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7thKING WAR㉕〜圧倒的なデストロイ!

#デビルキングワールド #7thKING_WAR #召喚魔王『デストロイキングボス』 #【プイング募集中】5/15の23:59までの予定

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#デビルキングワールド
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#7thKING_WAR
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#召喚魔王『デストロイキングボス』
#【プイング募集中】5/15の23:59までの予定


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●デストロイ
「足りぬ、デストロイがまるで足りぬぞ!」
 身長50mという巨大な異世界の魔王『デストロイキングボス』が咆える。その声だけでまるで太鼓を叩いたように空気を震わせた。
「力とはパワーだ! パワーがあればデストロイできる!」
 力こそが全てだと、その全身筋肉のような体をムキムキに膨張させ拳を握る。
「まずは地面を……デェェェストロォォォォイ!!」
 思い切り拳を大地に振り下ろすと、爆弾でも落ちたような大爆発を起こし、爆風に土が宙に吹き飛び、さらには溶岩まで噴出した。
「デストロイが足りぬ! 猟兵! お前達を我が標的とする!
 デストロイこそが己が存在理由だと言わんばかりに戦いを求めてデストロイキングボスが自分を視ているだろう猟兵に告げた。
「我こそはデストロイの王のボス、デストロイキングボス!」
 堂々たる名乗りを上げ、その拳を強く握りしめる。
「真っ向勝負だ、猟兵よ……!」
 その身体自体が爆弾のように、圧倒的なパワーを宿す魔王が決戦の時を待つ。

●グリモアベース
「ガチデビルが呼び出した異世界の魔王『デストロイキングボス』との戦いだよ!」
 ラフィロワ・ベルシルト(幸せ運ぶ星のうた・f04751)が超巨体な魔王の居場所を猟兵に伝える。
「デストロイキングボスはすっごく大きくて、身長が50mもあるんだって! その圧倒的パワーで攻撃して来るんだけど、それだけじゃなくって、配下の人面蜘蛛ビューティスパイダーを大量に放っていて、その居場所にテレポートする能力を持ってるんだ。瞬間移動して近づくとまず大地にパンチを叩き込んで大爆発を起こして、岩盤をバラバラにして宙に浮かせちゃうんだって! 空中戦になるってことだね。そこにユーベルコードによる先制攻撃を仕掛けて来るみたい! それに対処しないと力押しでやられちゃうよ!」
 圧倒的パワーと瞬間移動。この二つの組み合わせによって単純なパワーが恐ろしいほど効果的に使われる。何か対処を考えなくては一瞬で戦闘不能にされてしまうだろう。
「最初の大地を割るパンチで周囲の人面蜘蛛ビューティスパイダーも潰れちゃうから、空中戦の間は瞬間移動はされないよ」
 相手も空中戦をするしかない状態だ。互いの機動力が勝敗を分けるかもしれない。
「空中戦になったら飛び交う岩盤を上手く足場にできたら、相手よりも素早く動けると思うよ!」
 爆発によって岩盤や溶岩が飛んでいる。それを利用できれば有利に戦えるだろう。

「おっきくて強い魔王だけど、正面から堂々と戦ってくれるみたいだから、みんなも全力を出して戦うことができるよ。今までも強い相手と戦って勝ってきたみんななら、今回も倒せるはずだよ!」
 ラフィロワが輝く道を作って魔王の待つ戦場へと道を繋ぐ。
「力自慢の超巨体魔王を倒して、ガチデビルのいるところに向かおうよ!」


天木一
 こんにちは天木一です。
 圧倒的なパワーを誇るデストロイキングボスを正面から打ち破りましょう!

