【サポート優先】色を喪くした世界に万色を取り戻せ
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●モノクロ・ファンタズム
世の彩は、生きるものの心を映し出すもの。
彩によって起きる心の動きが、ひとを世界を揺り動かす。
――ならば、こころが喪くなれば?
――彩が喪くなれば?
卵が先か鶏が先か。斯くして世はモノクロに沈み停滞する。
●フルカラー・エマージェンシー
「たーいへんにゃー!」
ミーシャ・フェイ(光のマジックナイト(自称)・f36917)が猟兵達にむけて駆けてくる。
「あ、まずは、デビキンからのカタストロフ宅配便の阻止、お疲れ様ですにゃんっ」
ぺこりと頭を下げて、一同を見回すと、自身のグリモアである薄板の端末を取り出す。
「カクリヨファンタズムが、モノクロファンタズムになっちゃったにゃん」
カクリヨファンタズムの色が失われてしまったのだという。世界も生きるひとも色を喪失し、無気力になり果てている。未来を紡ぐわけでもなく、ただ停滞の様相となっており、無数に飛び交う骸魂への対処すらままならなくなっている。
「元凶は、『いろあつめ』っていうオブリビオンみたいにゃ」
『いろあつめ』は感情――こころを奪い取って、自分が所持する鳥籠へと収集したり、手下にしている骨羊にそれらを纏わせ自身を護らせているという。
「とにかく、なるはやで骨羊と『いろあつめ』を倒さないと大変なことになっちゃうと思うにゃ! お願いするのにゃ!」
そういうと、ミーシャは猟兵達を送り出していくのだった。
白神 みや
お世話になっております、白神です。
戦争がかなり余裕をもって終わったのもあり、サポート優先依頼に挑戦です。
●一章
色を無くした世界で色を纏った『虹色夢の骨羊』達を退けてください。
●二章
色を無くした元凶、『いろあつめ』との戦いです。
●そのほか
平日の仕事の隙間等に書けそうなら細々ゆっくり書く予定です。
基本的にはサポート以外は御受けせずに進めようかと思っています。
●蛇足
ミーシャがなるはやでと申しておりますが、そこについてはあくまでミーシャの主観であることを申し添えておきます。(つまり、上記の通り、急いで進める気は白神はないですよ、ということです)
第1章 集団戦
『虹色夢の骨羊』
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POW : 夢が集まれば元の姿に?
全身を【喰らってきた夢】で覆い、自身の【喰らってきた夢の力】に比例した戦闘力増強と、最大でレベル×100km/hに達する飛翔能力を得る。
SPD : かつての夢を見れるのか?
【強制的に眠りに誘う骨のガシャガシャした音】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
WIZ : かつてはどんな姿だった?
戦闘用の、自身と同じ強さの【虹色骨獏】と【虹色骨山羊】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
イラスト:ロクイチ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
陽環・柳火(サポート)
東方妖怪のグールドライバー×戦巫女です。
悪い奴らはぶっ潰す。そんな感じにシンプルに考えています。
戦闘では炎系の属性攻撃を交えた武器や護符による攻撃が多い。
正面からのぶつかり合いを好みますが、護符を化け術で変化させて操作したりなどの小技も使えます。
全力魔法使用後の魔力枯渇はにゃんジュール等の補給で補います
名刀『マタタビ丸』は量産品なので、もしも壊れても予備があります。
ユーベルコードは指定した物を使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動し他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●火車猫は緋色を纏って駆け抜ける
モノクロに沈む世界で、とりどりの色を纏った骨――虹色夢の骨羊が群れを成している。骨故に揺れたり他の個体とぶつかれば、からからと乾いた音をたてている。
「呼ばれて来てみれば、こいつぁ……」
