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7thKING WAR㉕〜デェェェストロォォォォイ!!

#デビルキングワールド #7thKING_WAR #召喚魔王『デストロイキングボス』

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#召喚魔王『デストロイキングボス』


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●グリモアベース:ゲネ
「デビルキングワールド『7thKING WAR』! 新たな召喚魔王『デストロイキングボス』出現! コイツもデカいぞ!」
 ゲネ・ストレイ(フリーダムダイバー・f14843)はホロモニターにデストロイキングボスの巨体を映し出した。その全長、およそ五十メートル。
 超巨体と圧倒的パワー(厳密にはユーベルコードではない)を持ち、そのうえ瞬間移動能力(こっちはユーベルコード)も使う。
 この「パワー&瞬間移動」という組み合わせが凶悪で、デストロイキングボスに見つかったものは一瞬でデストロイされ、周辺も焦土化するという。その外見から、デビルキングワールドの住人に存在する「デストロイキング一族」の始祖であろうと推測される。
「……が、今回この瞬間移動については警戒する必要はない。なぜならコイツ、テレポートの触媒となっている配下『人面蜘蛛ビューティスパイダー』を最初の一撃で全滅させてしまうからな!」
 猟兵との戦端が開かれると、デストロイキングボスは足元の地面に大地破壊の一撃を叩き込み、爆裂した大地の中を猟兵めがけて一直線に襲いかかってくる。この時人面蜘蛛は全滅する。豪快だ。
 戦場からまともな足場は失われ、飛び交う岩盤の中で空中戦を展開することになる。
 崩壊して空中に浮かぶ岩盤、噴出する溶岩。破壊されたこれらの地形を躱し、あるいは利用しつつ戦うことになるだろう。
「敵の先制攻撃にいかに対処し、崩壊した大地の上でうまいこと空中戦を展開できるか。それが今回の戦いの鍵になってくるだろう。気張ってかかってくれ!」
 ゲネは反転させたモニターに転送術式を輝かせ、猟兵をデビルキングワールドへといざなった。

●まずは一発大地破壊
「真っ向勝負だ、猟兵よ……!」
 デストロイキングボスは戦いに、否、デストロイに飢えているかのように吠えると、己の足元に視線を落とした。
「まずは地面を……デェェェストロォォォォイ!!」
 がっちり固められた巨大な両拳が大地を穿った瞬間、鼓膜を蹂躙する轟音と共に大地がめくれ上がるように爆裂した!
 空中に飛び交う大量の岩盤、大地から火柱の如く噴き出す溶岩。
 まともな足場もなくなった破滅的な光景の中を、デストロイキングボスの超巨体が一直線に襲い来る……!

 一瞬にして激変した戦場で敵の先制攻撃をどうにか対処し、崩壊した地形の中で戦おう!


そらばる
 デビルキングワールド『7thKING WAR』、召喚魔王『デストロイキングボス』〜大地殲滅。
 地形を破壊してくる巨大な魔王を、空中戦で撃破して下さい!

●プレイングボーナス
 このシナリオでは、特別なプレイングボーナスが発生します。
=============================
プレイングボーナス……敵の先制攻撃に対処する/崩壊した大地の上で空中戦を展開する。
=============================
 上記に基づく行動をすると有利になります。

●ボス戦『デストロイキングボス・大地殲滅』
 ガチデビルが召喚した「異世界の魔王」です。圧倒的なパワーを持ちます。
 今回のシナリオではテレポートは使用しません。

 戦闘開始と同時に地形を破壊して、爆裂した大地の中で一直線に襲いかかってきます。
 岩盤が飛び交い、溶岩が噴き出し、まともな足場はほとんどなくなります。

 プレイング締め切りはシナリオ上部のタグで告知します。
 皆さんの自由なプレイングをお待ちしています!
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第1章 ボス戦 『デストロイキングボス・大地殲滅』

POW   :    デストロイブラスター
自身の【敵の至近距離に移動して】から極大威力の【デストロイエネルギー】を放つ。使用後は【エネルギーチャージ】状態となり、一定時間行動できない。
SPD   :    デストロイサンダー
【デストロイしたい!という気持ち】のチャージ時間に応じ、無限に攻撃対象数が増加する【デストロイサンダー】を放つ。
WIZ   :    アルティメットデストロイ
自身の【肉体が究極デストロイモード】になり、【自分の受ける攻撃全てをデストロイする】事で回避率が10倍になり、レベル×5km/hの飛翔能力を得る。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ソニア・シルヴァーヌ
【空中浮遊】にて岩盤の間を飛行しつつ。

