渺茫(作者 にゃあら
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#UDCアース 


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#UDCアース


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●――
 深淵――二文字で記す事は容易いのだと何処かの誰かが告げていた。最早、人の、ひとつの欠片もない世界の内で鎌首をもたげる。ずるり、と、音を鳴らしたオマエ/星辰が此処までの安堵を孕むとは思いもしなかった――たくさんの想像(イメージ)が集い、ようやく心臓じみた果実となる。柘榴・柘榴・柘榴――。
 犬も猫も人も存在しないのだ、吐き捨てた外宙(ソトツラ)がグズグズと煮え腐る。水とも土とも考えられる、ぽっかりとした虚空が煌めきを手招きした――訪れるブラック・ホール、のたうつ『 』――。
 永遠と呼ばれる、おおよそ、赦されないものが呆然と横たわっている。死すらも死なぬ、暗黒が沸々と謳っている。覗き込んだ彼方側は目玉を本当に有していたのか。
 ――夢が読み方を忘れている。無が読み方を殺されている。ひらがなが何もかもを絶やさんとしている。枕(※※※※※※)が――。

●――
 ――さて。貴様等。此処に存在すると謂う事はつまり、俺の予知(ことば)に耳を傾けると、そういう覚悟なのだな。宜しい。ならば自ら地獄へと――地獄すらも生温い儀式へと――投身するが良い。
 ――言わずもがなUDCでの復活儀式案件だ。儀式の場所を掴み、それをぶち壊す。簡単なようでいておぞましい常の如くよ。しかし貴様、随分とカッコがつかないな?
 ――まあ『特に問題は無い』だろう。悉くは暗雲、中央(セントラル)へと呑まれた太陽だ。覗き、覗かれ、揮い給え。クカカッ――。
 グリモアが輝いて。


にゃあら
 にゃあらです。
 深淵。

 第一章。
 なにもありません。
 まったく、なにもありません。
 くろい、くろい、塗り潰されています。
 どうか発狂しないよう。

 第二章、第三章。
 詳細不明。

 宜しくお願い致します。
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第1章 冒険 『狂気空間へようこそ』

POW自我を見失いながらも、強靭な精神力を全力で発揮することで狂気を振り払う
SPD正気を損ないながらも、現実を感知し冷静さを取り戻すことで狂気から抜け出す
WIZ理性を削られながらも、自らの術や智慧を駆使することで狂気を拭い去る
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 悪夢と謂うにはひどく大雑把で、静かな空間だった。茫々と、永遠に広がる暗黒は猟兵(オマエ)に全き盲を与えるのだろう。何も無い、嗚呼、何も認識出来ないのだ。このまま、自らの存在とやらも失くして終うのではないか。嫌な想像が膨らみ、足元が覚束無い――刹那に閃いたのはおそらく子供達なのだろう――判断する術は何処にも見当たらないが。
 ゆっくりと、僅かに滓(のこ)された正気の糸を手繰っていく。大丈夫だ、オマエは無限量の内側でもオマエを維持出来る。証拠は有るのか、確かめて観給えよ。
黒影・兵庫
うおぉぉぉ!マジで何もありません!真っ黒です!せんせー!
(「ビックリするくらい真っ黒ね。黒影、このままお喋りしましょうか」と頭の中の教導虫が提案する)
え?はい!わかりました!でもなんで?
(「理解できない、分からない、狂気はそこから染み込んでくる…だから理解できる何かが必要なの」)
わかりました!この会話が正気である証拠というわけですね!
お任せください!俺がせんせーを狂気から守りますよ!
(「え?あ、ありがとう…じゃあお互い守り守られで真っ黒を進みましょうか」)
はい!せんせー!


 絶叫(さけ)ぶ猿叫(さけ)ぶ蝉叫(さけ)ぶ。
 ナイフとフォークの使い方を神は理解していない、故に手掴みで貪るのだ。蟷螂(むし)の鎌が羨ましいと心臓(ハート)が謂う、何故なのだ、神は神の姿見(きょう)として人を造ったと――。
 こつん、こつん、こつん――頭蓋骨を叩くような、軽快な音(ね)が小部屋に響く。そんな想像(イメージ)が暗黒に広がり、茫々を言の葉で埋め尽くした。ブラック・ホールから成っていた狂気空間(メタバース)もホワイト・ホールに至れば正気空間(うつつ)だろう。黄金色の輝いた甲虫(むし)の行き先を教えてくれ、脳内(シナプス)と称されたソファに『ふたり』が座る――マジで何もありません、真っ黒です、せんせー! 猟兵(オマエ)の驚愕(ワード)に反応したのは、成程、いつもの教導虫(きみ)だろう、このまま、永久にお喋りするのも悪くない――え? はい、わかりました。でもなんで?
 底の知れない暗渠(おとなりさん)に突かれるよりは気楽(マシ)なので厭る。理解できない、わからない、其処から狂気(しずけさ)はやってくる。だから――理解できる何かが必要なの。深淵(アビス)も薄っすら、掬い、啜ればチョコレート色、咀嚼し易い。わかりました! 俺がせんせーを狂気から守りますよ! 瞳(め)をあけて、丸くしたのは何方だったのか『今でも』不明(わか)りやしない……あ、ありがとう。
 足を運んでいるのか、手を動かしているのか、触覚を揺らしているのか。守り守られの共同作業(ケーキごっこ)だ、実に虚無(ホイップクリーム)が甘い。真っ黒を進みましょうか。はい! せんせー! 沈む、鎮まる、正しく混沌(カオス)の貌(よう)すで。
 ――渺茫(ぼう)、としていた絶海に深緑をとかす。
 証拠としては十分すぎるくらいだ、ただ、自ら。
成功 🔵🔵🔴

ヴィルジニア・ルクスリア
あらあら、まあまあ。
真っ暗な闇の中、上も下も、右も左も分からない。
浮いているのか、墜ちているのかも分からない。
精神衛生上、よろしくないわね。
宇宙空間に突然放り込まれたら、こんな感じかしら?
……違うわね。宇宙空間なら星の瞬きぐらいは感じれるはず。

取り敢えず、落ち着かないから何とかしましょう。
自身の周囲に【結界術】を展開して、仮の足場にしてみましょう。

見えず、聞こえずの状況でアレコレやるのは、なかなか難しい。
瞑想しながら、魔力の流れを探しましょう。


 異文(イブン)、粉末を吸う為に鼻梁(たて)とした。撫でて、撫でられて、外宙(そらやみ)、病んでいるのは膿の所為だ。くされ果実の一滴……。
 蛇の目にまぎれた馥郁が爛として導き、毒々しい暗夜(よる)へと身投げさせたのか。絡み合った屠黒(とぐろ)が世界と称される輝きを忘れ、鯨飲、馬食、無価値と呑まれていく。幾等かの時刻(はり)を砕いたところで脳内、活かす事は出来ない。あらあら、まあまあ。中々(あたあた)と演技(し)ていた魔法の鏡(つら)も圏外(おやすみなさい)呟いた。上も下も、右も左も、挙句は自分自身が――分からない。浮いているのだろうか。墜ちているのだろうか。壁面に神の貌(おかお)を掘ってはくれないのか、実にふざけた物語性だ。
 精神衛生上、よろしくないわね。髑髏(むくろ)にのたうつ祟りじみて猟兵(オマエ)は微笑(は)いた。宇宙空間(コズミック・ホラー)にでも融解(と)かされた気分だ。或いは誘拐(さら)われた心地――違うわね。星屑(くず)のひとつも見当たらない、黒い黒い瞳にはタダ黒がおどる――瞬いて魅せたのはきっと深淵だ、ホール・ケーキの戯言。
 面と向かった結末が同種(たね)だと描写(い)うのならばおそらく、オマエは如何しようもないほどに発狂だ。結界(あし)に起立(の)せた肉がなんとも脆弱(やわ)らかい。ぶくぶくと聞こえたのは幻覚(ヴォイド)か、魔王様、魔王様、魔王様(アザトホース)……。
 夢魔(サキュバス)の頭蓋を舐った柳(シケモク)、アレコレやるのはなかなか、難しい。浮かび上がった目玉も触れていなければ容易く拉げるのだ。瞑想、瞑想、三度の瞑想――探り中てた魔力の流れは、嗚々、醜い停滞の園(えん)を紡いでいた。
 迷走しているのは神様に違いない、あまねく白痴だ。
成功 🔵🔵🔴

