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銀河帝国攻略戦⑯~突発LIVEは華やかに

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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「突然過ぎますけど、即興でライヴをしてもらう事は可能ですか。」
 聞いただけでは斜め上なお願いに、猟兵たちは思わずざわつき始める。
 プルミエール・ラヴィンス(はじまりは・f04513)は経緯を猟兵たちに話始めた。

「実はこの先の艦隊から流れてくる音楽で、先見艦隊の動きが止まってしまったんです。通信で確認したところ、なんというか……お馬鹿さんみたいになってたんです。」
 一体どういう事なのか 。
 プルミエールが言うには、脳みそがとろとろでお花畑状態らしい。
「この音楽は敵のクライングシェル艦隊による洗脳音楽である事が判明しました。このままでは演奏を聞いた艦が、どんどん艦隊から落伍してしまいます。」
 戦力低下を招くのは、数で劣る解放軍にとっては致命的だ。
「そこで皆さんには、敵艦隊を打ち破る程の熱いライヴをやってほしいんです。洗脳目的のライヴなんかに負けない位の、皆が盛り上がれるライヴを。」
 ライヴを行う為のセッティングは問題無いとプルミエールは小さな胸を張る。
 芸能船の音響設備を急ピッチで改良し、敵艦とのライヴ対決が行えるという。

「文字通り歌や音楽でだけでピンチを救う必要があります、こんな急で申し訳ないのですけど、ライヴの計画を急いで考えてきてくださいっ。」
 深く頭を下げてお願いするプルミエール。
 被害が増える前になるべく早くライヴを考えないとならない、普段とは違った緊張が猟兵たちを覆うのであった。


銖梨
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 著作権にあたる実在する曲名や歌詞を記載したプレイングは不採用となります。
 当然、替え歌もNGです。イメージ元の指定もやめてください。

 最近カラオケに行く頻度がめっきり減った銖梨です。
 歌ったり演奏したりするシナリオとなります。
 音楽バトルなので、敵側もライヴしているとお考えください。
 敵艦の音楽性等に希望があればどうぞ、該当者しない場合はご容赦を。
 それでは熱いソウルをぶつけて、音楽一本で敵を撃ち破りましょう。
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第1章 冒険 『洗脳音楽通信を撃ち破れ!』

POW   :    激しいビートで、魂を揺さぶり、洗脳音楽通信の影響を撃ち破る。

SPD   :    超絶的な技巧で、聴く者を圧倒して、洗脳音楽通信の影響を撃ち破る。

WIZ   :    心に響く歌声で、感情を揺り動かして、洗脳音楽通信の影響を撃ち破る。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

セラフィール・キュベルト
熱いライヴになるか…は自信ありませんが、私の歌が皆様の力になるのであれば。
僭越ながら、歌わせて頂きますね。

歌うのは、遍く愛の尊さ、あらゆる関係に伴う愛の素晴らしさを歌う歌。賛美歌のイメージです。
誰しも孤独にはあらず、愛し、愛される存在であると。
何より、私が皆様全てを愛し、慈しんでいると。
その愛を伝えたい、届けたいのだと。
そんな想いを歌詞に込めて歌い上げていきます。
シンフォニック・キュアも併用し、洗脳された皆様を癒す助けになればと。
「手を取り合い、参りましょう。光と愛に溢れる未来へ――」

※男ですが声質は所謂ボーイソプラノ。



「えっと、立ち位置は此方で宜しいのでしょうか。」
 慣れないステージに対しやや緊張気味のセラフィール・キュベルト(癒し願う聖女・f00816)は、ゆっくりと深呼吸を行い息を整える。
 派手なライヴを披露する自信は無い、しかし歌に必要なのが熱い情熱だけではない事をセラフィールは知っていた。
「では歌わせて頂きます、私の歌が皆様の力になります事を。」

 胸の手前で両手を合わせ、セラフィールが紡ぐは愛を説く調べ。
 修道院で育ってきた事もあり、神を讃えんとする歌はお手の物なのだ。
 少女の如きか弱い中にも強さを感じる旋律は、音響設備を通じて宙域に広がってゆく。
 歌詞を通じて伝わってくる愛の尊さ、歌声から感じ取れる愛の大切さ。
「全てを愛し、全てから愛される。愛を持って接すれば、ほら。」
 セラフィールの愛を伝えたい気持ちは、洗脳音楽を徐々にかき消している。
 それはあたかも愛によって優しく包み込んでいくかの様に。
 愛が伝わっている事を感じ取るセラフィール、愛を伝えたい気持ちが高まっていく。
「手を取り合い、参りましょう。光と愛に溢れる未来へ。」

