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鍛錬!鍛錬!ひたすら鍛錬!

#封神武侠界 #戦後

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#封神武侠界
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#戦後


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●名の知れてない道場
「なんでこんなにも入門者が来んのだ!!」
 壮年の人間の男性が崩れ落ちてる様子を椅子の上にちょこんと座ってるグリモア猟兵のケットシー、ココ・エネコ(夢と希望の執行猫・f32999)は杏仁豆腐を食べながら純粋な顔をして言った。
「人気ないからじゃない?」
「ふぐぅ〜!!」
 さらに崩れて、もはやうつ伏せに寝て落ち込んでる人間の武侠者。ココは「んー」っと声を上げてスプーンをぺろぺろ舐めている。
「おじさんって、確かカンフーの達人なんだよね?…一応」
「一応と言うなグリモア猟兵!確かに修行は納めている…だが、どうやって人を集めろと言うんだ…」
 ココがペロッとスプーンをひと舐めして「ふふん♪」っと得意げに笑った。
「私はグリモア猟兵だよ?猟兵たちにおじさんの道場はこんなにもすごい鍛錬してこんなにも強くなったよ〜っていう実績を作ればいいんだよ!」
「おぉ〜!!そうか!!」
 人間の武侠者の名前は「晃凌皐(こうりょうめい)」。それなりに実力のあるカンフーの達人だ。ココは多少なりとも猟兵がここで力もつけれるし道場の名が広まると踏んだのだ。
「んじゃ私伝えてくるから!杏仁豆腐ごちそうさま〜♪」
「おう!また食べに来い!」

●グリモアベース
「そっ!今回は戦う為じゃなくて晃おじさんの道場を助けて欲しいの♪ついでに体とか魔法とか鍛えてくるといいよ…でも魔法ってどうやって鍛錬するんだろ?」
 んーっとココは少し考えたが「まぁいっか!」っと考えるのをやめた。
「まぁようは「あそこの道場はこんな鍛錬ですごく強くなるよー」っていうことを実績として残してあげて♪晃おじさんでも思いつかない鍛錬法でも見せて驚かせると面白そうかも!私もあとでいくから頑張ってね!」
 っとココは猟兵たちを道場まで転送させた。


バロ
 戦争真っ只中で少し息抜きに鍛錬どうっすか!バロです!お疲れ様です!
 今回登場したNPCは「晃凌皐」に教えられた方法で体を鍛える描写や逆に独自の鍛錬法を教えてやるという結構自由度の高めの戦闘なしシナリオとなってます!
 第1章はフラグメント通りにやらなくてもいいです!要は自分はこんなふうに強くなったよとか自分はいつもこんな鍛錬してるよっとか「晃凌皐」に教えたり語ったりしてください!その他の行動とかもOKです!晃凌皐から教えてもらいたい場合はこちら側のほぼアドリブになります!(鍛錬法など)。
 第2章は実際にその鍛錬法を行う章です!この章ではグリモア猟兵「ココ・エネコ」が訪れるというシチュエーションになってます。希望があればココ・エネコとの組手や強さについてのおしゃべり、一緒に鍛錬などがあればアドリブ込でリプレイ書かせて頂きます!
 なお、サポート参加を積極的に採用する場合はタグにてお知らせします。
 MSページを見ていただけるとありがたいです!よろしくお願いします!
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第1章 冒険 『寂れた武術道場』

POW   :    武術の特訓をする。

SPD   :    御前試合とか他流試合で名声を上げる。

WIZ   :    道場の経営方針を見直す。

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ガルムゼノン・フェンリル
【POW行動】
息子のゼル(f00372)と一緒に!

心情
ほぅ、この世界にも道場があるのか。
私も教養を深めなければならないからね、いち格闘家として勉強させていただこう。何度かカンフー使いの格闘家とは手合わせしたことあるけど…どんな感じかな?