自警団のような事をしていたために、モノクロになったことをいち早く察知した住民たちに呼ばれた陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)は、思わず声を漏らした。
もとより悪事を働く輩は許しておけない柳火だが、それがこのカクリヨファンタズムであればなおのこと。
「ぶっ潰してやらぁ!」
そう吼えるとユーベルコード『ブラッド・ガイスト』を発動させ、自分の腕を斬りつける。そうして流した血を代償にして、振るう武器へ力を与えた。
「とっとと掃除して、色を返して貰うぜ!」
武器を操りながら骨羊たちの只中を柳火は駆ける。
取り巻きは前座に過ぎない。目指すはその先に居るはずの元凶だと言わんばかりに。
成功
🔵🔵🔴
七星・天華(サポート)
羅刹のガンナーで元気娘。
仲良しな人には優しく楽しく。
『一般人に過度な期待はしないでよね。』
自分は才能など無い平凡な存在だと思っているが実は天才。
二丁拳銃「白雷」と「黒雷」をメインにナイフ系も扱える。
二丁拳銃を使った近接戦闘もできる。
遠近両方の距離でも戦闘を成立させる。
装備の影響で帯電しているが自由自在に扱える。
世界を放浪して手に入れたアイテムで出来る事の幅が広い。
少々過酷程度の環境は即座に対応適応するサバイバル能力。
左肩に生まれつき痕がある。
美人な元気娘だが暗殺もするデンジャラスな一面も。
家族のみんなが好きだが特に姉が大好きで姉の一番のファン。
自分にもファンが居るとは微塵にも思っていない。
●思いを宿す白黒の雷
「世界のピンチとか、一般人に過度な期待はしないでよね」
七星・天華(自覚無き天才・f36513)は、愛用の帯電する2丁銃――「白雷」と「黒雷」を起用に回しながらぼやくように呟く。
両親や姉の突出した才能を見ている為か、自分のことを一般人だと認識している天華だが、彼女とて世界に猟兵として目覚めさせられた存在である以上、「一般」とは言い難いのだが。
そんな彼女の周囲を、虹の色纏う骨羊達がめえめえ、からからと取り囲む。
「でも、やれることは、やるからね!」
銃を構え、そう呟くと、ユーベルコードを展開する。
纏う雷がさながら矢のように見える弾丸が幾つも撃ち出され、天華の視界内の骨羊達を撃ち抜き、塵に返していく。
「……頑張らないとね」
その威力は十二分と言えるほどではあるのだが、彼女が指針とし目標とする姉の域はまだまだ遠いようで、天華はそう呟くと、未だ残る骨羊を倒さんと駆けていった。
成功
🔵🔵🔴
紬雁・紅葉(サポート)
『業邪…御鎮めします』
基本戦闘場面に参加
破魔、属性攻撃、衝撃波、薙ぎ払い等とUCを適宜組み合わせて攻撃
見切り、残像、オーラ防御、武器受け等とUCで防御や回避
窮地の仲間は積極的にかばい援護射撃
範囲攻撃と2回攻撃での雑魚払いが得意だが
ボスとの戦闘も遜色なく行えるし行う
羅刹紋を顕わに戦笑み
傷負っても笑みを崩さず
何処までも羅刹の血と"剣神"の導きに従い
災魔業邪を打ち倒す
敵の最期に
去り罷りませい!
の言葉を
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●紅差し駆けるは八剱の巫女
紬雁・紅葉(剣樹の貴女・f03588)は、色を喪くした世界に、眉を顰めた。彼女は、万物の――特にヒトや自然から産み出された彩を好む。だからこそ、この光景は受け入れ難いものだった。
「業邪……御鎮めします」
周りを囲む、不自然なまでに色を纏う骨羊を見据え、いつものようにそう紡ぐと、紅葉は邪なる者達を狩る狩猟者として、常の嫋やかな物腰からはかけ離れた羅刹の力と性質を露わにする。
「『一二三四五六七八九十 ふるべゆらゆらとふるべ』」
詠唱と共に紅葉は、舞を舞う。それは、彼女の故郷に伝わる秘伝の舞にして、ユーベルコード『羅刹神楽・旋舞風』。舞う時間に比例して力を与えるその舞を舞いながら、紅葉は武器を振るう。
舞ありきの攻撃となってしまっている為に、多少賢しい骨羊がその隙間を縫って紅葉に手傷を負わせる。だが、災魔業邪の一切を祓い、狩り取り、鎮めるという、彼女の大義。そして、戦いに生きる羅刹の宿業と"剣神"の導きが示すままに、舞い続けるのだった。
成功
🔵🔵🔴
納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから8年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!
あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ
商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします
●薄桃の布翻して
「まあ。これはこれは殺風景ですわね」
納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)は、彩を喪くした光景に小首を傾げた……のだが、知恵の布をかぶっているので、傍目にはただ斜めに傾いただけにしか見えない。
そんな彼女の来訪を察してか、虹色の骨羊がからからと乾いた音をさせながら集まってくる。
「元凶さんにお仕置きを……と、思いましたけど、先ずはこの羊さんたちをお仕置きしないといけないようですわね」
そういうとピンチンは、リボンと花でかわいらしくデコレーションされた、分解したハサミのような武器を取り出す。
「ほな、いっちょやりまっか」
そう言うと、ピンチンはユーベルコード『ブレイブソード』を発動させる。かわいらしい持ち手の武器を振ると、その武器のかわいらしさとよく似た光の斬撃が周囲に広がる。
「全く。人様にご迷惑をおかけしたらダメなんですわよ?」
斬撃に粉砕された骨羊たちに向けて、ピンチンはくるりと身を翻して、かわいらしくポーズをとった。
成功
🔵🔵🔴
音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。
自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
プロデューサーより
●紫白鬱詐偽のドッキリホラー
「世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん、ただいま参上」
そう言って現れた音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)はどこか困惑気味。
(番組の為とはいえ、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ……)
内心でそう「プロデューサー」へ毒づいているのだが、これが困惑の理由でもあるわけで。もちろん、生来の後ろ気味な性格なのもあるが。そうしているうちに、察知した骨羊が寄ってきて一鳴きすると、同類の獏と山羊を召喚する。
「……き、きゃぁああああああああああ?!」
ダークでゴシック見た目とは、若干裏腹かもしれない、かわいらしい悲鳴をあげる鬱詐偽。じりじりと近づいてくる骨羊と骨獏と骨山羊。
「な、なによこれ?! 骨?! 骨なの?! 生きてるの?!」
形振り構わずに武器を振り回して必死に骨たちを遠ざける鬱詐偽。
この一覧の画が、「プロデューサー」のお気に召したかどうか。そして
、『鬱るな!鬱詐偽さん』のドッキリ系企画に採用されたのかは、謎である。
成功
🔵🔵🔴
水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか
太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ
正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな
それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ
●無彩を切り裂く蒼緑の一閃
「成程、ものくろ、というのは、無彩のことか」
水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)は周りを見回して言った。外来語が不得手な彼女には「モノクロ」という言葉が、現地に到着するまで把握しきれてなかったようだ。
「確かに、これは偏っているな」
白黒の、彩を喪った世界に、不自然な七色の骨羊。色の配分が偏っているというどころではない。
「群れということなら、先ずは……」
そういうと真峰は腰に佩いた本体である太刀を抜くのではなく、ユーベルコード『錬成カミヤドリ』で複製した本体を周囲に展開する。
骨羊たちも抵抗して、からから、がしゃがしゃと骨を鳴らして真峰を眠りにつかせようとする。
「やはり直接斬る方が手っ取り早いな」
真峰は襲う眠気にふらつきながらも、骨を鳴らす個体を優先に、自身も鞘に入ったままの脇差や手近な複製刀を手に取り、骨羊を粉砕していく。
周囲の骨羊が一掃されるには、そう時間を要しなかった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『いろあつめ』
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POW : あなたの『くろ』はきれいかしら
自身の【鳥籠に収集した悪感情を解き放つこと】を代償に、【実体化した任意の悪感情】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【交戦対象の感情を汚染すること】で戦う。
SPD : あなたの『ひかり』はまぶしいかしら
攻撃が命中した対象に【勝手に増幅する任意の良感情】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【感情の暴走による過剰な体力消耗】による追加攻撃を与え続ける。
WIZ : あなたの『いろ』、わたしにちょうだい
【悪感情を簒奪する『黒い手』】【良感情を簒奪する『白い手』】【その2つからなる鳥籠からの射出攻撃】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
イラスト:かぶのき
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「霧島・カイト」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
シフィル・エルドラド(サポート)
『皆に元気を分け与えにやって来たよ!』
ハイカラさんの勇者×国民的スタアの女の子。
普段の口調:明るい(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
嬉しい時の口調:ハイテンション(あたし、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
元気一杯で天真爛漫な性格をしていて、ポジティブな思考の持ち主。
困っている人や危機に陥っている人は放ってはおけず
積極的に助ける主義です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●「元気」の彩
「本当にモノクロになっちゃってるのね」
シフィル・エルドラド(ハイカラさんの勇者・f32945)はその地に降りると周囲を見回しながら言った。そんな彼女の目の前にいるのは、大きな鳥籠を傍らに置く、黒装束の少女のカタチをした存在――いろあつめ。
「こんばんわ、猟兵さん。貴女のこころも綺麗ね」
そう言ってにこりと笑みを浮かべるそれの黒髪が、さらりと揺れた。
「ありがとう。でもね……」
対するシフィルは笑顔で応えた後、表情を引き締めると、愛用の剣を構える。
「……だから、頂戴!」
「『私には手に取る様に分かっているよ!』」
黒の少女のカタチをしたものと、金の勇者の声が二重唱を奏でるのと、動き出すのは同時だった。黒の少女が放ったひかりを、シフィルは発動したユーベルコード『勇者の勘』で避ける。
「これでもスタアなの。ひとが無気力になるなんて、見過ごせないの!」
そう言うと、シフィルはいろあつめへと武器を振るった。
成功
🔵🔵🔴
勝守・利司郎(サポート)
神将の四天王×花蝶神術拳伝承者、勝守・利司郎だ。
花蝶神術が何かって?オレが言い張ってるだけだが、練った気を花や蝶のごとく扱うやつ。
しっかし、『トーシロー』が達人っていう設定なぁ。あ、オレ、神隠し先で神将になる前はバーチャルキャラクターな。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動する。そうだな、主に拳に練った気を集めてグローブ代わりにして、殴ることが多いか?