 セラフィールの歌により語られる愛の素晴らしさは、結果としても結びつく。
 敵艦隊の一部にて洗脳音楽の放送が途絶したとの報が入ったのだ。
 シンフォニック・キュアによる効果で、味方艦でも正気を取り戻す人が現れていた。
 歓声に照れ笑いを浮かべながらも、セラフィールは心地良い気持ちで手を振る。
 愛は全ての生ける者に大切である事を、改めて実感する瞬間だった。

成功 🔵​🔵​🔴​

レイ・クロッシュ
【POW】

敵がどんな曲を……奏でてるかは……関係ない。僕は……僕の思う曲を……披露するだけ……だよ。

黒い着ぐるみ…JBDを出してターンテーブルを準備。相手の音をかき消すように…ハードコアテクノの曲を大音量でながすよ。
終わりになるに連れてキック音や重い音が激しく響く。響く。
曲が終わったら少しの休憩。

そしてここから本番
僕も……行くよ。

そう言ってベースを握り、ドラムの準備を終えた白い着ぐるみ…WDも入れ3人が一呼吸
━その瞬間に錬成カミヤドリで空中に展開したギター。そして一斉に鳴らす。奏でる。

ギターソロが終われば僕の番
猛り狂うこの気持ちを声に出しロックな曲を3人で奏でるよ。

この場が熱狂の渦になる程に。



「ん……じゃあ始めよう……かな。準備はこれで……大丈夫。」
 レイ・クロッシュ(紅と漆黒と白と・f10130)は召喚したJBDを見やる。
 黒いくまの着ぐるみDJであるJBDは、用意した機材を駆使して音楽を奏で始めた。
 ターンテーブルにセットされているレコードは、何れもハードコアテクノ系でビートの利いた曲である。
 リズミカルな曲同士を絶妙に混ぜ込んでいくDJならではのテクニックを披露するJBD。
 曲が進むにつれ小気味いい重低音やキック音が次々と響き渡っていった。

「つかみは……上々。此処からが本番……僕も……行くよ。」
 JBDより盛り上がった空間に、レイはベースを握り満を持して登場。
 彼の後ろには同じく召喚された白いくまの着ぐるみ姿のWDがドラムとして備えている。
 ステージ上で構える3人は、互いの気持ちを合わせるかの様に少し大きく息を吐いた。
 その次の瞬間、レイにより生み出される複数のギターたちが空中へ展開する。
 3人の上を覆う様に浮かんだギターは、レイの合図により一斉に弦を弾いて音楽を奏でていく。
 絶妙な音のコンビネーションが繰り広げられる様は、ギターによる合唱の様だ。

「今度は……僕の番……だね。」
 自らも気持ちが昂っているレイは、ベース演奏を始め歌いだす。
 それは情熱の限りのロック、気持ちが自然と声色に乗っていくのを感じる。
 両脇には白黒の着ぐるみたちが、レイの演奏を引き立てリズムを刻む。
 その心地良さに猛り狂う気持ちを、更に曲に奏でて伝えていく。
 ステージから放たれる熱情的な音楽は、敵艦の音響設備を熱暴走に陥らすには十分な威力だろう。
 その成果にレイは、2人の着ぐるみとハイタッチをして喜びを分かち合った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鈴木・志乃
※CD的な何かを持ち込み設備にぶっさす
【WIZ】【歌唱】
(マイク構えて、思い切り息を吸って)
(テンポ良くワクワクするようなイントロ、ドラム)

『『 F I R E !!』』【シャウトでパフォーマンス】

(ノリノリのギターのメロディ)

いつまでそこで寝ぼけてんの
もう始まっちゃってる止まらないんだ
駆け出す足音ほら見えるだろう
宇宙に描く光のライン

色とりどりの星が流れ
次は僕 次は君
冗談じゃないここで終わるか
賽は投げられた
もう火は点いているんだ

FIRE!
燃え上がる炎は止められない
FIRE!
消し去ることなんて出来やしない
FIRE!
だったら燃やし尽くすまで
FIRE!
ヤケドすんなよ
勝つのは俺達だ



「よし、そろそろ始めましょう。此方セットしますね。」
 鈴木・志乃(ブラック・f12101)は自前のディスクを装置に接続して再生させる。
 流れ出るはアップテンポなシンセサイザーによるイントロ、小刻みに刻まれるドラムの音とリズムが実に心地良く感じるだろう。
 志乃は音楽に合わせ細かく身体を動かしてリズムを取りながら、自分の中のテンションを高めていく。
 そしてイントロの終わりと共に思いっ切り息を吸い、マイクへシャウトしてみせる。
「FIRE!」
 熱い叫びに合わせてステージ後方からは火花が上がる。
 イントロとは打って変わり、ギターによるノリの良いメロディラインが形成されてゆく。

