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或いは夢の終わりに(作者 秋月諒
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#ダークセイヴァー  #闇の救済者  #第3章受付期間:5月23日8:31〜 


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#ダークセイヴァー
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#闇の救済者
#第3章受付期間:5月23日8:31〜


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●奇跡の終わり
 足を、止めてはならない。進み続けなければならない。停滞に生は無く、でなければあの日に報いることなどできはしない。
「——……ようやく」
 漸く、と男は声を落とす。強く握りしめた手が深い傷を残していた。古い傷。両の手を穿つそれは、あの日の喪失の証であった。
「漸く、ここまで来た。ユーベルコードよ」
 闇の救済者たる男は息を吐く。早朝に落とす息が白く染まるのも気にせぬままに一度だけ目を伏せる。
「これがあれば、私達も漸く戦うことができる。ただ抗うのではなく、抗いすり減っていくものでは無く……ようやく」
 戦いになる、と男は告げる。
「死した仲間を、彼らを漸く眠りに送ることができる。旗印になどせずに。おまえを……、友よ」
 その死さえ、使えと言うように今日まで進んできた。そう、この力を得るときまで。だからこそ思ってしまうのだ。
「——なぜ、いまなんだ」
 あの時、どうしてこの力を得ることが出来なかったのか、と。

●或いは夢の果て
「闇の救済者達についての話は、耳に届いているかしら」
 シノア・プサルトゥイーリ(ミルワの詩篇・f10214)がそう言って、猟兵達を見た。
「各地に集結した「闇の救済者」達は今や地方の小領主程度であれば圧倒できるほどの戦力を有しているの」
 そして彼らの中にも、ごく僅かずつではあるがユーベルコードに覚醒しつつある者が現れたのだ。
「彼らがその才能を開花させることができれば、闇の救済者達にとって強力な一手となるかもしれないわね」
 戦う為の術、だ。だが、抗いでは無く戦いになるのであれば——その脅威をヴァンパイア達が見逃す訳も無い。
「領主ヴァンパイアが動いているの。
 拠点ごと彼らを潰すつもりのようね。今から行けば、少しばかり準備の時間もあるでしょう」
 とはいえ拠点は古びた礼拝堂の跡地だ。3つの門だけが残り、屋根は無く、外壁だけが残る。
「ここには、彼らの仲間が眠っているそうよ」
 シノアはそう言って、猟兵達を見た。
「襲撃が来ると言えば、彼らは否を唱えることはないでしょう」
 最初に来るのは古き使徒の大軍だ。大軍を打ち崩せば、指揮をする戦士が姿を見せるだろう。
「少し厄介な相手よ。「禿鷹の眼の紋章」を装備している」
 決して油断できる相手ではないだろう。
 通常の攻撃に加えて、禿鷹の眼の紋章から自動的に放たれる、対象の肉体ごとユーベルコードを捕食する攻撃」で闇の救済者や猟兵を攻撃する。
「この攻撃への対処も必要となるわ」
 そこまで言って、シノアは猟兵達を見た。
「何を手に入れても、満足する答えなど出ることは無いのでしょうけれど……」
 グリモアの光を淡く灯し、シノアは道を開く。
「その悩みも命を、好き勝手に刈り取られる理由など無いのだから」





第3章 ボス戦 『暗き森『オンブラ』』

POW ●幽歩
レベル分の1秒で【姿と気配】を消し、更に【毒が塗られた暗器】を発射できる。
SPD ●堕霊術
【召喚した炎の精霊】が【毒の炎を纏った竜】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
WIZ ●夢幻
【剣】を【レベル×1本複製すること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【生命力吸収】を付与した【複製した剣】で攻撃する。
👑11

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は須藤・莉亜です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●暗き森の刃
「——結局、こうなるか」
 静寂に、声が落ちる。
 白き軍勢がかき消え、その影も祈りに似た軋む声も消え失せればいつの間にか、1人の男が立っていた。
「貴様らも」
 色の無い瞳は、感情をそぎ落としたかのようであった。死んだ目がゆるりと上がる。見据えているのか、眺めているのか分からず——だが、ひたひたと這うような妙な感覚はあった。
「祈りも願いも必要無い」
 殺意とも敵意とも違う。ひどく淡々とした声で男は——嘗て『暗き森』と言われていた一族の戦士は刃を抜く。
「約定だけがこの地にはある」
 嘗ての戦士は、一族を滅ぼした吸血鬼だけでなく、全ての人々を殺し尽くす為だけの動く。その手に禿鷹の眼の紋章を宿らせ、強欲なる神の言葉を信じ——止まることなど無いままに。
「俺は、世界を捧げる」
 それが今は亡き一族への唯一の手向けとなると言って。
 ——彼にとっての、約定を手に。
 
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マスターより
ご参加ありがとうございます。
第3章受付期間:5月23日〜

●ボス・暗き森『オンブラ』について
強力なオブリビオンです。
光る手の甲に「禿鷹の眼の紋章」を宿しています。
ユーベルコードに目覚めつつある闇の救済者に襲いかかります。リーダー格の男は応戦しようとするので、対応をお願いします。

戦闘メインになるかと。

●「禿鷹の眼の紋章」について
オブリビオンは通常の攻撃に加え、「禿鷹の眼の紋章」から自動的に放たれる、対象の肉体ごとユーベルコードを捕食する攻撃」で闇の救済者や猟兵を攻撃します。
こちらへの対処も必要になります。

それでは皆様、御武運を。

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