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イカサマナニサマ悪食サマ

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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●イカサマだらけの罠
「サァサ、そっちの賭けは黒でいいネ?」
「ああ、構わない」
 ここはとある裏カジノ。そこで行われるは頭とカネを賭けた極悪なギャンブル。しかし男たちは止まらない、何故ならそこにギャンブルが有るからだ、しかし。
「5番……ヒヒ、外れだネ。おやおや、チップ0枚って事は……覚悟は良いネ?」
「やめろ、やめてくれ、や、め……」
 顔から食べられていく男。それを見て顔が青ざめる他の男達。
「サァ、賭けを続けようカ?」
 一斉に逃げだそうとするが、鍵が開かないのだから逃げれる訳も無く。
「オヤオヤ、逃げるつもりなラ……」
 逃げる意思を見せてしまった男達は、簡単に頭を食べられていくのだった。

●さぁ、ゲームをしよう
「キマイラフューチャーで事件よ」
 そう言ってやって来たのはグリモア猟兵、アンセルミだ。
「私が扱う初めての事件が、まさかこんなに酷いものだとはね。先日、路地裏で頭の無い死体が複数見つかったわ。そして、それに関する予知が出たの」
 タブレットを弄って見せたのは、"悪食の欠片"というオブリビオン。
「このオブリビオン、ずいぶん卑怯でね。まずは賭けに誘うのよ。そして逃げられなくして、その賭けに負けたら頭を貰うの。しかもギャンブル好きばかり狙うから、危ないと分かっていても簡単について行っちゃうのよ。さらにね、この怪人は必ず勝つためにイカサマをするの。だから」
 そのまま前を向くアンセルミ、そして。
「イカサマにはイカサマで対抗するのよ。予知によるとこの怪人は二つの賭けを行うつもりで居るらしいわ?一つは、麻雀。悪食だけに食いタンが好きなのかしら、どうでもいいけど。まずはこのイカサマ麻雀にイカサマで対抗して欲しいわ。」
 次に、と一つ間を開ける。
「その次、彼女が根城としてる裏カジノでのトランプ勝負よ。しかもこの怪人、ポーカーにブラックジャックなどなど何でもやるみたいよ?それで、二つの賭けで追いこんだら最後に倒してほしいの。でも注意点が一つ」
 頷いて、真面目な顔で前を見る。
「彼女の食欲は、時々理性すらも無くす程よ、気をつけなさい」
 そう言って、すぐに普段の笑顔へと戻ると、一言。
「今回の相手は意外と強力よ。頑張りなさい!」


みらつば
 メンタンピンドライチ。マスターのみらつばです。新しい子であるアンセルミさんが今回出番となりました。もふもふお姉さん。

 さて、今回はイカサマで頭を狙う怪人と、イカサマだらけの麻雀やトランプ勝負をして追い込み、倒すという依頼です。

 マスターページにも書いてありますが、あまりにもフラグメントを無視した内容の場合、残念ながら不採用になる可能性があります。先走りすぎにも注意してください。

 それでは、よろしくお願いします。
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第1章 冒険 『イカサマありかよ、倍プッシュ麻雀』

POW   :    大胆且つ豪快、机の下での牌投げて交換!ダブルロンの直撃を食らわせてやれ!

SPD   :    一瞬の隙をついてつばめ返し!超得点を掴み取れ!

WIZ   :    地味に見えて効いてくる、手配を増やすキャタピラで小刻みに削ってやれ!

