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最高の湯はどこだ~桃源の湯編

#サムライエンパイア

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#サムライエンパイア


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 サムライエンパイア、茶臼藩。
 街道沿いに田路宿という宿場町がある。
 数ある温泉旅籠の1つで、今、ある密談が行われていた。
 広さを誇る露天風呂の一角。
「風呂はやはりエレキテル風呂が一番。色々元気になれるからな!」
 もうもうと立ち込める湯気の中、やたらと人相の悪い男が、でっぷりと弛んだ腹を叩く。
 やはり人間元気が一番。となれば、元気になれる要素の詰まった風呂こそがもっとも良いものなのだ——それが彼の主張らしい。
「何を言う! 美肌風呂こそが一番だろう。この美肌を見るがいい!
 一方、やたらと天辺の頭髪が寂しい男は猛然と反論。
 美肌になれる風呂こそが最も良いのだと、自分の肌を見せつけるようにした。
 事実、彼の肌は確かに肌理が細かく、温泉の湯を弾くぐらいの若さ溢れる弾力を誇っていた。
 誰もが彼のようなとるぅんとるぅんな美肌を手に入れられる湯なら、なるほど乙女が放っておかないだろう。
 こっちが良いって言ってんだろアァン?! と言いたげにお互いガンをつけてメンチを切り合う悪代官と河童男。
「「そなたはどう思――」」
 平行線を辿る不毛な言い争いに新たな味方を得ようと、今まで黙っていたもう1人の方を見やれば、
 やたらとまんまるい巨大鯨の影は、やっぱりただただのんびりと幸せそうに湯へ全身を委ねていた。
 そんな相手を前に暫くは呆気に取られていた2人だが、どちらからともなく笑い声が洩れる。
「……ふ、そうであるな。巨乳風呂もなかなかよいものじゃ」
「ああ、あれは悪くない。俺の次に美しいんじゃないか?」
 再び戻った静寂も長くは続かず、
「それではまた、次の機会に」
 河童男と巨大鯨が風呂から上がるのを見送ってから、悪人面の男は何やらニヤリと下卑た笑みを浮かべた。
「ふむ、次は少し趣向を凝らし、華を添えるとするかのう」

●脱衣所とパンツ泥棒
「皆様、変態さんをご覧になったことはありまして?」
 椀種・クルトン(浮き実の憂き身・f00365)が息を弾ませながら説明を始める。
 それはもう今目の前に。思わず彼女を目線で示す猟兵達。
「温泉旅籠が軒を連ねる宿場町にて、おぱんつを強奪していく変態さんがこれから出現いたしますの」
 つまりはその温泉旅籠へ向かって下着泥棒を防ぐのが当座の目的らしい。
「温泉の脱衣所からおぱんつを強奪していくのは、名もなき盗人集団というオブビリオンの群れですわ。このオブビリオンは脱ぎたてほやほやおぱんつや洗濯済みの清潔おぱんつのみならず、なんと、穿いているおぱんつまでも盗んでいくそうですの」
 穿いている下着を強奪するのは果たして盗むうちに入るのか——強盗といえば強盗なのかもしれない。
 とにかく女性の敵間違いなしである。
「ちなみに盗人集団は、老若男女のべつ幕なしに下着を盗んでいきますの」
 訂正、全人類の敵間違いなしである。
 おぱんつを盗まれた男性被害者の気持ちを考えると、女性とはまた別の恐怖を感じたかもしれないが。
「とはいえ、やはり若いご婦人のものが一番狙われやすいそうですわ」
 クルトンがよくわからないフォローをした。
 ともあれ、名もなき盗人集団の使うユーベルコード をよく確認して、いかに効率的に数を減らすか戦略を練って欲しい。
「以前撃破してくださった落武者と同じように、1体1体の戦闘力は低くてございますから、左様ですわね、盗人の独創的なユーベルコードを見物なさるおつもりででも、お気軽に参戦いただけると幸いですわ」
 そこまで説明を終えると、クルトンは彼女なりに猟兵達を激励した。
「オブリビオンの脅威がなくなった暁には、その温泉旅籠でどうぞ骨休めをなさってくださいませ♪」
 最後の温泉を励みにして、まずは緒戦を乗り切って欲しい。


雨都瑣枝
 ご覧くださりありがとうございます、雨都です。

 このシナリオは八幡マスターの『最高の湯はどこだ~黄金の湯編』天瀬マスターの『最高の湯はどこだ~』との合わせシナリオです。
 全て同時期に発生しているシナリオですが、別のシナリオへも並行して参加いただけます。
 ですが、描写は完全に個別のものとなります(例えば、このシナリオのみに参加された方が別のシナリオで描写されることはありません)。

●第1章と第2章について
 戦闘が発生します。
 第1章の敵は名もなき盗人集団。
 彼らのユーベルコードの見た目を楽しむぐらいのお気持ちで、どんどん蹴散らしてやってください。
 第2章では強い敵(正体バレバレ)が1体出てきます。
 相手の使うユーベルコード をよくお確かめの上で対策を立てて撃破なさってください。

●第3章について
 温泉旅籠で露天風呂をお楽しみください。
 男湯と女湯が竹の築地で仕切られています……後はわかるな?
 特に水着着用の義務はありません。
(覗きが成功するか否かは覗かれる側のプレイング次第です。基本的に反撃有利となります。覗く側覗かれる側が示し合わせた場合や、覗かれる側が今回のテレポート担当者の場合は成功させる事もできます)

 皆様のプレイング楽しみにお待ちしております。
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第1章 集団戦 『名もなき盗人集団』

POW   :    これでもくらいな!
【盗んだ縄や紐状のものまたはパンツなど】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD   :    これにて失礼!
空中をレベル回まで蹴ってジャンプできる。
WIZ   :    ここはおいらに任せておくんな!
【なけなしの頭髪】が命中した対象を爆破し、更に互いを【今にも千切れそうな髪の毛】で繋ぐ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

