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7thKING WAR⑬〜己が脅威に打ち勝て!

#デビルキングワールド #7thKING_WAR

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 空位の玉座を埋めるべく始まった7thKING WAR。しかしそこに紛れ込んだのはオブリビオン・フォーミュラ魔王ガチデビル。初代KINGであり、生まれながらに邪悪を持っていた唯一の存在。デビルキング法も奴を討つべく生まれた物である。
「かなり特殊な戦争だよね、この世界自体はカタストロフが起きないなんて」
 そう呟くのは今回の案内グリモア猟兵クトゥルティア・ドラグノフである。
 この戦争は万が一敗北したとしても、カタストロフは起こらない。代わりにガチデビルが王となったら、いにしえの『悪魔契約書』を用いた『他世界への悪魔輸出』を行うという。
 猟兵でさえも気絶させるのに苦労するデビルキングワールドのいい子ちゃん悪魔たち。それが他世界で服従の契約を結ばされようものなら、その脅威は推して知るべし。予知に出たような、カタストロフ級事件が乱発するという最悪の事態もあり得るだろう。
 そのためにも、ガチデビルの目論見は潰さねばならない。
「とはいえ今回皆に行ってもらうのは悪魔王遊戯の一つ、スーパーカオスドラゴンの支援地域『カオスの混沌領域』なんだけどね。ここの悪魔やオブリビオンは、猟兵の心に思うかつての強敵のオーラを纏って襲ってくるよ。本来の戦闘能力に加えて、憑装した敵の攻撃をもオーラで再現してくるから実質2体分の攻撃を放つ強敵になるよ」
 ではそのような強敵にどう対処するか、それはその強敵への恐怖心や敗北感を振り切ること。それが出来れば憑依は弱まる。
「今回相手することになる鮫伯爵は悪魔だけど、例にもれず頑丈だから思いっきりやっちゃって大丈夫。それよりも、彼と彼が纏うオーラに負けないようにね……飲まれたら一瞬だよ!」
 そういってクトゥルティアは転移門を開いた。
 その先は混沌の領域。待ち受けるのはかつての強敵と鮫悪魔。自分の心に打ち勝つため、猟兵は一歩踏み出した。


しじる
 初めての方は初めて。そうでない方はお世話になっております。しじると申します。
 今シナリオには下記のプレイングボーナスが発生しております。うまく活用してくださいませ。
 それでは、皆様の素敵なプレイングをお待ちしております!

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プレイングボーナス……かつての強敵に対する恐怖心や敗北感を描写し、乗り越える。
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第1章 ボス戦 『鮫伯爵』

POW   :    カウント・フォース
レベル×1体の【眷属または過去の契約者達】を召喚する。[眷属または過去の契約者達]は【自身が下賜したメガリス等の魔術具と鮫】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
SPD   :    鮫伯爵のユーベルコード目録
自身の【過去に捕食した対象を思い出すことで、自身】が捕食した対象のユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、[過去に捕食した対象を思い出すことで、自身]から何度でも発動できる。
WIZ   :    メガリス・カウント
【召喚したメガリスの数を数える行為】のチャージ時間に応じ、無限に攻撃対象数が増加する【メガリスの特性の組み込まれた攻撃魔法】を放つ。

イラスト:片川 香恵

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠中村・裕美です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

久留米・圓太郎
■SPD
かつての強敵=(バトルオブフラワーズの)ウインドゼファー

バトルオブフラワーズでは、全く歯が立たずにぶった切られたけれども、7thKING WARで復活した「奴」にはまだ勝負にはなった。

今度は負けねぇぞ!(オーラ防御発動)

「思い切ってやっちゃって」良いのなら、オレの最大火力で今度こそ勝利するぜ。
対・ウィンドゼファーには「こいつ」で対抗だ!まとめて行くぜ!(UC発動)
「暴風を使おうが、こいつの爆風で相殺させてやる!鮫伯爵も、ユーベルコードがあろうとも、これだけの火力に勝てるか?」
(高速詠唱、空中戦、全力魔法、範囲攻撃、2回攻撃、多重詠唱で、広範囲に吹っ飛ばす)

