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銀河帝国攻略戦⑮~宙に浮かぶ黒の影は

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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●銀河帝国攻略戦⑮~宙に浮かぶ黒の影は
「連戦に続く連戦でみんな疲れてない? でも、まだまだ帝国艦隊は攻撃の手を休めてくれないみたいなんだ」
 と、双葉・翔は、目前の猟兵達を労いつつ。
「今回、みんなの力を借りたいというのも、『帝国宇宙艦隊』を撃沈してきて欲しい訳なんだ」
「みんなのお陰で、『解放軍』艦隊は戦争にも慣れてきた為、現状互角に戦うことまでは出来て居るんだけど、やっぱり……練度が足りない。戦いが長引けば長引くほど、『解放軍』は劣勢になるのは間違い無いと思う」
「ただ、迄の戦いで、帝国軍の優秀な前衛指揮艦を特定する事が出来たので、皆にはこの帝国宇宙艦隊の一つ『白城』艦隊の『艇庫空中戦艦』を撃沈してきて欲しい、って訳なんだ」
「『白城』艦隊の強みだけど、帝国軍に所属している事からの、強烈な『士気と練度』だろうね。やはり戦闘は場数が物を言うとも言うし、彼らはその実力を兼ね備えているのは間違い無い、かな。だから猟兵の皆で協力し、一体でも多くの帝国宇宙戦艦を沈めて、戦況を有利に進めて欲しいんだ!」
 そこまで言うと、翔はもう一度、参戦する猟兵の仲間達を見わたして。
「猟兵の皆を見つけ次第、帝国宇宙戦艦は艦放射撃で近づかせないようにすると思うから、それを掻い潜り、全力のユーベルコードの一撃を叩き込めばきっと、戦艦は沈むはず。だからみんなの力を合わせての撃沈、宜しく頼むね。それじゃ……行ってらっしゃい!」
 と、グリモアを手にし……猟兵達を送り出すのであった。


幾夜緋琉
 皆様、御世話になっております。幾夜・緋琉(いくよ・あける)です。

 11個目のシナリオも、スペースシップワールドの全体シナリオとなります。
 相手となるのは、帝国宇宙戦艦。
 帝国の制式戦艦であり、艦に積んだ射撃砲でもって、近づく者を攻撃してくる事になります。
 それを掻い潜り、ユーベルコードの一撃を力強く叩き込む事が今回の依頼となります。

 尚、今回の依頼は1章構成ではありますが、やや難となりますので判定も多少厳しめとなりますので、皆様の一致団結した力が必要です。

 それでは、皆様のプレイングを心よりお待ちしております。

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 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
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第1章 ボス戦 『帝国宇宙戦艦』

POW   :    フルバースト・コズミック
【全砲一斉射撃】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    デストロイレーザー
【10秒間のエネルギーチャージ】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【主砲からのレーザー砲撃】で攻撃する。
WIZ   :    インペリアル・マカブル
【自身の稼働可能時間】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【帝国式鏖殺形態】に変化させ、殺傷力を増す。
👑15
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

宇冠・龍
由(f01211)や他参加者の方と連携し、対処にあたります

勇気を持って挑みましょう
転送と同時に【談天雕竜】で百隻の幽霊船と、武装の煙幕弾を召喚
他の方が敵艦に接近するための手助けをします

宇宙空間では人より船のほうが目立ちますし、何より練度の高い相手なら猶更無視できないはず

相手の技の前にそう長くは持たないでしょう。しかし微細な特殊ガラス粒子を含んだ煙幕弾を敵周囲に放つことで、敵視界を遮ると同時に、光であるレーザー砲撃を減退無効化
目標を定めるための電波照準も同じく無力化します

恐らく相手は煙幕から逃れようとするので、そこを突いて残っている幽霊船全部まとめて突撃させましょう
砲門を爆発させ使用不能にします


宇冠・由
お母様(f00173)や他参加の方と連携

私はヒーローマスクでとても小さいので、非常に目立ちにくいのです
そして空中戦は得意分野ですの、お母様が煙幕や艦隊突撃で注意を引いている間、攻撃や敵索敵の目をかいくぐり敵艦に接近、地獄の炎と【七草繁縷】で攻撃。目標は敵艦外装に聳え立つ電波アンテナ
電磁波やレーダーによる照準を封じれば、あとは目視に頼るほかありません。練度からまだ脅威かもしれませんが、ぐっと命中精度は下がるはず

