ました」
「それ、前にも聞いたようナ……」
シバベロスってゆーか、もっふもふに結城・有栖(狼の旅人・f34711)は心躍らせてやって来たよーです。
口に出してますしね。そんな心情まったく隠す気がないことに、オオカミさんは呆れ気味。
それで、目的のもふもふわんここと、シバベロスは一声、ワンッ!って鳴いた。
たぶん、勝負ー(遊ぼー)って言ってるのでしょうね。
「相手してあげればいいらしいケド、どうするノ?」
オオカミさん、シバベロスの尻尾が残像を残すくらいにぱたぱた振るやる気の高さに、どうするのと有栖に問いかけ。
問われた有栖は……、相手がわんこであるからと、よりらしい勝負に出ることにー。
「折角ですし、フリスビーで遊び…もとい、勝負しましょうか」
ちょっとした願望混じりな言い間違いをしちゃったけど、無かったことにしましょ。オオカミさんが(表に出てきてもないのに)ジトッて見てきている気がするけれど。
展開しますのは、想像によって千万変化する暗器。今回は安全にフリスビーです。
シバベロス、有栖が手にしたフリスビーを見たとたんに、スックと立ち上がって、つぶらな瞳をきらきらさせて見つめてきてますよ?
相手をしてくれるのが、心底楽しそうにしているのでしょうね。
有栖、シバベロスの期待に応えるよーにぃぃ……。
「ほーら、取ってきてー」
フリスビーを投擲ぽーい。それも一枚ではない、複数枚で。
わっふ、わっふっ!
シバベロス、フリスビーが投げられたと当時に駆け出しまして、追いかけていきました。
「オオカミさん、お願いね?」
「仕方ないナァ……」
追いかけていくシバベロスの姿を眺めながら有栖は仕掛けるようですね。オオカミさんに何かお願いしております。
頼まれたオオカミさんは風を吹かせ始めまして……この風によって、有栖が投げたフリスビーは軌道を変えたり、飛距離が伸びたりしましたよっ。
わん! わふ! だだだだだっ。
キャッチしようとしたところへ逃げたフリスビー、落ちると思たったらぐんと伸びていくフリスビー。
これにはシバベロスも大喜びになりながら駆ける駆ける、駆けていきますね~。
それでも、フリスビーはいつかは失速もしちゃうし、落ちてもしまうのですが~そうなる前に、飛び跳ねキャッチ!
三つ首それぞれに上手くフリスビーを咥えこんでおりました。
「おー、上手、上手」
ぱちぱちと手を叩き、フリスビーを三つのお口で咥えて戻ってくるシバベロスの健闘を褒める有栖。
ご褒美もあげちゃうようで、ジャーキーをそれぞれの首の前にー。
有栖の足元にちゃんとフリスビーを置く行儀の良さを見せながら、シバベロスはジャーキーをはぐはぐ、もぐもぐ。
食べる姿も一生懸命で愛らしい。有栖さん、撫でたい欲求に、逆らうことなく撫で撫でしていっちゃう。
頭から背中に向けて滑らせて、シバベロスのモフっとした肌触りな毛並みを堪能。
これぞまさに至福の時。
「モフモフ…やっぱりモフモフです…。癒されますね…」
有栖さんのお顔、どことなく綻んでいるようにも見えますし。
「これ、勝負なのカナ? …まあ、有栖が楽しいなら何よりダヨ」
オオカミさん、人の姿をしていたのなら、首を傾げたり肩を竦めていたのかもしれませんね。
大成功
🔵🔵🔵
九重・白亜
おーこれが噂のシバベロスですか。かわいいですね。
お水をあげてみましょうか。シバベロスにUCで生み出した水を与えながら撫でてあげます。
喉乾いただろう。しっかり飲めよ。よーしよしよしよしよし「カプッ」
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッ!!!!
コイツ噛みつきやがった!?かわいい顔してる割にめちゃくちゃ痛いんだが!やはり柴犬とはいえケルベロスか……
かわいいなぁ〜よーしよしよしよしよし「ガリッ」
ア゛↑ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛
【アドリブ・絡み歓迎】
わふわふ、わん!
尻尾ぶんぶん振りまくって、九重・白亜(今を歩む魔術師・f27782)の脚に纏わりつくシバベロス。
これだけでもだいぶ愛らしい姿を見せてくれてますねぇ
「おー、これが噂のシバベロスですか。かわいいですね」
白亜氏、シバベロスを見るのは実は今回が初めてらしく、愛くるしい姿にほっこりしているご様子。
シバベロスの方も、何をしてくれるのかなー?って心待ちにしているみたい。
期待に応える、ってーことなのかね? 相手をするにしてもまずはお水を与えてみることにしたようだよ。
「喉が渇いたらいけませんからね、しっかり飲めよ」
わふぅ?
シバベロス、何かくれるっては理解しても、それが水ってことに首傾げー。でもくれるからには頂いちゃうけど。
ぴちゃぴちゃ、舌でお水を上手に包んで喉を潤していきますね。そんな姿も良いものです。
「よーしよしよしよしよし……」
思わず、動物王国の人っぽくなった白亜さんがお水飲み中のシバベロスを撫でまわしちゃう。
だけど……ちょいと手つきが荒かったのかな? カプッとお手を噛みつかれちゃいましたけどねッ!
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッ!!!!」
柴犬で子犬でも、彼はケルベロス。突き立った牙はとっても痛いっ!
あまりの痛さになんか汚ねぇっていうか濁声っていうか……とにかく変な叫び声あげちゃってるー。
「コイツ噛みつきやがった!?」
お水飲んでる最中で、好き勝手に撫でまわしたのがいけなかったんやない?
それか三つの首の内、一つだけで飲んでたことで他二つが暇ーって噛みついたか。
「かわいい顔してる割にめちゃくちゃ痛いんだが!?」
何を言っとりますかはっはー、デビキンワールドではわんこである前に悪魔なのだぞー?
そりゃあ噛まれりゃ痛いってもんよ! でも炎じゃなかったんだし、そっちよりもマシって思えばいーんじゃないかな! かな!
「やはり柴犬とはいえ、ケルベロスか……」
噛みつかれた手をさすさすしながら改めてシバベロスの脅威を再認識する白亜氏。ついでで愛らしさも再認識。
だって、また撫でつけにいくのですもの。さっき噛みつかれたってゆーのに。
とはいえ、さっきとは違い、噛まれないように気を付ければいいのですけね!
わう♪
「よしよし……」
今度は撫でさせるままにしてくれて、目を細めたりしてとっても気持ちよさそう。
「かわいいなぁ~よーしよしよしよしよし……」
また噛まれたりはなさそうなことに、安堵しつつもシバベロスの頭を撫でつけていく白亜さん。
ですがー、白亜さんのお手々は二つだけなのです。どうしても頭は二つしか撫でられないのですよ。
一つだけあぶれてしまった頭がこっちも撫でろと意思表示を…そりゃ、しちゃいますよねぇ…。
それが噛みつき――にはならなかったけどもー、代わりに爪がッ! ガリッと!
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッッ!!!?」
腕を思いっきり引っ掻かれてしまった白亜さん。なんか叫び声のトーンが跳ね上がったりしたし……。
結局、汚ねぇ高音でまた叫んでしまうのでした。
わっふ! わっふ!
そんな白亜氏の反応、シバベロスは申し訳なさそうなのか面白いと映ったのか、どっちにとっていいのかわからん鳴き声を上げておりました――。
大成功
🔵🔵🔵
栗花落・澪
もふもふ!遊ぼー!
平原なら広さは十分だね
よし
おいで、分身達!
僕はズボンの後ろにリボンを挟んで尻尾のように
分身達は全身を的にして
追いかけっこしよう!
自分の足で走るには体力が足りない(病弱)ので
シバベロス達が届く程度に【空中浮遊】で移動
リボンや分身達に存分にじゃれさせ追いかけさせます
動かない子はいっそ抱きかかえて低所を飛んであげよう
風が気持ちいいと思うよ
高くは飛んでないとはいえ、落ちると危ないから暴れないでね
怯えさせないように気を付けながらリラックスさせるように撫で
さて、他のみんなもそろそろもふ…じゃなくて
休憩しようか
おいで、優しく撫でてあげる
わー!じゅ、順番でおねが(飛びつかれて埋もれる
シバベロスは誰の挑戦も拒まない! 挑戦者を求めて待ち受ける!
三つ首(の内、正面だけ)キリっとするさまは相応の貫禄ッ。
そこに現れまするは栗花落・澪(泡沫の花・f03165)さん。シバベロスと――。
「もふもふ! 遊ぼー!」
遊ぶつもりでやってきたよーです。シバベロスはこの態度には尻尾をぶんぶんさせてわふわふ、実に楽し気ー。
まっ、子犬ですからねぇ? 勝負といっても遊びに比重が偏っちゃうのは……仕方ないね!
てなわけで、さてどうやって遊ぶんでしょーかね? 何して遊ぶのー?ってシバベロスが前足かけて催促してるけどー?
「ふふー、ここは平原! 広さは十分! だから…おいで、分身達!」
どうやら、平原で広いことをいいことに、追いかけっこ? しようとしてるみたいですね。
澪からミニ分身達がいっぱい出てきました。シバベロスもこれにはいっぱい増えたーって興味津々ッ!
さらーに興味を引けるように、澪(本人)はズボンにリボンを尻尾みたいに挟みこむ。
澪(ミニ分身)達にはー……そのまま的になってもらうつもりのようです。
と、いうわけでしてッ! 準備が整えば、澪達は本人分身問わず、平原を駆けていきまーす。そしてそれを追いかけるシバベロス達。
可愛らしい美人さんが愛くるしい子犬ちゃん達を戯れてるって、なんとも平和的な光景でありますねぇ。
あ、でも尻尾付きの本体澪さん、体力無いからってちょっと浮きながら空中滑ってら。
んー、てことは尻尾は縦横に揺れずに……風でたなびくように揺れてるってことになるから……ぱたぱたする尻尾リボンはこれはこれでシバベロスの興味を引いちゃうね!
はしっ!はしっ!って尻尾リボンを捕まえようとして逃しちゃうシバベロス。分身澪ちゃん達も待て待てーってされながらも、笑顔で追いかけっこ中。
まあ……後者の方は楽しさが極まったことで牙とか炎とかが出されちゃう危険とかはあるんですけども。
あ、言ってる傍からミニ澪に爪が……破裂して黄身がッ!? シバベロスの顔に掛かってしまったよ。
前足でくしくし拭うけど、とろりとした卵はそう簡単には取れませぬ。
「あーあー、そんな風に拭ったら、広がっちゃうよ」
澪は、その子の顔にへばりついた卵を拭い取って上げましてー、拭かれるシバベロスもありがとーって拭ってもらった顔をぐりぐり押し付ける。
ちなみに、この間にも尻尾リボンを追いかけてた子がいるんだけど、澪が止まったことでようやく捕まえることが出来たようでお口に咥えこんでおりました。
さてさて、追いかけっこも佳境とうか、随分と散らばってしまいましたね~。
これは一度、集まらないと行方が分からなりそうな子も出ちゃいそうかも?
そういうわけで、一回バスに全員集合!
尻尾リボンを咥えた子は腰に、顔を拭ってあげた子は抱きかかえて、澪さんもバスの下へー。
怯えさせないように、速度は出してないとはいえ、空を飛ぶという感覚は新鮮そのものでしょうね!
わっふううぅぅぅー-! なんて、楽しそうに鳴いておりましたよ。
そうこうしながら、皆がバスの所に戻ってきましたら。
「じゃあ、ちょっともふ……ンンッ、休憩しましょうか」
澪さん、ちょっろと願望が表に……最初っから隠さずに出してたわ。
ま、まあ、追いかけっこで少し疲れただろうから休もうって名のもふもふをしようってことにはしますね、はい。
「おいで、撫でてあげ……わー!」
もふるためにも撫でてあげるって言ったら、皆して撫でてー!ってシバベロス達から殺到される澪。
「じゅ、順番におねが…」
もふもふに埋もれていくその顔は、幸せそうに綻んでいましたが……それもやがてもふに隠れていきましたとさ。
大成功
🔵🔵🔵
アポリト・アペルピシア
ククク、野良バス共を制した程度で王者気取りとは、可愛い奴らよ
ならばこの我が直々に遊んでやろうではないか
UCによって複製された千を超える魔王の手がシバベロス共を包囲し、襲い掛かる
ある者はその3つ首を撫でまわし、またある者はマッサージで全身を解し、徹底的に蹂躙してくれよう
おやおや、中には無様に腹を見せ、服従の意思を示す者もいるではないか
己の無力を噛み締めながら、我が腕の中で力尽きるがいい!
ときに汝ら、今手懐けたシバベロスを今後も連れ歩きたいとは思わなかったか?