 このシナリオは、1章だけで完結する戦争シナリオとなります。
 強敵であるやや難易度の高いシナリオとなっております。

 デストロイキングボスは瞬間移動からの攻撃で地盤ごと全てを吹き飛ばし、空中戦を強います。空中でユーベルコードによる先制攻撃を仕掛けてきます。
 敵の先制攻撃に対処する/崩壊した大地の上で空中戦を展開すると、プレイングボーナスを得られます。

 複数人で参加する方は最初にグループ名などをご記入ください。
 プレイングの締め切り日などは決まり次第マスターページかタグにて。
 ガチンコバトルで超巨体魔王を撃破してください!
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第1章 ボス戦 『デストロイキングボス・大地殲滅』

POW   :    デストロイブラスター
自身の【敵の至近距離に移動して】から極大威力の【デストロイエネルギー】を放つ。使用後は【エネルギーチャージ】状態となり、一定時間行動できない。
SPD   :    デストロイサンダー
【デストロイしたい!という気持ち】のチャージ時間に応じ、無限に攻撃対象数が増加する【デストロイサンダー】を放つ。
WIZ   :    アルティメットデストロイ
自身の【肉体が究極デストロイモード】になり、【自分の受ける攻撃全てをデストロイする】事で回避率が10倍になり、レベル×5km/hの飛翔能力を得る。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ルイ・エルドレッド
「そっちがその気ならこっちは空だ」

影の中に潜む相棒ジークの力で、自分の背の影から翼を生やし天高く舞い上がる。そして世界浸食ソフト『OPUS』を駆使し自らを【ハッキング】。移動速度、飛行速度を異常なまでに引き上げ、他ゲームでの【戦闘知識】を駆使し敵の攻撃を回避する。

「このままじゃ埒が明かない。って事だから互いにUCを封じて戦わないか?」

とUCを発動して選択肢を与える。承諾するなら互いのUCを無効化。攻撃の手段を無くす。だがこっちの飛翔能力はUCに頼った物じゃない。「カン違いするな」。

再度自分をハッキングし分身した状態で銃に爆破【属性攻撃】を乗せた集中砲火を浴びせる。飛行できないならこっちの物だ。


アルゼブ・アズモリィ
ひゃー、でっけえ!こいつは手強そうだ!
だけどな、オレたちにだって猟兵としての意地があるのさ!

最初の一撃はなんとしても避けなきゃならない
いでよ!【重力の魔人】!
スパイダーたちをオレのほうに寄せ付けにくくしてやれ!
そしてヤツの一撃は《ダッシュ》で回避、なんとか直撃は避けられないかな

《空中戦》なら任せときなよ!
こっちは外を元気に遊び回ってた健康優良ワルワル悪魔だ!
デビル・シューズは《地形耐性》に優れた丈夫な靴だからね!
そして、ヤツの背中に回り込んでレブヤ・ベザルを突き立てようとしよう

いくらパワーがあると言っても背中まで攻撃が届くかな!

*アドリブ、共闘OK
*『』は喋る武器の声


マリア・ルート
いい殲滅っぷりじゃない、大地をそんな風にしちゃうなんて。
ただ、甘いわね。美しくない。いい殲滅ってものを見せてやるわ。

ボスが大地殲滅したのを見計らいスレイプニルに搭乗、悪路走破しながら近づきつつ迫る岩などを吹き飛ばしでボスに当てて行きましょう。
牽制はそんな感じで、ボスが転移して来たら【指定UC】で無敵の武器を盾のように展開しつつ離脱してガード狙い。

乗り切ればボスは動けなくなるからチャンスタイム!
私がいい殲滅ってのを見せてあげるわ。
呼び出した武器達でボスに集中攻撃よ!