行動
たのもー!
私は崩月・蒼牙!1人の格闘家として、手合わせいただきたい!
(組手の内容はMS様のお好きなように描写してください)
本気でやったらノシちゃうし、きちんと手加減するよ!

ゼルと同じように、組み手が終わった後に自身が猟兵であることをバラして自己紹介しようかな!


デュオゼルガ・フェンリル
【POW行動】
父さん(f01970)と一緒に!

心情
ほぇー、カンフーの道場か!
父さん、これいい経験になるんじゃないかな!?
俺もいち格闘家として、どんなものか教えてもらおっと!
どんな感じなのかなー♪

行動
「たのもー!!俺は崩月・狼牙! 1人の武闘家として、お手合わせいただきたいんだぜ!」
猟兵になってから、父さんと日課で修行がてら組手してるからなっ!
そう簡単には負けないぜー♪

道場のおっちゃんと組手したあと、自分が猟兵だってことをバラして改めて自己紹介するんだぜ♪



「父さん!カンフーの道場にいくのっていつくらいなんだぜ?」
「さぁなぁ…最近は封神武侠界に顔を出していないもんだから忘れてしまった…UDCアースの道場には何度か足を運んではいるがな」
 例の寂れた道場の門前で話している人狼の親子ガルムゼノン・フェンリル(月をも砕く蒼狼拳士・f01970)とデュオゼルガ・フェンリル(父の背を追う蒼拳狼・f00372)が仲良く話している。ガルムゼノンは今住んでいるUDCアースの道場には何度か足を運んだりしてるが封神武侠界にはあまり来なかった。
「さて…」
 ガルムゼノンの声を合図にデュオゼルガと一緒に道場の門を勢いよく開ける
「「頼もー!!」」
「うぉっ!?」
 その声に驚いた様子を見せた晃凌皐は目をぎょっとさせていた。
「手合わせを申し込みたい!私は崩月・蒼牙」
「俺は崩月・狼牙!…だぜ!」
「ほう…手合わせか、いいだろう!この晃凌皐が相手になろう!」
 ガルムゼノンとデュオゼルガは道着に着替えて晃凌皐と対峙する形でお互いに構える。
「始めるのだぜ!いいのだぜ?」
「あぁ!いつでもいいぞ!」
「こっちもいいよ…狼牙合図を頼むよ」
 デュオゼルガは手を上にあげた。
「始め!!」
 そしてその手は振り下げられた。
「でやぁ!!」
 晃凌皐は踏み込みを入れて距離を詰める。腰を落として中国拳法独特の突きを入れるがガルムゼノンはそれを回し受けで流して、その受けた手で突きを放つ。まさに攻守一体の片手とも言えよう。だが、その突きは晃凌皐の顔の目の前で止まった。
「…なっ!?」
「一本ですな…」
「さすがだな…まさか片手で受けて突きを放つとは」
 そこでデュオゼルガが2人の間に割って入る。
「次は俺なんだぜ!俺も強いのだぜ!」
「こらこら狼牙…すまないが息子とも組手をしてくれないかな?」
「拒む理由はなし!狼牙くんも強者と見た!」
 そしてガルムゼノンのように対峙するデュオゼルガ。デュオゼルガの目はキラキラと輝いていてしっぽを振って構えた。
「両者いいか!始めッ!」
 ガルムゼノンは手を振り下げると、デュオゼルガは父親とは逆に先手必勝の踏み込みを入れる。その閃光のような踏み込みは晃凌皐の目では追えなかった。
「早いっ!」
「てやぁぁ!!」
 寸止め…しなかった。デュオゼルガは晃凌皐の腹に打ち込みを入れて晃凌皐の体はくの字に曲がった…が晃凌皐も吹き飛ばずに顔を顰めながらも笑みをこぼしていた。
「ははっ…大した突きだ、内功を練っていなかったら崩れていただろう…完全に完敗だ。」
(ほぉ…ゼルの突きをくらっても崩れないか…達人を名乗るだけあってできるな)
 ガルムゼノンは改めて2人のそばまで近づいて猟兵であることを話した。晃凌皐は最初は驚いたもののすぐに笑顔になった。
「そうかそうか!俺は猟兵の突きをくらっても崩れていない。この負けは我ながら誇らしいな!」
 っと武道家らしいことを言って笑った晃凌皐。人狼親子と晃凌皐による鍛錬はいかなるものなのか…晃凌皐に「崩月流」の凄さをわからせた瞬間だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