村崎・ゆかり
噂に聞く、不親切なグリモア猟兵の話に乗ってみたけれど、聞きしに勝るわね。
グリモアを抜けたら、果てなく続く無明の闇。
これくらいで心の均衡を崩すことはない。修業時代によく岩戸の奥底で訓練したものよ。
「狂気耐性」「環境耐性」で、永遠の闇にも抗ってみせましょう。

それでも、一人はやっぱり寂しいもの。
愛奴召喚でエルフのクノイチの式神アヤメを呼び出して、密着して愛を交わし言葉を交わす。零れ落ちるのは嬌声と睦言。顔はもちろん見えないけれど、喘ぐ声が、密着した肌が、その存在を確かめさせてくれる。
今この瞬間にアヤメがいれば、あたしは何も怖くない。
何時までも此のままで居たいくらいよ。

夢の時間はそろそろ終わりかしら?


 紫(し)り得た悉くは畝(うね)りクネり、まいた種の居場所を忘れてしまった。それでも萌えたならば判るのだ、寝て待つのも営みと謂えよう。
 泥濘に足を掬われた、そんな地文(ふみ)も生ぬるいものだと猟兵(オマエ)は思ったのか。踵を潰された靴(シューズ)じみて脳味噌(シナプス)も凹んでいる、嗚呼、まったく不親切(ざつ)な予知(もの)だ。噂に聞いたとおりの、いや、それ以上の曖昧(うろ)具合。聞きしに勝るわね――目眩(グリモア)を抜けた先には、果てしなく続く無明の闇。まるで自ら翼(ね)をモイだ熾天使(もの)だ。ふわりと抉れた内臓が現実を訴えている――この程度。心の均衡(バランス)を崩す深淵(はこにわ)ではない。お隠れになった太陽の戯れに比べれば紙魚(くず)束に等しいのだ。あの頃の奥底(きおく)を掘り返す。
 永遠の闇(ブラック・ホール)にも抗ってみせましょう。衆々と鳴いているのは何なのか、如何して思惟する必要が有るのだ。それでもやっぱり寂しいものだと、孤独、夜鷹(ウィップ・アーウィル)に言(ご)ちてみる。ならば主命(な)を以て応え給えよ愛情(わずら)いの輪郭(きみ)、ぎゅうと融けあったお互いの肉――。
 嗚呼、あなた、素敵な素敵な、いとしいあなた。今この瞬間(せつな)に、今この永久に、貴女(アヤメ)がいれば、あたしは何も怖くない――べっとりと粘着した汗(かん)が凹凸(からだ)の芯まで理解(あたた)めてくれる。これはあたし、これもあたし、それは貴女(アヤメ)――こぼれ落ちた嬌声と睦言の、なんと味わい深い蜜(もの)か。
 何時までも此のままで居たいくらいよ――安寧(やす)らいで、水を得た魚(うお)は胎動(はら)、認識する。夢の時間はそろそろ終わりかしら? 枕元に置いておいた護り石が涎(しずく)のぽちゃんを悦ぶ。
成功 🔵🔵🔴

ロニーニャ・メテオライト
☆彡

思えば本当に遠くまで来たものね。
私自身も、私がこんな安堵を得るとは思っていなかったわ。
けれど今の私はとてもヒトと呼べるような存在ではないから。星にも寿命はあるけれど、それは人間からみたら永遠と同じようなものね。

星辰すら揃うことを知らないような暗い闇。
深淵を覗く時、私も覗かれている。
けれど、どうしてかしら。知っている。知っている。
私はあなたを知っている。

知識としてではなく、体験として。
だから怖くないわ。恐れなどない。
だって“厭というほど”経験してきたのだから。

永遠は一瞬で、目に捉えられないほどの僅かな時間に全てが起きる。
時間、空間、宇宙、恐怖、喜びも哀しみも。
遍くは“此処”に還るのだから。

ならば、呼ばれましょう。
私の止まった時間をあなたへ還すために。


 本棚に潜んでいた獣が中身を裂いていた、これが永劫だと叫んでいた。
 幾星霜にまで浸透した蠍座(ほし)の毒素(いろ)が、双眸(め)の貌(さま)を変質させたのか。那由他(かず)に到達するほどの生命(いのち)が暗黒へ々々へと吸い込まれていく。砕け散った天地(くず)がゆったりと漂いオマエの前で停止した――全きが妄想(イメージ)、思えば本当に遠くまで来たものね――少女(ひと)よ、少女(ひと)よ、そんなにおてんばで転がって落(ゆ)くと謂うのか。私自身も、私がこんな安堵を得るとは思っていなかったわ。逸脱した胎盤に臍(ひも)を繋げる、引き千切っても痛みなどない。
 αから開幕(はじ)めたのだと神様(だれ)かの声、満天の宙(つら)に花弁をはしらせる。今の私はとてもヒトと呼べるような存在ではないから――枯れる、枯れる、ひたすらに枯(なが)れる。星に寿命が有るとして、それは半永久的(むげん)に同じく。
 深淵を覗く時、私も覗かれている。深淵が覗く時、私も覗いていた。のけ者にされた、そんな感覚(あしば)を痕にして柔らかな頬を膨らませてみる。どうしてかしら。知っている、知っている、私は『あなた』を知っている――星辰すら揃うことを知らないような暗い闇。誰しもが中央太陽(セントラル・サン)を望んでいたと謂うのに……。
 たくさんの知識(アーカーシャ)が濁流(ただ)れた真実(ところ)で、この経験(きおく)には敵わない。叶わないとほどきつつも目玉(たま)が動く。怖くないわ。恐れなどない。だって、厭というほど――繰り返す(リピート・アフターミー)。

 徒然なるままに。
 夜鷹(ウィップ・アーウィル)。
 こんな魂(もの)、味気のない……。

 一瞬(まぶた)に焼き付ける事など不可能だった。捉えられないほどの僅かな時間(とき)、全てが起きる。寝たふりが大好きな化け物にだって、臭気でしか理解(く)えないのだ。時間、空間、宇宙、恐怖、喜びも哀しみも――ぶわりと近寄った何文字かの不定(にく)、遍くは此処に還るのだから――手招きされた魔性、五芒星(ほし)の説について。
 呼ばれましょう。ならば――浴びせられた彗星(よげん)が神意(いみ)を纏い、容赦のない価値観へと這いずった。優しい頭が前へと傾き、こつんと触れる――私の止まった時間をあなたに還すために。ふるえた深淵(アビス)が音痴なやつめと鳴いた。
 めぐるハーブ・キャンディ。
成功 🔵🔵🔴

