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【サポート優先】ちょっとついでに

#アルダワ魔法学園 #戦後 #商会同盟

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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。


「猟兵の皆さん、お仕事ですよ」
 パンパンッと手を叩きながら、ヒース・アーベル(胡散臭い掃除屋・f35538)はそう言った。仕事なのは分かっているのだが……という言葉を飲み込み、彼の話に耳を傾けた。
「アルダワ世界の商会同盟の『温室』と呼ばれる場所に、『迷宮温室の女王』と呼ばれる災厄が発生しました。このままですと、温室内の他の植物に被害が出てしまいますので、さっくり倒してきてほしいのです。あ、迷宮温室の女王は全身様々な魔法薬の原料となりますので、倒したらついでに採集してきてください。採集した物は、事前に話をつけておいた商会で売れますので、お小遣い稼ぎには丁度良いかと」
 そんなに簡単に取引してしまっていい物なのだろうか。猟兵たちは疑問に思うが、すでに話をつけてきたということは、多分大丈夫なのだろう。それならば、確かにヒースが言う通り小遣い稼ぎにはなるかもしれない。
「ああ、そうそう。迷宮温室の女王が暴れているせいで、室内のメンテナンス……ま、ただの掃除なんですけれどね。それが怠っているそうなので、それもついでにお願いします」
 いやいやいや、ついで仕事が多くないか? そう思った猟兵たちは多かった。ヒースがわざとらしく、「いやー、お仕事とはいえ申し訳ありませんね。私も手伝えるのであれば、手伝いたかったんですけどねー」なんて言っている。それが余計に腹が立つ。だが、災厄を放っておくこともできないので、大人しく従うしかない。
「はい。そういうことですので、皆さん宜しくお願いします」
 後で文句を言ってやる……そう思いながら、猟兵たちはヒースに温室へと転送されたのだった。


萩野 千鳥
 はじめまして、こんにちは、こんばんは。萩野千鳥です。
 早速ですが簡単に説明致します。

『第一章:日常』
 温室内の手入れ、掃除などを行ってください。それっぽい能力値を選ぶと、それっぽい展開になります。

『第二章:ボス戦』
 迷宮温室の女王との戦闘です。できるだけ傷つけずに戦うと、後々売り物になりやすくなるかもしれません。

『断章について』
 特に入れる予定はありませんが、入れる場合は、プレイング受付時間等をタグ上でお知らせ致します。

『他』
 アドリブ、共闘不可の場合は、その旨をお伝えください。(例:ア×、共×、等)
 また、こちらはサポート優先シナリオです。通常プレイングも受け付けますが、絶対に採用するというわけではありませんので悪しからず。
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第1章 日常 『レッツ・メンテナンス!』

POW   :    気合いでメンテナンス。細かいことは置いといて、力技でいじっちゃえ!

SPD   :    技術でメンテナンス。細やかな手先で丁寧に、仕上げも綺麗に終わらせる!

WIZ   :    知識でメンテナンス。蓄えた経験こそがものを言う、やり方通りにやるだけ!

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ソフィア・エーデルシュタイン(サポート)
わたくしは愛され望まれたからこそ生まれてきましたのよ
だからこそ、わたくしはこの世の全てが愛しいのですわ

狂気的な博愛精神の持ち主
命あるものは救われるべき
蘇った過去はあるべき場所に還るべき
果たすためならば手を下すことに躊躇う必要などないと胸を張る

主に【煌矢】を使用し、牽制や攻撃を行います
勿論、他のユーベルコードも必要があれば使いますわ
わたくしの愛するきょうだいである水晶髑髏は、盾にも刃にもなってくれますのよ

怪我など恐れる必要はありませんわ
わたくしが役に立てるのであればこの身が砕かれようとも構いませぬ
他の方の迷惑や公序良俗に反する事は致しません
それは、わたくしを愛してくれる人達への裏切りですもの


