#UDCアース
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●喧騒に紛れて。
「くそがっ!」
法外な金額が一夜にして動く地下カジノ、そのトイレで男は只管に荒れていた。
絶対に勝てるとの売り文句に騙され、のこのことカジノの暖簾をくぐってしまった彼は一晩と持たずにその全財産を毟り取られ現在このような醜態を晒している。
「何が次は絶対に勝てるだ、バカにしやがって。くそ、くそ、くそ、クソッ!」
男は何度も何度も執拗に清掃用具の収納されたロッカーを蹴りつける。
男は流されやすかったが小心者でもあった。流されるようにチップを賭け、イカサマを疑うレベルでそれを回収していくディーラーに面と向かって文句を言うだけの度胸は持ち合わせてはいなかった。
故に、こんなところで荒れているのだ。
幾度もロッカーを蹴りつけ、しかして傷の一つもつかないロッカーに男は更にその怒りを燃え上がらせる。
大きく溜めをつくり、もう一度蹴り抜こうとしたところで……男の動きが止まった。
いや、正確に言えば止められた。が正しい。
蹴りだしたその足は、突如として目の前に現れた女にがっしりと受け止められていた。
「ふふ、醜い男。私の導く新たなる人類には相応しくないけれども……その礎くらいには使ってあげる」
「お、女……? こ、ここ男子トイレ……ッ!?」
次の瞬間、女の手に仮面が現れると目にもとまらぬ速さで男の顔へと装着させた。
「お、お、オ、オオオオオオオオオォォォォォォ!?」
男が叫び声をあげる。それは怒りからか、それとも苦しみからか。
「ふふ。さぁ、精々踊って頂戴。私の導く新人類のために、ね」
●守るべき人々。
「……事件」
集まった猟兵たちに、リルル・フェルグライドは不愛想に告げる。
「詳しくは、これ見て」
リルルが手をパンパンと鳴らすと、ずいと巨躯を誇る山羊が一枚の紙を咥えて現れる。
どうやら、これを読めと言う事らしい。
事件の概要はこうだ。
ある地下カジノに突如として現れた、仮面を着けたUDC怪物がその場に居合わせた一般人たちを襲っている。
既に幾らか被害は出ているが、死者はゼロらしい。その理由は――。
「倒した人間を殺さないで、仮面をつけて自分たちの仲間にしている」
つまり――倒すべきUDC怪物は、地下カジノに足を運ぶような人たちと言えども、守るべき人々そのもの。
「趣味が……悪い……ッ」
ぎりっ、とリルルが歯を食いしばる。普段の鉄面皮は崩れ去り、その顔には怒りが見て取れる。
「最優先事項は、仮面達の排除によるこれ以上の被害の拡大の阻止と、元凶の排除。だから、仮面達に乗っ取られた人たちの生死は問わない」
だけど――と、リルルは言葉を紡がない。だが、その顔から本当は何が言いたいかがありありと伝わるだろう。
仮面達の生死は問わない。だけどできれば、助けてあげて。
リルルの周囲にグリモアが溢れ出す。
さぁ、猟兵よ。仄暗い、というには明るすぎる地の底から溢れ出さんとする怪物を食い止めるべく、剣を取れ。
空色狐
●御挨拶。
お初にお目にかかります。
新人マスターの空色狐と申します。
採用しやすいプレイング傾向につきましてはマスターページをご覧いただければ幸いです。
今回の敵は仮面に乗っ取られた一般市民たち。彼らを救うか、それともあくまで敵として処理するかは猟兵の皆様の一存に委ねられます。
それでは、皆様の素敵なプレイングをお待ちしております。
第1章 集団戦
『『暗黒面』模造仮面と被せられた一般市民』
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POW : 洗脳装置の発動
【宿主】に【目の前の人物に対する憎悪 】【または嫉妬や劣等感などの悪感情、】【そして強烈な殺意】を宿し超強化する。強力だが、自身は呪縛、流血、毒のいずれかの代償を受ける。
SPD : 偽りの声
【宿主の口を介するように、マスク本体 】から【恨みの念が込められた言葉】を放ち、【攻撃の手を緩めさせる】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ : 逃走態勢
【宿主の生命力 】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【マスクだけ助かろうとする逃走形態】に変化させ、殺傷力を増す。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
隣・人
ふーん。なんか良い感じの怪物(UDC)じゃない
折角だし、殺人(リハビリ)の相手になりなさいよ
私はアンタの隣人、もう偽証(うそ)を吐いている暇は無いわ
怨嗟の声だとか何だとか鬱陶しいわね
そんなん私の腕(カイナ)からすりゃ羽虫も同然よ
あー、我慢出来ないわ。殺(や)るわね?