タカシ・セイヒ
成る程肉体鍛練も良いですがやはりアナタには精神の修行が足りていませんね
道場主は力だけではなく人を教え導くことも大事です
つまりアナタに欠けているのは心、技、体、の心の部分ですね
僕は様々な魔術を学び多くの師に教えを乞うて自身を高めて参りました
ボクがアナタに今まで教わった精神的教えを伝授しましょう
そうすればアナタも多くの弟子を教え導くことが出来るはずです
魔術と体術、一見すると関係無いように見えますが実はどちらも精神性が最後の仕上げに大事なのですよ❗



「はぃぃぃ!!」
 晃凌皐は中国拳法の形をしていた。だがいくら技や体を鍛えても何かが足りない…なんだろっと考えても頭の固い晃凌皐には答えが浮かばなかった。
 そこへ1人の猟兵が道場を訪れる。タカシ・セイヒ(探究者の成れの果て・f37132)、彼女は己の探求心の為に人間の体を捨てた知恵者だ。晃凌皐はタカシの存在に気づくと駆け寄り出迎えた。
「ようこそ我が道場へ…その佇まいは猟兵かな?」
「はい、早速道場の方針をお聞きしたいのですが」
「あぁ、どうぞ上がって気を楽にしてくれ」
 タカシを道場に向かい入れてテーブルを挟んでお互い椅子に座り話し合うことにした。
「まずは我が道場の方針は鋼鉄の体と洗練された技で制すがもっとうだ。技の探求を常に欠かさず磨いてきたのだ」
「なるほど…」
 タカシは欠点的なところを直ぐに勘づいた。まっすぐ晃凌皐の目を見つめるその目は厳しいものだった。
「体や心を鍛えたとしても、あなたに足りないのは心·技·体の心の部分です。技の探求と体の鍛錬は賞賛しましょう。しかし道場主は力だけではなく人を教え導くことも大事です…僕は様々な魔術を学び多くの師に教えを乞うて自身を高めて参りました。心は己の意志を強め、そしていざ戦う時の覚悟で技や体が光るものです」
 タカシは間を置いたあと。
「魔術と体術、一見すると関係無いように見えますが実はどちらも精神性が最後の仕上げに大事なのですよ!」
 晃凌皐は衝撃を受けたような顔をしていた。
(そうだ…俺は技や体を鍛えても心のことはからっきしだった…そんな簡単なものも気づかないでなにが武術家だ!)
 悔しがる晃凌皐にタカシは優しい声色で接してあげた。
「僕がアナタに今まで教わった精神的教えを伝授しましょう…大丈夫、人は生きている限り限界などありません。常に探求し己を高め続け壁を乗り超えることが大切ですから」
「おぉ…よろしく頼む!タカシ殿!」
 晃凌皐は拱手をして頭を下げた。タカシはその教えを乞う姿にまだ未熟だったころの自分と重ね懐かしいような感覚になった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

嘉納・武道
「晃凌皐師範ですね?自分は嘉納武道。依頼を受け此方に伺いました」
右拳を左手で包み込む拱手にて挨拶。(柔道衣姿

手合せにも心惹かれますが、経営方針を見直してみましょう。

先ず、この道場の目指す先を聞く。その上で門下生に求めるモノが『人生の為の武』か『武の為の人生』かを問う。

後者は、弟子は少なく1~3人。修行の密度が増し、己の修めた技術を念入りに継承させることが出来る。

前者で大勢の門下生を望むなら、晃師範の他に指導できる人材が数人欲しい。所謂高弟という存在。兄弟弟子に伝手は?その後は公的な試合に出場し、個人ではなく道場としての結果を残し宣伝とするのが王道だ。

