迷子、あるいは少女の逃亡劇
● 迷子の少女とジュエルラビット
「いらっしゃい、見たところ冒険者よね、よかったらお願いしたい仕事があるんだけど」
酒場へと流れの冒険者としてやってきた猟兵に、酒場のマスターの女性は繊細な光を宿す白金色の髪を靡かせて、よく通るその声を響かせていく。
「昨日からこの村に住んでいる女の子が1人、家に帰ってきていないの。普段だったら1日そこらで冒険者にお願いするような依頼じゃないんだけど、事情があってね」
どうやら少女が向かった平原では最近、宝石のような角を持つジュエルラビットと呼ばれる魔獣の姿が目撃されたらしく、闘う術を持たない住人での捜索は難しいようだ。
「だからこうして、冒険者のあなたへ依頼をしたの。どうかしら? お願い出来ないかしら」
その迷子になった子は5歳と幼く、身長も1mに満たない小柄で桜色の長髪をしているあどけない容姿の少女らしい。きっと少女は今も家に帰れない恐怖に怯えているはずに違いない、早く見つけ出して安心させなければ。
「探している途中にジュエルラビットを倒してくれたら角を買い取るから持ってきて頂戴」
どうやらジュエルラビットは普通の冒険者でも十分に対処が出来る範疇の魔獣らしく、猟兵であれば必要以上に危険視する必要は無さそうだ。
● グリモアベース
「今日もグリモアエフェクトで『大いなる危機』の予知をしてきたの」
グリモア猟兵のリュート・アドラー(f26123)は眠気に縺れるせいで舌足らずになりつつも、予知の内容をあなたへと伝えていく。
「まずは今回の依頼となる世界、アックス&ウィザーズについてお話するね。オブリビオンが減ったといっても、アックス&ウィザーズには元からモンスターが住む世界だから、酒場の依頼や冒険者の仕事が相変わらずあるの」
それでも、事件の中にはオブリビオン絡みのものも依然として多く、こうして猟兵がこっそりと一般の冒険者として、オブリビオンの起こした事件を解決すると言う訳だ。
「今回の依頼だけど、オブリビオンに見つかったせいで逃げ回りながら迷子になってしまった女の子を探して欲しいの」
皆には魔獣に注意しながらまずは迷子の少女を見つけ出した後に、それを追ってやってくるオブリビオンを倒して欲しいとのことだ。
「ゴブリンは1体1体はそこまで強くないんだけど、性格は残酷で残虐でずる賢いの! だから最後まで気を抜かずに倒してね!」
酒場へと依頼を受けに向かうため、綿雲の魔法陣で転移していく猟兵へとリュートは言うのだった。
橄欖石
こんにちは。今回は迷子の少女を探し出すシナリオです。
最近はダークセイヴァーでハードなファンタジーが多かったので、気軽に参加出来そうなものをやってみたいと思います。
以下、補足です。
● 各章の構成
第1章:『迷子の少女を探せ』
村から1時間程度歩いた場所にある平原で迷子になった少女の捜索を行います。
この草原には宝石のような角を持つジュエルラビットが居ます、猟兵であればあしらう事は容易ですが、こちらの対処も併せて行ってください。
その角はその見た目から工芸品としてだけでなく、魔法の媒体としても使われていますので持ち帰ってお土産にしてもいいかもしれません。
第2章:『ゴブリン収穫兵との戦い』
集団で村々を襲い、人間の捕獲を主目的としたゴブリンのオブリビオンです。
捕獲した人間を飼いならす事もあり、性格は残酷で残虐、そしてずる賢いです。
今回のシナリオでは、迷子の少女はゴブリンによって捕まってしまうはずでした。
第1章 冒険
『少年少女を探せ!』
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POW : 大声を上げたり障害物をなぎ倒したりして捜索する
SPD : 身軽さを生かして広範囲や危険な場所を捜索する
WIZ : 魔力を追ったり子供の行動を予測したりして捜索する
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
久遠寺・遥翔(サポート)
頭を使うのはちょっと苦手だ
必要なら頭も使うが基本は他人任せだ
それよりも脚を使う探索や力仕事を進んで引き受けるぜ
状況次第で自分の足を使うか相棒のバイク型AFフェンリル、或いはそれをオーバーフレームにしたキャバリアのイグニシオンに【騎乗】して探索するか選ぶ
優先度的にはフェンリル>イグニシオン>生身だな
相棒にはワイヤーアンカーも搭載しているから狭くなきゃ大抵の悪路は走破できる
【地形の利用】【空中戦】や飛行系UCなどを駆使して探索するぜ
情報が必要なら【ハッキング】【情報収集】でかき集める
機械操作が必要な状況なら【メカニック】も駆使するぜ
異界の技術で作られた鋼翼『フェンリル』、バイクの形状をしたアームドフォートに跨って久遠寺・遥翔(焔黒転身フレアライザー/『黒鋼』の騎士・f01190)は迷子になった少女の行く先を探る。
「バイクで駆けるには少々悪路だが、コイツを使えば関係ないぜ」
フェンリルが岩肌に乗り上げると、弾丸のようにそのまま宙へ飛翔しながら、空を舞いフェンリルに内蔵されたワイヤーアンカーによって推進力を生み出す。繰り出された疾走は超高速の八艘飛び。上下左右へ、天から地へ。弾性に富んだピンボールが如く跳ね回り、縦横無尽に重力を無視することであらゆる向きへと跳び続けていた。
「さって――手掛かりでもあるといいのだけれど」
移動の軌跡はまるで稲妻だ。ジグザグに折れながら平原を駆ける久遠寺は今や、オブリビオン出さえも知覚することが困難な程の速度で行方不明となった少女の捜索を行っている。ワイヤーアンカーによって強引に創り出した、足場から足場へ。川に点在する石の足場を渡るように、時には壁をも足場にしながら縦横無尽にアックス&ウィザーズを飛ぶ颶風と化した。
「なるほど、こちらに子供が通った痕跡はないか。十分な調査結果だな」
ここから先は調べる必要がない、と判断した久遠寺は共に迷子の少女の捜索をする猟兵へと情報提供を行うべく再び駆け出した。少女をゴブリンが捕まえる前に対処しなければならないのだ。不毛な探索範囲が重複せぬように、予め超広範囲を潰した久遠寺は事件解決に大きな成果として貢献していく。
成功
🔵🔵🔴
陽殿蘇・燐(サポート)
バーチャルキャラクターの寵姫×国民的スタア?いいえ、これでも(元)ラスボスな悪女NPCよ。
基本は高性能スマホを利用して、配信しつつの行動になるわね。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用するし、多少の怪我は厭わず積極的に行動するの。これでもバーチャルキャラクターだもの。
悪女たるもの、その行為は健全な世界あってこそなのよ。だから他の猟兵に迷惑をかける行為はないわ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。配信垢BANされちゃう。
あとはおまかせ。よきに計らいなさい(思い出した悪女ムーブ)
※
キマフュ出身なので、トンチキでも適応していきます。
ジュエルラビットが猟兵を取り囲むと、角から魔力を奔らせ中空を激しく振動させる。魔獣の頭部でそれぞれのごく際で煌めくでそれは、暴力的な自然現象を生み出す森羅の卵に他ならない。包み込む角から弾けた瞬間、中で成育された火炎が、疾風が、水流が、雷光が、眼前の敵を滅ぼさんと吹き荒ぶのを知っている。
「へぇ、結構素材としても悪くなさそうね」
愛らしい見た目とは裏腹に驚異となる魔獣だろう、村人たちが自力の探索を行えないのも納得だ。冒険者であろうとも、油断をしてしまえば大きな手傷を受けてしまうだろう。が、猟兵である陽殿蘇・燐(元悪女NPC・f33567)にとってみれば、魔獣たちは多少危険な動く宝箱と大差ない。