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

加茂野・顕如
「どうやら、わいの出番やな」

麻雀の依頼なら、雀士の腕の見せ所。
全自動雀卓やないんなら、積み込みもし放題やな。

好きなサイコロの目を出して、なんぼでも上がったろ。

壁役を警戒して理牌もせずに積もった牌は、全部盲牌だけして伏せておく。
迷彩技能で迷彩もバッチリや。

喰いタンが好きなようやが、こっちが上家なら鳴きそうな牌は絞って、やすやすとチーはさせへん

「喰いタンで頑張りすぎちゃうか?それともワイの迷彩でわからんかったか?国士の気配を感じられへんとは素人やな。ロン!国士無双や」

そしてとっておきのイカサマ
UCで役満を出す



「どうやら、わいの出番やな」
 そう言って卓に座るはまさに加茂野。流れの雀士である。
「ヒヒヒ、まずはキミからだネ……始めようカ」
 そう言って座らせる。残り二人は、見た感じ一般人のようだ。さらには卓も、どうやら全自動卓では無い。
(全自動雀卓やないんなら、積み込みもし放題やな。好きなサイコロの目を出して、なんぼでも上がったろ)
 雀士としての実力もさることながら、だいたいギャンブルで食いつないでいるからこそのイカサマの実力もある彼は、この依頼にとってピッタリの逸材だった。
(壁役が居るなら伏せてやろうと思ったんやが、そもそも周りで見てる奴がおらんな。まあええ、好都合や)
 自分の親で東一局が始まると、早速積み込み、サイの目操作。さらに怪人にとっての上家だと分かれば鳴きそうな牌は絞って鳴かせない仕込み。ポンだろうがチーだろうがさせない。
「ナ、ナンデこないんだヨ!」
 しかも迷彩技能のお陰か、見事にバレていない。今の怪人は一般人からすらも鳴けてないのだ。
 それどころか、チー出来ないと思って捨てると、その後に持ってればチーが出来た状態、なんて事が怪人に何度も続いていた。
「喰いタンで頑張りすぎちゃうか?それともワイの迷彩でわからんかったか?」
「ナンダト!?」
 そう言われ、怒りに任せて怪人が捨てた牌は、白。喰いタン狙いなら当たり前のように捨てる牌だが、それこそが弱点だった。
「国士の気配を感じられへんとは素人やな。ロン!国士無双や」
 ぱたりと倒れる牌。そこにあったのは、国士無双十三面待ちだった。しかもユーベルコードで作った奴なので、もはやイカサマ以上の何かである。
「いきなり飛んだようやな。ほな、全員に支払いや」
「シ、しかたないネ……」
 親の役満直撃のせいで、一発で怪人が飛んでしまった。猟兵達の幸先いいスタートである。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ベルカ・スノードロップ
んー。麻雀ですね。
積むの苦手なんですよね

麻雀とトランプ系なら、うってつけのユーベルコードがあるので、最初から発動しますが。

「自動卓とかデジタルばかりなので、手積みの機会って、そうはないですね」
まぁ、カモだって思いますよね
綺麗には積みますが、その間に触れるのは側面のみです
話術もイカサマのうちなら、警戒もあるでしょうし

手番の上下は関係ないので、サイコロも適当に振ります。
2人打ちなら、後番は南家ですかね?

理牌は覚束ないですが
「んー。捨てるのないので、ツモですね」
一巡目和了、地和です
出来上がりの役は、メンタンピン、ピンズの清一色、二盃口
ローカル次第では大車輪と呼ばれる手

「次は、何するんですか?」



「んー。麻雀ですか……」
 うーん、と考えるはスノードロップ。
「ヒヒヒ、素人がよく来たネ?まあ座りなヨ」
「は、はい」
(積むの、苦手なんですよね……あ、でも麻雀なら、うってつけのユーベルコードがありますね)
「自動卓とかデジタルばかりなので、手積みの機会って、そうはないですね」
「そうだろウ?ヒヒヒ、今回は人が集まらないからネ、点数はいつもと変わらずに、二人でやるヨ」
(カモ一人なら楽勝だからネ)
「はい、では……」
 どんどんと積んでいく二人。しかし、彼女には切り札があった。サイコロを振り、スノードロップの親から開始する。だが。
「では……んー。捨てるのないので、ツモですね」
「ハ!?」
彼女の切り札は"天衣無縫の豪運"。たとえ強者だろうが、豪運の前には敵わない。
「一巡目和了、天和です」
 にっこりとほほ笑むスノードロップに、放心状態の怪人。なんせたった一回牌を並べただけで、この試合は終わってしまったのだ。そりゃあ放心状態にもなるだろう。
 しかも成立してる役はメンタンピン、ピンズの清一色、二盃口。場合によっては大車輪と呼ばれる物だった。こんなの見せられたらもはやどうしようもないのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エウトティア・ナトゥア
麻雀の得意なご先祖様の霊に助けてもらうのじゃ
という事で、わしも(霊が)サイコロ操作して(霊が)積み込みしゲームを支配するのじゃ
大胆且つ豪快、(霊が)机の上での直接牌交換!とグリモア猟兵も言っておる問題はないの

壁役はマニトゥに齧らせるとして、ご先祖様の指示通りに牌を捨ててあがるのじゃ
暇つぶしのお絵かきセットも用意しているので完璧じゃな

しかし、わしだけ勝っても怪人がかわいそうじゃのう
ここは牌交換で怪人にも適度に勝たせて見せ場を作ってあげるかの
ここじゃ!牌を追加して六暗刻にしてあげるのじゃ(ご先祖もノリノリ)
おお、よかったのう!攻撃力(推定)1.5倍じゃぞ!(キャッキャとはしゃぐ)