大きさのみならず攻撃も豪快極まりありませんね…!
まさにデストロイの化身と言うべきでしょうか…

ともあれ、まずは先手を防ぎませんと。
E.V.EとElder Armを【防具改造】し【オーラ防御】と共に盾とし。
【全力魔法】を上乗せした波動砲での減衰と残酷な光翼の【推力移動】での離脱を試み。
L.C.Slayerから閃光放っての【目潰し】で怯ませる等。
あらゆる手段を用い、兎に角戦闘不能に陥ることだけは回避します。

何とか戦闘続行できるならば悪意の戯れで体力回復しつつ反撃へ。
敵が反動で動けない間に【エネルギー充填】しつつ一気に接近、波動砲を撃ち込みにいきます。



●異形のからだを武器にして
「大きさのみならず攻撃も豪快極まりありませんね……! まさにデストロイの化身と言うべきでしょうか……」
 ソニア・シルヴァーヌ(玻璃の白百合ラスボス仕立て・f31357)はふわりと浮き上がり、ひっきりなしに飛んでくる岩盤の間を飛行し回避していく。
「ともあれ、まずは先手を防ぎませんと」
 敵の巨体が突進動作に入るのを見定めながら、ソニアはゴシックドレスに似せた自身の肉体の一部と、下半身から生え出た筋肉質な腕を強化した。
 防御態勢が整った次の瞬間、デストロイキングボスの超巨体が、飛来する勢いで突っ込んできた。もはやテレポートなど不要ではないかという速度。
 ソニアは空気を伝播してくる衝撃を強化した装備でいなしながら、全力で練り上げた魔法を波動砲に乗せてぶっ放した。純粋な魔力が極太のレーザービームの如く真正面からキングボスの突撃に対抗する。
「ぬぅ……っ、小賢しいわぁッ!!」
 キングボスは構わず波動砲を受け止めながら迫ってくる。が、多少なりと敵の勢いは削げた。
 ソニアは波動砲が途切れると同時、下半身背部からエネルギー翼を噴出させて一気に上空へと舞い上がり離脱を図った。
 それを捕らえようと伸びた長大な腕が間近に迫った瞬間、ソニアの下半身にギョロリと巨大な目玉が現れ、眩い閃光を放射した。
「ぐあ……っ」
 キングボスが怯み、咄嗟に目を覆おうとして巨大な手が引っ込められた。
 その隙に、ソニアは神々しさと禍々しさを両立する神化形態へと変じる。翼が増え、全身の体長をも増しながら。
「この状況で身体が大きくなるのは少し不利かもしれませんが……」
 瞬く間に肉体の消耗は癒えていく。ソニアは波動砲のエネルギーを充填しながら、閃光と突撃の反動で動けなくなったキングボスの元へ、一気に飛翔する。
「これで、おしまいですから」
 波動砲が強烈な輝きを瞬かせ、大量の魔力をデストロイキングボスの超巨体に撃ち込んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

備傘・剱
いいねぇ、その一言、ならば答えよう
DEEEEESTRRRROoooY!

足場がデストロイして、いろんなもんが飛び散るというのならば、空中浮遊で足場確保、オーラ防御で衝撃波回避、誘導弾と衝撃波で、飛翔物破壊して、対応!

そして、空中戦になったら、雷獣駆、発動!
どんな攻撃を繰り出されようが、斬撃波と呪殺弾を射出しつつ、最高速度でぶち抜いてやる!
敵への攻撃は、雷獣駆の最高速度での一点突破の蹴り、その一撃のみ
その一撃を叩き込む為、接触する瞬間に、念動力と結界術で敵の動きを一瞬でもいいから止めるぞ

破壊衝動が凄い奴だが、破壊の後の事も考えないとな
クラッシュ&ビルドは基礎の基礎だぞ

アドリブ、絡み、好きにしてくれ


アリス・フェアリィハート
アドリブ連携歓迎

デストロイキングボスさん
物凄い力で地面を…!
って
配下さん達を自分から…!?

何かお考えが…?