一体に狙いを定めて肉薄するわ
解体ナイフで『足元』を捌(はら)うわよ
それが出来ないなら頭部を撲るわ
体勢を崩せたならそのまま暴力
そうね、コーヒーカップで潰すのは如何かしら?
遊園地のあれよ、まるで拉げたトマトね
……あ、仮面が本体だったわ。壊すっての、ええ、勿論
ふぅ……たまんないわ。頭痛も和らぐってもんよ
そんじゃあ次の人、並んで並んで
「ふーん、良い感じの怪物じゃない」
解体ナイフを手に、隣・人(22章39節・f13161)は怪物で溢れかえった地下カジノの裏口を散歩でもしているかのような気軽さで歩いてゆく。
周囲には既に仮面を取り付けられてしまった人々しかおらず、然ればそれは人の形をしたUDCに過ぎない。
であれば――殺人の対象だ。
「ああ。もう。殺したくて、めまいがする」
人の意識を殺意が塗りつぶす。
耐えがたい頭痛が、しかしてそれすら覆い隠すほどの殺意が、その身体をキリングマシーンへと昇華させた。
「じゃあ、まずはあんた」
自身の周囲を囲む仮面を被せられた人たちを一瞥すると、そのうちの一人へと瞬時に肉薄する。
続けて解体ナイフを一閃。隙だらけの足元を払えば、面白いように仮面の男は体勢を崩した。
『嫌だ、死にたくない! この、殺人鬼め……!』
「鬱陶しいわね。あんたは怪物、その声も所詮偽証に過ぎないわ。……あー、我慢できないわ。殺るわね?」
命乞いとも取れるその怨嗟の声も、人にとっては羽虫が飛んでいる程度の雑音に過ぎない。
仮面の男が二の句を継ぐ前に、その身体をどこからともなく現れた巨大なコーヒーカップが押し潰した。
「ふぅ……たまんないわ。頭痛も和らぐってもんよ」
まるで潰れたトマトのように拉げた男の返り血を拭う事もせず、ただその胸中に鳴り響く殺意にその身を委ねる。
「……あ、そういえば仮面が本体だったわ」
思い出したかのようにその仮面を頭ごと踏みつぶすと、遊んでとせがむ幼子達を相手にしているかのように周囲を一瞥した。
「そんじゃあ次の人、並んで並んで?」
成功
🔵🔵🔴
サンディ・ノックス
どうやら被害者達も真っ当なヒトとは言い難いみたいだけど
いいよ、助けてあげる
だって殺したらUDC怪物が喜びそうだもの
ただ仮面を壊せばいいのかな
面倒な仕掛けをしてないといいけど
単純作業なら使い慣れているこのユーベルコード、解放・宵がいい
攻撃回数を増やしてさくさく仮面だけを潰していこう
抵抗するんじゃないよ
憑代さんの顔に傷がつくじゃないか
妙に強い抵抗を受け
それが敵のUCによるものと気付けば笑みが零れちゃう
ああ、姑息なUDCが俺に抵抗してるって
おまけに代償なのか消耗しているみたいなんだもの
憑代さんから俺への悪感情が聞こえる
いいよ、どんどん悪意を膨らませればいい
それでUDCが弱るとかなかなか愉快じゃないか
クオン・キマヴィス
【表情一つ変えずに、淡々と任務をこなす】
……地下カジノ…そんな所にいる連中、大抵ろくでもない人間ばかりなんでしょうけど……あくまでも一般市民。
……なら殺す理由は無い。可能な限り無力化する。
怪物達の攻撃は『高周波ブレード』と左腕の義手で受け流し、隙が出来たら峰打ちや、ハンドガンのグリップ部分で後頭部を殴って気絶させる。
……普通の人間に同じ事をすれば間違いなく死ぬでしょうけど、仮面で身体が強化されているのなら大丈夫でしょう。
……こういう場所には初めて来たけど、欲に塗れた下衆な人間ばかり。私が生まれ育った貧民街の方がまだマシに思えてくる。──いえ、訂正…どっちも最悪。さっさと終わらせる。
「……地下カジノ。そんな所にいる連中、大抵ろくでもない人間ばかりなんでしょうけど……あくまでも一般市民。殺す理由はない、可能な限り無力化する」
「俺も同感。憑代さんたちも真っ当なヒトとは言い難いんだろうけど、殺しちゃったらUDC怪物が喜びそうだもんね」
自分たちの眼前に立ちはだかる仮面の怪物たちを前に、クオン・キマヴィス(黒絢の機巧少女・f33062)とサンディ・ノックス(調和する白と黒・f03274)が並び立つ。
「さぁ、サクサク仮面を潰していこうか」
「……任務を開始する」
言うが早いか、クオンが一足に怪物との間合いを詰める。
速攻で仮面を割るべく攻撃をしかけるが、中々その防御を抜くことができない。