他の猟兵に迷惑をかける行為はしない。オレの美学(味方ならば邪魔をしない)に反するからな。作戦なら別だが。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないからな。
あとはおまかせ。好きによろしく!
●「忠義」の彩
「あら、今度の猟兵さんも、変わってるけど綺麗ないろのこころを持ってるのね」
勝守・利司郎(元側近NPC・f36279)は、そう語りかけてきた黒い少女に肩を竦める。
「元「敵キャラ」ではあるけど、こう見えても猟兵なんでね」
そう言いながら利司郎は両の拳に力を集める。敬愛する主に教わったら炎の術が発動し、花の型の焔が拳の周りに小さく煌めいた。
「世界を救うためにひと働きするしかないだろ」
少女のカタチをしたものは、それを穏やかそうに見える笑みのまま見る。
「わたしは、「いろ」をくれるならそれでいいんだけどな」
利司郎が地を蹴るのと、それがそう言って鳥籠の入り口を開けたのはほぼ同時。
黒い影のような形のものが、利司郎に向けて襲い掛かろうとするが、彼のユーベルコード『降魔点穴』による突きが命中する。
「オレは愛しの悪女様のモノなんだ。どんな些細なものでも勝手に渡せない」
ユーベルコードによって操られた黒い影と、利司郎の拳がいろあつめを確かに追い詰めていく。
成功
🔵🔵🔴
カツミ・イセ(サポート)
「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
「僕に出来ることだからね」
神様に作られたミレナリィドール、勝ち気で大人びた僕娘。イメージは水。
口癖が「僕の神様は言ったよ」
『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えるよ。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。加護で治るから、大怪我しようと厭わず積極的に行動するよ。
遠距離は『水流燕刃刀』を伸ばすよ。
近接戦では『偽装皮膚』を水のような刃にして、咄嗟の一撃を放つことがあるよ。このときは球体関節が見えるんだ。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないんだ。
あとはおまかせするから、よろしくね!
●「畏敬」の彩
「あなた、かわっているわよね」
黒いワンピースを翻しながら、いろあつめがくるりと回る。その表情は興味に彩られて、どこか楽しそうにも見える。
「そうかな?」
カツミ・イセ(神の子機たる人形・f31368)は、不思議そうに首を傾げた。
「だって、とても、きれいだもの」
その様子すら面白いと、いろあつめは言葉の外に含ませて笑う。
「だから、ますますほしくなっちゃう。ねぇ、わたしにちょうだい?」
そう言って鳥籠の扉が開かれると、そこから白い手と黒い手が、カツミに向けて伸ばされる。
「僕は僕の神様のものだし、猟兵としては見過ごせないな」
伸ばされた手が届くより先に、カツミが手にした王笏を振るうと、振られた王笏に与えられた名の通りに水――それも海水が放たれる。伸ばした手を振り払っていろあつめに襲い掛かった海水が、いろあつめを鋭く打ち付けた。
「僕は、僕の神様が悲しまないためにも、ここにいるんだよ」
成功
🔵🔵🔴
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
●「慈愛」の彩
「こんにちわ、かしら。それとも、こんばんわ?
きれいな「くろ」と「しろ」で、すっかりわからないわね」
現れた響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)に、いろあつめは楽しそうに笑った。
「ごきげんよう。……事情がおありでしたら、お話を伺おうかと思いましたけれど」
リズは色を喪失した世界を見回し、その紫水晶の瞳に入る無気力な人々を見て、憂うように溜息を零す。
「どうやら、聞き入れていただける可能性は低いようですわね」
悲しげにそう言うと、愛用の魔導杖を翻した。杖先にあしらわれた青水晶が静かな光を湛える。
「お話を聞いたら、あなたのいろをくれたの? それとも、『くろ』をくれるのかしら」
そう言うと黒の少女は傍らの鳥籠の入り口を開く。そこから現れ出でた漆黒が、紫陽花の貴婦人へと牙を向く。
「……『皆様の受けた痛みを、あなたにも差し上げますわ。……なん倍にして』」
向けられた牙と、そこに込められた感情に眉を顰めながらリズはユーベルコード『光の槍よ、敵を撃ち貫け』を展開する。
この戦場で先に戦った猟兵達の戦いと思いを乗せた光の槍が、確かにいろあつめを撃ち抜いた。
成功
🔵🔵🔴
七詩野・兵衛(サポート)
『アルダワ魔法学園応援団『轟嵐会』団長 七詩野兵衛である!』
アドリブ他の猟兵との絡みカオス?も歓迎
見方によってはギャグキャラ化する
怪我は厭わず積極的に行動する。むろん各種技能は使うが。
何らかの事情で必要がある場合以外は、
他の猟兵に迷惑をかける行為や公序良俗に反する行動はしない。
我輩の応援は森羅万象の全てが鼓舞する対象だ!