【SPD】

味方と連携
翼で飛行
【空中戦】で
【空中機動】【空中浮遊】【滑空】を駆使
立体的に立回り

先制攻撃は
【第六感】【見切り】【早業】を総動員
UCの瞬間移動で
回避を試み

回避出来たら
そのまま
死角等に回り
光焔を纏った
ヴォーパルソードから
光焔の【斬撃波】を放ち

ヴォーパルソードで
【切断】【なぎ払い】等の
剣戟や
【ハートのA(アリス)】も
展開し
魔法の【誘導弾】の【一斉発射】や【全力魔法】
UCで戦闘

敵の攻撃などは
【第六感】【見切り】【残像】
【結界術】【オーラ防御】で
防御・回避

『凄まじい力…けど空中戦なら!』



●迅雷と光焔
「デストロイキングボスさん、物凄い力で地面を……!」
 デストロイという名の圧倒的暴力によって一瞬にして塗り替えられた戦場に、アリス・フェアリィハート(不思議の国の天司姫アリス・f01939)は翼で巧みに飛行しながら愕然とする。
 さらに驚きなのは、この第一撃で敵方に犠牲者が出ていることだ。
「って、配下さん達を自分から……!? 何かお考えが……?」
 デストロイの衝撃と吹き飛んでくる岩盤に巻き込まれた人面蜘蛛が一匹残らず消滅していく光景には、ますます困惑は深まるばかり。
 そんな真面目なアリスの疑問を拾うことなく、デストロイキングボスは咆哮と共に突進してくる。
「デェェェストロォォォォイ!!」
 超巨体が吠え猛れば、天地はビリビリと鳴動する。
「いいねぇ、その一言、ならば答えよう」
 備傘・剱(絶路・f01759)は足場がデストロイされ岩盤飛び交う戦場へ浮遊能力を駆使して舞い上がると、纏ったオーラでキングボスのもたらす衝撃波を凌ぎ、飛翔物を誘導弾と衝撃波で破壊して一気に空中へと躍り出た。
「DEEEEESTRRRROoooY!」
 額から突き出した麒麟の角から黒々と放たれた迅雷が、剱の全身を覆う。
 直後、激しい衝撃を引き連れてキングボスが猟兵陣営に突っ込んできた。
「――来ます!」
 アリスは直感に従って警告を発するや瞬発的にユーベルコードを発動し、その姿をかき消した。剱も誘導弾と呪殺弾を打ち込みながら雷獣駆の最高速度で瞬時にして離脱。猟兵を狙ってぶつかってきた超巨体は盛大に空振りし、己自身の圧倒的パワーの反動を食って明確に動きを止めた。
 その背後に、瞬間移動で現れるアリス。
「凄まじい力……けど空中戦なら!」
 光焔を纏ったヴォーパルソードを空中で振り抜き、光焔の衝撃波をキングボスの後頭部に手痛く浴びせる。
「ぐぬぁッ! ええいちょこまかと!」
 反動から早くも復帰したキングボスが身を捩ってアリスへの反撃の拳を伸ばす──
 が、その動きは目に見えない力と結果によって阻まれた。
「何!?」
「破壊衝動が凄い奴だが、破壊の後の事も考えないとな。クラッシュ&ビルドは基礎の基礎だぞ」
 止めていられるのはせいぜい数秒。剱は念動力と結界術を維持しながら、躊躇なく最高速度で一点突破を目指した。一撃に全てを懸けて。
 アリスもまた幾多のジュエルのハートを飛ばし光焔の剣閃を走らせる。そして最後の一撃に練り上げる、特大級の魔法力。
「いきます!」
「ああ!」
 キングボスの喉元に漆黒の迅雷が迸ったのと、超巨体に大量の誘導弾が降り注いだのは、同時。
 喉に迅雷の蹴撃をめり込まされたデストロイキングボスの苦しげな咆哮が、降りしきる誘導弾の雨の中に轟き渡った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

マリア・ルート
初っ端であんたの配下全滅させてどうすんのよ…デストロイ欲ありすぎじゃない?
そんなに戦いたいなら戦ってあげるわよ、デストロイされるのはあんただけどね!

飛び交う岩盤の中をスレイプニルで悪路走破しながらボスを探すわ。
ボスが肉薄してきたのを野生の勘で察知したら【指定UC】で武器を盾のように展開してガードを図りつつ離れる。無敵だし大丈夫だと思うけど万が一破壊されても相手は動けなくなるからそこを狙って武器達を乱舞させて蜂の巣にしてやるわ。破壊されてなかったらスレイプニルの重火器にも手伝ってもらいましょう。

その一撃でデストロイできなかったのは痛いわね。
お生憎様、デストロイされる時間よ?