殲滅はね、自分の味方まで巻き込んだら意味ないの。それは単に暴走してるだけ。
指向性を持ち正しい心で行ってこその殲滅なのよ。



●大地をデストロイ!
「ひゃー、でっけえ! こいつは手強そうだ!」
 ゼブ・アズモリィ(玉座を見据えし悪魔・f31513)が50mにもなる巨大な敵を見上げる。
「だけどな、オレたちにだって猟兵としての意地があるのさ!」
 たとえどれほど強敵であっても勝利を掴み取ってみせると気合を入れた。
「現れたな猟兵! 真っ向勝負だ! デェェェストロォォォォイ!!」
 猟兵が戦場に現れると、デストロイキングボスが問答無用に地面に拳を叩きつける。すると大爆発が起こり地面が捲り上がって猟兵達は大地ごと空に打ち上げられた。

「そっちがその気ならこっちは空だ」
 ルイ・エルドレッド(隠しボス・f36867)は影の中に潜む相棒【契約魔獣『ジーク』】の力を借り、自分の背の影から翼を生やして天高く舞い上がる。
「まずは身体強化して初撃を躱す」
 そして【世界浸食ソフト『OPUS』】を使ってバーチャルキャラクターである自らをハッキングして、移動速度・飛行速度を異常なまでに引き上げて飛翔した。
「デェェェストロォォォォォォイ!!」
 デストロイキングボスがデストロイサンダーを放出し、轟音が鳴り響き辺り一面を閃光で覆った。
「一撃喰らったら終わりのシューティングゲームだな」
 その僅かな隙間をルイが縫うように飛ぎ、ギリギリの回避行動を続けてシューティングゲームの知識を活かして稲妻のパターンを覚え始める。

「最初の一撃はなんとしても避けなきゃならない。いでよ! 重力の魔人!」
 少し離れた位置に居ても衝撃波で空に飛ばされたアルゼブがユーベルコード『重力の魔人(ダガウル・ユヴラーム)』を発動し、3体の重力の魔人を召喚した。
「スパイダーたちをオレのほうに寄せ付けにくくしてやれ!」
 近くの瞬間移動の目標となる人面蜘蛛ビューティスパイダーを排除していく。
「瞬間移動などなくともパワーがあればデストロイできる! これが、究極アルティメットデェェストロォォォォイ!!!」
 デストロイキングボスの身体が輝き、究極デストロイモードとなってその巨体が飛翔した。
「空中戦なら任せときなよ! こっちは外を元気に遊び回ってた健康優良ワルワル悪魔だ!」
 まるでビルが突っ込んで来るような迫力を前にしてもアルゼブは不敵な笑みを浮かべ、辺りを飛んでいる岩盤を足場にして全力で逃げ回る。直撃は受けずとも振り抜かれる巨大な拳の余波によって吹っ飛ばされるが、空中の岩に着地して衝撃を逃した。
「デビル・シューズは地形耐性に優れた丈夫な靴だからね! このくらいの衝撃どうってことない!」
 アルゼブは岩を蹴って跳躍し、次々と空中の足場を渡って敵の背後に回り込む。
「いくらパワーがあると言っても背中まで攻撃が届くかな!」
 剣の形をした喋る武器【レブヤ・ベザル】を手にアルゼブは背中を深々と突き刺した。
「どうだ!」
 剣を引き抜くと、大量の血が噴き出し辺りが赤く染まる。
『おい! 気をつけろ!』
 レブヤ・ベザルが呼びかけると、アルゼブは咄嗟に背中を蹴って後退した。するとデストロイキングボスの腹にある巨大な口から伸びる下が襲い掛かって来る。
「うわっ! 危ねえ!」
 アルゼブがレブヤ・ベザルで受け止めるが、続く雷撃によって弾かれ大きく後退させられた。