「――貰える物は貰って置くわね、残して置いても調査の障害になっても困るもの」
炎纏ったクロアゲハ『黒揚羽』を二つの刃へと変形させ翻し、大小異なる刀と暗器が煌めいたかと思った瞬間、魔獣の角があった座標に魔力の噴水が溢れていた。浴びせられる双剣乱舞。長刀と短刀を二振りの牙としながら、片時も止まることなく驚異的な殲滅速度でる陽殿蘇は魔獣を解体していく。驚異的なバランス感覚、どんな体勢からでも撫で斬り殺す巧みさで恐ろしいほど正確に急所を断ち切り奴らを次々絶命させる。フェイントを織り交ぜて意識を揺さぶり繰り出される一撃は、普段は炎術を行使することを主軸とする猟兵とは思えないほどの圧倒的な冴えを魅せ続けた。
成功
🔵🔵🔴
グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)
「ウサギ狩りとは何だか懐かしいね、まるで童女に戻った気分だよ」
激しく頭部の角を宝石の如く溜め込んだ膨大な煌めかせる、ジュエルラビットへとグレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)はブラスター照準を合わせて口角を僅かにあげる。刹那、銃口から火花が散ったと思ったのと同時に魔獣は生まれ持った鋭敏な知覚によって、文字通り脱兎の如くその場から飛び退く。
「直接当たってくれるなんて、楽観視はとっくの昔に捨てたんだよ」
ジュエルラビットが避けるのを折り込み済みで、グレイナディンは跳弾の如く狙い撃ったのだ。血を噴きながら前方へと弾き飛ばされ、前のめりに崩れ落ちる。驚異と定められた猟兵へと、魔獣の集団は次の弾丸が奔る前に殺到。グレナディンを数の暴力によって押しつぶし二掛かってくる。
「――近づけば動きが鈍いとおもったかい? 甘いんだよ」
そのまま地を蹴る高速前転からの踵落としを迎撃で浴びせていく。相手の意表を衝くのは、何も魔獣だけの専売特許じゃない。それどころか、魔獣という人間より優れた知覚を掻い潜る術をグレナディンは磨き続けていたのだ。重ねて――本来の肉体の持つ基礎能力が、千人や万人に一人のレベルで高いのは疑いない。そして宇宙海賊として積んできた場数、つまり戦闘経験も群を抜いて分厚いのだろう。攻防の手管がとにかく豊富で、当然のように魔獣程度に遅れを取るはずも無く、見事に平原を我が物顔で歩いていた脅威を消し去っていくのだった。
成功
🔵🔵🔴
ソフィア・エーデルシュタイン(サポート)
わたくしは愛され望まれたからこそ生まれてきましたのよ
だからこそ、わたくしはこの世の全てが愛しいのですわ
狂気的な博愛精神の持ち主
命あるものは救われるべき
蘇った過去はあるべき場所に還るべき
果たすためならば手を下すことに躊躇う必要などないと胸を張る
主に【煌矢】を使用し、牽制や攻撃を行います
勿論、他のユーベルコードも必要があれば使いますわ
わたくしの愛するきょうだいである水晶髑髏は、盾にも刃にもなってくれますのよ
怪我など恐れる必要はありませんわ
わたくしが役に立てるのであればこの身が砕かれようとも構いませぬ
他の方の迷惑や公序良俗に反する事は致しません
それは、わたくしを愛してくれる人達への裏切りですもの
「あらあら、想像よりも随分と魔獣が平原にいるのですね」
ソフィア・エーデルシュタイン(煌珠・f14358)は冒険者の討伐対象なるほどの脅威と定めらえた魔獣――ジュエルラビットを双眸に映すとアックス&ウィザーズに住む人々の安寧のために指先を躍らせて狙いを定めていく。
「これもまた愛のため、どうかお許しになってくださいね」
掲げた手のひらから生まれる無数の舞い散る燐灰石の欠片。空が落涙したかの如く、猛威の欠片が驟雨となりてジュエルラビットへと降り注ぐ。放たれたアパタイトの礫は全方位に万遍なく襲来し、同時に明らかな指向性と秩序を帯びた編隊飛行となって的確にジュエルラビットのみへと進軍をはじめる。
「いつまでも、幸せに」
ユーベルコード『終言(メデタシメデタシ)』を持って生み出された颶風の猛威は苦痛を感じぬ多幸感を与えることでジュエルラビットたちを見る間に圧倒していく。たおやかな円舞を描くソフィアの細腕。その采配に呼応して、無数の舞い散る燐灰石もまた一糸乱れぬ陣形で総攻撃を掛けていく。かと思えば、不規則な攻撃パターンを突発的に織り交ぜジュエルラビットの反旗を赦さない。瞬く間に消え去った脅威の残した戦利品を手に取ったソフィアは小さく目を瞠る。
「まぁ! とても綺麗な角ですわね、記念に頂いておきましょう」
苦痛を感じる前に倒されたジュエルラビットの角はまるでまだ生きているかのように、煌々と猟兵の掌のなかで輝きを放ち続けるのだった――。
成功
🔵🔵🔴
ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
「少年少女の探索か、了解した」
他の猟兵とも連携しながら『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』で人感センサー機能や動作感知センサー機能などのファンネルを創造して展開させて捜索を始めます。
同時にティティス自身も探しますが『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』でファンネル同様に捜索形態へ自身も変化させて捜索します。
ファンネルや他の猟兵が発見したなら『サイコミュ・ファンネルビット・テレポート』で付近に空間飛翔します。
「迷子、迷い人、捜索している。猟兵だ、反応か応答が可能ならしてくれ」
と粒子ビーム砲の形状をスピーカーに変化させて呼びかけます。
「私の担当は箇所はこちらか」
ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)は他の猟兵と担当する範囲を示し合わせることで、無駄を省いた探索を開始する。
「――適切対応可変型サイコミュ・ファンネルビット、展開」
ファンネルビットが中空へと展開し、ティティスを人感センサー機能や動作感知センサー機能といった数多のサポートをすることでより探索を盤石なものとする。結果、そこに不和や綻びは欠片もなく、練磨された宝石みたいにすべてが高次元でまとまっている。知覚器官は絶好調、ファンネルビットの回転速度は超高域で安定したまま継続中、あらゆる違和感をティティスは見逃さない。
「迷子、迷い人、捜索している。猟兵だ、反応か応答が可能ならしてくれ」
ティティスはアストラル・エレメント・エネルギーによって、粒子ビーム砲の形状をスピーカーに変化させていく。その広範囲に響くスピーカーの呼びかけに遠くからの物音を知覚すると同時に――周囲へと展開していたサイコミュ・ファンネルビットへと転移。そう、ファンネルは知覚増強の手段だけでなくそれら総てがティティスの存在する座標そのもの。総てが分隊、総てが本隊、故に――瞬間空間移送を可能としたのだ。
「だ、だれ……お姉さん!? どこから来たの」
「あなたを探しに来た冒険者、心配不要、これは魔法による転移」
突如として現れたティティスへ、行方不明になっていた少女の喉はひゅう、と息を吸ったまま、吐くことを忘れた。四肢は硬直し、肌は粟立ち、瞼は限界まで見開かれる。そんな竦みあがるように腰を抜かした少女が依頼の説明にあった容姿と合致することを確認しながらも、ティティスは冷静に適切な偽装で塗り固めた説明で警戒をといていく。
「そ、そうだったのね。ご、ごめんなさい……助けにきて、くれたのに驚いてしまって」