そして次第に地獄の炎は敵艦全体に燃え広がりますわ
変形でもしたら余計に火の移りが早くなるかもしれません


月凪・ハルマ
対艦戦(ほぼ生身)とか、結構な無茶振りだなぁ

◆SPD

俺の他にも猟兵が来てる筈だし、そっちのサポートに注力するか

という訳で、早速【ガジェットショータイム】だ
召喚するのは敵レーダーに対するジャミング装置

目視だけで此処に居る猟兵全員を確認するのは流石にキツイだろ?
あれだけデカいと死角も多そうだし

俺はデブリを利用して身を隠しながら移動
【メカニック】の知識を活かし、相手の攻撃範囲を
【見切り】ながら敵艦に見つからない様に接近して
艦の底面に張り付く

そして再び【ガジェットショータイム】、今度は時限爆弾を召喚
【メカニック】の知識で装甲が薄い個所を探り其処へ爆弾を設置
そして離脱

さぁ、後は花火が上がるのを待つだけだ



「しかい、対戦艦に対し生身で対抗しろ、とか結構な無茶ぶりだよなぁ……」
 月凪・ハルマは、溜息がちにぼやきを一つ。
 ……確かに普通に考えれば、生身の人間が戦艦を相手にするなど……荒唐無稽な話にも思える。
 でも、ここに居るのは力を持ちし猟兵。
 期待も含め、解放軍を救う為にその力を発揮しなければならない……という事でもある。
「何にせよ、私達に託されたのであれば勇気を持って挑みましょう……由も、宜しくお願いしますね」
「ええ。幸い私はヒーローマスクでとても小さいので、非常に目立ちにくい筈……そして空中戦は得意分野ですの。だから、絶対に成功させますわ」
 宇冠・龍と宇冠・由の母娘の言葉……それにハルマは。
「了解。それじゃ俺はそっちのサポートに注力するとしよう」
 と頷く。
 そして、翔によってテレポートされた先……宇宙空間に降り立つと共に。
「悪鬼百鬼と数えれば、七転八倒列を成す」
 『談天雕竜』を発動させ、百に及ぶ幽霊船と、武装の煙幕弾を召喚。
「宇宙空間では人より船のほうが目立ちますし、何より練度の高い相手ならば猶更無視は出来ないはず……さあ、行きなさい」
 と、それをそのまま、帝国宇宙戦艦に向けて嗾け……注意を惹きつける。
 その注意を惹きつけている間に、由とハルマの二人は、スペースデブリなどを利用し、戦艦に少しずつ接近。
 ある程度の距離まで辿り着いた所で、ハルマは。
「取りあえず、敵のレーダーを妨害してやるか」
 と『ガジェットショータイム』を発動、パラボラアンテナの様な者を召喚。
 その向きを戦艦の方に向けて……敵のレーダーに向けてジャミング効果を発動。
 ……帝国宇宙戦艦としては、それが解放軍が撃ってきた物として認識為たのか、砲身を上下左右へと動かし、威圧行動を取る。
 彼らにしては、解放軍などに負ける筈が無い、という自負の元、威圧的な動きで萎縮するのを狙っているのだろう……だが、実際には猟兵達な訳で。
 その威圧行動に対し、実質30cm程度の小柄な体躯で、スペースデブリと共に浮遊し、帝国宇宙戦艦に更に近づいていく由。
 ……最接近した所で、帝国宇宙戦艦の外装部を確認。
「左、右……やはり、尖端の方かしら?」
 とぐるり全体を見渡し……帝国宇宙戦艦のレーダーと思しきものがある程度密集している箇所に当たりを付ける。
 そして……そこに再接近した所で。
「では、始めますわよ」
 と、デブリから外装に飛び移る。
 そして、レーダー部で。
「私の再生力を見縊らないでください」
 と『七草繁縷』を発動、そのレーダー部に地獄の炎を着火。
 瞬く間に燃え上がる炎は、アンテナを次々と焼く。
 ただ、宇宙空間の為か、それが延焼する事は無く……レーダー部を焼き尽くすのみ。
 とは言え、主要なレーダー群を焼き尽くされてしまえば、敵に残された目は……正しく目視のみ。
 しかし帝国宇宙戦艦は、目視であっても戦闘は続ける構えの様で……その砲身と共に周囲に目を見張り、何時でも撃てる様、構え続けるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
【恋華荘】のミスタリアさんと