「とりあえず、まーじゃん、をやれば良いんじゃな?この前も出来たし平気じゃろ」
「ヒヒヒ、そうかいそうかイ」
 次に席へ座ったのはエウトティア。前にも来てくれたが、勿論今回も……。
(麻雀の得意なご先祖様の霊に助けてもらうのじゃ)
 ですよね。
 しかし、今回は壁役、つまりは見張り役も居る。そう簡単に済むとは思わな……。
「こらこらマニトゥ、あまり強く齧るでないぞ」
「嘘ォ!?」
 知らない内に後ろで食われてたよ。
「じゃれてるだけだから平気じゃよ、じゃあ、始めようかの」
「ア、アア」
 少し引きながらも始める怪人。だがもちろんエウトティアは霊による積み込みとダイス操作。しまいには……。
「おお、中々良いのう」
 大胆に霊を使って牌交換までしていた。おお、もう……。
「さて、こんな感じで、ツモじゃな」
 初手からかなり良い手で上がるエウトティア。まあ、霊の指示通りなのだが。
 そしてオーラス。此処で怪人に悲劇が起こる。
「イイ逆転の手だネ……ヒヒ、ツモ……」
 しかしそこで怪人は気付いてしまった。なんか……六枚多くね?と。
「おやおや、六暗刻……よかったのう!攻撃力(推定)1.5倍じゃぞ!」
 すっごいはしゃいでるエウトティア。実は霊が牌交換の要領でこっそりと増やして居た。この霊もかなりノリノリである。
「コんなのただの多牌だヨ!」
 そんな怪人の叫びが、そこにむなしく響いた。
 

大成功 🔵​🔵​🔵​

ビリー・ライジング
ミリィ・ライジング(f05963)と共に行動。

実のところ麻雀はほぼ未経験だが、イカサマしろなら話は別だ。
ミリィの隣に座ってコンビ打ち、ローズで必要な牌を伝える。

「こういうゲームって、喉が渇くんだよな。飲み物、頼めるか?」
サインは俺が飲み物を飲むときの動作。
チビチビ飲んでる時は萬子、ゴクゴク飲みは筒子、ガバガバ飲みは索子。
その後、ミリィが要求してる牌を投げて、交換する。

「それだ、ロン。三暗刻と対々和の満貫だ。四暗刻狙ってたんだがな……」


ミリィ・ライジング
ビリー・ライジング(f05930)と共に行動。

頭を食べるって……とんでもないオブリビオンね。
麻雀は良く分からないけど、お兄ちゃんは「複雑なポーカー」って言ってた。
お兄ちゃんの隣に座ってコンビ打ち、ローズで必要な牌を伝える。

「うーん……」
サインは仕草と回数。
こめかみを小突く仕草は萬子、左ほほを掻く仕草は筒子、麻雀卓を叩く仕草は索子。
小突きや掻いた回数はその数字を表す。
お兄ちゃんが要求する牌を理解したら、仕込んだ後に手牌を交換。

「あ、私もロン。七対子と混一色の倍満かな?」



「頭を食べるって……とんでもないオブリビオンね」
「ああ、そうだな。だからこそ、放っておけないな」
(麻雀は良く分からないけど、お兄ちゃんは「複雑なポーカー」って言ってた。なら、いける)
(実のところ麻雀はほぼ未経験だが、イカサマしろなら話は別だ)
「ヒヒ、まあ座りなヨ……と、二人だネ?なら……」
 おい、と呼んでもう一人座らせる怪人。二人も、隣同士で座る。
「さて……こういうゲームって、喉が渇くんだよな。飲み物、頼めるか?」
「アア、いいヨ?」
 そう言うと、持ってきたのはコップに入ったウーロン茶。渋い。しかし、飲み物を持ってきた瞬間に二人は目配せをした。
 打ち始めると、まずはビリーが仕掛ける。二人がやっているのは所謂サインで必要な牌を教えるイカサマ。
(ちびちび飲んでて、四回飲んだって事は、マンズの四ね……)
 ビリーのサインは飲み方。少しずつちびちび飲むのはマンズ、ゴクゴクと飲めばピンズ、一気にガバガバ飲めばソウズとなっている。そして数は喉を鳴らす回数で伝える。
「うーん……」
(左頬を三回……ピンズの三だな?)
 一方のミリィのサインは、仕草。こめかみを突いたらマンズ、左ほほを掻く仕草はピンズ、マージャン卓を叩く仕草はソウズで、それをする回数で数を伝えている。
 そして交換は兄妹による息ぴったりの足元で行われる投げ交換。しかも上手くやってるお陰でバレている様子もなく、どんどん二人の手が揃っていく。怪人ともう一人も上手くやっているが、中々息が合わない。そしてついに。
「それだ、ロン。リーチに三暗刻と対々和、ドラ三つ、裏は……二つだけか、じゃあ倍満だ。四暗刻狙ってたんだがな……」
「あ、私もロン。七対子と混一色に、ドラ四つの倍満かな?」
 なんと二人の倍満ダブロンにより、いきなり怪人が飛んでしまった。その牌は二人で三枚抱えていたため、危険牌な上に残り一枚だったが、怪人はリーチをしていた為不可抗力で出してしまったのだ。
「ヒヒヒ、ああ、今日はこっちの調子が悪いのかナ?」
 と、怪人は立ち上がって。
「今日はおしまいだヨ、もっと賭けたいならカジノへおいデ……ヒヒヒ」
 そのまま逃げてしまった。さっさと追って、さらにイカサマで追い込んでやろう!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『イカサマカジノバトル!』