――正確に言えば、憑代の命を顧みず戦闘を行う仮面の怪物を相手に、憑代を死に至らしめず無力化する。という絶技を行うためには聊か正面からでは防御が堅い
(……なら、作戦変更。無理やり隙を作る)
仮面の怪物との数度の打ち合いの果て、クオンの高周波ブレードが大きく跳ね上げられる。
それは仮面の怪物にとって漸く訪れた千載一遇の攻撃の機会、なんとしても逃すまいと拳を放つ。
――が。
「遅い」
しかして、その隙すらもクオンによって計算されたもの。
放たれた仮面の怪物の拳を即座に左腕の義手で叩き落すと、逆に生み出されてしまった怪物の仮面の隙だらけの後頭部に素早く引き戻した高周波ブレードの峰打ちを叩き込む。
クオンの思惑通り、仮面の力により強化されていた憑代は気絶に留まり、そのまま床に倒れた。
たまらず離脱を計る本体の仮面もその冷徹な瞳から逃れること能わず、その刃で両断される。
「……次」
仮面の沈黙を確認すると、即座に次の仮面の怪物へと切り込んでいった。
「おお、凄いなぁ。俺も負けてられないよね」
そういうサンディの周囲には仮面の怪物が取り囲むように存在し、現在進行形でサンディに対してその拳を繰り出していた。
しかし、そんな状況においてすら普段と変わらないどこか穏やかな表情でその全てを見切り、回避し、受け流し、場合によっては仮面の怪物同士の攻撃を誘導しぶつけている。
「抵抗しないでもらえると嬉しいな。憑代さんの顔に傷がついちゃうから、ねっ!」
そうして仮面の怪物たちに隙が生まれる度にその黒剣が閃き、寸分違わず仮面のみを切り裂いていく。
たまらず仮面の怪物が怯めば、圧倒的な手数を持って手を止めた全ての怪物の仮面が両断された。
既に足元にはいくつもの仮面の残骸が転がっており、サンディにとってはそれが児戯にも満たない単純作業であることを物語っている。
が、あるタイミングから仮面の怪物の挙動が変わった。
見るからにその身のこなしは素早くなり、拳は空気が震えるほど鋭く放たれる。
それがUCによる抵抗であると気がつけば、サンディの口から笑みが漏れた。
(ああ、姑息なUDCが俺に抵抗してる……!)
先程よりも速度と威力の乗った拳を黒剣で打ち払うと、その仮面を割断すべく一歩を踏み出し……サンディの鼻先を、機械の足が掠めた。
「……油断しないで」
ふと横を見れば、クオンの鋭い蹴りにより仮面を破砕された怪物が倒れるところ。
どうやら少々テンションがあがり、一体の接近を見逃していたらしい。
「おっと、ありがとうクオンさん。助かったよ」
言うやいなや、今度はサンディの黒い剣閃が瞬く。
それは、クオンを一切掠めることなく、その背後にいた仮面の怪物の仮面のみを切り取った
「……サンディもなかなかやる」
広いカジノのメインホールの中央、二人は背中合わせになり周囲の仮面の怪物を見渡す。
そのどれもが強烈な殺意、憎悪を身に纏っていた。が、よくよく見ればその仮面には所々罅が入り始めているのが見て取れる。
「いいよ、どんどん悪意を膨らませればいい。だけど、代償なのかな? どんどん消耗してるよね? ふふ、俺への悪感情でUDCが弱るとか、なかなか愉快だね」
「……長くは持たない筈。持久戦に持ち込めば私たちの勝ち。だけど」
(……どいつもこいつも欲に塗れた下衆な人間ばかり。私が生まれ育った貧民街の方がまだマシ――いえ、訂正。どっちも最悪)
「……さっさと終わらせる」
「了解。ぱっと片付けちゃおうか」
サンディとクオンが、黒剣と高周波ブレードを構えなおす。
そして、屍――否、仮面の残骸の山を築くべく、仮面の怪物の群れへと切り込んでいくのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
マリーア・ダンテス
「助けるべき子羊と神敵の同一化か。面倒極まりねぇじゃねぇか、ったくよぉ」
煙草吐き捨て、ヒールで踏みにじる
「安心なさい、神は救いを求める子羊を見捨てません。だが神敵、テメェは駄目だっ」
UC使用し操られた一般人には回復を、仮面には神罰を落とす
聖句を唱えて祈りながら走り、逃走する仮面には更にガトリングガンで威圧射撃しながらサイバーレッグでジャンプしつつそのサイバーレッグに仕込んだパイルバンカーで力任せに串刺しにする