シホ・イオア(サポート)
『前へ進む、痛みと祈りがシホの背中を押してくれるから』
怖くなって緊張すると 口調が硬くなる
背中の聖痕で相手の悩みや痛みを感じ取ってしまうため
敵でも癒したい・終わらせてあげたいという方向で動く
罠や防衛戦では建造物を作り豪快に解決することが多い
自衛手段を持たないものがいる場合は救助を優先
ユーベルコードは遠距離戦に強いものが多いが
残像を纏い剣と銃を使って接近戦も行ける
輝いているため隠れるのは苦手
一人称は「シホ」
連携アドリブ歓迎



「いくら迷宮温室の女王のせいで温室に入れないとしても、ちゃんと手入れしてあげないとお花が可哀想だよ!」
 四王天・焔(妖の薔薇・f04438)はぷんぷんと頬を膨らませながら、土に肥料を撒いていた。その隣で土と肥料を混ぜていたシホ・イオア(フェアリーの聖者・f04634)も、うんうんと頷きながら肯定する。
「シホはなんとなくお花さんの気持ちが分かるけど……シホたちが来るまで、頑張って耐えてたみたいだよ!」
 普通の人が見ても、明らかに手入れを怠っていると分かる状態だ。シホの背中の聖痕は、それよりも細かな花の状態を感じ取る。手入れされていないとはいえ、一見すると綺麗な花を咲かせているが、実際は栄養や水が足りていない状態だ。
「ええ。ですから、わたくしたちが助けなくてはなりませんわ」
 ソフィア・エーデルシュタイン(煌珠・f14358)も、雑草を抜きながら微笑んだ。
「命あるものは救われるべきですわ。蘇った過去に蹂躙されて良いものではありません」
「そうだね! ついでにー、とか言われたけど、見過ごせないよ」
「ついでじゃなくて、こっちも大事だよね☆」
 三人は楽しげに話しながら手入れを進めていく。とはいえ、そこそこの広さの温室だ。いくらやる気の溢れる猟兵とはいえ、疲労は溜まる。特に屈んだ姿勢は腰を痛める。
「……っ、流石に大変ですわね」
「もうちょっと人が来てほしいところだけど……」
 この温室のどこかに、迷宮温室の女王がいる。それは確実に分かっていることだ。だから、下手に一般人を中に入れて手伝ってもらうことはできない。勿論、三人とも猟兵なのだから、いざというときは護衛として動くことはできる。だが、護衛をするには、相手について知らなさすぎる。不意打ちに対応するのは、長年猟兵をしていても難しい。となると、他の猟兵たちに頼るしかない。だが、彼らは彼らで迷宮温室の女王を倒すべく別行動をしている。
「役割分担は大事だからね♪ 大変だけど……あとは、水やりだけだし! 最後まで頑張ろう☆」
 「そうですわね。……あ、わたくし用具室からホースを取ってきますわ」
「うん、お願い!」
 そう言うと、ソフィアは用具室へと向かった。しばらく彼女を待っていると、どこからともなくドンッと大きな音が鳴る。
「! 今のって……」
「もしかしなくても、迷宮温室の女王かな?」
「用具室の方に行ってみよう!」
 焔とシホはソフィアが向かった用具室へと駆ける。途中、生い茂る植物の合間から、女性の姿を模った植物のような物が他の猟兵と戦っているのが見えた。どうやら、戦闘が始まったらしい。
「ソフィアさん!」
「お二人とも、どうしてここに……」
「さっき大きな音がしたからね! 心配で来たんだよ!」
「他の猟兵さんたちが、迷宮温室の女王と戦い始めたみたいだよ」
「そうでしたの。ありがとうございますわ」
 ソフィアは二人に礼を言うと、シャワーホースを手に持ちながら続けた。
「では、手入れしたところを荒らされないように、わたくしたちも早く戻りましょう。水やりもまだですからね」
 焔とシホは頷くと、先程まで手入れしていたエリアへと戻っていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『迷宮温室の女王』