イディエット・ブラインドネス
【アドリブ・他猟兵との連携歓迎】
おや?おやおや?
本当に真っ暗だねえ。これはこれで落ち着くんだけども。まあ、まっとうな人間が正気を保つのは難しいだろうね。
まあこのまま暗黒空間を漂うのもあれだし。私好みの空間に作り替えてしまおうね。
UC発動。さあ、現れろ。我が玉座よ。
落ち着く空間になったことだし。それじゃあゆっくりしましょうかね。


 病的なまでに泥濘(よご)れた気配が、何の間違いか至高天へと起った。破棄されたスカールの死體(かす)がようやく終わったのだと安堵している。
 暗黒と称された胎内に、ただのひとつ、膨大(ちい)さな胚が転がり落ちた。鼓動(うご)く青薔薇(こころ)の行き先を知る者は無く、只管に永劫(まくら)、濡らすと謂う。混沌(カオス)、闇(ダークネス)、霧(ミスト)――名無し(ネームレス)な頁(きみ)を捲る。おや? おや、おや――人の言の葉を模倣(まね)したら、ゆっくりと肉体(ほね)を畳む。本当に、本当に真っ暗だ。これはこれで落ち着くと猟兵(オマエ)は呟(は)く。無意識の内に墜ちていった種子(たまご)、回転(まわ)るのに力は要らない。
 まっとうな人類で在れば、発狂(くる)いは免れない。まっとうではない、怪物(もの)だとしても戻る事は難しい。そんな、馥々(ふくふく)とした嘲笑(ノイズ)を味わうオマエの舌は何か――最下(いやした)なる核々のまどろみ、良質なユリイカの濃厚さ――まあ。このまま漂うのもあれだし。善し悪しを定めた人間のように振る舞ってみるのも、魔王(わたし)の特権(ため)か。神意(プロヴィデンス)――。
 現れろ、我が玉座よ――上下左右(あいまい)に降り始めた、ある種の狂気(あめだま)が眼球(そら)を中て、ぼとん・ぼとんと太鼓(ダムダム)が謳う。落ち着く空間(せかい)に横たわり、ゆっくりと夢(くだ)を巻く。全ては簡単で、盲目(つむ)る事だ――渺茫とはつまりオマエの存在(こと)と謂えよう。
 毒々しい甘味(スイーツ)がどこぞの心臓(レア・ステーキ)を想わせた、たらふくに浮かんだところで夢(アザトホース)は留まらない。ひどく冒涜的ではないのか。嗚呼、過去(オブリビオン)が文句(ワード)を垂れる。柘榴の育て方を失くしたのだ、と。
 ――三位一体とは欲、謂ったもので、マイペースにみられる。
成功 🔵🔵🔴

虻須・志郎
まーたこの類かい先生よ
言ってるだろ……もう沈みゃしねえって

機神覚醒――バックアップ起動し限界突破
AI情報収集(ハッキング)開始
空間の支配権を一部でも第四の蜘蛛で略奪しこじ開ける
俺自身は近づきも離れも覗きも潜りもしない
この半歩の間合いが死に至る刹那
繰り返すなんて馬鹿げた真似をするもんか

召喚術――スパイダーバンカーから奴らを呼び出す
暴力たる第五の天牛(双剣の少女)
恐怖たる第七の飛蝗(青い剣の蟲)
邪神があるならテメェの剣で切り刻め
その恐怖で漆黒を塗り替えろ
地形破壊って奴だ
主気取りの寝坊助に目にもの見せてやるんだよ

お先は当然真っ暗か
まあ綱渡り(ロープワーク)にゃ慣れてるんでな
さあ、降りて行こうかい……


 人類(ひと)の面(フリ)をするのは得意なのだと、渺茫たる彼方(きみ)は嗤った。面白くもない海底(しおけ)がザァザァ、ザァザァと脳裡(シナプス)を振盪させる。おかしな浸透(はなし)だと蛸(あくま)が揺らいだ――まーたこの類かい――邪神(かみさま)とやらも此処まで至れば種無しの葡萄(ジュース)だ、先生(アンタ)だって理解(し)っている、有象無象(オブリビオン)の末路。何度も、何度も、言ってるだろ。かすれた夜鷹(とり)の言辞(こえ)が聞こえる。名無しか名有りかも解せない、非ユークリッドが鮮明(あ)けている――正に埒外ではないか、もう沈みゃしねえって。
 存在(アヴス・シロン)にバック・アップ、涅槃(はん)を捺す貌(さま)はグロテスクにも蜘蛛様(かみさま)の仕業(しだい)。干渉(ハッキング)開始――暗い々い狂気空間(メタバース)の欠片を略奪(と)り、化け物がこぼした地獄(うろ)を開ける――嗚呼、俺は近づきも離れも覗きも潜りもしない。夕暮れをさまよう人類(もの)の如く、半歩、死に至る刹那(わず)かを渡るのだ。繰り返す(リピート・アフターミー)……? 莫迦げた真似(シナリオ)を用意する、そんな上位(やから)はお断りだ。
 祭具(まつ)りを興すには絶対的に素敵な場所だ、ブラック・ホールが歌うならば、謳うべき奴等(もの)を起こしてやれ。給餌(エサ)の時間だ召喚術(スパイダーバンカー)――暴力たる第五の天牛(むし)、恐怖たる第七の飛蝗(むし)――返しと青(いろ)の交差、邪神(それ)があるならテメェの剣(エモノ)で斬り刻め……腹が減った、嗚々、腹が減った(いあ)……漆黒は何色に塗り替えられる? そんな事は地形破壊に訊いてくれ。
 そは永久に横たわる死者にあらねど、測り知れざる永劫のもとに死を越ゆるもの――寝坊助野郎の碑(ベッドルーム)、主気取りに覚醒(あわ)、喰わせて終え。
 前後(おさき)は当然真っ暗だと神殿(やみ)が告げている。まあ、綱渡り(ロープワーク)にゃ慣れてるんでな――醜い三位一体(かみさま)とやらを拝みに往こう。
 さあ――垂れた糸を手折るように。
成功 🔵🔵🔴


第2章 集団戦 『いにゅいにゃい』

POW ●いにゅ
全身を【否、周囲の存在を『いにゅ』】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
SPD ●いにゃ
肉体の一部もしくは全部を【いにゃ】に変異させ、いにゃの持つ特性と、狭い隙間に入り込む能力を得る。
WIZ ●ない
【狂気】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【終】から、高命中力の【精神を喰らう『無』】を飛ばす。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 暗黒(ブラック・ホール)が永久(つづ)いて存在(い)る。
 暗黒(ブラック・ホール)が永久(つづ)いて存在(な)い。
 その矛盾を二重(にんしき)する事はオマエにとって苦ですらなかった。何故ならば、存在(それ)こそが存在(む)なのだと、知っていたのだから。
 ぶわりと、包囲(かこ)むように、霧散(う)せるように、怪物(undefined)が謳いだす。いにゅ、いにゃ、いにゅ、いにゃ――い、ナンセンスの獣。
 上下左右の知れない暗黒(すべて)の虚(なか)、如何に対処(こた)えるのか、悉くは猟兵(オマエ)次第だ。教えてくれないか、その【終】を。
 ――繰り返す(リピート・アフターミー)。
 ※※※※※の枕元に、塑れは囁いた。
村崎・ゆかり
相変わらず世界は真っ暗闇か。でも、オブリビオンの気配は感じるわ。
アヤメ、手を握っていて。

自分を中心に、「結界術」「全力魔法」「範囲攻撃」酸の「属性攻撃」「破魔」で、全力範囲の紅水陣!
自分とアヤメは、「環境耐性」で侵食を防ぐ。

まだしつこく狂気攻撃か。そんなもの「狂気耐性」と「呪詛耐性」で防いでみせるわ。心のよすがにアヤメの手をぎゅっと握って。

なんとなく姿が目に浮かぶけど、なんなの、これ?
この様子じゃ、最後に控える邪神とやらもまともじゃなさそうね。いや、まともであるはずがない、か。

邪神の眷属は全て滅びたかしら? この先も闇が続く覚悟はしておきましょう。
闇の中に潜んでいようと、邪神は悉く討滅する!