「逃げる神敵に追撃すんのは当たり前だろうが。いやぁ、テメェが子羊から離れてくれて助かったぜぇ。おかげで心置きなくテメェだけを相手にできるからな。さあ、テメェの罪の清算といこうか」
「助けるべき子羊と神敵の同一化か。面倒極まりねぇじゃねぇか、ったくよぉ」
マリーア・ダンテス(サイボーグの処刑人・f37225)は犇めく仮面の怪物たちを前に、咥えていた煙草を吐き捨てそれを踏みにじった。
「安心なさい、神は救いを求める子羊を見捨てません」
マリーアが、優しい口調で仮面の憑代たちへと語り掛ける。
「だが神敵、テメェは駄目だっ」
次いで一転、その表情は獰猛になり、語気も強くなる。
『神のために戦う者に神のご加護を』
そのまま聖句を唱えながら戦場を駆ければ、マリーアを中心に憑代は仮面によって消耗したその生命が癒され、逆に仮面の怪物は神罰とでも言うべきか、その命を燃やされる。
憑代を決して傷つけず的確に仮面のみへ降り注ぐ天罰に、たまらず仮面達が宿主を離れ逃走形態へと入ると、待ってましたとばかりにマリーアはその手に持ったガトリングガンの暴威を逃げ行く仮面へと解き放った。
「逃げる神敵に追撃すんのは当たり前だろうが。いやぁ、テメェが子羊から離れてくれて助かったぜぇ。おかげで心置きなくテメェだけを相手にできるからな。さあ、テメェの罪の清算といこうか!」
逃げる仮面に弾丸が突き刺さり、神罰によりその命が燃えてゆく。
辛うじて難を逃れた仮面がふらふらと通路へと逃げ去ろうとするが、マリーアがその背を決して見逃すことはなかった。
「逃げてんじゃねえ、よぉ!」
サイボーグへと改造を施され人知を超えた脚力を持つその足で大地を蹴れば、マリーアは瞬時に仮面の頭上へとその身を翻す。
くるりとその場で一回転し体勢を整えると、その勢いのまま踏みつぶすように仮面を地面へと叩きつけ、その脚部からゼロ距離で射出されたパイルバンカーが仮面を地面へと縫い付けた。
「さて、と。こいつで最後だな」
仮面を踏み抜いた事を確認し周囲を見渡せば、もう残存する仮面は存在せず、解放された憑代たちが転がるのみであり、地下カジノに今暫しの静寂が訪れたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『邪神JK永遠乃時子』
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POW : 第一の地獄
【蜘蛛を思わせるカイーナ形態に変身した】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【死者の霊魂】の協力があれば威力が倍増する。
SPD : 第二の地獄
【防御を無効化し壊死させる猛吹雪】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ : 第三の地獄
【返り討ちにした複数のUDCエージェント】の霊を召喚する。これは【無限の射程を持つ銃】や【あらゆる防御を無効化するナイフ】で攻撃する能力を持つ。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠白石・明日香」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
マリーア・ダンテス
「地獄使いの邪神が相手かよ。不足ない神敵過ぎて涙が出るぜ」
煙草咥えサイバーアームの指先で火を点ける
「迷った魂ともども、地獄…いや骸の海へ送り返してやろう。掛かってこい!」
大声上げながら敵に威嚇射撃
敵が近付けないよう阻みつつUC使用
体表8割以上露出の裸族仕様戦闘服で魔炎の継続ダメージUP
「子羊を迷わせた神敵にはこってりローストがお似合いだ。氷雪地獄じゃ味わえない炎を、骨の髄まで堪能していけ」
浄化や除霊、破魔など重ねられそうな効果は全て重ねて効率上げる
「学生を引き込むために学生の形態を取ったのか、元々学生ゆえに学生を集めたのかは分かりませんが。これ以上迷える子羊が増えなくなるのであれば最上です」
隣・人
そんじゃあ――ちょっと正気に戻ってくれないかしら?
ほら、アンタが邪神ってのは見りゃわかるけど、その身体は人っぽいじゃない?