その願い、我が領域にてアイテムICを入手すれば叶えられるぞ…(露骨に宣伝するワル)
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
や、やはり可愛いですねぇ。
仲良くしたいですし、この子(=フラーファ)にお友達が出来ると良いのですが。
それでは、餌付けしましょう。
『FTS』から『バーベキューセット』と多目の肉を取出し、焼肉を始めますねぇ。
悪魔さんなら大丈夫そうですが、念の為犬さん達の身体に悪い玉葱等は使わず、味付けも薄めにしておきますぅ。
そして【愛玉摩】を発動、『もふもふ愛』を籠めて[料理]しますねぇ。
必要なら、警戒心を削ぐ意味も込めて、まずフラーファさんにあげて『怪しい品ではない』と示し、好みに合致してくれれば懐いて頂ける筈ですぅ。
後は十分にお召し上がり頂き、満腹で眠くなったら一緒にお休みしましょう。
リーゼロッテ・ローデンヴァルト
※アドリブ絡み歓迎、キャラ崩壊可
※重度モフリスト&稚児好き
前はシバちゃん達のもふもふに激しくトロけたけど
今は【キャロりん】がいるから理性を保てるよ
《わふっ♪》…ああもうカワイイ♡(もふもふ)
※首輪の宝石&ICチップで個体識別
キャロりんを他のシバちゃん達の呼び水にしようかね
【モラ・カー】の荷台に詰まるは125匹の支援用疑似モラ
【ダンデライオン・トライブ】で浮遊もふもふを取り出し
ボール代わりに投擲…キャロりん、あそんでおいでーっ♡
《わふわふわふっ♪》《もきゅーっ♪》
もふ同士が楽しくじゃれ合う…至福っ
低重力の様な遊び心地に興味を示した他の仔にも適宜提供
後は懐いた仔を適宜もふるだけさね…あぁぁぁぁっ♡
カシム・ディーン
UC常時発動中
「ご主人サマ!シバベロスだよ!シバベロスが一杯だよ☆」
やれやれ…つかシバベロスって大人気だなおい
「猟兵さん達も色んな人が飼ってるみたいだね☆ご主人サマも☆」
あー…いい機会だ。夜影、遊んでいいぞ
「わふわふっ!」
「夜影ちゃんも嬉しそうだね☆」
と言う訳で僕とメルシーと夜影で遊ぶとしましょう
まぁもふもふなので撫でがいがあるというか
取り合えず御飯も与えるとしましょうか
一応今の僕らは飛行能力もあるので抱っこしたまま遊覧飛行としゃれこみましょう
「いいなそれ☆メルシーもやるー☆」
って夜影もしてほしそうですね。仕方ねーな
と言う訳で疲れて眠くなるまでじゃれて遊ぶとしましょうか
何か休暇みたいだなこれ
「ククク…、野良バス共を制した程度で王者気取りとは、可愛い奴らよ」
いきなり強者間溢れるお言葉を発するのはアポリト・アペルピシア(魔王アポリト・f31726)って魔王様でございますぅ。
もふわんこ達の産みの親って方なのでございますよ。
「もし、シバベロスを連れ歩きたいと願うならば、我が領域でアイテムICを入手すれば叶えられるぞ…」
だからなのですかね? なんとなく商社マンぽくなっちゃう気がしなくもないけど、露骨に過ぎる宣伝もしちゃう! ワルだからっ!
なのですが――。
「や、やはり可愛いですねぇ」
シバベロスの子犬を連れた夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が、同じく子犬なシバベロス達を前にしてほわほわ~ってしておりまして。
わっふっ♪
「…ああもうカワイイ♡」
真面目そうにしていたリーゼロッテ・ローデンヴァルト(マッド&セクシーなリリー先生・f30386)だったけど、それはメッキだったのか。
自分のとこのシバベロス・キャロりんが楽しそうに鳴いたことでがすぐさま破顔しちゃってた。
「ご主人サマ! シバベロスだよ! シバベロスが一杯だよ☆」
「やれやれ…つかシバベロスって大人気だなおい」
さらにはカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)がメルシーって女の子とシバベロスっぽい子を引き連れてましたよ。
あははー、今回合わせたお三方は既にご購にゅ…ンンッ! お手元にお迎え済みなんですよね~。
さて、お三方の中で一番極まってしまいそうなリリー先生ですがー……。
なんかモーラットに似せた車・モラカーからモーラットを大量に引っ張り出してきましたよ?
モーラットから出てくるモーラットって、なんぞこれ?
「そーれ! キャロりん、遊んでおいでー♡」
残念なことに、シバベロスをもふりたい100%なリリー先生でしたから、引っ張り出したモーラットごと説明をぶん投げてくれましたが。
飛んでいくその数、125匹! そしてキャロりんはッ! それを追いかけていくッ!
ある意味、ボールなモーラット、これにはキャロりん以外のシバベロス達も興味を引いちゃう!
皆、遊ぼうと平原を駆けまわっていきますよー。
わふわふわふっ♪
もっきゅーっ♪
なんてーか、あれですね、もふがもふを追いかけてもふもふじゃれあうもふ天国って感じですね。
リリー先生、破顔したままで、至福ッて……あ、鼻から赤くて熱い情熱流してら……。
そしてそしてー、るこるさんの子ですけれどもー?
「仲良く遊んでいますねぇ……」
ぼー…もら遊びに興じる自分の子(フラーファ)にお友達が出来ればいいんだけどなぁって思いとともにやってきていたようでしたからね?
皆で一斉に遊んでいく様を見て、おっきな胸を撫でおろしてたみたい。
にっこにこと(IC参照な)笑顔で見守っております。
そんな彼女、笑顔のまま、てきぱきと焼肉のご用意してました。
追いかけっこしてるんだし、お腹空かせるだろうなってことでご飯を用意してあげようってことなんですな~
本人も仲良くしたいって欲もあったから、餌付け……するつもりでもありますね?
まあ、それでもいいですけどね? 気づいた焼肉大好きなフラーファがつぶらな瞳をきらきらさせて見てたから、他の子も食べ物ーって待ち遠しくしはじめましたし。
ちなみに、厳密にはお犬ちゃんではないけど、玉葱等のいっぬに悪い食べ物を取り除かれてましたよ!
で、シバベロスの皆が平原を駆けているのだけど、そこから外れた子が一匹……。
あ、別にハブられたとかじゃーないから、この子はご主人サマ☆に遊んでもらってるってからね。
「猟兵さん達も色んな人が飼ってるみたいだね☆ ご主人サマもだけど☆」
「あー…いい機会だ夜影、遊んでいいぞ」
モーラットが放り投げられた辺りから、こんな会話をして夜影ちゃんを駆けださせてましてー……。
わふわふっ!って走る夜影を見ながらメルシーとカシムがですね?
「夜影ちゃん、嬉しそうだね」
「…僕らも一緒に遊んであげようか」
と言う訳でして、ご主人サマ共々に遊んであげていたってことなのですよ。
うん。三者三葉…のように見えて自分ちのシバベロスと今回の相手を求めるシバベロス達と遊ばせたがってたってのは似通ってた。
「ふむ、ならば我も直々に遊んでやろうではないか」
ここで、アポリト魔王様もシバベロス達の相手をしてやろうと乗り出してきましたっ!
「クク…、すべて平らげ、蹂躙してくれようぞっ!」
こう……ごつごつトゲトゲしい手が一杯に創り出されてシバベロス達を包囲……あぁ、このままでは子犬なもふもふ楽園がッ。
その手の一つ一つがシバベロス達の下に踊りかかって、頭に…くぅっ!
三つの首を撫で撫でと撫でまわしてッ! 全身をマッサージしながら解していくなんてッ!
わっふ、わっふ♪
きゅいーんっ♪
「おやおや、いい声で鳴くではないか、どれ、もっとしてやろう」
されるがままにされる、シバベロス達の鳴く声ッ、それでもッ、アポリトはその鳴き声を聞いたとしても魔王の手は止めないッ。
あまりのことに、一部のシバベロスは降参とばかりにお腹を見せ始めた者も出る始末。。
「お腹を見せるとは、なんと無様かっ! 己の無力さをかみしめながら我が腕の仲で力尽きるといい!」
それを嘲笑うかのようにそのお腹にも手を付けてしまうとは……これぞ魔王ということなのかッ!?
結構大きめな手の中に包み込んで、ぽふぽふ撫で撫でし続けて……これでは皆のシバベロス達すべてがアポリトの手に掛かってしまう……!
そうはさせじと勇者はいるもの。全員を手にかけさせまいと、リリー先生がシバベロスが見せてるお腹にお顔をもすっ!
やられる前に先にやってしまえとー、お腹はすはすっ。それをキャロりん、私にもしろって三つ首をぐりぐり押し付けておりますね。
なんて! なんて…! 二人してうらやまけしからんことをッ!!
「蹂躙って言いながらも、シバベロスを撫でもふしてるだけだよね~、あれ☆」
メルシーさん? こういうのは言わないのが華ってやつですよ?
「みなさ~ん! ご飯の用意が出来ましたよ~!」
おっと、ここでるこるさんご提供の焼肉の準備が整ったようですね。一番にるこるさん家のフラーファが駆け寄っていきました。
アポリトに撫でもふされて夢見心地に陥りかけていたシバベロス達も、ご飯!ってむくり起き上がって頂戴ってはっはっ舌を出して今か今かと待ち構えてる。
ちょいツッコミ入れてたメルシーとカシムも夜影がお腹空いたからか、ぷっかぷっか低空飛行しながらも一緒にご相伴にー。
じゅ~、じゅ~、とお肉やお野菜が焼き上がっていけば、まずは作った人の権利とばっかりにフラーファへ。
「熱いから気を付けて食べてくださいねぇ」
ご主人るこるの注意もなんのその、大好き焼肉を食べられることに大喜びでもぐもぐ、はぐはぐ。
実ーに美味しそうに食べるものだから、他のシバベロス達も、早く食べたいってなっちゃうっ。
「美味しそうなお肉だね? しっかりお食べ」
「美味いかー?」
リリー先生のとこのキャリりんもカシムのとこの夜影もその中に一員になってしまってたようですね。
「これを食したいというのなら、我に忠誠を誓うように並ぶがよい」
アポリト魔王さまも、順次、焼き上がっていくお肉をシバベロス達に食べさせてますねぇ。
お味の方はシバベロスに合わせて薄味にしてるそうだけど、しっかり考えてくれてるお肉が嬉しいのかぺろりと平らげていってる。
そーしてお腹が満たされていけばですねー、やってくるのは睡魔でございますぅ。
一杯動いて、一杯食べたことで、うとうとシバベロスに。
ぷぅぷぅ、くぅくぅ。
おや、既に寝ちゃったる子が居たや。
「眠いのなら、お休みしちゃっていいですからね~」
るこるの言葉を皮切りに、シバベロス達はお休みなさいしちゃいました。
「何か休暇みたいだな、これ」
はっはっはっー、鋭気を養わせなきゃいけないってーとこもあるから、そう言ってしまえる部分もあるかもねー。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
愛知・叶恋
【BH】
叶恋と装備中の愛玩人形(聖恋、愛恋、咲恋)は、愛玩人形として造られたミレナリィドールの4姉妹
ご主人様(f10622)の事が大好き
ベルナには、はじめましてのご挨拶
〇叶恋
一匹のシバベロスと遊ぶ
木の棒を投げて拾ってきたら、ほめてあげるのを
何回もしてあげました
ちょうどいい長さと曲がり具合の棒だったので
3つの首の口で咥えて持ってくる姿を、ほほえましく思いました
〇聖恋
キャーキャー言いながら、走ってご主人様の後ろに隠れます
シバベロスにとっては遊びでも、大きな犬に追いかけられるのは脅威
ご主人様の前に来た途端に伏せをしたので、キョトンとしてしまう
〇愛恋、咲恋
それぞれ、1匹ずつシバベロスを構っています
なでなでを続けていると、お腹を見せられて
お腹も撫でてあげると、気持ちよさそうにしていました
ご主人様の周りに集まっているシバベロスが
みんな女の子だという事に気が付きます
〇最後は全員で
ご主人様に「構ってください」とアピール
撫でられるのと、抱きしめられるのは嬉しいけど
愛玩人形としては物足りない、です
ベルナ・スノードロップ
【BH】
叶恋ちゃんたち4姉妹とは、私は初対面ですね
「はじめまして。ベルナです」
タオルを用意して、引っ張りっこして
遊んであげることにします
力の入れ方や、抜き方を調整して、負けないようにします
踏ん張ったままの体制で、引っ張り寄せて
目の前に来たら、なでなでしちゃいます
引っ張り合いで負けたら、撫でてもらえると覚えちゃうと
最初から撫でてって、来ちゃいますよね
撫でちゃいますけど
お兄様の周りに集まっているシバベロスが
みんな女の子だという事に気が付くと
「やっぱり、みんな女の子ですね」
と納得してしまいます
カクリヨの、ドラゴンねこの時もそうでしたから
叶恋ちゃんたち4姉妹が、なでなでとハグだけじゃ物足りなそうなので
キスまでなら、いいんじゃないかと提案してみます
「キスの先は、みこさんが予知した時の日常で、ですよ」
メタですけど、今回はいいじゃないですか
オブリビオン退治のための協力のお願いもしますね
ベルカ・スノードロップ
【BH】
戦時に出会った子は、うちの子になりました
ナコとは仲良し……というかナコの方が上の序列みたいです
※レーゼと名付けました
今回も、笑顔でおびき寄せて、もふもふします
尻尾をぶんぶん振って『構って』【遊んで】と要求してくる人懐っこい子ばかり
中には、自分の尻尾を追いかけて、クルクル回ってる子もいますけど
話しかけながら、もふり続けます
シバベロスにとっては、追いかけっこ(遊び)なのでしょうけど
ドワーフサイズだと脅威なのか、聖恋が、追いかけられて私の後ろに隠れたりする事もありました
私の前まで来たら、ピタリと伏せをしましたけど
こんな風に人間の赤ちゃんをあやすワンコの動画、観た事ありますね
いっぱい撫でてあげます
満足するまで撫でないと、意地でもその場を動かない体勢になっていますからね
まぁ、こちらの目的であるバスから降ろすことは、すでに達成しているのですけど
ずっと構ってほしいのか、側仕えのようにしてる子もいます
いつもの事ながら、構ってほしいのは
シバベロスだけではないみたいですけど
きりりっと、向かってくる者を待ち受けるシバベロス。
その目はキッと平原の地平線をねめつけて、どんな些細な変化も見逃そうとはしない。
飽きて早々に寝っ転がっちゃってる子とかもいたりするけれども……。
そんなシバベロス達ですがー、向かってくるベルカ・スノードロップ(【中将】少女を愛に染め救済せし夜の王・f10622)の姿を認めたようです。
わっふ! 一声鳴いてスクリ立ち上がって尻尾ふりふりしちゃうシバベロスー、他の子達もなになーに、と向こうをジー。
するとどうでしょうか、わふぅ?って困惑しちゃいます。
まー、ベルカが愛知・叶恋(ご主人様(ベルカ)に恋する愛玩人形4姉妹・f37396)って子を筆頭に四人の幼子を引っ付けてりゃあ、なんだろーってなりますわな。
傍には背中に猫のナコを乗せたシバベロスのレーゼとベルナ・スノードロップ(月を愛でるは、聖なる風・f19345)もおりますが、横に並んでるだけですから、こちらは普通でございます。
お三方……えーと六人か? ベルカを中心としてベルナが四人の幼女と挨拶してるみたいで、和やかでありますこと。
わっふ、わっふ! まあいいやーって、シバベロスちゃん達ははーやーくーって鳴いちゃうの。
というわけで、シバベロスの相手をすることになりました、六人!