正体不明の現象なのに、必要以上の警戒心を迷子の少女が握られなかったのは、ひとえに、眼前に現れた猟兵の姿が美しいからだ。ティティスの栗色の髪の合間に見える肌はますます白く、儚げな造作と相まって幽愁の絵画のようだ。
「構わない、然し何故このような場所に?」
そんな少女へとティティスは当然の疑問を投げかける。そう、少女の居た場所は平地の中でも窪んだ場所に出来た湿気が堪るような小さな洞窟だった、このような場所では仮に村人が探索しようにも見つけることは非常に困難だっただろう。
「そ、それはね、緑の怪物が私を、追いかけてきたの、だから見つからないようにって」
恐怖に縺れるせいで舌足らずになってしまったが、ティティスが現状を理解するのには十分過ぎるほどの情報源だった。その言葉が本当ならばここは安全な場所では無さそうだ、急いでこの場から移動するべく少女へと促し移動を開始していく。
「――ゴブリン、彼らが今回の予知の元凶、ですか」
無事に少女を助け出し、洞窟から外へと出たティティスの視界の端にオブリビオンの大群が映し出される。どうやら間一髪だったようだ、もう少し発見が遅れていればゴブリンたちは目ざとく洞窟を見つけ出して少女を捕まえたのだろう。さらにはこのゴブリンは捕獲した人間を飼いならす事もあり、性格は残酷で残虐、そしてずる賢いと言われるオブリビオンをこのまま野放しにするわけにはいかない。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『ゴブリン収穫兵』
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POW : ヒューマンライド
自身の身長の2倍の【剣を装備した後、捕獲した人間(調教済)】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
SPD : ホステージシールド
全身を【隠す様に、捕獲した人間を固定した盾】で覆い、自身が敵から受けた【攻撃を盾で受け止め、固定した人間の負傷】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
WIZ : 食人肉料理~生~
戦闘中に食べた【捕獲した人間の血肉】の量と質に応じて【全身の細胞が活性化し、自身の負傷が回復】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
イラスト:kamiya jun
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
● ゴブリン収穫兵と猟兵たち
迷子になった少女を追い回すゴブリン収穫兵と猟兵は邂逅を遂げる。どうやら集団で村々を襲い、人間の捕獲を主目的としたゴブリンのオブリビオンではあるものの、今回のゴブリンが人間たちを従えている様子はない。その代わりに、平原で大量発生しているジュエルラビットを従えることで、人間を従えた時と劣らない戦力で猟兵たちに猛威を振るうのだった。
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ゴブリン収穫兵のユーベルコードの内にある『人間』は『魔獣』と読み替えてください。頭部に生えた角から魔力を迸る巨大なウサギのそっくりの形をした魔獣です。
ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
「少年少女を狙う悪漢、駆逐する」
『アテネ・ニケ・パルスフラッシュ』で識別パルスを照射し『アプロディーテ・フューチャーサイト』で1分先の未来を見ながら『フルバースト・マキシマム』『アルテミス・レーザー』で先制攻撃と牽制攻撃を仕掛け『サイコミュ・ファンネルビット・テレポート』で敵の攻撃を空間飛翔して避け『三女神の加護と粛清を』で敵のUCを封印/弱体化させます。
『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』で最適化させながら『クリアボディ』『アストラル・エレメント・ヴェール』で透明化し視聴嗅覚を阻害しながら『ヘラ・エウピション』で苛烈な猛攻を仕掛けます。
「敵は逃がさない」
「少年少女を狙う悪漢、駆逐する」
刹那、猟兵は身体に装備し携行型の肩部や胴体に搭載する、超大型のレーザーキャノを始めとする総ての武装と砲門から、双眸に映るゴブリン収穫兵へとパルス・レーザービームを放ち、消えないパルスフラッシュのを刻み込んでいく。武装が最大出力で解放され、ゴブリン収穫兵たちの立つ床面を欠片も残さず爆破する。――そして、弾け飛ぶように開かれる戦端。再び武装が唸りを上げ、猛威の軍勢を従えながら獲物たるオブリビオンたちへと突進した。
「オブリビオンからの危険を察知」
刹那、フューチャーサイトによってティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)はまるで1分先の未来を見てきたかのように、ゴブリン収穫兵の攻撃を予想し先回りをするように、全武装の一斉発射を放ち、圧倒的な先制攻撃によってオブリビオンを牽制。
「――光速を避ける手立て無し、狙い撃つ」
先程の広範囲の攻撃とはうって変わり、一瞬の狙撃集中から繰り出されたレーザービームが一直線にオブリビオンへ続く進路を強引に確保した。サイコミュ・ファンネルビットによる転移を行ったと同時に、数多の武装による一斉砲撃にをすることでオブリビオンへ負傷を重ねて、同時に敵手を弱体化させる。
「非道なオブリビオンは逃がさない」
ティティス・ティファーナのしなやかな指先がオブリビオンたちを指した。同時に、明らかな指向性と秩序を帯びた可変型ファンネルビットの編隊飛行が進軍を始める。たおやかな円舞を描く猟兵の細腕。その采配に呼応して、ファンネルビットたちもまた一糸乱れぬ陣形で総攻撃を掛けてきた。かと思えば、不規則な攻撃パターンを突発的に織り交ぜオブリビオンの前進を揺さぶり続ける。
「幽魔月精は機械身体、幽魔月精の機械魂魄」
渦巻くアストラル・エレメント・エネルギーに反応するその脅威、破壊力は、前後左右から同時に襲う超高速のファンネルビットが証明した。オブリビオンの全身を砕け散るほどの激痛と衝撃。乱舞する閃光がゴブリンたちを次々に蹂躙していく。続け様に逃れようもないのパルス・レーザービームが、貫き抉り砕りぬく。その猛威はまるで数に限度がなくないほどで、殺傷能力、機動力共にこの場を制圧するほどに相応しい域にまで達していたからオブリビオンたち逃げ惑う。
「女神の憤怒の如き、総攻撃を」
瞬間、猟兵がユーベルコードを宣し終えたと同時に大気が一際大きく波打ち―――周囲全方向から暴力の津波がオブリビオン、襲いかかった。躱したと思った途端、レーザーすらも出鱈目な軌道でゴブリンたち刻むのみならず、どれもが意志を持った凶刃と化して殺到し、オブリビオンを圧倒していく。
大成功
🔵🔵🔵
バルタン・ノーヴェ(サポート)
「バトルの時間デース!」
雇われメイド、バルタン! 参上デース!
アドリブ連携歓迎デース!
普段の口調:片言口調(ワタシor我輩、アナタ&~殿、デス、マス、デショーカ? デース!)
得意な技能:【一斉発射・焼却・武器受け・残像・カウンター・受け流し】デスネ!
遠距離ならば、銃火器類の一斉発射や各種UCによる攻撃が有効デース!
近距離戦闘なら、ファルシオンで白兵戦を挑みマース!
敵の数が多いor護衛対象がいるならば、バルタンズをお勧めしマース! 数の有利は得られるデショー!
状況に応じて行動して、他の猟兵のサポートに回っても大丈夫デス!
迎撃、防衛、襲撃、撤退戦。どのような戦場でも参戦OKデース!
頑張りマース!
