4

7thKING WAR⑥〜夜の魔女、恋愛教師になる

作者：沙雪海都

●禁断も皆でやれば怖くない？
「はぁ～い、皆ちゅうも～く♪」
　突然赴任してきた教師が教壇に立つ。違和感を覚える者は少なくないはずなのだが、デビルキングワールドでは裏口入学、替え玉受験なんてのも日常茶飯事なので教師が理由不詳で増えたところで気にすることもなく、生徒達は熱心にリリトの授業を受けている。
「今日は皆に～、禁断のレ・ン・ア・イ、教えちゃうわ～。そこのキミ、可愛いわねぇ～、お姉さん大歓迎。女の子達も安心してね～、私、どっちもイケちゃうタイプだからぁ～」
　教師と生徒が恋をする――確かにワル。リリトの話を聞いていると生徒達はそんな気がして彼女に魅了されていく。
「お姉さんとい～っぱいステキなことを覚えて、悪のエリートを目指しましょうね～♪」

●恋愛って難しい
「学園ドラマとかではたまにある？　のでしょうか……ともかく創作でしか許されない感じがワルっぽい……のかもしれません」
　ロザリア・ムーンドロップ（薔薇十字と月夜の雫・f00270）は事件をなるべく自分の言葉で伝えようとしているようだが、範疇でない部分はどうしても理解しにくいこともあって言葉が少し淀んでいた。
「ともかく、7thKING WARに合わせて各地で様々な事件が発生していますので解決していきましょう！　今回は学園です！　不良生徒と不良教師の巣窟である学園に、オブリビオン『夜の魔女・リリト』が潜入し、生徒達を悪のエリートに導こうとしています！　生徒達がオブリビオンの言いなりになってしまうと良くないですので、そうなる前にリリトをやっつけるのが皆さんのお仕事です！　ちなみにリリトは『教師と生徒の禁断の恋愛』を武器に生徒達を心酔させていますので、それよりももっとワルい感じに振舞うと生徒達も目が覚めるのではないでしょうか！　まあ多分普通に暴れるだけでも何とかなる気がしますので、ちょっとワルぶってみたい人もそうでない人も事件解決をよろしくお願いします！」

第1章 ボス戦 『夜の魔女・リリト』

POW   :    ナイトクリーチャーズ・ラブ 【獣のような飛び掛かりによる組み敷き 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【呪殺光線（対象が悪魔の場合ラブビーム）】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。 SPD   :    カース・ザ・レディリリス 自身が装備する【魔女帽子を宙に放り、その魔方陣 】から【夜の帳】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【不幸】の状態異常を与える。 WIZ   :    愛し子、■■の悪霊 【奪った悪魔の魂から、その悪魔の司る概念 】の霊を召喚する。これは【司る概念の操作】や【武装化、術式化】で攻撃する能力を持つ。 イラスト：星野はるく 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