何を呼び出しても『それら』が発狂してんなら引き摺ってでも治してやるわ。アンタは勘違いしてるけどね、アンタは人なのよ――殺人領域発動、遍く職員(それ)は正気になる
それが出来りゃあ刹那の隙に解体(ナイフ)よ、肉と骨と臓の位置は把握済みなんだから
想像以上に身軽だったらどっきり目回しも使うわ。『体勢を崩して暴力』ね。ほら、やっぱり人じゃない、目を回すなんてマトモな証拠よ、アンタ
もしユーベルコードの制限(じかん)が来たら相手にしてらんないわ。狙うは短期決着ね。さっさと殺りましょう
「……やってくれたわね」
最後の仮面を踏み抜いたマリーア・ダンテス(サイボーグの処刑人・f37225)の前に、地下カジノには似つかない制服を身に纏った少女が現れる。
しかし、その身に侍らせる怨霊が彼女が超上の存在であることを否が応でも証明するだろう。
「おっと、あんたが今回の黒幕ってとこか?」
マリーアは懐から煙草を取り出すとそれを咥え、サイバーアームの指先から火を点けた。
「それをあなたが知る必要はないわ。だって……」
少女の四肢が、その身体が変形する。
やがてそれは、蜘蛛を彷彿とさせる様相へと変貌を遂げた。
「ここで、死ぬのだから!」
「ふぅー、蜘蛛の邪神が相手かよ。不足ない神敵過ぎて涙が出るぜ」
その身に死者の霊魂を纏い、マリーア目掛けて超高速で迫る邪神に悪態と共に白煙を吐き出す。
「迷った魂ともども、地獄…いや骸の海へ送り返してやろう。掛かってこい!」
マリーアが即座にガトリングガンを構え、威嚇射撃を行う。
乱射される弾丸が、邪神の体躯を抉り取る。だがしかし、それは肉片を巻き散らかしながらもその勢いを止めることはなかった。
チッと舌打ちを鳴らし、必殺の突進を避けるべく動こうとしたその時。
裏口への通路から飛び出した隣・人(22章39節・f13161)が、凄まじい速さで邪神の横っ腹へと突っ込んだ。
それは邪神にとってさほどの衝撃では無かったが、咄嗟の出来事に驚いた邪神を人のどっきり目回しが捉え、その行動を制限し大きく仰け反らせた。
「あら、お楽しみのところを邪魔しちゃったかしら?」
「いや、助かったよ。おかげで隙ができた」
人が作った隙を見逃さず、マリーアは不死鳥のオーラを形成する。それはマリーアから飛び立つと、邪神へと飛来しその身体を魔炎で包み込んだ。
「子羊を迷わせた神敵にはこってりローストがお似合いだ。氷雪地獄じゃ味わえない炎を、骨の髄まで堪能していけ」
「ああああああアアアアアア!」
邪神の人とも化け物とも似つかない叫びが、地下カジノへと響く。
「よくも、よくもぉ!」
燃え上がりながらも体勢を立て直した邪神は、その傍にいくつもの亡霊を召喚する。
服装から察するにUDCエージェント。彼らは皆一様に瞳に狂気を宿し、二人を睨みつけた。
「あら、狂った瞳。そんじゃあ――ちょっと正気に戻ってくれないかしら?」
瞬間、人の貌から殺意が溢れ出し戦場を包み込む。
それは人の殺人領域。人を人のまま殺す術。
即ち――狂気の無力化。
「なっ!?」
「狂うだなんて勿体ないわ。人は人のまま……殺してあげる」
亡霊の瞳から狂気が消えたその刹那、人は行動を始める。
ほぼ無力化された亡霊の急所を、その手に持った解体ナイフで正確に切り取る。
小細工で体勢を崩すまでもなく、瞬く間に亡霊は霧散していった。
「ひゅう、やるねえアンタ。さぁ、残るは邪神、アンタだけだよ!」
亡霊という守りを引きはがされ、魔炎により多大な継続ダメージを受け続けている邪神にマリーアは追い打ちをかけるように弾丸を叩き込む。