POW   :    百裂蔓撃
【髪のように見える無数の蔓】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    捕縛液噴射
【腹部の食人植物】から【刺激臭のする液体】を放ち、【空気に触れると凝固する性質】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    女王の花蜜
レベル×5体の、小型の戦闘用【昆虫型モンスター】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。

イラスト:夜神紗衣

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠神楽火・夢瑪です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

月夜・玲(サポート)
『さてと、I.S.T起動。お仕事お仕事。』
口調 元気(私、~君、だね、だよ、だよね、なのかな? )


お仕事ついでに研究も出来るんだから、この仕事良いよねぇ
さあ、私の研究成果の実験台になってもらうよ

模造神器という独自の兵器開発を生き甲斐とする研究者
誰にでも気さくに砕けた口調で話しかける
戦いは全て研究の為、楽しみながら戦闘を行う
全ては研究の為、研究と戦闘を楽しめる猟兵生活は結構気に入っている
戦闘スタイルは4本の模造神器から2本を選び、二刀流で敵と戦う形です
UCで遠距離戦闘にも対応したSF剣士

日常ではのんびりと景色を楽しんだり風情を楽しんだり
冒険では考察しながらじっくり進む

あとはお任せ!


木元・祭莉(サポート)
「よっし、おいらに任せといてー♪」

グラップラー×サウンドソルジャー、14歳の人狼少年です。
前衛肉弾派で、積極的に行動します。
まだまだ未熟なアホの子ですが、やる気だけは人一倍!

あまり悩まずさっと決断して、臨機応変に切り替えて、いつも楽しそうにテンション高く行動します。
本人マジメでも、結果コミカルになりがちです。

ユーベルコードは、地味に戦闘力底上げに使うことが多いです。
最後は、グラップルの正拳一撃で締めるのが理想形。

多少の怪我は耐性のおかげで気付かず、肉を切らせて骨を断つ、がモットー。
いつも笑顔で、後先考えず。でもちょっとビビリ。

あとはおまかせで。よろしくおねがいします!


ハロ・シエラ(サポート)
私はハロ・シエラ。
戦う事以外は不得手です。
また、オブリビオンによる問題に対しては説得などより戦いで蹴りをつけるのを好みます。

口調は(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)。
基本的には誰に対しても敬語です。
戦術としては【第六感】と【見切り】を駆使して勝機を見出し【カウンター】や【鎧無視攻撃】で敵を仕留めるスタイルです。
真面目に戦いますが、強敵が相手なら【毒使い】や【投擲】、【物を隠す】による【だまし討ち】も視野に入れましょう。

ユーベルコードは戦況に応じて何でも使用しますが、味方や一般人は巻き込まない様に努力します。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「全身が魔法薬の材料になるだなんて……研究のし甲斐がありそうだよ」
「結局、おいらはよく分からなかったんだけど、とにかく倒せば良いのかな?」
「最終目的はそうですね。災魔ですので」
 迷宮温室の女王を探すために、月夜・玲(頂の探究者・f01605)と木元・祭莉(功夫が足りていたから・f16554)、ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)は温室内を歩き回っていた。他の猟兵たちが温室のメンテナンスをしているとはいえ、まだ完全ではないようだ。全体的に植物の元気がないように見える。早く女王を倒して、ここの管理をしている人たちも入れるようにした方が良さそうだ。
「早く解決した方が良いみたいだね」
「そうですね。しかし、迷宮温室の女王とやらは一体どこに……」
「よーっし! ここはおいらの勘で……こっちかな!」
 祭莉が植物の生い茂る道を指を差す。本当にこっちで合っているのだろうか……玲とハロはそう思ったが、今は手掛かりがない。祭莉を信じて、彼が指を差した方向へ三人で向かう。
 しばらく歩いて行く三人。どうやら背の高い植物が植えられていた場所だったらしく、徐々に緑が深くなっていく。
「本当にこっち?」
「おいらの勘はこっちだって言ってるよ!」
「……まぁ、いざとなれば他の猟兵たちもいますから」
「あー! おいらの勘、信じてないね??」
「…………」
 玲とハロはそっと目線を外す。言外に「そうだ」と言っているようなものだ。祭莉はむーっと頬を膨らませながらも、先へと進む。すると、ドンッと大きな音が鳴る。それは丁度三人が向かっている先で鳴ったようだ。
「! 今のは……」
「まさか、本当にこの先にいたの?」
「言ったじゃん! おいら、言ったじゃん!」
「ごめんごめん。お詫びと言うのもアレだけど、先に様子を見てくるよ」
 玲はそう言うと、特殊バイクである『EX:I.S.T[BK0001]』に跨り走って行った。
「祭莉さん、私たちも向かいましょう」
「うん!」
 走り去っていた彼女を追うように、ハロと祭莉も向かった。