●攻守万全
「初っ端であんたの配下全滅させてどうすんのよ……デストロイ欲ありすぎじゃない?」
 飛び交う岩盤の中であっさり全滅した人面蜘蛛達の憐れな姿を見送って、悪魔バイク『スレイプニル』を駆るマリア・ルート(紅の姫・f15057)は呆れぼやいた。
 だがのんびり構えていられる事態でもない。マリアは飛び交う岩盤をわずかな足場にして悪路走破しながら、敵の気配に神経を研ぎ澄ます。
「そんなに戦いたいなら戦ってあげるわよ、デストロイされるのはあんただけどね!」
 その啖呵を聞き取ったか否か。デェェェストロォォォォイ!!……という雄叫びが、一音一音音圧を上げて猛スピードで迫りくる。
 肉薄してくる分厚い存在を肌に感じながら、マリアはユーベルコードを解放した。
「あんたは見たことある? 目の前を埋め尽くす、武器の大群を」
 たちまちマリアの周囲に展開した数多の武器が、押し寄せる敵の存在圧から盾の如くマリアを守護する。と同時にアクセル全開で敵進路上から一気に離脱するスレイプニル。追いかけてくる衝撃波の中でも見事に姿勢を崩さず、大量の武器も堅固な想像の力によって一本たりと破壊されはしない。
 そして、空振りしたデストロイエネルギーの反動を一身に被って、動きを止めるキングボス。
「その一撃でデストロイできなかったのは痛いわね」
 あらゆる衝撃を受け止めきった武器は、一斉にその矛先をキングボスへ突きつけた。
「お生憎様、デストロイされる時間よ?」
 剣が、槍が、斧が、ナイフが……ありとあらゆる無数の武器が、一斉に乱舞する。
 数多の剣閃とスレイプニルに搭載された重火器の追い打ちが、デストロイキングボスの全身を蹂躙していった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

栗花落・澪
破壊直後は【ダンス】の要領でバランスを取り
すぐに翼の【空中戦】
万一の為に【激痛耐性】を乗せた【オーラ防御】を身に纏い
飛び交う岩盤は足場や盾として利用

雷はより高所に落ちるから
【聞き耳】で予兆を聞き取り岩盤よりも低い位置へ
避けきれない分は【高速詠唱】で雷魔法の【属性攻撃】を撃ち出し
共鳴させて軌道逸らし

溶岩は極力回避するか
【二重詠唱】の水、氷魔法で急速冷却
固形化させる事で回避

僕なりの真っ向勝負でいくよ

【指定UC】発動

ていうか早々に自然破壊するとか何考えてんの物理タイプってなんで戦闘狂だらけなんだ自然を大事にしろもーばか!

等々★マイクで声量上げた文字を全て具現化
自在に操りぶつけます

声帯筋ぱわーです



●音を形にして
「わっ、とと!」
 大地破壊の衝撃にバランスを崩しかけた栗花落・澪(泡沫の花・f03165)は、ダンスの要領ですぐさま態勢を立て直し、翼を広げて空中に飛翔した。自身の周囲にオーラを張り巡らせて備えるのも忘れない。
 デストロイキングボスの「デストロイしたい!」という欲求は相当高まっているはずだ。それが雷として発露すれば、より高所に落ちるはず。
 飛び交う岩盤を足場にしつつ、盾にして身を隠しつつ、耳をそばだてる澪。
 ……かすかに聴覚をかすめる、チリリという異音。
 それを聞き取った瞬間、澪は即座に岩盤より低い位置へと潜り込んだ。デェェェストロォォォォイ!!という咆哮と共に突っ込んでくるキングボスの存在圧を近くの岩盤を盾にいなしながら、岩盤を砕いて襲い来るデストロイサンダーの余波は、即座に詠唱完了した雷魔法に共鳴させる。
 間近に降り注いだ稲妻に視界が一瞬真っ白になった。が、うまく軌道は逸らせたようだ。澪は雷に穿たれた地面より新たに噴き出す溶岩を翼で回避し、あるいは二重詠唱から繰り出す水魔法と氷魔法の急速冷却で固形化させて無力化し、一気に敵の目線へと飛翔する。
「僕なりの真っ向勝負でいくよ」
 堂々と宣言する澪の手元には、天使の翼に彩られた拡声マイク。
 すぅ……っと肺いっぱいに空気を満たし、
「──ていうか早々に自然破壊するとか何考えてんの物理タイプってなんで戦闘狂だらけなんだ自然を大事にしろもーばか!」
 一息に吐き出した。
 言葉は一言一句漏らさず巨大な文字として具現化し、自由自在に超巨体へと打ち付けられる。顎に頭部に腹部にと、急所という急所を断続的に攻められて、キングボスは「ぐっ」「がっ」「ごっ」と短い呻きを連続させた。
「お、おのれ、なんだこのけったいな力は!?」
「声帯筋ぱわーです」
 トドメに「ばか!」の三文字がデストロイキングボスの頭頂部に降り注ぎ、銅鑼の音に似た鈍い轟音が響き渡ったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リーオ・ヘクスマキナ
アドリブ連携可