上記を含め、他の行動・言動は委ねます。



「……やはり道場の方針に問題があるのだろうか……」
 晃凌皐は1人テーブルの上に置かれている中国茶を見つめて改めて自分の道場の方針を見直すことにした…晃凌皐は技の練度、そして体の仕上がりは出来ていたが道場を開き人を導いたことは1度もなかった…。
 考えてる最中に1人の柔道着を来た武道家が訪れた。彼の名前は嘉納・武道(柔道整復師にして青龍拳士・f36325)。彼もまた柔の道を極めし者。
「晃凌皐師範ですね?自分は嘉納武道。依頼を受け此方に伺いました」
 嘉納はこの世界に合わせるように拱手で挨拶した。晃凌皐も椅子から立って嘉納に拱手をして頭を下げた。
「よく来られた嘉納殿!お茶を入れよう、気を楽にして座ってくれ!」
 猟兵そして武道家の彼ならなにか案があるだろうと心躍る気持ちで客側の椅子を引いて招き入れた。彼のその教えを乞う姿に嘉納は良い心構えと感心していた。
「さて、よろしく頼む…」
「先ず、この道場の目指す先を聞く。その上で門下生に求めるモノが『人生の為の武』か『武の為の人生』かを問わせていただきたい…あなたは見たところ己を鍛える技術はあるものの人を導いたことはなかった…違いますか?」
 晃凌皐は黙ってしまった。さっきまで考えていたことを当てられてしまったからだ。そして「人生の為の武」か「武の為の人生」かと問われると言葉が詰まった…彼は修行時代はひたすら武に没頭していたが孤独だった。それを味わっているからこそ人生の道しるべのひとつにと願って道場を開いた。それを思い出させてくれた嘉納に「人生の為の武」と答えた。
「晃師範の他に指導できる人材が数人欲しい。所謂高弟という存在も必要です」
「いわゆる俺の武を引き継いでくれる者たち…か」
「その後は公的な試合に出場し、個人ではなく道場としての結果を残し宣伝とするのが王道だ」
「なるほど…実際の鍛錬の成果を武術大会で見せて実績を残すことか…」
 晃凌皐は嘉納に言われたことをちゃんとメモとして残していた。嘉納は生徒に教えを与えているような感覚になり晃凌皐の素直に教えを受ける姿勢に感心を覚えた。
「自分も協力します晃凌皐師範!道場な繁栄にはげみましょう!」
「ありがとう嘉納殿!よろしく頼み申しあげる!」

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 日常 『日々之修行!』

POW   :    外功! 鋼の如く鍛え上げる!

SPD   :    内功! 窮めれば空も飛べる!

WIZ   :    秘伝書! 修めれば天下無敵だ!

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「おっ!段々と進めてきたね!」
 道場に再び訪れてきたグリモア猟兵のココ・エネコ。
 彼女は道場の様子が気になり見に来たのだ。
「あぁ!すっかり道場の方針とかが定まってきた、これも猟兵達のおかげだ!」
「よかったね!私も鍛錬に参加していい?」
「おいおい…グリモア猟兵さんがか?まぁよいがな」
 ココはその場で逆立ちして腕立て伏せをし始めた。
「よし!みんなで鍛錬だ!」
タカシ・セイヒ
ではよろしいですね、人を教え導く為に必要となるのはまずは落ち着き払う精神性が大事です
そして相手に今何が必要となるのか、それを見極める観察眼を養うことです
見たところアナタは余り落ち着きがなく先走りがちな感じがします
これでは人に上手く物事を伝えることが出来ません
さあこちらに来て座って下さい、そして目を瞑り今までの己のどこが至らなかったのかを静かに見つめ直すのです
アナタは体格に恵まれ才能も申し分無い、しかし相手に合わせて教えていたでしょうか?
情熱や思いが先走り過ぎて教えるのではなく押し付けていなかったでしょうか
忘れないで下さい、教えるということは落ち着いて相手に合わせた教えを授けるということなのです