「それでは早速、バトルの時間デース! カモン、バルタンズ!」
バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)はユーベルコード『秘密のバルタンズ(シークレット・サービス)』によって100体以上の猟兵そっくりな小型のバルタンたち。ミニ・バルタンを展開させて、バルタンはゴブリンのオブリビオンが使役する魔獣たちへとたおやかに指先を向けていく。
「魔獣の角を狩り放題デース!」
宝石のような煌きを生み出す魔獣の角は十分にミニ・バルタンが戦うためのモチベーションを引き出すのに十分すぎるほどの効果を生み出していた。それを体現するかのようにミニ・バルタンの攻撃は刻一刻と激しさを増していた。その連携は卓越している上、バルタンが繰り出す指揮以前に独自の学習機能を有しているのか。
「バルバルバルバル♪」
100体以上の集団を相手にしているというより、まとめて一個の巨大な兵器がそこにいるかのようだった。ミニバルタンたちが持つ武装がオブリビオンの皮膚を掠めるだけで吹き飛ばされそうになり、盾で受け止めても衝撃が骨まで震わせられる。やはりユーベルコードで生み出された存在ゆえひたすら強い。ただの道具に過ぎない量産品とは桁が違う。衝撃が骨を砕き、内臓を揺さぶっていく。脳が震盪し、一撃食らうたびにオブリビオンは視界が霞む。オブリビオンとミニ・バルタンの演じる直接近距離戦闘は、当たり前のように趨勢は猟兵の圧倒的劣勢だった。敵手が敵わない理由など、敢えて説明するまでもないほどに雲霞の如く存在して、見る間にオブリビオンの数を減らしていくのだった。
成功
🔵🔵🔴
ハロ・シエラ(サポート)
私はハロ・シエラ。
戦う事以外は不得手です。
また、オブリビオンによる問題に対しては説得などより戦いで蹴りをつけるのを好みます。
口調は(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)。
基本的には誰に対しても敬語です。
戦術としては【第六感】と【見切り】を駆使して勝機を見出し【カウンター】や【鎧無視攻撃】で敵を仕留めるスタイルです。
真面目に戦いますが、強敵が相手なら【毒使い】や【投擲】、【物を隠す】による【だまし討ち】も視野に入れましょう。
ユーベルコードは戦況に応じて何でも使用しますが、味方や一般人は巻き込まない様に努力します。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「私の炎が、オブリビオンの魔を払いましょう!」
精気を食らい、妖狐の霊力と炎の力を放つサムライエンパイア製の鋭いレイピアを構え、ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)はユーベルコード『クロスファイアー』を解き放つ。吹き荒ぶ聖なる力を帯びた白色の炎嵐は付近にいたゴブリンのオブリビオンたちを一瞬にして葬り去り、陣列を崩壊させた。さらに間髪を入れずリトルフォックスを抜き去ってハロは、すぐさま残党の掃討へと移行する。爆殺する個別に操作された白炎と同時に繰り出されるレイピアの旋風を止められる者は一人もいない。
「剣と魔法の乱舞、あなたたちに見切れますか?」
リトルフォックスから爆炎を繰り出しつつ演じられる、魔法剣の舞踏は完璧だった。たった一撃でもオブリビオンの装甲と肉体が消し炭と化すのに、それが一秒に数十、数百もの数が放たれるのだから戦いの趨勢は自明というべきだろう。しかし、群として優れたオブリビオンたちは個としての存在が稀薄なのだろう、幾体かの犠牲を用意することで前方から飛来する猛威を最小限に防ぐ陣形へと直ぐさま切り替えていく。
「考えましたね、でしたらこれでどうでしょうか?」
ならばとばかり、オブリビオンたちの頭上に巨大な白炎を創造して落下させた。全ての白炎を合体させて巨大な出力としたその規模は隕石にも等しく、発生を確認して避けられるようなものではない。言うなれば巨人の一撃で、身の程知らずのオブリビオンに下される鉄槌に等しく、ゴブリンたちを圧倒していく。
成功
🔵🔵🔴
コーデリア・リンネル(サポート)
アリス適合者の国民的スタア×アームドヒーローの女の子です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
内気な性格のため、三点リーダーや読点多めの口調になります。
ですが人と話すのが嫌いでは無いため、
様々な登場人物とのアドリブ会話も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ゴブリンのオブリビオンたちはコーデリア・リンネル(月光の騎士・f22496)のビームキャノン『フォトンサイクロン』が砲撃を受け、血と肉をまき散らしながら命を散らした。それでもまるで命を犠牲を意に介することなく、自らを含めて平等に愚弄するかのように自爆攻撃を繰り返す。今もまた一つ、肉片の華が開いた。響く爆音、轟音の嵐。その一つごとに猟兵への大きな衝撃の代償として散華していくオブリビオンの命。
「むごいですね……せめて彼らが安らかに眠れます様に……」
オブリビオンの五臓六腑が飛び散る地獄に走ったのは幾筋もの閃光。神の威光を思わせるその一撃が、オブリビオンの一群を貫いて瞬時に壊滅させた。それはユーベルコード『無音の慈悲』によって更に出力を向上させたビームキャノンに繰り出される圧倒的な猛威。
「……知性がありながら……魔獣のようなオブリビオンというのは……厄介です……」
銃の内部で光子を強化増幅させて一斉に放つ、高度な科学技術で作られた兵器はオブリビオンたちへと平等に降り注ぎ、一度に十数体を神の光輝で焼き貫く。敵は輝く光子による攻撃を避けながら、なおも命知らずに進軍を続けようとするがしかし、そのおかげでゴブリンは自然と一か所へと密集していた。無論それはコーデリアがそうなるように誘導したものであり――。
「……今です、一気に倒しきります!」
コーデリアの裂帛の気合いが空気を震わせ、破邪の力を宿し、持ち主の魔力を高める効果のある『夢幻槍』はそれに呼応して大気ごと地を震わせた。夢の力で強化された一撃を受け、防御も回避も能わず挽肉や押し花と化すオブリビオンの群れ。ユーベルコードですでに致命傷を負い、今まさに自爆しようとしていた者たちも衝撃で吹き飛ばされその体躯を弾けさせる。オブリビオンの特攻を利用したことにより連鎖的に広がる猛威は効果抜群で、狙い通りにオブリビオンを一掃することに成功した。
成功
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氷咲・雪菜(サポート)
人間のサイキッカー×文豪、15歳の女です。
普段の口調は「何となく丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
独り言は「何となく元気ない(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
氷や雪が好きな女の子で、好きな季節は冬。
性格は明るく、フレンドリーで良く人に話しかける。
困っている人は放ってはおけない。
戦闘は主にサイコキャノンを使って戦う。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「まったく……キリがありませんね」
氷咲・雪菜(晴天の吹雪・f23461)はいくら倒してもどんどんと湧いてでる、ゴブリンのオブリビオンを前に辟易しながらもユーベルコード『絶氷双騎(アイスナイト・コンビネーション)』を解き放ち、自身と同じ強さの氷の剣騎士と氷の弓騎士を召喚する。1人で手が足りないのなら、それそのものを倍加させればいいだけのこと、そんな単純な理屈であるからこそ結果は直ぐに現れ出す。氷の剣騎士の猛威はシンプルゆえに強力な一撃で、オブリビオンを次々に蹴散らす。氷の弓騎士もまた、氷結の矢を次々と繰り出してはゴブリンたちを貫き続けた。その狙いは過たず、次々に標的を撃破するのは言うまでもない。ときに雹の嵐となって拡散し、ときに一筋の氷柱へと収束し、臨機応変に的確にゴブリン収穫兵たちを薙ぎ払っていく。
「――往きなさい、氷の騎士たち」