●ナニワの偉大なる存在
「ちょーっと待ったあ！」
　バン、と扉を開けて威勢よく入ってきたのは馬飼家・ヤング（テレビウムのちっさいおっちゃん・f12992）だ。しかし如何せん小さいので二列目より後方の生徒達は前の生徒が邪魔で姿がほとんど見えていない。
　教壇に乗って身長を底上げし、これでようやく生徒達全員にヤングの姿が見える。
「恋愛なんてそんなトロットロの蜂蜜みたいに甘いもんやあらへんで！　もうすぐ彼女イナイ歴40周年迎えるわいが言うから間違いない！」
　酸いも甘いも、というよりは酸いほうばかり味わってきたような言い草には虚しさが滲む。それを己で語らなければならないのがまた虚しく、ヤングの底抜けの明るさが無ければ自滅していたことだろう。
「まずは世の中の真理を教えたるわ。何はなくとも金や、金！　食事に服に化粧に宝石、子供の教育費に住宅ローン！　いくらイケメンでも経済力のない男に家庭を守ることなどでけへんのや！」
「あらぁ、お金だったらお姉さんがたぁくさん稼いできてあげるから、キミ達は何にも心配しなくていいのよ～？　それに……ヒモの人生もすっごくワルだと思わな～い？」
　ヤングは非情な現実を語る。それはヤングが辿ってきた人生で得た教訓なのだろう。多くの世界では真理、しかしデビルキングワールドに関して言えば、D（デビル）は他の世界ほど貨幣としての意味を持たない。金が無くても生きようと思えば生きていけるし、追撃のヒモ人生のワルさが生徒達の心を虜にしている。
「ほんだら、この姉ちゃんや！　今は綺麗な姉ちゃんでも年取ったらカカア天下のオバタリアンまっしぐらやで！」
「あら、そんなことないわよ～？　お姉さんはいつまで～もお姉さんのまま♪　キミ達はな～んの心配もしなくていいんだからぁ～」
　寿命も然り。長寿が蔓延るこの世界、老いに関する心配事もほとんど無いと言っていい。ヤングもデビルキングワールド出身なら――ほろ苦い人生には涙する部分が多々あるようだ。
　結局、ヤングの主張はちっちゃいおっさんの僻みとか妬みとかいう負の感情をぶちまけるだけぶちまけたという程度に留まってしまったのだが、最後に頼れるのはやはりこの方。
「……やっぱわいにはオカンしかおらん！　頼むで！　『美熟女戦士スーパーオカン』！」
　ヤングは全世界共通お買い物クーポンを消費しオカン召喚。年を重ね熟成されたパンチパーマと顔のしわ、トラ柄シャツにお下がりジーンズと、オカン要素を凝縮したオカンが現れ、特別講師として悪の教壇に立った。
「この子達の未来を潰そうったってそうはいかへんよ！！」
「あらぁ、やる気ね？」
　オカンは地域を見守り、世界を見守るオカンであった。知らない世界の知らない生徒達、しかしその未来が悪に染まろうとしているのなら立ち上がるのがスーパーオカン。
　リリトが最前列の悪魔の生徒から魂を奪い角の概念の霊を召喚、突進させたがオカンの動きたるや。日々バーゲンセールという戦場で鍛え上げられた動体視力、商品を誰よりも早く掴み取る反射神経、奪われることなくレジまで辿り着く逃走技術、全てが合わさりオカンは角の一撃をひょいと躱すとそのままリリトへ突っ込んでいく。
「くっ――換装っ！」
「遅いよ！！！」
　リリトが霊を呼び戻す、しかしオカンの速度が勝って平手打ちをリリトの左頬に張った。瑞々しい肌を真っ赤な手形が残るほど強烈に打ち、リリトは体ごと吹っ飛んで生徒達の机や椅子を薙ぎ倒しながら転がっていく。
「これがオカン先生の愛の鞭なんやなあ……」
　しみじみと。ヤングはオカンの偉大さを改めて実感するのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

●ワルい子誰だ？
　悪魔達には悪魔達のワルがあり、オブリビオンにもオブリビオンのワルがある。ワルの学園でワルに励む悪魔達を誑かすオブリビオンの行動は一見不合理でありながら、その実、世界を崩壊へ導くワルの育成なので至極合理的な行動であった。
　まあそんな細かいことを考えなくてもとりあえずオブリビオンは潰しておけばいいのでオネスト・ファッション（見せ掛け以上・f31551）は「バーチャル・ガール・スタイル」に早着替え。扉を開けるまではオネストでも、扉を開ければそこには、
「デビチューバーの映魅ばえるだよっ★」
　生徒の誰もが知っている話題のコンテンツ、デビチューブ。そこで動画投稿や生放送の配信などを行っているのがデビチューバーであり、オネストの別の顔でもあった。
　左頬に痛々しい平手打ちの跡が残るリリトが倒れた机を支えに立ち上がってくる。学級が物理的に崩壊しつつあるが、まだ生徒達の心はリリトに向いている。
「今日は授業中だけど思いっきり生配信しちゃうよ！」
　オネスト、もとい、ばえるは生徒達を視聴者に見立ててぐるりと見渡し魅惑の視線を向けていく。囚われた生徒達の心を取り戻す――ばえるの魅力を以ってすれば、それは造作もないはずだ。
「先生ったらみんなをワルの道から踏み外していい子にする為に派遣されたんだって！　そんなのワル的にアリかなー？」
「お姉さんとキミ達で、あんなことやこんなことをするの、ワルいことでしょ～？」
　ばえるとリリト、どちらの主張が正しいのか、生徒達にはすぐに結論が出せなかった――が、それはそれとして生徒達は無意識に動き始める。席から立ち上がってぞろぞろとリリトのほうへ向かっていた。
「ちょっと、キミ達、何を……」
「先生への下克上こそ不良学生の第一歩！　皆で袋叩きにしちゃおう！」
　それは明らかにワルい――！　ばえるのとどめの一言で生徒達はワルに覚醒し、
「覚悟ぉぉおお！！」
「とりゃあー！！」
「ちょ――いやあああ！！」
　どこぞのヒーローよろしく跳び蹴りを食らわせてみたり、羽交い絞めにして全身くすぐってみたりとやりたい放題でリリトの悲鳴が轟く。突発生配信ではあったが視聴者数も結構稼いだようだ。
「今日の放送が良かったと思ったらチャンネル登録よろしくね★」
　ゲリラコンテンツが見られるのは7thKING WARの今だけ！　そんな売り文句でばえるは新たな視聴者層を開拓したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