叶恋とベルナは道具を――木の棒とタオルをそれぞれに使って構ってあげるご様子。
タオルの端をシバベロスに咥えさせると、反対の端を持って引っ張りあい。
持っていかれず、けれど引っ張りすぎないような絶妙な力加減で一進一退な攻防を演出。
シバベロスの方は、引っ張りきれないことに他の首も参戦するっばかりにタオルをハクッ、三つの首でえんやこらってタオルを引っ張る。
引っ張る点が三つになったことで、ベルナの方が持っていかれそうになるけれど、踏ん張って逆に引っ張り返す。
三つ首だけど、身体は一つだからか、シバベロスの方が踏ん張りできなくなっちゃったようで、ぽーんとベルナの方に持っていかれちゃった。
ぽすんと転がっちゃうシバベロス、ベルナなそんな子を労うように撫で撫で……。
わふ♪ わふ♪
シバベロスは撫でられてご満悦っと、もっと撫でて、別の首でもくりくり押し付けてきちゃってるよ。
それで木の棒を使うことにした叶恋だけど、こちらも変則的なことはせずに投げては拾ってこさせるって遊びをさせてますね。
ぽーいって放物線を描いて放り投げられた木の棒を、シバベロスがわんっ!って一声鳴いて追いかける。
地面に落ちたの拾ったり、空中でキャッチしたりしながら、叶恋の下に戻っては、もう一回とおねだり。
そのお願いを、叶恋は撫でであげつつ木の棒を受け取って、またぽーいって投げては取ってきてもらってたの。
ときおり、三つの首で一本の木の棒を咥えてたりするから、なんとも微笑ましい姿に叶恋も少し笑ってますね~。
それで、他の幼女さん達はというとですね?
愛恋と咲恋のお二人は、一匹ずつシバベロスを構い倒しているよ。
同じ幼子……子犬ですからね、毛並みの手触りはふっかふか!
撫でつけていけばサラッと梳かれていって、指に絡みついたりもしませよー。
あまりの撫で心地の良さに、もふもふさらさらと撫でつけていってあげれば、シバベロスも気持ちいいと目を細めてうっとり。
コロンって地面を転がると、おへそを見せちゃいました。
背中がふかふかなら、お腹の方はどれだけのふかふか具合なのかー……その誘惑に誘われるままに、二人はシバベロスのお腹をもふもふ。
お手々が毛並みに中に埋もれていっちゃう!
きゅーん♪
シバベロス、もっともっとーて可愛らしく鳴いておりました。
さて、幼女の最後、聖恋なのですが……。
この子はドワーフタイプで、背丈が他の子よりうんと小さいのですよね。
子犬なシバベロスであっても、大きさはさほど変わらないですから?
ちょっと、怖がっちゃっていたみたいだよ。
キャーって叫びながら走って逃げていこうとするのだけど、シバベロス達からしたら追いかけっこかなって、追いかけられちゃってる。
追いかけらるのが怖くて、一番信頼できるベルカの傍に駆け寄っていく聖恋。
うんと小さなあんよを……後ろのシバベロスは追いついていたり並走していたりするけど、必死に動かしてベルカの傍に来たら放したくないとばかりに服を握って後ろに隠れちゃう。
追いかけていたシバベロスを見れば、興味がベルカの方に向いたようで、お座り体勢になりながら地面を尻尾でさっさ拭いていたことになんだろ?ってキョトン顔。
まあ、そんなお顔してるのはベルカも一緒なんですけどもー。
この平原にきてからというもの、シバベロス達から構ってほしーのってものすっごくぶんぶん振られた尻尾で主張されてましたからねぇ。
構ってくれなきゃやだーってぐるぐる回ってるような子もいましたし……。
そんなシバベロス達を、ベルカは分け隔てることなく撫で撫で…もふもふ…。
感極まったのか、抱き着きにきちゃったりもしてましたよ。
そこへ聖恋がやってきたことで……まあ、構ってなシバベロスちゃん達が増えてしまったということなのですよ。
お座り待機になったシバベロス達を見て、赤ちゃんをあやすワンコの動画を思い返していたので、聖恋のキョトン顔とはちょい種類が違ってました。
ま、ベルカの周囲がシバベロスだらけになってしまいましたし?
ベルナや叶恋、愛恋と策恋に、彼女達と構ってもらってたシバベロス達も集まってきちゃう。
結果として、ベルカの周囲の密度が一気に上昇! 特に幼女四人からの密着度合が高いのですよー。
シバベロスをもふっていたベルカは、彼女達も同様に……もふるじゃなく抱っきゅとハグして撫でてもあげます。
でも物足りなさそうなのは、その出自が元凶でしょうか? けれど、ベルナはこれ以上は流石に無理だよって諭していく。
今回はそういうお話ではありませんから、ね?
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
白銀・夕璃
【恋華荘】
「…だ、だいじょぶ…こわくない…ない…」
あかりちゃんと(いちご)おとーさんから少し遅れて、おずおず、シバベロスさんたちと遊んで…もとい挑戦してみちゃいます。
「……もふ、もふ…ふぁふぁ…ぬくぬく…♪」
3人(+シバベロス)だけだから段々気も緩んで…巫女服に潜り込まれて遊ばれぽかぽかと…
「ふぇ…?……あ、わ、わぁ!?ひゃんっ!?」
胸元潜り込んだシバベロスの爪が、変な感じに引っ掛かって…あかりちゃんに言われて気がついたら…肩や胸が…
混乱しちゃった上に、転がってるポール踏んづけちゃって…シバさんたちごとひっくり返るようにあかりちゃんやおとーさんのところ倒れ込んで余計にわちゃわちゃに…
彩波・いちご
【恋華荘】
保護者モードで見守る私です
…だんだん父性が身に付いてきた…?
未来からきた娘とか、あまり納得してないのですけど…
できれば妹の方向で…奏莉さんや紗那恵さんも妹みたいなものですし…いえ、奏莉さんもある意味娘的な…?(悩
などと考えつつシバベロスもふもふしていたら
灯璃と夕璃の悲鳴?
乞われるまま紗那恵さんとともにわんこ捕獲しに行きますが
捕まえる頃には巫女服はだけて…紗那恵さんの包帯まで解けて…
私もやっちゃってたかも(汗
っていうか紗那恵さんはちゃんと服着ましょうよ!?
装束直して着付けし直して…
色々見えたり触ったりしてますけど、まあ、この子達ですし…(苦笑
落ち着いたら、皆で記念写真でも撮りましょうか
静宮・灯璃
【恋華荘】
わぁぁ…♪ほら、もふもふわんこだよ、ゆーり!
怖くなさそうだしお仕事だから、いっぱいもふもふしよっ
ほら、(いちご)パパもあそぼうよ♪
紗那恵さんのジャーキーあげるねっ(もふもふ)
ゆーりの仔も元気いっぱいだねー♪…ふぇ?
※元気な2匹により巫女服が肌蹴る
きゃはっ、巫女服に入っちゃダメだよ!
あははっ♪パパ、この仔達出してあげてぇっ♪
あ、逃げ…ひゃんっ!?パパ、ダメだってば…♡
※パパの手で脱げるとらぶる、胸が微露出
ああ、ゆーりも巫女服、中見えてる…きゃっ!?
んもう、ワルい悪戯っ仔達なんだからー…♪
※倒れ込んだゆーりを抱いて隠しつつ苦笑
着付け直したらまた遊ぶよっ
パパ、写真撮ってくれる?(もふもふ)
比良坂・紗那恵
【恋華荘】
奏莉ちゃんやいちごお兄さん達と一緒に、もふべろす再び、です!
ああ、お兄さん、そんな顔しないで
前回べしょべろすになったのはお兄さんが悪いわけじゃ…
奏莉ちゃんも考えてるみたいです
餌で誘うなら、突撃の必要はありませんね
夕璃ちゃん灯璃ちゃんも使いますか?
ジャーキーを手にもふべろすを呼んで…もふもふです…♪
…奏莉ちゃんは何を?
って、ドッグランはわんこと一緒に走る事じゃないですからー!?
奏莉ちゃんから逃げたわんこが夕璃ちゃん達の巫女服に潜り込んだり
止めようとした私が爆走奏莉ちゃんに轢かれたり
しかも包帯が解けてお兄さんとバッタリだったり…
やっぱり巻き込まれる私でした
…もふもふで癒されますね(くすん
菫宮・奏莉
【恋華荘】
もふベロスふたたびですね!
ぺしょベロスになってしまってしょんぼりでしたので、
今回は反省を踏まえていくのですよ!
これこそわたしの新もふり技!
【びっくり箱】ー!
でてきたのは、ジャーキーとボール、ポールとバーですか。
これは解りやすいのです!
さ、紗那恵ちゃん、行きますのですよ!
紗那恵ちゃんにジャーキーとボールを渡したら、
わたしはポールとジャンプバーを組み立てて、
ドッグランのコースを作るのです!
ジャーキーでもふベロスさんに来てもらったら、
わたしもいっしょに走り回るのですよ!
もふベロスさんが疲れたら、抱きかかえてもふ走りしちゃいますが、
いろんなところにぶつかりまくっちゃうのは、お茶目なのです!
「もふべロスふたたびですね!」
「奏莉ちゃんやいちごお兄さん達と一緒に、もふべろふ再び、です!」
もふもふってーことで、菫宮・奏莉(血まみれもふりすと ときどき勇者・f32133)が来ないわけ……そりゃないですよね~。
そのお付き合いで比良坂・紗那恵(黄泉返り勇者・f32521)もやってきております、相変わらずの包帯のみの、着衣って言えるのかって恰好のままでー。
もふる気天元突破なお二人に、微妙な顔しちゃってるのは彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)でごさいます。
なんでこんな顔してるのかはですね~、前回のシバベロスと遊んであげた時に奏莉と紗那恵の二人をびっしょりに、着衣をとんでもないことしちゃったからなんですよね。
その記憶もまだ新しいし、できれば時間を置きたいとは思っても、もふベロス達を前にした奏莉がどう暴走して、どんな不運に紗那恵が巻き込まれるか、分ったものじゃない。
ちょいと気まずくとも、保護者としてついてこないってー選択はできなかったのですねぇ。
「ふふ……だんだんと父性が身に付いてきた気がしますよ…?」
あ、遠い目になっちゃった……。
「あぁ、お兄さん、そんな顔しないで……前回べしょべろすになったのはお兄さんが悪いわけじゃないですからっ!」
「うぐぅっ!」
いちごの遠い目を、紗那恵はこの間のことだと思ってフォロー、するんだけども? それ…思い出させちゃうからフォローというかとどめ?
「わぁぁ…♪ ほらっ! もふもふわんこだよ、ゆーり!」
「…だ、だいじょぶ…こわくない…ない…」
胸を抑えてうずくまるいちごをよそに、静宮・灯璃(天明星・f32757)が幼シバベロスに目を輝かせ、白銀・夕璃(地暮星・f32758)がお犬怖い、怖くないって自己暗示かけてた。
うーん、なんでしょう? 夕璃てばわんこ苦手なのかな? それとも初めてだから?
「怖くなんてないよ、ゆーりー。お仕事なんだし、いっぱいもふもふしよっ」
おっかなびっくりな夕璃に大丈夫だよって言い聞かせながら、灯璃は早速とシバベロスを抱っこ。
わんっ!
抱っこされたシバベロスは一つの首を撫でられてご満悦~と目を細め、二つの首はこっちも撫ででっとくりくり押し付けて、三つの首はぺろりって舐めた。
さあさあ、これを見て、どこに怖がる要素があるのかな~?
怖くないよー、怖くないよーって、尻尾ぱたぱたしながら夕璃をジーって見つめてますよぉ?
そのまなざしに誘われるように、夕璃はおずおずとシバベロスを撫で始めますー。
どうでしょう? 幼さ特有の柔らかもふ毛並みのほどはー?
「……もふ、もふ…ふぁふぁ…ぬくぬく…♪」
きゅうぅーん♪
また一人、もふの魔力に落ちてしまったかなー?
でっ! もふもふしてる様を目撃しちゃったもふりすとは、このまま静かになんてするわきゃーない!
私ももふもふするのだー!っていざ突撃ーとは、さすがに前回の轍を踏みそうだから、思いとどまる!
「今回は反省を踏まえていくのですよ!」
学んでおりますぁ、できれば我を忘れてもふへ突撃ーってことにも自重を覚えて欲しいと思うのはいちごさんだけではないでしょう。
まあ、その辺はいつかって期待をしつつも、奏莉が取り出しましたるは…箱。どこからどう見ても……箱である。
なんぞこれ?
「これこそわたしの新もふり技!【びっくり箱】ー!」
あー、うん。なんか色々と飛び出すって箱なんだー。それがもふることと何の因果があるのだろう……?