POW   :    ルーレットを力づくで止めたり、カードを握りつぶしてのイカサマ。

SPD   :    超高速でのカードのすり替えなどのイカサマ。

WIZ   :    相手のイカサマを見破ったり、カードのカウンティング。

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
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※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

エウトティア・ナトゥア
POW力づくで怪人とカードに色々するイカサマ

またギャンブルに勝ってしまった…敗北を知りたいのじゃ。

(マニトゥに跨り、天狗になって意気揚々とカジノへ来訪、玄関を突き破りダイナミック入店)
来たのじゃ!ブラックジャックで少し遊んでやろうかのう。

(マニトゥが怪人の後ろに控える)
イカサマするでないぞ?やったら頭からガブリ!じゃ

…まあ、何故かわしが負けそうになる度に狼の群れが大挙して店内に押し寄せて団子のように怪人に群がり全身をペロペロ嘗め回したあげく、どこからともなくやって来た大鷲がカードを入れ替えていくのじゃが、動物のする事だから仕方ないのう。
戸締りをしない方が悪いのじゃ。



「またギャンブルに勝ってしまった…敗北を知りたいのじゃ。という事で来たのじゃよ」
マニトゥに跨り、天狗になって意気揚々とカジノへ普通に……いや、大胆に突き破って来たのはエウトティア。
「セめて扉は壊さないで欲しかったナ……」
 怪人でも扉の修理は面倒だったんだろう。仕方ない。
「すまんの。さて……ブラックジャックで少し遊んでやろうかのう」
 と、テーブルの席に座る……あれ、マニトゥ、何で怪人の後ろに居るの?
「そうそう、イカサマするでないぞ?やったら頭からガブリ!じゃ」
「ヒヒ、なんかシンパシー感じるねェ」
 カードを切り、配っていく。
「む……これは、良いのう、このまま勝負なのじゃ」
「ソれじゃあ、オープン、だヨ」
 捲ると、エウトティアが20、怪人が21……と思いきや何か大鷲と狼が無茶苦茶入口から来た。
「ナ、なんダ!?」
 狼は怪人を無茶苦茶舐めるわ、場はめちゃくちゃになるわ、大鷲はカードを入れ替えて行くわで場はもはや捲った時の状態がどうか分からなくなっていた。
 山までバラバラにされてるので、イカサマとかももはや関係無くなっていた。
「戸締りをしっかりしないのが悪いんじゃぞ、全く」
 お前がドア突き破ったんだろ。そう言いたげな怪人は再び席に座りなおして、もう一度。
「ソれじゃあ、オープン」
 ……って、逆になってるじゃないか!!
「アレェ……!?」
「ま、わしの勝ちじゃな。ではの」
 これは酷いが、イカサマだって証明出来る方法は怪人に無いし、仕方ないのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

ベルカ・スノードロップ
じゃあ、今度はポーカーで勝負しましょう

今回もユーベルコード使いますけどね
今回は、一度配られた後に使用して、全交換です
交換して、手元に来たカードにユーベルコードの効力が発揮されますからね

ということで、構築されたのは最強手
スペードの『ロイヤル・フラッシュ』です
ロイヤル・ストレート・フラッシュ、なんて言いますけど、カジノですからね

「ディーラーではないですし、イカサマでないのは、明白ですね?」

それじゃあ、ひとまず先に
終止符を打つ準備に入りましょうか


ビリー・ライジング
ミリィ・ライジング(f05963)と共に行動。

俺達にトランプ勝負を挑むとは随分自信があるみたいだな。
「ポーカールールはテキサス・ホールデムか? それともドローポーカーか?」

俺はイカサマは行わないが、代わりに怪人のイカサマを見抜く。
例えば怪人が前もって別のカードを隠し持っている、
ディーラー役と怪人がグルであり、怪人に強い手を渡すなど。
そんなイカサマに警戒しておこう。