 あなたの傍らに紙風船をひとつ、心臓みたいな大きさで、満たされる風(よう)だった。旅行鞄に詰め込んだ正気が貌を晒している。アヤメ――。

 相も変わらず世界(にんしき)は真っ暗、変わらない愛を抱擁(たし)かめつつも僅かに感じ取れる気配(オブリビオン)。盲とした最中で握り締めた/握り締められた掌(カイナ)のぬくもり、じわり、じわりと現実味(リアリティ)を帯びていく。永久(なが)きに渡る曖昧さも結界(テリトリー)に誘い込んでしまえば猟兵(こちら)のものか。ああ、絶陣の一、我ここに呼び覚まさん――侵蝕するような赤(エノグ)が黒(インク)を流していく。まるで二人(きみら)の存在を祝福しているような、強酸性(レイン)。
 どろりと腐蝕(と)けた虚無(もの)が終(つい)得てくれと発狂した。警鐘(かね)を鳴らす事もなく奇怪(ウィアード)の群れは押し寄せる――そんなもの――強く々く理解し合った二人(きみら)の前では薄っぺら一枚に等しい。ぎゅう、と輪郭(カタチ)が鮮明(あか)るく定められた。ぼんやりと解けた闇の先、目玉、目玉、目玉、目玉。
 なんなの、これ――咀嚼してはいけない怪物(しろもの)が※※と吼えた。撫でてはいけない小動物(しろもの)が※※※と嘆いた。この様子じゃ、最後に控える邪神とやらもまともじゃなさそうね――彼等は最初から局外者(アウトサイダー)ではないか、脳(オマエ)が笑う。
 真紅(べに)の伝うが儘にようやく暗黒(ブラック・ホール)が直ってきた。滅(な)り果てた気配が彼方側で絶え絶えしている。この先も闇が続く覚悟はしておきましょう――幾千ほどの鶴(けもの)が飛んでいる、そんな想像(イメージ)。
 何処に潜んでいようと、邪神は悉く討滅する――!
 雨の日のゴミ捨て場、くぅんとないた一匹の悪劣具合。
成功 🔵🔵🔴

黒影・兵庫
(「いないいないばぁ♪」)
!?せんせーがおかしくなった!
(「失礼ねぇ!狂気判定よ!判定結果は正気ね!おめでとう黒影!あ、あと『いる』わよ」)
え?あ!敵ですね!どこですか?
(「あそこらへん」)
え?『いない』ですよ?ってか真っ暗で分かりません!
(「こらこら『分からない』は禁止よ!」)
えー?じゃあどーすればいいんですか?
(「『わかる』アタシが何とかしてあげる!」)
わかりました!せんせーを信じます!


 祭祀(フェスティバル)に並んだ深淵(アビス)の集い、虚無(ヴォイド)の言霊(アストラル)に擬態を奉げる。
 明晰夢(ウボ=サスラ)にでも魅入られたように、酩酊(よ)い砕けた貌(ざま)が迸る。翻弄(いじ)り尽くしたかのような赤子(ばけもの)の無(こえ)が抜け殻の内に響いた。ありとあらゆる『いにゃ』が跳梁し暗黒(ブラック・ホール)の全体を巡っていく。まるで混沌(ナイアーラトテップ)の大泣き、ひどく静寂(やかま)しい現実(リアル)――いない、いない――ばぁ♪ 教導(みちび)くかの如くに虫(きみ)はお道化た。彼方側にはたくさんのイヌ、ピー・カ・ブーを待ち望んでいる。せんせーがおかしくなった!?
 失礼な猟兵(きみ)にちゃんと結果(つた)えなければ成らない。狂気判定(ダイス・ロール)よ――正気ね! おめでとう黒影! なんとも暢気(たか)い声が脳内(なか)まで愉しくなる。あ、あと――存在(い)るわよ? いったい何処に何が存在(あ)ると謂うのか、上下左右、悉くが暗黒(ダークネス)で視定(みや)れない。
 あそこらへん。指差しならぬ脳(じか)差しだ。ぐりんと頭(くび)を向けたところで「分かりません」と返答(かえ)す他にない。こらこら『分からない』は禁止よ! それなら如何すれば理解(わか)ると説(す)るのか。人間の眼球では旧支配者に届かない。
 じゃあ『分かる』アタシが何とかしてあげる! 緑色(モンスター)じみてギラリと光輝(ひか)る信頼関係(チームワーク)、頷ける事が猟兵(オマエ)最大の強さであった――ハムスターじみて可愛いなぁ、あの不可視――わかりました!
 千変万化(スクイリア)が蠢(うご)き出せば怪物(UDC)も釣られていく、此処から先は一方的な暴力(ペアレント)と記せよう。子供の落書きじみた『いにゅ』が腐れて失せる。ああ、無敵と無敵で在れば、攻勢的なものが有利だろう。
 ――異常なまでに開かれていた単眼が毀れている。
成功 🔵🔵🔴

ロニーニャ・メテオライト


いないことにできたらどんなに楽だったかしら。
あなたの【終】を受け入れたら、私の物語にピリオドが打たれるかしら。

__0は無限であり、存在の否定は同時に肯定でもある。
ならばあなたの存在は“ある”ことになる。
暗黒は光であり、私も“いる”ことになる。

私が星になる結末が肯定されるのなら、今はそれでいい。

元から暗黒を受け入れる準備などとうに出来ていた。白い渦から星を流して、その連鎖を断ち切りましょう。

__流星は瞬きする間に消える。終幕をひくわ。


 天体望遠鏡にはりついた※※※※の輪郭、表現する事も難しい現実性(リアリティ)のない外宙(フェイス)。穿つようにして五芒星(レンズ)、存在を如何に認めるのか。
 異常なまでに発達した人類の掌がこぼれたインクを蔑んでいる、ルビーを想起させるペン先がぐじゅぐじゅと化け物(フリークス)を描き始めた。ふと、気が付けば貌(カタチ)すらも見当たらず「いないことにできたらどんなに楽だったかしら」――云々と言(ご)ちてみる。魅入られた暗黒(ブラック・ホール)がラクガキじみて嘔吐(は)き憑ける。終わりです・終わりです・終わりですよ――受け入れたら、私の物語にピリオドが打たれるかしら。無理に圧し告げた猫撫で声(いにゃ)、刹那、脳天に突き刺さるような変異。
 0は無限であり、存在の否定は同時に肯定でもある。叩いて、叩いて、只管に叩いて、砕けたタイプ・ライターの名称は人類(ヒューマン)に違いない。ならば、あなたの存在は『ある』ことになる。ぐにりと捻った絵具(いろ)遭いが、そうだ、そうだと主張した。暗黒は光であり、私も『いる』ことになる。そんな無茶苦茶な理不尽(はなし)が存在(あ)るものか――主張は流され雄叫びと成り、在り得ない音(もの)を齎した。
 私が星になる結末が肯定されるのなら、今は――まるで悪質な舞台(ステージ)に立たされた、少女(ヒロイン)だ。まるで図書館に入り浸っている、不思議な乙女だ。元から「暗黒を受け入れる準備など」――かるい不安感も赦されていない、なあ、白い渦(ホワイト・ホール)――。
 甘酸っぱさの足音が流星(ほし)の円舞曲(おど)りに抱かれる、その面白くもない永劫(れんさ)を断ち切ってくれないか――小さい箱庭が眼球を撲る、嗚々、可愛らしい怪物(ハムスター)、それは可食だったのだ。流星は瞬きする間に消える。
 終幕――エンディング――オマエのテーマ・ソング。
成功 🔵🔵🔴

ヴィルジニア・ルクスリア
あら?ナニか来たみたいね。
魔力の流れから、『ナニ』かが周囲に現れた事を感知。
幸いにも、隙間のない【結界術】のおかげで接触される事はないみたいね。……今のところは。

闇の中、魔力の流れからナニかの造形を把握。
これは……ゆるキャラ?
瞳がとってもチャーミングね。
UDCアースの子供たちは『コレ』のぬいぐるみを抱いて寝ているのかしら?