「このままじゃ埒が明かない。って事だから互いにユーベルコードを封じて戦わないか?」
 雷撃の弾幕を見切って飛ぶルイが敵の正面に回り、ユーベルコード『公平(?)な戦闘交渉(アンチパイラシーソフト)』を発動しながら呼びかける。
「いいだろう! 正面から圧倒的力とパワーで粉砕してやる!」
 デストロイキングボスが頷いて巨大な拳を握って筋肉を盛り上がらせた。
「承諾したな。ならば互いのユーベルコードを無効化する」
 ルイのユーベルコードが効果を発揮し、互いのユーベルコードが無効化された。稲妻が完全に消え去って静寂が訪れる。
「デェェェェェェストロォォォォォォィ!!!!」
 デストロイキングボスが全力で拳を放つ。巨体が放つ一撃はビルなど容易く粉砕する威力を持つ。
「だがこっちの飛翔能力はユーベルコードに頼った物じゃない。「カン違いするな」」
 それをルイは全速力で飛んで躱し、風圧に煽られながらも自身を再度ハッキングして分身する。そして左右に分かれて【バッファローライフル1874】を構えた。
「集中砲火だ」
 爆破属性の弾丸を次々と撃ち込み、デストロイキングボスの顔や胸で爆発を起こして肉を抉った。
「足りぬ! パワーが圧倒的に足りぬ!」
 デストロイキングボスの巨体はそのサイズに見合うタフさで爆発に耐え、拳を放つとそれが周囲の岩盤を砕き、散弾として飛んでルイの分身を消し飛ばし、本体も翼で身を守るが衝撃を殺し切れずに吹き飛ばされた。

「これが圧倒的なパワーだ!!」
 デストロイキングボスがもっともっとだと思い切り大地を殴る。
「いい殲滅っぷりじゃない、大地をそんな風にしちゃうなんて。ただ、甘いわね。美しくない。いい殲滅ってものを見せてやるわ」
 大地が砕け散り空中に飛ばされたマリア・ルート(紅の姫・f15057)は、敵に休ませる間を与えぬように呼び出した悪魔バイク『スレイプニル』に搭乗して辺りを飛ぶ岩盤の上を走り出した。
「これだけ足場があれば十分走れるわ!」
 軽業のように次々と宙の足場を器用にバイクで飛び移りながら走り、搭載する重火器を発砲して岩を吹き飛ばし破片を敵に当てた。
「豆粒のようなパワーでは足りぬ! 真のデストロイを受けてみよ!」
 デストロイキングボスが瞬間移動してマリアに接近すると、腹の大きな口にデストロイエネルギーが凝縮されて吐き出された。全てをデストロイするエネルギーが吹き荒れ岩盤を消し飛ばしマリアに迫る。
「この一撃を乗り切ればチャンスはある!」
 マリアがユーベルコード『血見猛猟・百器野行(ワイルドハント・ウェポンズカーニバル)』を発動して無敵の武器を創造して盾として展開して受け止め、少しの間エネルギーが迫るのを防ぐ間にマリアはバイクを走らせ射線から逃れる。
「デェェェストロォォォォォォイィ!!!」
 だがデストロイキングボスが雄叫びを上げるとさらにエネルギーが高まり盾を粉砕して、マリアのバイクの後輪が消し飛びその身が宙に投げ出された。そこでエネルギー照射が終わる。
「ふぅううううううう…………」
 大量のエネルギーを消費したデストロイキングボスが大きく息を吐き、ガス欠になったように動かなくなった。
「バイクは失ったけど直撃は免れたわ」
 マリアが創造した武器を足場に着地して動けぬ敵に視線を向ける。
「私がいい殲滅ってのを見せてあげるわ!」
 無数の武器達が巨体に向かって飛び、全身に次々と突き刺さっていった。
「なかなかのパワーだ!」
 デストロイキングボスがゆっくりと動くようになった腕を振るって迫る武器を吹き飛ばすが、その腕にもあちこちから武器が飛んで深く突き刺さった。
「殲滅はね、自分の味方まで巻き込んだら意味ないの。それは単に暴走してるだけ。指向性を持ち正しい心で行ってこその殲滅なのよ」
 マリアは攻撃を集中して敵の体を深々と穿っていく。
「だが足りぬ! もっともっとパワーがなければ我をデストロイできぬ!」
 力の戻ったデストロイキングボスが全身に力を籠めると刺さっていた武器が筋肉に押し潰されて砕け、振るう腕の衝撃波にマリアは乗っていた足場ごと吹き飛ばされた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