緋神・美麗
何やら巨乳風呂って聞いてきたんだけど、ここで合ってるのかしら?下着ドロやらオブリビオンやら目障りなものが多いけど速攻で倒して温泉を全力で堪能するわよ。
下着ドロ対策は…やられる前に殺るしかないわね。流石に穿いてる下着を盗まれるとか全力で御免蒙るわ。
「盗られる前にぶっ潰す!」
投げつけられてくる盗んだ縄や紐状のものまたはパンツなども全部まとめて拡散極光砲で吹っ飛ばす

下着は白でレースが多めの可愛いものを着用
盗まれたら真っ赤になってバーサーカーモードで下着ドロ達を殲滅する




 茶臼藩は田路宿なる宿場町にある温泉旅籠の一つ。
「何やら巨乳風呂って聞いてきたんだけど、ここで合ってるのかしら?」
 緋神・美麗(白翼極光砲・f01866)は、金の瞳を瞬いて、女湯の脱衣所まで来ていた。
(「下着ドロやらオブリビオンやら目障りなものが多いけど、速攻で倒して温泉を全力で堪能するわよ」)
 やる気満々でそっと木戸を開ければ、
「へっへ、可愛い嬢ちゃんやないか」
 既に脱衣所の棚を物色していた名もなき盗っ人集団が、新たな獲物に気づいて舌舐めずりをした。
「流石に穿いてる下着を盗まれるとか全力で御免蒙るわ!」
 思わず戸を開け放って大喝する美麗の下着ドロ対策とは、
『やられる前に殺る』
 という、もはや清々しさすら感じられる力技。
「さあさあ、嬢ちゃんの下穿きもおいらによこしな!」
 美麗は、盗っ人達が一斉に下着らしき薄い布を投げつけてくるのへも決して怯まず、
「盗られる前にぶっ潰す!」
 頭上に掲げた手から収束した光を撃ち出し、脱衣所内の盗っ人達のみならず、奴らが投げた下着類も纏めて吹っ飛ばした。
 吹っ飛んだ盗っ人達は、打ちつけた頭を摩りながら起き上がる者が多数だったが、中にはピクリとも動かない者達もいた。
 相当数を減らすのに貢献できたかと安堵する美麗だが、
「白、か……」
 盗っ人の1人が満足そうに呻いたのを聞くや、今日は白くてレースが多めの可愛い下着を着ていたのを戦闘中に覗き見られたと悟る。
「覗くな!!」
 流石にみすみす盗まれるような隙は見せない美麗だったが、顔を真っ赤にして叫ぶのも無理からぬ話だ。

成功 🔵​🔵​🔴​

ベルカ・スノードロップ
じゃあ、ぶっ放しますね-。
【全力魔法】です

なけなしの頭髪とか凍らせたときの反応、見てみたいですよね

そんなこんなで、敵の頭髪を冷気で凍らせたり
敵の脚を凍らせたりします
盗んだパンツは、さすがに持ち主に対して、失礼ですが
コレ(盗人集団を指さしながら)に盗まれたってだけでも、廃棄したいとかなら、凍らせますか、ね?

加減せずに、盗人集団の全身凍らせてしまっても、まぁ、いいですよね?

※連携やアドリブ歓迎。

■温泉に馳せる想い
覗きはしようとは、思わないですよね。積極的には。
私、ロリコンですし。えぇ。
故に、怪人さん達の、巨乳風呂云々には賛同しかねますね-。



「覗きはしようとは、思わないですよね。積極的には」
 ベルカ・スノードロップ(享楽を求め続ける"ようかん"司祭・f10622)は、しかつめらしく嘆息してみせるが、
「私、ロリコンですし。えぇ」
 その理由が斜め上だった。
「故に、怪人さん達の、巨乳風呂云々には賛同しかねますね-」
 どうも自分の趣味嗜好と合わないから盗っ人集団や巨鯨の言動へ否定的なだけらしい。
「じゃあ、ぶっ放しますね-」
 ともあれ、すたすたと脱衣所へ踏み込んでは、全身全霊をかけて魔法をぶちかますベルカ。
 突き出した両の掌から、白く輝く冷気を盗っ人集団の1人の頭目掛けて浴びせかけた。
「ぎぃゃああああ! 大事な髪の毛がああああ!!!」
 なけなしの頭髪をビキビキに凍らせられて、盗っ人が情けない悲鳴をあげる。
 痛覚のない髪そのものより頭皮の方が大変な事になっているのだが、本人はあまりのショックで気づいていない。
「盗難被害者の方も、コレに盗まれたってだけでも二度と穿く気しなくて廃棄したいと思われるかもしれませんし、凍らせますか、ね?
 そんな勝手な想像をしつつ、ベルカは盗っ人の足へ永久の氷河を放って激痛を与えている。
「加減せずに、盗人集団の全身凍らせてしまっても、まぁ、いいですよね?」
 ビビった盗っ人集団から寂しい髪の毛をふわふわ投げつけられるも意に介さず、爆煙の中で不敵に笑うベルカだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

城田・紗希
えっと……着てる下着を盗むって、どういうことなの?
オブリビオンになったせいで、泥棒になんか変な補正入ったの?