 あれから心に対して教えを乞うことにした晃凌皐はタカシ・セイヒ(探究者の成れの果て・f37132)と向かい合う形で座っていた。
 タカシは正座、晃凌皐はあぐらを組んでいた。
「ではよろしいですね、人を教え導く為に必要となるのはまずは落ち着き払う精神性が大事です」
「落ち着き?…」
「そして相手に今何が必要となるのか、それを見極める観察眼を養うことです…見たところアナタは余り落ち着きがなく先走りがちな感じがします」
「なるほど…俺は確かに己を極めていたが他人を見ることなどはなかった」
 タカシは一息ついたあと目を閉じた。
「目を閉じて今一度己を見つめ治してください…己のどこが至らなかったのか…まずは己がもし教えを受けた身になば自ずと見えてくるでしょう」
「……」
 晃凌皐は静かに目を閉じた。
(そうだ…俺は師匠から教えを受けた時…師匠は厳しくも俺にペースを合わせてくれて技も体の鍛え方もすぐに覚えれた…相手のペースや気持ちを考えてやらねばいかんのだな…)
「あなたは技や体の部分では才能が恵まれていますが情熱や思いが先走り相手に押し付ける形になりがちだったんです…まずは心を落ち着かせましょう」
「……」
 こうして2人は座禅を組んで精神統一という鍛錬を受けた。魔術も体術も大事なのは心、精神だ。心·技·体のどれかでも衰えていればそれは完成形ではない。じつにタカシという知恵者らしい導きだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

嘉納・武道
■WIZ
取り敢えず晃師範の流派の基本技と応用技を体系化・分類した其々の技術書を制作しましょうか。秘技とか奥義は高弟用として別の書に記します。

無論、技が盗まれる懸念もあるでしょう。が、技とは盗み盗まれるもの!本質を理解しない限り脅威には成りません。

因みに奥義書は真っ白でも構いません。奥義とは学ぶものではなく、己の武の積み重ねの果てに生まれるモノです。晃師範だってそうでしょう?(ニヤリと笑う

逆も然りで、「柔」の基本に[崩し]の技術があるんですが、柔道の創始者が現れるまで「柔」の奥義として扱われ、長い修練の果てに辿り着く技法とされていました。

上記を含め、他の行動・言動は委ねます。



「取り敢えず晃師範の流派の基本技と応用技を体系化・分類した其々の技術書を制作しましょうか。秘技とか奥義は高弟用として別の書に記しょう」
 晃凌皐と嘉納・武道(柔道整復師にして青龍拳士・f36325)は技術書という形で武術の技を書き記そうとしていた。
「しかし…この書を見た門外漢は技を盗むのでは?」
 嘉納はそうじゃないと首を傾げる。
「無論、技が盗まれる懸念もあるでしょう…がしかし技とは盗み盗まれるもの!本質を理解しない限り脅威には成りません。」
「なるほどな…」
 ふむっと言って技術書を書こうとするが嘉納はその手を止めさせた。
「因みに奥義書は真っ白でも構いません。奥義とは学ぶものではなく、己の武の積み重ねの果てに生まれるモノです。」
 そして嘉納は優しさをこめた笑みを見せて。
「晃師範だってそうでしょう?」
「確かにそうだ…俺も技を盗んできた」
「逆も然りで、「柔」の基本に[崩し]の技術があるんですが、柔道の創始者が現れるまで「柔」の奥義として扱われ、長い修練の果てに辿り着く技法とされていました。」
「やはり…武術は常に進化していくものなんだな…やはり貴殿に相談してよかった!」
 その後も2人は着々と独自の「武術書」を作っていく。ただそれは白紙だった。なぜならこれから記していけばいいのだから。

大成功 🔵​🔵​🔵​

デュオゼルガ・フェンリル
【POW行動】
引き続き、父さん(f01970)と一緒に!