豪快にして華麗。剛毅にして優美。壮観にして絢爛。氷の騎士たちは互いにそうと示し合うこともなく、息の合った連携でオブリビオンを殲滅していく。氷の剣騎士と氷の弓騎士、共通するのはどちらも見る者の戦意を揺さぶることだ。氷の武装という見栄えのする猛威は敵手にしてみれば、恐怖の象徴に違いない。今この瞬間においてそれが大きな貢献を成しているのは事実だろう。卑劣な小手先も小細工もいらぬと、戦場に勇ましくユーベルコードの猛威を持って趨勢をオブリビオンから猟兵の側へと大きく傾けていく。
成功
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ミカエル・アレクセイ(サポート)
●戦神は戦の中で生きる者
●殺す者で生かす者ではない
●生かして救うことは不得手
●殺して救う事に躊躇いはなく、それこそ自分の仕事
等の思考回路
相手の勢いを使って投げ飛ばす
ユーベルコードで相手の技を反射する
等、自滅を誘う戦い方をする
自分が傷つくことは厭わず痛みは感じるがそのせいで行動が鈍るなどはない。
戦場で何千年と生きてきた為痛みとの付き合い方は心得ている。
女性は誉めるもの。
賛辞はストレートに口にするし、貶すことはあり得ない。
容姿を褒められることを苦手とする相手の場合は行動や性格に褒めるところを見つけて口にしたりする。
冷静沈着、臨機応変
人心掌握、指揮、等が得意
無能力者故か神族であることは普段忘れている
「異能に見えるか? 理屈も無いぞ?」
現在進行形で行われるあらゆるに場面において、ミカエル・アレクセイ(山・f21199)の技量が生かされていない箇所など見当たらない。余すことなく、すべてが絶技。あらゆる不条理をねじ伏せる。積み上げた知識と経験から齎される勘でオブリビオンの攻撃を未来予知のように垣間見て、ゴブリンたちの猛威を軽くいなしていく。膠着状態を打破すべく、ゴブリンたちは持ちうる限りの最大の出力を行使せんとする。
「――苦し紛れの自爆特攻、群集型のオブリビオンとしては定番だな」
そう、悪いが何故なら、こんな展開は見飽きている。汚泥のような不条理も、仲間を犠牲にする冷徹ささえ、ああまたかとしか思えない。すべては積み重ねた膨大な経験値の賜物だ。熟成に熟成を重ねた精神はもはや泰然不動と聳えち、だからオブリビオンの死ぬことを前提にした自爆特攻も、そして続く死体ごと貫く猛威も、猟兵にとっては驚愕するに値しないレベルの出来事だった。
「奇策一つ、覚悟一つ、そんな物で覆されるほどに甘い差じゃあないんだよ」
技の極みがそこはあった。悪魔的に積み重ねた修練の量が一挙一動から伺える。あまりの完成度は、よく出来た円舞でも観劇している気分だった。一眼、一足、一考、一刀に至るまで、悉くに意味があり、無駄な行動が微塵もない。歯車のような正確さで暴力の颶風を捌くその姿。多大な経験値はそれほど巨大な、優劣を競う以前の問題にオブリビオンと猟兵たちを位置づけている。その上、自爆特攻すらも封殺されたのだから、もはや趨勢を論ずるにも値しないなかった。
成功
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ラム・クリッパー(サポート)
力持ちな魔獣解体士、人族の女の子
口調は「子分チック(アタシ、アンタ、~っす、っすよ、っすか?)」
搦め手は好きじゃないっす、敵陣へ正々堂々の突撃っす!
アタシは解体士の端くれなんで、壊せたり、解体できそうな部位・武器等は狙っていくっすよ。
なので、武器としてフーリガンツール(解体工具)を持ってるっす。
UCは指定されたものは、どれでも使用するっす。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしないっす。
公序良俗に反した行動はしないっす。
後は、お任せしますっす。
「敵陣へ正々堂々の突撃っす! 悪いオブリビオンなら、解体しても問題ないっすよね!」
高々と戦の名乗りを上げるラム・クリッパー(力自慢の少女解体屋・f34847)の咆哮が響く。その間にもエンジンカッターを軽々と操り、ラムはその重量と質量で周囲のオブリビオンを圧殺した。その様、まさに鎧袖一触。ユーベルコード『全力全開! フルスイング』によって振るわれる巨大なエンジン駆動の切断工具が地面を打ち叩くたび、周囲には轟轟たる地響きが生じた。武器それ自体による殺傷力、破壊力もさることながら、恐ろしいのは精神に与える衝撃力だろう。轟音と共に回転数無数の刃がオブリビオンたちを解体していくのだ、それを恐れるなという方が無理な相談だろう。
「うげぇ、全然減らないっすね。ここまで忙しい解体作業も久々っすよ」
まだだと気合を漲らせ、間合いへと一気に踏み込んでいく。裂帛の気合を込め、加速、加速、加速、一陣の颶風と化して疾駆しながら、フルスイングを繰り出す。桜吹雪であるかの如く命が散っていく様は冗談のように隔絶していた。オブリビオンを打ち倒すたびに脳裏に流れ込む”設計情報”から、敵手の脆弱な部分も理解し、関節から切っ先を捻じ込まんと振りかぶる。さながら手術を行う執刀医のように操りながら、エンジンカッターへと神経を集中させる様は文字撮りの解体作業だ。ゴブリンのオブリビオンたちは恐ろしいほど綺麗な断面を晒しながら、真っ二つに両断されていくのだった。
成功
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陽殿蘇・燐(サポート)
バーチャルキャラクターの寵姫×国民的スタア?いいえ、これでも(元)ラスボスな悪女NPCよ。
基本は高性能スマホを利用して、配信しつつの行動になるわね。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用するし、多少の怪我は厭わず積極的に行動するの。これでもバーチャルキャラクターだもの。
悪女たるもの、その行為は健全な世界あってこそなのよ。だから他の猟兵に迷惑をかける行為はないわ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。配信垢BANされちゃう。
あとはおまかせ。よきに計らいなさい(思い出した悪女ムーブ)
※
キマフュ出身なので、トンチキでも適応していきます。
「なるほど、あの兎たちはこのゴブリンたちのせいで繁殖していたのね」
迷子になった少女を探していた時にジュエルラビットと戦闘を繰り広げた陽殿蘇・燐(元悪女NPC・f33567)は、突如として大量発生した魔獣の原因を理解し疑念を嚥下し終えると、嫋やかな指先を踊らせ、炎を纏ったクロアゲハを再び武装へと変形させていく。炎の刃を振るえば轟く吼えは烈破の如く。大気を震わせる劫火はまさしく絶対強者の裁きであり、罪や穢れすらも焼き尽くすが如き刀剣そのものだった。
「魔獣に罪はないけれど、この世界の人たちを害するのなら容赦はしないわ」
陽殿蘇の黒揚羽が唸り、薙ぐ――それだけで、すべてが終わっていた。そう、ただそれだけで、陽殿蘇の前に立つオブリビオンたちは跡形もなく消滅する。燃え尽きるマッチみたいに音もなく輪郭が崩れ、消しゴムか何かで削り取られてでもしたかのように、形を失い霧散していく。骨肉を断つ音も、溢れ出す臓物の臭気も、真っ赤な色をした血潮も、炎纏ったクロアゲハの刃に接触すれば、ただ一瞬で幻のように溶けて消えた。オブリビオンのゴブリンたち、彼らに使役されるジュエルラビットたち、どちらも区別も差別もなく、一方的に蹂躙される。
「やっぱり、単純な殲滅力ならば打ち出す方が効果的ね」
斬撃に続き掃射されたのは破壊の五月雨。巨大な焔の蝶が、爆炎、衝撃波が陽殿蘇の狙った標的目がけて次から次へと、止め処なく雪崩れ込んで、かつてない規模と激しさで敵手を撃滅していく。
成功
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アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならなくてもいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。
正直よくわかんにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ●すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。