自分の優位を簡単に投げ出すとか流石にウソでしょ……

ホントに地面と配下諸共に吹っ飛ばしたーー!?


周囲の岩塊にグラップリングフックを引っ掛け、足場代わりに
先制UCにはこの岩を盾代わりにしつつ時間稼ぎに
本領は自身と赤頭巾さんとでの障壁魔術の同時展開
エネルギーを避弾経始の容量で斜めに受け流し、照射終了まで防御に徹する
(オーラ防御、限界突破、空中機動

終了後はこちらのUCを発動
"大白鳥"に乗り込み、動けない所に各種艦載砲と羽毛型誘導弾をオーバーキル上等とばかりにフルファイア!

何もかもただ壊すだけの人……悪魔? に、負けるわけにはいかないんだ
この世界のキレイなものまで壊されちゃ堪らないからね



●白鳥は空を征す
「自分の優位を簡単に投げ出すとか流石にウソでしょ……」
 と、半信半疑だったリーオ・ヘクスマキナ(魅入られた約束履行者・f04190)だが。
「ホントに地面と配下諸共に吹っ飛ばしたーー!?」
 大地を破壊するに飽き足らず配下の人面蜘蛛を豪快に全滅に追い込むデストロイキングボスの姿を目撃して、叫ばずにはいられなかった。
 ともあれ周囲の状況は一変した。リーオは巻き上げられた岩塊にグラップリングフックを引っ掛け、一気にロープを巻き上げて接近し足場にする。
「……来た!」
 デェェェストロォォォォイ!!の咆哮を引き連れて突っ込んでくる存在圧と衝撃を岩塊を盾にしてしのぎつつ、その身に宿す邪神「赤頭巾さん」を傍らに現出させ、共同で築いた障壁魔術を同時展開した。
「──避弾経始!」
 キングボス渾身のデストロイエネルギーと激突した瞬間、二人は障壁を斜めに傾けてエネルギーを受け流した。障壁に途轍もない負荷がかかり、足場も周囲の空気も何もかもがめちゃくちゃに鳴動し振動する。
 だがリーオは防御に徹し、敵の第一波を凌ぎきった。周囲を蹂躙していたエネルギーが退いて即座に、ユーベルコードを発動する。
「キレイなバラには棘がある。この白鳥も案外凶暴だよ!」
 たちまち赤頭巾さんの全身が輝き姿を変えていく。現れいでるは巨大な白鳥型の重装甲型高速戦艦。
「何もかもただ壊すだけの人……悪魔? に、負けるわけにはいかないんだ」
 リーオが甲板に乗り込むと同時、"大白鳥"は全砲門を開き、己のエネルギーの反動に動きを止めたキングボスへと照準を合わせる。
「この世界のキレイなものまで壊されちゃ堪らないからね」
 各種艦載砲、フルファイア!
 大量の砲弾と羽毛型誘導弾がオーバーキル上等とばかりにデストロイキングボスに降り注ぎ、超巨体は眩いほどの爆発に呑み込まれていった。

●デストロイの王、撃沈
「ぐぉおぉぉッッッ!! ぐぬぅぅぅうううぅんッッッ!!」
 デストロイキングボスの超巨体が身を捩りながら、自ら穿った大地へと沈んでいく。
「デェェェストロォォォイ……し足りん……!! 無念……!!」
 しかしながらこれも真っ向勝負の正当な勝敗である。
 飽くなきデストロイへの欲求を抱えながら、デストロイキングボスは消滅していくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年05月17日


挿絵イラスト