へへへ、俺の拳を食らって倒れないなんて、おっちゃん強いんだなー!
俺も特訓のやりがいがあるってもんだぜ♪
そうだ父さん!『俺たちのとっておき』、おっちゃんに見せてもいいかな?
木人を用意して、いかにも格闘家ってカンジの連撃を叩き込んだあとに【崩月・狼牙爆迅衝】をフィニッシュでぶちかますんだぜ!
用意した木人を派手にぶっ壊して、おっちゃんの反応が見たいんだぜ♪

そうだ!ココ嬢、なにか気になったことってあるかー?
俺は父さんのトレーニングメニューしか知らないから、他の人の意見が知りたいんだぜ!

(アレンジ歓迎、グリモア猟兵同行希望)


ガルムゼノン・フェンリル
【POW行動】
引き続き、ゼル(f00372)と一緒だ

鋼の如く鍛え上げる…といっても、本当にやり方は人それぞれなんだよね。
私も『師範』という立場は変わらないが、教え方は全く異なるものだろう。
いつものやり方だと、『猟兵と同等の体力じゃないとついてこれない』からなぁ…
ま、他の猟兵さんも似たようなこと言ってるだろうけどね?

日課の組手をゼルと…はやったけど、もう一回組手を目の前で披露しようかな?
うーん…ここは『彼女』にもアドバイスをもらおうかな。
ねぇココ嬢、何か欠けてることとか、気になったことってあるかい?

(アレンジ歓迎、グリモア猟兵同行希望)



「へへへ、俺の拳を食らって倒れないなんて、おっちゃん強いんだなー!俺も特訓のやりがいがあるってもんだぜ♪」
 デュオゼルガ・フェンリル(父の背を追う蒼拳狼・f00372)は晃凌皐に対してきらきらとした目でみていた。
「いやぁ…でも結構効いたぞ?君が本気をだぜばおそらく俺はのされていただろう」
 優しい笑みを浮かべて改めて人狼親子の実力を認めざるおえなかった。
「そうだ父さん!『俺たちのとっておき』、おっちゃんに見せてもいいかな?」
 その言葉を聞いてガルムゼノン・フェンリル(月をも砕く蒼狼拳士・f01970)はやれやれっと優しい笑みを浮かべて。
「あぁ、晃凌皐殿の参考になるかもしれないから見せてあげなさい」
「それは楽しみだな!」
 用意してあった木人に向かって大きく息を吸ったあと目にも止まらぬ連撃を叩きき込んだあとに【崩月・狼牙爆迅衝】を叩き込む。
「狼牙…爆迅衝!!」
 すると木人は木っ端微塵に砕けてココと晃凌皐は「お〜…」っと声を出してガルムゼノンはうむっと頷いて少し満足げな顔をしていた。
(鋼の如く鍛え上げる…といっても、本当にやり方は人それぞれなんだよね。私も『師範』という立場は変わらないが、教え方は全く異なるものだろう…いつものやり方だと、『猟兵と同等の体力じゃないとついてこれない』からなぁ…)
 っとガルムゼノンは少しの悩みを心の中で呟いてデュオゼルガに声をかける。
「ゼル、少し組手をしてみないか?いつもの稽古をココ嬢と晃凌皐殿に見せよう!」
「うん!父さんと組手なんだぜ!」
 そういうと人狼親子はいつも通りに組手をし始めた。息のあった2人の組手に晃凌皐は目を奪われて、ココはほぉ〜っと感心したように見ていた。
「……よしゼルここいらでやめよう」
「うん!そうだ!ココ嬢、なにか気になったことってあるかー?俺は父さんのトレーニングメニューしか知らないから、他の人の意見が知りたいんだぜ!」
「そうだね、ココ嬢、何か欠けてることとか、気になったことってあるかい?」
 ココはうーんと少し考えたあと自分の意見を言った。
「投げ技とかの練習してみたらどうかにゃ?打撃織りまぜた投げ技とか」
 なるほどなぁっと人狼親子と晃凌皐はふむっと頷いたあと早速それを試すことにした。こうして平凡で楽しい鍛錬をして時間が過ぎていき道場は気楽な雰囲気で名が広まったそうな。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
 ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、21歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