基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれーりぃ(正統派なレディ?)』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ●おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」
「ぶっ――おおおおおおす!!」
裂帛の気合と共に、アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)は砲門から撃ち出されたが如くに猛進する。技と執念の籠もった右拳――まさにパワーイズジャスティス、膂力の極みにより、ゴブリンのオブリビオンもろとも周囲全てを破壊する。
「――ぁぁぁぁぁぁっく!!」
児戯に過ぎない程度の動作が、戦況の圧倒的な傾きを招く。アイクルの動きは圧倒的で、速く、強く、適わない、オブリビオンとの彼我の埋めがたい差は僅か一目で証明されている。武芸の型をなぞりながら嵌っていない猛威は、ゆえに凶悪、自由奔放。肉食獣じみた野生の本能がオブリビオンを食い破らんと牙を剥く。豪腕一閃――まるで至近距離で大砲が放たれたかのような衝撃。オブリビオンは容易くそれに吹き飛ばされ、その瀑布にも似た一撃は周囲の大気を鳴動させる。アイクルにしてみれば、全力を振るっているつもりなどないだろう。まだまだ序の口、様子見、煩い羽虫を払い除ける程度の腕打に過ぎない。だが、それだけで内在する破壊力は如何ばかりか、触れてすらいない地面がすらも抉れ、砕け散って宙を舞う。
「これで終わり、に”ゃ”あ”っ――!」
アイクルの圧倒的な才覚によって極限まで磨き抜いた技巧がもたらす不規則な剛撃乱舞。その刹那――敗者の胸から咲き誇る、真紅の大輪。呆気なく、ゴブリンのオブリビオンは猟兵の猛威の前に討ち倒されていくのだった。
成功
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花咲・翁(サポート)
一人称は僕か我で、気分によって使い分ける。
罪人に対しては容赦が無いですが、基本的に捕縛をメインにした行動をとる。
「……蒼き獄炎よ……天より粛正の流星を堕とし、地に神罰の鉄槌を振り降ろせ……!」
刹那、花咲・翁(魔天牢の看守長・f33065)のユーベルコード『煉獄(プルガトリオ)』によって無数の炎球が中空に浮かび出す。次瞬――凝縮された蒼き獄炎から、無数の蒼い破壊エネルギーの熱光線が放たれてゴブリンのオブリビオンを穿ち、凝縮された蒼い猛威に射抜かれた敵手が、次々に消し炭へと変わっていく。
「……オブリビオンへの容赦は当然ないが……」
罪人として定められたオブリビオンには当然のように容赦をしない花咲であったが、魔獣に関してはどうやら寛容だった、吹き荒れる颶風の猛威はジュエルラビットのみを避けてゴブリンだけを炭化させていく。
「……さぁ……呆けているのならば……そのまま死ぬだけだぞ……!」
蒼い破壊エネルギーの熱光線が枝葉を伸ばしていく様は、世界を喰らっているかのようだ。ユーベルコードの法則が戦場をプルガトリオそのものをへと突き落とす。オブリビオンが己の身に危機が迫っているにも関わらず唖然としてしまったのも、仕方がないことだろう。有した出力の規模があまりにも違いすぎる。無辜の領民を嬲り、弄んでいた怪物がいよいよ狩られる側となる。文字通り猟兵となった花咲から、世界を蝕むように再び蒼き獄炎が伸び、触れたものすべてが炭化される。反撃の届きようのない超長距離から、冷酷に照準を定めてゴブリンのオブリビオンたちを殲滅していくのだった。
成功
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四十物・寧々(サポート)
※サポートプレイング
多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
その上で現在の状況に対応できる人格で行動します。
シナリオ進行に必要な言動など青丸稼ぎに役立てて下さい。
使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。
アイテムもご自由にお使い下さい。
服装系は提案の一例として装備せず公開設定としております。
あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。
「さてさて。今日のダイス神のご機嫌はどうでしょうかね?」
見せつけるように、四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)は片腕をかざし、ユーベルコード『ダイスロール』を解き放つ。次瞬、オブリビオンの上空に巨大な2個の10面体サイコロが現れ、大気を震わせながら一気に落下する。
「――赤を10の位、青を1の位として振ります」
瞬間、影と重なったオブリビオンの全員が地面へとユーベルコードの圧力で押し付けられた。まるで巨人の掌により莫大な圧力を受けているかのように、誰一人立ち上がれず地へめり込むほどオブリビオンの身体が沈んでいく。べきりぼきりと、枯れ枝のように響く音は人体が潰れる音色。骨がへし折れ血を吹きながら肉塊へと変わっていった。
「うーん、『34』ちょっと出目が悪いですね。振り直して下さい」
宣したと同時に巨大なサイコロがその場で転がり出す。ひたすらに圧倒的な猛威を見せつけながら、四十物は地上に黙々と地獄を顕現させていく。害虫を一匹一匹その手で潰していくように、希望の出目になるまでサイコロを動かし続け、さながら巨大なプレス機の中にいるかの如くゴブリンのオブリビオンたちを圧潰していく。
「いいですね、中々いい出目です。ですが――もう飽きたので壊れて良いですよ」
刹那、猛威の塊が爆ぜて大気すら歪む量の振動を撒き散らす、悪魔じみた唸り声をあげて破裂した2個の10面体サイコロはまさに皆殺しの超新星で、オブリビオンの肉塊の欠片すら残さずに消し去っていく。
成功
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ルーン・エルウィンド(サポート)
人狼の翔剣士 × マジックナイト、20歳の男です。
普段の口調は「丁寧(私、相手の名前、です、ます、でしょう、でしょうか?)」、敵には「無感情…のはず(私、お前、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)」です。
本人は気付きませんが、尻尾に感情がもろに反映されます。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
煌めく至高の剣閃——極めた絶技が空を断つ。それはいったい如何なる刀術か。滑空する神速の刃、オブリビオンの知覚速度さえも振り切る斬撃がユーベルコード『風刃(ウィンド・ブレイド)』によって飛躍的に向上した射程によって戦場広域で炸裂した。ずるり、という聞こえないはずの異音が響いた直後。世界は刃の軌跡に別たれ、オブリビオンも魔獣も大地も縦横無尽に分割される。
「ゴブッ、ゴブブッ――!?」
襲い掛かる凄絶な死の感触に裏返った絶叫が奔る。後戻りできない恐怖感にかつての強者の側に立っていたはずの挟持も塗り潰された、まるで屠殺される子羊みたいにオブリビオンは生へしがみ付く悲鳴を漏らす。
「風よ宿れ、奴らを断つ刃となれ」
被害は無論のこと、世界を脅かすオブリビオンと魔獣のみ。味方を精確に避けながら事もなく殺すべき者たちだけを一切残らず鏖殺していた。敵手の意を微塵も解さず抜刀される無双の神剣。再び解き放たれ全方位の斬撃は視界に映るあらゆるものをバターのように容易く微塵に切り刻む。
「悪いけど、オブリビオンにする手加減なんてものはないですから」
乱舞する刃が瞬く間にゴブリン収穫兵を、ジュエルラビットを細断していく。眼前で降り注ぐ斬撃は死の暴風雨。まるで神話や伝説に描かれる災厄そのものだ。その凄まじさは、たった一振りの刃によって生み出される所業とはにわかに信じ難いだろう。しかし、そんな荒唐無稽こそがこの戦場の真実だった。
成功
🔵🔵🔴
アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。
「確かに、貴様はオブリビオンの内でも確かに狡猾な個体だろう」