神宮時・蒼
…今度もまた、大きな、お相手、ですね
…彼方から、此方の姿は、見えて、いる、のでしょうか…
…ともかく、ですとろい、される、訳にはいきません、ので、頑張り、ます

気休めかもしれませんが、【結界術】を展開
なるべくひらけた場所に瞬間移動して貰いましょう
デストロイキングボスが岩盤を割ったら、それをさらに【弾幕】で足場に出来る程度に割って攪乱
【空中機動】を駆使しながら、デストロイキングボスに近付きます
回避率が可笑しい事になってますが【範囲攻撃】と【属性攻撃】で風を起こして即効性の麻痺毒をばら撒きましょう(【毒使い】)
迫る攻撃は【見切り】と【第六感】で回避
攻撃は目を逸らさずに、しっかりと軌道を読みます

動きが鈍ったら【全力魔法】と【魔力溜め】【高速詠唱】の【冬花庇護ノ舞】を放ちます
推し負けそうになっても【限界突破】で持ちうる力の全てを解き放ちます

まさしく、破壊者、と呼ぶに、相応しい、ですね
…デストロイキングボスは、今回、呼び出された、事に、何か、感じていたり、するの、でしょうか…
…なんて、野暮、ですね


バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎!

デストローイデース!
HAHAHA、いい気概でありますな、デストロイキングボス殿!
OK! 派手にバトルしマショー!

大地粉砕対策は、滑走靴での空中戦で行いマース!
スパイダーズには目もくれず、初動のデストロイブラスターへの警戒を!
飛び交う岩を遮蔽にして空中を滑り、発射のタイミングを計りマース!
放たれる直前、至近距離に近づいてきたところで、カウンター狙い!
光線の射線上から身を捩り、ダッシュで敵の傍まで踏み込んで、零距離からのUC起動!

「六式武装展開、光の番!」
全力攻撃に全力攻撃をお返しであります!
互いに使用後は動けなくなりマスガ……これで、どうでありますかな!


アルテミシア・アガメムノン
破壊衝動が具現化したような方ですわね。
堂々とした振る舞いは好感が持てますが……
早く始末しないと被害が洒落にならなそうです。

先制対策
背中の翼で飛行(空中戦)、飛び交う岩盤の位置を把握(瞬間思考力×地形の利用)してそれを踏み台にすることで加速して空中戦を有利にしましょう。その上で『アルテミシアの翼』から放つ魔力弾を雷属性(お迎え放電)とすることでデストロイサンダーをそちらに逸らします。

しかる後に『地母神の戦域』を発動。
戦場全体に神炎を発現せしめ、それを集結。極大神炎としてデストロイキングボスさんにぶつけて燃やし尽くしましょう!


霧島・絶奈
◆心情
愉しみましょう
この『逢瀬』を

◆行動
敵の先制攻撃対策として地形破壊には【空中浮遊】を活用し対処
攻撃へは【限界突破】する程【各種耐性】を高めた【オーラ防御】を多重展開した上で崩壊した地形を盾として利用します

反撃の一手として【罠使い】として持ち込んだ「魔法で敵を識別する指向性散弾」を【衝撃波】で周囲の地形へ設置

その上で『【1/0】』を使用
【集団戦術】を駆使した【範囲攻撃】で敵を攻撃
例え回避が十倍になろうとも…
罠と併せた飽和攻撃と、空間諸共蹂躙する【範囲攻撃】で対処可能です