※アドリブ、連携共に歓迎



 安楽椅子に座し、本を読みつつここを守護する鮫伯爵。その前に現れるのは【久留米・圓太郎】。彼の気配を感じ取って鮫伯爵が本を閉じて立ち上がる。
「よく来たな、私こそ鮫伯爵! スーパーカオスドラゴン様に仕える優秀な悪魔だ! 怪我跡が残らない程度にお覚悟を!」
 そう言いながら圓太郎がかつて戦った強敵のオーラを模倣する。その姿は赤いヘルメットと純白のコートに身を包んだバイクの怪人。かつてキマイラフューチャーにて現れた風を司る幹部オブリビオン、ウインドゼファーである。
「バトルオブフラワーズでは、全く歯が立たずにぶった切られたけれども、7thKING WARで復活した【奴】にはまだ勝負にはなった……今度は負けねぇぞ!」
「ふふ、その時はこの人は一人だったでしょうが、今は私とともにいる! 二人分の絶技を受けよ! ……えっと、たしかこの場合はこの技だったかな?」
「させるか! 対・ウィンドゼファーには『こいつ』で対抗だ! まとめて行くぜ!」
 鮫伯爵が過去に捕食した対象を思い出しているうちに、圓太郎はユーベルコード【ナジュム・ダウ・ダナブ(ナジュム・ダウ・ダナブ)】を発動させて飛翔する。
 それを潰す様に、ウインドゼファーのオーラが暴風を起こして圓太郎の身を引き裂こうとした。
 しかしその暴風を魔法使いの箒から放つ炎の魔法弾で相殺しようとする。
 風は炎を消し去ることもあるが、炎が風より強ければより勢いを加速させる燃料となる。本物のウインドゼファーならばわからなかったが、所詮は真似た物。遅れて鮫伯爵が氷の属性を混ぜて風を吹雪にしようとしたがもう遅い。
「2人分だろうと、これだけの火力に勝てるか?」
「む、無理ィ~~!!?」
 思いっきりやっていいと言われた猟兵の火力はシャレにならない。悪魔でなければ消し炭となっていただろうその一撃は、確かに鮫悪魔に大きな打撃を与えた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

影山・弘美
私に、咎人殺しとしての生き方を教えてくれた人がいました
でも、その人は吸血鬼に殺されました
……私の目の前で、惨たらしく
ただ、震えてることしかできなかった
その人の血が滴る吸血鬼の手が私に向けられても、それでも……

『今でもそうじゃない』
……私の血の中から顔を出す、『私』の声
『あなたはあの頃と同じよ、臆病で怖がりで』
でも……それでも
『ふふ、そうね……それでも逃げないのだけは、認めてあげる』
……ありがとう
『だから手を貸してあげる、あなたのために』

いつもなら血の中から出てくるもう一人の自分に突然変貌し、手にした拷問具で鮫伯爵を捕らえます
そのまま締め上げて、泣いて謝りだしたら元の人格に戻って拷問具を解きます



 強敵がトラウマの者もいるだろう。恩師を目の前で討たれた者もいるだろう。【影山・弘美】もそうであった。
 圧政を敷く吸血鬼の領主の戯れで生まれてしまった彼女に生きる術、殺しの術を教えた男がいた。しかし彼は吸血鬼によって殺されたのだ。
 その吸血鬼のオーラを纏った鮫伯爵が、今目の前にいる。
「なんてワルい奴なんだ……ワルすぎて気分悪くなってきた」
 オーラから少し伝わるのか、鮫伯爵が顔を青くしているがそれは置いておこう。
「ただ、震えてることしかできなかった。その人の血が滴る吸血鬼の手が私に向けられても、それでも……」
 何もできなかった無力感と恐怖。それに呼応するように、弘美の内より声が響く。今でもそうじゃない。あなたはあの頃と同じよ、臆病で怖がりで、と。
「でも……それでも」
 恐怖からは逃げない。その思いに答えたのか、内より響く声が答えた。ふふ、そうね……それでも逃げないのだけは、認めてあげる。それへの感謝が漏れた時には、ユーベルコード【血の宿命(ブラッディ・フェイト)】が発動し、弘美はもう一人の自身へと変異していた。
「だから手を貸してあげる、あなたのために」
「や、姿が変わっていないが雰囲気が変わった……これは警戒せねばッてはや~い!!」
 鮫伯爵とオーラが反応するより早く、拷問具を片手に弘美の姿をした何かが突っ込む。それはかの者の技を生み出すよりも先に緊縛を成し、苦痛の時を与える。
「ウダワバァ! ギブギブギブゥシニュゥ!!」
 普通のオブリビオンならば即死してもおかしくない激痛と苦痛を受けてもなお、こんな調子で言える悪魔の頑強さには驚かされるだろうが、どちらにしても鮫伯爵が降伏を訴えた。
 オーラは消え、弘美は元に戻る。強敵の影はすでに消えていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

マリア・ルート
そうね、かつての強敵だったら――エリクシルの妖精とかかしら。
願いを考えちゃいけない上にやけくそに人数が多いもんだから……相当怖かったわ。どう攻略すればいいんだって。願いなんか考えちゃうわよって。