とりあえず、ウィザードミサイルで黒焼きにする……
(諦めて「オブリビオンだから倒す」に専念)
誘導弾でオーバーキルすればいいかな……
(猟兵が不利だったり泥棒が多すぎたら、全力魔法と範囲攻撃も追加)

下着が盗まれそうになったり、覗かれそうになったら太刀(紅時雨)の鞘の端…コジリ?で地面に叩き潰す。
……第六感で、覗くのが味方でも拾えるよね、たぶん。
「あーっと手が滑ったー(棒読み) ごめんねー、次はちゃんと鞘から出して突き刺してあげるねー(棒読み&目が笑ってない)」



「えっと……着てる下着を盗むって、どういうことなの?」
 城田・紗希(人間の探索者・f01927)は、予知の説明を振り返って思わず首を傾げていた。
「オブリビオンになったせいで、泥棒になんか変な補正入ったの?」
 なかなか鋭いツッコミもとい考察を述べる彼女は、かの銀河帝国旗艦インペリアルへと幾度となく赴き、中央コンピューターに囚われていた科学者達を助け出すほど、頭の切れる人物である。
「とりあえず、ウィザードミサイルで黒焼きに……」
 そんな紗希へ推察を諦めさせるだけ、ある意味名もなき盗っ人集団の突き抜けた変態っぷりも凄いのかもしれない。
「誘導弾でオーバーキルすればいいかな……」
 早速、紗希は続けざまに100本を超える炎の矢を射る。
「お転婆な嬢ちゃんだね、おいらが下着を脱がせてやるぜ!」
 しかし敵も去る者、炎の矢を受けた苦痛にのたうち回る輩が多い中、幸運にも矢を逃れた連中が紗希の下着を奪おうと襲いかかってきた。
「あーっと手が滑ったー。ごめんねー、次はちゃんと鞘から出して突き刺してあげるねー」
 咄嗟に紅時雨の鐺で小突いて反撃に出た紗希だが、その声音はまるきりの棒読み、勿論目も笑っていなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

河南・聖
良い事考えました。
どうせ魔法学園服が鉄壁スカート仕様で見えないわけですし、下着を身につけなければいいんじゃ?
……
いやいやいやいや、それやったら女としてというか人として駄目な気がします。
大体下はよくても上はどうしようもないですし。
そもそも中身が見られなくても盗られて下着見られたら十分恥ずかしいですしね。
というわけで、飛びます

さて、ペガサスで飛んだらジャンプでついて来ようとしてますね?
でもペガサスと違ってジャンプを繰り返すとなるとどうしても高さを稼ぐのに時間がかかるはず。
つまり、的ですね

さぁ、何か程よく凍ってる人もいるみたいですし、上から彩電で纏めて蹴散らしてあげます!

※アドリブ・連携歓迎



「良い事考えました。どうせ魔法学園服が鉄壁スカート仕様で見えないわけですし、下着を身につけなければいいんじゃ?」
 脱衣所へ向かう最中、河南・聖(ペガサスナイト・f00831)は、ふと名案を思いついて叫んだが。
「……。いやいやいやいや、それやったら女としてというか人として駄目な気がします」
 すぐに頭をぶんぶん横へ振って後悔していた。
「大体下はよくても上はどうしようもないですし。そもそも中身が見られなくても盗られて下着見られたら十分恥ずかしいですし……」
 どうすれば下着を易々と盗まれずに済むのか、聖が取った対策はペガサスに跨って飛ぶ事だった。
「親分! 天井に女の子が!」
 そして彼女の目論見通り、脱衣所内の盗っ人集団は皆して、聖を捕まえようとぴょんぴょんジャンプを始めた。
 これが、ただ聖を攻撃するだけなら、下着や髪を投げれば事足りるのだが、奴らは何より少女の穿いているだろう下着を求めて、直に手を伸ばさずにはいられなかったのだ。
 全くもって良い的がわりである。
「さぁ、何か程よく凍ってる人もいるみたいですし、纏めて蹴散らしてあげます!」
 それでも空中を蹴って高さを稼がれる為、悠長にはしていられない。
 聖は自分を追って跳んできた盗っ人集団へ色とりどりの雷をぶち当てて、全員を墜落させた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヘスティア・イクテュス
温泉と聞いて戦争で疲れた体を癒しに来たわ!
美肌にいいらしいわね!その…胸にも効能がある温泉もあるとか……

たっぷり満喫す…えっ下着泥棒…?
老若男女のべつ幕なし…変態だわ!!??

これは安心して入るためにも退治しないとね
そのなけなしの髪、ミサイルで全てを焼き払ってあげる!


下着はシルクの白
盗られたら、顔を真っ赤にしてとっ捕まえて押し倒す
この距離なら避けれないわよね、死になさい(笑顔)
超至近距離のミサイルの全弾発射、骨すら残さないわ

一人滅殺したらビームセイバーを展開
安心しなさい、一人も逃がさないわ



「温泉と聞いて戦争で疲れた体を癒しに来たわ!」
 と、元気良く温泉旅籠へ足を踏み入れたのは、ヘスティア・イクテュス(SkyFish団船長(自称)・f04572)。
「美肌にいいらしいわね! その……胸にも効能がある温泉もあるとか……」
 温泉の豊胸効能を気にする理由は、ピンクのセーラー服の盛り上がりの少なさから窺い知れる。
「たっぷり満喫す……えっ下着泥棒……?」
 そんなヘスティアが脱衣所へ入ってみたものは、名もなき盗っ人集団が雷を食らってひっくり返っている光景。
 彼らの背負っていた風呂敷包みは体重でひしゃげて、中から褌やら襦袢やらが飛び出していた。無論、若い娘が穿きそうなショーツもある。
「老若男女のべつ幕なし……変態だわ!!??」
 げにもっともな感想を叫んで、マイクロミサイルをぶっ放すヘスティア。
「そのなけなしの髪、ミサイルで全て焼き払ってあげる!」
「ぎゃああああ!」
「熱いー!!」
 寂しい頭に次々と山火事が起こって、のたうち回る盗っ人集団。
 しかし。
 頭だけでなく下着への無駄な闘志を燃やして、彼女の足首を掴む猛者もいた。
「きゃっ!」
 反射的に飛び退るヘスティアだが、その瞬間、今穿いているシルクの白い下着を這いずってくる盗っ人へ見られたかもしれないと思い至った。
「この距離なら避けれないわよね、死になさい」
 そうと察すれば当然、ヘスティアは顔を赤らめて大激怒。
 超至近距離でミサイルを全弾発射しては、骨すら残らぬほどに盗っ人を焼き尽くしたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アーチス・カーライル
※アドリブ・絡み歓迎

巨乳風呂…ここならもしかしてあたしも…!?
ってちがうわ!これはあくまでー研究の一環として、ね。温泉の効能の研究の為なんだからー!