子犬丸・陽菜(サポート)
 ダンピールの咎人殺し×聖者、15歳の女です。
「いっしょに苦しんであげるよ」
「臓物がはみ出したくらいで動けなくなると思った?」
「はらわたを搔き回される苦しみはどう?」

 宝珠による臓物を掻き回しを多用し、知られざる枷を使います。怪我は厭わず積極的に行動、臓器の負傷でユーベルコードの威力が上がるので負傷は状況によりわざと受けたりもします。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
 潜在的なマゾヒストなのでユーベルコードの苦痛になにか感じる場面もあるかも?
 負傷重症描写歓迎むしろ希望、内臓が出るくらいやっていただいて全く構いません!
よろしくおねがいします!



 晃凌皐はまさに心·技·体を心得ているスフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)に教えを乞うたあと実際に鍛錬法を教えてもらおうとした。剣の腕と機械の知識、それに魔法の才という恵まれた猟兵だ。
「ではまず剣による稽古をしましょう!」
「よし!その技術を盗ませてもらうぞ」
 晃凌皐は宿星剣を構えて軽く手合わせをした。それを傍から見ていた子犬丸・陽菜(倒錯の聖女・f24580)はなんだか平和だなぁっというような様子で中国茶を飲んでいた。
 しばらくスフィアとの剣の手合わせのあとに魔法に関わる心の鍛錬法にも助言を入れた。
「まず、魔法でも気功でも操るにも精神力が試されわね。心が強ければ力も出せないわけだし」
「そうだな、俺に欠けていたのは確かに心だったかもしれない…」
 ふむっと晃凌皐はスフィアから心の鍛錬法の話を聞いている中、子犬丸は拷問器具を改造してトレーニングマシンを作っていた。
「すこーし力の入れ方を間違えたら痛い目にあうっていう仕組みのトレーニングマシンを作ってみた〜♪」
 そのトレーニングマシンは拷問器具を改造したもののために形は歪つだった。晃凌皐は試しにそのトレーニングマシンを使った。拳の打撃や足さばきの方向、重心移動を少しでも間違えると檻の中の修行者が囲んでいる鉄の処女から電撃が流れるもの…でも時間が経つまでこれは行われるために晃凌皐は脱出はできない。
「これは!なかなかハードだ!」
「あたし特製だからねぇ♪」
 っと着々と鍛錬法が増えていくことに喜びを感じた。
 時間が経ってようやく拷問トレーニングマシンから解放された晃凌皐は肩や手首を回してふぅっと息を吐いた。
「スフィア殿の剣の技術に精神の鍛錬、それに子犬丸殿の鍛錬機械があればこれは鍛えられるな!2人とも感謝する!」
 晃凌皐は2人に拱手をして頭を下げた。これでますます道場の人気は上がることは間違いないだろう。晃凌皐の道場繁栄修行はまだまだ続く。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。