ただ、今ならわかる気がする。
演技で、無心となって――【指定UC】を発動して範囲攻撃。
願いなんかない。あったとしてもないふりをする。そしてそのまま全部蹴散らしていく。
さながら本能で動く獣――否、心もなく戦い続ける機械のように淡々と処理していくわ。

時には非情にならなければいけないこともある。
私が歩んできた過去を考えれば、それは何度もこの身で味わってきたはずなんだから…



 かつて願いを悪意的に解釈し、それを実現させようとした妖精がいた。エリクシルの妖精、アルダワ魔法学園に存在したそれは今、鮫悪魔の背後に薄いオーラとして纏わりついている。
「願いを考えちゃいけない上にやけくそに人数が多いもんだから……相当怖かったわ。どう攻略すればいいんだって。願いなんか考えちゃうわよって。」
 そう漏らすのは【マリア・ルート】。願いなんていくらでもある。それを一つでも抱くなというのが無理な問題である。恐怖になるのも仕方がないだろう。
 だが、マリアはその攻略法をついに見つけていた。
 願いなんかない。あったとしてもないふりをする。そしてそのまま全部蹴散らしていく。心を殺し、無感情の機械のように蹂躙する。
 ユーベルコード【血見猛猟・百器野行(ワイルドハント・ウェポンズカーニバル)】はそれを具現化するように無限に近い無数の武装を生み出し、鮫伯爵が何かするより先に殲滅を始めた。
 時には非情にならなければいけないこともあるのだ。
「私が歩んできた過去を考えれば、それは何度もこの身で味わってきたはずなんだから…」
 マリアの心を無とした、あまりにも本人をも苦しめる蹂躙は、鮫伯爵が何も言えないまま、なにもできないまま気絶する形で終わることとなった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カシム・ディーン
…あー…僕の敗北ですか…(心底嫌そうな顔
「ご主人サマ?そういうのも気になるよ☆」


敗北感
嘗てウルカヌスと戦った時だった…
奴のパンツを強奪して恥で悶絶させようとした
…あの野郎…ノーパンだった(思い出してげっそり

と言う訳でてめーもパンツはいてねーのか!?
そうだったら…千切り取ってやる!(何を!?
「ご主人サマ怖い☆」

【情報収集・視力・戦闘知識】
敵の動きと攻撃の癖
憑依存在との差異も分析
【属性攻撃・迷彩】
光水属性を己達に付与
光学迷彩で存在を隠し水障壁で熱源匂い隠蔽
UC発動
「向こうが二人ならメルシー達も二人だぞ☆」
大体いつもこんな感じだがな!
【空中戦・念動力・二回攻撃・切断】
超高速で飛び回り連携斬撃!



 かつての自身の敗北。それをまざまざと見せつけるようにオーラが現れる。それを快く思うものは少ないだろう。【カシム・ディーン】もまた、その時の記憶がよみがえり苦い顔となる。
「……あー……僕の敗北ですか……」
「ご主人サマ?そういうのも気になるよ☆」
「私はオーラからおぼろげに伝わってくるからわかるぞ、下着を抜こうとしたが、履いてなかったがゆえにこやつの男の象徴を……」
「それ以上言うな! もしやてめーもパンツはいてねーのか!? そうだったら……千切り取ってやる!」
「ご主人サマ怖い☆」
 最早悪鬼のような表情で叫ぶカシム。だがそれをあざ笑い、鮫伯爵が衝撃的なことを告げた。
「残念だったな、私は雌だ。千切るようなものはない!」
「なん、だと!?」
 実は鮫の中では美女らしい今回の鮫伯爵。しかし人間の目に違いが分かるだろうか。結論としてはカシムには鮫の男と女の違いが判らなかった。
「ええい、もう気にしてたら時間ばかり過ぎてしまう! いくぞメルシー! 魔力と思考をリンクさせろ!」
「らじゃ! 向こうが二人ならメルシー達も二人だぞ☆」
 ユーベルコード【メルシー&カシム『ロバーズランペイジ』(キシントトウゾクノダイジュウリン)】、少女形態のメルクリウスと共に超加速しながら波状攻撃を仕掛ける。
 応戦すべく鮫伯爵もオーラの身体部位ひとつを自在に液体化も可能な超高熱の金属に変異させる。そして自分は過去に捕食した氷系の獲物を思い出し、凍結解凍による二重ダメージを狙った。
 しかし所詮は真似者。音速を超える波状攻撃全てを捌き切ることなどできない。鮫伯爵、ついに落ちる。
「ぬわーーーーーーー! や、ら、れ、たぁ!!」
 二人の最後の一閃を受け、鮫伯爵は意識を手放した。
 こうしてこの地域の勝利を、猟兵は勝ち取るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年05月14日


挿絵イラスト