●ワルい勇者概念
　ある教室で生徒達の大暴動が起きている――そんな噂が流れ始めた頃。一足先に教師として着任していた七那原・望（封印されし果実・f04836）が様子見を買って出てその教室に向かっていた。
　そこは案の定、猟兵達とオブリビオンが相見えている戦場だ。生徒達まで巻き込んで一大抗争に発展している。
「新任教師の望なのです！　今日は正義についての授業なのです」
　そんな中でもすたすたと。教室に入るなり、望はマイペースに授業を開始する。
「教師と生徒の恋なんていう恋愛漫画の主人公の王道にうつつを抜かさず授業を聞いてくださいね？　正義はとても素晴らしいものです。正義を騙れば誰を何人殺しても処刑とか悪者退治だから罪にはならない。正義の勇者がタンスを漁ったり村を水没させても誰も怒らない。正義というのはどんなワルさも赦される魔法の言葉。罪には罰という当たり前も正義だから罪じゃないって屁理屈で押し通せる最強のワルなのですよ」
　正義こそワル。何たる逆転の発想。しかしリリトも黙ってはいない。
「でもねぇ～……赦されちゃったら、それはもうワルではない気がするのよぉ～？　許されない恋愛のほうが、きっとず～っとワルいこと――っ！！」
　生徒達の心がぐらつく前に、言うや早くリリトは獣のような素早さで望に飛び掛かっていた。数歩で間を詰められる距離、ただの悪魔教師なら一瞬で組み敷かれていたであろう。
　だが望にはどこか予感があった。リリトが力勝負に転じてくる瞬間、妖刀を抜き左に飛び出しながら一閃。どちらも初撃を外すと次の攻撃も当たらないという性質上、勝敗は明確に分かれる。
　リリトの右腕が望の体を捕まえようとして空を切り、それを望が咎めて斬った。肩から肘へと裂かれた右腕へ、追撃となる無数の剣閃が迸って右腕という概念を切断。どしゃりと倒れ込んだリリトの右腕は石のように固まって動かなくなってしまった。
「危なかったのです……」
　直感と見切り、そのどちらかでも欠けていれば相打ちに持ち込まれていた。紙一重の攻防ではあったが、望は生徒を導く教師の役目を立派に果たしたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

●夜という安直な冠詞
「悪魔とオブリビオン……今はオブリビオンのほうだけを倒せばいい、という状況でいいんだよな？」
「あぁ、そういう話だぜ。ワルの一つも見せつけりゃ生徒達も目を覚ますらしいがめんどくせぇ、さっさとオブリビオンのほうを叩っ斬っちまうに限るぜ」
　悪魔達がオブリビオンに心酔していれば目を覚まさせる必要があるし、そうでなければオブリビオンのみを排除しておけばよい。悪魔の立ち位置は状況に依りけりで、ジン・マキハラ（ブレイズ・オブ・マキナ・f36251）はグリモア猟兵から聞かされた事件の概要を現場で改めて陽環・柳火（突撃爆砕火の玉キャット・f28629）に確認していた。
　教室はすでに机も椅子もぐちゃぐちゃで隅に固められており、広々とした教室は戦うには都合のいい状況。生徒である悪魔達は頑丈で多少の流れ弾ではびくともしない、そして敵であるリリトは右腕を封じられた状態にある。
　故に、彼女が攻撃を仕掛けるなら左手が起点。だらりと下がった右腕と対照的に、魔女帽子の広いつばの端に左手を掛けたのが合図だった。
「私が『夜の魔女』と呼ばれる所以――見せてあげるわぁ～」
　リリトが魔女帽子を宙に放る。フリスビーのようにくるくると回転して舞った魔女帽子の内部に仕掛けられていた魔法陣が起動し、薄暗闇の帳が周囲に放たれて戦場は急激に夜の雰囲気へと変わっていく。
「はっ、如何にもそれっぽい力だが昼でも夜でも関係ねぇ！　猫式抜刀術『じゃらし落とし』！」
　名刀マタタビ丸の鯉口を切った刹那に閃く斬撃は帳を裂いてリリトを襲う。しかし破れて現れた真実の世界にリリトの姿は無く、柳火は空を切った格好となる。
「ちっ、目眩まし付きか」
「本体が何処にいるかはわからない――だが、この闇の元なら。地獄の獄卒よ、罪人を拘束せよ」
　闇を照らす炎、ジンが持つ両手剣クロックヘイズに走る蒼炎は一層の存在感を放つ。リリトの姿は照らされ浮かび上がっているがそれは虚像だ。真実は天に輝く月の如き魔法陣にあり――ジンは剣を三度薙ぎ払い、蒼炎の杭と首枷、鎖を魔法陣目掛けて放っていった。
　闇が二人の体を蝕む間際ではあったが、三種の蒼炎の拘束具は正三角形を形作るように魔法陣の三点を押さえて力を封じ込めた。帳が晴れていき、正面で不敵な笑みを浮かべていたリリトが消滅すると同時に十時方向、二倍ほど距離を離して二人の戸惑う様子を眺めていたであろうリリトが現れた。
　だがその思惑、あまり上手くいかなかったようである。
「くっ……こんなにも、早く……」
「おっと逃がさねぇぜ、さっきのは序の口よぉ！」
　柳火の再びの居合の構えから最速で振り出された刃は二倍の射程を軽々突破してリリトへ一太刀浴びせて収まる。やたらと線の細い胴体が真一文字に斬り裂かれ、すっと切れ込みの入ったマントは滑らかに裂けて垂れ下がった。
「っ……！？」
　魔法陣が破れて戻ってくる魔女帽子をジンが抜き去って迫る。魔術の要を見捨てるべきか――判断する暇もない。居合に近い軌道、動かない右腕から右胴、左の肋骨付近までを捌かれ、リリトは魔女帽子を掴み損ねて崩れる。
　魔女帽子はリリトの醜い傷跡を隠すように、その後ふわりと倒れた上に落ちていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