「この見た目はなかなか……BK0001、戦闘支援モードに移行。リンク開始」
 EX:I.S.T[BK0001]を変形させ、更にスピードを上げる。
「キエェエエエエッ」
 女王の服ににある食人植物から、何やら刺激臭のする液体が放たれた。玲はそれを避けると、液体に触れた植物が液体を纏い、凝固していく。どうやらあの液体に触れない方が良いようだ。更にスピードを上げ、黒剣『《RE》Incarnation』を片手に構えて、すれ違いざまに女王を斬りつける。
「ギャァアアアア!」
「うわっ、うるさいなぁ……! でも、行くよ、メカタマコ!」
 玲に追いついた祭莉は、そう声を上げる。すると、どこからともなく現れたニワトリ型ロボット『メカタマコ』が女王を囲んだ。
「玲ちゃん、避けてね!」
「了解!」
 玲がメカタマコの包囲から逃れると、祭莉は指を一つ鳴らす。すると、メカタマコの包囲内で裁きの雷が女王に向かって落ちる。
「アアアアアアアア!!」
 雷を受けた衝撃で、女王は叫ぶ。それに呼応するように、どこからともなく昆虫型のモンスターが次々と現れる。
「その悪しき理……止めてみせます!」
 植物の陰に潜んでいたハロは、自身の胸から生命エネルギーを放出する。そのエネルギーの影響か、先程召喚された昆虫型のモンスターは姿を消した。その隙に、レイピア『リトルフォックス』で更なる追撃を女王に与える。
「ガッ、アアァアアアア……!!」
「まだ足りないようですね」
 すぐに生命エネルギーの放出を止め、ハロは一度後ろに退いた。
「ハロちゃん! 他の仲間たちが来たみたいだよ!」
「一旦、退こう!」
「ええ」
 他の猟兵たちが到着したのを確認した三人は、一度戦線から離脱したのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


満月・双葉(サポート)
ダメージは【激痛耐性】を用いて無視
連携が必要であれば行う
仕事を完遂するためなら手段は選ばず、何らかの犠牲を払う事もする

【爆撃】の魔術が専門で格闘技に爆撃を混ぜて威力をあげるなど戦術に織り交ぜる
アイテム【虹瞳】は義眼として左目に収まり、裸眼として晒せば視界に収める対象に対して【生命力吸収攻撃】を行う。仕様の際に眼鏡(魔眼殺し)を外す必要がある
大根には爆発の【属性攻撃】が付随し【爆撃】で広範囲の攻撃を行う
敵の攻撃は【野生の勘】で交わすことが可能
武器桜姫は【捕食】による【生命力吸収攻撃】がある

請け負った仕事は完遂させるが、『自分は滅ぼされるべき悪』という思考回路から破滅的な行動をとることが多い


姫神・咲夜(サポート)
 桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
 普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。

 あとはおまかせです。よろしくおねがいします!