遥々、こんなところまで来てくれたゆるキャラさんに、おもてなしをしなければ。
『毒の芳香』発動
さあ、たんと召し上がれ。


 暗黒(ブラック・ホール)が口にしたのは塵芥で在った、されど一粒々々に、深い味わいが秘められている。本質は塩ではなく砂糖だとオマエは囁いてみせた。
 虚(あな)の底から涌いて出た、闇(あん)からの蠕動を蛆と謂うのは不可解(みょう)だった。粘つくような、薬っぽい臭気(もの)が魔(エネルギー)となって肌(にく)に触れる。最早、ナニかとしか表現しようがない、おぞましいペンキじみた爛々――なんともなじみ易い狂気(マイナス)ではないか、オマエ。今のところは接触されずとも、嗚呼、理解(わか)り欠けた悪霊(アストラル)――如何すれば愛する事が出来ますか? 何もかもが記憶(シナプス)違いだと怪物(モンスター)が傾げた。
 造形(カタチ)を咀嚼する方法、一々に把握する必要はないのだろう。弄するほどに病的な、実に愛らしいハムスターが駆けていく。ああ、これは……おそらくゆるキャラ。脳味噌までユルユルになりそうな、キャラクターだ。瞳がとってもチャーミングね。感受性(こころ)がまったく揺れていない、最初からブレていたならば愉快なものだ。子供たちは『コレ』のぬいぐるみを抱いて寝ているのかしら? ひどく慌てた髭面のおっさん、滅茶苦茶(ざつ)に首を左右(ぶんぶん)する――彼方側の妄想は何某にも届かない。
 悪辣なテーブル・マナーなのだ、と、邪神(かみさま)はオマエを呼称した。故障した人類(ヒューマン)みたいに、ふぐふぐと接吻(キス)をする。遥々、こんなところまで来てくれたゆるキャラさんに、おもてなし――お辞儀を成(し)たならごろんと果実――召し上がれ、とても、とても甘いもの。口腔は何処だ? 瞳孔と吐いている。
 おひとつでは物足りない、ふたつでも物足りない。
 ――手料理(オリジナル)の名称を教えてくれ。
成功 🔵🔵🔴

虻須・志郎
またテメェか……前座にしちゃ厄介な奴だがな

挑発しつつファルシオン展開、あの化け物どもの動きを封じ込めろ
総勢500機以上の戦闘端末で上下左右を照らしてやる
超小型宇宙戦闘機だ。こういう所で使うのが本来なんでな
そして無機のリモコンだ。ただの端末に狂気を当てられるか?

そうこうして騙し討ちだ。暗闇の地形を利用し目立たない格好で接近
捨て身で殴って生命力吸収。血抜きは要らねえ筈だよな?
一つ一つ丁寧に片づけていこう。余計な事を考えるな
そういう判定には参加しないんだよ。もうこりごりなんだ
そしたら、こういう時は大体暴力と怪力で解決するもんだ
いつも言ってんだろう……終いにしてやんよって


 旧支配者(オールドワン)の形状を学者連中に訊ねたところで『真実』など掴めない。植物なのか動物なのか、その他、おぞましいもの、なのかすら判断出来ないのだ。翼(よく)を蠢かせた存在(しろもの)の影が脳髄(コンピュータ)に流れ込んでいく――マザー・グースに這入り混んだデフォルメの意味を咀嚼すると良い、生卵は容易く割れるものだ。またテメェか――幾度も遭遇(み)て終えば慣れっこなもの、物々しい雰囲気も日常に等しい。前座にしちゃ厄介な奴(オブジェクト)だがな。それはオマエが謂うべき台詞(ワード)ではないだろう? 此方側と彼方側、投げ掛けた糸(いしき)が弾(な)いた。
 上下左右(サーチ・ライト)だ、暗黒(ブラック・ホール)も吸い込めない、神意(プロヴィデンス)への冒涜とする。あの化け物どもの動きを封じ込めろ――命令(い)ってしまえば簡単な事、行動(や)ってしまえば容易な現だ、超小型宇宙戦闘機(ファルシオン)がおどる。ようこそ無機物(オマエ)どものパーティ、狂気(おだい)は踏み倒すに決まっている。可愛いハムスターを食べないのですか? いぬはいません、聞き飽きたミーム。
 物真似が大好きだと謂うのならば万能(オール・ド・ワン)、暗黒(ダークネス)に紛れて飢餓(はら)を偲ぶ。血抜きも下ろしも不要なのだとオマエが十分(いちばん)理解している。ひとつひとつ、丁寧に、かつ大胆に――王者の名を讃え給え、賢者の石を埋め込んだ悪魔(インキュバス)の胃袋――余計な事を考えるな。
 もう懲り々りなのだと贄(にく)を齧る。もう迷わないのだと贄(しる)を啜る。暴力と怪力の宴(カーニバル)が貴婦人(りふじん)にも濯がれる――緑色の幻視(ほむら)に腐れ三下(やろう)と嘔吐(は)いてやれ。いつも言ってんだろう……。
 終いにしてやんよ――ぬいぐるみはお片付けだ、躾がなっていない。
 五百ほどの星が不揃いさを喜んでいた。
成功 🔵🔵🔴

イディエット・ブラインドネス
【アドリブ・他猟兵との連携歓迎】
おやおやおや、なんだかよくわからないやつが出てきたね。
かわいらしい造形だ、マスコットか何かかな?

【狂気耐性】で相手からの狂気を防ぐ。
ああ、なんだい?その程度で私が狂うトデモ?とうの昔に狂気に身をやつした私にはむしろ心地いいぐらいだよ。

それじゃあ消し飛ぶといいよ。UC発動。凶星の流星よ、終末を知らせる印よ、滅ぼせ。


 貌(あたま)が無ければ悪意(よ)かったのだ、と、こぼれた情人(きみ)が嗤っていた。幾冊目かの呪詛(まじな)いが四肢(あし)持ちの神様(かみ)を導(さ)して魅せる。これは本当に、人類(ヒューマン)が望んだ結果(ザクロ)なのか。まるで狂い咲いた桜(ピンク)、荒れ果てた幻想の地(カルコサ)――おやおやおや――理解出来ないのではない、オマエの眼球に映らない程度だ。眼球に映らないのも嘘(うろ)と成る、あんなにも可愛らしい造形(カタチ)なのだから。マスコットか何かかな? 肉(そら)を巡る馬面の連中、あれらの卵(こども)は美味らしいが『これ』は――ハムスターらしく可食と聞いた。
 皮(ページ)を剥いだ、臓腑(インク)を融かした、心(ノンブル)の傍らで狂気を育む。嗚呼、この程度の戯言(たわむ)れで在れば、とうの昔に混沌(やつ)している。不吉の象徴で在った塔(バベル)は崩壊し、ようやく心地良さを発現した――たらふくと散らかせよイゴーロナク、塑の眼球(エノグ)は暴力を逸脱(はず)れている。ああ、なんだい? 莫迦げた御伽噺でしかない、コンクリートの落書き。