●学園のワルよ永遠に
　これまでの猟兵達はどうやって教室に入ってきたのか。転送された後、各々準備を整えて入口から――そう、入口から。
　入口があるのだから当たり前？　それは他世界の常識。ここ、デビルキングワールドなら――。

　空に浮いたエリー・マイヤー（被造物・f29376）が学園に向かって何やら振りかぶる動作を行っていたのは一瞬の出来事に映ったに違いない。次の瞬間、エリーは不可視の念動ハンマーを校舎の真ん中、件の教室がある場所目掛けて振り下ろしており、円形の圧力が校舎をぐじゃんと叩き潰してしまっていたのだ。リリトは勿論、教室の生徒達も軒並み巻き込まれて瓦礫の山の中。相手が頑丈さが取り柄の悪魔だからできる荒業でエリーは教室跡地へ進入していた。
「ごきげんよう皆さん。本日は天気もいいですからね、こういう開放感のある青空教室のほうが勉強のし甲斐もあるでしょう。さて……リリト先生」
　瓦礫を押しのけて起き上がってくる生徒達。彼らとは少し離れた場所からリリトも這い出し立ち上がってきて、エリーを恨めしそうに睨みつけている。
「何、よ……」
「生徒達に禁断の恋とやらを教えているようですね？　教師と生徒の禁断の恋とは言いますが……清い交際なら意外と認められますし、卒業後に生徒と結婚する教師は割と普通にいます」
「そんな……！？」
　リリトはエリーの言葉に愕然とする。自己の根底を打ち崩されたかのような絶望感に膝を落とした――が、エリーの発言も実のところ、創作物に基づく偏った知識なので真実は怪しい。それでも堂々と言ってのけたことでリリトに信用を与えていた。
「それはそれとして……何ですかあなた達、この体たらくっぷりは」
　更に、エリーのお叱りは悪魔生徒達にも向けられる。痛い思いをしたと思ったら次は叱られるという理不尽が当たり前のように存在するのがデビルキングワールドであった。
「色香に惑わされたのか知りませんが、先生の言うことを何素直に聞いてるんですか。学級はとりあえず崩壊させる。同級生には噛みついてケンカを売る。先生には反発して暴力で屈服させる。それが正しい不良の在り方でしょう」
　立ったまま、縮こまっていて話を聞いていた彼らはまるで一筋の光を見つけたかのように瞳を輝かせていた。ワルの何たるやを叩き込まれて目が覚めた。真に教えを乞うべきはリリトではなくエリーなのだと。
　ちなみに今エリーが例に挙げた諸々も創作物から輸入された知識。ワルの手本とは意外と何処にでもあった。
　生徒達は全てエリーの側につき、リリトは孤立。何だか下克上学園ドラマの最終回みたいな光景である。
「こんなこと……こんなこと、許さないわよぉ～！！」
　自棄になって絶叫し、左手を振り上げ飛び掛かってくるリリトにエリーはため息。最後は武力行使になるのも紋切り型だ。ならばせめてもの慈悲、とエリーは再び念動ハンマーを手にして思い切りぶん回した。
「――ぎゃっ！？」
　空いた左の横っ腹へ不意に衝撃を叩き込まれたリリトは為す術無く打ち上がり、空の流れ星となる。

　こうして、とある学園の一つのドラマは、これ以上なく清々しい結末を迎えたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

最終結果：成功 完成日:2022年05月02日