私自身も【範囲攻撃】する【マヒ攻撃】の【衝撃波】で【二回攻撃】

負傷は【各種耐性】と【オーラ防御】で軽減し【生命力吸収】で回復



●最高のデストロイ!
「……今度もまた、大きな、お相手、ですね。……彼方から、此方の姿は、見えて、いる、のでしょうか……」
 新たな異世界の巨大な魔王を見て、神宮時・蒼(追懐の花雨・f03681)は相手からすれば蟻でも見るような気分かもしれないと想像する。
「……ともかく、ですとろい、される、訳にはいきません、ので、頑張り、ます」
 デストロイを阻止しようと気合を入れて結界を展開する。
「いいぞいいぞ! もっともっとお前達のデストロイを見せてみろ!」
 巨体を大きく傷つけられてもデストロイキングボスの戦意は一向に落ちず、それどころかさらなる激しい戦いを求めるように拳を振り上げて地面に叩きつけ、岩盤もろとも猟兵達を空へと打ち上げた。

「異世界の魔王ですか、どうやら異界は巨大な者が多い場所のようです」
 宙に巻き上げられながら霧島・絶奈(暗き獣・f20096)は先の戦いでも巨大な相手だったことから、異世界は巨人の世界なのかもしれないと想像した。
「ですがどれほど大きかろうと倒せぬ相手ではありません。愉しみましょう。この『逢瀬』を」
 そしてふわりと浮かび、限界を超えて強化したオーラを自身の周りに多重展開して守りを固め、宙を飛ぶ岩盤を盾にするように移動しながら罠を設置していった。

「破壊衝動が具現化したような方ですわね。堂々とした振る舞いは好感が持てますが……」
 地面が吹き飛んで宙に浮かされたアルテミシア・アガメムノン(黄金の女帝・f31382)は背中の三対六枚の翼を羽ばたかせて飛行する。
「早く始末しないと被害が洒落にならなそうです」
 この調子で大地を粉砕されては住める場所がなくなってしまいそうだと、飛び交う岩盤の位置を一瞬で把握して踏み台にして加速していく。
「動き回ろうと無駄なこと。我がデストロイは全てをデストロイする!」
 デストロイキングボスの全身が帯電すると、それが全方向に放射される。
「デェェストロォォォォォォォォイィ!!!」
 周辺全てを雷光が貫き、近くの岩盤が弾け飛んでいく。
「雷なら対処法はありますわ!」
 アルテミシアが【アルテミシアの翼】から雷属性の魔力弾を放ち、雷撃を迎え撃って誘導して狙いを逸らして雷が止むまで攻撃を凌いだ。

「デストローイデース! HAHAHA、いい気概でありますな、デストロイキングボス殿!」
 空中に飛ばされながらもバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)は相手の口癖を真似して楽しそうに笑う。
「OK! 派手にバトルしマショー!」
 そして【陸海空対応型滑走靴】の推進機能を使用して空を飛び回って雷を躱しながら空中戦を挑む。
「見事にデストロイしてみせよ猟兵!」
 デストロイキングボスがバルタンを視界に収めると、腹の大口からデストロイエネルギーを凝縮させる。
「とんでもないエネルギーが集まってマース!」
 当たれば消し飛んでしまうだろうエネルギーをビリビリと感じ、バルタンは飛び交う岩盤や溶岩を遮蔽物として利用して空中を滑り、発射のタイミングを計る。するとエネルギーの増大が止まった。
「デェェェェストロォォォォォイィ!!!」
 デストロイキングボスが瞬間移動して接近すると同時に、腹の口から莫大なエネルギーが放たれようとする。
「大きいだけあって予測もしやすいデース!」
 バルタンはすぐにカウンターを狙って敵に向かって突撃し、放たれる光線の射線から大きく飛び退いて躱す。宙の岩盤が一瞬にして消滅し、空の雲にぽっかりと穴が空いた。
「ふぅうううううううううう……!」
 莫大なエネルギーを放出したデストロイキングボスが動きを止めてエネルギーチャージを開始する。
「何とか躱したであります!」
 余波の衝撃に飛ばされたバルタンは身を捩って体勢を立て直し、宙を滑って敵が動けぬ隙を突こうと接近していく。