疑問が浮かんできるところですけども、奏莉は気にすることなく箱を開ける。
中身はなんじゃろなっと、飛び出してきたのは――。
「ジャーキーとボール、ポールとバーですか。これは解りやすいのです!」
なんとも、わんこ向けな道具類が出てきましたぁ。
これで興味を引け! それで遊んだりもふったりしろ!って啓示なのでしょうな。
早速、奏莉はわんことの遊び道具を抱えてシバベロスの下へ、ダッシュ! しようとしたらシバベロスから突撃されてた。
何言ってるわかんね、だって? いやだって……道具類の中にゃー、ジャーキーあったし……ご飯があったから突撃されたのですよ? おもちゃも持ってるんだから、構ってーって理由でも来てしまいますわな。
これには、奏莉ちゃんもちゃんと考えてるんだなぁってちゃんと学習していたことに関心していた紗那恵さんも、驚くなってのが無理。
だ、がっ! 奏莉からすれば、よっしゃ、こーいっ!ってなもの。
「さ、紗那恵ちゃん、行きますのですよ!」
「え? え? 行くってどこに? え? なんで渡され――」
道連れ?とするように、抱えていた荷物の一部(主にジャーキー)を紗那恵にパス!
遊び道具の類が分割されたことで、奏莉に向かってたのが紗那恵の方にも流れて……哀れ、二人共にシバベロス達に埋もれてしまう……。
「あぁっ!? だ、大丈夫ですか……!?」
お父さん的な保護者ポジションな立ち位置になってきてるいちごさんも、突然の事態に困惑。
灯璃や夕璃が名乗った未来から来た娘ってのあんまり納得してないとか、せめて妹な方向で、とか悶々と考えていたことも全て吹っ飛ばす事態ですからね。
二人の安否がどうなってしまったのかと、急いでシバベロス達の下に駆け寄っていく。
まあでも……いうてシバベロスに埋まっただけですし……ただ単にもふに包まれただけなんですよね。
危険なんてなかったっ!
「あぁっ! もふもふぅぅぅー-っ!!」
「あ、うん。無事ならいいですね……」
いちごの安否確認のお返事は、奏莉がもふに包まれたままの至福なお返事でありました。
何ともないというか、別な方向で心配してもいいようなお返事に、いちごさんも生返事。
これがなにやらすか分からない妹を持つ兄の気分なのか、いやそれとも娘をもつ父親の心境? とか悩まし気になっちゃう。
それでそれで、一緒にもふに包まれた紗那恵さんですけども、こっちはジャーキーをメインに持ってましたから……。
身体の上でもぐもぐされちゃってましたよ。
「ひゃんっ、あっ、くすぐったいっ…!」
いやぁ、シャーキーぱくってする瞬間にお肌をぺろってされるもんだから、くすぐったいって悶えちゃっております、はい。
とりあえず、奏莉の方は幸せそうだし、後回してもいいかなっていちごは紗那恵を先に助け起こす。
身を起こすことで紗那恵の上からころころ転がり落ちるシバベロスは、なんか可愛いかも……。
そーゆー子も拾い上げちゃういちごさん、柔らか毛並みを梳かすほどに先ほどまでの悩みが解けていくかのよう。
「えっと、大丈夫だったのー?」
「お父さん…何があったの…?」
ここらで灯璃と夕璃も、シバベロスを抱っこしたまま近づいてきました。
大騒ぎに何があったんだろうねって、気になったのでしょう。……二人の腕の中のシバベロスは散らばったジャーキーにご執心のようだけど。
欲しいなー、でも抱っこされたままがいいなー、くれないかなー? なんて伝えてくるかのように、三つの首がジャーキー向いたり灯璃と夕璃の顔に向いたりで忙しないですしね?
「あの、これ食べさせてみますか?」
あまりにもわかりやす過ぎる挙動に、紗那恵は苦笑しつつもまだ残ってたジャーキーを灯璃と夕璃に向けて差し出す。
二人も抱っこしていたシバベロスの挙動は分っていたから、こちらも苦笑しながら差し出されたジャーキーを受け取って食べさせてあげる。
ちゃんと三つの口に食べさせますがー、流れていく先は一つなのに、取り合いっこなんてしちゃうのはご愛敬?
「一緒に遊ぶのー!」
「「「ひゃうっ!?」」」
いきなり、もふに包まれていた奏莉が大声上げながら飛び跳ねたっ!?
もっとも近くにいた三人にびみょーなダメージを与えてしまってるけど、そんなこたぁ知らねって勢いでっ。
ついでに言えばシバベロス達も驚かせてるんだけど……何かしらの使命に燃えている奏莉にはそこも気にする余裕はないみたく……。
「さーっ! ドッグランコースを作るのですよー!!」
おっと、そういえばボールとかポールとかバーとか、まだ未使用のままでしたねー。
てことで、ドッグランコースを作っていく……いうてもポールとバーを設置するくらいで終わったけど。
「ほらほら、みんなこっち来てー!」
出来上がったジャンプバーにどやって顔しながらボールを弄ぶ奏莉。
シバベロス達からしたら、初めてみるぞー?てな具合に気になってるご様子ですねぇ。
「んふふー、これで一緒に走れるね! 着いてきてーっ!」
「え、ええと……ドッグランはわんこと一緒に走る事じゃないですよー……?」
奏莉、どうやらドッグランをその文字のままで意味を受け取っていたらしい。
紗那恵がそうじゃないって訂正を入れるけど、奏莉のハイテンションの前には届かなかったようで、シバベロスを誘って一緒に駆け出していく……その先のジャンプバーに向かって!
近づいていくバー、ぐっと足に力を籠めて地面を蹴って、バネのように飛び跳ねて飛び越しす。シバベロス達がっ! その中で足引っ掛けて頭から墜落しちゃうのは奏莉クオリティというやつですな。
「あぁ、もうまた……」
なんかぶつけたらヤバい部分から落ちたことで、また心配をかけさせられたいちごが怪我してないかともふってたシバベロスと共に確認に向かおうとするのだけど……。
「ふぇ…?……あ、わ、わぁ!? ひゃんっ!?」
「きゃはっ、服に入っちゃダメだよ~!」
灯璃と夕璃からの、えっと…悲鳴、でいいのか? なんか艶っぽかったが?
今度はなんだって、いちごが二人の方を向きましたらー、その目に飛び込むのは豊満な、天辺が桜色に咲いてる二つのお山なのでっすっ!
うん、迂遠な言い方したけど、要するにお胸ちゃんが露わになってたってことなんだよっ!
なんでそんなことになってるのー!? いちごの脳内はこれ一つだろうねぇ。
その疑問、答えはシバベロスのせい。抱っこされてたけど、ジャンプバーを見ていて面白そうってことで降りようとしたら見事二人の巫女服に潜りこんでしまったというわけなのさ。
「あ、あははっ! ゆーりの、見えちゃってるよ~!」
「見え…? ふぇっ!? やっ!」
灯璃の肌蹴を見て顔を赤く染めた夕璃だけど、同じことになってるって指摘にさらに顔を真っ赤にしちゃってるー。
「パパぁ、見てるのなら、この子達を出してあげてぇ……」
「ふぇあっ!?」
服の下でもぞもぞされてこそばゆいと笑いっぱなしだった灯璃はそろそろ酸欠になりかけてるのか、頭が回ってきてない。
灯璃が発したその言葉でいちごに見られているって気づいちゃった夕璃は恥ずかしさで頭が回らなくなってるっぽい。
「あっ、っと!? 紗、紗那恵さん、お願いします!」
「あ、あっ!? はい!?」
あられもない恰好に固まってたいちごは二人からのヘルプ要請で再起動。二人だし手早く済ました方がいいだろうと、一瞬で考え付いて紗那恵にもお願い。
突然に振られた紗那恵は良く分からんままにかりだされたけど……ちょっと危ない所の肌を露出しままっては頂けないよねと、協力をすることに。
で・す・がっ! 要請したのは実は灯璃だけなんですよね。夕璃は混乱真っ最中なのですよ。
「あ、ま、待って……! こっちに来た……らっ!?」
ぐるんぐるんにお目目を回したまま、手直しは自分でも出来るからって、制止させようとして……疎かになってた足元に転がってたボールを踏んづけちゃう。
おもいっきりすってんと転ぶ夕璃。藁をも掴むつもりで伸ばした手は、灯璃を……いちごにまで伸ばされて……。
「「ひゃああっ!?」」
「うわーん、私までー!」
夕璃の転倒は灯璃といちごを巻き込むほどの大惨事に! あと紗那恵も当たり前のよーに巻き込まれた。だってこの子、割かし不運だしねぇ。
でも倒れ込んだおかげなのか、もぞ、もぞ、と二人の巫女服から這い出てくるシバベロス。この辺は怪我の功名かな? 這い出たおかげで完全に脱げた形にもなっちゃったから、+-で言えば0かもしれんが。
いちごに取っては倒れ込んだ拍子に見事に二人の胸をタッチしちゃってたから、+かもね!
「あ…ん、もう…パパ、ダメだってば……♡ んもう、悪い仔達なんだからー♪」
おさわり状況になってたことに、嬉し恥ずかしなんて反応を見せつつも、同じ状況になってたことでぷしゅーってなってる夕璃の方を隠すように抱きしめる灯璃。
あのー……抱きしめるのはいいのですけど、露わになったままのお胸ちゃん同士が押し付けあってるから、これはこれで目の毒なのではー?
固まったり、再起動したり、また固まったりと忙しなくなたいちごさんには、お胸タッチなんてやらかしたことで、慌ててるから問題ないってことなんだろーかね? それとも誘惑しようとしたのかな?
ふっふー、夕璃の潤んだ瞳は物欲しそうにも見えなくもないぞー?
でもまあ、目の前のいちごはわたわたとしてますからねー……。さて、こうなればもう一人、やらかされると旗が立つというもの。
「あ、あの…! そんなに暴れられたら……包帯がっ!?」
「え? あっ!? す、すみませんっ!?」
慌てたことで紗那恵の包帯に手を引っ掛けてしまっていることに気づかす、相手からの指摘でようやく気付いて手を引っ込めるいちご。
けれど、包帯だけの恰好な紗那恵さんですからねー。
引っ込めようとした手は包帯に絡まったままで、紗那恵から離れようとしたことで解けてしまったのだー! なんでそうなったのかさっぱりだが、なったもんは仕方ないさー。
「あ…あっ…見ないでくださいー!!」
「ご、ごめんなさ……っていうか紗那恵さんはちゃんと服をきましょうよっ!?」
胸だけ見られた灯璃・夕璃と、違い、全身ばっちり見られてしまった紗那恵さんでした。
いちごは謝るしかできない。ただねー、紗那恵は包帯しか身に付けてないってのも要因の一つなのですけどねー。
ちなみにですが、このわちゃわちゃしてる最中で奏莉は額から流血しながらシバベロス達と一緒に走り回ってたよ。
バランスが崩れるってーのに、抱えちゃったりもしてたようでしてね?
そのせいで転んだり、体勢崩してジャンプバーにぶつかったりと、怪我が絶えてなかったです。
シバベロスが一緒に並走してたのって、あまりにも怪我しまくるからって理由なんじゃ?
なんとゆーか、奏莉(14)と比べてシバベロス(生後数ヶ月)の方が圧倒的にお兄さんお姉さんしてるんじゃないんだろうか……?
「ふぅ……なんといいますか、ひじょーに疲れました……」
転んでいた四人は、どうにか立ち上がり、それぞれ乱れた服を着直す。包帯を巻き直すのって着直すって表現でいいんか微妙だけど。
どうにか落ち着いたことで、ようやくと一息吐けたいちごは本当にお疲れ様である。
「あー、と、そうですねぇ。私達、シバベロスと戯れに来たのですし、記念に一枚、どうです?」
なんか色々とありましたけど、目的そのものはシバベロスとの戯れだったのですよね、ってことでシバベロス達と共にした写真はどうかと提案するいちご。
「あ、じゃあ、一枚お願いするの、パパ」
灯璃のいいよって返事を返してそれは他の子も同意したことで、記念写真を撮る流れになりました。
カメラのタイマーをセットすれば、皆で塊になって、周りをシバベロスで囲ってくれましてー。
奏莉は相も変わらずシバベロスと戯れながらもっふもふ、紗那恵はこのメンツの中では一番に恥ずかしい思いをしたってことで同じく撫でもふしてますけど、その手つき、若干震えてない?
肌色も青白い死人の肌が赤く染まっててまるで生者のようだしね? そうなった訳を考えるとより恥ずかしい思いをすることになりますが。
それで、並びとしては真ん中においたいちごを挟み込む灯璃と夕璃です。
カメラのシャッターが切られそうになった、その瞬間! いちごの腕に抱き着くお二人さん。
あははー、いちごを誘うようなシバベロス達を遊ぶような、いろんな情報が混然となった一枚となってしまいましたなー。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『『漆黒の昏き堕天使』シュヴァルツ』
|
POW : 黒き稲妻の落ちる地に生誕せし『漆黒の昏き堕天使』
【「赦されぬ罪」で染め上げられた堕天使の姿】に変身し、武器「【魂の罪科を刈り取る死神の大鎌】」の威力増強と、【黒き稲妻を放つ力場で構成された光翼と光輪】によるレベル×5km/hの飛翔能力を得る。
SPD : 貴様は我が魂を震わせる言霊を放つことが出来るか!
対象への質問と共に、【封印されし邪眼】から【黒き稲妻で構成された邪龍】を召喚する。満足な答えを得るまで、黒き稲妻で構成された邪龍は対象を【魂を焼き尽くす黒き炎雷】で攻撃する。
WIZ : 汝らの罪を数えよ、我が魂の慟哭を聞くがいい!
自身の【魂の罪科を刈り取る死神の大鎌】から、戦場の仲間が受けた【屈辱】に比例した威力と攻撃範囲の【罪深きものの魂を焼き尽くす黒き稲妻の嵐】を放つ。
イラスト:kae
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「レギオ・ギャングース」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
シバベロス達との勝負ってか遊んであげましたね? 鋭気も十二分に満たしたことですよね? ならばよろしい。
それじゃあ、今度はお山の天辺を目指しましょうか、そのための足は見守ってくれてた野生のバスさんが請け負ってくれますし、ただ揺られるだけでいいのです。
なーに、ちょっと道なき道を行くから揺れが激しいってところを除けばバスの旅って程度でごさいますよー。
そういうわけで揺られること数刻――。
お山の天辺に辿り着けば、そこに潜むオブリビオンである堕天使・シュヴァルツとようやく対峙でき……。
「クク……箱舟を使えば容易く辿り着けるは道理か……まあよい、我を見つけた褒美として直々に相手をしてやろうではないかっ!」
箱舟って言ったあたりでバスの方を見るシュヴァルツ。野生のバスさん、いやそんなんちゃうしってドン引き――。
帰っていいってバック走行、待ってください、帰られてしまったら帰れませぬ。そう思う気持ちは分からなくはないですけど。なんてしてる間にもですね?