そうそう、まずは泥棒をやっつけないとねー
跳んで逃げられると面倒だから【レプリカクラフト】で仕掛け罠を作って、足止めしてからエレメンタルロッドで(物理的に)ぼっこぼこにしちゃおうか!

(敵の攻撃が邪魔なら全力魔法で吹っ飛ばすのもやむなし…かな?)

そう言えばあたしはドロワーズだけど…まぁ、大丈夫よね?



「巨乳風呂……ここならもしかしてあたしも……!?」
 アーチス・カーライル(真理の探究者・f14237)は、紫の瞳を期待に輝かせるが、
「ってちがうわ! これはあくまでー研究の一環として、ね。温泉の効能の研究の為なんだからー!」
 すぐにズビシッと宙へ手刀を入れて、独りツッコミしていた。
「そうそう、まずは泥棒をやっつけないとねー」
 そんなノリの良いアーチスがまず始めたのは、レプリカクラフトによる仕掛け罠を作り。
 どうやら盗っ人集団の『これにて失礼!』を警戒して、容易には逃げ出せぬよう足止めするつもりらしい。
(「そう言えばあたしはドロワーズだけど……まぁ、大丈夫よね?」)
 脱衣所の床へオーソドックスなトラバサミを設置しつつ、ふと背筋に冷たいものが駆け上がるアーチス。
 恐る恐る振り返れば、頭からぷすぷすと黒煙を上げた盗っ人の1人が、鼻息荒くアーチスのジャンパースカートの中を覗き込んでいた。
「……これこそ、エレメンタルロッドでぼっこぼこにするのもやむなし、だよね?」
 アーチスは、奴の足をトラバサミががっちり挟んでいるのを確かめてから、エレメンタルロッドを振り上げる。
「ぎゃーーーッ!!?」
 物理的なフルボッコタイムが始まった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ホワイト・アイスバーグ
お嬢様とはぐれてしまいました…。
しかしやるべき事は仰せ付かっていますので、私のやるべき事をやるだけです。

作戦メモによると、『そこのお兄さん、私とぱふぱふしない?』と盗人に声を掛け室内に誘い込み、背後から殿方の急所に拷問具(ある意味正解)を当てて悶絶させてから、ユーベルコード【咎力封じ】を使い『こんな恰好が好きなんて、貴方変態ですね』と声を掛ける事。その時なるべく上から視点で冷ややかに言うと尚良しとあります。

よく意味は分かりませんがこれでお嬢様が喜ぶ姿が見られるならば、また皆様方の安心と安寧に繋がるならば、私ホワイト、身命に掛けて頑張らせて頂きます。



「お嬢様とはぐれてしまいました……」
 ホワイト・アイスバーグ(ミレナリィドールの咎人殺し・f14288)は、脱衣所前でキョロキョロと不安そうに辺りを見回していたが、
「しかしやるべき事は仰せ付かっていますので、私のやるべき事をやるだけです」
 そのお嬢様から渡されたらしい作戦メモをグッと握り締め、覚悟を決めて中へ突入した。
「……そこのお兄さん、私とイイコトしない?」
 豊かな胸を両手で持ち上げつつ、某有名RPGシリーズで定番のプレイに誘えば、
「するする!」
 もはや息も絶え絶えな盗っ人の1人が、のこのことホワイトの後を追って客室までついてきた。
 とはいえ、そこで本当に盗っ人の顔をお胸で挟んであげたりはしない。
 ホワイトは闘牛のように突っ込んできた盗っ人をひらりと交わして、背後から奴の急所目掛けて拷問具を挿し入れた。
「ひぎぃいいいい!!?」
「こんな恰好が好きなんて、貴方変態ですね」 懸命に盗っ人を見下して、冷ややかに吐き棄てるホワイト。
(「……よく意味は分かりませんがこれでお嬢様が喜ぶ姿が見られるならば、また皆様方の安心と安寧に繋がるならば、私ホワイト、身命に掛けて頑張らせて頂きます」)
 お嬢様の教育がよく行き届いているようで何よりである。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『白鯨斎髭長ノ進』

POW   :    白鯨の魔力(物理)
単純で重い【体当たり】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    びちびちヒレアタック🐋
【胸ビレ】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
WIZ   :    らぶすぷれ~🐳
【顔】を向けた対象に、【愛の潮吹き】でダメージを与える。命中率が高い。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠掻巻・紙衾です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●下心無き脅威
 猟兵達の融通無碍な活躍によって、温泉旅籠の脱衣所を荒らしていた名もなき盗っ人集団を1人残らず倒す事ができた。
 これで、旅籠に泊まっていたお客さん達も、安心して豊胸痩身効能の名高い温泉を楽しめる——はずだったのだが。
 バッシャァアアアアン!!
「きゃぁっ!」
 露天風呂には、招かれざる客がいた。
 巨大な鯨のオブリビオン、白鯨斎髭長ノ進である。
 バチャバチャバチャバチャ——!!
 白鯨斎髭長ノ進は、その巨体で大浴場の温泉を占領し、やたら上機嫌に泳ぎ回っては、大切なお湯を溢れさせていた。
 この調子だと、霊験あらたかな豊胸痩身の湯がすっからかんになるのも時間の問題だろう。
 どうやらこいつを撃破しない限り、温泉は楽しめないようだ。
 
ベルカ・スノードロップ
※連携、アドリブ、絡み、イジり(?)歓迎

和みますね
いや、和んでいるわけにも行かないですが
(それにしても、盗人対応では女性ばかりでしたね。やはり、あの手合いは女性の敵ですし、仕方ないですね)