「そんな……新人類を導く邪神であるこの私が、たった二人にこんな……!」
「……アンタは勘違いしてるけどね、アンタは私の前では人なのよ」
弾丸の雨の中を縫うように、人が邪神へと肉薄する。
そのままノータイムで突き出した解体ナイフを邪神は紙一重で避ける――が。
「あら、思ったより身軽なのね」
流れるように足払いに繋げる。蜘蛛の多脚のうち一本を捉え、邪神のバランスがやや崩れ……どっきり目回しが、再び邪神を捉える。
訪れる硬直。その隙を見逃さず人のナイフが邪神の急所を貫いた。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
大神・零児(サポート)
アドリブ共闘可
単純戦闘の場合
強力な一撃を叩き出せそうなUCか、形勢逆転が狙えそうなUCを
味方や護衛・救助対象への援護や支援が必要な場合
味方や護衛・救助対象へのサポートとなるようなUCを
戦闘のみ
所持している武器・アイテムを効果的に使い戦局を有利にするよう行動(所持アイテム等を駆使し攪乱や敵の隙をつくる等)
救出・護衛
対象者の命最優先で行動
敵の動きに注意し、牽制しながら戦う
仲間との連携・連絡はアイテムも駆使し密に
常時使用技能
戦闘知識
第六感
野生の勘
見切り
地形の利用
世界知識
咄嗟の一撃
情報収集
早業
護衛・救出対象等有
拠点防御
時間稼ぎ
鼓舞
失せ物探し
オーラ防御
覚悟
救助活動
かばう
聞き耳
C-BA使用
運転
操縦
運搬
騎乗
「はぁ……はぁ……とにかく、ここから逃げなくちゃ」
地下カジノの裏口へと続く通路を這うように進む邪神JK永遠乃時子は、既に激しい戦闘を行った後なのか満身創痍であった。
「おっと、こっちは通行止めだ」
そこに大神・零児(魂から別れたもう一人の令二・f01283)が立ち塞がる。
ジリ、と時子が後ずさる。が、それ以上退くわけには行かないのかそこで踏みとどまった。
交錯する両者の視線。先に動いたのは――時子。
「なら……無理やりにでも通して貰うわ!」
時子の周囲に溢れ出る数多のUDCエージェントの亡霊。
狂気に呑まれた彼らは、その手に持つ銃を零児に向けて発砲した。
弾丸が零児に到達する直前、突如として両者の間に白く巨大な壁が現れる。
白く巨大な壁――否、妖獣巨大イカはその巨大すぎる体躯で全ての弾丸を受け止めるとその両の目で亡霊と時子を睥睨した。
「俺相手に人海戦術は悪手だぜ。さぁ、異界のクラーケンを味わいな!」
のそり、と巨大な白が動く。次の瞬間、それはまるで荒れ狂う波涛のように十の腕で瞬く間に亡霊を飲み込むと、その巨大な槍の如く体躯で時子へと突撃する。
咄嗟に防御体勢をとる時子だが、その圧倒的な質量の前にはあまりに無防備であり、呆気なくその身体は宙へと突き飛ばされたのであった 。
成功
🔵🔵🔴
サンディ・ノックス
新人類が何かは知らないけど
お前みたいな小物に導かれるなんて可哀想だね
神を気取るなら全てを救ってみなよ
いつもの表情で軽く煽って暗夜の剣を抜き
胸鎧と一体化して黒の全身鎧の異形と化す
女に向かい走り距離を詰め剣で斬りつけてあげよう
霊の攻撃はあえて避けない
そんなもので俺を殺せると思ってるの?と笑って女のプライドをズタズタにしてやるために
仮に痛くても絶対顔には出さない
出したら女を馬鹿にできないし
利用されているエージェントさんが救われない
剣で斬りつけながらUC解放・従夜を発動
黒水晶で追撃を与え幻覚の状態異常も仕込んであげる
見せる幻は女を侮ったことで殺される俺
素敵な夢でしょ?