「この、好機に、全力で、ですとろい、します」
 蒼がユーベルコード『冬花庇護ノ舞(シラヒメノマイ)』を発動する。
「……邪を、祓う、鋭形の葉。……甘い、花香は、加護と、也て。……奔れ、風と共に」
 邪を祓う鋭い葉の旋風を巻き起こし、敵の巨体をも包み込んでその硬い皮膚を切り刻んだ。
「ぬぅううっ! 我が身を貫くか! 見事なデストロイよ! だが我も負けてはおらん!」
 全身から血を流しながらもデストロイキングボスが突っ込んで葉の旋風を吹き飛ばそうとする。
「……大きな、敵を、一人で、倒すのは、難しい、です。だから、風は、加護も、運び、ます」
 蒼の起こした旋風は小さな白い花を仲間に飛ばし、加護を与えて能力を強化していた。

「チャージが終われば今度こそデストロイしてやろう!」
 デストロイキングボスの身体に力が漲り始める。
「その大口に叩き込んであげマース!」
 加護によってパワーを上げたバルタンが腹の大きな口に向けて【ファルシオン風サムライソード】を構え、零距離からユーベルコード『光芒一閃(ビーム)』を発動する。
「六式武装展開、光の番!」
 全ての力を込めて眩い輝きを放つ刀を横一閃すると、光の斬撃が飛んで大きな舌を断ち切った。
「全力攻撃に全力攻撃をお返しであります!」
 さらには大口を深々と斬り裂き、顎が外れたように閉まらなくなりだらしなく口が開いて大量の血が噴出した。
「互いに使用後は動けなくなりマスガ……これで、どうでありますかな!」
 力を使い果たしたバルタンの動きが止まる。
「見事なデストロイだ!」
 腹の口が使えなくなったデストロイキングボスはチャージを終えて動き出し、腹から血を垂れ流しながらもデストロイを諦めずに全身に力を漲らせた。

「やるな猟兵よ! ならば我が究極のデストロイを受けてみろ!!」
 デストロイキングボスが全身にエネルギーを巡らせて輝き、筋肉を増大させて究極デストロイモードとなって飛翔した。
「アァァァルティメェェェェットォォォ! デェェストロォォォォイ!!」
 辺りに浮かぶ岩盤などその身で吹き飛ばしながら突撃してくる。
「既に罠は仕掛けてあります」
 絶奈の仕掛けた指向性散弾が次々と発射されてるが、その巨体から想像もできぬとんでもない機動力で躱していく。そしてデストロイキングボスは岩盤を粉砕しながら前進を続ける。
「当たれば脅威ですね。「当たれば」ですが」
 絶奈は辺りの岩盤が溶岩で敵の視界から隠れ、あちこちに仕掛けた罠の発砲音で敵を惑わす。
「デェェェェストロォォォォォォイィィ!!」
 デストロイキングボスが音のした方向に向かって罠ごと岩盤を粉砕していく。そうしている間に絶奈は次の手に移った。
「其方が大きさ勝負するなら、此方は数で押すとしましょう」
 ユーベルコード『【1/0】(インフィニティ)』を発動し、量産型【Evolution】を増殖させて搭載AIによる自動操縦モードで部隊として連携させて包囲し、アサルトライフルによる一斉射撃を叩き込む。
「例え回避が十倍になろうとも……罠と併せた飽和攻撃と、空間諸共蹂躙する範囲攻撃で対処可能です」
 絶奈もそれに加わって黒剣と白槍を振るって衝撃波を浴びせた。