鯨さんを狙って、ユーベルコードを放って【串刺し】です
召喚するのは、魔槍・聖槍・宝槍(を模したもの)です

【スナイパー】で確実に狙います
敵さん一体ですから、一点集中で【傷口をえぐる】感じで行きますね

連係時は声をかけていきますよ
流れ弾とかで、壁とか壊したら大惨事です
「平穏無事に、温泉を楽しむためにも、早く昇天してくださいね」

敵の攻撃は【見切り】で回避していきます



●ご対面
 豊胸痩身の湯。
「和みますね。いや、和んでいるわけにも行かないですが」
 脱衣所から出てきたベルカ・スノードロップ(享楽を求め続ける"ようかん"司祭・f10622)は、髭長ノ進の威容を誇りつつも可愛らしい見た目を前に、素直な感想を洩らした。
(「それにしても、盗人対応では女性ばかりでしたね。やはり、あの手合いは女性の敵ですしね」)
 脱衣所での大立ち回りを感慨深く思い返しつつ、魔槍とも聖槍とも取れる魔法の槍を召喚するベルカ。
 スナイプの腕を遺憾なく発揮して髭長ノ進を串刺しにすべく、槍投げの要領でナイトメアジャベリンを投げつけた。
「流れ弾とかで、壁とか壊したら大惨事です。気をつけないといけませんね」
 かような配慮からか、旅籠の壁を避けて外側へ投擲された宝槍は、見事巨大鯨の顎に命中。
「〜〜〜!!」
「平穏無事に、温泉を楽しむためにも、早く昇天してくださいね」
 下顎をズブリと突き破って激痛をもたらし、白鯨斎髭長ノ進をバタバタとのたうち回らせた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヘスティア・イクテュス
あら、かわいい…
可愛いんだけど退治しないとね…猟兵の辛いところだわ

…戦う前にちょっとだけ、あの大きな体を抱きしめちゃだめかしら…?




ティターニアで空を飛んで上からのミスティルテインの射撃よ
大きいし外れにくいでしょうから威力重視のモードで

狙えるなら温泉の外から狙いたいわね
体当たりをしようと外に出てくれば温泉のお湯がすっからかんになるのを避けれるし

こないならそのまま撃ち続けられるわ

うー…やっぱり可愛い敵って戦いづらい



「あら、かわいい……」
 ヘスティア・イクテュスも、脱衣所から温泉へと出るなり、白鯨斎髭長ノ進の容姿に心を奪われたらしい。
「可愛いんだけど退治しないとね……猟兵の辛いところだわ」
 そう自らへ言い聞かせていても、湯桁を踏む弾んだ足取りは隠しようがない。
「……戦う前にちょっとだけ、あの大きな体を抱きしめちゃだめかしら……?」
 もはや我慢できなくなったヘスティアは、気持ちの赴くままに髭長ノ進へ近づき、まるまるとした巨体をそうっと抱き締めた。
「!!」
 惜しむらくは髭長ノ進にヘスティアの想いが伝わらず、胸ビレでべちんと叩かれた事か——もっとも、ヘスティアとて満足したら真面目に戦うつもりだったが。
「おっと、流石に巨大ね。腕が回らないなんて」
 すかさずヘスティアはティターニアの推進力を利用して、空中からの射撃を試みる。
(「これだけ大きいと外れにくいでしょうから、威力重視のモードで」)
 ビームライフルの照準をを合わせつつも、じりじりと後退するのは、髭長ノ進を誘き寄せて湯船の外へ移動させる為だ。
 これ以上温泉の中で暴れられて、せっかくの豊胸痩身のお湯をすっからかんにされたくない——ヘスティアの切実な女心の表れである。
「うー……やっぱり可愛い敵って戦いづらい」
 そうぼやくものの、狙い通りに髭長ノ進が自分を追って湯船から這い上がってきたので、
「そこよ!」
 体当たりされる前にと、遠慮なく極太の光の帯を奴の顔面へ撃ち込むヘスティアだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アーチス・カーライル
アドリブ・絡みOK

あ、あー!!!あたしのきょにゅ……もとい研究対象!!
これは早急になんとかしなきゃだわ。

でもでもUCを使うと湯船壊しちゃうかもしれないし…
こうなったら物理で殴る続行ね!
逃げ足と見切りを使って敵の攻撃を避けつつエレメンタルロッドで、殴る!

ついでに謎のぷにぷに鯨、組織片でもよこしなさーい!研究してあげる!



 一方。
「あ、あー!!! あたしのきょにゅ……もとい研究対象!!」
 温泉を我が物顔で占拠する髭長ノ進を見て、アーチス・カーライルが悲壮な声を上げる。
「これは早急になんとかしなきゃだわ。でもでもユーベルコードを使うと湯船壊しちゃうかもしれないし……」
 余程豊胸痩身の湯の恩恵を自分で受けたいのか、必死に対策を考えるアーチスだが。
「こうなったら物理で殴る続行ね!」
 ——ゴスッ!!
 結局は盗っ人集団相手に用いた戦法再び。
 巨鯨の挙動から次の胸ビレビンタを見切ったり、逃げ足の速さを活かしてらぶすぷれ〜を避けたりと、アーチスはちょこまか動き回りつつ、
「ついでに謎のぷにぷに鯨、組織片でもよこしなさーい! 研究してあげる!」
 柔らかさと弾力に富んだ肉片でも拝借しようと意気込んで、ひたすらエレメンタルロッドで殴り続けた。
 ——ゴスゴスゴスゴスゴス!!
 殴りステを極めたヒーラーとはかくあれかし、とでも言いたくなるような、それはもう豪快な殴りっぷりだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

緋神・美麗
…和むわね。オブリビオンでさえなければ…でも放っておくと温泉が台無しになりそうだし、退治しないと、ね…。
「退治するには可愛すぎるのよね…。ある意味卑怯だわ…。」
出力可変式極光砲をダメージ重視で使用 【誘導弾】【鎧無視攻撃】で確実に当てて削る
「せめて苦しまないように最大火力で吹っ飛ばす」