サングラスを意味もなく掛け、喋りながらも逐一ターン決めたり、直視すると精神が疲弊していくようなポーズをシュヴァルツは取り続けてた。それと最後に……直々って、貴方一人しかおりません。
こう、なんというかまともに相手すると、とっっっても疲れそうなことになりそうな相手ではありますが、オブリビオンなのでっ! とにかく頑張って倒そうっ!
わん! わん!
面白そうだからって着いてきちゃったシバベロスからの応援?もありますからっ!
カシム・ディーン
「ご主人サマ!年頃の男の子だよ!」
何故だろう…ちょっと胸が痛くなるんですがっ!
「ご主人サマの中の大いなる竜の因子が覚醒(めざめ)の刻(とき)を告げる?」
やめろよ!
「わふわふっ!」(夜影も応援
【情報収集・視力・戦闘知識・医術】
取り合えず敵の動きと攻撃の癖
後どこが効率的にダメージを与えやすいか急所も捕捉
対SPD
……どうやら貴様は闇に魅入られし黒き救世主<メシア>なのだな
我はカシム!未来の悪魔王への運命<フェイト>を定められし者也!
【属性攻撃・迷彩】
光属性を己に付与
光学迷彩で存在を隠し
【空中戦・弾幕・念動力】
UC発動
超高速で飛び回り念動光弾で蹂躙
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み】
連続斬撃から武装強奪
ポージングとか意味があるのか理解できないサングラスとか……考えてもよー分らんなッ!
「ご主人サマ! 年頃の男の子だよ!」
カシムが連れてる女の子・メルシーが香ばしいポーズを取るシュヴァルツを指差す。んだけど……年頃って、絶賛患ってる年齢って意味だったりします?
どうなんでしょう? ご主人サマなカシムはメルシーのこの発言の意味は解ったりしませんかね~?
「何故だろう…ちょっと胸が痛くなるんですがっ!」
おっと、カシムさんはシュヴァルツの患ってる言動に遠い目でしたわー。これじゃあ聞けそうにないですねー。
「ご主人サマの大いなる竜の因子が覚醒(めざめ)の刻(とき)を告げる?」
「やめろよッ!」
メルシー、心の葛藤と戦ってるっぽいご主人・カシムの心を無遠慮に抉ったりしちゃう。
てーかさー? 竜の因子とかほざいちゃあさー?
「ほう……、貴様はその身に竜を宿すというのか」
「うあぁぁああっ」
ほらー! それっぽいワードに乗っかちゃうじゃないですかーっ!
なんとなーく、同志よッ!って顔しちゃってます。カシムさんはやあってフレンドリーに顔出してきた黒歴史っていう過去の重圧に潰されかけてますけど!
潰されてしまえば、シュヴァルツのように再発しちゃうんでしょうーか? そうなったらお仲間さんとして引き込まれて――。
わふわふっ!
おっとー、ここでカシムのわんこ、夜影さんによる応援でっす。
黒歴史という過去からの重圧が重く圧し掛かる霧散させてカシムを助け出すぅッ!
「くっ…、なんて恐ろしい奴なんだ…っ!」
「……ご主人サマが勝手に苦しがっただけじゃないの?」
メルシー、しっ! そういうことは思っても言っちゃいけません!
まー、ともかくもですね? 言動が毒っていうなら戦わねばいけませんね。精神の安定の為にも。
あとなんか見られているだけでも、やあって黒歴史がひょこってまた出てきそうだから、光学迷彩を身に纏ってシュヴァルツの視線から逃れる。
「くく…、姿を消した程度で、我の目から逃れるとでも思ったか?」
カシムが目の前から消えても、狼狽えることなく、『そんな手品程度では私は倒せぬぞ、フッ』て感じな香ばしシュヴァルツ。
やっぱ相対してるだけでも抉ってきますねぇ、こやつは……。
アレ過ぎな言動に、無意識レベルで魔力弾を叩きつけるカシム。
「うぼぁっ!?」
あれだけ豪語していたくせにあっさり顔面ヒットにさせちゃうシュヴァルツ。
光学迷彩ステルス中のカシムがなんだかなーって微妙な顔しちゃうのは仕方ないね。でも、シュヴァルツは鼻から赤いのつつーさせながらもニヒルに笑みを湛える。
「我に一撃を入れるとは、やるではないか。ふふ…、魂が震えてくるぞぉっ!!」
「お前、いい加減にしろよっ!?」
さっきからの痛々しい発言にカシムの心のHPバーがそろそろレッドゾーンに入ったことで、思わず叫ぶ。
「貴様は我が魂をさらに震わせるに足る言霊を放ってみせろぉっ!!」
シュヴァルツは、そんなの知ったこっちゃねって、自分の世界にどっぷり浸かってノッリノリ☆
もう勝手にやってくれやー、放置したくなる気持ちが湧いてきそうだけど、これでもオブリビオンですからね。そこが猟兵としての辛いところですよ。
まっ、相手の思惑に乗るとか、する気なんざ……。
「ちくしょう! あいつの周りになんか変な龍っぽいオーラが見えたりするんだがっ!? これって言わなきゃダメってやつなのかよっ!?」
隠れながら観察もしていたっぽいカシムは、さっきの痛い台詞が引き金になったらしい現象に頭を抱える。
無視したいし、それ系の言動もしたくなくとも、やらなきゃいけないという事態なんだから、当然だね☆
「ちゃんと応えなきゃダメっぽいよ、ご主人サマッ!」
わふっ!
メルシーも夜影も、頑張ってって応援してくれてますし……ガンバッ☆(無責任)
「あーもう! 言えばいいんだろー、言えばー!」
カシムさん、覚悟を決めてーのからのー…、大きく息を吸いましてー。
「……どうやら貴様は闇に魅入られし黒き救世主〈メシア〉のなのだな。我はカシム! 未来の悪魔王への運命〈フェイト」を定められし者也!」
と、一世一代な口上を言い放った! KINGになるって結構大きい野望を盛り込んで!
「おー!」
わっふわっふ!
カシムの宣言にぱちぱちと手を叩くメルシーと、尻尾ぱたぱたさせる夜影。
こっちとの温度差、剥離しすぎてない?
「メルシー! 行くぞ! 魔力と思考をリンクさせろ!」
「ラジャったよご主人サマ♪ メルシーとご主人サマのスペシャルアタック見せちゃうぞ☆」
カシムさん、思考リンクしろなんてメルシーに命令しちゃったですけど……道ずれでも欲しかったのかな?
でもこの子、その辺気にするとかせず、意図しない抉りかたをしそうな気がするんだけど……。
「王となるとほざくか! その意気、我に見せ――」
「もうお前は大人しくしとけっ!」
ひょこっとしてきていた黒歴史が、肩ぽんしてきそうなほどのダメージを(心に)負い始めてきたからと、シュヴァルツの言葉を遮ってヤクザキックを顔面にお見舞いするカシム。
ついでに、武器の扱いかたをどっかに放り投げたかのように、ごすごすとぶっ叩いていく。
「あふんっ! おごっ!? あ、ちょ…やめ…」
これにはシュヴァルツも痛々しい言動なんて出来ず、なんか素っぽくなってた。
それでも知ったことかと、叩くのをやめないカシムは、シュヴァルツの持ってる鎌に目を付けて……。
無理矢理パク…盗む。あ、意味はどっちも同じか。
「あぁっ!? 鎌を持ってかないで~! 返せ! 返してよ~!」
シュヴァルツ、香ばしさを忘れて涙目になってしまいましたねぇ。
鎌を取られたくらいなのに、演技(おい)を忘れるほどなんて、よっぽど大事な物なんでしょうか?
「なんかこう…、鎌を持ってないと〝らしく〟ないじゃないかっ!」
いや知らんよ。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
何とも面倒そうな相手ですねぇ。
早目に片付けて、またシバベロスさん達と遊びましょう。
『FAS』を使用し飛行、『光の結界』を展開し【耀衣舞】を発動しますねぇ。
『光速の突進』であれば堕天使さんの飛行速度を確実に上回れますし、『FES』による結界で『対雷防御』を展開、残る『F●S』全てと、先程チャージした『もふもふぱわー』を強化に回せば、『大鎌』も『雷』もまず防げますぅ。
『体型面の反動(=胸の増量)』も許容、可能な限り速攻を仕掛けましょうかぁ。
堕天使さんの発言は、相手にすると色々面倒そうですので、スルーする方向で。
ついて来たシバベロスさん達の応援を聞きつつ、叩いて参りますねぇ。
栗花落・澪
バスはバスであって船ではないですよ?
あ、もしかしてあの有名な方舟のこと言ってる?
(厨二を理解していない)
【オーラ防御】を身に纏いつつ
【高速詠唱】で雷魔法の【属性攻撃】を杖に纏わせ
いざという時には放たれる稲妻に共鳴させ軌道を誘導する避雷針代わりに
今日は持って来てないとはいえ、実は僕も鎌使いなのでね
足の踏み込みや僅かな手の動きから攻撃の軌道を読み
【ダンス】と【空中戦】を混ぜたアクロバティックな動きで回避
素早さで翻弄しつつ【催眠術】を乗せた【歌唱】で思考と動きを鈍らせ
隙あらば鎌の持ち手を狙って蹴り飛ばしたい
えーとえーと
聖なる業火に焼かれて鎮まり給えー?
【指定UC】による【破魔】の炎で【浄化】するよー
盗られた鎌を返却させてもらって、なんかホッとしてるシュヴァルツ。
「ふふふ…っ! どれだけ離されようとも魂と繋がっている故、我が手に必ず戻るのだ…!」
言ってる言葉の意味はわかんねーけどな。
あんまりにもめそめそしてたから、可哀想ってことで返されたのに、どうしてこうも強く出れるのやら?
声は震えていたから、本人的にも可笑しいって感じてるっぽいけどー。
とりあえず、触れないで上げるほうが彼に対する優しさかもね~。ってことを絶賛実行しているのが澪さんでございます。
わりと上の空だったてーか、思考フル回転してる渦中だったてーか……。
「バスはバスであって船ではないですよ?」
バスに対するシュヴァルツの言動について考えていたようですからね。
そんな彼にアドバイスと一つ、厨二的言動は大層っぽく表現してるだけだから、じっくりと考えたりするのはしないほうがいいよ!
「あ、もしかしてあの有名な方舟のことを言ってる?」
澪さん、それでも考えちゃうのが止まらない。結果、険しい山を登る=空に向かう。ってことで神話に出る方舟と結びつけたようですね。
おそらくはそれが正解なんじゃないかなー。シュヴァルツ君、澪の考察にドヤァ…ッな顔してますし。
さっきまで落ち込んでたり、つよつよ発言してたりで、情緒が不安定な子っぽくも見えてきそう。いやぁ――。
「何とも面倒そうな相手ですねぇ」
るこるさんがはっきりとおっしゃられてしまいましたっ!?
「ふ、ふふ…。我を真に理解するものはおらんということよ……」
シュヴァルツ君、オブラートに一切包まれないお言葉にまた声が……身体も震えてら。
「早目に片付けて、またシバベロスさん達と遊びませんとねぇ」
「あ、そうですね。シバベロス達とまたもふ…遊んであげましょうよ」
るこるさん、御大層な表現だけど自分を見ろって言ってるのを華麗にスルーして、着いてきちゃったシバベロス達の方に想いを馳せてます。
澪さんも、シバベロスって聞いて思考の渦から戻ってきて、るこると同じように想いを馳せる。
シュヴァルツ君? なんだっけ? みたいな扱いに近いものを感じますねぇ。
「こっちを見ろよッ! うわぁーん!!」
とうとうシュヴァルツ君の涙腺が決壊しちゃいました。
「と言う訳でしてぇ、貴方には早々とご退場してもらいますぅ!」
シュヴァルツが泣いたから、って訳でもなく、早くシバベロスと遊びたいからと、るこるはほわっとさせていた雰囲気をがらりと変える。
その背には3対の光る翼を生やし、空へと飛び立つ。
澪の方も、こちらは自前の羽でもって空へと浮かぶ。
ん? そういや羽を生やしてるの、期せずして3人共になるってるのか、今。
シュヴァルツ君、驚愕の表情を浮かべるんだけど、そんなに驚くことなの……。
「そうかっ! お前たちは我を討ちにきた使いの者だったのかッ!?」
違う意味、厨二的捉え方で驚いてただけでした。逐一変な方向に反応しますなぁ。
つーか、澪は羽をさらしたままだったんだけど? 鎌が手元に戻ったことに気を取られたりで気づいてなかったんかね?
「そうか…、そうか…ッ! 今までの行いはこちらを乱すための策であったかッ!」
勝手に盛り上がって、勝手に紡いでる物語に一人酔いしれながら、こっちも背中に…えっと黒い稲妻による翼?で空へと浮かびあがるシュヴァルツ。
るこるがさっき言ってたけど、本当、これを相手するのは面倒に感じてきちゃいますよねー。
最初からスルー一択であったるこるは、いろいろひっくるめ、先程までその身に溜めていたもふもふパワーすらも心身に籠めての突撃敢行! シュヴァルツに向けて光速で飛んでいく!
「正面からくるかっ! ならばこちらも正面から打ち破って……、あれ? なんかデカくなってる?」
そりゃあ、迫りくるんだから、るこるが大きく見えてくるのは当然だろー。
「いや、それとは別のところがデカくなってきてるんだがっ!?」
あ、それはるこるが支払ってる代償だな。主にお胸が肥大化していくっていう。
本人もそうだけど、それ以上にお胸がすんごいことになってるんだが、まあ言っても突進攻撃やしな!