「ディーラー、ちょっと待て。セカンド・ディールは無しだぜ?」
「待った。お前、ハンドを3枚受け取ってないか? 見えたぞ?」

怪人のイカサマを看破していき、
イカサマを行ってるミリィへの注意を逸らしたり、フォローにも入る。


ミリィ・ライジング
ビリー・ライジング(f05930)と共に行動。

私達の家系って、昔からこういった賭け事には強いのよね。
「私としてはテキサス・ホールデムの方がありがたいかな。メジャーだし」

私はディーラー役になった時に、
まずは山札からJ~Kの絵札とAと10のカードを素早く抜き取る。

次にカードの配布時にお兄ちゃんへ抜き取ったAと10の手札を配布。
そして抜き取った絵札を山札の上へと戻しておく。

こうする事でお兄ちゃんにロイヤルストレートフラッシュを成立させる。
(お兄ちゃん、手回しはしておいたよ。強気で行って!)

私も手札を出てる絵札にすり替え、フォーカードを狙っていく。
「フォーカード。ここまで来れば私の勝確……ええっ!?」



「来ましたよ。今度はポーカーで勝負しましょう」
「豪運の子だネ?良いとモ」
 次にやってきたのはベルカ。ちなみに扉は応急修理したのか少し変に直っている。
 しかし、ベルカが座ろうとした時にもう二人やってきた。
「俺達にトランプ勝負を挑むとは随分自信があるみたいだな。ポーカールールはテキサス・ホールデムか? それともドローポーカーか?」
「私としてはテキサス・ホールデムの方がありがたいかな。メジャーだし」
 ミリィとビリーだ。二人も一緒に座る。さらにもう二人、両端に一般人が座っていく。
「モちろん、ルールはテキサス・ホールデムだヨ。ただし、ディーラーは全員にやってもらうヨ。ディーラーは勝てば賭け金を受け取る。負けたらチップだけ支払う。どうかナ?」
「はい、分かりました」
「よし、それで行こう」
「ええ、もちろん」
「ア、後フォールドはした時のチップをディーラーに、ネ。それじゃあ始めるヨ」
 テキサスホールデムには交換がない。つまりベルカには不利なのだが良く考えてほしい。ディーラーは、自ら引けるのだ。そして最初のディーラー役はベルカである。
 つまり……。
「それではわたしからですね、えーと、最低賭け金を払ってください」
「で、ディーラーから左回り……俺が賭けるんだな?」
(ココは無難に行くヨ……)
 怪人は最低賭け金の二倍をペット。しかし、
(なーんか悪すぎる手だな……賭けるなら次、ミリィがディーラーになる番だ)
「フォールド。すまないが、手が悪すぎる」
「私もフォールドね……」
「分かったヨ。伏せて置いてネ?」
(え、お兄ちゃんも?なんかこのラウンド、嫌な予感が……)
「俺はコールするぜ、へへ、びびってんじゃねーよ」
 煽る一般人。煽るな煽るな。
「へっ、俺もコールだ」
 お前もかよ。
「それじゃあ、次ですね。えーと、スペードのエース、スペードのジャック、スペードのの5、ですね」
「俺はまだ行くぜ、むしろレイズだ」
 先ほどの1.5倍を乗せる一般人。調子に乗ると駄目な勝負なのに……。
「レイズだヨ」
 さらに怪人も乗せていく。
「うわ、偏ったか……フォールド」
 二人目は降りる。さっき煽ってたのは何だったんだよ。
 しかし、一人目はもちろんコールしその強気のベットに応じる。
 その後の三回目のベットに出たのはスペードの10。二人ともコールを宣言する。そして、
「最後ですね。ハートのエースです」
「……うわあ、フォールドだ」
 お手上げの一般人。強気で行ったのが悪い。
「むしろレイズだヨ」
 しかし、それを見てもどかっと乗せたのは怪人だ。
「それじゃあ行きましょうか、オープン」
 ベルカがカードを出すと、そこにはスペードのクイーンとキングが。一方の怪人は残り二つのエースが二つ。
「わたしの勝ち、ですね。降りたり負けたりで総取りです」
「クっ、やるナ……」
「で、次は俺がディーラーだな、さあ、始めようか」
 シャッフルし配り始める一般人、だが。
「おい待てよ、今ハンドを三枚貰ってただろ?」
「エ?」
 わざとらしく手元を見る怪人。まだ伏せてあるカードの内一枚に、もう一枚のカードが重なっていた
「オや、本当ダ」
 そのまま伏せたまま返すと、少し舌打ちをする。しかしその後も……。
「おいおいディーラー、ちょっと待て。セカンドディールは無しだぜ?」
「あらら、やっちまった」
 実はこの一般人、イカサマをして怪人を勝たせるイカサマ師だったのだ。それでもすべてのイカサマを見破られても怪人は強気に出たのだが、ここで強気に出たのが運の尽き。なんと普通にディーラーが勝ってしまい残りチップが少なくなる。
(次はミリィの番……頼んだぞ)
(分かったよ、お兄ちゃん)
 カードを配布する。ビリーの手元にはハートのキングとエースが。少し予定が狂ったが、これ位ならどうという事はない。
 一回目のベットは、全員初期の二倍で落ち着く。そして二回目のベット。カードはハートとスペードのジャック、ハートのクイーンだ。
「レイズだヨ」
「俺もレイズだ」
「そんなに乗せるなよ……フォールド」
「俺も」
「私はコールで」
 そして三回目のベット。出てきたカードはハートの10。もうこの時点でロイヤルフラッシュは確定である。
「強気で行くヨ、レイズ」
(お兄ちゃん、手回しはしておいたよ。強気で行って!)
「コール!」
「私もコールで」
(あれ、何でベルカさんまで……)
 首を傾げながら続行する。次に出たのはスペードの10。
「レイズだヨ」
「俺もレイズだ」
「私も」
(え、え?)
 戸惑うミリィ。しかし、此処で止まれない。
「足りないネ、でもここは勝ちに行くヨ、オールイン」
 その後、ビリーもコールをして、オープン。
「10のフォーカードだヨ、そっちは……アレェ!?」
「ディーラーはジャックのフォーカード。あなたは負け、で、ここまで来れば私の勝ち確……」
「いいえ、私は」
 そこにあったのは、ハートの8と9。つまりはストレートフラッシュが出来ていたベルカと、
「ええっ!?」
「俺もだ」
 ジョーのハートのロイヤルフラッシュだ。でも、こっちは分かっていたので驚かない。
「ディーラーではないですし、"イカサマでない"のは、明白ですね?」
「ああ、そういう、事かぁ……」
 ジョーの手をもう一度見た瞬間に察したミリィ。
 ベルカのユーベルコードは、"最初に配られた段階で最強役"を成立するもの。つまりこの場合の最強役は、ジョーに配られるロイヤルフラッシュの数字を使ったハートのストレートフラッシュ。そう、彼女は"もう既に勝っていた"のだったのだ。
「それじゃあ、終止符を打ちましょうか」
 立ち上がり、怪人の方を見るベルカ。
「ナ、ナ、ナんだヨ」
「イカサマばっかしやがって、覚悟しろよ?」
「その代償は、貴方の命という賭け金で支払ってもらうよ」
 ジョーもミリィも立ち上がり、一触即発臨戦態勢。
「マさか……猟兵!?」
 いやもっと早く気付けよ。
「クっ、だったら……オマエらの命を、というか頭を貰って行く事にするヨ!」
 構える怪人と猟兵達。さあ、命を賭けた大勝負だ!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『悪食の欠片』