他の猟兵の攻撃時には攻撃回数重視に切り替えて【援護攻撃】

アドリブや他の猟兵との絡み歓迎


ホワイト・アイスバーグ
(溢れるお湯を見ながら)
これが話に聞いた源泉かけ流しの温泉ですか。初めて見ますがなかなか豪快な物なのですね。
あら、なにやら周りの皆さんの反応を見ると違う様子で…。
湯船の中で暴れぬよう注意書きも発見いたしました。
これはいけません…!従者としては約束事は守らなくてはいけません。

この温泉は公共の場所、破壊されては皆様が悲しまれますので『咎力封じ』により動きを拘束させていただきましょう。
あとはバーン強く当たってスッと流れで。
倒しても残られては邪魔になりますので【祈り】を捧げ天に還って貰いましょう。

『白鯨斎髭長ノ進』様ご覚悟をなさいませ。



 他方。
「……和むわね。退治するには可愛すぎるのよね……ある意味卑怯だわ……」
 緋神・美麗もいざ白鯨斎髭長ノ進の姿を目の当たりにすると、オブリビオンへの義憤すら一瞬忘れて、その可愛さに見惚れていた。
「オブリビオンでさえなければ……でも放っておくと温泉が台無しになりそうだし、退治しないと、ね……」
 それでも強い正義感から、愛用の電球を構える美麗。
 出力可変式極光へ威力重視でサイキックエナジーを注ぎ込めば、まるで美麗の意志の強さを体現するかのように、鋭く眩い光を放った。
「せめて苦しまないように最大火力で吹っ飛ばす」
 美麗の宣言通り、髭長ノ進のぷにぷにした身体へ勢いよく吸い込まれるか如く飛んだ電球は、丸い腹をズブリと貫き破った。
 同じ頃。
「これが話に聞いた源泉かけ流しの温泉ですか。初めて見ますがなかなか豪快な物なのですね」
 ホワイト・アイスバーグは、白鯨斎髭長ノ進がアーチスへ向かってらぶすぷれ〜をぶっかけているのを見て、盛大な勘違いをしていた。
「あら、なにやら違う様子で……」
 それでも髭長ノ進と戦う猟兵たちや、『湯船の中で暴れるべからず』との立て看板の存在に気づけば、潔く状況を把握する。
「これはいけません……! 従者としては約束事は守らなくてはいけません」
 お嬢様の命令を優先するあまり、己が貞操を抛つ覚悟だったホワイトが言うと、とてつもない説得力がある。
「この温泉は公共の場所、破壊されては皆様が悲しまれますので動きを拘束させていただきましょう」
 そう決意してホワイトが投擲するのは、彼女の十八番、咎力封じ。
「『白鯨斎髭長ノ進』様、ご覚悟をなさいませ」
 ぐんぐん伸びる拘束ロープでぎゅうぎゅうと巨鯨を締めつける様は迫力がある。
 仕舞いには、色が色ならば凧糸を巻かれた巨大焼豚に見えるぐらい、ギチギチに巻かれた白鯨斎髭長ノ進。
「これが私の全力だーっ!」
 そこへ、美麗が手数を増やした出力可変式極光砲による援護攻撃を見舞って、
 ——べシャアッ!!
 ついに、白鯨斎髭長ノ進の息の根を止めたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『温泉旅籠で露天風呂を楽しもう!』

POW   :    竹でできた築地を登って隣の湯を覗くor覗き魔へ桶や石鹸を投げて撃退だ!

SPD   :    気づかれる前にササッと覗いて退散するorどこかから視線を感じるので俊敏さを活かして迎撃する

WIZ   :    自らの叡智を結集した完璧な覗き作戦を決行するor覗き魔の行動を先読みして罠をかける

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●血湧き肉躍る
 さて、猟兵たちの見事な活躍と、下着を盗み見られるという幾許かの犠牲のお陰で、名もなき盗っ人集団と白鯨斎髭長ノ進を倒すことができた。
 後は温泉旅籠を貸し切って、男湯と女湯に分かれている露天風呂を自由に満喫するのみである。
 ちなみに、男湯と女湯を隔てるのは細竹で組まれた薄い薄い生け垣のみ。
 旅籠の備品を壊す訳にはいかないが、こと生け垣に限っては定期的に作り直すため、多少はしゃいで壊れてしまってもお咎め無しだそうな。
 それでは、温泉における男湯と女湯の攻防を思い思いに楽しんでほしい。
ベルカ・スノードロップ
"胸の小さなスレンダーな女性"の姿
湯気は、その胸も隠しています
その女性的な柔らかさと、きめ細かな肌は
温泉の湯を弾きます
後から見れば、うなじの辺りが特に女性的です

こちらは男湯です


■覗き
生け垣壊しちゃっても良いのは
そういう事ですか……
先の戦いで、生け垣が壊れていたら
アーチスさんに『研究対象』扱いされたかもですね

積極的には、覗きません
むしろ防衛側の気が……
覗かれても、目が合ったら
笑顔で手を振ります

覗き被害は乙女心を傷つけますし
攻防前提で覗かないのも乙女心を傷つけるのでしょうか

もし、生け垣を壊しちゃう子がいたら
頭撫でて「めっ」です

※アドリブ、絡み大歓迎
※状況次第で、褒めちぎります(誘惑、言いくるめ?)


アーチス・カーライル
アドリブ・絡みOK

ふわぁ~~……今回は暴れまわったから温泉が身に染みるわぁ…ふぃ~
そして!これさえあれば!あれば!(フラスコに入れた温泉水を見つめつつ)
むふふふ~帰ったら研究して効能をばっちり調べちゃうんだから♪

覗き対策は【レプリカクラフト】でスリングショットでも作って、誰かがのぞき次第適当な物ぶっ飛ばせばいいかぁ~…それより今は温泉よ!