「おっぱぶぅっ!!?」
ぶつかった瞬間、ひと昔にあったそうなイヤンなお店みたいな悲鳴をあげるシュヴァルツ。
前面のエアバック二つにぶつけられたのが、よぉっく分る悲鳴でしたね。なんかダメージ入ってんのかって疑問が湧くけど。
「ぬ、ぐぐぐ…。我よりもお前の方がより人を堕落させるんじゃないのか……!?」
あ、シュヴァルツ君の頬が腫れて歯が抜けてた。しっかりとダメージ入ってたみたいですね。
しっかり相手を痛めつける双丘とか、それはそれでこえーな。まあそこは置いておきまして。
憎々し気にるこるの胴体よりもでっかくなったお山二つを睨みつけるシュヴァルツ。
歯をぶっ飛ばしてくれた部位に熱ぅい視線を送ってますけど、いやらしさんなんてないのは当然ですよねっ。
で、堕落させる身体付き、みたいなこれまたセクハラ染みたことを言ってますが。
お乳でビンタ?されましたしね? やっぱりいやらしさ皆無で、代わりに屈辱に塗れるって感じでございますよ。
「この礼は必ず晴らさせてもらうぞ、さあ…! 罪深いその身を焼き尽くしてくれる……ッ!」
怒りの……頬が腫れて歯が抜けてるから、滑稽にしか見えない顔しながら、シュヴァルツは鎌を掲げ上げる。
すると、その鎌から黒い稲妻がるこるに向かって迸った。
前面に比重が偏ってしまっている今のるこるには避けにくく……。
「させませんっ!」
そこに澪がインターセプト! 杖を避雷針にして代わりに受け止める!
「ええい! 邪魔をするでないわ!」
妨害さえたことで、さらにヒートアップなんかしちゃうシュヴァルツ君。もうムキになってんな~。
なんか今もでっかくなってるのを落とさなきゃ気が済まねぇんだってな具合にお顔を真っ赤にさせて、鎌をぶんぶん、その都度に何度も黒い稲妻を走らせていってます。
冷静さはないとしか言えませんねー。ま、まあ……突進をしてからというのも、際限ないのかって女性的な部分が肥大していく様を真正面に捉えたままですからね? 冷静でいろってのは無理。
ちなみに澪さんは(シュヴァルツ君ほど直接的には)見えてませんでしたから、そんな位置にいたわけでもないんですし。ちょっと変?程度に感じるくらいよ。
ま、澪にとっては相手が冷静でないってのは、攻撃の予兆が単調になるからありがたいだけだよね!
避雷針代わりの杖で受け取るだけでなく、危険とは思えないものはさっくりと避けちゃう。
~~~♪
余裕綽々(シュヴァルツ君視点)と、歌う余裕すら見せつけちゃう澪さん。
「うぎぎぎ…っ!」
シュヴァルツ君にはバカにされてると思えてしまっているようですねー?
最初狙ってたるこるのこと、忘れたかのように澪のことを追い回しちゃってる。
いや、別に澪さんはバカにしてるわけではないんだけども。歌を聞かせることで思考とか鈍らせようとしてるだけなんだけどな。
結果としてシュヴァルツ君的に、鈍ってきた思考でバカにされてるって思っちゃうような流れになってただけで。
「うっきゃー!!!」
おおぅ、あんまり頭にキテしまったのか、奇声を上げてしまったよ……。もう何も考えてねーなこれ。
「もはや我慢ならーん! 全て焼き払ってくれるー!!」
厨二的言動を少し前からかなぐり捨てていたシュヴァルツ君は、怒りのあまりにもう後先知ったことかと、鎌からの黒い稲妻を全方位に向けて解き放つ姿勢を見せた。
そう! 全方位!つまり、バスとかシバベロスとか、巻き添えにするつもりでっ!
「そんなことわぁ!」
「させませんよ!」
この事実には、るこるも澪も殺気立つ! かわいいもふもふを害そうというのはとても許せることではないのだ!
まずはその鎌が危ないと、澪はシュヴァルツの手元を狙って思いっきり蹴りつける。
あわよくばと鎌を手放させてやろうとしたようだが、かなり強く握っていたのかそうはならず、だが代わりに大きく後ろに弾く。
そこへ、るこるは上から畳み掛かけていくのは……自分の背丈よりも大きくなった二つの双丘!
とんでもない質量をもったそれを叩きつけられたシュヴァルツ君は地面へと真っ逆さま。どこんと墜落して地面にクレーターを作ってしまいます。……柔らかいはずなのにそれだけの強い衝撃を与えるってなんなんだろう?
まあともかく、シュヴァルツ君は地面に半分埋まったようになりましたよ。
そのすぐ傍に澪さんは降り立つとですね…?
「えーと、えっと……静まり給えー?」
「…バカに、するなってばぁ……」
怒ってるっぽかったし、鎮まれって祝詞みたいなの唱えちゃった。
うん、かえって煽ってるとしか思えませんでしたがっ! 一言だけでもとそう喋って力尽きてガクッとなるシュヴァルツ君でした。
おっと、まだくたばったったわけじゃ無いよ? まだ他の参加者っていうお相手がいるからね!
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
結城・有栖
…何だか難しそうなことを言ってますね。
何が言いたいんでしょう?
「あー…気にしないほうが良いヨ。
それよりも、シバベロス達が応援してるシ、頑張って戦おうネ。」
了解です、オオカミさん
まずはUCで実体化する幻影を放って攻撃です。
幻影の形は相手を飲み込む炎の渦…と見せかけて命中する瞬間に大量のモーラットさんに変化させて埋もれてもらいます。
幻影に【催眠術】を仕込んでモフモフの虜にし、戦闘力を奪って弱体化させてあげます。
私は手元に用意したモーラットさんをモフって強化し、【属性攻撃】で雷を纏わせた複数の想像暗器(クナイ)を【念動力】で射出して攻撃です。
敵の雷は【野生の勘】で察して【オーラ防御】で防ぎます。
地面に開いた穴にべしゃってしてる人型の何か。
叩きつけられことで潰れたカエルみたいになってるシュヴァルツ君なんですけどね!
これじゃあ、戦闘が終了してるみたいですけどもー……。
「我は堕天した者よっ! 地の底に落とそうともそここそが我が領域ッ!」
まだ終わりじゃなーい! そんな感じにがばちょって身を起こしました。そりゃ皆から弄ら、ンンッ! お相手しなきゃいけないからっ!
言ってる意味は分かるような、でも分かっちゃいけない台詞をほざきながらで。
「…何だか難しそうなことを言ってますね。何が言いたいんでしょう?」
『あー…気にしないほうが良いヨ』
ずっと見ていた有栖さんは、言ってる意味は分からない方でした。がっ、オオカミさんはなんだか理解してそうな感じでは?
『それよりも、シバベロス達が応援してるシ、頑張って戦おうネ』
あれ? オオカミさん、話逸らしました?
わっふ! わふ!
おっと、呼ばれたからだろうけど、シバベロス達が一鳴きしたですよ、確かに応援してくれてるようにも聞こえますね。
「了解です、オオカミさん」
でもまあ、おかげさまでやる気十分?な有栖さんですよ。
さあいざー、ってシュヴァルツに向いて――。あれ? 向こう、なんでか有栖のことをジッと見つめてます?
「汝もその身に強大な力を宿す者であるか!」
「…え?」
『…エ?』
なんということでしょう、有栖がオオカミさんをその身に宿す、という関係を、シュヴァルツ君は仲間だと思ってしまったようだ。
いや、仲間だと思われてねぇ? あっちは空想(UCで具現化するとはいえ)で、こちらはマジ物で、友人みたいな関係ってだけなのに。
シバベロス達やバスも含んで、有栖達がびみょーな空気してるのに、一人謎の納得顔してるシュヴァルツ君。
『…有栖』
「…うん」
なんかもう真面目に相手するの面倒だなぁって顔になって、有栖は幻影であり、だが実際に触れることが出来る炎の渦を打ち放つ。
シュヴァルツの下に迫っていく炎。うんうん頷いていた彼は反応を鈍らせていたようで、気づいたときには幻であったとしても本当に熱を感じ、燃え移る業火に巻かれて――。
「ぬおっ!? なん、なんだ、これは!?」
と、思いきや、なんと炎の渦はシュヴァルツに当たった瞬間にもふもふモーラットへと変化したのである。
熱いと感じたと思ったらもふもふに包まれてるって、狐につままれている、だけじゃ説明できることじゃないでしょうねー。
ついでに言えば【炎】ではなく【炎の渦】でございます。つまりですねー? 渦の全てをモーラットに変えたってことなのです。。
「あああぁぁっ! すっごくもふもふですぅっ!?」
モーラットに埋もれたシュヴァルツ君の雄叫びー。
有栖、手元に用意したモーラットをもっふもふしながら、シュヴァルツがどう動くのか、自分の周囲にぱちぱちってさせたクナイ(これも想像した物)を配置して警戒しております。
『うんうん、気を付けるのは良い事だネ、有栖。あんまり必要そうじゃなくてもサ』
「…そう、かも?」
そりゃーねー? その身全てがもふもふモーラットに包まれたことによる多幸感を感じてしまっているようですしー?
これで何か動けるようものなら、実は大物なんじゃないかなって思えるよ。
もふもふはちゅーにびょーな輩も虜にする、という証明を為されましたな。
あぁ、それはそうとですね? モーラットってまん丸じゃないですか。シバベロス達がボール遊びしてくれるの? みたいな顔しながら尻尾振っておりますよ?
大成功
🔵🔵🔵
九重・白亜
めちゃくちゃ痛かった腹いせだ!メイドになっちまえ!
指定UC発動。お前もメイドになるんだよ!
──なぜ女中にしたか、貴様には分かるまい。このオレがわざわざ女子の格好をしてまで戦場に出た理由が!あえてメイドの姿で出ること。すなわち、覚悟の重さ故だ!
シバベロスらもそう言っているぞ!……え?言ってない?言えよ……
とりあえず質問に答えたら衣服に干渉して、萌え萌えキュン♡ポーズでもさせてあげましょうか。
今のお前はかわいいぞ。鏡見るとほーら、すっごくかわいいぞ~?(言いくるめ)
【アドリブ・絡み歓迎】
シバベロス達と一緒にバスに揺られること数刻――。
「めちゃくちゃ痛かった腹いせだ! メイドになっちまえ!」
「汝は何をいきなり言ってるんだッ!?」
バスから降りて開口一番に、メイドになれって呪いをかける白亜君がおりました。
平原でシバベロスと遊ぼうとしてらがぶっ、がりってされましたものね。
その恨み、一切の関係がないシュヴァルツ君で晴らしてやろうって魂胆と……てゆーか、バスに乗る前より傷が増えてないか?
まあ、シュヴァルツからしたら当然の返しであります。
「うっせぇ! 仕事は山ほどあるんだよっ! オラ従えッ!!」
白亜君は聞く耳持たず、シュヴァルツ君が着ている服をもんどーむよーとメイド服に……それも女中さんの恰好に!
「な、なんだこれは~!!?」
そのせいで厨二的言動を忘れるほどの絶叫をあげてしまうシュヴァルツ君。
服を変えられるなんて驚くよなぁ、そりゃあ……。
「わけわからんこと叫んで、その上でメイドにさせるとか、一体、何を考えているんだーっ!!」
「――なぜ女中にしたか、貴様には分るまい」
「いや、そんなことを聞こうとしたわけじゃないんだが?」
下の方がスカート状になったことでスゥーっとするらしく、手で抑えたりしてる。
女性的な恰好が恥ずかしいのか涙目になるシュヴァルツ君は、どうして!?って白亜に聞きますが――。
「このオレがわざわざ女子の恰好をしてまで戦場に出た理由が!」
「人の話を聞けっ!! 」
やっぱり自分のことばかりを喋りまくるせいで真顔になって叫んでた。
それはそうと、白亜の先ほどの台詞、スルーすちゃいけない部分がありましたね~。
「ん? 今、女子の恰好してるって言った…?」
お、気づいてしまいましたかシュヴァルツ君。そう、白亜はメイド服を着てたりするけど、性別はちゃんと男の子であるのだ。
そんな彼が女子の恰好であることに熱弁を揮えば、その言葉には妙な説得力が……あるのか? これ?
「あえてメイドの姿で出ること。すなわち! 覚悟の重さ故だッ!」
わんっ! わふっ!
良く分からんショーと熱弁に、シバベロス達からの合いの手が入りましたー。
「シバベロスらもそう言ってるぞ!」
やんやーってされてさらに熱が入る白亜。極まってきたのか、シバベロス達にすら同意しているって――。
きゅーん……。
全ての三つの首が困った顔して悲しそうな一鳴きが何を言いたいのか物語ってました。
「……え? 言ってない? 言えよ……」
冷や水を浴びせられたかのようになった白亜は、ここらでようやく頭が冷えた(テンション下がった)ようだ。
「お、おお? そう……なのか?」
だっがっ! 目の前で聞かされててしまってたシュヴァルツ君はさっくりと言いくるめられそうになてましたがっ!
お目目がぐーるぐるしてますしね~。
真顔でありながら笑っているという器用な表情を浮かべた白亜は、女中姿のシュヴァルツ君を取り出した鏡で映す。
「ほーら、今のお前はかわいいぞ」
かわいいって言われて喜ぶ男性っているのかしらん?(一部いそうだけど)
シュヴァルツ君はソッチじゃないから、女中姿な自分を再認識させられて、涙目再開。
いっそ脱げばいいじゃん。とは誰も思いつくことなのですが――。
「うぎぎぎ……」
着衣を造り替えられてましたからねー。シュヴァルツ君が着ているけれど、その服の支配権は白亜にあるってことで。
言い換えれば、彼は何もできない状態ということでもあってですね? だから……。
「うわーっ! やめろー! やめろー!!」
無理矢理に『萌え萌え♡キューン』なポーズすらも取らされてしまうってわけなのさ!