POW   :    頭喰らい
【異形の口】による素早い一撃を放つ。また、【空腹や飢餓感】等で身軽になれば、更に加速する。
SPD   :    大喰い
戦闘中に食べた【肉や相手のユーベルコード】の量と質に応じて【全身の細胞が再生し】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
WIZ   :    暴走
【理性】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【腕が数倍に膨張、まるで本体かのよう】に変化させ、殺傷力を増す。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は宇冠・龍です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

エウトティア・ナトゥア
負けたら喰われるという事じゃな?分かりやすくて良いわい

飢えた獣と同じ気配じゃの
マニトゥ、隙を見せたら一気にくるぞ、気をつけるのじゃ

「騎乗」「ダッシュ」「属性攻撃」「誘導弾」「迷彩」「罠使い」使用

あの異形の口が最大の武器のようじゃのう
近づかれると厄介やも知れぬ。マニトゥに騎乗し距離を取りながら、爆風を纏わせた矢を射て衝撃ダメージを与えつつ押し返すとするかの
矢に複雑な機動を取らせて翻弄しつつダメージを蓄積されるのじゃ

っと、矢が尽きてしまったの。マニトゥ撤退じゃ!……と言うのは嘘じゃ
(追いすがる悪食の欠片に対し、あらかじめピッタリ追尾させていた風の精霊達の奇襲で四肢を切り刻み、移動力と武器を奪う)