「まだ足りぬ! 我をデストロイしたければもっと力とパワーを上げろ!」
 デストロイキングボスが傷だらけの身体で咆え、攻撃を受けながらも暴れ回って辺りの溶岩を散弾のように殴り飛ばす。
「……すごい、ですとろい、ですね」
 蒼は結界で飛んで来る石や土くれを防ぎ、あちこちに飛んでいる岩盤を足場に出来る程度のサイズに割って視界を遮るようにして攪乱する。
「……でも、これ以上は、ですとろい、させません」
 蒼は空中を飛び回りながら敵に接近する。
「避けられない、攻撃を、仕掛け、ます」
 そして広範囲に風を起こして、即効性の麻痺毒をばら撒いた。
「そこにいたか!」
 デストロイキングボスが蒼の存在に気付いて針路を変える。
「……気付かれ、ました。恐ろしい、相手、ですが、回避して、みせます」
 蒼は何とか敵の視界から逃れるようにちょこまかと岩盤の間に飛び込んでいく。
「そこか! むぅ? パワーが落ちているのか」
 岩盤を粉砕していくデストロイキングボスが自身の身体が鈍って行くのに気付いた。

「ではそろそろ反撃に移りましょう」
 仲間が敵の気を引いている間に、アルテミシアがユーベルコード『地母神の戦域(ティアマト)』を発動し、戦場を視界を妨げない不思議な輝く霧で覆うと、魂魄まで焼き尽くす金色の神炎を発現させた。
「なんとデストロイな光景か!」
 その恐るべき黄金の炎の海をデストロイキングボスが見上げ嬉しそうな声を上げる。
「この一撃に全てを込めますわ!」
 アルテミシアはその神炎を頭上に集結させ、まるで地上に現れた太陽のように眩く輝かせた。
「極大神炎で燃やし尽くしましょう! あなたの流儀に合わせるならばデストロイですわ!」
 アルテミシアが手を振り下ろすと、極大神炎が飛んでデストロイキングボスに向かう。
「来い!! そのデストロイ、我が受け止めよう!」
 逃げも隠れもせず、堂々とデストロイキングボスがその神炎を受け止めた。
「ぬぅぅうううううううううう!!!!!」
 皮膚が燃え上がり、肉まで炭化していく。それでもデストロイキングボスは一歩も引かずに極大神炎を抱きしめ、思い切り両腕で締め上げると炎が爆散した。
「デェェェェェェェェストロォォォォォォォォイィ!!」
 勝利の雄叫びのようにデストロイキングボスが咆えるが、その全身が燃えて大ダメージを負っていた。それでも拳に力を溜めて反撃に移る。

「恐るべき破壊の魔王ですが、猟兵が力を合わせれば倒せない敵はいません」
 絶奈がキャバリア部隊を率いて一斉に攻撃し、敵の注意を頭上に引き付ける。
「我がデストロイの一撃を受けよ!!」
 右拳が天を裂くように突き上げられ、キャバリア部隊が粉砕されて絶奈は衝撃波をオーラバリアで受けて後退する。
「……まさしく、破壊者、と呼ぶに、相応しい、ですね」
 敵が隙を晒したところで蒼は全ての力を解き放ち、葉の旋風を嵐に変えて巨体に叩きつける。
「……デストロイキングボスは、今回、呼び出された、事に、何か、感じていたり、するの、でしょうか……。……なんて、野暮、ですね」
 この場に必要なのはどちらがデストロイするかだけだと、全ての魔力を注ぎ込んでデストロイキングボスの巨体を削り取り、ドシンッと突き上げていた右腕が根本から落下した。
「我をデストロイするか! 見事! 最高のデストロイであった!!」
 デストロイキングボスが笑みを浮かべ、全身がズダズダになっても仁王立ちしたまま、まるで生きているように息絶えた。
「……満足、そうな、顔、ですね」
 その魔王の巨大な顔を見上げた蒼は、やりきったような表情にスポーツの試合を終えた選手に近いものを感じた。
 恐るべきパワーを誇るデストロイの魔王を討ち、猟兵達は疲労しながらもどこか清々しい気分で帰還していった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年05月19日


挿絵イラスト