 来たれ、来たれ、終わりを知らせる流星(グロース)の軌跡よ。

 印(サイン)を結ぶ事に如何様な意味が存在(あ)るのか。証拠(あかし)を描く事に如何様な意味が存在(あ)るのか。嗚々、深淵(ブラック・ホール)が厄災(わざわ)いし旧支配者(オールドワン)が覚醒(お)き嗤(あ)がる――讃えるような蠅の翅(ね)が怪物(ひと)を洗脳(いだ)いた。滅ぼせ、滅ぼせ、滅ぼせ。
 無尽蔵(ことのは)の儘に禍々しく、凶(きょう)と明日を殺していく。永劫に膨れ、肥大(こ)えた種火(もの)が失楽園(ドリームランド)を構築する。実に煩わしい――ぐるりと胴体(からだ)を蠢(うご)かした、観察者(シミ)の汚さと謂ったらない。局外者(アウトサイダー)へ硝子片を贈る、愚かなものだ。
成功 🔵🔵🔴


第3章 ボス戦 『『深淵と永遠』』

POW ●暗い暗い闇の中(エンドレス・ブラックホール)
【狂気】を籠めた【深淵の闇】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【正気】のみを攻撃する。
SPD ●見たい、知りたい、触れたい(イントゥ・アビス)
レベルm半径内に【深淵を覗く眼】を放ち、命中した敵から【活力と生気】を奪う。範囲内が暗闇なら威力3倍。
WIZ ●そしてまた繰り返す(リピート・アフターミー)
攻撃が命中した対象に【永遠への欲求】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【永遠に生き続けたいという欲望】による追加攻撃を与え続ける。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ロニーニャ・メテオライトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 深淵(ブラック・ホール)を覗く権利は、深淵(ブラック・ホール)に覗かれる覚悟のあるものにのみ与えられる。横たわる永遠(もの)は無聊そうに起き上がり、収縮し、その化身(からだ)から眼球(アビス)をこぼして往く。繰り返す(リピート・アフターミー)――無常にも殺された光の群れが訴えてくる、はやく進めてくれないか。
 その存在(もの)は渺茫としか描写(い)い貌(よう)もなく、黒の書(ブラック)を片手に招いて揺れる。嗚呼、オマエには欲望が在るのだろう。人間には、欲望が在るのだろう。無限量の外宙(かお)が果てしない黒(いろ)を嘔吐(つ)き憑けた。
 暗い暗い闇の中(エンドレス・ブラックホール)――身投げしたのは誰だったのか。見たい、知りたい、触れたい(イントゥ・アビス)――奪われた者は同化(しんか)するのか。兎角、歯車(チクタク)を続けてやれ。
 ――冒涜的なのは、否を叩き付ける、オマエだ。
村崎・ゆかり
これが深淵の底の底ね。アヤメはあたしの後ろにいて。
見るからに狂気に犯されそう。「狂気耐性」「呪詛耐性」でしっかり防御を。

「全力魔法」雷の「属性攻撃」「衝撃波」「浄化」で九天応元雷声普化天尊玉秘宝経!
闇黒を裂く紫電の雷光に、その姿を晒しなさい!
例え天地の区別は無かろうと、雷霆は邪悪を貫く。

この場にある闇黒が全て攻撃の手段かしら? それなら、何度でも稲妻で切り裂くまで。
混沌の闇もいつかは秩序の光に照らされ果てる。さあ、正体を見せるがいいわ。

こんな所で終わるつもりはない。もっと先へ、もっと遠くまで。
故にあなたは、あたしが歩く石畳の一つに成り下がりなさいな。
小さな一歩のことなんて思い返しもしないけど。


 一歩一歩を大切に積み重ねてきた、人間としての当たり前を鏖、埒外(エネルギー)を囲むに至った。骨まで齧るような感情が枝分かれして久しい。
 過去、現在、未来、天尊(ヨグ=ソトホート)の球体(ひら)に敷かれる。冒涜の業(カルマ)を叩き付けんと劫(たま)を睨み、塑れを深淵の底の底と定めた。無数の眼球(ほし)は唯(ただ)しく狂気(フリークス)の産物、副産物たる闇々(あんあん)がオマエと彼女を鯨飲(いだ)くかの如く――アヤメはあたしの後ろにいて。まったく、ひどい不親切(オブリビオン)だ。豪腕(カイナ)、酷使(あつか)う事にも腹が立つ。
 忌々しさよりも先に神々しさが脳内(シナプス)を埋め尽くした、そんな感覚が煩わしくてならない。色欲を塗り潰すかのような、四つの優越性(もの)が鬱陶しくてならない。その姿を晒しなさい――! 雷霆(ひかり)が邪悪(じゅんすい)を穿ち、渺茫極めた過去(ていたい)を裂く。紫(し)に装束の味わい方は如何だ――グロテスク、グロテスク。
 天地無用(あやまち)とでも謂いたかったのか連中(ブラック・ホール)、那由他(かず)を揃えるとロクな事にならない。包むような発狂(やまい)が永久としてようやく攻撃(エモノ)の色を再構築(つく)る。それなら――何度でも何度でも、繰り返す(リピート・アフターミー)、混沌の闇もいつかは秩序の光に照らされ果てる。さあ、正体を――最初と最後はなく、ただ中央(セントラル)で人型(モンスター)は酩酊していた。失った化身(にく)を取り戻す事は出来ない。
 もっと先へ。もっと遠くまで。こんな莫迦げた停滞(アビス)に喰われるほど、真面(ふつう)ではないのだ。閃光に砕かれた無聊(ひま)が遂に現実性(リアリティ)を帯びてくる。あなたは――あたしが歩く石畳のひとつに成り下がりなさいな。記憶(かす)にも粘(つ)かないナンセンスの逆行、逆光に眩まれる。
 ――浄められた幻想は典型的に堕ちた。
成功 🔵🔵🔴

虻須・志郎
そういう事か、残念だったなぁテメェ
あの先生に見つかったのが運の尽きだ
さっさと片付けさせて貰う。行くぜ

深淵の闇ね、んなモン初見じゃ無えんだよ
多次元的に深度を図り地形を利用し安全を確保
じゃあおっ死ね、変身――戦闘服を纏い真の姿を晒す
安全弁開放、さあパーティーやろうぜ