ベルカ・スノードロップ
喪われた命は戻りませんし
亡骸を家族の元へというのも叶いませんが

敵を指さして
【全力魔法】のUCを発動
怒ってますからね
槍が纏う焔は、怒りに呼応するように燃え滾ります

「まずは、その腕が邪魔ですね」
間接部に狙いをつけて
【誘導弾】を乗せて【投擲】
動きを【見切り】【スナイパー】で的確に穿ち【串刺し】にして【傷口をえぐる】ですよ
もちろん炎を纏う槍ですから【属性攻撃】も乗せてます

まずは、四肢をすべて穿ち落としてあげます
「あなたには、死すら生ぬるい」です

攻撃はすべて【見切り】でよけさせて貰います



「負けたら喰われるという事じゃな?分かりやすくて良いわい」
「ヒヒヒ、覚悟は良いかイ?」
 マニトゥへと乗り、構えるはエウトティア。
「飢えた獣と同じ気配じゃの、マニトゥ、隙を見せたら一気にくるぞ、気をつけるのじゃ」
 それに応えるように怒りでグルルと唸るマニトゥ。しかし、怒ってるのはマニトゥだけじゃなかった。
「喪われた命は戻りませんし、亡骸を家族の元へというのも叶いませんが……私、怒ってますからね」
 敵を指差し、槍を浮かせるのはベルカ。その槍には、怒りの焔か灯っていた。
「すまぬ、前は頼むぞ……わしは、後ろから狙う」
「ええ、分かりました」
 そう言ってマニトゥと共に下がり弓を構えるエウトティア。
「風の精霊よ、教えておくれ……撃つべき軌道を!」
 ひゅん、と矢を放つと風の精霊が放つ爆風が矢へと纏わりつき、不思議な軌道で矢が放たれる。しかも、ベルカの槍の焔が混ざりあって、焔の矢となり放たれる。
「フン、効かないヨ!」
 その矢を食べようとする暴食の欠片。しかし風はユーベルコードでも矢は違う。見事に喉奥へと刺さってしまった。
「アツイ!火傷しちゃったヨ!」
 そのまま矢を吐き出す腕の口。
「今度はこっちカラ!」
 片腕が大きくなっていく暴食の欠片。しかし、その光景が尚更ベルカの怒りを誘った。
「まずは、その腕が邪魔ですね」
 浮かんだ槍へ力を込めると、130本の槍が一気に暴食の欠片へと飛んでいく。その中にエウトティアも矢を連射していたが、撃ちすぎたようで。
「っと、矢が尽きてしまったの。マニトゥ撤退じゃ!」
 逃げるエウトティア、だが。
「……と言うのは嘘じゃ」
「ナニ?」
 風の精霊が、再び槍の間を飛び回る。その風が焔を巻き込み、勢いを増した焔の槍が襲いかかる。
「ヨ、避けきれなイ!」
 ギリギリ避け、口のある方の腕を守り切ったが、片手が集中攻撃により落とされてしまう。
「一本は落とせましたが……肝心の所を外しましたか……正直、"あなたには、死すら生ぬるい"です」
 ベルカのその目は、まだ怒りに包まれていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ビリー・ライジング
ミリィ・ライジング(f05963)と共に行動。

やれやれ、ゲームに負けたからって実力行使か?
今までイカサマしまくったツケが返ってきたと思え。
そして、過去へ還ってもらうぞ。

奴の攻撃を【見切り】で回避していく間に、ルーンレイピアにスチームエンジンを搭載。
奴の暴走を誘って攻撃が俺に来たら、本体かのような腕を【なぎ払い】で斬り払う。

なぎ払いで敵に隙が生まれたら、スチームエンジン全開!
蒸気の【属性攻撃】【鎧無視攻撃】で奴の身体をレイピアで串刺しだ!

「賭け事に必要な理性を捨ててまで、勝ちたいのか? イカサマでしか勝った事が無いから、勝負強さが全然鍛えられてないようだなッ!」


ミリィ・ライジング
ビリー・ライジング(f05930)と共に行動。

最後は命懸けのサバイバルゲームかな?
そんなに食べたいのなら、食べさせてあげる。
でもお腹を壊しても、私は知らないよ!

ユーベルコードを食べるらしいけど、
自身に作用するユーベルコードまでは食べれないでしょ?
降魔化身法で自身を強化した後、もう一つの腕へ手裏剣や護符を【投擲】。

もしも食べられても、手裏剣には【マヒ攻撃】の毒塗り。
護符には【衝撃破】が起こる呪文が書いてあるから、
【高速詠唱】でお腹に直接、衝撃を叩き込むよ!