それは巻き込まれた一般人から士気の足りぬ兵達。
たとえ枯れ果てた森だろうと、
無念にも死んだ者達の魂や死体であろうとも!
我輩の迸る『気合い』と滾る『情熱』で
ありとあらゆるものを鼓舞するのだッ!
(というある種の狂人?らしきもの)
だが、意外と常識的に考えて普通に戦闘をする事もある。
●「情熱」の彩
「アルダワ魔法学園応援団『轟嵐会』団長 七詩野兵衛である!」
七詩野・兵衛(空を舞う熱血応援団長・f08445)はいつもの通りに相対したいろあつめに向けて声をあげる。
「……あ、そう。わたし、そういうのはこのみじゃないかも」
その勢いにいろあつめが若干退いた素振りを見せた。どうやら熱血系はお気に召さないようだ。
「我輩もオブリビオンは応援の対象外である!」
ありとあらゆるものを鼓舞する彼の気合と情熱の籠った応援は、骸の海に至る前のあらゆるものが対象ではあるが、さすがに骸の海から現れたオブリビオンはその対象の外ということらしい。
「なので! 過去を超える為に戦わせてもらう!」
そう叫ぶと兵衛に、いろあつめは溜息をつく。
「もう。しかたないな」
そう零しながらいろあつめは籠から白の手と黒の手を放つのと、兵衛がいろあつめを見据えたまま、ユーベルコード『|応援殺法『眼光炯炯』《オウエンサッポウ『ガンコウケイケイ』》』を発動するのはほぼ同時だった。兵衛がいろあつめを見据えた目から光線が発生し、いろあつめを射貫いた。
成功
🔵🔵🔴
ウルスラ・ロザーノ(サポート)
いつもテンション高いとは言われるなー、確かに誰に対してもフレンドリーな対応しようと心掛けとる
といっても銀誓館の学生時代から能力者をしてきたんでな
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針や
戦法はヒット&アウェイ型、戦場全体を広く利用して戦うで
基本は中距離
レーザービット射撃やナイフの蹴り込みで牽制しつつ、
エアシューズで、地上は高速で駆け回り、空中も地形とか足掛かりに利用して軽業のように跳ね回るよ
敵からの攻撃は、すべて見切って受け流したりの回避で凌ぐよ
攻め込む機会を見つけたら奇襲を仕掛けるで
一気に接近して、蹴撃やその斬撃波を叩き込む!
サッカーボールのシュートは必殺技や!
●「溌剌」の彩
「おや、大分お疲れ気味?」
ウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)が前にしたいろあつめは、既に疲弊の色を濃く見せていた。
「そ、そんなわけがないでしょう」
弱みは見せてはいけないと本能的に悟っているのか、いろあつめはそれを否定してきた。しかしここまで多種多彩な反撃を受けている状況。正直芳しくないのは事実なのだ。
「ウチとしては倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針やからな。どっちにしたって全力や!
『何者よりも速く、空すらも駆け回るで!』」
ウルスラはそう言うとユーベルコード『|ヘルメースのタラリア《コウリンスルツバサ》』を発動する。愛用のエアシューズで地を蹴り、ユーベルコードの発動により足に生えた翼で宙を舞う。
「ちょこまかと……!」
軽業師さながらに宙を舞い、いろあつめの攻撃を避けるウルスラ。
「さぁて。これでフィニッシュや! いくでぇ!」
空中でのオーバーヘッドキックから打ち出された稲妻を纏うボールが鋭い軌跡を描いていろあつめを撃ち抜き、骸の海へと送り還した。
こうして、あわや「モノクロファンタズム」となりかけた「カクリヨファンタズム」は無事に彩を取り戻し、危機を脱したのだった。
成功
🔵🔵🔴