夢に溺れている間に致命傷を贈ろうか
「……そこを退きなさい。新人類を導く神たる私が、こんなところで散るわけにはいかないのよ!」
「新人類が何かは知らないけど――」
地下カジノ裏口。薄明るい地の底から地上へとつながるその道で、サンディ・ノックス(調和する白と黒・f03274)と既に息も絶え絶えな邪神JK永遠乃時子が相対する。
「お前みたいな小物に導かれるなんて可哀想だね。神を気取るなら全てを救ってみなよ」
まずは自分自身を救うところからだね。そうサンディはいつもの表情で軽く煽ると、腰に差した暗夜の剣を抜く。
次いで胸部に纏うプレートアーマーと一体化し全身鎧の異形と化すと、時子へと向けて駆け出した。
時子へと肉薄するサンディ。そのまま暗夜の剣を振り抜けば、時子の側に現れた亡霊がそれをナイフで受け止める。
「たかが人間が、私をバカにしたことを後悔させてあげる!」
「たかが人間? そうだね……確かに俺は人間だよ。でも、お前はそのたかが人間すら殺すことはできないんだ」
「ッ、どこまでもバカにして!」
時子が手を振り上げる。それに呼応するように亡霊がサンディへとナイフを突き立てる。
それは、サンディにとってはあまりにも遅い攻撃だろう。だが、あえて避けない。
あらゆる防御を無効化する権能により全身鎧を貫通しナイフが胸へと突き刺さる。
飛び散る鮮血、襲い来る強烈な痛み。しかし、それすらもサンディは飲み込み、三日月のように不気味に笑った。
「そんなもので俺を殺せると思ってるの? ほら、早く俺を殺してみなよ」
「なッ!?」
あまりにも異質な光景。それに硬直してしまった時子へサンディは再び暗夜の剣を振るい、次いで放たれた黒水晶が、怪しく輝いた――
「どこまでも、私を侮って……!」
倒れ伏すサンディへと、時子の使役する亡霊が何度もそのナイフを振り下ろす。
そのたびにサンディが苦悶の声をあげると、時子は狂気的な喜びの声をあげる。
「そうよ、私がたかか人間に負けるはずがないわ。あなたはそうやって地に這いつくばっているのがお似合いよ!」
許しを請うサンディに時子は幾度ともわからないナイフを振るい、やがてサンディはその命を落とす――
「なんて、素敵な夢だよね」
サンディは、幻覚に溺れ虚ろな目で倒れ込む時子を見下ろす。
既に時子は黒水晶が見せる都合の良い夢の住人、もうその目が覚めることは無いだろう。
「それじゃあ、さよなら」
夢に溺れる時子の首元へ、サンディはゆっくりとその剣を突き立てた。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 日常
『カジノ!!カジノ!!カジノ!!』
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POW : 精神力や動体視力などで辺りを引き当てるのだ。
SPD : 技量や感覚でジャックポットを引き当てるんだ。
WIZ : 計算と知識は決して裏切らない。あのカードはあそこだ。
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
猟兵の活躍により、地下カジノは悲劇の引き金となるまえに制圧された。
しかし、ここがいつもの日常を取り戻すまでにはまだ幾分か猟兵の手が必要だろう。
壊れた内装の修復や、昏倒もしくは戦闘の最中命を落としてしまった一般人の搬送を行う必要がある。
しかし、もう脅威は去ったのだ。少しくらいなら、無人のスロットで遊んでも許されるだろうし、後日きちんと日常を取り戻せたか確かめるべく、客としてカジノを訪れても良い。
サンディ・ノックス
無人の施設を歩き
賭け事に色々種類があるんだなって見学
娯楽に縁が無い世界(ダークセイヴァー)の出身だから
金を賭けるってピンとこないし
俺の財産はUDC職員さんに便宜を図ってもらっているものだから
確実に俺の利益になるもの以外には使いたくない
つまり今は普段無縁のものを知るチャンスなんだよね
ルーレットはできるかな?
ルールは知ってる、ボールが黒と赤のどちらに当たるか予想するんでしょ?
番号そのものみたいに当てるのが難しいほど当てたときのリターンが増える
…黒と赤かあ
俺の魔力と同じ色だなってちょっと嬉しくなっちゃう
最初は堅実に2択
次は12点賭け
他はいいや、当たらないものをやる意味を感じない
(賭けの結果はお任せ)
まるで先刻までの騒ぎが嘘のように静けさを取り戻した地下カジノのメインホールを、サンディ・ノックス(調和する白と黒・f03274)は一人歩く。
「んー、ギャンブルかぁ。お金を賭けるって、ピンとこないなぁ」
娯楽に縁の無い世界で育ってきたサンディには、金を賭けた遊技、というものがピンとこない。
そもそもとして、サンディの財産はUDC職員に便宜を図ってもらっているものであるからギャンブルなどという利益が不確かなものになど費やしたくは無いだろう。
ゆえに、無人であり自由に施設を見て回れるこの時間は普段無縁なものを知る絶好の機会なのであった。
暫く施設を自由に見て回ったあと、サンディは一つの台の前で立ち止まった。
サンディの魔力と同じ色である赤と黒の配色が目を引く遊技、ルーレットである。
ディーラーの居ない今、実際に賭博をすることはできないが物の試しに遊んでみるだけなら問題は無いだろう。
台上に散らばる幾ばくかのチップと玉を手に取ると、そのままレッド(赤黒賭け)にチップを乗せる。
回転するルーレットに無造作に球を放り込めば、後は運否天賦。
からからと音をたてて回るそれは暫くルーレットの外周を回ると……すとんと、赤の32に落ちた。
「まず二倍は当たり、と」
当たったチップ全てを、サンディはダズン・ベッドの2ndへと乗せる。再び球を投げ入れれば……黒の13へ。
「うん、やっぱり三倍くらいまでは当たるね。でも……これ以上の倍率は、やる意味は感じないかな」
ニ連続でルーレットを成功させたがあくまでも確立的に当たる範囲での遊技。恐らくこれ以上の倍率は当たらないだろうと見切りをつけたサンディは、台を立ち去るのであった。
大成功
🔵🔵🔵
※トミーウォーカーからのお知らせ
ここからはトミーウォーカーの「猫目みなも」が代筆します。完成までハイペースで執筆しますので、どうぞご参加をお願いします!