 ドンッという大きな音がした。きっと、既に他の猟兵たちが迷宮温室の女王と接敵したのだろう。星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)と姫神・咲夜(静桜・f24808)は、その音が鳴った方へと向かう。
「ここでしょうか」
「そうみたい」
 丁度、他の猟兵たちが攻撃を当てた直後だった。どうやら、彼女たちは一旦退くらしい。そんな彼女たちと入れ替わるように、二人はは戦線に立った。
「戦わなくて済むのであれば、戦いたくないのですが……」
「流石に、人に迷惑をかけているからね。そうも言ってられないよ」
 杏梨は『流星の聖剣』を構え、じりじりと女王との距離を詰める。咲夜はそんな彼女をサポートすべく、ふわりと桜の花びらを放つ。
「多少回復してしまいますが……この隙に」
「分かったわ」
 咲夜は、本格的に花びらを女王の周りに舞わせる。その桜の花びらは陽気な春の暖かさがあるからか、女王を眠りへと誘う。
「グ、アァ……」
「――剣刃一閃」
 ぼそりと杏梨が呟くと、頭部にある蔦の部分を斬り落とす。流石にその痛みで目が覚めたのだろう。女王は金切声をあげながら、残った蔦で杏梨を投げ飛ばす。
「くっ……!」
「杏梨さん!」
「ん、大丈夫」
 杏梨も、こうなることは想定していた。そのため、上手く受け身を取り着地する。
「ガァ、アアアアア!」
「もう一度、眠らせてから攻撃を――」
「この調子でやってたら日が暮れますよ」
 くいっと眼鏡を直しながら、満月・双葉(時に紡がれた忌むべき人喰星・f01681)は爆撃の魔術を展開しながら、女王に拳を一発決める。
「ギャアアアア!!」
 悲鳴を上げる女王。その声に、再び昆虫型のモンスターが召喚される。昆虫型のモンスターは三人に襲い掛かろうとしたが、各々の武器で払い退ける。一体一体は弱いらしい。すぐに地面に落ちていく。だが、数が多い。
「このままでは、女王に辿り着けませんね」
「こうなったら……力を貸して」
 双葉はフルートを持った双子の姉の霊を召喚する。その霊は持っていたフルートを奏で始めた。すると、その音を聞いた昆虫型のモンスターはぼとり、ぼとりと落ちていく。
「僕がこっちを相手してるから、今の内に」
「はい!」
 咲夜は再び、桜の花びらを舞わせる。女王は抵抗しようとするが、睡魔からは逃れられない。女王の動きが鈍ったその隙を杏梨が突く。
「次はとどめの一撃だよ」
「グォオオァアアアア!!」
 流星の聖剣で女王の身体を斬る。切断された女王は力尽き、地面に倒れ伏した。


「えっと、これを採取すれば良いんだよね」
「はい。お金云々は置いといて、魔法薬として利用できますので」
「これ、もう爆破しちゃだめですかね」
「他の植物に飛び火してしまうかもしれませんから……」
「ちぇー」
 もう動く様子がない迷宮温室の女王の身体を、杏梨、咲夜、双葉の三人を含めた猟兵たちが、持ち運びやすいように丁寧に切っていく。その傍で猟兵たちの仕事っぷりを見ていた商人が、ぺこぺこと頭を下げながら話しかけてきた。
「いやー、すみませんねぇ。この災魔は危険ではあるのですが、本当に色々な薬になるので……」
「まぁ、仕事のついでですからね。ついで、ついで」
「ははは……本当に助かります。その代わりと言ってはなんですが、報酬は弾みますので」
 その発言に、お金大好きな猟兵たちが歓喜の声をあげた。
「兎にも角にも、この温室に平穏が戻ってきて何よりです」
「だね!」
 そう言いながら、作業を続ける。その後、猟兵たちは報酬を受け取ると各々帰路についた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年04月21日


挿絵イラスト