ゆえに、アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)は素直にそれを認めた上でこう繋げるのだ。
「――だが、戦闘者としては三流以下だ」
足らないものが多すぎる、と……指摘しながら先読みしていた地点へ向けて、滑るように刃を振った。まるで吸い込まれるように奔った一閃。未来予知じみた小気味の良さで、ゴブリンのオブリビオンたちの回避地点へサイキックエナジーでできた光の剣の極光が雪崩れ込む。
「正面からでは叶わないと判断し、即座に死角からの奇襲か」
アスの一足、振るわれるフォースセイバーが捻れたように軌道を変える。極限まで磨き抜いた技巧がもたらす不規則な斬撃乱舞、狙いが死角へと転じて敵手の影へと追いすがる。刀身から伝わる研鑽の密度、その膨大さに眩暈がするようだ。光刃は鋭さを増し続け、直角に、鋭角に、不規則に煌びやかな残像を描いてオブリビオンの身体へ食らいついた。
「こちらの予想を超えぬ限り――その奇襲としては、何一つ機能しないと思え」
更に。そう、当たり前のように察知していたオブリビオンの回避先へと、再び刃が襲来する。磨き抜いた戦闘眼、鷹の如き眼光からは逃げられない。それはユーベルコードに関係する性能評価とはまったく別の、闘争感覚による賜物だ。潜り抜けた修羅場の数が、絶対的に違いすぎる。猟兵という殺し滅ぼす者として完成しているアスへ相対するには、強靭な肉体と狡猾な頭脳を保持するだけでは埋められない差が存在していた。
成功
🔵🔵🔴
編堵・希亜(サポート)
「……なに?」
「そうなんだ。」
「私は、私だよ。」
囚人服のようなものを着て、いつも黒猫のぬいぐるみを抱えた女の子。口数は少なく、人見知りで猜疑心は強いものの、猟兵としての仕事をこなすためなら、それなりに人と付き合っていける。
甘い物が大好きで、食べればすぐに機嫌がよくなる。嫌いなモノは、かつて自分のいたアリスラビリンスの世界と、それを連想させるもの。
戦闘では、自分ではあまり戦わず、自身に宿るオウガの『カイ』を戦わせたり、ぬいぐるみをバロックレギオンとして相手を押しつぶしたりする。
『カイ』は上等なドレスを着たラミアで、少し高飛車な話し方。宿主の身は守り、敵には容赦がない。『さぁ、敵はどこかしら!?』
「ふふ、ゴブリン相手に私を呼び出すなんて少し怠惰じゃない?」
「……見てわかるでしょ……こんなにいるんだよ」
「そうね、精々怪我をしないように下がっていなさい」
ユーベルコード『サモン・ラフメイカー』によって呼び出された、編堵・希亜(蛇に囚われた少女・f19313)の身に宿る蛇『カイ』。少し高飛車な話し方ではありながらも、上等なドレスを着たラミアのカイは編堵を護るように、オブリビオンとの彼我を埋める。
「この子は私のよ、あなた達には触れさせたりしないわ」
オブリビオンの座標へと即座にカイの鋭い爪が、牙が、尾が―――大気を穿ちて具現を果たす。串刺しとなったゴブリンを転がす。オブリビオンにとってなお悪いことには、先程の猛威を逃れたところで危機は終わっていなかった。同時に放たれた青白き炎はまるで生きているかのようにその形を流動させ、ゴブリンのオブリビオンへと迫る、伸びる、尖っていく。のたうつように奇怪な成長を遂げる殺意の枝葉。狙いはすべて一切誤らず、オブリビオンの心臓へと向けられて。
「さぁ、これで終わりよ」
容赦なくオブリビオンの胴体に風穴を穿つ。完全に虚をついた一撃が速やかに致命傷を叩き込んだ。さらにと距離が縮まり、空間が圧迫される中で弾ける死爪がゴブリンを切り裂く。そして更に、更に、更に——増加していく攻撃回数。カイの攻め手は止まらない。もはや戦場に立っていることが既に敗死の断崖への一里塚なのだ。
成功
🔵🔵🔴
神崎・伽耶(サポート)
『やってみなきゃわかんないしねぇ!』(明るくニヤリ)
アドリブ連携OK。
普段の口調は「庶民的(あたし、キミ、だ、だね、だろう、だよねぇ?)」です。
後先考えず、反射的に行動しますが、他の猟兵に迷惑をかける行為はあまりしません。
姉御肌で、一般人には優しく、時に厳しく接します。
行動原理は好奇心、攻撃よりは防御が得意で、遊撃的なポジションを好みます。
機動力、観察力を生かし、バフやデバフを多用し、トリッキーな攻めを得意とします。
思い付きで動く、常識のある奇人変人ムーヴで描いていただけると大変喜びます。
いっそNPCだと思っていただいてもヨシ!
よろしくお願いします。
刹那、オブリビオンの群れの只中へと潜り込む、神崎・伽耶(トラブルシーカー・ギリギリス・f12535)はバスタードソードを振るう。前後左右あらゆる方向から襲い来る、オブリビオンの武装を掻い潜り、一秒たりとも足を止めることなく紙一重の攻防を繰り広げた。それは一見して自殺行為。
自らオブリビオンの群れに飛び込み、複数体に同時に囲まれながら相手取るなど無謀という他ないだろう。しかし構いはしないと刃を放ち、己が行動を証明する。防ぐか、避けるか。受け流すか、反撃するか。ほんの少しでも選択を誤れば致命を受ける修羅場が畳みかけるものの、そんなことは茶飯事だ。命懸けの判断をコンマ一秒単位で繰り返しながら、装甲を打ち付けては関節部より切り崩す。そして、端から徐々に破壊するのみ。
「運よく躱せる、運よく耐えられる、そんなことは赦さないよ」
ユーベルコード『賭け狂い』によって、神崎は命知らずの狂気を解放し、オブリビオンたちの運気を簒奪――その僅かな翳りを、運命に紛れ込んだ小さな不和を猟兵は見逃さない。周囲の獲物から運気を奪い取り、己の糧として吸いつくすユーベルコード。敵兵を養分として、際限なく己へと幸運を蓄えていく。そう、神崎のユーベルコードは対多数の戦闘向きだ。敵が多ければ多いほど強くなる。この乱戦と相性抜群ということだろう。何よりも禍々しく、そして爛々と妖星の如く輝いて戦場に血の軌跡を残しながら弧を描き、振り払われる折り畳み式の片手半剣。踊り子のように己の武器を弄びながら、幸運の簒奪者の優美な笑みを溢す。
成功
🔵🔵🔴
レイン・ファリエル(サポート)
『さぁ、貴方の本気を見せて下さい』
人間のサイキッカー×ダークヒーローの女の子です。
普段の口調は「クールで丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、機嫌が悪いと「無口(私、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は落ち着いてクールな感じのミステリアスな少女です。
人と話すのも好きなので、様々なアドリブ会話描写も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
怒りの感情によって無慈悲な心に覚醒して隠密行動に長けた暗殺者に変身した、レイン・ファリエル(クールビューティー・f17014)は戦闘能力を爆発的に増大させる。鳴動する大気。渦巻く暴風。笑顔で放たれたのは無慈悲に下される颶風の連撃。オブリビオンの土手っ腹に直撃し、アバラの粉砕される音が戦場に低く響く。湧き上がる出力は本来の限界を突き破り、更に更に、更に更に更に更にとレインは際限ない上昇を続けていた。それはもはや墜落に等しい速度の身体強化。同時にゆらりと揺れる身体の動き、それ一つで次の予備動作が途端に予測しにくくなる。道理がまったく分からない技術だ。緩急を巧みに使い、速度ではなく意識の隙間にねじ込むことで命中精度を引き上げている。つまり極限まで到達した暗殺技術の専門家だ。
「必ず仕留めてみせますよ」
オブリビオンの意識を徹底して読み、その裏にある隙を衝く。または隙が無くとも、手管を尽くして無理矢理にでも発生させる。暗殺や不意討ち向きに特化した、それがユーベルコード『アサシン・ソウル』である。もはやこうなってしまえば、ゴブリンのオブリビオンは猟兵の影を踏むことすら叶わない。仮に接近できたとしても結果はまるで同じこと。オブリビオンは何もできず、蹂躙されるのみだろう。両者の立ち位置をこの結果は正しく反映していた。弱者は地に這い噂り影を眺めるのみという、順当な結果が余さず実演されていくのだった。
成功
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雁野・リジ(サポート)
「オレが盗んでいいの?それとも盗まれたいの?何をくれる?」
貼り付けたような笑顔を浮かべている女性。