あっ待って!男湯!男湯の効能が気になるわ……
いやでも男湯に突撃するのは乙女としてどうなのかしら…


ヘスティア・イクテュス
ふぅ…これでやっと温泉でのんびりできるわね

あら、良いお湯ね
熱過ぎずぬる過ぎず、そしてお湯の少しぬるっとした感じが肌に良さそう
(手や足に塗るようにお湯をかけながら)
戦争での疲れが取れるわ…
っと平和になった自分の世界を思い
スペースシップワールドに生きる一人としてこれからも戦い他の世界も平和にすることで今回の恩を返すと決意

あっ、そういえば胸にも効果あるのよね……………




手の届く範囲には風呂桶と中に石鹸水を入れたものを用意
覗きがいたら思いっきり投げつけるわ
物理的にも目にも痛いわよ?
これは警告ね?次はミスティルテインで撃つわよ?


緋神・美麗
邪魔者は全部排除したし、これでゆっくり温泉を堪能できるわね。豊胸温泉の効果の程、しっかり試させてもらうわよ。
(自身の胸をマッサージしながら温泉にゆっくり浸かり)これでもっと大きくなれるかしら…。ママの血を引いてるんだからもっと大きくなれるはず…。
他の女性猟兵の胸の大きな人達を見て(なんであのサイズで豊胸の温泉に来てるのかしら…)とちょっと嫉妬してみたり
覗きは他の女性陣が覗こうとしていたら「ちょっと、なにやってるの」と窘めます
男性陣が覗こうとしていたら
「そこ、なにやってるのかしら」と、サイコキネシスでお湯・桶・覗き魔本体の順に投げつける
生け垣が壊れて遮るものが無くなったら慌てて岩陰に隠れる


ホワイト・アイスバーグ
行動【WIZ】
いけません、倫理観・風紀が乱れる様な気配がします…!
ここは公共の場、裸の付き合いと言えど羽目を外し過ぎてはいけません。
ここは私のユーベルコード【生まれながらの光】や湯煙を立て皆様方の姿を倫理規定内に収めたいと思います。全年齢対応です。

ところで私『桃源の湯』という意味を存じ上げていません。温泉は何かしらの効能があるとは聞き及んでいますが、はてはて??
しかし湯に浸かる文化というのも良いものですね。(浮力で胸の重みが)肩の重みが取れた気がします。

後はお嬢様を探す為、他の露天風呂を覗かせて貰うのに移動しますね。


河南・聖
思ったんですけど、ここまで比率としては女性の方が圧倒的に多かったですよね。
生垣見た時は覗き対策が必要かと思いましたけど、これなら特に対策も必要無いでしょうか。
まぁ、温泉って本来体を休める所ですから、無防備にゆったりくつろいでもいいですよね。
はぁ、ゆったり~。

……何だか面白味がないですね。
我ながら温泉でじっとしていられないっていうのもどうかと思うんですけど。
とりあえず、周りを見回してみましょう。
何か面白そうな事でもあるといいんですけど。