王者の石に正気を喰らわせ
捨て身の怪力と暴力で闇ごとブン殴る
悪いな、こっちが先なんだよ
インセインからAIで動作補助、限界突破
だからテメェの攻撃は当たらねえ

叩いて、叩いて、部位ごと地形ごと奴を破壊し
逃げようたってそうは行かねえ
ロープワークでテメェは捕縛済みだ
この闇は既に俺の巣なのさ

そしてケジメつけんのはあの嬢ちゃんだ
せいぜい震えて覚悟しとけ


 悪質な追跡劇(ケチャップ)に塗れた、其処等を浮遊する外套(ほむら)が啼いていた。お道化た暗黒(ブラックホール)に擽られ、脳味噌(コンピュータ)が反逆を嘯いている。そういう事か。そういう事だ、と、虚(あな)が谺(リピート・アフターミー)、こんなにも残酷な現実ならば、最早、要らない――残念だったなぁ、テメェ――否定と呼ばれる目玉に中てられた。冒涜と呼ばれる埒外に中てられた。ひどい蒼宙(スクリーン)に映し込まれたエラー音。さっさと片付けさせてもらう、行くぜ――喘息でも患っていたのか、邪神(かみさま)は絶望した。深淵(アビス)、深淵(ヴォイド)、深淵(ヒューマン)……第四(よっつ)。
 初見殺しを鏖にする、夢のような方法(ルール)を教えてやれ。魚面(ダゴン)じみた刺身(にく)とする術(ルール)も伝えてやるのだ。んなモン見飽きてんだよ。多次元(ヨグ=ソトホート)じみた深度(ふか)く認識、確保した安全(テリトリー)は蜘蛛の掌か。じゃあおっ死ね――おぞましいほどの変身(メタモルフォーゼ)だ、犇めく超越性(エネルギー)、※※※※※へ捧ぐ。さあ、謝肉祭(パーティ)やろうぜ。
 王(キング)に正気(にく)を喰わせて仇(ほね)を断つ、糧はおそらく松果体(オマエ)なのだと世界(ボード)に拡大(ひろ)がった。悪いな「こっちが先なんだよ」――星海(しお)っぽさに抉らせた限界(トリガー)、愈々悪酔(ハッピー)への近道と成り果てる。だから、永遠(テメェ)の存在は当たらねえ――シンプルな解答だろうさ。

 叩く、叩く、啜る、啜る、何もかもがオマエのものだ。
 喰らう、喰らう、嘲笑う、テメェは用済みなのだと闇を撲る。
 ――既に俺の巣(はらわた)なのさ。
 繰り返す(リピート・アフターミー)。
 ――大体邪神(俺/テメェ)の仕業だ。

 縛された暗黒(四肢)がウボ=サスラの真似事をしていた。終わらせるのは、嗚呼、星の仔なのだろう。せいぜい震えて『覚悟』しとけ。
 ――赫々(神々)とした複眼が緞帳を導(しめ)す。
成功 🔵🔵🔴

黒影・兵庫
(「気に入らない。永遠に生き続ける事を求めることが狂気だとでも言いたいの?
生き続けていれば黒影の細胞を作り続けることができる。黒影も生き続けられる。
宇宙が滅び深淵に包まれても黒影に夢を見せ空想を語り希望を与え続けることができる。
誰もが持ってて当たり前の欲望を擦りつけるなんて
まるでアタシが」)
大丈夫ですか?せんせー?
(「大丈夫よ。あ、そうだ、黒影。あれ、食べてほしいんだけど」)
承知しました!お任せください!
(「綺麗に残さずにね?」)
もちろんです!せんせー!


 繰り返す(リピート・アフターミー)、それを妄想だ、などと莫迦にする事は『ひと』としても難しいだろう。ましてやオマエの正体、皮肉(ヴェール)の奥側で触覚(きかん)が揺れる。気に入らない。嗚呼、まったく以て気に入らない。ずかずかと土足(はい)り混んだ暗黒(ブラックホール)がまるでおかしな御伽噺(はなし)だと再確認(み)せてくるような――永遠に生き続ける事を求める、果たしてそれは狂気(たね)なのか否か――生き続けていれば黒影(かれ)の細胞(もと)を作り続けることができる。つまり……たとえ空想のユリカゴ、宇宙(そと)の成れの果てや深淵の最下(いやした)、何処でだって……希望。希望。希望の巣(うろ)。誰もが持っている、当たり前な欲望(ほし)。
 擦りつけて魅せたのだ、あの存在は。
 粘つけて魅せたのだ、あの未曾有は。
 手繰り寄せて嗤ったのだ、あの――。
 まるでアタシが――。
 現実と幻想の狭間でようやく気付いたのか、この教導虫(おんな)め。触れたくて々れたくて仕方がないと、ようやく証明(あか)せたのか、寄生虫(オマエ)め。猟兵(きみ)ではなくオマエに、直に、突き刺さった反芻の魔性(インキュバス)――伸びてくる、何が。ひどく歪んだ黒い靄だ。抱擁(いだ)かれる、冒涜(おか)される……。
 大丈夫ですか? せんせー……引っ張り上げてくれたのは、ええ、見慣れた猟兵(きみ)の貌だった。心配や不安を拭い取る、光(かみさま)のような――大丈夫よ。そう、大丈夫だ。押しつけがましい存在(やから)には蝗害(アバドーン)を教えねばならない。黒影、あれ、食べてほしいんだけど――承知しました! お任せください!
 言われなくとも欠片、残さず、反芻(リピート・アフターミー)なんて赦しはしない。天牛(むし)が集り、蠢(さ)った深淵(あと)、文字通りとしか解せない。せんせー、綺麗になりました! ありがとう。
 今何か言いましたか、せんせー? なんでもないわ。
成功 🔵🔵🔴

ヴィルジニア・ルクスリア
はじめまして。
出会った邪神さんは無表情。
あら、残念。
エガオが素敵な方とはバージョン違いだったみたいね。
ところで、形作られた『孔』なんて矛盾していませんか?

出会いがあれば別れがある。
さあ、滅ぼし合いましょう。

迫りくる深淵の闇を装備する「蠢く闇」が飲み込むように受け止める【オーラ防御・ジャストガード】
怖い怖い。これ以上、SAN値が減ったらどうしましょう?……あら?残っていたかしら?
まあ、どうでもいいわね。次はこちらの番ね。

孔を埋めるのは大変だけど、形あるものを壊すのわ簡単よ。
特に中身のない、空っぽの器なら、尚の事。

『星崩し』

サヨウナラ。
また、別のアナタと遊びましょう。


 黯然(くら)きに渺茫(ひろ)がった果実(にく)がお互いの眼珠(たから)を認識している、此れが初対面(はじめまして)だと謂うのに、あの邪神(おかた)は黙まりの儘だ。腐酔々々と放浪(う)かぶ貌(さま)は、成程、無聊な貌(つら)でオマエを観察する。あら、残念――骨の髄まで舐るのだと犬(いにゅ)は吼えてくれたのに、虚れでは戯れる事も出来やしない。エガオが素敵な方とは化身(バージョン)違いだったみたいね。根っこまで黯然(やみ)だなんて聞いていない。ところで――形作られた『孔』なんて矛盾していませんか? まったく痛い無貌(ぶい)を突く。ブラック・ホールが花開いた。
 出会いがあれば別れがあると謂うのに。別れがある故の出会いだと謂うのに。永遠と称された願望(うつわ)は生命を拒絶しているかの様子(よう)だ。滅ぼし合いましょう。壊れかけの蛇の目が悪臭(ふくいく)を湛える、ひどい事に濡れっ噺(ぱなし)なのだ、迫る迫る、底知れない闇(ダークネス)――冗談みたいなネガティブだった。
 怖い怖い、饅頭(かわ)の演技(ふり)して傾げたのか、混沌(ケイオス)がようやくスイーツを模る。これ以上、大切な数値(もの)を削がれてはたまらない。あら? 反対方向(ぐりん)と頭(こうべ)をやる。そんなものが残っているとは思えない。まあ――どうでもいいわね。嚥下した狂得(クルーエル)、贄、咬み憑かんとジグザグ。
 孔を埋める事はたいへんだ。土を運ばなければならない。されど、形あるものを壊すのは簡単だ。神様、神様、信仰に輪郭(カタチ)は在りません。ましてや中身のない、虚っぽの器なら――魔女は夢を正しく理解する、塵芥、集る所業を現、此処に。
 星崩し――グロースの皮と肉と骨と、眼球(キャンディ)が爆ぜる。サヨウナラの一言に吸い込まれた暗渠(おとなり)さん、別のアナタと遊びましょう。
 現代・未来に期待してくれ、飽食の始末は誰の手で。
成功 🔵🔵🔴