涙目女中姿なシュヴァルツ君を、鏡で見せつける白亜。
「すっごく……かわいいぞ~?」
耳元でかわいいを囁き続ける白亜のその姿は、悪魔よりも悪魔らしいかも? いやあのこれ……魂を震わせてるっていうか、恥辱に震わせてない?
わ…わふ……。
あまりの非道さに、シバベロス達も尻尾を丸めて恐れおののいていたとか。
大成功
🔵🔵🔵
リーゼロッテ・ローデンヴァルト
【POW】
※アドリブ絡み他歓迎ギャグ可
実にイタいショタだねえ♪(クスクス)
若気の至りって事でお姉さんが愛でたい位さ♡
ま、堕天使の成人年齢がいくつかは知らないけど
その内頭抱えて悶え苦しむんだろうねえ…カワイイ♪
勿論【キャロりん】を始めとして
シバベロスはもっとカワイイけどね?《わふぅ♪》
アタシはシバちゃん達のお世話で忙しいんで
ココは好き放題ヤッちゃってよ、ユリナ♪
『はぁい♡さ、可愛がるよぉ♡』
【プリズムオーダー】で蠱惑的な狐巫女召喚♪
※【求)新しい血をください】で堕ちた狐巫女
忽ちショタは巫術陣で包囲
迅雷が鎌を絡め取り霧氷が動きを鈍らせて
烈火が厨二服を焼き疾風が遠くへ吹き飛ばす
さ、後はどうなるかね♪
「実にイタいショタだねえ♪」
「イタいってゆーな! 笑うんじゃなーい!」
開口一番、リリー先生がシュヴァルツ君を嘲笑う。
笑われた彼は即反応して、キャシャーってな風に噛みついてくるー。
今の彼はさっき女中服に替えられてしまったままですからねぇ……嘲笑されるのは恰好を含んでる気がしてとっっっても恥ずかしいのでしょう。
まあ…、リリー先生ならその辺も含めて笑っていそうですが。
「いやいや、嘲笑ってたりなんかしてないよ? 若気の至りって事でお姉さんが愛でたいくらいさ♡」
そういう意味で笑ってないって言っときながらクスクスするのを止めないリリー先生、シュヴァルツ君、地団太を踏み始めますぞー?
ムキになっていく様子にさらに笑みを深めるリリー先生は、真正っていうか、小悪魔さんでございますな。
で、小悪魔っぽいムーブの一環として、シュヴァルツ君の顎を人差し指でくいってしちゃう。
「お、あ……」
間近に迫る異性のお顔にシュヴァルツ君、どきまぎしちゃって言葉も発せない。
吸い込みそうになるほどジッ…と見つめつづけたリリー先生がようやく口を開けば――。
「ま、堕天使の成人年齢がいくつかはしらないけど、その内頭抱えて悶え苦しむだろうねぇ……カワイイ♪」
シュヴァルツ君の未来を思い、確かに訪れる事態にやっぱり笑っちゃう、リリー先生なのでした。
そんな辛辣台詞に、言われちゃった彼はピシって固まっちゃってますねぇ……。
シュヴァルツ君の硬直なんぞ知ったこっちゃねってリリー先生はキャロりんを抱えあげまする。
「シバベロスはもっとカワイイけどね♪」
わふぅ♪
三つの顔を見つめながら、シュヴァルツ君(の悶える未来の姿)よりもカワイイよって語りかけ、キャロりんもそうだよー♪って小さく鳴いてお返事ー。
興味はもふもふに移ってるとしか思えない対応ですねー。
「てことでアタシはシバちゃん達のお世話で忙しんで、ココは好き放題ヤッちゃってよ、ユリナ♪」
「はぁい♡ さ、可愛がるよぉ♡」
「ふへっ!?」
別のことしたいばっかりに、リリー先生は自分の代わりの……えっと、えろえろして堕とした狐巫女を召喚!
素っ頓狂な声をあげた彼の相手を任せてキャロりんを抱えたままで着いてきてたシバベロス達の所へ下がる。
いやぁ…、シュヴァルツ<<越えられない壁<<シバベロス、って構図を隠しもしませんな。
ま、ともかくシュヴァルツ君VS狐巫女・ユリナの戦いをばー。
初手に動くのはユリナ、巫術陣を放ってシュヴァルツ君を包囲! 相手を囲ったぞー!
それにシュヴァルツ君はどのように対処……あ、なんか視線をユリナに釘付けにしたまま固まってますね? なぜでしょう…って一つだけでしょうねぇ。
堕としたとはいえ、元々子供作りに励んでたりしたユリナ氏ですからね、性根も変わってないから纏う雰囲気は艶っぽいものですよ。
「あ、あ…、あ……」
黒い影に仮面被ってるやつみたいな片言になっちゃうほど、シュヴァルツ君には刺激が強すぎたんですね。
動かないならユリナはさらに畳みかけるだけでーす。そも囲ってる時点で連続攻撃なのだが。
ユリナは囲うために放った巫術陣から雷を迸らせて鎌を弾く! 霧氷に身体を覆われていたシュヴァルツ君には保持できるはずもなく、無情にも鎌は手元から離される!
「うぐっ」
ここまできて、やっと本来の調子を戻してきたようだけど、時は既に遅い!
ユリナは炎を彼が纏っている衣服を消し炭にしてやろうと疾うに炎を放っているのだから!
「くうおおぉぉっ!? この程度の熱など、涼しいだけよー!」
調子戻ってきたから、ちょい香ばしそうな台詞をはきながら炎を我慢しつつもニヤリと笑うシュヴァルツ。
ユリナは服を燃やすのを目的としてたから、肌にまで影響を及ぼさないようにしていた……ぶっちゃけ舐めぶみたいなものなんだけどね~。
その結果! シュヴァルツ君の着衣(女中服)が燃え尽きることにー。あ、腰にはまだ切れ端みたいのが残ったままだから、安心するといいよ!
「君、美味しそうだねー♡」
「はへ? お、美味しそう…? て、どこを見て言って…!」
ユリナにとっちゃ、それでも性根ってか、狐巫女としての矜持を擽るのか、舌をぺロッて舌なめずり。
耐えきったと思ったら意味の解らんことを言われたシュヴァルツ君は頭に【?】を浮かべるけど、スゥーてする今の恰好に気づいて身体を隠そうとしましたー。
そんな行動、本能が刺激れてちゃいますといいますかー……。
「うふふー♡ ちょっとだけ、ちょっとだけだからっ♡」
「あああー!! 誰かっ! 誰か助けー!!」
お楽しみ! しようとしておりますです、はい。
勝負はユリナが勝ったってことでいっすかね? これ?
ところでリリー先生? この子ってオブリビオン、つまり過去の産物なんですよ。
元となった人物が居るというわけで……本体との邂逅なんてことになれば、絶叫させること請け合いな存在じゃない?
そういう意味では計り知れない危険が潜んでいますな!
大成功
🔵🔵🔵
ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘×
グロ×
SPD
そっち系の子が相手なら
優しく見守るお姉さん戦法で行くわ。
【オーラ防御・火炎耐性・電撃耐性・激痛耐性】で
黒き稲妻の邪龍の攻撃を物ともせず
猫か何かと勘違いしてるかのように撫でながら
堕天使君に【誘惑・催眠術】の睦言を♥
こんにちは、カッコいい堕天使君♪
ドラゴンを呼び出せるなんて凄いわ!
よしよし、良い子ね~♪
お姉さん、魂を震わせる言霊とか難しい事は分からないけど
堕天使君とドキドキするような事をしたいって思ってるわ。
ぎゅ~っと抱きしめて、ほっぺにキスしたり……ね♥
方向性は違えど、彼の魂を震わせて邪龍が消えたら
『たのしいおしゃべり』を楽しみつつ【慰め・生命力吸収】
ね……お姉さんの事、好き?
そっち系とは、今のシュヴァルツ君は半裸にされてしまっているのだが、どっち系なんでしょ?
ちょいと分らんが……一つ分かっていることは、ドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)に妖しくロックオンされているってことだろーか?
「こんにちは、カッコいい堕天使君♪」
「来るなッ! そんな顔で傍ににじり寄って来るんじゃあないッ!!」
狙われていると感づいたのか、シュヴァルツ君は優しそうな表情を浮かべ軽いご挨拶をしたドゥルールに怖気が走ったらしい。
近寄らせまいと、無限にループを繰り返すどこぞのマフィアボスみたいなことを叫んでいた。
まあ、さっきまでアレアレでアレな目に遭わされてましたからねー? 優しさ=危ないと刷り込まれてしまっていたのですよ。
そのせいで切羽詰まったシュヴァルツ君はドゥルールに向けて黒い稲妻で形作られた邪龍を放って足を止めさせようと必死である。
「もう、そんなに怖がらなくても……ドラゴンを呼び出せるなんて凄いことできるのに」
だってーのに、ドゥルールは足を止めることなく、というか喰らっても気にしせずにシュヴァルツ君の傍へ。
攻撃当ててるってのに、怯みも痛がりもしないのは誰だって恐怖を感じるものなんですが?
「よーしよし、良い子ね~♪」
「はひぃ……」
まるで猫のように、撫でつけちゃうドゥルール。
震えてるシュヴァルツ君だけど、撫でるだけでは飽き足らず抱きしめもしちゃう。
頬にすりすりもして、そこにキスも一つ……♡
「あふ……」
ちゅ…と、キスしたことを伝えるようにリップ音を奏でてあげれば、シュヴァルツ君も蕩けた、と思う、多分。
相手からすれば一貫して無害な猫程度でしかないと言われてるようなものだったと思いますし?
あぁ、でも言い換えれば無害だってのもずっと伝えていたってことにもなるか。
ふるふる身体を震わせているのは、怖気からくる震えではなくなってきてるでしょう。おそらくは。
そんな反応も、ドゥルールには可愛らしいもの、って見えてるのかなー?
ジィってシュヴァルツ君の瞳を覗きこみましてー……相手からの視線が外れなくなったら。
「ね……? お姉さんの事、好き?」
そんなことを、囁いちゃう。その言葉に、シュヴァルツ君は心をドキドキと――。
まるで、蜘蛛の糸に絡めとられていってる様なシュヴァルツ君でありました。
大成功
🔵🔵🔵
アポリト・アペルピシア
ハッハッハ…哀れな道化がお山の大将気取りとは傑作だな!
汝が頂でふんぞり返っている間に、麓にて方舟を支配せし魔獣どもは既に我が掌中!
後は汝を始末すればこの一帯は我の物よ!(たぶんならない)
と大見得を切ったは良いが、敵は羽虫のごとく空中を飛び回って煩わしいな…
ここは念動力によって周囲の大木や大岩などを出来る限りの数奴が飛ぶ範囲に持ち上げ、自由に飛び回れないようにしてやるか
そして対処のために動きが鈍った所に我がUCを放ち、焼き尽くしてくれようぞ!
「ハッハッハッ…! 哀れな道化がお山の大将気取りとは、傑作だな!」
険しき山の頂に、高々とあがる笑い声。
それは魔王・アポリトがシュヴァルツを嘲笑うもの。
笑われているシュヴァルツからしたら、激昂すること間違いなしだ。……まともな精神なら、だけど。
「汝が頂でふんぞり返っている間に、麓にて方舟を支配せし魔獣どもは既に我が掌中……うん? どうした我の眷属たる魔獣たちよ?」
ノッリノリで巨悪ムーブを続けていたら、シバベロス達から『わっふ!』て鳴かれてどうしたのかと律義に構ってあげる魔王さま。
くぅーん…。
申し訳なさそーにするシバベロスが、シュヴァルツの方に視線を向けたから、つられてアポリトもそちらを向けば……。
「あー、うん。あー……」
二回連続でお姉さんに弄ばれたせいで腑抜け状態になってたシュヴァルツ君がおりました。
ハッハー! 絶賛厨二を患ってるお歳な彼には刺激がとっても強かったみたいですよー。
「なんだこやつ……これほど腑抜けておれば、始末も楽なのでは? うむっ、後は汝を始末すればこの一帯は我の物よ!」
まともに頭働いてるのかも怪しく、こいつ大丈夫なのかと根は真面目な魔王さまは心配したようですが、一転、これはこれで巨悪ムーブも捗るのではと、領地横取り宣言なんかをかましちゃう。
いや、この山は別に彼の領地でもないし、占有することもできないんですが……。
「あー…、あ? うん、うん?」
おや? シュヴァルツ君のご様子が……?
「はっ!? 我は一体…? まさか生命の坩堝に囚われてしまっていたというのか?」
どうやら、香ばし厨二的言動をする本来の姿に戻ったようですね。もしかして、アポリトの尊大な言葉使いで刺激された?
「ほーぅ…、どうやら危機には鼻が利くようではないか」
魔王さまは変わらず上から目線的にお言葉を給わる……。
てーか、お互いに一人称と他人称が我と汝だから、どっちが喋ってるのか分かりにくいなぁ。
ここからシュヴァルツの方は『』にするか。
『危機だと? ふ…ん。それこそ我の友よ。邪神をこの身に封じたことで昏き場所へ堕ちた我を討とうと光さす天からの刺客は後を絶たぬ故になっ!』
「ククク…、威勢だけは良いようだ」
なんか嬉しそうなシュヴァルツにきっちりとお返事を返す魔王さまー。
アポリトの喋り方が近いからか、向こうは同志か何かだと思ってたりするのかも?