「言ったでしょ? お腹を壊しても、私は知らないって」



「やれやれ、ゲームに負けたからって実力行使か?今までイカサマしまくったツケが返ってきたと思え。そして、過去へ還ってもらうぞ」
「ヒヒヒ、お腹すいてるからネ……覚悟してもらうヨ」
「最後は命懸けのサバイバルゲームかな?そんなに食べたいのなら、食べさせてあげる。でもお腹を壊しても、私は知らないよ!」
 背を合わせ暴食の欠片へ指を指すビリーとミリィ。
「ヒヒヒ、食ってやル……」
「ユーベルコードも食べるらしいけど、自身に作用するユーベルコードまでは食べれないでしょ?」
「ソレなら肉ごと行くだけだヨ!」
 そのまま走ってくる暴食の欠片。しかし、
「甘いよっ、これでもくらえーっ!」
 血を流しながらも自身を超強化したミリィの、超近距離からの手裏剣投擲。避ける暇もなく見事に顔面直撃する。
「チッ、ならこっちだヨ!」
 一度後ろに下がり今度はビリーの方へと向かう。
「おおっと、今度はこっちだな?」
 暴食の欠片は腕を振り回し怒り狂うが、当たらない、当たらない。一発も当たっていないのだ。しかもその間に自らのレイピアへとスチームエンジンを搭載していく。
「チッ、これならどうダ!?」
 そのまま腕を巨大化していくが、その分重さが増す。それこそが隙だった。
「やらせない!」
 一気にミリィが走ると、その間を縫うようにして暴食の欠片のお腹へと護符を貼る。そして、
「賭け事に必要な理性を捨ててまで、勝ちたいのか? イカサマでしか勝った事が無いから、勝負強さが全然鍛えられてないようだなッ!」
 スチームエンジンで加速したそのレイピアの一撃は、暴食の欠片の腹を護符ごと貫く。その瞬間に護符に込められた衝撃波の呪文が発動し、暴食の欠片は一気に壁へと吹き飛んでいく。
 その勢いは、もはや壁に体がめり込むほどだった。
「言ったでしょ? お腹を壊しても、私は知らないって」
 お腹を壊すってレベルではない。
 しかし、それでもふらふらと立ちあがっていく。だがもう虫の息、あと一押しだ!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

源・ヨーコ
逆上してちゃぶ台返しするイカサマ師っすか。
滑稽っすねー。無様っすねー。マンモス哀れなヤツっすね。
だけど、どんな小悪党でも外道は見逃せないっす。キッチリ落とし前、付けさせてもらうっすよー!

賭け事はさっぱりっすけど、実力行使なら話は別っすよ。
そんなに飢えてるなら、たっぷりと拳をくれてやるっす!
狙うは一撃必殺のカウンター。挑発して暴食の欠片の攻撃を誘い、その口めがけて拳を叩き込むっす。
上手く攻撃が命中したら、ブレイズフレイムで直接内側から燃やしてやるっすよ。焼き加減はウェルダンがお好みっすか? いえいえ、ご遠慮なさらず。炭になるまで焼かせてもらうっすよ!



「逆上してちゃぶ台返しするイカサマ師っすか。滑稽っすねー。無様っすねー。マンモス哀れなヤツっすね」
「ナ、何を言っていル!?」
 壁から立ち上がる怪人に、ぐっ、と力強く拳を握るヨーコ。
「だけど、どんな小悪党でも外道は見逃せないっす。キッチリ落とし前、付けさせてもらうっすよー!」
「ヒ、ヒヒ、ヒヒヒヒヒ!!」
「さっさと来いっすよ」
 最早狂い始める怪人。しかしヨーコはそれにも動じず挑発をする。
「ソれなら、さっさといくヨ!」
 一気に捕食する側の手を伸ばし、襲いかかる暴食の欠片。だがそんな事、予想済みだった。
「ま、そんなに飢えてるなら、たっぷりと拳をくれてやるっす!」
 ずっぽりと、その口へ手を突っ込むヨーコ。だがしかし、その手が急に燃えだす。
「ヒ!?」
 ブレイズフレイム。噛ませることによって、腕に傷をつけたのだ。そして狙ったのは一撃必殺のカウンターだった。
「ア、アツイ、ヨォ、ヤケル、ゥ」
「焼き加減はウェルダンがお好みっすか? いえいえ、ご遠慮なさらず。炭になるまで焼かせてもらうっすよ!」
 さらに火力を上げると、どんどん焼けていく暴食の欠片。そのまま倒れると、跡形もなく消え去ってしまった。
「ふぅ、ちょっとやりすぎたっすかね?」
 手でぱんぱん、とすると、そのまま撤収していくのであった。猟兵たちの大勝利だ!

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年03月14日
宿敵 『悪食の欠片』 を撃破!


挿絵イラスト