「あぁ〜…トレーニングのこと考えてたらお腹すいたにゃ〜…」
 トレーニング機器の設計図から離れて座り込んでお腹を鳴らすミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)。
「そろそろ休憩にしようか、中華料理でも作ってあげよう」
 晃凌皐はミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)の守護に関する魔術から何か得れないか話をしていたところにミーヤの言葉を聞いて休憩を取ろうと持ちかけた。
「ごはんにゃ!いっぱい食べるにゃ!」
「私もお腹すいちゃった…」
「よし!んじゃ待ってなさい」
 小さな厨房にいき中華料理を作ることにした晃凌皐は作業に取り掛かろうとしたがミーヤがじーっと見つめていた。晃凌皐は苦笑いを浮かべて「設計図とやらを書いていたらすぐできるよ」っと言ってミーヤは「わかったにゃ!」っと言って再び設計図に取り掛かろうとしていた。
(俺の修行時代は楽しいことなんてあまりなかったな…こういう家庭的な雰囲気も道場に来やすいってのもあるかもな…)
 晃凌皐は何かを閃いたようだ。入門生に優しく接したら気軽に修行が出来るのではないかっと。
「んー…」
 ミスティは手のひらに丸い半透明の球体を作り出して集中していた。ミスティなりに魔術の鍛錬をしていた。鍛錬をしていたらそのうち美味しいご馳走も出来上がるだろうっとふと頭で考えていたら丸い半透明の球体がパリンっと割れて「わっ!」っと声を出すミスティ。
  時間は経って昼頃になると晃凌皐から「出来たぞー」っと声をかける。
 真っ先に飛びついたのはミーヤ、その後に席に着くミスティ。机の上には回鍋肉、炒飯などの多数の中華料理が並べていてミーヤは目をきらきらさせて「食べていい?食べていい?」っと聞いて晃凌皐が優しい笑みを浮かべて「いいぞ」っと言うと昼食会が始まった。
「おいしいにゃー!」
「うん、ほんとにおいしいね」
「はは!喜んでもらえてよかったよ、おかわりもあるからたんと食えよ」
 3人の楽しい鍛錬はまだ続きそうだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ルイズ・ペレンナ(サポート)
『お代は結構ですわよ。けれど懐には注意なさいませね?』
ブラックタールのシーフ × スターライダー
特徴 金目の物が好き 錠前マニア グルメ 快楽主義者 実は恋をしていた
口調 貴婦人(わたくし、あなた、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)
敵には 高慢(わたくし、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

・金目の物をお宝と認識し獲得するのが行動理念
 直接の機会でなくても獲得出来るかも知れないと思えば動きます

・愛情や人助けのような金銭にならない価値は興味ないですが
 それを大事にする人を貶めもしません。趣味の相違

・利害が一致すれば他人との共闘やサポートはむしろ積極的です



「わたくしの教える道場のしかるべき方針と金銭の管理を教えてあげますわ」
 ルイズ・ペレンナ(怪盗淑女・f06141)は晃凌皐の道場を繁栄させたいという依頼を積極的に受けていた。本来金にならない話は乗らないルイズがなぜ積極的になっているかというと。

●数分前
「金目の物にならない話はあまり興味はありません…」
「そうだよな…貴殿のような淑女には遠い話だが…その手先の器用さを参考にしたいものだったな」
 すると晃凌皐の懐から何かが落ちた。チャリンという音を聞き逃さなかったルイズはその落ちたものを見る。
「おっと…古代の五銖銭が…」
 封神武侠界の古いお金をコレクションとして持ち歩いている晃凌皐。古代の五銖銭といえば売れば高値が付く。
「……これが気になるのか?」
 晃凌皐はルイズの五銖銭の視線に気づき晃凌皐はんーっと声を出して悩んだあと「よし!」っと何かを決めた。
「俺の収集している五銖銭の何枚かを貴女にやろう。その代わりにその手先の器用さとこの先の道場をどうしたらいいかを教えてくれないか?」
「……承りましたわ」

●そして今
「……なるほど……」
 この先の道場の金銭の管理や授業料についてと手先の器用さの秘密を教えてもらった晃凌皐は満足な様子だった。
「ありがとう!実際に試してみようかと思う!これは約束の五銖銭だ」
 大きな布袋の中には今は使えないが売れば高値になる古い五銖銭をルイズに渡す。
「またなにかありましたら言ってくださいね、お代も期待してます…」
 そういって機嫌良さそうに帰っていくルイズだった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年05月16日


挿絵イラスト