 いつまで そこで寝ぼけてんの
 もう始まっちゃってる 止まらないんだ
 駆け出す足音 ほら 見えるだろう
 宇宙に描く 光のライン

 志乃は歌詞をリズムに合わせて滑らかに刻んでゆく。
 軽快なステップも歌へのわくわく感を引き立たせる調味料となる。

 色とりどりの 星が流れ
 次は僕 次は君
 冗談じゃない ここで終わるか
 賽は投げられた もう 火は点いているんだ

 段階的に盛り上がりを見せていくメロディ。
 流れる様な動きを見せながらも、志乃はサビへと繋げてゆく。

 FIRE!
 燃え上がる炎は 止められない
 FIRE!
 消し去ることなんて 出来やしない
 FIRE!
 だったら 燃やし尽くすまで
 FIRE!
 ヤケドすんなよ 勝つのは俺達だ

 勢いのある叫びを連続し、曲とステージを湧き立たせる志乃。
 歌詞通りに燃え上がる情熱は、周りの空気をたちまち一変させてゆく。
 やがては志乃のコールに合いの手が聞こえてくる様になる。
 完全に場を掌握した志乃は、気持ち良く歌えた事に満足気な顔を浮かべる。
 敵艦隊の方角の幾つかからは、煙が何筋か上がっている様だ。
 自分の歌による戦果を実感しながら、汗を拭う志乃はステージを後にした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミュリエル・フォルクエイン
「歌うための道具がこの手にあって、私の歌がお役に立つのであれば――」
私は歌います。作ったばかりの歌もあることですしシンフォニックデバイスを起動し、ユーベルコード込みの全力で歌います
本職の歌い手ではありませんから振付や勢いでカバーを
状況によっては他の皆様の模倣をしたり一緒に歌います

以下歌の歌詞。歌の名前はまだありません

もういいと 仕舞ってた
密かな気持ちに 指が触れ
思い出し、切なくなる
息は白く 君は遠く

会いたいと 呟いて空を仰ぐ
叶わないと 知りながらも
ねぇ どこにいますか
わたしはまだ あの時のまま

だけど でも
あなたには 前を向いていてほしい
遠くから ただ願う
あなたの夢が かなう様に



「私は本職の歌い手ではありませんが、歌う為の道具に力がこの手にある。それでいて、私の歌がお役に立つのであれば……。」
 ミュリエル・フォルクエイン(オラトリオのアーチャー・f01452)は意を決してステージへと上がる。
 幸いな事に作りたての歌がある、歌う事によって皆が救われるのであればと。
 自分には歌を届ける力もあるのだと、自分を強く信じシンフォニックデバイスを起動させる。
 さぁ奏でて届けてみよう、名もまだ無き歌の調べを。

 もういいと 仕舞ってた
 密かな気持ちに 指が触れ
 思い出し 切なくなる
 息は白く 君は遠く

 曲調はバラードであろうか、美しいミュリエルの歌声が響き渡る。
 この歌を聞けば、思わず胸に何かが染みわたる様な気持ちになるのではないだろうか。

 会いたいと 呟いて空を仰ぐ
 叶わないと 知りながらも
 ねぇ どこにいますか
 わたしはまだ あの時のまま

 気持ちを素直に綴った様な歌詞は、どこか儚さを感じさせている。
 それはミュリエルによって神秘的な歌へと昇華させられていく。
 更に彼女は歌に合わせて全身を使った振り付けで感情を体現していた。

 だけど でも
 あなたには 前を向いていてほしい
 遠くから ただ願う
 あなたの夢が かなう様に

 思いの丈をフレーズ毎に確りと歌詞へと乗せた曲。
 まるで宇宙の中に青空が見えるのではないかと錯覚させられる威力だ。
 歌の余韻が残っている間に、遠目でも分かる程の爆発が見える。
 敵艦の音響設備がショートした影響なのか、派手に炸裂したらしい。
「上手くいった様です、嬉しい限りですね。」
 通信で届けられるアンコールの声に、恐縮しきりなミュリエルなのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

蛇塚・レモン
<WIZ>
あたいはこの宇宙に『愛』を届けるために全力で歌うよっ!
これでもアイドルの卵だもんっ!
これが!
あたいの!
シンフォニーだぁっ!

技能もなにもないけれど、誰かを救いたい一心で腹から声を上げて歌い上げる!
まるで絶叫、いや、絶唱!
ただがむしゃらに歌えば、徐々に心に響くはず!
(気合い+優しさ)

♪この歌声が光になって
♪誰かの心を響かせて
♪暗いこの宇宙(そら)を導いてあげる!
♪だから思い出して!
♪守りたい熱い気持ち!
♪立ち上がろう、夢にむかって!
♪飛び立てええええええええええぇぇぇぇー!!!!!!!!