ともかく、このまま二人を会話させると大惨事になりそうだから、巻いていこー。
「羽虫は飛び回ると煩わしいな…」
戦闘に入り、魔王さまはシュヴァルツが空に浮かんだのを鬱陶しそうにしながら、いきなりの暴言をかます。
アポリトは空を飛ぶ術を持ってませんしね、相手が飛べるといつでも頭上を取られてしまうのだから当然だけど。
『ふははっ! 地を這う者よ! その魂に刻まれた罪、この我が狩りつくしてくれる!』
自分が優位に立てるからって、シュヴァルツはノリノリ&つよつよになって景気よく鎌をぶん回す。
これには、アポリトでなくともイラァってきたり鬱陶しくなるわな。
「――そう笑っていられるのも、そこまでよ」
アポリトは、飛ばれるから厄介なら、飛べなくしてやればいいと、周囲に生えていた大木を手に触れることなく引き抜いて、他に大岩も一緒にシュヴァルツに向けて放り投げる。
デッカイ質量が、無数に飛んでくるお空。当然、そんな中を飛び回るのは危険極まりなく、機動力という長所はこれで潰すことが出来た。
『…くぅ!』
自由に動けなくなったシュヴァルツだが、大きな質量はぶつけられるだけでも危ないとアポリトに気を回す余裕をなくして避けることに専念している。
「我の狙い通り……そこよ! 焼き尽してくれようぞ!」
そこを狙い、大木や大岩の影に紛れさせるようにアポリトが放った小さな火。
シュヴァルツは気づくことはなく……その火に触れてしまえば、途端に膨大な炎をなって彼の身体を焼き上げていった。
『ぐっ…! ふふ、なかなかだな……』
アポリトによってその身を焼かれたシュヴァルツが、地面に膝を付けていた。
ボロボロな姿だ、それだけ炎の勢いが強かったということだが……。
本当は焼き尽くすつもりであったのだが、案外しぶといらしい。
大成功
🔵🔵🔵
彩波・いちご
【恋華荘】
うわぁ…中二病真っ最中…痛いですねぇ…
説明するのは難しいんですが…私も昔その気はありましたし
難しい漢字とか意味のない詠唱とか使ったり、謎の脳内設定を語っちゃったり…ですかねぇ?
などとシュヴァルツの言動を解説していきます
…解説してて自分も胸が痛い、かも
例として自分でやる羽目に
「この世ならざる理の彼方、大いなる力の源たる深淵より来たれ、全てを喰らい尽くす邪なる闇の眷属よ…召喚!♰トゥルー・ダークネス♰」
…いたたた…
つまりは【異界の侵食】でスライム召喚ですが
2人に中二を真似されて、さらにいたたた…
胸が痛い…なんてしてるとスライムの制御がっ!?
2人を巻き込んでしまい…思わず目を逸らすのでした
白銀・夕璃
【恋華荘】
ちゅうに…って、結局なんだったのかな…
あかりちゃんやおとーさんにも聞いてみるけど、凄く…複雑?(胸の谷間にすっぽり入ってるしばちゃんと首かしげ…
ともあれ、オブリビオンだし…調伏、しないと、め、よね…(しばべろさん達下げて…)
おとーさん苦しそうだし…わたしがやってみる…おとーさんとあかりちゃん…攻撃、お願い…!
「天明の影、地暮の星、宿星の守りにて汝を封ず…縛閃の…参っ!」
(皆を『かばい』つつ、ユベコに厨二詠唱重ねで動きを縛ろうと…その分衣服ボロボロ&父のスライムの一部が服に染みて透け始め…)
あかりちゃん、合わせる、ね…!(下段に剣を構え…むにゅ、と腕で谷間押し出しつつ…同時攻撃!
静宮・灯璃
【恋華荘】
チューニ…???ごめんゆーり、あたしもわかんない…
パパ、チューニってなぁに?(胸元に入ったシバを降ろしつつ)
ふぅん、そういうのなんだ…なんか面白そう♪
(純粋な質問と笑顔で幾人かの傷口刺激)
…あたしもやってみよっと!
「哭き遊べ、神の嵐よ!昏き闇を引き裂け!」
こう、かな?(【守護符『嵐旋』】で強化しつつ乱舞)
ひゃわ!?パパのスライムが掛かっちゃった!
う、動いてたおかげであまり服は傷んでない…かな?
※但し艶っぽく濡れ透け状態
お兄さん戸惑ってる?今がチャンスだよっ!
って、今度はパパ顔赤い…どうしたのー?
※自分の艶姿に気づかない
とにかくシバちゃん達を護りつつ
ゆーりと合わせて飛び蹴りずっどーん!
「厨二病真っ最中、ですか…痛いですよねぇ…」
厨二真っ盛りということで、シュヴァルツ君に対して辛辣な評価を下すいちごさん。なぜかー、びみょーな顔しながらで。
できれば触れたくないって思いが伝わってくるし……いちごさん、さては過去に。
そういうことなら触れないのが優しさでありますが、そも知らないって子にはその機微は分ってくれません。
なぜか胸元にシバベロスに突っ込まれている二人の巫女さんが、首を傾げてまして。
「ちゅうに…って結局なんだったのかな…?」
「チューニ…??? ごめんゆーり、わたしもわかんない…」
夕璃と灯璃のお二人は厨二病は何なのか知らない、純粋ぴゅあなご様子を見せてくれました。
知らないなら聞けばいいよねっ!って、この場で信頼している人に厨二ってなーに?って聞いてしまうのですよ。
「パパ、チュゥニ?ってなぁに?」
「え!? わ、私に聞くんですかっ!?」
わふぅ…?
そう……過去にやらかしたっぽいいちごさんに!
二人から…ついでに胸元のシバベロスからの、他意なんて一切ない純粋な疑問にいちごさんは古傷を抉られる感覚が襲う!
古より袂を別れた古き我が友よって黒歴史がひょっこり顔を出してきながら肩ポムされた気がしてきて、本当に胸が痛みだしてきた気がするいちごさん。
それでもっ! 夕璃と灯璃は純然な疑問をぶつけてきただけだから、ちゃんと答えてあげなけきゃね? 胸の痛みは一旦忘れてさぁ?
「ええと…、説明するのは難しいんですが…私も昔、その気はありましたし…」
「パパも…その、ちゅーに? てやつだったんだねー♪」
「くふっ」
ついうっかり漏らしちゃった〝昔は自分も…〟のとこで、灯璃に相槌を打たれていちごは過去の自分にボディブローを喰らわされる。
思わず、膝から崩れ落ちそうになってしまいますなぁ?
「わ…っ、おとーさん…苦しそう…!」
わうっ!?
突然胸やらお腹やらを抑えて呻いたことに、驚く夕璃と彼女の胸元に入ったままのシバベロス。
ちゅうにとはやらはそれほど恐ろしいものなのかと、ツバを飲み込まずにはいられないみたい。
いやまあ、過去のやらかしが今になって襲ってくるから、恐ろしいものってのは合ってはいますが。
「いえ、違います、違いますからね…?」
とりあえず、心配することではないと気丈に立ち直ってみせると、いちごさんは厨二の説明を続けるのです。
「あえて難しい漢字とか意味のない詠唱とかを使ったり…、謎の脳内設定を語っちゃたり…ってのが厨二病、ですかねぇ? えと、例えばですね?」
口で説明するのもある意味(気持ち的に)難しくなってきたし、丁度いい教材が居るじゃんといちごはシュヴァルツ君の方を見る。
で、いきなり話に加えられそうになってる彼だけど、乳アタックで撃墜されたり、その後に搾られたりとお姉さんタイプに苦手意識を抱いていたようでなんか巫女二人に警戒してたっぽかったけど、いちごの視線やらその前の会話やらでホッとしながら、ふてぶてしい態度を見せつけてきた。
「ほほう、汝もかつては天に背いた反徒のともがらであったか、だがそれも古き時代のことのようだが」
「あれは『あなたもこういうことする人だったのですか、昔の話みたいですけど』でしょうね……というかなんだろう…また胸が痛くなってきた気が……」
ふてぶてしい態度も厨二からくるものだと思えば痛々しいながらも微笑ましいとしか思えないいちごさん。
かつての自分を思い出す厨二台詞を解説するなんて、〝それなんて拷問?〟をやり遂げる。
代償が無かったわけじゃなく、胸の痛みを再度発症させてしまっていたけれど。
だってーのに、灯璃も夕璃も、興味が強くなったらしい。
「ね…? おとーさん…? おとーさんの見てみたい…」
「あ、ウチも見てみてみたい!」
夕璃も覚えてしまっていたらしい、いちごの〝昔は私も〟にかつてのパパのが見たいとお願いされてしまい、灯璃にもお願いされてしまいまーす。
二人がかりの圧にシバベロスからの期待する目に、いちごさん一人では到底太刀打ちできるはずもなく……。
「分かりましたからっ! やってあげますからっ!」
「その意気や良しっ! さあ! この我に刻の彼方に置き去りした汝の力を見せてみろ!」
わっくわくしてる夕璃灯璃の他、シュヴァルツ君からも期待さえてしまうけど、本当に拷問だよなぁ…これって。
もう、どうにでもなーれ☆ 恐らくいちごはそんな気分だろう、やけっぱちとも言えるが。気持ちは分らんでもない。
「この世ならざる理の彼方、大いなる力の源たる深淵より来たれ、全てを喰らい尽くす邪なる闇の眷属よ……召喚! ♰トゥルー・ダークネス♰」
それっぽい詠唱を言い切ったいちごは、つまりはスライムを召喚!
異業を呼び出したいちごは、もう耐えきることが出来なくなって完全に崩れ落ちる! 胸を掻きむしるように抑えてますわぁ。
「大変……おとーさんが倒れちゃった…!」
いちごが(主に自傷ダメージで)辛い様子をみせたことに、夕璃は慌てて駆け寄る。
夕璃がこう動いたのなら、当然灯璃も駆け寄る……と思いきや?
「ふぅん、そういうのなんだ…なんか面白そう♪ あたしもやってみよっと!」
「…え?」
いちごがシュヴァルツと自分の実例付きで解説を終わらせると、灯璃からの『面白そう』と『やってみよう』発言。
もしそんなことしたら未来の自分が計り知れないダメージを負うというのに……現に自分は負ってるしと、なんてことを言う子のっ!って倒れた状態から身を起こしながら戦慄するいちごさん。
だがっ! 灯璃はいちごの心配もなんのそのと、自らの興味の赴くままに、厨二詠唱を考え出し始めましてね?
「哭き遊べ、神の嵐よ! 昏き闇を引き裂け! こう、かな?」
「あぐっ!?」
パパこといちごさん。厨二詠唱を聞かされて心が乱される。
夕璃からの本気の心配にとっっってもいたたまれない。
だが、彼女はおとーさんはシュヴァルツから何かされちゃったからと勘違いをしているようでー……。
「おとーさん、苦しいなら、わたしもやってみる…あかりちゃん、合わせる…ねっ!」
灯璃に続いて、夕璃もいちご(の心)を無自覚に抉りにいっちゃう。
「天明の影、地暮の星、宿星の護りにて汝を封ず…縛閃の…参っ!」
「い、痛い……心が…っ」
灯璃がその、厨二的詠唱したから、同じようにしたらいいかもと、夕璃も厨二的詠唱をしちゃったのでした。
おとーさんこといちごさん、心が悲鳴を上げてきてます。
一人精神の強烈なダメージを負ってますが、戦いそのものはふつーなのが救いかもね~。
夕璃が下段に剣を構え(そのせいで胸が強調されてるが)灯璃は護符から巻き起こした嵐を纏いシュヴァルツと対峙する。
「ふぅははっ! 新しき風にその使命を継がせていたかっ!」
「あ…っ!? いたたたた…っ!」
こう、戦う姿勢を見せた二人に、シュヴァルツ君は厨二台詞を聞けたからか、謎のハイテンションでこれまた厨二台詞を吐いちゃう。
いちごのぼろぼろなってきてた心の障壁を粉々にするような、二人は厨二的な詠唱したのは遺伝なんだって取れそうな台詞を!
もう真っ白である。そのせいで召喚してたスライムの事を忘れちゃう、制御を忘れちゃう。
「って、うおっ!?」
勝負事に水を差しに、ずももも…と、三人の下に迫っていくスライム。
なんか自我でも持ってんじゃないかって、正確な狙いで夕璃と灯璃に対して自分を形成する粘液を掛けましてな?
「ひゃわっ!? パパのスライムが掛かっちゃった!」
「冷たっ…うう……」
おかげで濡れてしまい、二人の巫女服が濡れ透けに……。
つまり、どうなるましょうかー? 答えは、シュヴァルツ君が顔を赤くして動揺する、でっす!
お年頃で、ちょっと前にちゅるってされてましたしね? 謎のハイテンションの中で女性の肌を不意に見てしまったことで思い出してしまったのでしょうね。
「あれ? お兄さん戸惑ってる? 今がチャンスだよ! ゆーり!」
「う、ん…とーりちゃん、一緒…っ!」
なんでか分からないって、自分達の服が濡れ透けに……スライムは飛ばした粘液は溶解液なんだから、濡れ透けで済むはずがなくて、崩壊を始めているのを知らないまま、夕璃と灯璃は無防備シュヴァルツ君に向けて、どかーんと蹴りつけた!
二人のキックが顔に炸裂しちゃったので、赤い線で軌跡を描きながら吹き飛んでいくシュヴァルツ君。どっちの理由で出した赤なんだか?
ともかく、過程はどうあれ結果としてはこれがトドメとなったようである。
「ふ、二人とも大丈……っ!?」
スライムの制御を外してしまったことで、二人を巻き込んでしまったのが申し訳なく、心の痛みに爆発物を梱包するレベルで蓋をして怪我してないかと駆け寄るいちごさん。
ですがー、ちょうどそこで巫女服の耐久は底がついたらしく、はらりと……。
いちごさん、ばっちりしっかりと、彼女達の裸体を見てしまう事になってしまいました。まあ、目に飛び込んだ裸に思わず目を逸らしてましたけど。
「どうしたのー? パパ?」
「おとーさん、どこ見てるの?」
二人ともいちごが明後日の方を見て自分達を見てくれないことに、なんでってどうにか視界に入り込もうとするから、変な追いかけっこが始まっちゃう。
わふっ! わっふ!
一部始終を見ていたシバベロスも、首が縦横に雨後していくいちごを面白そうに眺めていましたとさ。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