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ハートフル・プレジデント(作者 寅杜柳
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#アポカリプスヘル  #戦後  #ドクター・オロチ  #プレジデント  #風魔小太郎  #プレイング受付中  #送信できる間は受付中 


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●燃え続ける黒き炎に隠れし邪悪
『ムシュ〜ここまでやられちゃうとは……』
 メンフィス灼熱草原の黒く燃え続ける炎の中に隠された影の城の中に、残念がるような少女のような高い声が響く。
 その声を発した可愛らしいクマのパーカーを纏う者は人型であるが、けれど頭部は脳みそそのものの異形。
 星の海の世界、斧と魔法の世界と現れ邪悪な所業を続けてきた『ドクター・オロチ』そのものであった。
 そんなオロチに仕える無数の面を持つオブリビオン『風魔小太郎』は何も言わず顔を伏せている。
『もうすぐ、猟兵がボクを見つけちゃうかもしれないね……しょうがない、『魔軍転生』でフィールド・オブ・ナインを憑装するよ!』
 そう呟き何かを憑依させると、ドクター・オロチの気配、そしてその肉体が変形していく。
『…………こういうのは私がやるべき事ではないのでは? 肉弾戦はあまり得意ではないのだがね』
 ドクター・オロチの口調は堂々とした落ち着きはらった物に変わり、その可愛らしいパーカーは内側からの圧力にはちきれんばかりになっている。
 異形が憑装させたのはプレジデント、かつてこの国を導いた者の一人の力は異形を筋骨隆々な肉体に変え、その両腕には水晶剣ではなく巨大な機械の拳を装着している。
 あまりの変貌ぶりに、比類なき忍びである風魔小太郎も呆然としていて、そんな彼に顔面脳みその異形はカリスマ性を溢れんばかりにして優しく語り掛ける。
『多少の変化はあるが、これならば猟兵達の相手をするには十分だ。――いいかね、風魔小太郎。キミもとっておきの『百面鬼の術』を使い、そしてこのプレジデントの力を重ねて私の本体を守ってくれたまえ』
 はっ、と仮面の忍びは短く返し、その身を他のオブリビオンの姿へと変えていく。
 四つの腕を持ち、二つの刃を腰に帯びた異形の羅刹――その二つの腕を巨大な機械腕に変えた引き締まった肉体の魔人は、プレジデントを憑装したドクター・オロチの言葉に従い、黒き炎の草原へと向かっていった。

 グリモアベース。
「さて、アポカリプスヘルに姿を見せていたドクター・オロチの居場所がメンフィス灼熱草原だと判明したのは皆も知ってるだろうけど」
 丸みのある大柄な体のシャチのキマイラ、ヴィクトル・サリヴァン(星見の術士・f06661)が白黒模様も鮮やかな顔をしかめ、そう切り出した。
「今回俺が予知したのはフィールド・オブ・ナイン『プレジデント』を憑装したドクター・オロチだ。漆黒の影の城……銀の雨の降る世界で同じ名前のものが存在しているらしいけど、そこに陣取って時間稼ぎをしようとしているようだよ」
 目標としていた残り三体のフィールド・オブ・ナインの探索を諦め軍勢を纏めてどこかに撤退しようとしているようだと、ヴィクトルは説明する。
「ただ、逃げ切る前に俺たちが予知できたのは幸いだ。メンフィス灼熱草原……消えない黒い炎が地面の中まで燃え続けているその地の中心に、影の城はある。そこに乗り込んでドクター・オロチを完膚なきまでに撃破して欲しいんだ」
 シャチのキマイラはそう言って、その目的の為の障害についての説明に移る。
「影の城に向かおうとすると、配下にしていた風魔小太郎が『百面鬼の術』で『二刃四拳の魔人』に変化して襲い掛かってくる。戦場としては特に障害物もないから真っ向勝負になるだろう。他の配下と同じようにフィールド・オブ・ナインの力を使えるみたいで、四つの腕の半分を巨大な機械腕にしていて殴り合い……ボクシングには非常に強くなっていて、剣術だけでなくそっちでのスタイルも使って戦いを挑んでくるだろう」
 強力だが勝機は十分にあると、ヴィクトルはにやりと笑んで。
「風魔小太郎を撃破したら影の城にいるドクター・オロチとの決戦になる。ただプレジデントを憑装している影響でその性格とか見た目が引っ張られているようだね。でも力は本物だし本質は邪悪なままだから容赦なく叩き潰してね」
 そうして説明を終えたヴィクトルは首にかけた鍵型のグリモアを手にし、転送の準備を開始する。
「ああそうそう、ドクター・オロチは逃げようとしているみたいだけどまだ準備は出来てないみたいだよ。速攻で十分な回数倒せればあの何度も甦っていた原因とみられる『コンクリ塊』も回収できるかもしれないから、頑張ってチリも残さず倒しちゃおう」
 そうシャチは締め括り、黒き炎の燃え盛る草原へと猟兵達を転移させた。


寅杜柳
 オープニングをお読み頂き有難うございます。
 三度目の正直、決戦。今度こそきっちり後腐れないようにしたいですね。

 このシナリオはアポカリプスヘルのメンフィス灼熱草原『影の城』に潜んでいた『ドクター・オロチwithプレジデント』との最終決戦シナリオになります。
 第一章は風魔忍法奥義『百面鬼の術』によって『二刃四拳の魔人』に化けた風魔小太郎との戦いになります。
 この二刃四拳の魔人は【プレジデント・ナックル】の能力も併せ持っており、二つの腕が巨大機械化していてボクシングで戦う際の攻撃力・攻撃回数・攻撃範囲が超強化されます。
 第二章は冒頭に状況説明を追加致しますのでそちらをご確認下さい。

 また、以下の特別ルールが存在しているので、早期の完結を目指します。

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 この最終決戦シナリオが、成功本数が20本に達した日(達成日)で結果が変わります。
・5月1日午前中まで:ドクター・オロチを完全撃破し、影の城からオロチが何度でも蘇っていた原因とみられる「コンクリ塊」を回収、猟兵達で保存します。
・5月15日午前中まで:ドクター・オロチを撃退し、何も持ち帰らせません。
・それ以降:ドクター・オロチは、すんでのところで残る3体のフィールド・オブ・ナインを発見します!そのうち2体を連れ帰り、1体をアポカリプスヘルに残していきます。
※いずれの場合でも最終決戦シナリオが20本成功すれば風魔小太郎は撃破されます。
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 それではご武運を。
 皆様のご参加をお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『二刃四拳の魔人』

POW ●剛刃・火車
自身の【記憶と人間性】を代償に、【理屈無き圧倒的な武芸から成る二刀で、剛力】を籠めた一撃を放つ。自分にとって記憶と人間性を失う代償が大きい程、威力は上昇する。
SPD ●二刃四拳の魔人
【刃避ければ四拳が襲い、四拳避ければ二刃】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
WIZ ●幻刃・朧車
自身の【記憶と人間性】を代償に、1〜12体の【実体ある分身】を召喚する。戦闘力は高いが、召喚数に応じた量の代償が必要。
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はレオンハルト・アウストラリスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。