小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。
◆性格・人柄
敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい少女。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。
既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。
◆戦闘
UC「神罰」
半径レベルmの【範囲攻撃】です。
強力なスポットライトのような光の【属性攻撃】で物質を透過します。
媒体は【祈り】。敬虔な聖職者の祈りは【早業】【高速詠唱】で発動。
最後衛で距離を取り戦います。
◆冒険
基本『お任せ』です。
「ひとまず、無事に済みましたか。それでは、私はこちらを任されましょう」
そう言って小宮・あき(人間の聖者・f03848)が向かったのは、地下カジノの裏口近辺。そこには無理矢理に仮面を装着させられ、UDC怪物の配下に変えられていた一般人たちが転がり、時折うめき声を上げていた。
「あなた方のような行為を、神はお好みになりません。ですが倒れたあなた方を目にしながら手を差し伸べずにおくこともまた、神の喜ばれることではないでしょう」
敬虔な聖者であるあきにとって、刹那の欲望に踊らされた彼らの行動は決して快く受け取れるものではない。けれど同時に、そうした弱き人々にまで手を差し伸べることもまた、彼女の信じる神の意志だ。だからこそ、あきはあくまで粛々と彼らの負傷に治療を施し、UDC組織へも連絡をつけて、裏口に回してもらった搬送車へと一般人たちを連れて行く。
そうして事件の生存者たちを一通り護送し終えれば、後に残るのは無人のカジノ。ちらりと遊技台を一瞥し、けれど決してそれに手を出すことはせず、あきはそのまま地下カジノを後にした。
成功
🔵🔵🔴
レスティ・ルーン(サポート)
僕はエルフのアーチャー
何か事情が無い限り『サポート専用』で活動して、冒険に基づいて技能が成長していく猟兵だよ
僕は色んな世界、色んな自然の営みに興味がある
人だってもちろん自然の営みの一部さ
だからどんな依頼でも、風が導けば僕は何処へでも行くんだ
所持品やUCは全て、出身であるアックス&ウィザーズのもの。それらの助けをどう生かして、色んな世界で何処まで行けるだろう。今から楽しみだ
・UCは自由に
・争いは避けるが必要なら積極的に行動
・PCやグリモア猟兵との連携◎
・牢屋や窮地から救出される役柄◎拷問描写×
・公序良俗に反する行動×
あとはおまかせだ。どうかよろしく
風となって、僕をあっと驚くような所に導いてほしい
――そうして、後日。
猟兵から報告を受けたUDC組織の尽力もあり、地下カジノはほぼほぼこれまで通りの様相を取り戻していた。
……無論それは、「いかがわしい非合法施設が再び稼働を始めた」ことをも意味している。だが、それ自体は猟兵の関与するところではない。
「敢えてしばらく泳がせておきたいだとか、そういう意味でまだここを生かしておく必要があるのかも知れないね」
地下に集まる怪しげな客たちが時折自身に好奇の視線を向けるのを肌で感じつつ、レスティ・ルーン(エルフのアーチャー・f05798)は小さく独りごちる。そうした事情がもしあるのなら、敢えてこの場でことを荒立てるのも得策ではないだろう。それよりは、賭博客に紛れてこの場の安全を確かめた後に静かに立ち去った方がきっと良い。
「アックス&ウィザーズにも賭博場はあったけれど、この世界ではまた違う遊戯が供されているんだね。それじゃ、軽く運試しさせてもらおうかな?」
風のように悠々とした足取りでスロット台のひとつに歩み寄り、そうしてレスティは目を細める。周囲のざわめきは相変わらず乱雑で荒々しくて、時に下世話で――けれどそこに、討つべき『敵』の気配はない。
治安は悪い。この場においてそれは当然のことだ。けれど今この瞬間、確かにここは平和なのだ。
そのことを満足そうに確かめて、レスティはスロットマシンにコインを投入する。――何せ、そう。何も賭けることなくこの場を後にしては、目敏い誰かに見咎められるかもしれないのだから。
成功
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