彼女はひとりで無茶しますから、私の方で気を配らないとですね
ともあれ、突っ込んでいく彼女を援護するために、私は【異界の抱擁】の触手を呼び出します
どうせこの触手、私の影から次元を超えて現れるものです
大きさの概念なんてないに等しいから、宇宙戦艦に絡みつくくらいの大きさと量を呼び出すことだって!
「ミスタリアさん!感心してないで、制御結構きついんですから。動きとめてる間にやっちゃってください!」
なるべく彼女を巻き込まないようにとは思ってるんですけど、末端までは制御しきれないのか彼女に絡みついて…すみませんっ

最後は彼女が貫いた箇所を起点に、触手で宇宙船をねじ切ってあげますっ


ミスタリア・ミスタニア
【恋華荘】のいちごと参加だ。

ハハッ!宇宙間戦争の主役は鎧装騎兵だと大艦巨砲主義者共に教えてやるぜ!
おっと、そういえば今回はいちごが一緒だったな。

へぇ!戦艦のあの質量を押さえ込むとは大したものじゃねぇか!
流石にこれは想定外だったが、いちごの頑張りにオレも負けていられねぇぜ!
触手で動き止めてる間に突っ込むぜ、そう長いとこ縛ってられるとも思えないしな。
ビットも展開して対空砲潰しをさせつつ、艦橋かエンジンブロックを目指して捨て身の特攻だ!
張り付いたら【対艦用パイルバンカー】で装甲ぶち抜くぜ!ぶち抜いたら、そのまま【グリュンシュトゥルム】でゼロ距離ビーム発射だ!

って、おい、オレに触手絡ませるな。邪魔だ!



 戦艦の目であるべきレーダーを失った『帝国宇宙戦艦』。
 有利な状況を作り出してくれた仲間達に続き、更なる追撃手としてやってきたミスタリア・ミスタニア。
「ハハッ! 宇宙間戦争の主役は鎧装備騎兵と大艦巨砲主義者共に教えてやらないとな!!」
 ニッ、と笑みを浮かべる彼女に対し、一歩後ろからついてきた彩波・いちごは心配そうに。
「もう……ミスタリアさん、ひとりで無茶してはだめですよ?」
 と、声を掛ける。
「おっと、そういえば今回はいちごが一緒だったな! まぁ、宜しく頼むな!」
 一方のミスタリアは、いちごに対してサムズアップ。
「もう……」
 と苦笑するいちご、そしてミスタリアは気合いと共に。
「んじゃ、行くぜぇ!!」
 と、帝国宇宙戦艦に向けて突撃開始。
 そんな彼女の援護にいちごは。
「ふんぐるいふんぐるい……星海の館にて微睡む我が眷属よ!」
 と『異界の抱擁』を発動。
 彼女の元から、数多の触手が一気に宇宙空間へと飛んで行き……ミスタリアを追い抜き、宇宙戦艦に絡みついていく。
「へぇ! 戦艦のあの質量を抑え込むとは大した物じゃねぇか!」
 と感嘆の言葉を紡ぐミスタリアだが、いちごは。
「ミスタリアさん! 感心してないで、制御結構きついんですから。動き止めてる間にやっちゃってください!」
 唇を噛みしめながら叫ぶいちごにミスタリアが。
「ああ、分かった。いちごの頑張りにオレも負けていられねぇしな!」
 と言うと共にピットを展開。
 ……絡みつく触手を鬱陶しそうに、その駆体を左に、右にと動かして振り解こうとする帝国宇宙戦艦。
 そこにミスタリアがピットを展開し、対空砲を潰す。
 ……そして、彼女自身はその艦橋へ最接近、張り付くと共に。
「どんな装甲だろうと、ってなぁ! こいつでぶち抜くっ!!」
 全力の『パイルバンカー』で、超高速かつ大威力の一撃。
 その一撃は、艦橋をぶち抜き……乗組員諸共、その一撃で撃ち抜く。
 ……そして、乗組員が骸となった所に。
「これで、宇宙船をねじ切ってあげますっ!」
 いちごの触手がぎゅぎゅっ、と戦艦を締め上げ……帝国宇宙戦艦は、宇宙の藻屑となり、消え去るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月16日


挿絵イラスト