※アドリブ・絡み歓迎




 改めて、茶臼藩は田路宿の宿場町、豊胸痩身の湯にて。
「思ったんですけど、ここまで比率としては女性の方が圧倒的に多かったですよね」
 河南・聖は、洗い場の隅で掛かり湯をしながら、女湯の脱衣所の盛況ぶりを思い返していた。
「生垣見た時は覗き対策が必要かと思いましたけど、これなら特に対策も必要無いでしょうか」
 細竹で組まれた生け垣は、聖が心配するように、誰かが登ろうものならその重みでこちらへ倒れてきそうな薄さに見える。
「まぁ、温泉って本来体を休める所ですから、無防備にゆったりくつろいでもいいですよね」
 とはいえ、元より肝の据わっている聖だから、もし覗かれたらその時はその時だと楽観的に考えている。
「はぁ、ゆったり~♪」
 普段はボレロ丈ブレザーの内側で目立たない、大きさも形も申し分ない隠れ巨乳が、ぷかぷかとお湯に浮いていた。
「……何だか面白味がないですね。我ながら温泉でじっとしていられないっていうのもどうかと思うんですけど」
 最初はしこたまのんびりするつもりの聖だったが、ついつい退屈してしまって数分と経たない内に周りを見回した。
 その前方では、
「ふわぁ~~……今回は暴れまわったから温泉が身に染みるわぁ……ふぃ~」
 アーチス・カーライルが、若く弾力に満ちた肌を透明なお湯に委ねきっていた。
「そして! これさえあれば! あれば!」
 嬉しそうに呟いて見つめるのは、フラスコに入れた温泉水。
 口から湯気がもうもうと出ているが、別に怪しい雰囲気を醸し出している訳でもなく、ただ40度超えのお湯なだけである。
「むふふふ~帰ったら研究して効能をばっちり調べちゃうんだから♪」
 と、研究対象の採取にもそつのないアーチスは、男湯からの覗き対策も万全。
 レプリカクラフトの腕を発揮してスリングショット——水着に非ず——を作っていた。
「弾は……まぁ、誰かがのぞき次第適当な物ぶっ飛ばせばいいかぁ~……それより今は温泉よ!」
 と、ゆったりのんびり豊胸痩身の湯を堪能するアーチスだが。
「あっ待って! 男湯! 男湯の効能が気になるわ……」
 ふと湧いた謎を解決すべく、予備のフラスコを片手に立ち上がるのだった。
「いやでも男湯に突撃するのは乙女としてどうなのかしら… …」
 そして空いた方の手には弾がわりに握った軽石とスリングショット……まるで今しも男湯へ突撃せんとするその姿に、自分自身疑問に思うアーチス。
(「まるっきり男湯へ殴り込み行くような装備に見えるんですけど……」)
 聖も心の中でツッコんだ。
 一方、男湯では。
「なるほど。生け垣壊しちゃっても良いのはそういう事ですか……」
 ベルカ・スノードロップが、細竹で組まれた生け垣の草臥れ具合を眺めて、納得顔で頷いていた。
 女性的な柔らかい曲線ときめ細かな肌を保っているベルカは、湯気が平たい胸を隠しているから余計に、遠目から見れば女性と見紛う可愛らしさだ。
「先の戦いで、生け垣が壊れていたら、アーチスさんに『研究対象』扱いされたかもですね」
 ましてや、洗い場でかかり湯をすればその湯を肌が弾くのだから女性から見れば非常に羨ましく妬ましい話であり、実験対象にされそうというのもあながち冗談ではない。
 洗い髪をタオルで纏めれば、匂い立つ色気がますます女らしさを強めるベルガ。
「積極的には覗くつもりはありませんが、むしろ防衛側の気が……」
 再び湯に浸かってぼんやりと考える内容も、彼ならば無理からぬ事のように思えてしまうから不思議だ。
「覗き被害は乙女心を傷つけますからね……とはいえ、攻防前提で覗かないのも、また乙女心を傷つけるのでしょうか?」
 そう呟いてベルカがふっと生け垣の上を見やれば、
「「あっ」」
 知的好奇心に負けて男湯の温泉水を汲もうとしていたアーチスと、ばっちり目が合ってしまったのだった。
 他方。
「ふぅ……これでやっと温泉でのんびりできるわね」
 ヘスティア・イクテュスは、慌てるアーチスと彼女の肢体を悪気なく褒めまくるベルカをよそに、ゆったりとお湯に身を沈めていた。
「あら、良いお湯ね。熱過ぎずぬる過ぎず、そしてお湯の少しぬるっとした感じが肌に良さそう」
 細い手や足を塗るように撫でてお湯をかける顔は実に満足そうだ。
「戦争での疲れが取れるわ……」
 身体をお湯の浮力に任せて思うのは、遂に銀河皇帝を討ち取って、平和になった彼女の故郷、スペースシップワールドの事。
(「皆に救われた世界へ生きる一人として、他の世界も平和にする事で今回の恩を返す……そのためにも、これからも戦い続けなきゃね」)
 つい先日、猟兵——解放軍は力を合わせて銀河皇帝を打倒し旗艦インペリウムを消滅させて、銀河帝国というスペースシップワールドの脅威を取り除いたからだ。
(「あっ、そういえば胸にも効果あるのよね……………」)
 それはそれとして、温泉の豊胸効果を気にする辺りは、流石に年頃の乙女である。
 しかも、手の届く範囲へ中に石鹸水を入れた風呂桶を用意する周到さだ。
(「物理的にも目にも痛いわよ?」)
 ちなみにヘスティア曰く、あくまでも風呂桶たちは警告用で、懲りない覗き魔へは次にミスティルテインが待っているらしい。
 ともあれ、覗き魔の襲来を待ちつつ、ヘスティアはお湯に浸かったままバストのマッサージを始めた。
 同じ頃。
「邪魔者は全部排除したし、これでゆっくり温泉を堪能できるわね」
 緋神・美麗もまた、自身の胸を丹念にマッサージしながら温泉へゆっくりと身を横たえた。
(「豊胸温泉の効果の程、しっかり試させてもらうわよ」)
 霊験あらたかな豊胸痩身の湯の効能へ期待を寄せる傍ら、
(「なんであのサイズで豊胸の温泉に来てるのかしら……」)
 アーチスや聖、ホワイトのお湯にぷかぷか浮く巨乳を見せつけられれば、やはり多少なりと嫉妬せずにはいられない。
(「これでもっと大きくなれるかしら……ママの血を引いてるんだからもっと大きくなれるはず……」)
 それでも心落ち着けて温泉を楽しんでいた美麗だが、
「ちょっと、なにやってるの」
 強い正義感に突き動かされてか、男湯へ向かうアーチスの不穏な動きを目撃して、やんわりと宥めたり、
「ああ、覗きじゃなくて男湯の泉質を調べたくてお湯を汲みたいのよ」
「なんだ、それならそうと……」
「おや、これは良い目の保養になりますね。オブリビオン退治の役得でしょうか」
 そんな2人へ斜め上の気を遣って賛辞を述べたベルカに、
「そこ、なにやってるのかしら」
 サイキックエナジーでお湯の入った桶を投げつけたりと忙しかった。
 さて。
「いけません、倫理観・風紀が乱れる様な気配がします……!」
 生け垣側の攻防に気づいてか、妙な危機感を募らせるのは、ホワイト・アイスバーグ。
「ここは公共の場、裸の付き合いと言えど羽目を外し過ぎてはいけません」
 そうしかつめらしく言い聞かせるホワイトだが、
(「あの人、盗っ人の顔を胸で挟もうとしてましたよね……」)
 盗っ人集団戦を共に戦った聖からすれば、『お前が言うな』とツッコみたくなるのも尤もである。
「ここは私が一肌脱いで、何とか皆様方の姿を倫理規定内に収めるといたしましょう。全年齢対応です」
 ともかく根は真面目らしいホワイトは、自身の肉体から聖なる光を放出。
 眩いばかりの白い輝きで、いずれ現れるかもしれない覗き魔の視線から女湯に入っている面々を守ってみせた。
「ところで、どんな温泉でも何かしらの効能があるとは聞き及んでいますが、はてはて??」
 その傍ら、桃源の湯の効能、豊胸痩身について書かれた看板を探して、熱心に読んでもいたホワイト。
「しかし湯に浸かる文化というのも良いものですね。肩の重みが取れた気がします」
 幸せそうに呟くも、実際はお湯の中で巨乳が浮力を得て、重みが一時的に和らいだに過ぎない。
「おっと、あまりのんびりもしていられませんね。お嬢様を探さないと……」
 ホワイトは豊胸痩身の湯を充分堪能すると、大分前にはぐれてしまったお嬢様を探しに、他の温泉旅籠へ向かった。
 果たして、本当にこの豊胸痩身の湯に浸かった者の胸が大きくなるかは定かでないが、痩身効能だけで言うなら、今浸かっている猟兵たちは全員、多かれ少なかれ痩せていてもおかしくないだろう。
 オブリビオンとの激しい戦いをついさっきこなしたばかりなのだから。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年03月01日


挿絵イラスト