テンションが上がりすぎて、あちこち飛び回るかも!
(念動力で体を浮かせて空中戦でアクロバティック演技)



「よーし、あたいも全力で歌ってみせるよっ。」
 やる気満々の蛇塚・レモン(叛逆する蛇神の器の娘・f05152)だが、何故か動きがおぼつかない。
 何しろこういう機会は初めてなのだ、興奮で胸の高まりが止まらないのだろう。
 アイドルの卵を自負するレモン、堂々の大舞台デビューとなるか。
「さぁ、宇宙の隅々まで愛が届く様に全力で歌うよっ。これがっ!あたいのっ!シンフォニーだぁぁあああっ!」

 曲想はリズム感があるソウルミュージック。
 レモンは序盤から全力で歌い上げる、その声量はアカペラ歌手も真っ青だ。

 この歌声が 光になって
 誰かの 心を響かせて
 暗い この宇宙(そら)を 導いてあげる

 割れんばかりの歌声、というより実際少し音割れしてしまっている。
 最新鋭の音響設備でもレモンの勢いにたじたじといった所か。

 だから 思い出して
 守りたい 熱い 気持ち
 立ち上がろう 夢にむかって
 飛び立てぇぇぇぇええええええええ

 コツを掴んだのだろうか、レモンの歌声がより強く響く様になっていく。
 自分でも上手く歌えてる実感があるのだろう、目がすっごくキラキラしている。
 仕舞いには身体を念動力で浮かせてパフォーマンスまでやり始めた。
「わ~いっ、気持ち良いっ。最高な気分かなっ!」
 彼女の全力な姿に心を打たれる者が続出しており、熱狂の渦が産まれていた。
 その強い力は敵艦の形を歪める程の威力となり、数艦を巻き込み爆散。
 見事に役目を果たしたレモンは、胸を張り歓声へ応える。
 こういう活躍も悪くはないと、レモンは宙返りを披露しながら思った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

竜石堂・はつら
洗脳音楽!
楽しい音楽を何だか悪いことに使うだなんてはつらさんはひどいと思います!
なのではつらさんは元気いっぱい歌いますっ

さっき頑張って考えた歌です「宇宙のうた」!


宇宙は黒い でもそれだけじゃないよ
宇宙に自由 バケツいっぱいのえのぐ
宇宙を描く ぜんぶぶちまけちゃおう

あの星もこの星も なんだか全然住めないけれど
キラキラだから それで充分

宇宙に全部ぶちまいて
色んなものが描かれて
そのすべてがきらきらで
なんだかとってもすごいから この世界は素晴らしい


歌も世界も素晴らしいんですから、壊させたりなんかさせませんっ!
ぴょんぴょんぺたぺた歌いながら洗脳なんて吹き飛ばしてしまいましょうね!



「楽しい音楽を悪い事に使うだなんて、はつらさんは酷いと思います!」
 竜石堂・はつら(どこかのはつらさん・f01374)は洗脳音楽に対しておかんむりである。
 何であろうと楽しむ為のモノを悪用される事は許せないのだ。
「洗脳音楽になんて負けません、はつらさんは元気いっぱい歌いますっ。」
 はつらさんはステージへぱたぱたと向かう、歌も考えてきたばかりらしい。

 宇宙は黒い でもそれだけじゃないよ
 宇宙に自由 バケツいっぱいのえのぐ
 宇宙を描く ぜんぶぶちまけちゃおう

 童謡テイストを感じさせる歌詞、ゆったりとした曲調ではつらさんは歌う。
 身振り手振りで宇宙そのものがキャンバスであると主張するかの様だ。

 あの星も この星も なんだか全然住めないけれど
 キラキラだから それで充分

 遠くに輝く恒星を指さし、えっへんと胸を張るはつらさん。
 たくさん輝いてるのは綺麗だから偉いという事なのだ。

 宇宙に全部ぶちまいて 色んなものが描かれて
 そのすべてがきらきらで なんだかとってもすごいから
 この世界は素晴らしい

 はつらさんにとって、宇宙には知らない事がまだ一杯ある。
 それでも星は沢山あるのに、全部光ってて凄いという気持ちが表れている曲だ。
「歌も世界も素晴らしいんです、悪いのに染まったら絶対に駄目なのです!」
 宇宙をもっと褒めてあげようと、懸命にぴょんぴょん跳ねているはつらさん。
 その健気な姿に心を打たれたのだろう、前方の敵艦が白旗を掲げているのが視認出来る。
 勝利の報を伝えられたはつらさんは、嬉しい気持ちをまた歌いたいと考えるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月17日


挿絵イラスト