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【旅団】ピクニックに出かけよう

#キマイラフューチャー #【Q】 #旅団

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【これは旅団シナリオです。旅団「木陰にある家」の団員だけが採用される、EXPとWPが貰えない超ショートシナリオです】

「春ですよね」
 桜の季節は地域や世界によってはもう終わっちゃってますけどと付け足したのは、フェリクス・フォルクエイン(人間の天馬聖騎士・f00171)だ。なんでも先日桜を見るためにふらりと出身世界以外へ散歩に行ってきたらしい。
「もっとも、お花見には遅いとしてもピクニックとかにはよさそうな季節でもありますし」
 せっかくだからどこかに出かけてみませんかとフェリクスは言う。この日の天気も晴れて行楽日和。どこかに出かけてみるにしても、ちょうどよさそうで。
「あ、お弁当でしたら僕の方で用意しておきますよ」
 もちろんこれは他の面々がお弁当を用意してはいけないということではない。お互いにお弁当を持ち寄って一緒に食べたり中身の料理を交換したりしても良いとも思う。フェリクスはどうやらサンドイッチといくつかのおかずを用意するつもりのようだ。
「とりあえずの目的地は僕の故郷のとある丘にしておきましょうか。この時期なら野の花が一斉に咲いて花畑みたいになってるところとかもありますし、近くには水場もあるので」
 温かいというより暑いと感じる日も時折混じるようになってきている。水場の方は少人数なら水浴びも出来るとのこと。
「たまには英気を養うことも必要だと思うんですよ」
 よろしければどうですか、と笑顔でフェリクスは提案したのだった。


聖山 葵
 という訳で、今回はフェリクスと一緒にピクニックに行こうというお話となります。

 旅団員限定ですが、たまにはこういうのも良いかなと思いまして。

 では、ご参加お待ちしておりますね?
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第1章 冒険 『ライブ!ライブ!ライブ!』

POW   :    肉体美、パワフルさを駆使したパフォーマンス!

SPD   :    器用さ、テクニカルさを駆使したパフォーマンス!

WIZ   :    知的さ、インテリジェンスを駆使したパフォーマンス!

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🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「ようこそ、僕の故郷に」
 では出発しましょうか、とフェリクス・フォルクエイン(人間の天馬聖騎士・f00171)は促す。温かな春の日差しが降り注ぐ下、騒めくように立ち木の梢が風に揺れた。
櫻井・クロ
フェリクスちゃんとピクニックにゃ♪
春らしい服装に身を包み、お弁当を持ってお出かけにゃ
「フェリクスちゃんの故郷はこんな感じなのにゃね、良いところなのにゃ♪」
前のピクニックも楽しかったけど今回も楽しいのにゃ♪
景色を楽しみながら花畑についたらお弁当にゃね
「色々作ってきたにゃよ♪お薦めは鮭おにぎりと鯖の竜田揚げにゃ」
フェリクスちゃんと仲良くお弁当を食べたりあーんして食べさせるのもいいにゃね♪
「これも美味しいにゃね、フェリクスちゃんのお口にはあったかにゃ?」
食休みしたら水場もいくかにゃ
「せっかくだし水浴びも一緒にするかにゃ?」
水着はなくてもなんとかなるにゃよ(笑)

※アドリブやネタなどはお任せするのにゃ♪



「フェリクスちゃんの故郷はこんな感じなのにゃね、良いところなのにゃ♪」
 お弁当を抱えてくるり周囲を見回した櫻井・クロ(トラベルキャット・f12090)は、機嫌よさげにゆらりと尻尾を揺らした。どこかから風に乗って花の甘い香りが流れてきてそれが説明にあった花畑を思い起こさせる。
「ええ」
 気に入って貰えたようで良かったですとフェリクスは口元を綻ばせ、前方にあるなだらかな丘を示した。
「あそこが目的地にゃね?」
「そうです。そして」
 花が咲いてるのはあの辺りですねと示した手を下ろしてゆけば、丘のふもとに淡いピンクへ色の広がる場所が確かにあり。
「早速行ってみるのにゃ」
「え、あ、ちょ」
 ぎゅっと片腕を抱きしめられてあたふたする恋人を引っ張りつつクロは花畑に向かって歩き出す。
「ここにゃね」
 到着までにそう時間はかからなかった。
「お弁当にするのにゃ」
「そうしましょうか」
 花畑の手前に敷物を広げるクロにフェリクスも同意し、腰を下ろすと持参したお弁当を各々が並べて。
「色々作ってきたにゃよ♪お薦めは鮭おにぎりと鯖の竜田揚げにゃ」
 中身を披露しつつおにぎりを一つクロは手に取ると。
「あ、あーん」
 手に持って差し出したことで察したフェリクスが差し出されたおにぎりを口にする。
「今度は僕の番ですね?」
「あーん、にゃ」
 お返しに差し出されたサンドイッチを今度はクロが食べ。
「これも美味しいにゃね、フェリクスちゃんのお口にはあったかにゃ?」
「ええ」
 咀嚼し終えて尋ねるクロに首肯と一緒に返ってきたのは、恋人の笑顔。
「にゃ」
 そんな中、クロが思わず声をあげたのは、少し離れた場所が輝いていたからで。
「あ、あそこは水場があるんですよ」
 輝いたのは、水面に反射した陽光だったらしく。
「せっかくだし水浴びも一緒にするかにゃ?」
「そうしましょうか」
 クロの提案を受け入れたフェリクスはまだ知らない。水着がないと聞いていながらも交代で水浴びすればいいですよねと考えていたのが自分だけだったことを。
「ここに居たにゃね」
「ちょっ」
 水浴び中にクロと再会したことで慌てることになるのだが、それはお弁当を食べ終えてから少し先の話だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年04月15日


挿絵イラスト