怪盗であると言うが怪盗が何かは分かっていない。
人間の姿をとる狸。人間には人間の、狸には狸の、オブリビオンにはオブリビオンの生活があるし考え方も違う。ということを知っている。
合わせられることは合わしていきたいけれど、
世界が滅ぼされると困っちゃうので、普通に戦う。
「――力を貸してもらうよ、ヤマタノオロチ」
刹那、ユーベルコード『骸合体・ヤマタノオロチ』を解き放ち、一時的にオブリビオン化するしたことで雁野・リジ(たぬき・f34917)はゴブリンに向かって突き進む、止まらない。槍衾の突撃がどうしたと、見慣れているぞと言わんばかりに猛威の雨を弾いて進む。そう、槍を弾いてだ。一直線に火矢のごとく駆け抜けていた。左右に避けるそぶりすらない。肉体に宿したヤマタノオロチの力でねじ伏せながら、時には妖力を注いで硬度と術増幅力を鍛え上げた、お気に入りの葉っぱで切り払いつつ悪夢のように突き進む。戦場に眩しい火花を咲かせ、オブリビオンの槍衾を文字通り掻き分けて標的へと躍りかかった。
「人間には人間の、狸には狸の、オブリビオンにはオブリビオンの生活がある。だけど、君たちはその境界を壊した、それは赦されない事だ」
繰り出されるのは衒いなしの肉弾戦、ただ己の肉体を縦横に駆使し、居並ぶオブリビオンを殴り殺す、蹴り殺す。そうした原始的極まりない暴虐の見本と呼べるものだろう。からこそ、手が付けられないのは皮肉なことに見ての通りだ。当たり前すぎて分析の余地がなく、付け入るべき突破口も見当たらない。ならば、後は雁野の独壇場だ。強化された出力を無敵の矛と化し、稲妻のように疾駆しながらオブリビオンを血祭りに上げていく。目にも止まらぬなぎ払いで一気に複数のオブリビオンの首を刎ね飛ばした。
成功
🔵🔵🔴
青原・理仁(サポート)
人間
年齢 17歳 男
黒い瞳 金髪
口調 男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)
性格面:
やさぐれ、ぶっきらぼう
積極的な人助けはしないが、見捨てきれずに手を貸してしまう
戦闘:
武器は使わず、殴る・蹴る・投げるなど、技能「グラップル」「怪力」を生かしつつ徒手空拳で戦う
構え方は古武術風
雷属性への適性があり、魔力やら気やらを雷撃に変換し、放出したり徒手空拳の際に纏わせたりします
「ったく、子供一人で出歩くからこんな困った事になるんだよ」
青原・理仁(青天の雷霆・f03611)はぶっきらぼうにいいながらも、迷子の少女が見つかった事に安堵を小さく漏らし、ゴブリン収穫兵たちへと隠しきれぬ嚇怒の炎を散らしていく。
「だが……、あのオブリビオンが従えてるのは魔獣じゃなくて人間だっていうのなら、ぞっとしないな」
怒号と共に剛腕が唸る。同時に行われる入り乱れる戦場で無防備となっていたオブリビオンはそれをまともに顔面へ受けた。人体はおろか、鋼鉄すら穿ち砕く剛撃に破壊の音色が轟き渡る。脳髄を潰すのに十分な攻撃は、ゴブリン収穫兵を見事に打ち砕くも、しかし。
「少しでも逃して村に迷惑をかけられても困るからな、念入りに潰してやるよ」
さらにと嚇怒に熱を込め、ひとつひとつの言の葉を楔に変えて、自らの胸に打ちこむつもりで譜んじて青原は止まらない。拳と肘の五連打が全ての肋骨を粉砕し、蹴りがオブリビオンの膝をへし折った。鶴嘴の型に尖らせた指先が、眼球と喉仏をえぐり取る。数秒間に凝縮された、打撃による絨毯爆撃に等しい人体破壊。渾身にして最終の一撃、右の鉄拳を鳩尾へ深々と打ちこむと、ゴブリンのオブリビオンが大きく後方へ吹っ飛んだ。そして止まらぬ武威の行使、己に誓った殲滅が全血管を充填し、内罰の意識を蒸発させていく。地を蹴り付け、猟兵の体躯を弾丸へと変えた。フェイントも駆け引きも一切ない。ただ最短距離を、オブリビオンの喉笛めがけて駆け抜けて、一人も残さぬようにと狡猾な怪物を滅していくのだった。
成功
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ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「大分ゴブリンの数も減ってきましたね、このまま残りも殲滅してしまいましょう」
ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)は夕の憩いを魔力により固く、硬く、堅く、強く。熱した鉄に幾度も槌を振り下ろすかのように、ゴブリンたちを容易く切り裂けるようにと鍛え上げる。次瞬、魔力が生んだ濃々たる薔薇吹雪を迷彩として利用し、予備動作を隠蔽しながら無謬の斬撃が抜き放たれた。前衛も後衛も関係無し。間合いという概念を超越しているかのように、戦列を蹂躙する絶技は誰一人として逃がさない。
「我は纏う薔薇の気高さに等しき極みの鎧!」
重ねてユーベルコードを宣したと同時に、純白の薔薇の花びらが舞い散りローズの体躯が覆われて戦闘能力を増強させる甲冑と化す。そのアルヌワブランの薔薇は、磨き抜かれた鉄の輝きを意味する言葉で、戦乙女の白い甲冑の比喩にも使われることもある気高き花。ユーベルコード『白銀勇霊装(ハナコトバハシロクカガヤキシヨロイ)』で引き上げられた性能で、塗り潰される戦場の姿は圧倒的な戦闘力の証明だろう。さながら女王であるかのように、夕焼け色の刀身のロングソードのたった一振りでこの場を統べる秩序と法はたちまちに塗り潰された。そして無論、その効果は果てしなく絶大である。奔る斬閃に応じ、薔薇のように散華するオブリビオンの血の花弁。乱れ舞う血風の中、音の壁ごと斬り刻みながらローズは戦闘の終焉を眼前のものとしていくのだった。
成功
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蒼月・暦(サポート)
デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。
普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「残りはアナタたちだけよ、村の平和のためにもここで倒れて貰うんだから」
蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)はまるで童が花畑で戯れるように、塵と化す骸を浴びてオブリビオンを次々と殲滅していく。単なる暴力や数値の集合ではない。一挙手、一投足に顕在する意思力と存在の強度が、闘うオブリビオンの心さえ圧倒しねじ伏せにかかる。これは如何なるオブリビオンでも持つことは能わぬ、猟兵だけに備わる輝きの強さだ。蒼月が傲然と前進する。ユーベルコード『デルタ・フォース』によって完成された理に基づく、流麗かつ豪壮な攻撃が波濤となって残るオブリビオンたちへと迸る。
「――これでおしまいっ!」
そして次瞬、恐るべき質量をもって獲物を喰らい、蹂躙する。自由奔放にみせかけた殺し技の連続をゴブリンのオブリビオンとジュエルラビットたちは捌ききれない。木の葉の如く翻弄されて、致命傷を見る間に重ねて行く。どうしようもないほど技が、判断力が、能力値が違いすぎる。単純なユーベルコードの出力任せのみではなく、戦闘を経て鍛え抜いた技まで駆使する蒼月は、紛れもなく猟兵が求める強さの最終形態の一つだった。どんな戦場でも猟兵に求められるのは、当たり前に強いということ。切り札以外は脆弱だったり、状況や敵に応じて極端に相性が変化する。そんな力が脚光を浴びるのは往々にして御伽話の中ばかりだ。現実はいつだって一方的な形で勝利をもぎ取れる戦士が重宝されるし、生き残る。そして今回もその順当な結果をもって――オブリビオンたちは打ち倒された。
全てのオブリビオンたちを倒し終え、迷子になった少女を送り届けた猟兵たち。念のためにと調査したゴブリンたちの巣穴には、宝石のような輝きを放つジュエルラビットたちの角が無数に保存されていた。どうやらオブリビオンたちが魔獣を飼育していた際に抜け落ちた角を回収していたらしい。
こうして思いがけない臨時収入を手に入れた君たちは、魔獣の素材を売ってお金にしたのかもしれないし、それを持ち帰ってお土産にしたのかもしれない。どちらにせよ、今回の冒険はなかなか”美味しいもの”だったようだ。
成功
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