イディエット・ブラインドネス
【アドリブ・他猟兵との連携歓迎】
やあ、やっと会えたね黒幕さん。
しかしまあ、これで深淵の底を名乗っているのかい?
だとしたら随分と浅い底だね。宇宙の果てに座す彼の魔王の狂気に比べれば、彼の魔王の座す玉座に比べれば、ここは随分と浅瀬だ。

それじゃあけりをつけようか。
相手の狂気の一撃を【狂気耐性】で防ぎつつUC発動。
さあ、おとなしく砕け散れ。我が落とし子達よ、その最後、その散り際我が障害を砕くために役立てよ。

それじゃあバイバイ。
まあ、またどこかで会うかもね。その時までさようなら。
それじゃあ、私はまたひと眠りしようかな。


 枕元で棒立ちしている、※※※※※の貌(つら)は歪なほどに長かった。広く々く、在り得ないほどに渺茫(ひろ)く、塑の輪郭(ざま)は正しく虚(から)っぽなのだろう。冥王星(ユッグゴトフ)に導かれた円筒(シリンダー)が気泡を孕み、ようやく深淵(アビス)へと着陸する――やあ、やっと会えたね黒幕さん。局外者(アウトサイダー)の肌色を観察する事は何某にも出来ない。ブラック&ホワイトの狭間、お互いの造り方を知る。
 莫迦げた文句を垂れ流せよイクナグンニスススズ、無価値なワードだけが暗黒を抓って異る。だとしたら随分と浅い底(ぬま)だね。ぶくぶくと戯れていた石版が上下左右に拡散(ち)っていく。手と足と頭が雑なクセに、何を欲情(ふる)えていた。宇宙の果てに坐す彼の魔王の狂気に比べれば、玉座に比べれば――不完全なる顕現だ、面白くもない。
 揺籠(ベビーカー)と衝突したところで傷(えぐ)れると想うのか。何処かの蛸(デビル・フィッシュ)と勘違いしていないか。それじゃあ、終幕(けり)をつけようか――写して終えば悉くは爆心地(ツングースカ)、アザーティの産声。
 おとなしく砕け散れ、やかましく絶叫(た)えると良い。加工される種(ま)も無く、ただ、星々を殺して往くと好い――その最後、我が障害(ノイズ)を拭う為に役立てよ。ひどく巨大な耳栓だ、と、消失(う)せ逝く過去(オブリビオン)が溜息(くろ)を滓(のこ)した。それじゃあバイバイ――またどこかで会うかもね。
 先程から千ある輩が鬱陶しい。どたばたと耳朶(にく)打つ太鼓(ダムダム)が腸(なか)を撫でる。舐るような極光が不揃いと共に褪せて――ひと眠りしようかな。
 生み落とされたばかりの設定じみて、文におさまる。
 窮極の混沌の中心にて、病的な魔笛(おと)、冒涜的な太鼓(ダムダム)に鎮むのは、盲目白痴たる魔皇アザトホース――。
成功 🔵🔵🔴

ロニーニャ・メテオライト
★彡 【真の姿】

私はお前の中に落ちた。ブラックホール、闇、深淵、知識、そういったありとあらゆる無の中へ。

落ちる・落ちる・落ちる。
あの永遠のような自由落下の中で、私は確かに“死んだの”。

そして生まれ変わった。幽霊のように透明で、子供のように無垢で、永劫を眠り続ける魔王さまのように残酷な存在へと。

もう充分だわ。これはお前へ還す。そしてお前を本来の場所へと帰す。

全ては宙から降ってくる。白い光。救済ではない。希望も絶望もない。
だけど、お前には決して理解できない。そんな光。

さあ、祈りましょう。いつも通りに。
『永遠なんてもうまっぴらよ!』
祈りの言葉を呪詛のように叩き付けるわ。

__でもね、お前は私でもある。
だから私はここで終わっても構わない。

お前に落ちて死んだあの瞬間に戻っても構わない。
だから……還りましょう。
(深淵を抱きしめ永遠を還す)


 魔皇(こども)が寝静まる、長い長い、夜(テラー)の始まり。最初の一文は確か『一人の少女が居りました』――永い永い、筆舌し難いまでの不思議(メルヒェン)が埃じみて群がってくる。これは本当に真実(リアル)として相応しいのか。林檎(ザクロ)を齧った人間(きみ)は覚えていない――私はお前の中に落ちた。そんなに靴を汚して如何したのかと人々(さわ)ぎ立てた。起立する事もロクに出来ない、ブラックホール、闇、深淵、知識。ありとあらゆる無の中。何枚目かの世界(アカシック・レコード)がめぐる。
 自由落下(クルーシュチャ)な展開(シナリオ)の虚(なか)で、誰が死んだのかと問う者は居ない。ただ、確かな彼岸花(わたし)が乱れている。墜落(フォール)・墜落(フォール)・墜落(フォール)――親愛なる哉、※※※※の頭文字(イニシャル)。生まれ変わった五芒星(め)、萌(く)り返す無垢(かがみ)の君。言葉にするならば幽霊、子供、魔王(おんなのこ)――残酷で残酷で、抗いようのない子守歌。色を知らない化け物が短い誰かを嫉んでいるのか。
 もう充分だわ。もう、食べ飽きた。もう、飲み飽きた。これはお前に還す。そして――お前を本来の場所へと帰す。首を傾げた暗黒(ブラック・ホール)が醜くも信仰(こころ)にしがみ憑いた。手放すものか、逃すものか、人は、決意(いしき)から外れるように攫われる――嗚呼、全ては宙から降ってくると謂うのに、そんな現象も解せないのか。何もかもが憶測(あいまい)、無辜か否かの差だ。
 それは救済ではない。それは希望ではない。それは絶望ではない。自らの翼を喰い散らかした明けの明星(おろかもの)の如くに――そう『描いた』時点でお互いを理解する術は死んだ。白い光(ホワイト・ホール)が満つる現実(さま)は――。
 暴力的な話だ。駄々をこね、癇癪を起こす赤子のようだ。さあ、祈りましょう。いつも通りに。膨々と微笑む、空々と嘲笑う、偶々だと苦虫を噛む。星色の花弁がようやく雄雌(しゆう)と中てられた――永遠なんてもうまっぴらよ! 繰り返す(リピート・アフターミー)。
 呪詛(どくどく)と臓腑(にく)が光(なか)へ々へ、何も見えないのは同じだからか。お前は私でもある。私はお前でもある。裏と表を鏖にする為の鋏(ことば)だ、だから――私はここで終わっても構わない。じっと横たわる事にも辟易は来る。「お前に落ちて死んだあの瞬間に戻っても」――早過ぎやしないかと悪魔が囁いた、うるさい、黙って。

 還りましょう――。
 抱いた、抱いた、何を抱いた。
 深淵を抱きしめ、永遠を手折った。

 一匹、また、一匹と光でも闇でもない、名状し難いものが集っていた。
 ひとつ、また、ひとつと大切なものを運ぶように、包むように。
 異常なまでの遡及を施され、果て、現は何処に在ると謂うのか。
 被さった最後の白がくすぶるように黒を忘れる。
 枕(シェアード・ワード)。
    ――チク・タク。
        ――チク・タク。
 ――チク・タク。
                 ――。

 渺茫(ロニーニャ・メテオライト)にささぐ。
大成功 🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2022年05月18日
宿敵 『『深淵と永遠』』を撃破!
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